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2012/04/30 (Mon.)

SIGMA 19mm F2.8 EX DN 試写

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

[ Sony NEX-5 / SIGMA 19mm F2.8 EX DN ]

買ったばかりのシグマ 19mm F2.8 EX DN の試し撮りがてら、散歩に行ってきました。

関東の GW は、前半は比較的晴天に恵まれるものの、後半は雨マークがたくさんついてしまっていて、写真を撮りたければ前半偏重で出掛けるか、遠出するしかなさそうな感じ。

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

[ Sony NEX-5 / SIGMA 19mm F2.8 EX DN ]

この 19mm F2.8 EX DN というレンズは、NEX につけると 28.5mm 相当という一般的な広角レンズの画角になります。私は普段、80mm 相当以上のレンズをつけていることが多いので、その感覚からするとフレームの中にいろんなものが入り込みすぎる印象。GR DIGITAL あたりに慣れている人であればスッと扱えるレンズでしょうが、私はまだ持て余している自覚があります。とはいえ 16mm パンケーキ(24mm 相当)に比べれば幾分マシですが。
中望遠レンズで、ファインダで世界に切り込んでいく能動的な感覚に対して、NEX-5 のライブビューで広角レンズを使うのは、自分の視野が世界と直接繋がっているぶん、「目の前の光景をキャプチャする」とでも言うような、被写体との向き合い方が受け身になる感覚があります。そのお陰で肩に力を入れないでいられるのはある種のメリットでしょうが、まずはこの感覚に慣れるところからですかね。同じ NEX を使うにしても、標準~中望遠の MF レンズをつけているときとはまた印象が違います。

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

[ Sony NEX-5 / SIGMA 19mm F2.8 EX DN ]

広角にはイマイチ慣れませんが、このレンズは 20cm まで寄れるので、困ったら思いっきり寄るという使い方ができるのは救われます。絞り開放なら寄れるだけ寄ればしっかりボケてくれるので、何とかまとまります。ボケ方も自然で好感が持てる描写。

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

[ Sony NEX-5 / SIGMA 19mm F2.8 EX DN ]

いつもの公園で、昨秋の台風で半壊状態になってしまった藤棚が、この春の改修工事で補修されていました。以前ほど生い茂るような勢いはまだないものの、今年も薄紫の花をつけてくれたので一安心。

このピント面のシャープさはやっぱりシグマらしいと感じます。NEX のボディ側の画作りである可能性もありますが、シグマのレンズにしては色乗りもこってりしていて、撮って出しでも全然問題ない画質だと思います。

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

[ Sony NEX-5 / SIGMA 19mm F2.8 EX DN ]

とにもかくにも、第一印象としては上々で、とても気に入りました。低価格ながら EX を名乗っているだけのことはあると思います。この性能ならむしろ NEX-7 の 2,400 万画素でどこまで引き出せるか、一度見てみたくなりますね。そして同系統のレンズを搭載する DP1 Merrill だとどうなのか・・・とか考え始めると、シグマの思うツボにはまりそう(;´Д`)。

とりあえず、当面の間は出掛けるときにはこのレンズを持ち歩いてみることにします。

シグマ / 19mm F2.8 EX DN

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投稿者 B : 00:19 | NEX-5 | Photograph | SIGMA 19/F2.8 DN A013 | コメント (2) | トラックバック

2012/04/29 (Sun.)

ND100000:金環日食に向けて

あと 3 週間もしたら金環日食だっていうじゃないですか。

マルミ / 太陽撮影用 ND フィルター DHG ND-100000 58mm

DHG ND-100000

普段は天体写真なんて撮らないんですが、こういうときくらいはにわか天体カメラマンになったっていいじゃないですか。いや、けっこう流星群とか彗星とか好きなんですよ。ガンダム関係なく(ぉ

天体撮影は野鳥とはまた違った方向で奥の深い世界ですが、太陽くらい大きな被写体なら私でもそれなりに撮れるかもと思い、ND100000 フィルタを買ってきました。

DHG ND-100000

こんなことでもなければ ND100000 フィルタなんて買うことはなかったと思いますが、さすがにこれだけ特殊なフィルタとなると MC プロテクタのようにはサイズバリエーションが豊富じゃない。マルミからは 77mm と 58mm、ケンコーからは 52/58/77/82mm と角型 76/100mm くらいしかなく、私がメインで使っている望遠レンズ群にちょうど合うサイズがありません。また、ケンコー製は妙に高価く、仮に当日曇りで使えなかった場合のダメージが大きいので、にわか天体カメラマン的にはマルミの 58mm が限度かな、といったところ。

でも、日食撮影なら基本的にはテレ端固定で撮るだろうし、なおかつ APS-C ボディなら小さめのフィルタにステップダウンリングをつけても事足りるんじゃ?と思っていたら、案の定、

