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2011/05/31 (Tue.)

Manfrotto POCKET 三脚 MP3-D01

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ここのところ箱根ツアーで使用した Manfrotto 機材のレビュー記事しか書いてないような気がしますが(´д`)、もうちょっとだけ続きます。ここまで大物の機材の紹介が続いていましたが、今回は小物系。

Manfrotto / POCKET 三脚 L ブラック MP3-D01

Manfrotto MP3-D01

小型カメラ用のテーブルトップ三脚です。同社製品では以前「Modopocket 797」というものがありましたが、その後継的な位置づけ。もともとプロ機材メーカーだった同社も最近はかなりコンシューマーへの傾倒が感じられますが、これもその一つだと思われます。特にこの POCKET 三脚シリーズは、Lino のメッセンジャーバッグや Stile シリーズのバッグ、フィールドジャケット等にもこの三脚の専用ポケットが用意されているという特別扱い。同社の力の入れ具合が滲み出ています。

Manfrotto MP3-D01

三脚はおそらく金属製のフレームにラバーで表面を覆った、凝った作りになっています。
閉じた状態ではけっこうコンパクトですが、開くとそれなりに面積があるのがわかります。ちょっとキツネ顔っぽくも見える(^^;;

三脚にストラップでくっついているのは、カメラにネジ留めするためのマイナスドライバーです。これブラついてけっこう邪魔なので、個人的には十円玉ドライバー方式で良かったような気が・・・あるいは三脚の底面かどこかに固定しておけるギミックが欲しかったところ。

Manfrotto MP3-D01

カメラに装着してみました。サイズ的には NEX などのミラーレス機やハイエンドコンデジ、一眼レフならば Kiss やα33 などの小型機ならなんとか、といったところでしょうか。通常のコンデジにはやや大きいし、一眼の中級機以上にはちょっと心許ないし、というバランス感。ミラーレスを強く意識して作られた製品だと思います。

なお、三脚の向きは二本脚を前にセットするのが良いようです。ボディが極小な NEX の場合、二本脚を後ろにしたらレンズの重みで前のめりになってしまいました。

Manfrotto MP3-D01

脚はスプリングのテンションによって任意の角度に設定可能。なので、水平だけでなく自由な角度にセットすることができます。これ、スチル用というよりも最近コンデジやミラーレスでも機能強化されている動画撮影に使うのによさげ。セミナーや会議の際にテーブルトップでビデオカメラ代わりに撮るのに最適だと思います。

Manfrotto MP3-D01

折りたたんだ状態でも厚みは 10mm もないので、基本的にはカメラにつけっぱなしで使っても不都合はないと思います。が、NEX(NEX-5)の場合は、ホールドしたときに薬指・小指がグリップからはみ出すほどの極小サイズが徒となり、グリップしにくくなってしまうという問題が。オリンパスやパナのミラーレス機なら大丈夫かもしれませんが、ここはちょっと残念。

Manfrotto MP3-D01

MP3-D01 にはネジ穴が 3 箇所ありますが、NEX のようにレンズがカメラの中心から大きくオフセットしているような機種の場合は、中央ではなく横のネジ穴を使ってやったほうが安定するようです。

Manfrotto MP3-D01

ということで、先日の箱根ツアーでも試用させていただいたんですが、ご覧のとおりミラーレス機との組み合わせであれば、ダイニングテーブルの空きスペースに置いてもあまり邪魔になりません。

Manfrotto MP3-D01

で、このようにセルフタイマーを使って自分撮り、あるいはいつもと違う構図でパシャリ。料理写真はブツ撮りに似たアングルで撮るととかく説明的になってしまいがちですが、こんなライブ感のある構図もおもしろいかも。普通に撮るよりも料理が美味しそうに見えますね。

この三脚、実際使ってみるまでは「あったら便利そう、だけど意外と使わないかも?」と思っていました。が、つけっぱなしでもイケるサイズなので、一本持っていても良いかもしれません。ただつけっぱなし前提だと NEX-5 とはあまり相性が良くないので、私にはコンデジと「MP1-C01」の組み合わせで使うのがいいかもなあ・・・と思っています。こっち買おうかなあ。

Manfrotto / POCKET 三脚 L ブラック MP3-D01

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投稿者 B : 01:03 | Camera | Camera Accessory | Minpos Review | コメント (0) | トラックバック

2011/05/30 (Mon.)

F1 モナコ GP 2011

モナコGP予選 ヴェッテルPP、ペレスが大クラッシュ - GPUpdate.net
モナコGP決勝 ヴェッテルが5勝目、小林が5位 - GPUpdate.net

F1 のシーズンを通して最高のお祭りとなるモナコ GP。今回のレースはモナコに相応しい、今年最もエキサイティングな内容となりました。私にとって最高のモナコ GP は、「ここはモナコ、モンテカルロ。絶対に抜けない!」で有名な 1992 年のセナ vs. マンセルのバトルなんですが、今年のモナコはそれに次ぐ面白ささったと断言していいでしょう。

ドラマの始まりは予選 Q3。初の Q3 進出を果たし、アタックラップに入っていたザウバーの新人ペレスが、トンネルの出口で 200km/h のスピードが出た状態で路面のバンプに乗り、コントロールを失ってガードレールに激突→そのまま右サイドからシケイン出口に激突!右のサイドポンツーンが中身も含めて完全に潰れてしまうほどの大クラッシュで、ペレスはそのまま病院に運ばれて決勝も欠場しましたが、軽い脳しんとうと捻挫以外の怪我はなし。改めて F1 マシンの安全性が証明された格好になりました。
このクラッシュで赤旗中断された時点で Q3 は残り約 2 分 30 秒。ほとんどのマシンが再開後にラストアタックに賭けたものの、待機中にタイヤが冷えたこともあり、タイムの更新はなし。結果、ヴェッテルが今季 5 度目の PP を獲得しました。2 番手はマクラーレンのバトン。彼は予選アタックに出たタイミングが良く、アクシデント前にハミルトンやウェバーよりも良いタイムを出せていたのがポイントです。

で、決勝。スタートで躓きやすいレッドブルが今回は安定したホールショットを決め、「抜けないモナコ」でそのままチェッカーまで持ちこむかと思われたところ、初回のピットストップで想定外の時間を要してしまい、セカンドスティントに入った時点でトップはバトン。この時点でレースは俄然面白くなってきました。ヴェッテル贔屓な私ですが、一方的な選手権もそれはそれでつまらないので、せっかくだからこのままバトンに勝ってほしい(笑。
そのバトンが快調に飛ばし、ヴェッテルとのギャップを広げて 2 回目のピット作業を終えた直後、トンネル内でマッサがクラッシュ。このレースで初めて、かつ今季初めてのセーフティカーが導入されます。

