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Canon EOS 7D

キヤノン、ファインダー視野率100%のAPS-C最上位機種「EOS 7D」 (デジカメ Watch)
キヤノン / EOS 7D

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キ    タ    ゼ    !    !    !

スペックは事前のリーク情報どおり、以下のとおり。

  • イメージセンサは 18Mpx APS-C サイズ CMOS
  • ISO(常用感度)は 100~6400、拡張設定で最高 ISO12800 まで対応
  • 連写速度 8 コマ/秒
  • 画像処理エンジンはなんとデュアル DIGIC 4!
  • 視野率 100%、倍率等倍(!)のファインダ
  • 19 点全点クロス AF、中央は F2.8 対応デュアルクロスセンサ
  • 3.0inch/VGA 背面液晶
  • 当然ライブビュー対応
  • 動画撮影対応。1080/30p・25p・24p および 720/60p・50p。
  • 水平および前後の 2 軸電子水準器内蔵
  • EOS DIGITAL 初の内蔵ストロボトランスミッター搭載
  • 防塵防滴ボディ

まあすごいスペックだと思っていたらとどめはデュアル DIGIC 4 でしたか。これでもう足りないのは交換式フォーカシングスクリーンくらい?現在の APS-C 機に入れられるスペックは漏れなく網羅したという感じで、アキレス腱になりそうな 1800 万画素 CMOS 以外にはほぼ非の打ちどころがない、APS-C フォーマットのフラッグシップ機と言い切って差し支えない内容だと思います。二桁系 EOS は 20D を出して以来、一部ユーザーから「代わり映えがしない」だの「出し惜しみ」だの言われ続けてきましたが、これはもうそんな揶揄を吹き飛ばす意欲作。APS-C 機のフラッグシップといえば D100 以来ずっとニコンが張ってきていましたが、まさに今の D300s の向こうを張るモデルが出てきました。

7D という名前はかなり以前から 5D の後継機、もしくは 5D2 の廉価機として廉価版フルサイズ機という噂がまことしやかに囁かれていましたが、意表を突いて APS-C の最上位機種、という位置づけで出てきました。まあスペック的には APS-H な 1D 系の内容をほぼ凌駕してしまう内容なので、むしろ細々と生き残ってきた APS-H 機を緩やかに終息させていくための役割を背負っているのかもしれません。
去年末の「フルサイズ祭り」以来、ハイアマチュア層にはフルサイズ信奉が再び盛り上がっていますが、個人的には半導体の進化の道程からいってセンサの小型化は理に適っていること、またレンズやボディそのものの小型化や低価格化が容易なことなどから APS-C フォーマットはもっと評価されてしかるべきと考えていたので、この「APS-C のハイエンド」という 7D の位置づけは歓迎したいと思います。ただ、開口率を上げてノイズを抑えたとはいえ APS-C サイズのセンサに 1,800 万ドットという解像度はちょっと極小画素すぎて画質的に不安を拭えないので(現在の技術でこの極小画素と画質を両立するなら裏面照射 CMOS しかないんじゃないかと思います)、PowerShot G11 のように画素数を従来機から減らす、もしくは据え置きといった「英断」も欲しかったところではあります。

最近α700 ばかり使っているとはいえ、レンズ資産が十分すぎるほど揃っている&モータースポーツ撮りにはやっぱり EOS の高速 AF は捨てがたい&レンズ内手ブレ補正はやっぱり使いやすい&CONTAX レンズが使えるのは m4/3 を除けばキヤノンだけ!という環境の私はこの 7D、購入決定です。ボディデザインが 20D/30D 時代に先祖返りして、操作ボタン系が今の 30D から移行しやすいのに加えて、買い換えたことがバレにくいのが大きい(ぉ。ただ価格帯的に予想より上に行ってしまったので、まだ貯金が 1/3 くらいしかできてません(´д`)。なんとかがんばって春までには、できれば冬の間には手に入れたいところです。


レンズも 3 本が同時発表になっています。

キヤノン、ハイブリッドIS搭載の「EF 100mm F2.8 L Macro IS USM」 (デジカメ Watch)
キヤノン、24mm相当をカバーする「EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USM」 (デジカメ Watch)
キヤノン、7倍ズームの「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS」 (デジカメ Watch)
キヤノン / EF100mm F2.8L MACRO IS USM

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まずは EF-S マウントの標準ズームレンズ 2 種。二桁系 EOS ユーザーには最もポピュラーな(といっても私は持ってませんが)EF-S17-85mm がモデルチェンジして、なんと 15-85mm のかなり使いでがありそうなズーム域になりました。私がかなり重宝している DT Vario-Sonnar 16-80mm よりもさらにズーム域が広く、さらにIS・USM つきで使い勝手が良さそうですが、F3.5-5.6 と相変わらず暗めなのが残念です。もう一本の 18-135mm もキヤノンとしては珍しい焦点距離ですが、同等のレンズがサードパーティにもある&18-200mm クラスが「標準ズーム」になりつつある昨今ちょっと中途半端かなあと。

そしてなんと言っても目玉は先日技術発表していた「ハイブリッド IS」を搭載した 100mm マクロ。従来も EF100mm F2.8 MACRO USM はありましたが、新 IS を搭載していきなり L レンズに格上げとは恐れ入りました。最近 100mm マクロが欲しい子としては、かなりキケンなレンズが出てきたなあ・・・と困っています(ぉ。まあ先立つものがないのでかなり後回しになってしまうとは思いますが・・・。

うーん、しばらく倹約生活かな(´д`)。

コメント

  1. ‘み’ より:

    40Dからも随分進化しているので行きたいのはやまやまなんですが、10/2では鈴鹿に間に合いませんねぇ・・・
    あ、SDかと思ったらCF継続なんですね~

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