ND100000は62mm径はおろか、67mm径もないので - クマデジタル

ですよねー。62mm→58mm くらいならば全然余裕でしょう。ということで同じくマルミのステップダウンリングを買ってきました。

Step-down 62-58mm

フィルタ径を合わせるだけのごく単純なリングですが、アルミ製のようで妙にちょっとした高級感があります。

DHG ND-100000

装備は α77+70-300G で臨んでみようと思っています。手持ちの 300mm 級のレンズで最も描写が良いのがこのレンズだから、という理由。α77 は高感度ノイズが弱点ですが、ND100000 で強烈に減光させるレベルなら、高感度ノイズが気になる余地はないでしょう。
本当は望遠なら EOS 7D+シグマ 50-500OS が最強なんですが、95mm という驚異のフィルタ径(付属の APS-C 向け 95→86mm ステップダウンリングをつけても)を変換できるステップダウンリングは少なくともヨドバシには売っていませんでした(´д`)。一応、APS-C+テレ端なら 95→58mm まで多段ステップダウンさせてもおそらくケラれないだろう、ということは実機確認したのですが・・・。

DHG ND-100000

ちなみに、マルミの ND100000 フィルタにはこんな感じ↑の金環日食撮影ガイドブックが付属していました。
いつ・どこで見られるか、とどうやって撮影するか、を簡単にまとめたガイドブックで、私のように詳しく知らないけどとりあえず流れで撮ってみようというにわかには最適なんじゃないかと思います(笑。

ただ、内容的には私が ND100000 を買う事前に調べたときに見つけたこのページがほぼ同内容でした。

金環日食の撮影にチャレンジしませんか? | 富士フイルム

富士フイルムさんが公開しているページですが、別に富士フイルム製カメラのユーザーでなくても閲覧できるオープンさ。一応、富士フイルム製カメラを使って解説されていますが、内容はいたって普遍的なもの。直接販売につなげようとするいやらしさじゃなくて、写真文化そのものに貢献しよう、という姿勢には好感が持てますね。

ということで、日食は 5/21(月)の朝。ギリギリ会社を休まなくても見られるという、却って悩ましい時間帯の天体ショーです(´д`)。あとは天気が良くなることと、当日自分が起きられるかどうかが問題(;´Д`)。朝は弱いんですよね・・・。

マルミ / 太陽撮影用 ND フィルター DHG ND-100000 58mm

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投稿者 B : 01:00 | Camera | Camera Accessory | コメント (2) | トラックバック

2012/04/28 (Sat.)

MDR-EX800ST に MDR-EX1000 のケーブルを

私のメインポータブルヘッドホンとなった MDR-EX800ST ですが、付属のケーブルは 1.6m もあって、ポータブルプレイヤー用としてはあまり向いていません。まあもともとスタジオ用なので当然っちゃ当然なのですが、長いと満員電車の中で他の人に引っかかったりしてお互い迷惑だし(実際、買ってほんの 3 週間ほどの間に何度かあった)、ショートケーブルが欲しくなります。付属品にはないので、ならばということでこれを取り寄せてみました。

ソニー / RK-EX1000SP

RK-EX1000SP

MDR-EX1000 用の 0.6m ショートケーブルです。保守パーツとして取り寄せてもらったわけですが、このケーブルだけで約¥4,000。ちょっとしたヘッドホンが買えてしまう価格ですが(;´Д`)、そこはそれ・・・。

RK-EX1000SP

このケーブル、ただのイヤホンケーブルなのに妙に高級感があって、ステレオミニプラグからして作りが違います。同じ 0.6m のショートケーブルでも、MDR-EX600 は特に高級感もなかったので、これがフラッグシップの実力ってやつか・・・と感心させられます。
まあ、スタジオモニター系のヘッドホンだと上位機でもプラグが金メッキになっていなかったりと実用本位なのに対して、リスニング系ヘッドホンだとプラグにまで明らかにコストがかかっていたり、という違いがありがちなので、こういうのも要は雰囲気なんだよなあ(^^;;とは思いますが。

RK-EX1000SP

MDR-EX800ST 付属のケーブル(RK-EX800)と比べてみました。明らかに作りが違うのが分かると思いますが、ケーブルの太さも RK-EX1000SP のほうが一回り太いです。インピーダンスも EX1000 のほうが小さいようです。

RK-EX1000SP

ケーブルの分岐は EX800ST 付属品同様の Y 字になっています。ちなみに、このケーブルは MADE IN CHINA。EX800ST もケーブルは中国製です(ヘッドユニットは日本製)。

RK-EX1000SP

ヘッドユニットとの接続部。RK-EX800 がソニーのスタジオモニター伝統の赤青で色分けされていたのに対して、EX1000SP のほうは赤白になっています。
また、ネジの部分は RK-EX800 が金属で RK-EX1000/600 はプラスチックだと思い込んでいましたが、よく見てみたら EX1000 のほうは(たぶん 600 も)黒塗装された金属だったので、耐久性という点ではほぼ同等と言えそうです。