運が悪かったのはバトン。せっかくタイヤを交換してペースを上げ、下位とのギャップを広げていこうと思った矢先に SC で隊列を組まされ、交換したてのタイヤもこれで冷え冷えに。自分はあとプライムタイヤしか残っていないのに対して、前を行くヴェッテルはオプションを残した状態。これではコース上でヴェッテルを交わす以外に、勝つための手段は事実上ありません。
しかしここからのバトンがすごかった。SC 後のオプションタイヤでも、その後 3 回目のピットストップでプライムタイヤに換えてから素晴らしいラップを連発し、まだ 1 ストップしかしておらずタイヤのヘタったヴェッテルを猛追。3 回目のピットストップ直後は 20 秒以上あったヴェッテル、アロンソとのギャップを、残り 15 周でほぼテールトゥノーズの状態まで詰めました。

が、ここで多重クラッシュが発生。トップ 3 が周回遅れをパスしようとしている目前で発生した事故で、危うく 3 台ともが巻き込まれてしまいかねない冷や汗ものの状況でしたが、すんでのところで回避。しかし、ここでレースが赤旗中断になってしまいます。
レース距離の 75% を走り終えているタイミングだったので、このままレース終了か・・・と思われたのですが、現在はその規定がなくなっているらしく、事故処理の後にレースは再開。しかし、中断の間に皆タイヤ交換を済ませていたため(しかも、ヴェッテルとアロンソはオプション、バトンはプライム)バトンの追撃もここまで。結局、ヴェッテル-アロンソ-バトンのオーダーでレースが終了しました。

個人的には今回は久々にバトンに勝たせたかったということもあり、最後の赤旗は非常に残念でしたが、今回のトップ 3 はいずれもチャンピオン経験者。しかもアロンソが乗っていたのは必ずしもレッドブルやマクラーレンと競えるマシンとは言えないので、それを考えると F1 随一のドライバーズサーキットらしいレース、リザルトだったと言えるでしょう。ハミルトンは接触やペナルティで下位に沈みましたが、(ちょっとやんちゃがあったとはいえ)ハミルトンらしいファイトを見せてくれ、とても満足度の高いレースでした。
それにしてもバトンは不運でしたね。あれだけ良い走りをしたにも関わらず、前半に築いたギャップをセーフティカーで台無しにされ、終盤の追い上げであと一歩というところで赤旗に邪魔されて、約一年ぶりの優勝を失いました。逆に勝ったヴェッテルはピット作業のミスや実質的な 1 ストップ(赤旗中断時のタイヤ交換を除けば)という厳しいタイヤの状態というハンディを背負いながらも勝ってしまいました。勢いに乗っているときのドライバーには運さえも味方するという良い例ですが、これが今年のヴェッテルなんですね・・・まあ、プライムタイヤで 61 周の超ロングランをこなした走りは賞賛されるべきだとは思いますが。

さて、我らが可夢偉。彼は今回自己最高となる 5 位でフィニッシュしました!ヴェッテルと同じく実質的な 1 ストップ作戦でしたが、戦闘力に劣るマシンで終盤の大詰めまでウェバーとハミルトンを抑える力走。しかも赤旗中断→SC 先導によるローリングスタートがなければウェバーを最後まで抑えきっていた可能性も高く、それだけに最後の赤旗が悔やまれます。むしろ、4 位走行中に起きた多重クラッシュで、このまま上位 3 台が巻き込まれてくれれば・・・と不謹慎なことを考えた日本人は 130,000,000 人くらいいたのではないでしょうか(笑。
この 5 位は今シーズンのザウバーチームとしてはもちろん最高位で、決勝を欠場したペレスの穴を補って余りある結果だと思います。また、可夢偉自身の最高位であると同時に、モナコ GP における日本人最高位も記録。ウェバーにこそ抜かれましたが、これは可夢偉自身にとっても望外のリザルトではないでしょうか。今回は上位チームの脱落もあったので今後ずっとこういう結果が望めるわけではありませんが、アクシデントがあれば表彰台が狙えるポジションにいるのは事実。これからも果敢に狙っていってほしいですねー。で、上位チームの目にとまってくれることを期待します。

結果だけ見るとモナコはヴェッテルの優勝、6 戦中 5 勝+2 位 1 回、という圧倒的な状況は変わっていないのですが、それでも今年はとてもエキサイティングなレースが続いています。次は北米に舞台を移してカナダ GP。ライブ視聴が辛い時間帯になりますが、がんばります(^^;;

投稿者 B : 23:20 | F1 | Season 2011 | コメント (0) | トラックバック

Sony BD-5300S

HDD を換装したら、久々に自作機を少しいじりたくなってきたので、こんなものを買ってきました。

ソニーオプティアーク / BD-5300S

Sony BD-5300S

PC 用の 5inch BD-RE ドライブ。5 年前に 10 万円していた BD ドライブも、ハーフハイトのバルク品ならその 1/10 の値段になり、ずいぶん買いやすくなりましたね。というか、最近あまりパーツ屋を覗かなくなったので、リテール品の値段でまだ¥2 万くらいするつもりでいたのが、バルク品の¥1 万ちょっとで買える値段を見たら、欲しくなったという。

PC 用の光学ドライブは長らくパイオニア派でしたが、今回かなり久しぶりにソニー(オプティアーク)に戻ってきました。といっても、ドライブ自体は台湾 LITE-ON の OEM 品のようですが、昔と違って CD のリッピング品質や書き込み品質にそれほどこだわっていないので、まあ十分かと。

Sony BD-5300S

これ、国内ではリテール品としての流通がなく、輸入代理店が独自にバルク品を扱っているもののようで、パッケージとしては「BD-5300S+S」という名前がついています。おそらく「+S」は「+ソフトウェア」の意なのでしょう、BD/DVD 再生ソフトウェアやライティングソフトウェアが同梱されています。
それ以外のスペックはラベルに記載されている通りで、SATA で LTH メディア対応の BD-RE ドライブです。最近は BDXL 対応ドライブも徐々に出始めていますが、このドライブは BDXL には非対応です。まあまだ XL メディアも高いですし、それほど必要性があるわけでもないので、BDXL が一般的になったら(ならない可能性もありますが)買い換えを考えるということで。

