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2011/09/30 (Fri.)

光デジタル接続とリモコン操作 -Olasonic TW-D7OPT レビュー (4)

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Olasonic TW-D7OPT のレビュー、さらに続きます。

Olasonic / TW-D7OPT

Olasonic TW-D7OPT

TW-D7OPT は名前に「OPT」とつく通り、光デジタル入力端子を備えています。テレビやレコーダの光デジタル出力と繋いで、デジタルのまま TW-D7OPT で直接デコードしてアナログ音声として出力できます。
しかし、私が今まで繋いでいたのはアナログ(ぉ。理由は後述しますが、TW-D7OPT はアナログ接続でも十分いいと思える音を出してくれていたので、それはそれであまり不満がなかったのでした。が、せっかく「OPT」とついているくらいなんだから、光デジタル経由での音も試してみようかと。

Olasonic TW-D7OPT

接続はテレビの光デジタル出力と TW-D7OPT の光デジタル入力を光ケーブルで繋ぐだけ。あとはスピーカ側の入力をアナログからデジタルに切り替えてやればいいだけ、なのですが、それだけでは音が出ない場合があるはずです。というのも、TW-D7OPT の光デジタル入力は 16bit/32・44.1・48kHz の PCM 音声のみの対応で、地上デジタル放送などの音声フォーマットは主に AAC なので、そのままでは音が出ません。
が、ほとんどのテレビでは光音声出力のフォーマットを強制的に PCM 変換する機能を持っているので、それを設定することで対応可能です。BRAVIA(X5050)の場合は、設定の「光音声出力設定」をデフォルトの「オート」から「PCM」に変更してやります。そうすると、TW-D7OPT から音が出るようになります。

光デジタルで繋いだときの音声は、アナログで接続したときに比べて、音のセパレーションが良くなって、ひとつひとつの音の輪郭がハッキリと立つようになったのが明確に判りました。アナログでもまとまりのいい音ではあると思いましたが、デジタルのほうがモニタースピーカっぽいフラットな音質に感じられ、私好み。今までアナログで繋いでいたのをもったいなかったと後悔しました。

で、基本的にデジタル信号はできるだけ出口近くまでデジタルのまま送りたい主義な私がなぜ今までアナログで繋いでいたかというと、理由はこれ。

Olasonic TW-D7OPT

リモコンが専用だからです。光出力のボリュームは調整できないので、テレビを操作するのに、チャンネルはテレビのリモコン、音量はスピーカのリモコンで別々に使わなくてはいけないのでは、都合が悪い。アナログ接続ならば、スピーカ側の音量設定は一定(ほぼ MAX)にしておいて、あとはテレビ側のリモコンでヘッドホン出力の音量をいじってやれば、それでスピーカの音量が調節できるので、楽なんです。

Olasonic TW-D7OPT

それに対する答えは意外とあっさり見つかりました。先日購入した学習リモコン「RM-PLZ430D」で学習させてしまえば良いだけのことです。「TV」ボタンの内容は基本的にはテレビのコードにしつつ、音量調整周りのボタンだけを学習機能を使って TW-D7OPT のリモコン信号で上書きする。これで、光接続であってもアナログと同じような感覚で音量調整ができてしまいます。学習リモコン以外でも、学習リモコン機能を備えた某タブレットでも操作ができそうです(笑。

これはいいな・・・と思った矢先、ひとつ問題が。ボリュームを調節できるのはいいんですが、今度はリモコン操作してもテレビ画面に現在の音量が表示されなくなりました。テレビ側のボリュームをいじっているわけではないので当然なんですが、これではボリュームを調節しても表示されるのは TW-D7OPT のお世辞にも見やすいとは言えないアンプ部の LED 上に表示されるだけで、遠目からみると分かりません(´д`)。ボリュームの数値ではなく聴感上の大きさで判断する、という解決策はないではありませんが、「ボリューム設定 20 だとだいたいこれくらい」という感覚が身についていると、視覚的に表示してくれないのは気持ち悪さはありますね。

アナログとデジタル、どっちを取るか?は利便性と音質のどちらを重視するか、だと思いますが、接続はデジタルで、使い勝手はテレビの内蔵スピーカと変わらない、といううまい解決策があるのが一番良いんですけどね・・・。

Olasonic / TW-D7OPT

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過剰品質より実利主義 -Olasonic TW-D7OPT レビュー (1)
音がマシだった時代のテレビとの組み合わせはどうか? -Olasonic TW-D7OPT レビュー (2)
子どもが寝たあとで -Olasonic TW-D7OPT レビュー (3)

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投稿者 B : 01:30 | Audio | Audio & Visual | Minpos Review | コメント (0) | トラックバック

2011/09/29 (Thu.)