RK-EX1000SP

ヘッドユニットをつけてみたところ。左(R チャンネル)が RK-EX800、右(L チャンネル)が RK-EX1000SP です。やっぱり付属ケーブルのゴールドがチラ見えしているほうが見栄えが良く、EX1000SP のほうは全体的に黒くなってしまうので地味ですね・・・。そういう意味では付属ケーブルのショート版があるのが理想的なのでしょうが、それは EX800ST のそもそもの用途と違うしなあ。

音については、ケーブルの長さ・太さ・インピーダンスが違えば音も多少なりとも違って当然。私の耳で聴いた限りでは、ヘッドユニットが同じなので劇的に変わるというレベルではないにせよ、低音が強化され、高温の伸びというか響きがキラキラした感じになり、「少し分かりやすい音になった」印象を受けました。全体的に、RK-EX800 はデッド、EX1000SP はライブな感じの響きで、モニターヘッドホンながらリスニング用途に使うならば EX1000SP のほうが好みかな。正確な音そのものを聴くという EX800ST 本来の用途には、付属ケーブルのほうが当然良いでしょうが。
Web 上で同じようなケーブル換装をやっている方々の感想を見る限り、良くなった(聴きやすくなった)という意見と悪くなった(バランスが悪くなった)という意見とが半々で賛否両論という感じですが、私は自分の用途においてはこの EX1000 用ショートケーブルに換装したバージョンのほうが合っていると感じました。

いいヘッドホンを買うと、音楽を聴くのが楽しくなりますね。今まで何度も聴き込んできたソースからも新たな発見があります。ただ、やっぱりウォークマン A847 の限界が聴こえてしまうだけの実力を持ったヘッドホンだと思うので、秋にもし S-Master MX 搭載の新型ウォークマンが出たら、久しぶりに買い換えるかなあ。という気持ちにさせられてきました。

投稿者 B : 00:18 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2012/04/27 (Fri.)

Sony VG-C77AM

α77 用の縦位置グリップを入手しました。

ソニー / 縦位置グリップ VG-C77AMicon

Sony VG-C77AM

私は縦位置撮影が多いので、基本的に一眼レフには必ず縦位置グリップをつけるようにしています。とか言いつつ、以前縦グリをつけてもあくまで本体グリップで握って撮るという南雲流の構えを教えていただいて以来、私もそのスタイルで撮ることが多くなってしまいました。α のような凝ったグリップならともかく、他社の縦グリは本体に比べて操作性が格段に落ちてしまうことが多いので、本体側のグリップで撮ったほうがいろいろ速くて確実なんですよね。
でも、EVF だったりライブビューがしやすかったりする α77 は、他のデジタル一眼に比べてバッテリの消費が激しく、バッテリグリップとしての意味も兼ねて縦位置グリップが欲しいよなあ、でも α の縦グリは作りが凝っているだけに高いんだよなあ・・・と思っていたら、先に買っていたしょういちさんがこの縦グリのゴツさにメゲて譲ってくださるというので(笑)下取らせていただきました。どうも最近あちこちでしょういちさんが譲ってあげると声をかける事案が発生しているようですが(ぉ、この VG-C77AM はほとんど未使用に近い新品同様状態。ありがとうございました>しょういちさん

Sony VG-C77AM

さっそく α77 に装着してみました。うーん、やっぱりゴツい(笑。グリップのサイズ自体は α700 用の VG-C70AM と大差ないはずなのですが、ボディ側が当時よりコンパクトになっている(ように見える)ため相対的に大きく感じるんでしょうね。
ただ、Planar 85mm とか 70-300G のような大きめのレンズとの組み合わせでは、やっぱり縦グリがあったほうがバランスが良いです。重量的なものだけでなく、マウントの高さに対してレンズの鏡筒が太いため、ボディのみだと置いたときにボディ側が浮いてしまっていたので。

Sony VG-C77AM

背面。これをつけただけで全体の高さが 1.5 倍くらいになっているのがよく分かると思います(^^;; 確かにこれはデカいですよね・・・。

Sony VG-C77AM

ただ、その大きさを補って余りあるのがこの操作系。マルチセレクタを筆頭に、本体側背面についている操作ボタンのほとんどが縦位置グリップ側にもついていて、縦位置でも横位置とほとんど変わらない操作性で撮影することができます。ないのは軍艦部についている ISO 感度、ホワイトバランス、連写モードの切り換えと動画撮影ボタン程度。設定系はクイックメニューからも辿れるのでそれほど問題はないですし、あとは縦位置動画を想定していないことをどう捉えるか、かと思います。まあ縦位置動画ってまだまだ一般的ではありませんが、最近はスマートフォンのお陰で「特に意識せず、当たり前のものとして縦位置動画を撮っている」という人も徐々に増えてきているはず。もしかしたら近い将来縦グリ側にも動画撮影ボタンがつく日が来るんじゃないかと思っています。