Sony BD-5300S

プチプチに包まれていたドライブはこんな感じ。外装には強度アップのための凹凸がつけられていますが、パイオニアのハニカム構造とかに比べるとまあ普通。

Sony BD-5300S

フロントベゼル。写真では判りにくいですが、トレイ部はややつやのある表面処理なのに周辺部は粗めの梨地になっています。珍しい仕上げですが、あえてこういうデザインにしているんでしょうか?安っぽくは感じませんが、そんなに高級感があるというほどではありません。

Sony BD-5300S

付属しているソフトウェアは CyberLink の Media Suite。BD/DVD 再生ソフトの PowerDVD 10(バンドル版)、BD/DVD ライティングソフト Power2Go、ビデオ編集ソフト PowerDirector、オーサリングソフト PowerProducer などが含まれています。PowerDVD 10 自体は Blu-ray 3D の再生にも対応したバージョンが入っていますが、私の環境ではディスプレイが 3D 非対応なので、あまり意味がありません。

Sony BD-5300S

これで自作機でも BD の再生が可能になりました。これなら子どもたちにリビングの BRAVIA を占領されているときでも BD を観ることができます。24inch とはいえ、我が家では 2 番目に大きなディスプレイですからね・・・。

ただ、ひとつ問題が。セル BD/DVD の再生は問題ないんですが、デジタル放送を録画した BD の再生時、画は出るんだけど音が出ない(;´Д`)ヾ。いろいろ調べてみたところ、バンドル版の PowerDVD には AAC デコーダが含まれていないため、録画 BD を音付きで再生したければ Ultra エディションにアップグレードしなくてはならず、アップグレード価格でも¥8,800 もすることが判明。これなら最初から WinDVD(こっちはバンドル版でも AAC 再生に対応している模様)がバンドルされたリテール品の BD ドライブを買ったのに・・・なんかあこぎな商売(´д`)。
私の場合は録画メディアよりもセルメディアを再生する機会が多いので困ることも少ないですが、AAC の再生に関してはちょっと考えよう・・・。

投稿者 B : 00:53 | PC | PC DIY | コメント (0) | トラックバック

2011/05/29 (Sun.)

Manfrotto フォト・ムービー雲台 MH055M8-Q5

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先日の Manfrotto 701HDV の話にはまだ続きがあります。この箱根ツアーを引率してくださったしょういちさんが、Manfrotto のこんな雲台をお使いだったので、私も少し試させてもらいました。

Manfrotto / 055 Magnesium Photo-Movie Head with Q5 Quick Release MH055M8-Q5

Manfrotto MH055M8-Q5

これ、まだアメリカでしか発売されておらず、日本にはこの 1 台しかない(かもしれない)Manfrotto の新型。しょういちさんがめざとく見つけて Manfrotto さんから借用した品です。
パン棒がついていてパン/チルトしやすい雲台を探していた私は、これを見逃すわけにはいきません。

Manfrotto MH055M8-Q5

とても雲台とは思えない異様な形状、あるいは何かの美術品のような形状をしていますが、これにはちゃんと意味があります。

Manfrotto MH055M8-Q5

雲台の前面に「▼MODE」という刻印があり、その脇には「▲MOVIE」「▲PHOTO」と印刷された赤いレバーがあります。このレバーが「▲MOVIE」の位置にあるときには雲台は水平を保っていますが、

Manfrotto MH055M8-Q5

「▲PHOTO」に切り替えると、雲台が倒れて縦位置撮影が必要になるというわけ。701HDV のようなビデオ雲台だと、パン/チルトしやすいのは便利だけどスチルだと縦位置撮影ができなくて・・・というデメリットを解消してくれるギミックです。縦位置撮影の多い私には、けっこう魅力的な仕掛け。

Manfrotto MH055M8-Q5

反対側には「CBS」と刻印されたレバーもあります。これはおそらく「Counter Balance System」の略で、雲台に内蔵されたカウンターバランス(チルト角をつけて手を離しても、カメラが重力に引かれて倒れていかずにその状態でホールドする機構)のオンオフを操作することができます。なお、この雲台のカウンターバランスは、軽量化のためにスプリングではない仕組み(油圧系だと思われる)を採用しているとのこと。

Manfrotto MH055M8-Q5

パン棒は 701HDV と同じような感じ(互換性はないかもしれませんが)。操作感も 701HDV 譲りなスムーズさです。
が、取り付け位置が 701HDV と同様なので、これも光学ファインダを覗き込みながらパン棒を操作する使い方にはあまり向いていません・・・。でも、スチルとムービーの雲台を兼用できるので、結果的にはいくつも雲台を買うよりはリーズナブルかもしれません(それでも $350 ほどするようですが)。スチルとムービーの境界線が曖昧になってきた今の時代だからこそ出てきた雲台と言えるでしょう。

Manfrotto MH055M8-Q5

他にもパン/チルトロックとかフリクションコントロールとか、この雲台には非常にレバーやツマミが多い。マニュアルなどの資料が揃っていないこともあって、全ての機能を試せたわけではありませんでしたが、こんな多機能な雲台は他に見たことがありません。

Manfrotto MH055M8-Q5

クイックシューには 701HDV と共通のスライディングプレートを採用。こういう形状だとどちらかというとスチルよりもビデオ雲台寄りの製品なのかな、と思いますが、長型のプレートのほうが前後の重量バランスを考えながらセットできるので、望遠レンズ使用時には良いかもしれません。

ということで、MH055M8-Q5 はムービーも重視した一眼レフ用雲台としては非常に面白い企画の製品だと思います。本体もマグネシウム製で非常に剛性感も高級感もあるし、良い製品。ただ、雲台としてはかなりデカくて重い部類に入ると思うので(重量が 1,280g もある!)、用途やユーザーを選んでしまうのがもったいないですね。

私はファインダを覗きながらでもパンしやすい雲台をもう少し探してみようと思います。野鳥撮りなら、やっぱりジンバル雲台が最後に残った道しるべですかね・・・。

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投稿者 B : 00:55 | Camera | Camera Accessory | Minpos Review | コメント (0) | トラックバック

2011/05/28 (Sat.)