天草大王と十割そばの店 秀

天草大王と十割そばの店 秀

秀

新橋は SL 広場からそう遠くない場所に、新しいお店がオープンしました。あの「菜五味」「さら」のマスターが、9 ヶ月ぶりに手がけたお店です。人通り的に厳しかった今までのお店と比べ、圧倒的にいい立地(笑。酔っ払いサラリーマンの街として全国的に有名な新橋なので(笑)、飲み会の場所としては集まりやすいロケーションです。

秀

奥の座敷に通されて、まずはビールで乾杯し、祝開店。

料理の方はマスターにおまかせで作ってもらうことに。残念ながらタジンはありませんでした(笑

秀

まずはアテにいぶりがっこのマスカルポーネ和えと、あんきもポン酢。いぶりがっこはかれこれ菜五味時代からのお気に入りなので、久々の再会に感激。そして、あんきももうまい。これはお酒が進みます。

秀

続いてマスターの自信作、天草大王のコロッケメンチカツ。天草大王って何のことかと思ったら、熊本(天草)の地鶏のことですね。これがまたすごく脂が乗っていてうまい。この日一番のヒットだったかもしれません。

秀

ということで、日本酒に進みます。まずいただいたのは「強力」。あれ、以前飲んだのとラベル変わった?と思ったら、以前飲んだのは日置桜の強力。で、これは鷹勇の強力。強力っていろんな蔵元から出てるのね、と調べてみたところ、強力というのは鳥取原産の有名な酒米の銘柄らしいですね。それで、鳥取の複数の蔵元から「強力」銘の日本酒が販売されている、というわけ。勉強になりました。

その強力を、枡っぽい木製の徳利に入れて出してもらいました。猪口は例によってたくさんある種類の中から、自分で好きなものを選んで。

そして、ここから怒濤の天草大王ラッシュが始まります。

秀

脂が乗りすぎで指がべとべとになるくらいの、大手羽先揚げ。バァァーーーン!

秀

肉の弾力と皮のパリパリ感が絶妙なハーモニー、むね焼き。ドォォーーーン!

秀

ということで、日本酒も進まざるを得ないわけです。刈穂の超弩級・気魄の辛口をチョイス。やはり私は超がつくほど辛口の日本酒が好き。

秀

ここでマスターから、Twitter 予約特典の(←違います)筑前煮のサービス。これがまた味が濃いめで、日本酒が進む進む。飲み物をオーダーさせるための撒き餌ですねわかります(ぉ。

秀

ひさびさに働いているマスター(笑。注いでいるお酒は最近流行らしい?ヨーグルトリキュール。

秀

どんどん呑みます。何を呑んだかは、ないしょ(ぉ

秀

〆は蕎麦。店名にも入っているとおり、このお店は天草大王に加えて十割そばがメイン。ここにも天草大王を奢った「刻み大王せいろ」で締めます。

いつものマスターらしく日本酒が充実しているお店ですが、今までの 2 店舗と比べても料理がさらに充実しているようで、かなり満足しました。しばらく行きつけの居酒屋がない状態が続いていましたが、久高に続いて落ち着いて飲める良い店と巡り会えました。忘年会シーズン前にもちょくちょく通う予感。

関連ランキング:鳥料理 | 新橋駅汐留駅内幸町駅

投稿者 B : 23:59 | Dinner | Gourmet | Udon & Soba | コメント (0) | トラックバック

Sony TA-DA5700ES

ソニー、192/24対応の「サウンドオプティマイザー」採用AVアンプ「TA-DA5700ES」 - Phile-web
ソニー / TA-DA5700ESicon

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毎年恒例、AV アンプのモデルチェンジの季節がやってきました。

3D も一段落ついて、Blu-ray 規格も枯れてきたので、そろそろ AV アンプもいつ買っても損しないような状況になってきましたね。純粋なサラウンドフォーマット系だと DTS Neo:X が追加されたくらい?なので、根本的な機能追加があって新機種が出る度に悔しい思いをする、という時期はそろそろ過ぎたように思います。
逆に最近注力されているのはネットワーク系の機能で、DLNA はもちろんのこと、ベルリン・フィルの「デジタル・コンサートホール」の配信に対応したり、Video Unlimited のような動画配信系サービスにも(アンプにも関わらず)対応していたりします。それってアンプが搭載すべき機能?という疑問もありはしますが、DLNA やベルリン・フィルあたりは個人的に嬉しいかも。

マイナーチェンジに見えてシャシー構造から一新しているらしく、フロントパネルもよく見るとデザインがけっこう違う。本当はけっこう大がかりなリニューアルのようです。個人的にはスマートフォン用のリモコンアプリ配布や、何より DLNA クライアント/レンダラー機能が強化されているのが嬉しいですね。

私は今使っているアンプ・ヤマハ DSP-AZ2 のモードダイヤルを次女にどっかにやられてしまったので(泣)、本当はそろそろ買い換えたかったりします。でも、もう少し悪戯が落ち着くまで、と考えると、早くても来年の今頃かなあ、というところ。プロジェクタもそろそろ家庭用に 4K が入る時期が近づいてきているようなので、ホームシアターのリニューアルを検討したかったりしているんですけどね。

投稿者 B : 00:57 | Audio | Audio & Visual | コメント (0) | トラックバック

2011/09/28 (Wed.)