Sony VG-C77AM

この縦グリのもう一つの特徴がここ。グリップの形状がボディ側のグリップとほぼ同じになっていて、かつシャッターボタンが一般的な縦グリよりも低い位置に(レンズの光軸から見たときに、横位置とほぼ同じ位置関係で)ついているので、より自然な感覚で縦位置で撮れるという。
キヤノンのバッテリグリップは角材か!と突っ込みたくなるような形状だしシャッターボタンの位置は高いし、正直使いやすいとは言いがたいんですよね。まあ α の縦グリが商品名からして「縦位置グリップ」なのに対して、キヤノンはあくまで「バッテリグリップ」なので、製品の存在意義そのものが違いますが。ただ、キヤノンのほうも 5D3 のバッテリグリップでは縦位置グリップとしての使い勝手にも注力しているようなので、今後の製品については期待ができそうな気もします。

Sony VG-C77AM

EOS との違い、という意味で言えば、グリップの装着時にボディ側の電池ボックスのフタをそのままグリップ側にしまってしまえるギミックは使い勝手が良いです。EOS だと、ボディ側のフタはいったん外した上で、グリップ側の窪みに収めてやる必要があるので、まあ失くすということはないにせよ脱着が面倒です。

Sony VG-C77AM

バッテリは横から入れる方式。アダプタを介して格納するタイプなので、一手間かかるのはちょっと面倒かな。ただ、横入れだとこれは仕方ないかと思います。ちなみにこのアダプタは α700 の縦グリと互換性がありました。

Sony VG-C77AM

グリップの底面にはこんなステッカーが貼ってありました。これはしょういちさんをはじめとする"踊ってみた"動画撮影チーム「K3D」のロゴマーク(デザインは UTAN1985 さん)です。私は撮影チームのメンバーではありませんが、せっかくなので剥がれるまでは貼っておきます(笑。

ということで、やっぱり α は縦位置グリップつけてこそナンボ、という気がしますね。高いしゴツいので買うのに躊躇する製品ではありますが、使い勝手の良さは折り紙付き。やっとこれで α77 を本気モードで使ってやれるような気がしてきました。

ちなみに、これが届いたときに一点問題がありまして・・・、

Sony VG-C77AM

品名のところに「カメラ」!!!これを見たときには正直冷や汗が噴き出しました。平日の昼間に届いたので受け取ったの私じゃないし・・・家人には今のところ何も聞かれていないのですが、逆にそれがコワイ。今のはまずかったよ、しょういちぃ・・・よりにもよってカメラと書くなんて、どうかしてるよ(;´Д`)ヽ。

教訓:品名は正確に。もしくは、カモフラージュするならうまくやれ(ぉ

投稿者 B : 00:07 | Camera | My Equipment | コメント (2) | トラックバック

2012/04/26 (Thu.)

Logicool M600

スマホのスラスラ感でPCを操作できるロジクール『タッチマウスM600』を動画でチェック

知らない間に面白そうなマウスが出ていました。マウス馬鹿な私としては見過ごしていられない新製品です。

タッチセンサ系のマウスと言えば、昔使っていた V500 がけっこう気に入っていたので、こういう製品は嫌いじゃない。クリックボタン+ホイールではなくタッチセンサでどのような操作感を実現しているのか、実際に触ってみようと思い、量販店に足を運んでみました。

が・・・、

タッチ以前にマウスとしてこの形状はないわ(´д`)。背が低すぎて長時間の使用に向いていなさそう。そもそも従来のマウスとは全然別物、という認識で使うべきなんでしょうが、ジェスチャー系の操作は確かにこういう背が低いマウスのほうがやりやすいでしょうが、マウスとしての使い勝手が犠牲になってしまって、本末転倒という気がします。私の場合、ブラウザだけならキーボードショートカット+マウスジェスチャーでほとんどの操作を済ませてしまうので、新しい操作を覚えることがそれほど効率向上に繋がらないというのもありますが・・・。

Mac からの流れでノート PC のタッチパッドは近年すごく進化してきましたし、スマートフォン系の操作も取り入れていったほうが PC の使い勝手を向上させ、敷居を下げるという意味では良いのでしょうが・・・、まだまだ発展途上という印象を受けました。手を出すのはもうちょっと枯れてからのほうが良さそうな気がします。

ロジクール / Touch Mouse M600

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投稿者 B : 00:06 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

2012/04/25 (Wed.)