OverLay Brilliant for iPad

iPad 2 をしばらく試用していたら、最初は初代よりも改善はされてるけど買い換えるほどではないな・・・と思っていたんですが、2 に慣れてくると 1 がだんだん分厚く重く遅く感じるようになってきて、買い換えたい気分に(;´Д`)ヾ。
いやいや今年は iPad にはお金使わないぞ、という初志を貫徹すべく、自分を誤魔化すため(ぉ)に iPad 1 の液晶保護シートを貼り替えてみました。

ミヤビックス / OverLay Brilliant for iPad

OverLay Brilliant for iPad

何も貼ってない iPad 2 を使っていたら、iPad 1 で使っていたアンチグレアフィルムの見づらさが気になってしまったので、とりあえず画面をキレイにして気持ちを落ち着けようと(笑。ちなみに、今まで使っていたのは TUNESHELL に付属していた TUNEFILM for iPad なので、1 年ほど使い込んで劣化した状態ではありました。

購入した保護シートは私の中では鉄板の OverLay Brilliant。低レベルダスト作業室を使って貼り込みました。

OverLay Brilliant for iPad

どーですかこの光沢感。まるで何も貼っていないように見えます。本体を購入以来ずっとアンチグレアフィルムを貼っていたので、ここまで液晶がテカテカだと逆に違和感がありますが、やっぱりこっちのほうが美しいです。

OverLay Brilliant for iPad

OverLay シリーズの長所は光沢感や貼りやすさだけでなく、ほとんどの保護シートで画面サイズにピッチピチな状態まで精巧に採寸・加工されていて、貼ってもほとんどエッジ部分の違和感がないことにあると思います。この初代 iPad 用も、4 辺すべてでコンマ数 mm のマージンしかなく、貼り上がりが美しい。また、液晶のエッジを目標に位置合わせすれば良いので正確に貼りやすい、というのもメリットでしょう。

OverLay Brilliant for iPad

画面を表示してみたところ。今までは映り込み防止と指の滑りの良さを重視してアンチグレアフィルムを使っていましたが、グレアフィルム(それもムラがなく透明度の高い OverLay Brilliant)だと IPS 液晶本来の画質が堪能でき、「あー iPad ってこんなに液晶きれいだったっけ」と、購入後 1 年にして改めて実感します。この保護シートがあれば、初代 iPad もあと 1 年は戦え(ry

アンチグレアフィルム(TUNEFILM)と見え方を比較してみました。といっても、フィルム越しの液晶画面をカメラで撮ったものなので、やや分かりづらいですが・・・。

TUNEFILM for iPad

こちらが TUNEFILM をつけた状態。ピントがずれているわけではないのに、全体的にやや甘い印象になっているのがアンチグレアの効果。表示するコンテンツによっては、モアレが気になる場合もあります。

OverLay Brilliant for iPad

で、OverLay Brilliant だと、表面で光を拡散しないので、液晶のドットがはっきりと確認できるくらいに視認性が高まります。見えるぞ・・・私にもドットが見える!

まあこういうのはグレアとアンチグレアの優劣の話ではなく、どちらが好みか(あるいは用途に適しているか)という問題なのですが、今までアンチグレア派だった私も、今後は PC のディスプレイ以外はグレアフィルムにしようかな、というくらい宗旨替えしてしまいました。
グレアだと必然的に映り込みは気になるし、指紋もつきやすくなりますが、IPS 液晶の画質を活かせるほうが個人的には重要だと今は思えるし、指の滑りが悪くなるかな?と不安だった部分については、さすがにアンチグレアに比べれば滑りは悪いけど指先が引っかかるほどではないので、まあ許容範囲。

これで当面 iPad 1 は買い換えずにガマンしようと思います。少なくともあと半年(`・ω・´)。

投稿者 B : 00:41 | Mobile | iPhone & iPad | コメント (3) | トラックバック

2011/05/27 (Fri.)

Manfrotto 701HDV

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ここのところ Manfrotto ネタばかりですが、今日は昨日に続いて雲台の話です。2 台目に試用した雲台は、ビデオ用の雲台でした。

Manfrotto / プロフルードミニ雲台 701HDV

Manfrotto 701HDV

私はあまり一眼ムービーを撮っていないんですが、パンしやすいビデオ雲台なら、スチルでも望遠レンズでの野鳥やスポーツ撮りに役立つかな?と思い。実際野鳥を撮りに行くと、高級なビデオ雲台を使っている方を目にすることが少なくありません。

Manfrotto の 701HDV はプロ用ビデオ雲台の中でもエントリークラス、もしくは小型のカムコーダ用の製品です。ビデオ雲台といえば大ぶりな製品が多いですが、これは小型軽量な部類ではないでしょうか。

Manfrotto 701HDV

この雲台はフルード式なのでパン/チルト軸にオイルが封入されており、ヌルッとした適度な抵抗感を伴う滑らかな動きをするのが特長です。一般的なスチル用雲台や、コンシューマー用ビデオカメラ向けに発売されているビデオ雲台ではストッパーを外した瞬間にスコッと軸が回ってしまうものですが、この雲台ならまるでテレビ局のカメラマンのように滑らかなパン/チルトが可能。パン棒を動かす感触が気持ちいいので、つい無意味にカメラを振り回したくなります(笑。

Manfrotto 701HDV

カメラに取り付けるシューは Manfrotto のスチル用雲台で標準採用されている RC2 クイックリリースプレートではなく、カムコーダ用のフネ(スライディングプレート)になっています。まあ本来の用途がカムコーダ用の雲台なので、これは当然ですね。取付ネジの規格はスチルと共通なので、カメラボディからプレートがはみ出す形にはなるものの、そのまま取り付けが可能です。

Manfrotto 701HDV

左側面。チルトのロックネジが大きめでロックしやすくなっています。
上のほうについている赤いボタンはスライディングプレートのロックボタンです。

Manfrotto 701HDV

右側面。パン棒は左右どちらにも付け替えられるようになっています。

Manfrotto 701HDV

カメラをセットしてみました。コンパクトなビデオ雲台ですが、70-200mm 級のレンズをつけた中級一眼でも、ぜんぜん余裕で対応できます。この状態でパンチルトさせながら動かしてみた操作感は上々で、おーこれはいいじゃん、と思った・・・のですが、一眼レフで使うには致命的な問題が。

Manfrotto 701HDV

その問題というのは、カメラの光学ファインダとパン棒の位置関係。光学ファインダを覗きながら操作しようとすると、どうしても顔や身体をカメラ(=雲台)に寄せることになるんですが、そうすると、パン棒が長すぎて逆に操作しづらい(´д`)。ものすごい窮屈な姿勢でパン棒を握らなくてはならなくなってしまいます。
カムコーダならばカメラ本体が前後に長いためにファインダを覗いてもパン棒は理想的な位置にくるし、本体の液晶モニタを見ながら撮影することも多いので問題ありません。一眼レフでも、一眼ムービーを撮るときは基本的にカメラ本体から身体を離して液晶を覗き込みます。でも、スチルで撮るのにこのパン棒の位置や長さは合ってないんですよね。スチルもライブビューで撮れば良いことではありますが、私がこの雲台を使って撮りたい動きモノ(野鳥やスポーツ)は、ライブビューでは AF が遅すぎて使い物になりません。

