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2013/04/30 (Tue.)

オープンしたばかりの「豚組食堂」に行ってきた

28 日にオープンしたばかりの豚組の新店舗「豚組食堂」にさっそく行ってきました!

とんかつ 豚組食堂

豚組食堂

場所は六本木ヒルズ・ノースタワー B1F。西麻布豚組はうまいんだけど駅からちょっと遠いのがなあ、とは前々から思っていましたが、ヒルズ内という立地にオープンしてくれるとあれば、行かないわけにはいきません。

六本木ヒルズにオープンした有名店の支店、ということで私がお店に着いた時間(11:45 頃)には既に 7~8 人の行列が。それでも回転が速いのか、ほんの 15 分ほど待ったところで店内に通されました。

豚組食堂

うれしいのがメニューと値段。スタンダード銘柄豚ながら、ランチは ¥1,000 で食べられてしまいます。西麻布だとロースかつ膳で ¥1,500、クロケット or かつカリー定食でも ¥1,200 なので、駅から遠いこともあって美味しいのは分かっていてもそうそうしょっちゅう食べに行けるわけではありませんが、これならランチに毎日でも来たくなりそう。ヒルズ周辺で働いている人が羨ましいです。

でも、今日は開店のご祝儀も兼ねてちょっと奮発、¥1,780 の超厚切りロースかつランチを頼んじゃいます。西麻布で食べた 3cm かつがスタンダード銘柄豚ながらこの値段で!と考えると、むしろお得にすら思えてきます。

豚組食堂

手帳サイズのメニューに書かれていた「食べ方 3 原則」。食べるときは切り口を上に、というのは恥ずかしながら初めて知りました...。

ともあれ、超厚切りは揚げるのに 20 分くらいかかるということで、店内を見渡しながらできあがりを待ちます。

豚組食堂

店内はこんな感じで、中央に厨房があり、周囲をカウンターで囲む形になっています。テーブル席もあるけどカウンター中心、そうやってお客さんの回転率を高めているのが、西麻布と比べて低価格にできている理由の一つでしょう(おそらく、他にも西麻布に比べて簡略化している部分はいろいろとあるでしょうが)。

豚組食堂

西麻布の、民家を改造して作られた店舗でゆったりと食べるとんかつも美味しいですが、こうやって自分の食べるとんかつが目の前で調理されていくのを眺めながら気分を盛り上げていく、っていうのもなかなかいいじゃないですか。

豚組食堂

お...きたきたきましたよ。

超厚切りロースかつ、ごはん、味噌汁、キャベツ、漬け物。キャベツは先に出てきて、できあがりを待つ間に特製ドレッシングをかけていただきます(おかわり自由)。

豚組食堂

自分で写真を見ているだけでも唾液腺からとめどなく唾液が溢れてきます(;´Д`)ヾ。

豚組食堂

この分厚さですよ。これだけ厚いのに固いわけでもパサパサしてるわけでもなく、柔らかくて程よい脂乗り。
まずは塩でいただくわけですが、歯を立てると肉からじゅわっとしみ出てくる脂の甘みを、塩のシンプルさがさらに引き立てて、口の中にじんわ~っと幸せが広がっていきます。

豚組食堂

途中まで食べたところでソースに移行します。このソースも、とんかつにかけてしまうわけではなく、小皿にソースを入れて、刺身のようにとんかつをソースにつけて食します。肉そのものの味を堪能できる塩もいいけど、ソースもうまみが広がる感じで良いですね。ごはんが進みます。

豚組食堂

というわけであっという間に完食。ボリュームのある超厚切りとんかつでお腹いっぱいになったのに、それほど胃にもたれる感じがしないのは、やっぱり良い素材を使っているから、なんでしょうね(今回はごはんをおかわりしなかったのもあるけど)。

六本木って、夜はともかく昼時に来たときのランチに困る印象(お店がないわけではなく、たくさんありすぎて決め手に欠けるという意味で)がありましたが、これでもう迷わずにすみそうです。

ごちそうさまでした。

関連ランキング:とんかつ | 六本木駅乃木坂駅麻布十番駅

投稿者 B : 21:52 | Gourmet | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2013/04/29 (Mon.)