Ivy Bridge

【PC Watch】 インテル、「Ivy Bridge」こと第3世代Coreプロセッサを発表
【PC Watch】 ついに登場したIvy Bridge「Core i7-3770K」の実力を試す
4Gamer.net ― Ivy Bridge基礎検証。CPUの基本性能やGPGPU性能などから,Sandy Bridgeとの違いを徹底的に探ってみる

Intel が第 3 世代 Core プロセッサ(コードネーム:Ivy Bridge)を正式発表。

位置づけ的には昨年の Sandy Bridge をプロセスシュリンクしたようなもので、劇的な性能向上はありませんが、より電力効率に優れたプロセッサになっているようです。あとは内蔵グラフィックスのパフォーマンスアップ程度。Sandy Bridge での進歩が大きかったため、今回は比較的マイナーチェンジに留まっており、Sandy Bridge からのリプレースとしては中途半端。ただ、電力効率が向上したことで、このプロセッサを含むノート PC 用のプラットフォーム(コードネーム:Chief River)はより完成度が高まったと言えるでしょう。

私は今年はノート PC の買い換え予定はありませんが、そろそろ自作機の中身を何とかしたいと思っているところです。かれこれ 4 年前の Core 2 Duo E8400 でも Web ブラウジング程度ならば困らないのですが、最近のカメラの高画素化で RAW 現像時にパワー不足を痛感するようになってきたので、発売後少し価格がこなれてきたら Ivy Bridge で中身を一新するつもり。この GW には CPU の販売も開始されるということなので、久々にアキバの電気街でも覗いてこようかな。

投稿者 B : 00:22 | PC | PC DIY | コメント (0) | トラックバック

2012/04/24 (Tue.)

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

NEX のレンズを買いました。

シグマ / 19mm F2.8 EX DN

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

CP+ での参考展示を見てから発売を楽しみにしていたレンズです。当初は 30mm のほうが気になっていたんですが、焦点距離的に純正の E 30mm F3.5 Macro とかぶるので、まずはあえて 19mm のほうから試してみることにしました。

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

同社の意欲作 DP1 Merrill のレンズ設計を流用したという触れ込みで、低価格な製品ながら「EX」銘が奢られたレンズです。前玉はさほど大きくないながらも湾曲していて、いかにも広角レンズといった風体。30mm のほうは見た目的にはあまり面白くないレンズですが、19mm のほうはけっこうソソられる佇まいです。

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

フィルタ径はソニー純正レンズより一回り小さいΦ46mm。前面に刻印された「MADE IN JAPAN」の文字が会津工場生まれであることを物語っています。

絞り羽根は常に完全な円形を保っているとは言いませんが、できるだけきれいな形状を保つような配慮がされています。上の写真は F5.6 まで絞ったあたり。このくらいまではけっこうきれいな円形なので、ボケの形状には期待が持てそうです。

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

レンズのサイズを Biogon 28mm F2.8 G(G-NEX マウントアダプタつき)と比較してみました。長さ的には近い感じですね。純正のパンケーキ(16mm)よりも長く、標準ズーム(18-55mm)や 30mm マクロよりは短い。私は NEX-5 にはこの Biogon か Planar 45mm F2 G をつけっぱなしにしていることが多いので、この 19mm もつけっぱなしにしておける許容範囲内と言って良いでしょう。

さすがにメタル筐体な CONTAX G レンズと並べると鏡筒の安っぽさが目につきますが、それは価格帯(実売 2 万円未満)を考えれば致し方なしといったところでしょうか。

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

NEX-5 に装着してみたところ。悪くはないですが、これはさすがにボディもブラックのほうが似合いそうですね。

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

円形のレンズフードもついていて、フードつきだとこんな感じ。

最近のレンズはコーティング性能が高いので逆光にも強いものが多いですが、これは広角系なのでできるだけフードはつけておいてやりたいところ。

SIGMA 19mm F2.8 EX DN

ボディに装着したときの長さはこんな感じ。
ちなみにフォーカスリングは電子式なのでスカスカです。同じ電子式フォーカスリングでも、ソニー純正のほうがまだ多少は粘り気のある操作感で、このシグマ 19mm はいかにも頼りなく感じます。まあ広角系なのでそれほどシビアなピント合わせが必要になることも多くないでしょうが、最短撮影距離が 20cm とそこそこ寄れるので、意外と MF の出番も多そうなだけに、ちょっと物足りないところではあります。

今まで NEX の広角系というと、マウントアダプタを使わなければ純正の 16mm か標準ズームのワイド端(18mm)を使うしかなく、どちらも画質的には半端な印象だったので、シグマらしいシャープさが発揮されているようならば今後の常用レンズとなり得る可能性があります。35mm 判換算で 28.5mm というのはほぼ広角の定番に等しい焦点距離なので、そういう意味でも使いやすそう。ただ、私はあまり広角の構図が得意ではないので、練習する必要はありそうです(^^;; これから GW を迎えることだし、しばらく集中的にこのレンズと付き合ってみたいと思います。

シグマ / 19mm F2.8 EX DN

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2012/04/23 (Mon.)