そこで、

Manfrotto 701HDV

パン棒を前向きに取り付けてみたんですが、パン棒の位置的にはいいけど棒の位置とチルトの支点が微妙にずれていて違和感があるし、

Manfrotto 701HDV

雲台を前後逆に装着してみたら支点の位置は良いけどパン棒のグリップがなんか遠いし、

Manfrotto 701HDV

さらにパン棒を反対向きにしたら棒は短くなったけどやっぱり違和感ありありだし、でどれもうまくない(´д`)。結局、本来の状態にして無理な体勢で使うのが一番マシでした・・・。

とりあえず結論としては、701HDV はビデオ雲台、あるいは一眼ムービー用雲台としてはとてもよくできているけど、スチル用のパン/前後チルト用雲台にはあまり向いていない、というところでしょうか。非常に期待していただけに、残念・・・。

最後に、この雲台の本来の使い方であるカムコーダを載っけてみました。

Manfrotto 701HDV

さすが、カムコーダ用の雲台だけあってベストマッチ。Handycam は HDR-CX520V です。ただ最近のカムコーダは上位機でもかなりコンパクトにまとまっているので、比較的小ぶりな 701HDV でもオーバースペック気味(^^;; 十分すぎるくらい安定感があるので良いんですが、さらに一回り小さいシリーズがあっても良いかも、と思いました。

Manfrotto 701HDV

あまり長時間試したわけではありませんが、カムコーダでの使用感はすこぶる良好。

私が持っている Handycam 用のリモコン三脚(ソニー VCT-D580RM)は、リモコン端子が旧型で今の Handycam では使えないため(リモコンでない単なるビデオ雲台としては普通に使える)そろそろ買い換えようかな、と思っていましたが、この雲台と普通にリモコンを買って三脚は 190CXPRO4、という組み合わせでもいいかも。それくらい、この雲台そのものは気に入りました。ただ我が家のカムコーダ使用頻度を考えるとちょっとコストパフォーマンスが悪いのが、悩みどころ(´д`)。

ということで、私の雲台悩みバナシはもう少し続きます。

Manfrotto / プロフルードミニ雲台 701HDV

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投稿者 B : 01:07 | Camera | Camera Accessory | Minpos Review | コメント (2) | トラックバック

2011/05/26 (Thu.)

Manfrotto 327RC2

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箱根ツアーで借用した Manfrotto 製品、雲台は 2 種類借りたうちの一つめはこれでした。

Manfrotto / ジョイスティック雲台 327RC2

Manfrotto 327RC2

だいぶ前から気になっていたジョイスティック雲台。ボール雲台の角度調整機構にジョイスティックを採用したユニークな製品です。
私は 190CXPRO4 での雲台は 804RC2 を使っていますが、3Way 雲台は風景写真など、じっくりアングルを決めて撮るようなシーンには正確なフレーミングができて便利だけど、調整の迅速さという点では正直かなり不利。その点、パンやティルトのしやすさではボール雲台系かビデオ雲台系が有利なので、そういう意味でボール雲台+パン棒的に扱えるこのジョイスティック雲台は試してみたいと思っていました。

Manfrotto 327RC2

カメラとの接続はクイックシュー RC2 経由。基部には水準器もついています。

Manfrotto 327RC2

ボールジョイント部はステンレス製で剛性感があります。ボールの直径も大きいので、安定感と微調整のしやすさを兼ね備えています。耐荷重 5.5kg は伊達じゃない。
これでもステンレスボールの内側は空洞になっているので、見た目ほどは重くありません。とはいえ 620g という重さはあります(これでボールが完全に金属だったら 1kg 近く行っていそうなので、スペックから考えれば軽いとは思います)。

Manfrotto 327RC2

ジョイスティック部。しっかりとしたマグネシウム製のグリップにラバーが貼られ、なかなか握りやすくなっています。ただこのグリップのサイズ自体が欧米サイズなので、私の手にはちょっと余る印象。多くの日本人には一周り小さい 324RC2(こちらはマグではなくて樹脂製)のほうが合うように思います。
で、雲台の角度調整は、このグリップを握り込むとボールが緩み、離すと締まる構造になっているので、グリップを握りながら微調整してやります。一般的なボール雲台だと、ネジでボールを締めたり緩めたりしながら角度を合わせていくので、それに比べると大幅にスピーディ。ジョイスティックのおかげで微調整もやりやすい、と、良いことずくめ。

ちなみに長期間使っているとボールが緩くなってくることがあるようですが、その場合はグリップレバーの付け根あたりにあるネジを締めてやると固めになるようです。

Manfrotto 327RC2

グリップの裏側にはフリクションコントロール用のダイヤルがついていて、これを回すことでボール部の摩擦係数が調整できるようになっており、微調整したいときには締め気味にしてやると細かな調整がしやすくなります。逆に大きく動かしたいときには緩めます。

Manfrotto 327RC2

この製品には Manfrotto のロゴ入りバンドがついていて、説明書によると、長期間使わないときはこれでレバーを巻いておくようにしてください、とのこと。どういう効果があるのか分かりませんが、レバーのバネが伸びた状態にしておくとよろしくない、ということでしょうかね・・・。

Manfrotto 327RC2

カメラを載せてみたところ。レバーは右手用だけでなく左手用にもセットできますし、もちろん縦位置撮影にも対応しています。
上の写真では 50mm をつけていますが、ボールの保持力はかなり高いので、望遠レンズにも余裕で耐えてくれそうです。ちなみに、今までに展示会等で触ってみたときには、レバーを離した状態でも力を入れるとボールの角度が変わってしまうことがあったのが気になっていましたが、実際には(レバーが緩んでさえいなければ)よほど力を入れないと勝手にカメラが傾いたりすることはありませんでした。なので、ボール雲台としては信用して良い品質を持っていると思います。

Manfrotto 327RC2

※注:本製品はトランシーバーとしては使用できません(ぉ。

この雲台、実際に使ってみたら非常に扱いやすかったので、俄然気に入ってしまいました。問題はそこそこ良い値段がする(実売¥20,000 前後)ので、簡単には手が出ないところでしょうか。超望遠レンズさえ使わないなら下位機種の 324RC2 でも良いんですが、これまた微妙な価格差。悩みます・・・でも、レンズに半端なお金を使うくらいなら、撮る被写体にもよるけど三脚と雲台にコストをかけたほうが良い写真が撮れることも少なくないと思うので、もうちょっと思案してみよう。

Manfrotto / ジョイスティック雲台 327RC2

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投稿者 B : 00:27 | Camera | Camera Accessory | Minpos Review | コメント (0) | トラックバック

2011/05/25 (Wed.)