ホビット 思いがけない冒険 [Blu-ray]

ホビット 思いがけない冒険 3D&2D [Blu-ray]

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昨年末に劇場公開されたばかりの本作がサクッと BD 化されてしまったので、サクッと確保。

「3D&2D BD セット」「BD&DVD セット」「DVD 単品」という悩ましいパッケージラインアップでしたが、(どうせ DVD メディアであっても観ないだろうし)将来的に 3D 視聴環境を揃えたときのことを考慮して 3D&2D BD セットを購入。3D にすると収録する情報量が増えるせいか、本編だけで 3D 版が 2 枚組、加えて 2D 版の本編ディスクと特典ディスク、という 4 枚構成になっていました。

劇場では 3D で鑑賞しましたが、物語序盤はかなり 3D 化を意識したカメラワークだったものの、全体としては特に 3D で観なくてもいいんじゃね?とは思っていました。が、改めて自宅の 2D 環境で視聴すると、特に暗くて画面内の情報量が増える戦闘シーンなんかでは 3D で奥行き方向の視覚情報として「何がどこにあるか」が見えるので、2D よりも状況が把握しやすい、というのは比べてみて初めて解りました。2D だと「なんかわちゃっとした画」にしか見えないシーンもいくつかあって、ああ、これは確かに 3D で観る価値はあるわ。

ストーリーに関しては、ホビットとたくさんのドワーフたちが登場するということで LOTR の本編に比べると全体的にコミカル。ではあるんですが、ほぼ全員ドワーフだとさすがにキャラのバリエーションが狭いのと、最初の「旅に出るまでのいきさつ」がちょっと冗長かなあ、という気はします。このあたりのスピード感と凝縮感は LOTR のほうが上かも。とはいっても、『ホビット』が LOTR のスピンアウトというわけではなくて、原作の出版時期では『ホビットの冒険』が先にあって、その続編として『指輪物語』が作られたんですよね。

映画のほうは、第二部『スマウグの荒らし場』が今年末、第三部『ゆきて帰りし物語』が来年末、ということで順調に公開されていくようなので、そちらも楽しみです。でも、改めて LOTR 三部作のほうも観なおしたくなりました...ということで、続きます(ぉ

投稿者 B : 23:00 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2013/04/28 (Sun.)

APS-C で 28mm(相当)街角スナップ

SIGMA 19mm F2.8 DN

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

シグマ 19mm F2.8 DN を買うだけ買って全然使えていなかったので、GW のお出かけのついでにスナップ撮影してきました。私は今年はできる限りカメラは買わないようにしようと思っているのでリコー GR は頭を低くして物欲が通り過ぎるのを待つつもりですが(ぉ)、同じく 28mm F2.8 相当になるこのレンズを使うことでお茶を濁そうかと(笑。

SIGMA 19mm F2.8 DN

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

でもここのところ 35mm 前後のレンズばかり使っていたせいか、28mm が微妙にしっくりこない。引いた構図で広角らしく切り取るか、思い切って一歩前に出てパースを活かすか。絞り開放でも周辺光量落ちの少ないとても現代的なレンズなので、なおのこと適当に撮ったら適当にしか写らない、ウデが試されるレンズだと思います。周辺光量が落ちるオールドレンズのほうが、却って絵作りしやすいかも、というのはオールドレンズ遣いの歪んだ視点なのでしょうが...。

SIGMA 19mm F2.8 DN

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

私らしくないテーブルフォト(笑)も、このレンズは最短撮影距離が短いので、苦もなくこなしてくれます。飲食店でのテーブルフォトって、24~35mm くらいのチョイ広角くらいのほうが撮影距離と画角からいって使いやすいんですよね。

SIGMA 19mm F2.8 DN

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

先代――といっても設計が同じなので同等品ですが――の 19mm F2.8 EX DN 同様、隅々までスキッと解像してくれるレンズなので、街並みとか風景とかを撮るのに安心して任せられるレンズです。シグマの DN シリーズでは、未発売の 60mm F2.8 はボディ内手ブレ補正のある OM-D あたりで使った方が活きるでしょうが、この 19mm は画角とパースを活かせる E マウント向きでしょうね。

SIGMA 19mm F2.8 DN

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

解像力があってディストーションも少ないレンズなので、個人的にはこのレンズは建築物など人工物の撮影に向いている印象。こないだのようにジャンクション萌え撮影とか、また行ってみたいなあ。

SIGMA 19mm F2.8 DN

[ Sony NEX-5R / SIGMA 19mm F2.8 DN A013 ]

モノクロもなかなか。

最近すっかり 35mm づいてしまっていましたが、GW はこのレンズを重点的に持ち歩いてスナップしてみようかな。

投稿者 B : 22:19 | NEX-5R | Photograph | SIGMA 19/F2.8 DN A013 | コメント (1) | トラックバック

2013/04/27 (Sat.)