Cyber-shot DSC-HX9V

最近ちょっと続いている、今さら買ったものシリーズ(笑

ソニー / Cyber-shot DSC-HX9Vicon

Cyber-shot DSC-HX9V

ひさびさの Cyber-shot です。ほとんど電源すら入れなくなってしまった DSC-WX1(思えばこれの失敗が Cyber-shot をしばらく敬遠するようになった理由だった)以来、2 年ぶりに戻ってきました。普段使いのカメラはほぼ NEX-5 になってしまい、あとは用途に応じて PowerShot S90 とリコー GX200 で満足し、コンデジの新機種チェックすらあまりしないようになっていたんですが、「娘の幼稚園やピアノの発表会で、望遠域が使えつつシャッター音の静かなカメラが欲しい」という非常にニッチな、しかし切実なニーズを満たすために購入。
発売から半年あまり引っ張ったのは、先代 HX5V がすごい勢いで値崩れしたので、これもきっとそうなると思い、子どものイベントシーズンである秋まで待ってみたというわけ(笑。その甲斐あって、今や Amazon でも量販店でも 3 万円を切る勢いになってきています。正直このスペックのカメラが 3 万円以下というのは、安すぎると思います・・・。

HX9V のハードウェアに関してはほぼ CP+ のときに書いたので省略。買ってみて気づいた点などを少々書いてみます。

Cyber-shot DSC-HX9V

HX9V は 24-384mm 相当という、光学 16 倍ズームレンズを搭載。上位機種(というかカテゴリがすでに違う気がしますが)の HX100V は 27-810mm 相当の超望遠域まで行っていますが、さすがにコンデジじゃないといけないシーンでそこまで必要になることがあるとは思えないので(笑)そういうのは一眼レフに任せて、普段使いでもギリギリいけるサイズの HX9V を選択しました。

Cyber-shot DSC-HX9V

メモリカードはメモステ Duo と SD カードの両対応。なにげに SD カード対応の Cyber-shot って初購入だったりします。最近、手持ち機器における SD カード対応比率が高まってきているので、そろそろ SD カードメインの環境に切り換えるか・・・と思案中。

電池蓋には早くも忘れ去られそうな規格(ぉ)の TransferJet のマークもプリント(他はエンボスなのになぜかこれだけプリント、というあたりが意味深)されていますが、まあ使うことはないでしょうな・・・。

Cyber-shot DSC-HX9V

手持ちのカメラと比較してみました。GX200 と比べると、横幅は GX200 のほうがちょっと大きく、厚みは HX9V のほうがちょっとありますが、全体の量感としてはほぼ同じくらい。GX200 はそれほど大きなカメラではありませんが、レンズ部の出っ張りが大きめなので、意外とキャリングケースを選びます。

Cyber-shot DSC-HX9V

PowerShot S90(サードパーティ製グリップつき)と比べると、HX9V のほうが一回り大きいです。まあ用途の違うカメラなので比較する意味もあまりないですが、なぜか私の周囲では S90/95 と HX5V/7V/9V を比較検討する人が多く(笑。
でも、サイズ感はちょっと違いましたが、キャリングケースとしては私が DSC-W170 や PowerShot S90 を入れていた吉田カバンの DRIVE ポーチ M に何とかギリギリ入りました。でもギリギリすぎるので、ケースは別途見繕うつもり。

Cyber-shot DSC-HX9V

NEX-5 と比較すると、レンズとグリップの出っ張り以外はほぼ同じサイズですが、HX9V のレンズをテレ端まで繰り出すと、レンズの全長も NEX-5+E 18-55mm(のワイド端ですが)とほぼ同じ。まるですっぽんの首のようにレンズが伸びます(笑

Cyber-shot DSC-HX9V

付属のバッテリは「G」シリーズ。地味なコスト削減の影響か、付属品はインフォリチウムではなくノーマルリチウムバッテリですが、私は DSC-W170、WX1 を持っているのでバッテリは共用できます。なので既に持っていたインフォリチウム G バッテリをメインで使用するつもり。まあ、実際使ってみると分単位で残量が分からなくても困ることはあまりないんですが(笑

Cyber-shot DSC-HX9V

バッテリの充電は、従来ならばバッテリチャージャーが付属していましたが、今年のモデルからは USB AC アダプタが付属して、本体ごと充電する方式になりました。予備バッテリを買うユーザーが多くないのか、こういう汎用品をキットにしたほうがコストが抑えられるということですかね。ただ、アダプタとカメラ本体を繋ぐケーブルは専用品(カメラ側が専用コネクタ)なので、ケーブルの使い回しがきかず個人的には微妙。私は W170/WX1 で使っていたバッテリチャージャーがあるので、それを使います(^^;; この AC アダプタは、他の USB 充電対応の小物用に回すかな。5V/500mA 出力なので、スマートフォン程度であれば普通に充電できます。

写りに関しては、実は先日のスーパーアグリ SA07 の写真で既に実写画像を掲載していましたが(笑、なんか全然不満を感じない画質です。レンズ、撮像素子ともに、少なくとも私が今までに使ってきた Cyber-shot の中で、最も不満のない画質だと感じました。1/2.3inch 1,600 万画素という無茶なセンサにもかかわらず、よりドットピッチの大きな 1/1.7inch 1,000~1,200 万画素クラスのセンサを積んだ GX200 や PSS90 に負けてないんじゃないかと感じる瞬間すらあります。いろいろとクセのあった裏面照射 CMOS も、そろそろこなれてきたということですかね。また、ズーム域の広いレンズなので AF 速度は心配でしたが、それほど迷うことなくコンデジとしては及第点をあげられる速さだと思います。
ただ、アナログな感触を残した GX200 や PSS90 に比べると、撮ってるときの楽しさがあまり感じられないのも事実だったりします。「撮る」というより「記録する」という感覚に近いというか。もともと用途が違うカメラなので、そういうもので良いんですが。