Manfrotto 055CXPRO4

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先日の箱根ツアーで試用させていただいた Manfrotto 製品のレビューをアップしていきます。まずはメインの三脚、今回はこれを借用しました。

Manfrotto / カーボンファイバー三脚 055CXPRO4

Manfrotto 055CXPRO4

私が現在愛用している三脚は同社の 190CXPRO4。購入時にはこの 055CXPRO4 も検討したものの、主に価格的理由で 190 で折り合いをつけた経緯があるので、機会があれば 055 と比較してみたいとは思っていました。

基本的にはどちらもカーボン三脚で、055 のほうがより上位モデルという位置づけになります。

Manfrotto 055CXPRO4

Manfrotto のカーボン三脚の特徴でもあるカーボン目。いわゆる「カーボン目」らしい編み目のあるものではなく、UD(ユニディレクション)カーボンを採用しているので、ソリッドな印象を受けます。また UD カーボンといっても繊維目には若干の表情をつけてあるのは、イタリアンデザインならではのこだわりでしょうか。

ええこのカーボン目だけでご飯三杯イケますが何か(ぉ。

Manfrotto 055CXPRO4

三本の脚を支え、雲台を受ける基部はマグネシウム製。Manfrotto のエンブレムが入った楕円形のパーツにも、ちゃんと意味があります(後述)。
脚の付け根についているグレーのボタンを押すと通常よりも広く開脚し、低い姿勢を取ることができるようになります。

Manfrotto 055CXPRO4

脚の固定はレバー式。ナット式に比べるとレバー式は並んでいるレバーをまとめて外すだけで一気に伸ばせるのがメリットで、私はこちらのほうが好みです。レバー式のほうが長く使っているうちに締め具が緩みやすいのは欠点ですが、055/190 シリーズでは締め具にネジが添えられていて、これを締めると緩みが改善されるようになっています。
このあたりは基本的に 055 シリーズと 190 シリーズでは共通で、機能的には同等だけどサイズが違うという作り方になっているようです。

Manfrotto 055CXPRO4

撮影用にセッティングした状態がこちら。身長 180cm の私でも、雲台をセットした状態であればセンターポールを伸ばさなくてもちょうど良いくらいの高さがあります。

Manfrotto 055CXPRO4

センターポールと言えば、隠されているギミックがひとつ。ポール下端についているこのボタンを押しながらセンターポールを上限以上に上げると、センターポールを倒すことができ、

Manfrotto 055CXPRO4

こういう状態で、ローアングル撮影用の三脚としてつかうことができます。
低位置からのアオリ撮影にも使えますが、上の写真のように「芝生や苔など、三脚を立てられないところの外側に三脚を立ててカメラだけ寄せる」ということも可能。これはマクロ撮影が多い人にはかなり重宝するんじゃないでしょうか?

かくいう私は、同じ機能を持つ 190CXPRO4 を持っていながら、いままで使ったことがなかったわけですが(ぉ。

Manfrotto 055CXPRO4

そういえば私が以前 190CXPRO4 用に買った 102 ロングストラップ。三脚の基部と脚先を結んで使うととてもバランスが悪いと思っていたのですが、おそらくこっちの使い方が正解だろうと思われるセット方法を見つけました。ストラップをリング状にして締めるのは脚先のほうではなく、脚の真ん中よりも上のほう。こうやって肩からぶら下げれば、重量バランスが変になることもなく、安定して担げます。

Manfrotto 055CXPRO4

続いて私が愛用している 190CXPRO4 との比較を。

並べてみるとデザイン的には全く共通で、単なるサイズ違いだということがよく分かります。本当に兄弟モデルといった雰囲気。

Manfrotto 055CXPRO4

でも、脚の太さが一回り違います。こちらは 1 段目(最も太いパイプ)。

Manfrotto 055CXPRO4

んで、こっちは 4 段目(最も細いパイプ)。もう明らかに太さが違っていて・・・というより、190 の 1 段目が 055 の 2 段目と、190 の 2 段目が 055 の 3 段目と、190 の 3 段目が 055 の 4 段目と同じ太さ。つまり、190 は 055 に比べて全ての段で一周りずつ細くなっているというわけです。

Manfrotto 055CXPRO4

脚を伸ばしきった状態で比較すると、明らかに 055CXPRO4 のほうが安心感のある太さをしています(´д`)。この状態で雲台のあたりを持って三脚を揺さぶってみると、190 のほうは脚がちょっとたわむ感じがするのに対して、055 はさすがにそんな印象はほぼありません。
まあ 190CXPRO4 もスペック上は耐荷重 5kg を謳っていますし、たいていのカメラとレンズの組み合わせには対応できる(例えば EOS 7D+バッテリグリップ+シグマ 50-500OS の組み合わせでも 3.3kg 程度)ので 190 がダメというわけではありませんが、カメラ自体のミラーショックによる振動でさえ少しでも抑えたいような用途では、055 のほうが信頼はできるのではないでしょうか。
あるいは同じ 190CX でも 3 段式のにすれば最終段はそこまで細くなりませんし、多少重くなるのを覚悟で 190 のアルミバージョンを使うという選択肢もありだと思います。カーボンは折れたり切れたりしにくいですが、しなりがある素材なので振動はけっこう拾いやすいんですよね。

あと話題はちょっと変わりますが、今回の箱根ツアーで他の方が試用していた機材で心にとまったのがこれ。

Manfrotto 190CXPRO4B

「190CXPRO4B」という型番で、190CXPRO4 と同仕様ながら一部パーツをブラウンに変更したカラーバリエーションモデル。まだ日本では未発表のものらしく、国内でのお披露目ももしかしたらこれが初!?という非常に珍しい機会に恵まれたわけですが、近いうちに正式発表予定とのこと。少し前にあったαのブラウンモデルとベストマッチ的な色合いですが、最近増えているミラーレスの赤系カラバリと組み合わせても良さそうですし、普通に一眼レフの中級機と組み合わせても機材の物々しさを緩和してくれそうで、よさげです。というか、私も 190CXPRO4 をまだ買っていなければこの色を購入候補の筆頭にしていたと思います。そのくらい良い色なので、期待大。