F1 バーレーン GP 2012

バーレーンGP決勝 ヴェッテルが今季初優勝!ライコネンが2位 - GPUpdate.net

開幕から混戦が続く 2012 年シーズンの F1。内戦により開催が危ぶまれたバーレーン GP でしたが、無事(と言えるのかどうか)開催されました。
まあそもそもが体制派(王室)によるスポーツの政治利用的な側面が強かったグランプリを、内戦状態にある中で決行してしまった FIA/FOM の姿勢は問題にされるべきでしょうし、チームスタッフが内乱の小競り合いに巻き込まれかけたり、F1 開催への抗議デモで死者も出ていることから、少なくとも何事もなかったとは言えないわけで。日本での中継もフジテレビがスタッフの派遣を取りやめたようですが、これらの事態は重く見るべきではないかと思います。さすがに FOM から権利を買っている放送の中で批判めいた発言はできないでしょうが・・・。

さて、本題。予選はディフェンディングチャンピオンのヴェッテルが今季初 PP。レッドブルに秘策があったわけではなく、純粋にマシン開発の進歩とセッティング、およびドライバーとのマッチングが進んだ成果でしょうが、ヨーロッパラウンドを前にしてようやく本命が本来の速さを取り戻し始めたように見えます。
決勝でも RB8 の速さには翳りがなく、空力を乱されない最前列での走行で余裕の逃げを打つ・・・ように見えましたが、そこに現れたのがダークホースのロータス・ルノー。ストレートを伸ばすセッティングが功を奏した E20 でグロジャンとライコネンがヴェッテルを追い立てます。特にタイヤを温存して予選 11 位からスタートし、新品のソフトタイヤでダッシュを決め、その後のタイヤも全てキレイに使い切ったライコネンが中盤以降ヴェッテルの背中にピタリ。「いつでも抜ける」と言わんばかりの余裕のある走りでヴェッテルにプレッシャーをかけましたが、今一歩抜ききれず。最後のピットストップでヴェッテルを交わせなかったところで、実質的なゲームオーバーとなりました。

ライコネンが勝てなかった原因としては、本気で仕掛けていれば抜けそうなポイントがいくつかあったのに抜ききらなかったこと、そもそもグロジャンをパスするのに時間を要したこと、そして最後のピットストップがヴェッテルと同時になってしまった(アンダーカットするなりステイアウトするなりの選択肢はあった)こと、などいくつかの要因はあります。ただ今回のレースに関して言えば、ロータスとライコネンがミスをしたというよりも、あれだけライコネンにプレッシャーをかけられ続けたヴェッテルが「ミスをしなかった」ことが最大の要因ではないでしょうか。ゴール直後にマシンを止めるほど薄氷の勝利でありながら、最後まで選択肢を間違えなかった王者の底力の勝利。そんなレースに見えました。
いっぽう勝てなかったライコネンについては、私はミハエルと違って今年中に優勝争いに絡んでくるレースがいくつかあるだろう、と思ってはいましたが、復帰して 4 戦目で優勝の目前にまで来るとはさすがに思っていなかったので、驚きました。でも、あのライバルを追い詰めていくときの狼のような仕掛け方を 2 年ぶりに見ることができて、こんなに嬉しいことはありません。ライコネンが優勝できる可能性が極大になるのはおそらく最も得意とするベルギー GP でしょうが、その前に別の勝利のチャンスが巡ってくる可能性は大いにあると思います。ロータス E20 は飛び抜けて速いクルマではないけれど、素性が良く、コースとセッティングの相性次第ではトップクラスの速さを備えていることは、今回グロジャンが 3 位に入ったことで証明されました。

しかし今シーズンは本当に面白いですね・・・昨シーズンも面白いと思っていましたが、今シーズンは本当に各チームの実力が僅差で、結果が予想できません。こんなシーズンは私の長い F1 ファン歴の中でも初めてではないでしょうか。4 戦終わって勝者 4 人、そして毎レース終わるごとにポイントリーダーさえも入れ替わる。レッドブルの圧倒的優位性は失われ、今のところ総合力ではナンバーワンだと思われていたマクラーレンでさえも盤石ではなく。そこにメルセデス、ロータス、ザウバー、そして孤軍奮闘のアロンソが絡んできて、本当に予測がつかないシーズンになっています。

それにしても今回も可夢偉。予選アタックに失敗して Q2 敗退、ミディアムタイヤでスタートしてピット戦略に賭ける・・・まではいいとして、あのピット戦略は何なんですか。ミディアムスタートを決めたならスタートダッシュは多少諦めてもロングスティントで粘り、最終スティントのソフトタイヤで攻める・・・が定石のはずが、2 本のミディアムタイヤをいずれも早々に諦めてソフトタイヤを早めに履き、それも履き潰して結局 3 ストップになった挙げ句のポイント圏外・・・とか、素人でもやらないだろうという采配。マシンバランスが悪くてミディアムタイヤをうまく使えなかった、という可能性もありますが、去年といい今年といいザウバーは(中でも特に可夢偉は)ピットストラテジーで駄目になってしまうレースが多すぎます。本当に、可夢偉にはもう少し戦略がマシなチームに移らせてあげたい・・・。

