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999.9

先日オーダーしていた眼鏡が仕上がってきました。

999.9 / TW-41BT (ライトブラウン)

999.9

私にとっては約 10 年ぶりの買い換えですが、以前から次に買うなら 999.9(フォーナインズ)にしようと決めていました。店頭で触ってみただけでも、作りがしっかりしていて掛け心地が良さそうなことが分かったので。改めて自分の眼鏡としてかけてみて、その想像が間違いではなかったことが分かりました。

私は顔の印象が変わってしまうようなデザインの眼鏡はあまり好きじゃないので、コンサバめなデザインのフレームを選びましたが、自分では気に入っています。


999.9

フレームの素材はチタン。テンプルがやや太目のデザインではありますが、素材のおかげでかなり軽く、以前使っていたフレーム(ニッケル合金と思われる)よりも軽く感じます。

999.9

999.9 の代名詞とも言えるのがこの蝶番部。「逆 R ヒンジ」と呼ばれる、単にフレームとテンプルをネジで繋いだだけではない構造になっていて、これが独特の掛け心地を実現しています。S 字の弧を描いた部分が板バネ状になっており、掛けたときに顔の幅に合わせて微妙に拡がりつつ、強すぎない適度なテンションをかけてくれるので、「眼鏡を掛けている」感覚が薄いのです。以前の眼鏡よりも軽く感じるのは、素材の軽さよりもむしろこの掛け心地によるところが大きいように思います。
また、この構造ならば眼鏡を掛けた状態で多少無理な力がかかっても衝撃をある程度逃がしてくれるので、私のように小さい子どもがいる家庭でも子どもに眼鏡を壊されてしまうリスクは低減できそうです。

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今回選んだフレームはツーポイント(フチなし)で、一般的なツーポイントフレームだと使っているうちにネジが緩んできてレンズがグラグラに・・・ということがよく起きます(私も以前ツーポイントを使っていた頃はそれに悩まされた)。でもこのフレームでは、フレームとレンズの結合部はネジではなく樹脂製のリベット状のもの(?)を二重使いにして留めており、これならそうそうレンズが緩んだり外れたりすることはなさそうです。
というか、ツーポイントはデザイン的には好きだけど、上記の問題があるから避けるつもりでいたんですが、この構造になっていたことが決め手でこのフレームに決めました。

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鼻パッドには亀のマーク。これ、どういう意味かと思ったら、999.9 の創業者である三瓶哲男(みかめてつお)氏に因んでいるそうです。ブランドロゴにもないこの亀のマークが、使用時には見えない鼻パッドの部分にだけ仕込まれている、というのがニクい。
この鼻パッドもよく見ると独特の形状をしていますね。通常よりも鼻への圧迫感が少ないように感じます。

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レンズはセイコーオプティカルの両面非球面レンズを選びました。ツーポイントだとレンズの厚みが目立つので、極力薄くしたかった・・・というのは表向きの理由で、「両面非球面」とか言われるとレンズマニアとしては黙っていられないじゃないですか(ぉ。これでもし蛍石レンズなんかが選択肢にあったら間違って買っていたに違いない(笑。
まあツァイス厨としてはツァイスのメガネレンズが憧れではあるんですが、値段はともかく入手性が良くないので。

矯正視力は最終的に 0.8~0.9 程度に落ち着きました。視力が 1.0 出ていない状態で屋外を歩いたのなんて 17~18 年ぶりなので若干不安でしたが、実生活上では特に問題ないかな。大きな会議室でプロジェクタの表示が見づらかったり、知り合いとすれ違っても 5m くらいまで近づかないと判別できなかったりしそうですが、それよりもコンタクトで 1.5 出ている状態に比べて少し肩の辺りが軽くなったような感覚があるので、ラクに生活できそうです。プラシーボかもしれませんが。

コンタクトも今のストックが切れたら、次は度数を少し弱めにして作るようにしよう・・・。

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