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ColorMunki Photo

ナナオの FlexScan SX2461W を買って以来 2 年近くの懸案となっていたディスプレイのキャリブレーションを行いました。

使用したキャリブレータはこちら。

x-rite / ColorMunki Photo

ColorMunki Photo

廉価なキャリブレータとしては i1 Display 2 か Spyder3 あたりが良さそうですが、いろいろ調べてみたら、Adobe RGB カバー率の高い高色域ディスプレイでは、カラーフィルタ方式を採用したキャリブレータよりもスペクトル方式を採用したキャリブレータのほうが精度が高いキャリブレーションを行うことができるもよう。i1 はそれでもナナオの ColorEdge シリーズに標準添付されているキャリブレータなので、当時の ColorEdge シリーズと共通のパネルを使っている SX2461W との相性は保証されているようなものですが、今回はより高精度と思われる(かつプリンタのキャリブレーションも可能な)ColorMunki を使用しました。
私が SX2461W を購入した当時で、キャリブレータが付属しハードウェアキャリブレーションに対応した ColorEdge CG241W の実売価格≒SX2461W+i1 Display 2 の実売価格 という状況だったので、こんなことならば当時多少無理してでも ColorEdge を買っておけば良かったorz。

ちなみに、ディスプレイキャリブレーションに関しては以下のエントリーを非常に参考にさせていただきました。掲載されている機種は既に少し古くなっていますが、情報としてはまだまだ有用だと思います。

miyahan.com | WUXGA 高解像度ワイド液晶ディスプレイ選び


ColorMunki Photo

PC にキャリブレーションソフトウェアをインストールして ColorMunki を接続し、ソフトを起動します。プリンタとディスプレイのカラーマッチング、ディスプレイのみのカラープロファイル作成、プリンタのみのカラープロファイル作成が行えます。本当ならばここでディスプレイとプリンタのカラーマッチングを行うべきところですが、ちょうど手元に写真用紙の在庫がないので、今日のところはディスプレイのプロファイル作成のみで(´д`)。

ColorMunki Photo

ソフトが表示するウィザードに従って操作するのみで、ものの 10 分もあればプロファイル作成が完了します。以前ナナオのカラーマッチングセミナーを受講した際には、もう少し時間がかかるイメージで聞いていたので、ちょっと意外。その辺は使用するソフトウェアにもよるのかもしれませんが。

ColorMunki Photo

キャリブレーション完了。高色域ディスプレイをデジカメで撮影して色の違いが正確に再現できるとも思えないので比較写真は載せませんが、印象としては工場出荷状態ではかなり赤がギラギラして目が疲れる印象だったのが、全体的に色は濃いながらもバランスの良い発色になった気がします。あとはプリンタや他の PC でキャリブレーションを行って、プリンタの色味を合わせつつ作業する PC によって色の見え方が違わないようにしてみようかと。某モンスターなモバイル PC でもキャリブレーションしてみよう・・・。

と言いつつキャリブレータ内蔵(かつ無駄に電動ギミックがついてる)ColorEdge CG245W が IPS パネルだし Adobe RGB カバー率 98% だし、ってことで気になっている昨今でもあるんですが、最近そもそも自作機の稼働率落ち続けてるしなー・・・ということで悩み中。

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