CRUMPLER THE ANCHOR

ちょっと気になるカメラストラップが発売されていたので、試しに買ってみました。

Crumpler、2点吊りコンパクト用やループ脱着式などカメラストラップ6モデル
CRUMPLER / THE ANCHOR (ライフル/ブラックストライプ)

THE ANCHOR

一眼レフ用に The Industry Disgrace ばかり何本も買い続けているお気に入りの CRUMPLER から、主にミラーレスカメラ用と思われる新シリーズとして登場した「THE ANCHOR」。カラーバリエーションは 10 種類、と豊富にありますが、単色だとちょっとつまらないし、柄・ロゴ入りも微妙に私の琴線に触れないなあ...という中から、このライフル/ブラックストライプは最も無難にまとまっていたので購入。

ヨドバシの店頭で気がついたのですが、CRUMPLER の従来のカメラストラップはむき出しで無造作に販売されていたのが、今年のモデルからは化粧箱入りになったんですね。

THE ANCHOR

柔らかいコットン素材を採用した 38mm 幅のストラップ。幅広なのでハイエンド系のミラーレス機の重量でも余裕で対応できますが、逆に小型のエントリー機に対してはちょっとアンバランスな気もします。

長さはまあ普通ですが、私は長めのストラップを使うことが多いので、それらに比べると短く、ナナメ掛けにはあまり向かないと思います。身長 180cm の私がストラップを最大長にしてナナメ掛けすると、カメラに肘が当たってしまう程度の長さ。イメージ的には NEX-7 や OM-D、X-Pro1 級のカメラを首から、または肩から提げるのにちょうどいいんじゃないでしょうか。

THE ANCHOR

カメラへの取り付けは二重のニコイル(リング)を介して取り付ける方式になっています。よってテープタイプのストラップが前提のカメラでは取り付けることができないので注意。リングによるカメラへの傷つきを防止する当て革も施されていますが、デザイン上のアクセントになっているとはいえ当て革の面積がちょっと大きすぎるかな。

THE ANCHOR

カメラに取り付けるとこんな感じ。色合いが微妙にジオン風だけど気にしない(ぉ

使い勝手だけで言えばアルチのイージースライダーが最強レベルで使いやすいわけですが、重量級のレンズと組み合わせるようなボディの場合はこちらのほうが負担が軽くて良いかな。それなりに気に入りましたが、もう少しデザインのバリエーションが欲しい気もします。

CRUMPLER / THE ANCHOR (ライフル/ブラックストライプ)

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投稿者 B : 23:28 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック

2013/04/26 (Fri.)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q [Blu-ray]

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO. [Blu-ray]

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発売日には届いていたのに時間と体力が取れなくて放置してしまっていましたが、ようやく鑑賞。

昨年 11~12 月にかけて劇場で三回観たので(笑)もうストーリーに対する感想とかは新しいものはないんですが、初回は話が飲み込めずにポカーン、だったのが、やっぱり回数をこなすごとに細かい台詞や演出の意図が理解できるようになっていて、ああこういう作りこそがエヴァなんだよなあ、と思い知らされます。でも、まだまだバラ撒かれただけの伏線が大量に残されているので、一日も早く『シン』が観たいところ。今度こそ本当に完結させる気があるのでしょうか(笑

『序』『破』では上映版から BD/DVD のバージョンの間には追加・修正されたシーンが数多くありましたが、この『Q』の BD/DVD はバージョン 3.33 とはいえ、公開からさほど間を置かずに発売されたこともあって、シーンの追加は特にないもよう。その代わり、主に CG で製作されたシーンを中心に映像ディテールの追加やクオリティアップが随所にわたって施されていて、一回観ただけでも映像が細かくなり、CG と手描きアニメの馴染みが良くなっているのが分かりました。
逆に『巨神兵東京に現る』のほうは、直視型ディスプレイで観ると特撮の不自然な部分が特撮博物館や劇場で観たとき以上に気になる。これは自然な映像で楽しみたいならプロジェクタのほうが良いかもしれません。

『Q』ってどうにも救われない話なのに、何故か繰り返して観たくなる妙な中毒性を持っているんですよね...。明日から GW だし、『序』から順番に見返してみたい気もしてきました。

投稿者 B : 23:33 | Anime | Movie | コメント (0) | トラックバック

2013/04/25 (Thu.)

