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2007 年の家庭内 LAN

前々から何度か書いていますが、今年は家庭内ネットワーク関連のハードウェア市場がひさびさに熱そうな年なので、ウチも早めの移行を考えています。自作機を無線 LAN 接続しているせいで、B フレッツのスピードが活かせてないというのもあるし。
ターゲットにしているのはもちろん .11n と PLC のどちらか。両方とも去年からぼちぼち製品が出てきているものの、本格普及はこれからといったところ。

PLC のほうは、昨年末に松下から製品が出た途端に売り切れ、というブレイクぶりが報道されていますが、「ノイズが酷い」「期待ほど速くない」「意外と簡単には繋がらない」などネガティブな話もちらほら出ていますね。「PLC ノイズ」でググったらそれこそ山ほど関連記事が見つかるほど。短波ラジオへの影響が大きくて行政訴訟にまで発展しているようですが、個人的には家庭用電源の質への影響が気になります。オーディオ・ビジュアル的な影響はまださほど取り沙汰されていないものの、対応電源アクセサリも出てきていますし、オーディオ機器への PLC ノイズ対策は近い将来当たり前になりそうな気もします。
PLC 自体は、ワイヤレス LAN では適さないフロア間のネットワーク接続に向いていたり、将来的にはテレビをコンセントに繋ぐだけでネットワークに接続できるような仕組みも考えられたり、面白い方式であるとは思うのですが、まだまだこれからかな、という雰囲気。

一方で私が今年の本命と考えているのは .11n。既に枯れている .11a/g の上位互換なので、強みも弱みもだいたい想像できるのがメリットでしょうか。製品的にはまだドラフト版 .11n 対応のものばかりですが、今出ているものならばほぼそのまま正式版 .11n にも対応できそうだし、ルータだけ先に買っておいてもいいかなと思っていたり。ただ、まだ PC カードタイプ以外のクライアント機器(とりあえず自作機のネットワークを高速化するのが先決なので、Ethrenet-WLAN コンバータが欲しい)があまり出ていないんですよね。ルータ側は現時点で選ぶなら NEC の AtermWR8200N か Apple の AirMac Extreme か、といったところだけど、NEC のは 5GHz 帯に対応していないので、本命は AirMac Extreme かなあ、と。まあ、どちらにしても AirMac Extreme もまだ発売したばかりで評価もされていないので、もう少し見極めてからにするつもりですが、Santa Rosa 以降は PC 内蔵のワイヤレス LAN も .11n がほぼ標準になってきそうですし、夏ごろまでにはルータ側だけでも準備しておこうかな、と考えています。

コメント

  1. MAO より:

    PLCは揉めてますね…AMラジオファンの自分にはあれは正直ヤメテホシイとこです。(もともと電力線インターネットの布石にしたかったとか…町中にあんなのばらまかれたらえらいことです)

  2. NETGEARのこれを使ってますが、802.11gでワンルームの端から端まででも繋がらないことあり。
    http://www.netgearinc.co.jp/products/WNR854T.asp

    ダサいからと思ってアンテナ外出しじゃないのを選んだけど、
    今更ながらアンテナ外出しの方がいいかもと思いつつあります。
    Buffaloの新しいのが気になります。
    http://buffalo.jp/products/new/2007/000384.html

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