何も考えなくてもカメラ任せでキレイに撮れてしまうので、道具としてはほとんど不満もないんですが、唯一大きな不満なのは、記録できるアスペクト比が 4:3 か 16:9 しかないこと。私は一眼レフの写真と揃えるために、コンデジでも基本的に 3:2 設定で撮影しているので、これが大きな不満。あとでトリミングすればいい話ではあるんですが、最初から 3:2 でフレーミングするのと、4:3 の画面を見ながら脳内で仮想的に 3:2 でフレーミングするのとでは違うんですよ・・・。これは PSS90 も同じく 3:2 では撮れないんですが、非常に不満です。こういう仕様でよしとする人はカメラ解ってないんじゃないかとすら思います・・・。

逆に言えばそれ以外には大きな不満もない、いいカメラだと思います。もしかすると PSS90 や GX200 の存在も脅かしかねないし、通勤カバンの常備カメラもかさばる NEX から HX9V に置き換えてしまうかもしれません(笑。いい買い物ができました。

ソニー / Cyber-shot DSC-HX9V

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投稿者 B : 00:59 | Camera | Compact | コメント (0) | トラックバック

2011/09/27 (Tue.)

探偵は BAR にいる @TOHO シネマズ川崎

久しぶりに邦画を観てきました。

探偵は BAR にいる

大泉洋、好きなんですよ。という割に『水曜どうでしょう』は観ていなかったりするけど(笑。コメディがやれる芸達者な俳優が好き、と言った方が良いかな。さらに刑事もの・探偵ものの小説やドラマも好きなので、話題になっていたこともあり、観に行ってきました。

舞台は札幌の歓楽街・すすきの。私は以前長期出張で札幌のすすきの界隈に滞在していたこともあり、あの街の懐の広さとパワフルさはよく知っています。残念ながら、すすきのの歓楽街を堪能したことはないのですが(笑。でも、同じ大歓楽街といっても、どこか狂気じみた歌舞伎町は私は苦手ですが、すすきのの雰囲気はあまり嫌いになれないかな。

物語は、そのすすきのの片隅にあるバー「ケラー・オオハタ」にかかってきた電話から始まります。
バーという場所は、扉一枚を隔てて日常から非日常へと誘ってくれる場所。私は結婚してからめっきり行かなくなってしまいましたが、以前はよく通っていました。浮世から切り離された「閉じた空間」の心地良さは、他の場所では得難いものがあります。
依頼人からの電話をそんなバー(それも、昭和から時間が止まったかのようなレトロなバーとマスター)の黒電話で受けるところから始まるところから、世界観に引き込まれていきました。映像的にも、引きの画は間違いなくすすきのなんだけど、個別の画はいかにも映画的な、物語の世界。見るからにフィルム撮影の画質でしたが、グレインの感触とか、24 コマの「間」の感じがその世界観を膨らませていて、60 コマのデジタル撮影では生々しすぎたでしょう。大画面で観るような迫力の映像やアクションはありませんでしたが、画作りや演出が映画的で、確かにこれは劇場で観る価値がある映画だ、と感じました。

脚本としては伏線がキレイに張られすぎていて、ちょっと先が読めてしまう展開ではありましたが、十分に楽しめたし、こういう話は好きかな。少し物足りなかったのは、主人公である〈俺〉の背景説明が省かれすぎていて「大泉洋そのもの」に見えてしまい、「依頼人は必ず守る」という〈俺〉のポリシーが唐突に感じてしまったあたりでしょうか。
でも、序盤は(オカルトはありませんが)『トリック』あたりにも似た、緩い笑いをまぶしたような展開で、最後までこんな感じにゆるゆる行くのかなあ、と思っていたら、途中で起きたある事件から急激に引き締まった展開になって、背筋を正されるという(笑。おかげで最後までダレるようなこともなく、うまいなーと思わされました。

公開直後からさっそく 2 作目の制作が決定しているという、明らかにデキレースな展開ではありますが(笑、うまくすれば毎回ヒロインを替えながら続ける 007 のような(むしろ『男はつらいよ』や『釣りバカ日誌』のようなといったほうがいいか)息の長いシリーズになりそうな気もします。ひとまず次回作は観てみたい。事前情報ほとんどなしで観に行った映画でしたが、そのくらい気に入りました。

また、本作は小説が原作となっているそうで、そっちもちょっと読んでみたくなりました。15 年以上続いているシリーズのようですが、初期の 2 作『探偵はバーにいる』『バーにかかってきた電話』は Reader Store でも販売されているようなので、買おうかな。

東 直己 / 探偵はバーにいる

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投稿者 B : 00:00 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/09/26 (Mon.)