プラットフォーム ブランディング

川上 慎市郎、山口 義宏 / プラットフォーム ブランディング

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共著者の山口義宏氏から献本いただきました。

いただいたから誉めるわけではありませんが(笑)、山口氏とは今まで一緒に仕事をしたことはないながら、「日本の産業を再び競争力があり、かつ、消費者から憧れられる状態にしたい」という点で、同じ夢を持つ同志だと一方的に思っています。

「顧客体験」「UX」。Apple の iPhone が市場を席巻し始めた頃から多くの企業やメディアで盛んに使われ始め、言葉としてはそろそろ陳腐化して「ユビキタス」「CGM」「クラウド」といった単語と同様に「そういえばそんな実態のない言葉が流行ったよね」というワードの仲間入りをしようか、という段階にあると言えます。しかし、「ユビキタス」「CGM」「クラウド」といったものが、技術やインフラの進化により流行語ではなく現在では空気のような当たり前の存在として利用されているように、「UX」も単語としての流行の段階を終え、企業活動に必須な概念として定着しつつあるように見えます(企業によって温度差が激しいとは感じますが)。
いっぽうで「ブランド」という言葉の解釈にも幅があって、日本においてはバブル時代の高級ブランド・DC ブランドといった「ブランド」の印象や、トヨタに対するレクサス、あるいはファッションブランドのセカンドライン戦略、CI やタグライン...といったように「高級品の代名詞」や「デザインや外観、あるいは企業イメージに関わるもの」と理解されることが多いのではないでしょうか。私も「ブランド●●」と名のつく部署の人と仕事をすることはままありますが、そういう仕事ほど表面的で、企業ブランドに直接関与するようなものではないよなあ...というのが実感だったりします。

しかし「ブランド(商標)」は、「牛に焼き印を施し、他者が育てた牛と区別し、品質を保証するもの」が起源だと言われているとおり、その商品やサービスが提供する品質や安心感を担保する証、企業と顧客との約束とも言えるようなものです。企業側が一方的に「このロゴマークがついているものは高品質だ」と言うだけでも駄目で、消費者の側にもある程度共通した認識が必要。他者との関わりの中ではじめて「自己」というアイデンティティが確立し得るのと同様に、「ブランド」というのも顧客や見込み客との関係の中で成立するものです。とはいえ、企業の側が消費者の認識に対して何もできないわけではなくて、商品の品質を確保したりステートメントを発信することで、ある程度の方向性をつけることはできる。それが「UX によってもたらされるブランディング」というものだ、と理解しています。

そういう意味では、本書が「ブランド」という単語に与えた「顧客体験をデザインするプラットフォーム」という定義は、ブランドの本質を現代に即した形で的確に表現した言葉だなあ、と腑に落ちるわけです。

ただ、あえて本書が画竜点睛を欠く点を挙げるとすれば、この「プラットフォーム」の話と「ブランディング」の話に断絶があり、うまく連結し切れていないなあ、と感じたところでしょうか。「プラットフォーム」に関しては Amazon や楽天のような EC プラットフォームや、Facebook や GREE のようなソーシャルプラットフォームを例に挙げ、事業をプラットフォーム化して、自社の強みを活かしつつ弱みは他社の価値を取り込んで補うことで体験価値を最大化し、ブランド価値を高めることを説いています。それに対して「ブランディング」の話は、ブランドを戦略レベルから戦術、施策レベルまで落とし込み、どうやって事業関係者の上から下までにブランドを意識させながら効果的に事業を推進するか、というブランド戦略の考え方・進め方の教科書のような内容。共著者の二人の専門領域の違いがこのギャップに表れているということなのでしょうが、この二つをブリッジするための章があったほうが良かったのではないか、と感じました。
とはいえ、ブランディングに関する書籍の多くが参考になるんだかならないんだかよく判らない単なる成功事例集(こういう事例って、個別の事象ではなく成功・失敗の要因を抽象化して理解しないと意味がないと思っています)でしかない中、これだけブランド戦略の推進の手順について大真面目にブレイクダウンした書籍は稀有なのではないでしょうか。「ブランディングってヘッドクォーターのブランド担当部門が考えること」みたいな誤解もありがちですが、本書はむしろ(企業価値を高めたいと考えているならば)企業の商品・サービス企画やマーケティング、あるいは直接の顧客接点となる部門の実務担当者こそ熟読し、定期的に回帰すべき原点のような戦略書だと思います。やるべきことや手順、どういう構造で理解・分析すべきか、が図表で解りやすくまとめられているというだけでも価値があります。

