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2013/09/30 (Mon.)

彼岸花

彼岸花

[ Sony α77 / Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA ]

9 月下旬の花といえば、彼岸花。ただここのところ休日も仕事だったり出張だったりで写真を撮りに行けていなくて、終わりかけの時期になってようやく撮ることができました。いつもの公園にたくさん咲いている彼岸花のほとんどが、くすんだり萎れたりしてしまっていましたが、状態のいいものをなんとか探し出して撮影。

久しぶりに持ち出した Planar 85/1.4 も、やっぱり良いレンズ。AF は遅いしジコジコいうのでイライラするけど、描写はとても良い。このレンズを使いたい、という理由でボディを選びたくなるレンズのひとつです。最近めっきりミラーレスばかりでしたが、デカいのもちょっと持ち出してやるかなあ。

投稿者 B : 01:05 | Photograph | Planar 85/F1.4 ZA | α77 | コメント (0) | トラックバック

2013/09/29 (Sun.)

RG ガンダム試作 1 号機 ゼフィランサス

RG 1/144 RX-78GP01 ガンダム試作 1 号機 ゼフィランサス

RG ゼフィランサス

この夏に発売されていた RG の最新キット、ガンダム GP01《ゼフィランサス》。発売を楽しみにしていたキットではありますが、製作が遅々として進まず、ようやく完成しました。

RG ゼフィランサス

RG はお台場ガンダムのプラモデル化を発端に始まったシリーズということもあって、デザイン的にはリアリティ重視。そういう点では、ミリタリー路線の 0083 系 MS と最も相性がいいシリーズであると言えます。実際に組んでみると、確かにこれまでの RG シリーズの中で最も密度感が高く、カッコイイ。

RG ゼフィランサス

このキット、「ガンダムの中でも V 字アンテナが特に長く、つり目の悪役顔」という GP01 の特徴をうまく再現しています。

私はこれまでかなりの数のガンプラを製作してきましたが、実は GP シリーズはこれが初めて。MG の GP シリーズは、MG のかなり初期に発売されたキットで今見るとプロポーションもギミックも古くさく、あまり組んでみたいと思えなかったので。改めて自分で組んでみると、GP01 は初代 RX-78 ガンダムの意匠を強く受け継ぎながらも、ディテールを見ていくと「全くの別物」であることがよく分かります。

RG ゼフィランサス

0083」はアニメ作品としてはテレビシリーズではなく OVA+総集編としての劇場版、というマイナーなシリーズにもかかわらず、ファンの間では人気が高い作品。その人気の源は、やはり「ガンダム vs. ガンダム」というストーリーと、河森正治・カトキハジメがデザインを手がけた MS に尽きるでしょう。ニュータイプが登場しないことや、連邦・ジオン・アナハイムの政治的側面が強めに描かれていることも、本作のリアリティを高め、それが人気に結びついていると言えます。

RG ゼフィランサス

脚が長いヒーロー体型なので、アクションポーズが決まりますねえ。

RG ゼフィランサス

コアファイターは、機関部がガンダムのバックパックを兼ねる作りになっていて、確かにこれなら機動力も火力も初代ガンダムよりも高そう。ガンダムへのドッキング方式も、ガンダム本体に対して直角にドッキングする、というギミックが面白いです。

主翼が前進翼、というのがいかにも河森正治らしい。

RG ゼフィランサス

やっぱり、最近は MG よりも RG のほうが楽しいなあ。パーツは細かいし多いけど、MG よりも組みやすいのもいい。

0083 からは今のところ GP01/GP01Fb しか出てませんが、他の試作ガンダムも出てくるんでしょうか。RG デンドロビウムとか出てきても、さすがに買えませんが(笑

投稿者 B : 14:01 | GUNPLA | Hobby | コメント (0) | トラックバック

2013/09/28 (Sat.)