F1 シンガポール GP 2011

シンガポールGP決勝 ヴェッテル優勝、タイトルは日本GPへ持ち越し - GPUpdate.net

シンガポール GP はヴェッテルの圧勝。シンガポールに滅法強いアロンソ(初開催の年はクラッシュゲートという事件があっての優勝でしたが、それでも)が奮起してくれるかと思いましたが、タイヤとのマッチングに苦しみ 4 位。代わりにバトンががんばってくれたおかげでヴェッテルのチャンピオン確定は免れましたが、それでもヴェッテルがチャンピオンにかなり確定的な王手をかけた状態となりました。

ヴェッテルがスタートから逃げを打ち、3 周目にはもう DRS 圏外を走っているという得意の勝ちパターンに入ったおかげで、終盤までヴェッテルが画面に映ることがほとんどないという、観客としてはつまらないレース(笑。中団では差し合いがありましたが、これほど荒れないシンガポールも珍しいというくらいに落ち着いたレースでした。
しかし今回もマッサに絡んだハミルトン。無茶をする必要のないところで仕掛け、アクシデントの原因を作ってペナルティを受ける・・・という展開はもう今年の定番となったようなもので、今回もドライブスルーを受けていました。それでも最終的にポイント圏内に戻ってくるのがマクラーレンとハミルトンの速さなのだとは思いますが、もうちょっと落ち着いたレース運びを見せてくれれば、チャンピオンシップももう少し白熱したかもしれないのに、と思うと、いかにももったいない。バトンの力強いレースと比較すると、イコールコンディションとはいえもうマクラーレンはバトン中心に組み立てた方が良いんじゃないの、とすら思います。逆にバトンは戦略で勝つときは勝ち、実力でもきっちり上位に食い込めるあたり、派手さは少ないものの、マシンの出来次第では来年はヴェッテルのライバル最右翼になる可能性も高いのではないでしょうか。

残念だったのは何と言っても可夢偉。というか、後半戦は残念な話ばかりな気がしますが、予選 Q2 でのクラッシュは可夢偉本人のミスだったとはいえ、レースは相変わらずレースエンジニアの不手際で獲れるポジションをみすみす逃してしまったようなもの。セーフティカー導入時に例によってピットインのタイミングを誤り、ポジションを争っていたはずの相手から一周遅れになってしまうという、あり得ないミス。その後、青旗無視でペナルティを喰らってしまったこともあり、可夢偉のレースは完全に終わってしまいました。
トップチームのシートがほとんど動かない中にあっては、可夢偉にとってはザウバーがベストな選択肢ではあるにせよ、あくまで消去法でのベストにすぎないわけで、マシンのポテンシャルはともかく開発が息切れするチーム体制、それ以上に臨機応変な対応ができないレースエンジニア、とか可夢偉はこのままザウバーにいたら駄目になってしまうと思います。来年はもう契約があるので動けませんが、2013 年こそもっといいチームのシートを獲得してほしい・・・。

チャンピオンシップは確定しなかったとはいえ、一応権利が残されているのはバトンのみ。しかも残り 5 戦で 124pt 差という、もう決定的な差がついてしまいました。だって 5 戦のうちヴェッテルが 1 回でも 10 位以内に入れば、バトンが残り全勝したとしてもヴェッテルのチャンピオンが確定という・・・。もう 99.999% ヴェッテルのチャンピオンは決まったようなものですが、鈴鹿まで持ち越してくれただけでも良しとしましょう。
次は 2 週間後、ヴェッテルが「神が作ったサーキット」と表現した鈴鹿サーキット。ここで、ミハエル・シューマッハー以来の 3 年連続優勝をもって、ヴェッテルがチャンピオンを決定するか。コースとの相性で言えばレッドブルが優勝の最右翼であることは間違いがないので、そこだけに注目が集まります。また、可夢偉は去年のようなオーバーテイクショーを見せてくれるのか。クルマの仕上がり的には厳しいような気はしますが、また胸が熱くなる走りを見せてほしいものです。

さあ、今年もまた日本グランプリの季節がやってきました。

投稿者 B : 00:59 | F1 | Season 2011 | コメント (0) | トラックバック

2011/09/25 (Sun.)

SUPER AGURI SA07

先日インディジャパン ザ ファイナルに行った際に、ツインリンクもてぎ内にあるホンダコレクションホールも覗いてきました。常設展示は去年も撮ってきたので割愛しますが、今年は琢磨凱旋を記念してか、スーパーアグリの SA07 の展示があったので、舐めるように撮影してきました(笑。

SUPER AGURI SA07

[ Sony Cyber-shot DSC-HX9V ]

コレクションホールには HRF1 チームの RA106(バトン車)が常設展示されているようですが、SA07 は今回特別展示だったもよう。SA07 は RA106 のマイナーチェンジ版にすぎないので、カラーリング以外はほぼ同じではありますが、私は SA07 の実車を間近で見るのはこれが初めて。RA106 は第三期ホンダでは最も好きなクルマですが、SA07 もそれと同じかそれ以上くらいに思い入れのあるクルマです。なんといってもカナダ GP で最速マクラーレンを駆る当時のチャンピオン・アロンソをぶち抜いたマシンですからね!