話を 055CXPRO4 との比較に戻すと、自重 1.34kg・耐荷重 5kg の 190CXPRO4 に対して 055CXPRO4 は自重 1.7kg、耐荷重 8kg なのでやはり 1 グレード違うモデルです。持ってみると 350g の違いは体感できるレベルですし、長さや太さといった点では持ち運びやすさにも違いがあります。伸ばしたときの安定感は明らかに 055 のほうが上ですが、重い三脚はそれだけで稼動率が下がってしまうので、私の用途にはやはり 190CXPRO4 で必要十分だったな、ということを確認しました。まあクルマを持っていて休日の撮影は主にクルマで郊外へ・・・みたいなライフスタイルだったら 055 でも問題ないんでしょうが、箱根まで電車で行ってさらに現地で歩き回る・・・みたいな使い方には正直向いてないことは、よく分かりました(汗。
でも 055CXPRO4 の良さはそれはそれでよく理解できたので、両方揃えて用途によって使い分ける・・・みたいな贅沢がしてみたくもありますね(笑。

Manfrotto / 055CXPRO4 カーボンファイバー三脚

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投稿者 B : 00:55 | Camera | Camera Accessory | Minpos Review | コメント (0) | トラックバック

2011/05/24 (Tue.)

Manfrotto と旅する、箱根撮影紀行

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予告したとおり、Manfrotto の撮影機材をお借りして、日曜日に箱根まで機材レビューを兼ねた日帰りの撮影旅行に行ってきました。機材のレビューは改めて個別に行うこととして、今日はまず旅行記風にまとめたいと思います。

箱根×Manfrotto

今回携行した機材は、カメラバッグが Lino のメッセンジャーバッグ LM050-5BB、三脚に 055CXPRO4、雲台は 327RC2 と 701HDV の 2 台(我ながらムチャしたと思います(´д`))、あと POCKET 三脚シリーズの MP3-D01。あとカメラは EOS 7D にレンズ 5 本、あと NEX-5+18-55mm という体制で臨みました。荷物が合計何 kg だったかは計算したくない(´д`)。

で、今回のツアーの引率はモノフェローズ仲間のしょういちさん。

箱根×Manfrotto

というか、今回は「浅岡省一先生」とお呼びすれば良いですかね?

加えて、Manfrotto および WillVii スタッフの方々にご同行いただきました。

新宿駅に集合し、小田急ロマンスカーに乗って小田原まで。その後、箱根登山鉄道に乗って風祭駅へ。

箱根×Manfrotto

小さな駅ですが、駅前に立派な松の木が迎えてくれます。

この駅の真向かいにあるのが、かまぼこで有名な「鈴廣」の本社があり、同社が運営する「鈴廣かまぼこの里」です。

箱根×Manfrotto

ここには私も 10 年くらいまえに一度だけ来たことがあります。かまぼこだけでこんなに立派な施設が成り立つのか、とちょっとびっくりしますが、日本のかまぼこ市場では最大のシェアをもつ同社は、魚を食べる文化の啓発と小田原の産業振興の両面(それが結果としてかまぼこの市場を拡大し、同社の売上につながる、という高い意識)でこういう施設を運営しているそうです。何といっても同社の公式サイトの URL は「kamaboko.com」ですからねー、それだけかまぼこ産業に矜持を持っている、ということでしょうか。

小田原 鈴廣かまぼこホームページ

箱根×Manfrotto

この鈴廣かまぼこの里の中にある立派な建物が「千世倭樓(ちょうわろう)」。かつて秋田にあった書院造りの建物と、かつて富山にあった合掌造りの建物を小田原に移設し、それぞれ母屋・離れとして組み合わせて一つの建物にしたのがこれです。立派な日本庭園を備えた落ち着いた空間と感じたのは、単に私が富山出身だから、というわけではないはずです。

箱根×Manfrotto

中庭に置かれていた灯籠と、この花は知らん・・・じゃなくて、紫蘭かな(ぉ。
私はあまり植物をこういう撮り方はしないんですが、たまたまつけていたのが広角(10-22mm)だったので、自分としては珍しい構図で撮ってみました。

箱根×Manfrotto

サイカ先生のスパイ大作戦、の図(笑。しじゅう、このような和気藹々とした雰囲気の中で撮影会が進みます。

箱根×Manfrotto

ということでおひる。鈴廣さんのご厚意で、千世倭樓で御馳走になれるということで、お言葉に甘えていそいそと中へ。

箱根×Manfrotto

まずはかまぼこの代名詞ならでは、ということで、かまぼこ。これがまた弾力と柔らかのバランスが絶妙で美味しい。私の生まれ故郷もかまぼこは名産のひとつですが、かまぼこは基本的に庶民の食べ物の代表格といった風情なので(でも結婚式の引き出物には必ずと言っていいほど鯛を模したかまぼこが出る)、こういう上品な味のかまぼこは却って新鮮です(^^;;

箱根×Manfrotto

続いて出てきたのは会席料理。ここまで豪勢な食事を期待していなかったので(みんぽすのイベントでは基本的に水かお茶しか出ません(笑)、若干ビビりながらも美味しくいただきます。どれも美味しかったですが、せっかく鈴廣に来たのにかまぼこが最初の突き出し的に出てきたものだけ、というのは逆に残念だったかな?

箱根×Manfrotto

でも料理の美味しさにたまらず箱根の地ビールを注文してしまう私。※このビールは自腹です(笑。

箱根×Manfrotto

食事の後のデザートは、フルーツケーキ。と思ったら、ここで唐突に浅岡先生のテーブルフォト講座が始まりました・・・どうやら、このケーキはテーブルフォト講座のための仕込みだったようです(笑。
ちなみにこのケーキに使われている果物に限らず、ここで出てくる料理の素材の多くは地元産なのだそうです。鈴廣では小田原の産業振興のために地産地消にも入れているとか。

箱根×Manfrotto

食事が終わったら、箱根登山電車に乗って次の目的地へ。私はこの電車には初めて乗ったんですが、途中 3 回のスイッチバックを経て山上を目指す珍しい電車。鉄な人にはたまらない電車の一つかもしれません。

箱根×Manfrotto

登山電車というだけあって標高の高いところを走り、道中は見晴らしのいいところがたくさんあります。あと 1 ヶ月もすれば線路沿いに紫陽花が咲き、秋には紅葉も楽しめるということで、四季を感じられる電車。
でも残念なことに、この電車に乗っている間に空模様がどんどん怪しくなっていき、次の目的地・宮ノ下に着いた頃にはしとしと雨。ミッションプランを雨モードに変更し、宮ノ下では電車を撮りつつ過ごしました。