ひとつ、本書の共著者に突っ込んで質問してみたいことは、前半のプラットフォームに関する記述の中で「事業をプラットフォーム化すること」について書かれていましたが、プラットフォーム化できるほどの事業規模や市場ポジションにない企業や事業カテゴリについてはどうすれば良いのか?ということです。皆が皆プラットフォーマーになれるわけではなく、App Store にアプリを提供するだけ、楽天のモールに店舗を出店するだけ、の規模の企業のほうが圧倒的に多い。あるいは自社プラットフォームを持ちたいけど OS や SNS をゼロから作ってもすぐにエコシステムができあがるわけではない。そういった場合に、自社がすがっているプラットフォーマーに価値を包含されずに強みを発揮し続ける、または逆に包含を狙っていくためには何をすれば良いのか。Amazon、Apple、Google、Facebook、Twitter といった米国発のメガプラットフォーマーに自分たちのビジネスを換骨奪胎されないためにすべきことは何か、といったことはぜひ問うてみたいですね。

最後に、終章に書かれていた内容は、個人的には 1~2 年前から悶々と思い悩んでいたことに対してヒントとなるようなメッセージをもらえたような気分です。いや、そうなんですよ。ブランドというのは「高い代金を正当化するためのマーク」ではなくて「企業価値の源泉の、その象徴」なわけです。私も特定企業という組織体のために働いているつもりはなくて、「自分を含む顧客に感動的な体験を提供してくれる存在」の価値を高めたいと思って働いているつもり。だからこそ、その価値の源泉は何で、顧客に対してその価値を高めるために何を強化しなくてはならないか、を常に考えていなければならないのです。この書籍は、私がそんな想いのよりどころにしていきたい、と思える一冊です。

投稿者 B : 23:59 | Book | Business | コメント (0) | トラックバック

2013/04/24 (Wed.)

お好み焼 ゆうゆう

広島

出張で広島に行ってきました。

広島を訪れたのは、中学の修学旅行以来じつに 21 年ぶり(!)。もう当時のこともほとんど覚えていないわけですが、平和記念公園と宮島の風景だけはよく覚えています。大阪より西に来たこと自体かなり久しぶりで、仕事ではありながらもちょっとわくわく。残念ながら天候も悪く写真を撮りに行く余裕はありませんでしたが、せっかく来たからには美味しいものを食べてこそだよね、ということで、お好み焼き屋を攻めるわけです。

広島駅ビル

さすが広島、駅ビルのレストラン街にもお好み焼きストリートがあるほど「石を投げればお好み焼き屋に当たる」状態で、街を歩いていてもけっこう頻繁にオタフクソースの香りが鼻をついてきます(笑。でも、私はお好み焼きと言えば普段は大阪派で、広島風はこどグルツアーで行った下北沢の「HIROKI」以来。広島に土地勘もないし、どうしようか、と思っていたら、Twitter で何人かの方から美味しいお店の情報をいただけました(ありがとうございます)。日本の主要都市のほとんどに繋がっている人がいる、というのは、こういうとき本当にありがたい。

その中で、広島駅近くで美味しそうだったこのお店を選んでみました。

お好み焼 ゆうゆう

お好み焼 ゆうゆう

広島は、地方都市によくある、駅周辺よりも少し離れた繁華街のほうがメインで駅前はむしろ閑散としている、という市街地の構造になっています。そんな広島駅のすぐ近く、高架下にこのお店はありました。

さあて、広島に来たからには、分厚いのをど~んと焼いてもらおうじゃないか。

お好み焼 ゆうゆう

オーダーしたのは「デラックス」という名前からして豪華なお好み焼き。¥1,700 もするお好み焼きですが、せっかく広島まで来たからにはカキは食べておきたいじゃないですか。

しばらくすると、鉄板からいい匂いが立ちこめてきて、エビとカキがとてもいい感じに焼けています。もうこれだけで、グッとくるじゃないか。

お好み焼 ゆうゆう

デラックス、どーん!

