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とんかつ 鈴文

ちょっと蒲田方面に出る用事があったので、蒲田でとんかつを食べてきました。

とんかつ 鈴文

ここ、評判のお店で、以前から行ってみたいと思っていたんですが、引っ越してから蒲田に来る機会が減ってしまったので、なかなかチャンスがありませんでした。

お店は日本工学院の立派なキャンパスのすぐ隣にある、こぎれいな店舗です。老舗のとんかつ屋らしく、カウンターのみの小ぢんまりしたお店。
とんかつ屋の味はロースに出る、という信念のもと、特ロースかつ定食(¥2,100)をオーダー。

注文すると、老年の寡黙なおやじさんが手際よく、それでいて丁寧に調理してくれます。店内には BGM もかかっておらず、店員さん(おばちゃん)が無駄話をしてるでもなく、一般的にはガヤガヤしていることが多いとんかつ屋にしては異様なほどに静か。お客さんの入りによっては、店内に響くのは肉を揚げる油の音と換気扇の音だけ・・・という状況で、人によっては居づらいかもしれません。私は一人で食事するときは静かにしていたいタイプなので却って落ち着きますが、それでもこの静けさで「いい仕事」をしたとんかつが出てきたら、背筋を伸ばし、少し居住まいを正して「いただきます」としたくなってしまいます。iPhone をいじりながら食べる、なんて行儀が悪い食べ方はもってのほか、という気分になります(すみません、いつもついそうしがちな私)。

とんかつ 鈴文

どーん!とかなりボリュームのあるロースカツが出てきました。

特に奇をてらったところもなく、いたってオーソドックスだけど、それがいい。


とんかつ 鈴文

2.5~3cm はあろうかという肉厚のロースに、衣は薄めでサクッと揚げてあります。ボリューム感でいったら例の 3cm 祭りに匹敵する分厚さ。

銘柄豚というわけではありませんが、少しレアさを残した揚げ加減の肉はさほど歯を立てなくても噛み切れる柔らかい。そして噛んだ瞬間にさくっ、じゅわっと肉汁が口の中に広がって、とても幸せな気分に浸れます。肉にしっかり味がついていて、素材の味を楽しみたい人ならソースをつけなくても十分に美味しくいただけると思います。
これ豚組にも馬場のとん太にも引けを取ってないんじゃないですかね。うまい。そしてお腹いっぱいになりました。

他のお客さんが食べてるのを見た感じでは、普通のランチとんかつ(¥950)でも十分なボリュームがありそうだったので、次の機会には普通のとんかつも食べてみたいと思います。

蒲田といえば最近は羽根つき餃子もアツいらしいし、久々にいろいろと探索してみようかな。

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