新世界より

「過剰だ...この国、いやこの街では何もかもが過剰すぎる。大阪ってこんな街だっけ?」

新世界

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

先日大阪出張に行った際に、せっかくだからなんか「いかにも大阪」って感じの風景が撮りたい!と思って、むりやり少しだけ時間を作って新世界に行ってきました。

新世界

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

いつもは大阪に出張に行ってももっぱら梅田界隈ばかりで、いわゆる「ミナミ」にはほとんど行ったことがありません。特にこの新世界と呼ばれるエリアには、何年か前の出張のときに「うまい店がある」と言ってわけもわからず連れてこられたことが一度あるくらい。昼間に来たのは今回が初めてでしたが、こんな雰囲気なんですね...。外装がやたら飾り付けられた串かつ屋さんがあちこちに。コテコテだけど、これが楽しい。

新世界

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

いろんなお店の店先に、吉本芸人のサインが貼り出されていたのも印象的でした。東京だと、有名店の店内にサインが所狭しと...というのはけっこう見かけますが、店先にというのはあまりないんじゃないですかね。やっぱり吉本興業のお膝元だけあって、芸人さんと街との関わりが深いってことなんだろうなあ。こういうのはちょっと羨ましい。

新世界

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

東京だとどの街の雰囲気に近いんですかね。新宿でも渋谷でもないし...原宿の竹下通りの休日に似ている部分もありますが、それともちょっと違う。

昼間っから飲んだくれてる人もたくさんいて...なんだか、腹が、減ってきた(ぉ

新世界

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

路地まで、所狭しといろんな店が。

こういう活気、こういう昭和感、いい。モノクロにしたら雰囲気出るだろうなと思ったら、案の定。

新世界

[ Sony NEX-5R / Sony E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS ]

出張の合間にざざっと歩いただけなのが残念でしたが、この空気感、悪くない。今度大阪に来る機会があったら、ちょっとゆっくり時間を取って、心惹かれた店ののれんをくぐってみたいところです。

投稿者 B : 18:20 | NEX-5R | Photograph | Sony E PZ 16-50/F3.5-5.6 OSS | コメント (0) | トラックバック

2013/09/27 (Fri.)

WALKMAN M505

ソニー、Bluetoothヘッドセットになる「ウォークマンM」 - AV Watch
ソニー / WALKMAN NW-M505icon

iconicon

ひさびさにグッと来た、ウォークマンの新製品。

ハイレゾ対応の「ZX1」とか「F880」とかも提案としては面白いけど、私は外出先で聴く音楽の音質には、一定以上は求めていません(外部ノイズの影響があるので絶対的な音質を求めてもしょうがないし、ポータビリティを損ねては意味がない)。ZX1 とかはむしろ「自宅でも外出先でもこのウォークマンが音楽の母艦」というユーザーに、絶対的な高音質を提供するものなのだろうな、と理解しています。

半年前に買った F807 は、音質についてはけっこう気に入っているものの、やっぱり再生系の操作ボタンがない使いづらさと、1~2 日放置しただけでバッテリが枯れてしまう扱いづらさ、あとスマートフォン(Xperia SX)と大差ないサイズ感、といった理由で、稼動率は 50% くらい。あとはなんだかんだで Xperia が音楽プレイヤー代わりになってしまっています。電話をしたり、Xperia で動画を見るときにいちいちウォークマンからヘッドホンを繋ぎ直さなくてはならない、という手間も理由のひとつ。

その点、M505 は私が長年愛用してきたスティック型で、S-Master MX+デジタルノイキャン搭載の単体ウォークマンでありながら、Bluetooth+NFC でスマホのワイヤレスレシーバとしても使える、という製品。前々から、MW600 のような Bluetooth レシーバに高音質デジタルアンプとデジタルノイキャンが入ったら、もうスマホが外出時の音楽の母艦になって、完全にウォークマンは必要なくなってしまうのにな...と思っていたら、なんとウォークマンそのものがそんなワイヤレスレシーバになってしまったという、逆転現象(笑。
これなら、今のところ私が求めているウォークマンとワイヤレスレシーバのスペックが一通り揃っています。ウォークマン側の内蔵メモリが 16GB しかないですが、CD ラックのライブラリを常に全て聴きたいわけではないので主要な楽曲だけ入れていれば十分だし、スマホ側のメモリを外部ストレージ代わりに使う(M505 を高音質レシーバとして使う)という手段も取れます。さらに「紫色で『505』」ときたら、もう私が買うのは義務じゃないですか(ぉ

F807 は結局愛着が湧かないままだったけど、M505 は長く使うことになる予感。F807 を買うときに「単体のポータブル音楽プレイヤーを買うのはこれが最後になるかもなあ」と思っていましたが、次に買うのが「単体での使用を必ずしも前提としないウォークマン」になるとは、さすがに考えていませんでした(笑。

投稿者 B : 05:05 | Audio & Visual | WALKMAN | コメント (0) | トラックバック

2013/09/26 (Thu.)