次のレースは 3 週間後のスペイン GP。いよいよヨーロッパラウンドの幕開けです。そろそろトップ 5(レッドブル、マクラーレン、メルセデス、ロータス、フェラーリ)とそれ以外の差がつき始めたかな、というのが感じられたバーレーンでしたが、各チームが大型アップデートを持ち込むスペインからはその格差がさらに広がる可能性も高く。そういう意味では、バーレーンまでの間に結果が残せなかった可夢偉は今後厳しい戦いを強いられるでしょう。そう考えるとなんだか暗澹たる気持ちになってくるのですが、ザウバーのアップデートがポジティブなものであることに期待しつつ、3 週間待つしかありません。

投稿者 B : 01:04 | F1 | Season 2012 | コメント (0) | トラックバック

2012/04/22 (Sun.)

薄紅から新緑へ

薄紅から新緑へ

[ Canon EOS 7D / Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM ]

東京の桜も完全に終わってしまいましたが、先週久しぶりに EF-S10-22mm を持ち出して散り際の桜を撮ってきたので、ちょっとその写真でも。

望遠系レンズばかり使っている私は広角はとても苦手意識があるんですが、こういう季節は広角レンズで量感を見せてやるのも悪くない。ただ、画面から要素を引き算しきれないので、そういう意味で難しいです。望遠系は主題さえ決めてしまえばあとはその配置とボケ量をコントロールすれば、ある程度できちゃいますからね・・・。

薄紅から新緑へ

[ Canon EOS 7D / Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM ]

ソメイヨシノは一足先に終わっちゃいましたが、八重桜ならまだけっこう残っていたりします。ボリュームがあるので桜らしい儚さがあまり感じられないというのはあるんですが、これはこれで好き。

この EF-S10-22mm というレンズは、超広角(16mm 相当)まで行けるわりにディストーションやその他の収差も少なく、とても良いレンズだと思います。レンズの味みたいなものはないので、リアリスティックにキリッと撮れるレンズ。写実志向な私には合っているかもしれませんが、やっぱり広角の画作りは難しい。普段いかにボケに頼っているか、というのを痛感します。

薄紅から新緑へ

[ Canon EOS 7D / Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM ]

次に見ごろを迎えるのは、このあたりだと菖蒲系が中心ですかね。まだまだ春先の不安定な気候が続いている印象ですが、空もだんだん青みを増してきていますし、休日が一日でも多く写真日和であってくれることを願うばかりです。

投稿者 B : 00:44 | EF-S10-22/F3.5-4.5 USM | EOS 7D | Photograph | コメント (2) | トラックバック

2012/04/21 (Sat.)

スマートテレビ スマートフォン、タブレットの次の戦場

西田 宗千佳 / スマートテレビ スマートフォン、タブレットの次の戦場

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スマートテレビ。単語としては Google TV が出てくる前後くらいからありましたが、だいたい 2011 年の IFA あたりから頻繁に使われるようになったような印象です。IT/エレクトロニクスにおけるスマートフォン、(スマート)タブレットの次の潮流は間違いなくスマートテレビ、と言っても過言ではないくらいに最近スマートテレビに対する注目が高まりつつあります。
この『スマートテレビ』は、スマートフォンやタブレット、およびそれらの上で閲覧できるさまざまなコンテンツの電子流通周りを追い続けてきたジャーナリスト西田宗千佳氏の最新の著書。業界動向を表面的に追っかけたものではなく、スマートテレビが出現してきた背景を技術的、マーケット的、および業界構造的観点から掘り下げてあるので、それほど専門知識がない人でも「スマートテレビで今、何が起きているのか」をフラットに把握できるでしょう。

先日、鴻海(世界最大手の EMS として有名な Foxconn の親会社)がシャープの筆頭株主になったことを引き合いに出すまでもなく、今やテレビ事業は多くの経済誌に国内の電機メーカーの「お荷物」とまで評されるようになってしまいました。テレビにこれ以上の高画質化は求めていない、別にスマートテレビだといってアプリが使いたいとも思わない、「安ければそれで十分」という意見もあるでしょう。が、もしそれをジャーナリストや業界関係者が言っているのであれば、それは産業の「いま」しか見ていない、狭いものの見方だと思います。