SUPER AGURI SA07

[ Sony Cyber-shot DSC-HX9V ]

コクピット。ここに琢磨が収まってたんですね・・・。年齢的におそらくもう F1 のシートに座ることはないだろうと思うと、感慨深いものがあります。

SUPER AGURI SA07

[ Sony Cyber-shot DSC-HX9V ]

フロントウィングは今見ると異様な形状。2009 年のレギュレーションからウィングの幅と最低地上高が変更になったので、当時のウィングは今よりも小さく、かつ中央部以外が妙に高くなっていて、奇妙なカタチをしていますね。また、現在のマシンはエンドプレートの外側に整流板が配置されたり、形状としてはさらに複雑になっていますし、より薄いハイノーズが主流になっています。

SUPER AGURI SA07

[ Sony Cyber-shot DSC-HX9V ]

サイドポンツーン周辺は現在の F1 マシンと最も形状が異なるところではないでしょうか。大型のチキンウィング、チムニー(閉じられていますが)、カウル後方からタイヤに向かって伸びるウィングなど、最もボディ後方の空力付加物が多かった時代のマシンです。このゴテゴテした状態は美しくないので個人的にはあまり好きではない(^^;;

SUPER AGURI SA07

[ Sony Cyber-shot DSC-HX9V ]

斜め後ろから。やっぱり今のマシンと違ってゴチャゴチャしてますね。そしてエキゾーストパイプが背中から出ているのがやっぱり時代を感じます(^^;; 今年のマシンは皆エキゾーストブローのためにディフューザー近く、あるいは前方/側方排気になってますからね・・・。

SUPER AGURI SA07

[ Sony Cyber-shot DSC-HX9V ]

リヤエンドも今とは全く違います。リヤウィングは現在のものに比べて幅が広く、全高も低め。そしてマルチディフューザーやエキゾーストブロー、プルロッド式サスペンションなどがない時代のものなので、メカ的な構造は今よりもシンプルです。これがほんの 4 年前(実質的には 5 年前)のマシンと考えると、レギュレーションの変化もさることながら、F1 の進化のスピードたるや恐るべし。

リヤウィングエンドプレート内側にはそれぞれ「挑戦」「闘志」の文字が。また、アッパーエレメントの「HONDA」ロゴももう見ることができないかと思うと・・・。

SUPER AGURI SA07

[ Sony Cyber-shot DSC-HX9V ]

コレクションホール自体、コースとの巡回バスの時間次第で混んでいたり空いていたりするようですが、この SA07 の展示にはさすがにずっと人だかりができていましたね。常設展示の RA106 にはそれほどではなかったので、やはり SAF1 と琢磨人気さまさま、といったところでしょうか。もてぎ自体にも去年に引き続き SAF1 や B・A・R ホンダのシャツやキャップをかぶっていた人がたくさんいました。琢磨のおかげでこれだけ F1 からファンを呼び込むことができたのに、インディジャパンが今年で最後とか、もったいなさすぎるでしょう・・・。

SUPER AGURI SA07

[ Sony Cyber-shot DSC-HX9V ]

SA07、およびそのベースとなった RA106 は極端に言うと B・A・R の初代 BAR001 から順当進化の積み重ねで開発されたようなマシンなので、かなりコンサバめのデザインをしています。今見ても、また 2007 年当時のマクラーレンやレッドブルあたりと比較しても面白味に欠けるデザインではありますが、曲面の使い方が素直で私は好きですね。特に、後継機である RA107(≒SA08)や RA108 が攻めすぎて不細工なデザインになってしまった(しかも遅かった)ので、特に RA106/SA07 は良いマシンだったと思います。SAF1 が参戦初年度を戦った SA05/SA06 も好きでしたけどね。

それにしてもブリヂストンすら撤退してしまった今となっては、POTENZA ブランドのグルーブドタイヤすら懐かしいですね・・・。

SUPER AGURI SA07

[ Sony Cyber-shot DSC-HX9V ]

琢磨のヘルメット、グローブ、レーシングシューズも展示されていました。実際にレースで使用されたものですが、なぜかこれだけ SAF1 出はなく 2005 年の B・A・R ホンダ時代のもの(笑。

SUPER AGURI SA07

[ Sony Cyber-shot DSC-HX9V ]

SAF1 は事実上 HRF1 のセカンドチーム(の割にニック・フライとの確執が取り沙汰されてましたが・・・)で、この SA07 も独自開発じゃないとか批判もされていましたが、それでもスペイン GP での初ポイント、アロンソをオーバーテイクしての 6 位入賞、親チームである HRF1 にもシーズン終盤の日本 GP まではポイントで上回るなど、非常に思い出深いマシン。実車を見られてとても感激しました。

投稿者 B : 20:45 | ComDigi | F1 | Photograph | コメント (0) | トラックバック

2011/09/24 (Sat.)

