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2013/12/12 (Thu.)

静岡・青葉横丁の汁おでん

「弱ったぞ、すっかりおでん心に火がついちまった」

青葉横丁

『孤独のグルメ』聖地巡礼【原作版】、そろそろ単行本に掲載されている店も網羅してしまった感があり、単行本未収録の回を攻め始めています。今回は、名古屋方面に出張に行った帰り、強引に静岡で途中下車し、第 19 話「静岡・青葉横丁の汁おでん」に登場した、青葉横丁を訪れてみました。

青葉横丁

青葉横丁

静岡県は、浜松には行ったことがありましたが、静岡はお初。ここでは一般的なおでんとは違うご当地おでんが有名、というのも、ドラマの第 4 話で初めて知ったというくらい、私にとって静岡は縁のない場所でした。そんな初静岡が、聖地巡礼でおでんを食べるためだけに降りるって我ながらどうなのよ(笑

「青葉横丁」は、横丁というよりビルの抜け道の両脇に小規模なおでん屋が密集している、というちょっと変わった作りの場所でした。

青葉横丁

狭い横丁に、合計 18 店のおでん屋がみっしり。

「ようこ」とか「かずこ」とか、明らかにおかみさんの名前から取られた名前の店があったかと思えば、「和」はむしろ昭和のスナックっぽい名前だし、「どみんご」に至ってはラテン系のテノール歌手みたいなおやじさんがやっていそうなイメージ(ぉ)で、なかなかカオスな雰囲気が漂っています。

青葉横丁

でも、この居並ぶ赤ちょうちん、心惹かれるじゃないか...。

さあて、どの店ののれんをくぐろうか。
って、聖地巡礼だから、入る店は最初から決まっているんだけどな。

一心

一心

どーんと、大きく店名が書かれた赤のれん。よほど自信があるか、自己主張が強くなければこういうのれんは出せないでしょう。
寒いし、一刻も早く暖まりたいし、迷わず扉を開きます。

たのもー。

一心

座ったのは、偶然にもゴロー席。

寒いは寒いけど、とりあえず瓶ビールで独り乾杯。出張お疲れさまでした>俺。
さて、何からつまもうかな。

一心

カウンターの上には、京のおばんざいよろしく、いろいろなつまみが並べられていました。肉系から魚介、山イモ、コロッケ、燻製と、バリエーション豊富で目移りします。おやじさん、業師だなぁ~っ。
でも、静岡に来たらやっぱりはんぺんでしょう。

「黒はんぺんありますか?」
「ウチは『焼き海苔黒はんぺん』ですが」

...というやりとりも、下調べをしておいたため特になく(ぉ)、普通に「焼き海苔黒はんぺん」を注文。

一心

おお、これか。
はんぺんと言えば、普通は白くてふわっとしたものを指すけど、ここでは黒くて薄いのが「はんぺん」。この店では、その黒はんぺんに青のりを練り込んで素揚げに近い状態でカリッと焼き上げるのが流儀のようです。

少し醤油を垂らして食べてみると、普通のはんぺんとは全然違う、もっちり引き締まった歯応え。浦安で食べたときにも思いましたが、これははんぺんというよりも魚のすり身や薩摩揚げのような食感です。白はんぺんとは違って魚の風味も強い上に、青のりをかけて焼くことで、海の味が感じられ、これはこれでうまい。

一心

続いてアミ焼コロッケ。限定 20 人前とのこと。
けっこう大ぶりのコロッケに、ソースをかけていただきます。瓶ビールのつまみに最適。

一心

お次は何を頼もうかな...目に言う(メニュー)、いろいろあるんだなあ。
というか、「男味(ちんみ)。栄養。女点(まんてん)。」とか、あちこちにさりげに下ネタ織り交ぜるのやめてもらえますか(笑

一心

...と思ったら、目の前の樽には「朝立誉」とか!
日本で唯一の樽焼酎で、この店の定番、マスターのおすすめだとか。

その脇に「元気出せよ!!」とおもむろに置かれたにんにく。俺は...夢でも見ているようだ...(ぉ

でも、樽焼酎って珍しい。これは飲んでみるしかない、と思って頼んでみました。もちろんロック。

一心

枡つきのグラスで、日本酒のごとく溢れんばかりに注がれた焼酎が出てきました。
癖のない米焼酎に、樽のいい香りがしっかり溶け込んでいるのがいい。イロモノみたいな名前だけど、この焼酎、うまい。口当たりがいいので、ついつい飲み過ぎてしまいそうになります。

一心

いい感じにお酒が入ってきて、改めて店内を見渡すと、この店あちこちに下ネタだらけじゃないか!(笑
常連さんらしきお客さんとマスターの会話を聞いていると、このおやじさん、やはりかなりの下ネタ好きのようで。

気を取り直して(←)本命のおでん、いってみましょうか。

一心
(「孤独のカメラ」使用)

おほう、これは...なかなかよい!

具は基本的にマスターにおまかせ。ゴローはちくわ、だいこん、しらたき、こんにゃくでしたが、私はちくわ、だいこん、ウインナー、こんにゃくでした。静岡にまで来て静岡おでんじゃなく汁おでんを食べるのってどうよ、と内心自問自答しつつ(ぉ)いただきます。

一心

ふはあ、くー。

この店特有の辛子を効かせた汁が、辛子を後づけで食べる普通のおでんとは全然違う、パンチのある味を生み出しています。激辛というわけではないけど、たしかに「ほどほどに辛い汁」があとをひく。しかも、この辛さが、あったまる...。

逆にイイ店に当たったかもしれんぞ、ひょっとしたら。

一心

最後はマグロブツ切りで〆。静岡といったらマグロだろうが。
これがまた焼酎に合うんだ。

いやあ、あったまった...。あのおでんの汁が効いている。
名物にとらわれなくてもいいじゃないか、自分がおいしけりゃ。

やっぱり寒い季節はおでんに限るなあ。
ごちそうさまでした。

久住 昌之、谷口 ジロー / 孤独のグルメ 【新装版】

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投稿者 B : 00:43 | Dinner | Gourmet | KODOGURU

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