大阪府大阪市北区中津のたこ焼き

「今日はこの辺ブラブラして、なにか大阪らしいもんをちょこっと食べてホテルに戻ろう」

新世界

こんど大阪に行く機会があったら絶対行こう、と思ったとたんに大阪出張の機会がめっきりなくなりまして。1 年以上ぶりの大阪出張のチャンスを狙って、『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】の聖地を訪れてみました。その店は、第 7 話「大阪府大阪市北区中津のたこ焼き」の舞台となった中津。梅田とは全く雰囲気の違う、コッテコテの街並みに軽いカルチャーショックを受けつつ、たどり着いたのがこのお店。

3 ちゃん屋

3 ちゃん屋

原作で登場した「東洋ホテル」(原作では「HOTEL NANIWAYA」)も経営母体が変わり、今の名前は「ラマダホテル大阪」。その真向かいに、かなり年季の入った屋台がありました。ここが、たこ焼き屋台「3 ちゃん屋」(原作では「ロクちゃん屋)。
本当は、ここでたこ焼きを食べて向かいのラマダホテルに泊まるまでが聖地巡礼でしょう、と思ったんですが、直前に予約しようとしたところ既に満員(;´Д`)。調べてみたら、さらにはこの年末で閉館してしまうとのこと。

ラマダホテル大阪、12月末で閉館 東洋ホテルが前身 :日本経済新聞

この屋台、けっこうこのホテルの宿泊客の利用も多いと思うんですが、どうなるんでしょうか...。
さておき。

「たこ焼き...よし!食って帰るか」

私がお店に着いた時点でほぼ満席でしたが、それでも席を詰めて迎え入れてくれる暖かさが、お店全体にありました。

3 ちゃん屋

まずはビールで乾杯。生ビールでも瓶ビールでもなく、缶ビールという気安さが逆にいい。

驚いたのが、ビールを頼んだら、おじさん(3 ちゃん)がカウンターに座っていたお兄ちゃんに「ちょっとビール取ってきて」と言うと、隣に駐まっているワゴンから缶ビールを持ってきてくれたのですが、このお兄ちゃんが店員でもバイトでもなくお客さんだったということ(笑。しかも、完全に常連さんだと思っていたら、「ラマダホテルに泊まっている、今日初めて来た人(岐阜県在住)」とのことで、さらに驚き(笑。でも、このノリが面白い。

3 ちゃん屋

カウンターの中では、3 ちゃんが手際よくたこ焼きを焼いていきます。この手さばきを見ると、「大阪に来たんだなあ」という気分になりますね。先入観かもしれませんが、東京のたこ焼き屋さんとは動きが違う気がします。

3 ちゃん屋

まず最初にいただいたのが、ねぎポン酢。これがうまい!ソース味とは違って、これはたこ焼きがお酒のつまみとして立ち上がってくる。ネギとポン酢の爽やかな風味が味の目先を変えてくれるような印象で、これはいきなりじゃなくてソース味の後に食べたほうが効果的(←何に)だったかも。

3 ちゃん屋

ここのたこ焼き、たこがすごく...大きいです...。

そしてこのお店のお客さん。さっきのお初なのに店員扱いされているお兄ちゃんをはじめ(笑、先週大阪に引っ越してきたという国際結婚のカップルや、芸術家然とした優しそうな常連のおじさん(話を聞いたら本当に芸術家だった)、芸能界に関わってる風の常連さん、など皆さん実に個性的。ほとんどの会話が基本的にボケとツッコミで成り立っていて、下ネタ率も高く(笑)、『孤独のグルメ』に登場したお店の雰囲気そのもの以上の勢いがあります。私は飲食店に来て見知らぬ人と会話するのはあまり得意な方ではありませんが、この場の空気に圧倒されて、笑いどおしでした。