お好み焼きの上に、これ見よがしに載せられたエビとカキ。青ネギがたっぷりと散らされているのがいいじゃないですか。

おかみさんの「手前のカキにはソースつけてないですから、そのまんま食べてみて」という一言が、自信の表れでしょう。

お好み焼 ゆうゆう

うん、エビがぷりっぷりしている。

そしてカキ。このカキですよ。何もつけていないのにすごく「味が濃い」カキで、今までこんな濃密なカキは食べたことがないかもしれない、というくらい。おおお、これは興奮する。このカキが食べられたなら、明日当たっても悔いはないや(ぉ。

お好み焼 ゆうゆう

中に入っているそばも面白い。生麺を使っているとのことですが、コシの強い細麺で、大阪風のモダン焼きとは対極にある感じ。この弾力性のある麺がソースと絡んで、パリッと焼かれたお好み焼きとの食感のメリハリが楽しい。

お好み焼 ゆうゆう

いやあ、ごちそうさまでした。現地の人が勧めてくれたお店だから美味いに違いない、と期待してはいたけれど、予想を上回る美味さでした。今までお好み焼きといえば大阪派だったけど、広島だって負けてはいない。今度いつ広島に来る機会があるか分かりませんが、出張のチャンスがあったら積極的に狙っていきたいと思います(笑。

関連ランキング:お好み焼き | 広島駅広島駅駅猿猴橋町駅

投稿者 B : 23:00 | Gourmet | Junk Food | コメント (0) | トラックバック

2013/04/23 (Tue.)

原鉄道模型博物館

先週末、横浜の「原鉄道模型博物館」に行ってきました。

原鉄道模型博物館

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

私は鉄道にはあまり興味がないのですが...普段は撮影禁止な館内の一部を、期間限定(4/4(木)~4/26(金)まで)で撮影許可、併せてフォトコンテストも実施する「いちばんテツモパーク フォトウィーク」を開催中、ということで、誘われて行ってきました。

第3回いちばんテツモパーク フォトウィーク | イベント情報 | 原鉄道模型博物館

撮影した写真は Web 等への無断掲載は不可なのですが、事前に許諾を取っていれば(かつ、原鉄道模型博物館で撮影した写真であることを明記すれば)掲載 OK ということで、撮ってきた写真の一部を掲載します。

ちなみに撮影に使用したカメラは NEX-5R。薄暗い場所での動体撮影なので EOS 5D Mark III にしようかとも思ったんですが、NEX-5R も高感度性能は悪くないし、位相差 AF も使えるからどこまで撮れるか試してみよう、と。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

館内で撮影可能なコーナー「いちばんテツモパーク」はこんな感じ。巨大なジオラマの中を鉄道模型が疾走しています。鉄道模型といえば N ゲージくらいしか知らなかったんですが、これは「一番ゲージ」というカテゴリ。サイズも大きく、なかなか迫力があります。

撮影が許可されているのは 15~18 時の 3 時間限定。この時間帯には、大人から子どもまでカメラを持った鉄道好きで混み合っていて、撮影したいポジションを確保するのにも一苦労、という感じ。自分もあまり他の方々の邪魔にならないよう気をつけながら、カメラを構えます。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

ジオラマはこんな感じで、鉄道模型だけでなくフィギュアや電線、植え込みに至るまで非常に精巧に作り込まれています。自分もプラモデルは作るので、この大変さは分かるつもり。メインのモデルはまだしも、フィギュアとかジオラマ部まで作り込むモチベーションは自分にはないので、むしろそっちに圧倒されます(^^;;。

130423d.jpg

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

だってこのスケール、このクオリティですからね。「室内の一番ゲージジオラマとしては世界最大級」ということらしいですが、正直実際に行ってみるまではちょっと見くびっていました。何かのマニアが持っている熱意、というのは私も理解しているつもりですが、それにしてもこれはすごい。

130423e.jpg

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

細部まで精巧に作り込まれているので、構図や焦点距離によってはジオラマとは思えないほどのリアリティがあります。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

モータースポーツ撮りとしては、ついこんな感じや、

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

こんな感じで流し撮りを決めたくなりますが、サーキットよりも被写体が小さくて距離も短いので、背景を流しながら電車だけをキレイに止めるのがとても難しい。むしろサーキットでの撮影よりも打率は低いかもしれません。これは難易度高い...。

あと、クルマと違って電車は車両が長いので、どういう構図で撮るのがカッコイイのか?撮り慣れていないと、そのあたりのポイントがなかなか分かりません。これも難しい。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

というわけで、電車を主にするよりは、むしろ電車を情景の一部として絡めたほうが面白い写真になるのでは?と思って、むしろフィギュアやジオラマのほうに焦点を当ててみました。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

ジオラマが精巧なので、こういう写真もなかなか絵になりますね。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

これは何でしょうね?貨車が全てガラス瓶な蒸気機関車。調べてみたら、この模型のガラス瓶には実際にブランデーが入って売られていたそうです。さすがにこれは実写の模型ではないのでしょうが、面白いですね...。

原鉄道模型博物館

[ Sony NEX-5R / Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS ]

