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十二人の怒れる男

十二人の怒れる男

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17 歳の少年による殺人事件の裁判に、12 人の陪審員が招集された――。

自分が blog で映画ネタをやるとしたら、ぜひ紹介したいと思っていた作品です。
米国での裁判の方式として採用されている陪審員制をテーマにした、法廷劇(というか陪審員室だけど)の名作中の名作。日本でも 3 年以内に裁判員制度が施行されるようですが、そういう意味でも一度観ておきたい作品だと思います。


作品はほぼ完全に陪審員室のみ(プラス、化粧室のシーンくらいはあるけど)の密室劇。シーンの切り替えもほとんどなく、12 人の議論のみでドラマが展開していく緊迫感がたまりません。そして、アメリカ人男性を無作為に 12 人一カ所に集めたらこうなりそう、というステレオタイプな登場人物たちが、客観的なつもりで実はごくごく主観的に審議している事件の真相。徐々に明かされていく真実と、一人ひとり覆されていく主張・・・淡々と進むストーリーながら、ここまで引き込まれる映画もなかなかないんじゃないかな。

モノクロで画質も期待できない古い作品だけど、映画の面白さは画質やサラウンドじゃないことを改めて認識させてくれる作品だと思います。

コメント

  1. むっちー より:

    これメチャクチャ観たいんです!

    映画って新しい古いではなく、脚本の良し悪しだと
    思っているので、こういう映画には食指が動きます

  2. B より:

    私はこれ出てすぐの頃買ったけど、
    最近ならけっこう安く再販されてるので買いだと思います。
    繰り返し観る価値ある作品だと思いますよー。

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