3 ちゃん屋

続いてソース。表面が軽くカリッとしていて、中はふわとろ。オーソドックスな、これこそ大阪のたこ焼き。かつおぶしの代わりに、表面に軽く魚粉。そういうのもあるのか...。

井之頭五郎のように、軽くたこ焼きだけ食べて帰るつもりが、すっかり長居してしまいました。カウンターを囲むお客さんが、3 ちゃんを中心に全員で会話に参加している感じで(そのうち、カウンターに座り切れなくなって、暖簾の外にもパイプ椅子が並んでいた)、話し込んでしまいました。いや、話し込んだというより、外から見ると周りのマシンガントークに私がひたすら笑っている、という構図だったに違いありませんが。この blog に書いていいかどうか分からないような話も含め、とてもおいしく、楽しい時間を過ごさせていただきました。

そして醤油たこ焼きで〆。このお店のたこ焼き、全制覇。

ほんと...これほんとにおいしい。
けど...どうやってそれを表現したらいいのか。何を言っても気取っているようで...。

3 ちゃん屋
(「孤独のカメラ」使用)

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

459405644X

関連ランキング:たこ焼き | 中津駅(大阪市営)中津駅(阪急)梅田駅(阪急)

投稿者 B : 00:43 | Gourmet | Junk Food | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2013/09/25 (Wed.)

東京発新幹線のぞみ 55 号のシュウマイ

「どうしてああせっかちなんだろう。せめて列車が動きはじめてから食べればいいのに...」

のぞみ 55 号

『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】。私は仕事柄、この時期は出張で新幹線に乗る機会が増えます。ならばこの聖地巡礼は押さえておかないといかんでしょう!というわけで、第 6 話「東京発新幹線ひかり 55 号のシュウマイ」に登場した東海道新幹線でのシウマイ弁当、いただきます。

シウマイ弁当を買ったのは、東京駅大丸地下は「ほっぺタウン」にある崎陽軒。残念ながら、デパート内はさすがに撮影禁止なので写真はありませんが...。

大丸

まあ、南東京~川崎エリアを生活圏にする私にとっては、崎陽軒のシウマイって駅ビルどころか駅のホームの売店にさえ売っているので、今さら珍しくとも何ともありません。...と思ったら、あまりにも日常的に売店を目にしているせいか「当たり前にあるもの」という意識が強すぎて、17~18 年東京に住んでいるのに、自分で買ったことなんてあったかどうか、ということに気がつきました(笑。出張や旅行で駅弁を買うにも、まず崎陽軒以外で買うからなあ。改めて、崎陽軒のシウマイ弁当を買う、ってなんだか新鮮な体験かも。

横浜名物 シウマイの崎陽軒

崎陽軒

とはいえ、『孤独のグルメ』に登場した「ジェット」は、もう随分昔に販売終了してしまった商品らしく、今はもう食べてみることができません。仕方がないので、最もオーソドックスな「シウマイ弁当」と、なんとなくそれでは物足りなさそうだったので、単品の特製シウマイを追加で(ぉ

「俺は少なくとも新横浜を過ぎてからだな。せこい出張でも少しは旅気分を味わいたいじゃないか」

崎陽軒

さあて、そろそろいただきますか。

崎陽軒のシウマイ弁当なんていつ以来だろう。数年前に、仕事でロケ弁みたいなのを出されて食べて以来か。

崎陽軒

おかずはいろいろ入っています。シュウマイが 5 個に、鶏の唐揚げ、玉子焼き、蒲鉾、焼き魚の切り身、筍の煮物、昆布の佃煮に紅生姜。馬鹿にしてて申し訳なかった、というくらい、けっこう豪華。

まあ、ここは聖地巡礼的には新幹線内でジェットボックスシウマイをやりたかったところですが、仕方ない。

崎陽軒

もちろん「干しアンズ」も入ってる!(笑

それにしても陳列されている弁当をチェックしただけで干しアンズに目をつけるゴロー、やはりただ者ではないな。

崎陽軒
(「孤独のカメラ」使用)