子どもが寝たあとで -Olasonic TW-D7OPT レビュー (3)

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Olasonic TW-D7OPT のレビューの続きです。

Olasonic / TW-D7OPT

Olasonic TW-D7OPT

テレビ前に設置したものの、我が家では基本的に昼間のテレビ画面は子どもに占領されています(´д`)。私が BD や録画したテレビ番組を観るのは、たいてい子どもたちが寝る 21 時以降。

TW-D7OPT にしてから、昼間でもスピーカの音量バランスが良くなり、聴き心地の良い音になりましたが、個人的にはこのスピーカが本領を発揮するのは夜間ではないかと思います。人の声の帯域が前面に出てくることで、テレビの内蔵スピーカで聴いているときと比べてボリュームを上げなくても楽しめるようになりました。前回のレビューで「フラットな音」という表現をしましたが、フラットというよりもむしろ「人が特に聴きたい帯域の音が聴きやすい」といったほうが良いかもしれません。それにより、低音過多気味な BRAVIA の内蔵スピーカに比べて「フラットに感じる」ということなのかなと理解しました。

私は普段、夜間に独りで BD を観るときにはサラウンドヘッドホン MDR-DS7000 を使っているのですが、今回はあえて TW-D7OPT で音を出しながら視聴してみました。『スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイ BOX』では、台詞がちゃんと聞こえてくるだけでなく、思ったよりも低音がしっかり出ていて十分に楽しめました。ボリュームを上げていったときの迫力はさすがに AV アンプ+シアタースピーカ(B&W 704)に劣りますが、小音量ならばこのくらい低音が出ていれば十分じゃない?という印象。宇宙艇の飛行音やライトセーバーの唸りがちゃんと鳴っていて、満足できるレベルだと思います。まあ、Sci-Fi 系の映画コンテンツだとサラウンドまで作り込まれている場合が多いので、そういうのはサラウンドヘッドホンで家族に気兼ねなく楽しんだ方が良いですが。

Olasonic の卵形スピーカはいずれも、大容量のキャパシタを内蔵しており、これにより低消費電力ながら 10W+10W の大出力を実現した「SCDS(スーパーチャージドドライブシステム)」がセールスポイントのひとつですが、私はむしろ逆にこの小音量時のバランスの良さこそが TW-D7OPT の魅力ではないかな、と思いますね。

Olasonic / TW-D7OPT

B0052B6OVG

■関連エントリー
過剰品質より実利主義 -Olasonic TW-D7OPT レビュー (1)
音がマシだった時代のテレビとの組み合わせはどうか? -Olasonic TW-D7OPT レビュー (2)

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投稿者 B : 21:54 | Audio | Audio & Visual | Minpos Review | コメント (0) | トラックバック

2011/09/23 (Fri.)

スター・ウォーズ コンプリート・サーガ BD-BOX

スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイ BOX [Blu-ray]

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首を長くして待っていたスター・ウォーズの BD-BOX がようやく発売されました。相変わらず忙しくてちゃんと観れていませんが、気に入っているシーンだけ何箇所かかいつまんで視聴。

去年の BS hi での一挙放送では HD 放送ながらソースのクオリティやビットレートの割り当て等の問題で満足できる画質ではありませんでしたが、今回の BD はさすがにリマスターし直されているだけあって、超絶画質と言って良いレベル。旧三部作が「フィルムってこんなに情報量多かったんだ!」と思わせられるほどの高画質に仕上がっているのもさることながら、新三部作も今まではまともな HD ソースがなかった EP1 もようやく HD クオリティになったし、EP2/3 も今までに観たどのソースよりも高画質。実写と CG の境目は旧三部作では DVD 版でも気になるレベルでしたが、BD になると EP1/2 あたりでも十分に気になりますね。だってもう 10 年も前の作品なんだもの・・・。

などなど、画質面での評価についてはいつもの「買っとけ! Blu-ray/DVD」にまだレビューが掲載されていないのですが、Phile-web のほうにこれでもかというほど詳細な記事がアップされていたので、こちら↓で。

発売直前最速レポート!『スター・ウォーズ』BD-BOXのクオリティ&見どころを総力検証 (1/8) - Phile-web

発売前に議論を呼んでいた、EP6 クライマックスでのダース・ベイダーが「NOOOOO!!」と叫ぶという新編集については、個人的にはそれほど違和感はなし。ただ、旧三部作に関しては 1997 年の「特別篇」のときに追加されたシーンが冗長だったり、EP6 のラストに出てくるアナキンの亡霊が DVD 版以降はセバスチャン・ショウ(中年アナキン)からヘイデン・クリステンセン(青年アナキン)に差し替えられているのが気に入らなかったり、ファンとしては不満もあります。BD なんだから好きなエディションを観られる機能くらい入れておいてほしいんですが、そういうのはまた得意の「オリジナル BD-BOX」商法ですかね(´д`)。

ともあれ、11 月くらいになれば、ようやくまともに土日休める生活に戻れる見込みなので、時間を見つけてじっくり鑑賞したいと思います。そういえば、私が DVD 時代にホームシアターを構築したのは「大画面でスター・ウォーズの DVD が観たい!」が原点でしたが、BD がリリースされたことでひさびさにここに手を入れたい欲求がふつふつと沸いてきました。ただ、サラウンドスピーカを再設置するのは、次女がもう少し大きくなる 1 年後くらいかなあ・・・。

投稿者 B : 22:00 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2011/09/22 (Thu.)