というわけで、原鉄道模型博物館でした。ジオラマの外周から自由に撮ることができたので(小上がりも用意されていて、ジオラマを見下ろすこともできる)、いろいろと試行錯誤しながら撮影でき、電車や鉄道模型にあまり興味がない私でも、時間を忘れて撮影に没頭してしまいました。今回は撮影メインだったので、他の通常展示はそれほどじっくり見て回ったわけではありませんが、国内外のさまざまな鉄道模型が展示されていて、これは詳しい人と一緒に見て回ったら楽しいだろうな、と思いました。この「いちばんテツモパーク フォトウィーク」は今回で 3 回目ですが、2~3 ヶ月に 1 回のペースで開催されているようなので、今度は鉄道マニアなあの人かあの人あたりを連れて(むしろ、連れられて)きたいかも。

投稿者 B : 23:14 | NEX-5R | Photograph | Sony E 18-200/F3.5-6.3 OSS | Sony E PZ 16-50/F3.5-5.6 OSS | コメント (0) | トラックバック

2013/04/22 (Mon.)

インディカー 佐藤琢磨が日本人初優勝!

速報:佐藤琢磨、日本人初のインディカー優勝! - 海外フォーミュラニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
Honda | 佐藤琢磨が悲願のインディカー初優勝を飾る。Hondaドライバーが表彰台を独占し、1-2-3-4フィニッシュを達成
佐藤琢磨 インディカー初優勝 「言葉もありません。最高の気分です」 【 F1-Gate.com 】

月曜日の朝から元気の出るニュースでした。インディ参戦 4 年目にして、佐藤琢磨が日本人として初優勝!これはもう言葉になりません。

2008 年のスーパーアグリ撤退から 1 年の浪人生活を経て F1 でのシート獲得を断念し、2010 年からインディに参戦して 4 シーズン目。2011 年の初ポールポジション、2012 年の初表彰台(3 位→2 位)、とじわじわと結果を残してきましたが、ようやく初優勝。自身の走りがいいときにはピット作業やタイミングの問題でポジションを落とし、そうでないときには自身のミスで貴重なレースを落とし...と、イマイチ流れを掴み切れていない印象もありましたが、ようやくです。同じ 1977 年生まれでもあり、長年琢磨を応援してきたファンとしては、自分のことのように嬉しい。

私はインディは 2010 年2011 年の日本開催を観戦しに行きましたが、2011 年を最後に開催されなくなってしまいました。琢磨自身はスーパーフォーミュラ(旧フォーミュラ・ニッポン)へのスポット参戦という形で国内ファンの前でのレースは続けてくれていますが、やっぱりシーズンの中の一戦が観たいじゃないですか。インディはスカパー!の GAORA で中継されていますが、アメリカ開催で日本時間では月曜早朝になるので、観戦するのは厳しいという(;´Д`)。
佐藤琢磨の年齢的にはこれから F1 に復帰するという選択肢はもう残されていないでしょうが、この優勝に飽き足らずに、モータースポーツの歴史に名を残していってほしいところ。これまでだって、日本人初のイギリス F3 チャンピオン、F1 日本人最高位(3 位)、日本人初フロントロウ、ドライバーズチャンピオンシップ日本人最高位(8 位)、など歴史を作ってきたじゃないですか。

いっぽうで、先週の WEC 開幕戦で AF コルセの小林可夢偉も LM-GTE Pro カテゴリ 2 位表彰台を獲得しています。

可夢偉、2位表彰台に「1戦目としては最高の結果」 - F1ニュース ・ F1、スーパーGT、SF etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)

デビュー戦でいきなりですからね。これも素晴らしい。このまま結果を残していけばスクーデリア・フェラーリのシートへの道も開ける...かも?
WEC のほうはネット中継があるので、日本語解説さえ必要なければ無料でリアルタイム視聴できるというのは貴重です。耐久レースなので、ずっと観てるのは正直しんどいですが(;´Д`)。でも、カテゴリがまちまちとはいえ可夢偉の他にも中嶋一貴、アレックス・ブルツ、アンソニー・デビッドソン、ニック・ハイドフェルド、ブルーノ・セナなど F1 で馴染み深いドライバーが多数参戦している、というのも F1 より親しみやすいかも。

