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オペラ座の怪人 コレクターズ・エディション

オペラ座の怪人 コレクターズ・エディション (初回限定生産)

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発売日に買ったまま放置していたのを、ようやく鑑賞。プロジェクタの電源をひさびさに入れたんだけど、他にもここ数ヶ月分の未見 DVD が(;´Д`)ヾ。早く観ないと・・・。

ミュージカルの代名詞的作品の映画化。本当は劇場に観に行きたかったんだけど都合が合わず、DVD 化を心待ちにしていた作品でした。1 月末に劇場公開されたのが 7 ヶ月後には DVD 化されているんだから、今の映画のライフサイクルってすごいです。でも劇場行くの面倒だから DVD 出るの待てばいいじゃん・・・という作品も最近は多いような(;´Д`)ヾ。


モノクロで描かれる、現在の年老いたラウルのシーンと、極彩色で描かれる回想シーン(こちらが本作のメイン)との対比がものすごく鮮やかで、それだけで引き込まれていく感じなんですが、映像だけじゃなくて音楽があってこそ黄金や真紅が真の輝きを発揮しているというか、まさに「豪華」な映画。
キャストはネームバリューではなく歌唱力で選ばれたというだけあって、主役 3 人の歌は吹き替え無しでも全然問題ない、というかみんな驚くほど上手いですね(ファントム役のジェラルド・バトラーはときどき惜しいところもあったけど)。

演出も手を抜いているところがなくて、ほぼ完璧といっていい出来映え。原作や舞台と違うのは、ファントムが超越的な存在ではなく、かなり人間味溢れる存在として(新たなバックストーリーも用意して)描かれているところ。普通ならクリスティーヌが主役でファントムが対役というところだろうけど、これでファントムの人間的な存在感がぐっと大きくなっているように思います。
でも中盤以降(伏線という意味では、冒頭からか)のファントムの心境の変化をあからさまに見せようとしている演出がミエミエなところがあって、ちょっと萎え。でも、それ以外はあまりツッコミを入れたくなるようなところもなく(キレイに演出されすぎてて突っ込みたくなるところはけっこうあったけど)、完成度の高い作品だと思いました。音楽が良いので、部分的にでも繰り返し視聴したいですねー。

しかしこの作品、音響的には爆発音とか効果音が少ない代わりに音楽のダイナミックレンジがかなり広いので、プロジェクタの動作音が逆に気になってしまいました(p の音が聞き取りづらくなる)。プロジェクタもそろそろ買って 3 年経つし、買い換えないまでもファンの換装くらい考えてみようかなあ・・・。

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