TGS 2011

ちょっと間が開いてしまいましたが、先週東京ゲームショウに行ってきました。

東京ゲームショウ|TOKYO GAME SHOW

TGS 2011

2009 年以来 2 年ぶりのゲームショウ。一昨年行ったときにはほとんどのブースが撮影禁止だったので、今回は最初からほぼ諦めていて、写真はほぼ撮ってきませんでした。

所感としてはこないだ少し書きましたが、ソーシャルゲームの台頭(単にグリーの存在感が目立ってきた、というだけでなく、ゲーム専用機のソーシャル化も含め)と逆にスマートフォンの性能向上で、ポータブルゲーム機においては徐々に専用機向けゲームとソーシャルゲームに境目はなくなっていくだろうな、という潮流を感じました。
ソーシャルゲームに関しては「OK」ボタンを押すだけのゲームがゲームと言えるのか?という批判もあるようですが(個人的にはそんなゲームはまっぴらだと思ってはいますが)、そんな中にも他者と競争したり収集欲を満たしたりというゲーム性はちゃんと存在しますし、逆にムービーにばかりこだわってゲーム内容は一本道な近年の大作 RPG がゲームと言えるのか?という議論と同じことだと思います。要は「ゲームに何を求めるか」の違いなのかなあと。プレイヤーが何かしら結果に関与することができて、それを楽しいと感じる人がいたら、それが「ゲーム」なんじゃないでしょうか。

あとは、大手メーカーの美麗ムービーな大作 RPG があったり、逆に任天堂がいなかったりしていましたが、個人的に気になったのは VOCALOID の存在感ですかね。私はあまりボカロには詳しくないのですが、かなりあちこちのブースにキャラクターが出ていて、なんというかソーシャルメディアを介して作られた「みんなのもの感」がここまで成長してきたのかな、と感じました。見方を変えれば、ゲームショウのコミケ化が進んでいる、ということなのかもしれませんが。

さておき、今年のゲームショウの目玉はやっぱりこれ。PlayStation Vita でしょう。

PlayStation Vita

写真が撮れなかったので、現地でもらってきた原寸大パンフですが(笑。一応、約 1 時間待ちの列に並んで触ってきたので、パンフの写真を見ながら Vita について話したいと思います(^^;;

実機を持ってみたときの第一印象は、「けっこう分厚く、直線的」という感じでした。厚みは初代 PSP-1000 と同じくらいでしょうか?PSP-2000 以降の薄いボディに慣れた手には、またあの当時の分厚く重い本体を持たなくてはならないのか・・・と感じました。また、現行の PSP はコントローラ部の両端にテーパーがつけられていますが、Vita ではそれがほとんどなかったのも厚みを感じる一因でしょう。
あと、△○□×ボタンも PSP に比べると高めの位置に、直径も小さくなってついていますが、このあたりは新設された右アナログスティックとの兼ね合いだと思われます。持ち方によっては右アナログスティックは邪魔に感じるかも。

有機 EL ディスプレイは明るさ、コントラスト、解像度どれを取っても文句がなく、早くこのディスプレイでゲームをプレイしてみたくなりました。現行の PSP では PSP-3000 でもまだ輝度やコントラストが不足して感じる場面も多いので、それに比べると雲泥の差があります。

PlayStation Vita

逆に背面は丸みを帯びていて、こちら側の造形で持ちやすさを担保していますが、やはり PSP よりはちょっと持ちにくいと感じました。また、最大の特長の一つである背面タッチパッドには、△○□×のプリントが施されていて、触感で指先のスライド量などを感じられるようになっています。

Vita ブースでのタッチ&トライでは、実際のゲームタイトルの試遊の前に数分間のトレーニングを兼ねたミニゲームを試すことができました。ここでは基本的に両面のタッチパネルでの操作を試すようになっていましたが、正面・背面ともにタッチパッドのレスポンスは良く、これなら直感的にゲームが楽しめると思います。
ただ、この背面タッチパネルを活かすにはゲームタイトル側のアイディア勝負といった側面があるので、どの程度これを楽しく活用できるゲームが出てくるか、でしょうね。

PlayStation Vita

パンフレットではありますが、PSP-3000 との比較。画面サイズは PSP よりも少し大きくなり、本体の横幅もちょっとだけ大きくなりました。本体の厚みに関しては、例によって 2 年後くらいに発売されるマイナーチェンジモデルで薄くなりそうな気がしますが、フットプリントは基本的にこのままでしょうね。ちょっと大きいと感じますが、スマートフォンとの差異化を考慮するとこのくらいのサイズは必要なのかもしれません。

タッチ&トライでプレイしたのはコードマスターズの『F1 2011』でしたが、選択を間違えたかもしれません。レースゲームなんて基本的には既存のインターフェースを使うものなので、両面タッチパッドを使うような操作がまずない(´д`)。Vita の試遊としてあまり相応しくないタイトルを選んでしまいました・・・。しかも、Vita 版は(まだ開発段階のものなので、製品版では変わるかもしれませんが)まるで PSP かと思うような粗いテクスチャが貼られていて、これじゃとてもじゃないけどお金出してまで欲しいと思わないよ・・・というクオリティでした。コードマスターズの F1 ゲームは 2005 年版を買って軽く後悔しているので、これも買うことはないだろうな・・・。

ということで Vita は発売日ゲットを狙ってはいますが、同時に欲しいゲームタイトルが見当たらないのが問題かと(´д`)。

投稿者 B : 23:59 | Game | PS Vita | コメント (0) | トラックバック

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