改めて比べてみると、シウマイ弁当のシュウマイよりも、単品のシュウマイのほうが二回りほど大きい。見るからに単品のほうが美味しそうです。ジェットシュウマイの大きさがどれほどのものかは今となっては分かりませんが、これでアツアツなら、さぞかしおいしかったんだろうなあ。

崎陽軒

醤油さしも、シウマイ弁当のがプラスチック製だったのに対して、単品はちゃんと陶器だったり。まあ、シウマイ弁当が ¥750 なのに対して、特製シウマイは 6 個入りで ¥650 もするので、かかってるコストが違いますよ。

崎陽軒

うん...うまい。確かにうまい。

パンチのある味、という点では、大阪 551 のシュウマイも好きだけど、あれは最近一人で食べるとちょっと胸焼けするので(笑)、飽きが来ないという意味では、崎陽軒はいいバランス。最終的には崎陽軒に戻ってくる俺、大人だな。

しかし...これは、どこまでいってもシューマイだな。

崎陽軒

ふう、うまかった。
崎陽軒のシウマイ弁当、見直しました。だてに長年多くの人に愛されてないよこれは。

ただ、やっぱりジェットがやれなかったことだけが心残りで...というわけで、続きます(ぉ

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

459405644X

関連ランキング:弁当 | 東京駅日本橋駅大手町駅

投稿者 B : 01:52 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2013/09/24 (Tue.)

許されざる者 @新宿ピカデリー

許されざる者

許されざる者

この映画、気になっていたんですよね。何とか時間を作って劇場に足を運んできました。『終戦のエンペラー』もそうでしたが観客の年齢層が高く、私と同世代のお客さんを見つけるのが難しかったほど。映画の時代設定もさることながら、渡辺謙って今やそういう位置づけの俳優なのか...と思いました。

タイトルからも分かるとおり、これはクリント・イーストウッドの代表作でもある同名の映画のリメイク。それも、舞台を明治初期の北海道に移す、という大胆なやり方で日本映画として仕立てています。こういう手法って、ともすると安っぽいものになりかねないものですが、1880 年代の西部と明治初期の北海道、というのが意外なほどにオーバーラップする部分が多く、思っていた以上に違和感がありませんでした。

ストーリーは、ディテールは少しずつアレンジされてはいるものの、ほぼオリジナルに忠実。ああ、これ原作をかなり大切にしながら日本版に焼き直したんだろうなあ、というオリジナルへのリスペクトを感じました。

配役は、イーストウッドが演じた主役を渡辺謙、相棒のネッド(モーガン・フリーマン)にあたる役を柄本明、二人について来る賞金稼ぎの若者役が柳楽優弥(これはあまりにもイメージと違いすぎて、エンドロールで名前を見るまで気がつかなかった)、ジーン・ハックマンが演じた保安官ダゲットにあたる大石一蔵役を佐藤浩市、大石にコテンパンにやられる賞金稼ぎイングリッシュ・ボブ(原作ではリチャード・ハリスが演じた)を國村隼、という、日本を代表する映画俳優陣。映画が始まった時点では、イーストウッドと渡辺謙ではちょっとイメージが違いすぎるし、モーガン・フリーマンに対して柄本明ではちょっと世俗的すぎでは、と思っていましたが、物語が進むにつれ、ガンマンではなく元幕府の伝説の人斬りならば渡辺謙の芯の太さが必要だっただろうし、登場人物の中でもっとも人間くさいキャラである馬場金吾(ネッド)には、日本ではどこか達観した空気をまとったモーガン・フリーマンよりも柄本明のほうが相応しい。そして、渡辺謙と柄本明の関係性が徐々にイーストウッドとモーガンに見えてくるのだから、不思議なものです。
ただ、配役に関して言えば、ジーン・ハックマンが演じた保安官ダゲットの厳格で冷徹なキャラクターに対して、佐藤浩市のイメージがそこまで冷たくなりきれないところだけが、ちょっと違ったかなあ。芝居は良かったですが...。