F1 だけでも年間 19 戦あると観戦する時間を取るのがけっこう大変だったりしますが、今季は他のカテゴリもできるだけ積極的に観ていきたいと思います。

投稿者 B : 23:45 | F1 | コメント (0) | トラックバック

F1 バーレーン GP 2013

バーレーンGP決勝 ヴェッテルが圧勝で今季2勝目 - GPUpdate.net

バーレーン GP はレッドブルのヴェッテルが、圧勝で今シーズン最初の 2 勝目ドライバーとなりました。
とはいえ内容的にはヴェッテルが独力で楽勝だった、というわけではなく、むしろフェラーリの自滅に救われたと言ったほうが正確ではないでしょうか。

PP はメルセデスのロズベルグ。しかしメルセデスは予選では速いもののレースペースに苦しみ、おそらくスタート直後にヴェッテルとアロンソに交わされるであろうことは想像に難くありませんでした。その後の展開としてはタイヤに厳しいレッドブルよりもフェラーリのほうが戦略の幅を持たせられる分有利で、アロンソがいつものレース巧者ぶりを発揮して中盤に逆転するのでは、と予想していました。が、アロンソはまさかの DRS トラブルで緊急ピットイン、いったんは DRS を応急処置したものの、ピットイン直後に再度 DRS を稼動させてみたらまた故障して再ピットイン。完全に余計なピットインが増えてしまったことで下位に沈み、8 位フィニッシュとなりました。
フェラーリのこれは完全にチーム側の失策で、緊急ピットイン時に完全に修理できた確証がなければ再度使わせるべきではなかった。それがなければ仮に DRS が使えなかったとしても表彰台を争えていたことを考えると、取れるポイントをみすみす逃してしまったことになります。マレーシア GP でのリタイアもピットイン指示のミスのようなもので、この 2 戦での失敗があとあとチャンピオンシップで大きな意味を持ってくるということは、過去の経緯を見れば明らかなこと。フェラーリは今季「どのサーキットでもそつなく速い」マシンの筆頭であり、得手不得手がハッキリしているライバルチームよりも有利な状況にあるだけに、こういう取りこぼしは良くないですね...。

勝ったヴェッテルはフェラーリに勝たせてもらったようなもの、ではありますが、アロンソが後退してからのレースは完全にレッドブルの勝ちパターンでしたね。やはり、このマシンはレッドブル伝統の「先頭を走っている限り誰も抜けないクルマ」でしょう。今季はギヤレシオを変えて追い上げるレースでも抜けるようなセッティングに変えてきているようですが(今までは PP スタートを前提に加速重視のギヤレシオにしていたため、先頭で走ると滅法速かった反面、追い上げる展開だと最高速が伸びず DRS を使っても抜けない、ということもままあった)、勝ちパターンに入れるかがポイントなのは変わっていないようですね。

2-3 フィニッシュを決めたロータスも良かった。「気がつけば表彰台」のライコネンの安定度は今回も群を抜いていましたが、良かったのはグロジャン。うまくライコネンから学ぶことができているのか、去年のクラッシャーのイメージは鳴りを潜め、ステディな走りができているように見えます。ここ一発の切れ味の鋭さみたいなものも少し鈍ってしまっているようにも見えますが、今のグロジャンに大事なのは安定性。これができれば、うまくライコネンをサポートして、チームとして両チャンピオンシップでそこそこいい戦いができるようになるのではないでしょうか。
いっぽうで、ちょっとひどいのはマクラーレンのペレス。マレーシアでチームオーダーが問題になった後で、しかももともとマクラーレンというチームの性格上もチームオーダーは出ないという状況の中ではあるとはいえ、今回のバトンへの仕掛けかたはいかがなものかと。無駄にタイヤを消耗させて他車に漁夫の利を与えたり、あまつさえバトンに接触してあわや両者リタイア、というシーンもありました。バトンよりも良い結果を出してチーム内での地位を盤石にしたい、という思いもあるでしょうが、グロジャンが F1 クオリティの走りを身につけてきたのに比べると、これでマクラーレンのセカンドドライバーは...と文句の一つも言いたくなります。

...ということもありましたが、今回のレースはコース上のあちこちで常にバトルが発生している、というとても見応えのあるレースでした。唯一、ヴェッテルだけがほぼ独走状態だったのが退屈でしたが(笑。
次はまた 3 週間空けてスペイン。いよいよヨーロッパラウンドの始まりです。各チーム、大規模アップデートを投入してくるはずですし、また勢力図が書き換わる可能性もあります。注目は悩めるマクラーレン、セットアップの最適解を見つけ出して戦えるマシンにまとめてくるかどうか。

投稿者 B : 01:14 | F1 | Season 2013 | コメント (0) | トラックバック

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