スマートテレビとは何か?テクノロジー的な観点から言えば、従来よりも性能と汎用性の高い半導体と OS を搭載し、コンピュータ化してネットワークに接続されたテレビということになるでしょうか。用途の面から言えば、Web ブラウジングができるテレビ、動画配信サービスが受けられるテレビ、アプリが動かせるテレビ、従来の十字キーつきリモコン以外の新しいインターフェースで操作するテレビ、スマートフォンやタブレットと連携するテレビ、などいろいろあります。が、どれも正しいし、そのどれもが正しくない。いや、正確には「どれかだけでは正しくない」と言ったほうが良いでしょうか。
そういえば、1 年ほど前のイベントで「そもそもスマートフォンって何?スマートフォンって、ハードウェアだけ見たらそれ自体が賢いわけではなく、アプリやサービス、ネットワークとの組み合わせで賢くなれる電話」という問いかけがありましたが、それとほぼ同じことがスマートテレビにも言えると思います。

実は、用途の面から見ると、ここ 4~5 年のテレビはすでに「スマートテレビ」と言えるほどの機能性は備えていながらも、快適でない操作性、互換性の低いプラットフォーム、そして何より限られたハードウェアリソースのせいで「機能はあるのにほとんど使われない」ものがほとんどでした。この部分からしても、フィーチャーフォンとスマートフォンの対比によく似た状況にあると言えます。それが、スマートフォンの高性能化・低コスト化に伴い、テレビにも共通のプラットフォームを持ち込むことでユーザビリティと互換性の水準が一気に高まるのが、今起きようとしている「スマートテレビ」の本質と言って過言ではないでしょう。
ただ、私個人の見立てとしては、「電話機兼ハンドヘルドインターネット/メール端末」であった携帯電話からスマートフォンへのシフトや、「ノート PC のバリエーション的な存在、もしくは大画面化したスマートフォン」的なタブレットの位置づけのような明快さではなく、「基本的には放送を受像し、ときどきパッケージコンテンツを再生して楽しむもの」というテレビへの固定概念が強く、「テレビ画面を単なるディスプレイと認識して、そこで何をするか」というパラダイムシフトを起こすのに必要なカロリーが高いことが、スマートテレビの悩みの一つではないかと思っています。
とはいえ、スマートテレビにまつわる要素の全てを一気に認知させることは難しいでしょうから、その中からキラーとなり得る要素を見出して、それをテレビのパラダイムシフトの象徴にしてしまうのが最も近道でしょうが。個人的には、もしスマートテレビがスマートフォンと同じようなシナリオで普及していくとするならば、ユーザビリティ、つまり従来のテレビにはない気持ちの良い使い勝手や、常に持っているスマートフォンがそのままリモコンになるような操作性が鍵を握るような気がしているのですが。でもたぶん、それだけでも足りないような気もするし。

まあ、さっき「スマートテレビの悩み」とは書きましたが、現時点で国内において真の意味で今の「スマートテレビ」と呼べる製品は発売さえされておらず、これから、おそらく今年の夏から冬にかけて最初の製品群が出てくるでしょうから、現時点で悲観するのもどうかとは思います。実際の市場を見ると、スマートフォンは少なくとも今年はまだ成長基調にあるので、テレビ側がアナログ停波に伴う買い換え需要直後の冷え切った状況であることも併せて考えると、スマートテレビはスマートフォン市場が横ばいになる頃に初めて「ポスト・スマートフォン」的に需要が盛り上がってくるような動きをするのではないでしょうか。そういう意味では、日本におけるスマートテレビの普及は、もしかすると海外よりも遅い立ち上がりになる可能性もあると思いますし、通常のテレビの買い換えサイクルとスマートデバイスのハードウェアの陳腐化のスピードとのギャップをどう埋めるか、も課題になるでしょう。
汎用のプラットフォームと汎用のプロセッサを使う限り、スマートテレビもスマートフォンと同じく「Apple と Google 以外は誰も儲からない」市場になるリスクも高いと思います。でも、Google が今のように「UX で生活を変える」という部分に興味を持っていない限りは、それが実現できるのは Apple か、そのライバルとなる機器メーカーやサービスベンダーしかなく、それが実現さえできればメーカーもその顧客も幸せになれる目はある。そうでなければ、たとえ有機 EL テレビの低価格化が実現できたところで「安ければそれで十分」のスパイラルから脱することはできないでしょう。それはマクロ的な観点で見れば、みんなにとって不幸だと思います。

考えるべきことはたくさんあって、明確なゴールもない。潮流が来るのは判っていても、何が真の価値なのかさえ理解できていない人も少なくない。難しい分野だとは思いますが、少なくとも「進むべき方向の輪郭」は描かれている、そんな一冊だと思います。製造業に限らず、さまざまな分野でのコンバージェンスやクロスオーバーが進み、本質的な価値の再構築が求められている今だからこそ、むしろテレビ以外の産業に関わっている人に読んで、以て他山の石としてほしい書物だと感じました。

投稿者 B : 00:10 | Book | Business | コメント (3) | トラックバック

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