期待半分、不安半分で観に行った割には、想像以上によくできた作品でした。映像がときに目を背けたくなるほど凄惨で、鑑賞後の後味も必ずしもいいものではない、というオリジナルの手触りをうまく踏襲していると思います。この作品がオリジナルに勝っている部分を挙げるとすれば、「西部・ガンマン・賞金稼ぎ」という日本人には馴染みが薄く、作品のどこに自分の気持ちを置いていいか分からなかったオリジナルに対して、舞台を過去の日本に置き、日本人が演じたことで登場人物への感情移入がしやすくなり、作品に入り込んでいけるようになったことが、日本人にとっては良かったんじゃないでしょうか。
すごく重たく、救われない内容の映画なので、繰り返し観たいとはあまり思いませんが(笑、劇場に足を運んだ価値はあったかな。

投稿者 B : 00:38 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

F1 シンガポール GP 2013

シンガポールGP決勝 ヴェッテルが余裕の3連勝 - GPUpdate.net

シンガポールのナイトレースは、予選から圧倒的な速さを見せつけたヴェッテルがレースを完璧に支配して圧勝。2 位アロンソに 60pt もの差をつけて、チャンピオンシップにおける優位性を確固たるものにしました。残り 6 戦、アロンソが全勝してもヴェッテルが 2 位を獲り続ける限りはアロンソに逆転の目はありませんからね...。

ヴェッテルはこれで夏休み明けから 3 連勝。今シーズンの勝率も 50% を超え、開幕当初の「レッドブルとフェラーリ、ロータスの実力が拮抗している」状況から、いまや「圧倒的に強いレッドブル(特にヴェッテル)」という状況になってきました。この間、新たなトリックデバイスを開発したわけでもなく、RB9 とピレリタイヤ、それにヴェッテルをマッチさせるセットアップの最適解を見つけた、ということなのでしょう。スパ、モンツァ、シンガポール市街地という特性の異なるサーキットで安定した速さを見せていることがそれを裏付けていると言えます。このままだと、来月の鈴鹿あたりでヴェッテルの四冠が確定してしまいそう。

2 位のアロンソも 3 位のライコネンも、スターティンググリッドから大きく順位を上げての表彰台で、その点では良い仕事をしたと言えます。特にライコネンは背中を痛めている中鎮痛剤を使ってのレースでこの結果、というのはさすが。しかし、それぞれ望み得る最高に近いレースを戦っても、まだヴェッテルに届かないのが実情。来季のレギュレーション変更を考慮すると、今のポイント差では最終戦まで今シーズン向けの開発を継続して戦うという判断もないでしょうね...。

シーズン終盤に向けて、中団のポイント争いがかなり激しくなってきていて、レースとしては見応えがあるグランプリが続いていますが、チャンピオンシップという点では「もう決着がついた」ことを実感した、そんなシンガポール GP でした。

投稿者 B : 00:00 | F1 | Season 2013 | コメント (0) | トラックバック

2013/09/23 (Mon.)

Fly Me to the Moon

中秋の名月

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

遅ればせながら、ですが、先日の中秋の名月の写真を。

中秋の名月が満月になるのは、今年を逃すと 8 年後。しかも、関東は快晴。これはまたとない撮影のチャンス、と思い、深夜に帰宅してからおもむろにカメラと三脚を持って庭に出て、天を仰ぐ。実に、いい月だ。

それにしてもシグマ 50-500OS は、去年の金環日食でも活躍してくれたけど、がんばれば天体まで撮れてしまう素晴らしいレンズ。ピクセル等倍(下の写真をクリックで拡大)で見ると、月の表面の模様までくっきり。ユニバァァァス!!(ぉ

中秋の名月

[ Canon EOS 7D / SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

Fly me to the moon, and let me play among the stars
Let me see what spring is like on Jupiter and Mars
In the words: Hold my hand!
In other words: Darling kiss me!

Bart Howard "Fly Me to the Moon"

投稿者 B : 00:00 | EOS 7D | Photograph | SIGMA APO 50-500/F4.5-6.3 DG OS HSM | コメント (0) | トラックバック

2013/09/22 (Sun.)

