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SoftBank×Android 2.2

ASCII.jp:ソフトバンク、シャープ製を含むスマートフォン5端末発表

ソフトバンクから Android 2.2 搭載のスマートフォンが一斉に発表されています。先日の au は Android 2.1/2.2 の混在だったので、一歩出し抜いた形になっていますが、来週新機種を発表すると言われている docomo はどうか。

私は iPhone 以外のスマートフォンであれば SBM で使うメリットはあまりないと思っているので(同等機が出ていて、回線維持費が許すならば docomo のほうがいい)、今回の発表は正直期待していなかったのですが、全機種 Android 2.2 搭載でかつそれなりにバリエーションに富んだ機体が揃っているので、良い意味で期待を裏切られました。まあ、それでも国内メーカーの端末がシャープ製しかないというのは寂しいというか、時代というか。

そんな中で私が気になったのはやっぱり DELL の「Streak」。iPhone サイズのスマートフォンか iPad を意識したタブレットが全盛という中で、5inch というサイズは興味深い。iPhone じゃ小さいけどモバイルには iPad じゃ大きすぎる、という人はけっこういると思うので、そういう人にフィットするかもしれません。でも、個人的には iPad を外で使おうか考えるような人には 5inch でも小さくて、7~8inch くらいが良いんじゃないかと思っているので、この「微妙に大きい」くらいのサイズ違いがどの程度受け入れられるかはよく見ておきたいところです。
今月下旬に発売される docomo(SAMSUNG 製)の GALAXY Tab が 7inch なので、どちらが売れるか。端末の前評判とキャリアでは GALAXY Tab のような気もしますが、このあたりは画面サイズによって適したアプリケーションも異なると思われるので、どういう層にどう売れるか、観察してみようと思います。


今回の SBM の新製品はサイズにバリエーションがあり、さらに QWERTY キーボード付きあり 3D 対応あり、と選択肢に富んでいますが、でも大きな括りでみればまだまだ「iPhone 的な何か」がたくさん登場するに過ぎない、という見方もできます。その点では、私はえふしんさんが blog に書かれているのと同じような感想を持っていて、

F’s Garage:iPhoneみたいなスマートフォンが欲しいんですか?

iPhone みたいな端末が欲しいのであれば、企業契約で docomo 回線しか使えない、というような事情を除けば iPhone を買えばいいじゃん、と考えています。キャリア側からすれば Apple が iPhone を扱わせてくれないから、また端末メーカー側からすれば Apple が iOS をライセンスしてくれないから、自前でそういう製品をラインアップしようと思ったら Android で iPhone ライクな端末を出さざるを得ない、というのはありますが、現時点で「iPhone 的な端末は当面 iPhone を超えられない」でしょうし、ユーザーの立場からすればよっぽど前述の事情や Apple や iOS が嫌いなどの理由がなければ iPhone を買えばいいと思う。
逆に私は Android には現在のようなタッチ式スマートフォンの形状に関してはあまり期待していなくて、オープンな開発環境を活かして「組み込み OS」として進化し、既存のフィーチャーフォン(和式ケータイ)の OS を緩やかに置き換えていったり、情報家電用 OS のデファクトスタンダードになっていくことが本来のゴールなんじゃないかと思っています。言い換えれば OS のバージョンが話題にならないような世界。別に(一時期いろいろ噂になってましたが)Android OS で自由にアプリがインストールできるウォークマンが欲しいとも思ってないし、その上で何がどのようにできるか、こそが重要。
仮にそういう将来があったとして、iPhone ライクなタッチ式スマートフォンも Android 端末の一つのカタチとしてはアリだと思いますが、それが全てみたいになっているスマートフォンの現状はちょっといびつだなあ、と。

話が微妙に逸れましたが、要は Android 端末にももう少し幅というか、タッチ式+付加価値みたいな提案じゃなくて、違う軸も見せてほしいと思います。

Android つながりでは、Xperia の OS アップデートの日付がようやく正式発表されています。

XperiaをAndroid 2.1にバージョンアップ、10日より開始 – ケータイ Watch

Android 2.2 の話をしているところで今さら 2.1 ですか・・・という気は正直なところしてしまいますが、Xperia の本領がこれでようやく発揮できそうなので、これはこれで楽しみ。一足先に海外版の Xperia X10 にアップデートを当てた人の記事を読みながら、その日を待ちたいと思います。

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