その後は彫刻の森美術館へ。

箱根 彫刻の森 美術館 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM

箱根×Manfrotto

雨天になってしまった以上、ここが今回もっともフォトジェニックな場所かもしれません。

スカパー!でフジテレビ NEXT を観ているとよく番組の合間にこの彫刻の森美術館の映像が流れているんですが、この美術館自体がフジサンケイグループの持ち物だったんですね。

箱根×Manfrotto

この美術館は基本的に屋外型で、外にいろいろな彫刻などの立体物が展示されているんですが、まあ天候が悪いとちょっと厳しいものがあります(´д`)。でも、一般的な美術館と違って広くて開放的なので、子連れでも楽しめそうだと思いました。改めて家族で来てみてもいいかも。

箱根×Manfrotto

美術館の後は、また登山電車に乗って強羅へ。そして箱根ケーブルカーに乗り換えて大涌谷に向かう・・・当初はその予定だったんですが、周囲は麓からもう霧がかかっていて 10m 先もまともに見えない状況。雨ルートで強羅公園を目指します。

が・・・到着した時点で公園の閉園時間をギリギリ過ぎており、入れず(ぇー
とりあえずケーブルカーを撮影して気を紛らわし、諦めてすごすごと箱根湯本に戻ります。

悪天候でやや不完全燃焼気味ではありましたが、箱根湯本に着いたところで撮影ツアーはいったん終了。早めの夕食に蕎麦をいただきました。

箱根自然薯 山そば

箱根×Manfrotto

地物の山芋を使った山芋そばがなかなか美味。蕎麦のおつゆは飲み干すものです(`・ω・´)

箱根×Manfrotto

帰りもロマンスカーで。この列車、「ロマンスカー」と名付けているだけあって、一般的な特急電車とは違うゆったりと落ち着いた車内で「観光を楽しむための列車」という雰囲気が滲み出ていて、乗っていて気持ちいいですね。普段、出張や帰省で使う特急とは乗っているときの気分が違います。

箱根×Manfrotto

ロマンスカーの車内にて、同行した皆さんと談笑していたところ、巡回してきた車掌さんから「記念写真お撮りしましょうか?」との申し出が。しかも「よかったら帽子かぶりますか?」というまさかの提案(^^;;
ということで、帽子をお借りして記念撮影。写真は WillVii スタッフのはちさんです。

箱根×Manfrotto

この車掌さん、とてもサービス精神旺盛な方で、通りかかるたびに爽やかな笑顔とともに声をかけてくださいました。写真撮影にも快く応じてくださり、単なる電車の車掌さんとは違い、観光列車のサービスマンとしての誇りを持っているんだろうなあ、というのが言外に伝わってきました。
まあ人によっても違うでしょうし運行状況、混雑状況によってはきめ細かなサービスを提供することが難しいかもしれませんが、今回はこの車掌さんのおかげもあってとても気持ちの良い行程を過ごすことができました。

原口さん(車掌さん)、ありがとうございました。

箱根×Manfrotto

ということで、今回の撮影旅行。写真好きのメンバーが集まったこともあり、とても楽しい日帰り旅行になりました。が、悪天候もさることながら、スケジュールがキツキツで撮影はちょっとし足りなかったかも。特に三脚のセッティングは手持ち撮影と違って時間かかりますしね・・・。この内容なら泊まりがけでも良かったくらいです。

また、ロマンスカーや鈴廣をはじめ、小田原~箱根は地域全体で観光を産業として成長させようという想いをもとに、ホスピタリティを徹底していることが強く感じられました。観光地といっても、ランドマークの知名度に頼って産業として盛り上げようとしていない(あるいは、できていない)場所も多いですから。
国内の観光産業は震災(に伴う自粛)の影響からまだ立ち直れていないそうですが、この小田原~箱根周辺に関しては、彼らの努力を見て応援したいと感じました。都内からでも、無理な日程を組まなければ(笑)日帰りで行ける場所ですし、また改めて訪れたいですね(その前に仙台、松島に行っておきたいなあ・・・)。

さておき、Manfrotto および WillVii スタッフの皆さん、ご一緒させていただいたモノフェローズの皆さん、ありがとうございました&お疲れさまでした。

ということで、以降は試用機材のレビュー記事に移ります。

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投稿者 B : 22:00 | Minpos Review | コメント (3) | トラックバック

Android 用モバイル Suica、7/23 開始

Androidスマートフォン向け「モバイルSuica」、7月23日開始 - ケータイ Watch

「今夏予定」と言われていた Android スマートフォン向けのモバイル Suica サービスの開始日が、7/23(土)に決定とのこと。

現時点で対象機種は公表されていませんが、キャリア側の発表で Xperia acro(docomo 版・au 版とも)は対応が確定している状況。おそらく各キャリアのおサイフスマートフォン夏モデルはひととおり対応するでしょうが、むしろ初代 REGZA Phone のようにちょっと前に出た機種が無情にも切り捨てられたりしないか心配です(´д`)。

機能的には現在フィーチャーフォン向けモバイル Suica でできていることは一通りできることになる予定ですが、新しく追加される「クイックチャージ」(従来よりも少ない手順でチャージできる機能)と残高確認ウィジェットが便利そう。今まで、電車に乗ったり Suica 決済したりする直前に残高確認→足りなかったらチャージする手順がけっこう面倒で、時間がないのに改札前でモタモタすることも少なくありませんでしたが、これが随分改善されそうなので大歓迎です。特にウィジェットは Android ならではの機能なので、ちゃんと考えて開発してきたなーという印象。Edy が楽天傘下になってから使いにくくなってしまったので(フィーチャーフォン向けの Edy アプリなんてチャージするたびに楽天カードを勧めてきて超ウザイ)、私の電子マネーは Suica の利用率が上がりそうな予感がします。

サービス開始が各社の夏モデル発売から少し遅れるのが若干気になるところ。個人的には Xperia acro への機種変更は Android 版モバイル Suica が始まるタイミングに合わせてでいいかなと思っています。逆に、Android 機でモバイル Suica の利用が最も多そうなのが acro なので、もしかして裏で acro の発売に合わせてきた(現時点で 6~7 月発売となっているけど 7/23 で内定した)?と深読みしたくなってきます。
ともあれ、私の Xperia acro 導入は 7/23 以降(例によって当初は入手困難な可能性もあるので)でほぼ確定しました。

投稿者 B : 00:23 | Mobile | Smartphone & Tablet | コメント (0) | トラックバック

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