荒川区西尾久のたこせん

「路面電車、市電、チンチン電車。俺的に東京なくならないでほしい物件ベスト 5 のうちのひとつ」

都電荒川線

下町。厳密には下町とは言えないかもしれないけど、確かに下町という言葉が似合う町。

鉄ちゃんではないけれど、路面電車が 3 路線も走っている県に生まれ育ったから、路面電車はけっこう好き。でも、都電荒川線、って今まで乗ったことがなかったなあ。荒川線、おはつです。
ここのところ、ドラマの『ちい散歩』化が進んできていますが(笑、『孤独のグルメ』聖地巡礼はそろそろ人生の半分を東京で過ごすことになろうという私に、改めて東京を発見させてくれる旅なのかもしれないなあ、と最近思っています。

都電荒川線

電車の中はお年寄りでいっぱい。路線バスとか路面電車ってそうなりがちだけど、巣鴨のとげぬき地蔵への巡礼ルートでもあるから、この電車は余計にそう。ちょっとしたラッシュアワー感覚。
車内にはドラマに登場したとんかつ店「どん平」の広告が。でも、今回の目的はそっちじゃないんだよな。

ふく扇

荒川遊園地前の停留所から遊園地に向かって、もんじゃ焼き屋や駄菓子屋の建ち並ぶ、いかにも昭和っぽい通りを通って行く途中。「テレビ・雑誌で紹介されたたこやき・たこせん」の看板が目に入りました。超ローカルなたこ焼き屋さんだと思っていましたが、実はけっこうな有名店だったというわけですか。

ふく扇

130922d.jpg

遊園地前の通りから一本入った路地の、思いっきり住宅街の中に突如として現れたたこ焼き屋さん。いや、本来は居酒屋で、昼間はその軒先でたこ焼き屋をやっているようです。

『孤独のグルメ』で紹介されたから、というわけでもないのでしょうが、ひっきりなしにお客さんが訪れています。近所の人っぽい人と、遊園地に遊びに来た親子連れやカップルらしき人が入れ替わり立ち替わり、というのがまたいい。

ふく扇

「あっついねぇ~、暑くてもう焼いてらんないよ。お兄さん、代わりにアルバイトやってかない?」

見ず知らずの私に向かって、こういう軽口で話しかけてくるおじさんの気安さが心地いい。こういうのが、古き良き東京の下町らしさ、ってやつなんだろうなあ。

ふく扇

そんなおじさんに作ってもらった、これが「たこせん」。二つに割ったえびせんの間に、たこ焼きが挟んであります。単に挟んであるだけじゃなくて、ちゃんとソースとマヨネーズ、それにかつおぶしがついているのがうれしい。

うん、予想通りの味。
そんなにたこでも、そんなにえびでもない。

このへんの子どもたちは、遊びの合間に百円玉握りしめて、このたこせんを買いに走るんだろうなあ。

ふく扇

たこせんだけじゃちょっと物足りないかな、と思ってたこ焼きも買ってみました。14 個入り、400 円。
14 個ってなんか中途半端だな、タッパーへの収まりも悪いし、と思ったけど、この店の鉄板は一列が 7 個なんですね。なんか納得。

ふく扇

近年、たこ焼きといえば築地銀だこ系の表面カリカリ揚げたこ焼きがすっかりスタンダードになってしまったけど、たこ焼きって本来こういうしっとりした食べ物だったよなあ。銀だこも好きだけど、こういう昔ながらのたこ焼き、改めておいしい。
なんか妙に懐かしい味だなあ、と思い出してみたら、このソースの味、中学や高校の頃によく通っていたたこ焼き屋みたいな味。人間、原体験に近い味に出会うと、しんみり感動するよね。

このあたり、自宅からはちょっと遠いんだけど、こんど子どもたちを連れて荒川遊園地に遊びに来ようかなあ。こういう、ちょっと古くてローカルな感じの場所に触れさせてやりたい気分です。

孤独のグルメ Season3 Blu-ray BOX

B00ESXXM28

関連ランキング:たこ焼き | 荒川遊園地前駅小台駅荒川車庫前駅

投稿者 B : 00:00 | Gourmet | Junk Food | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

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