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加湿器を 4 年ぶりに買い換え

リビング用の加湿器を買い換えました。

パナソニック / 気化式加湿機 FE-KXJ07-S (シルバー)

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4 年前に買った加湿器は毎冬大活躍だったんですが、さすがに 4 年間、シーズンになると毎日四六時中運転させっぱなしとなると寿命も来るわけで。内部にカビも発生してきていたので、衛生面を考えるとそろそろ買い換え時かなと思い、買い換えることに。

今まで使っていた機種がハイブリッド式だったので、今回もハイブリッド式に買い換えようと思ったら、パナソニックの現行機種はほぼ気化式だけになっているんですね。加湿器はナショナル→サンヨー→パナソニックと買い換えてきましたが、この 4 年の間にサンヨーがパナに吸収→消滅という経緯を経て、気化式を主力としていたサンヨーからの技術移転が進んだということなのかもしれません。ヒーターを使うハイブリッド式よりもファンを回すだけの気化式のほうが消費電力も少ないので、「エコ」を盛んにアピールする近年のパナソニックとの相性が良かった、というのもあるでしょう。ただ、ハイブリッド式よりもパワーに劣る気化式で能力的には問題ないのか、というのはいささか不安だったりもします。


その疑問に関しては、パナソニックのサイト上にあった以下の FAQ が答えてくれました。

加湿パワー(定格加湿能力)は、(社)日本電機工業会JEM1426で定められた、室温20℃湿度30%時に1時間あたりで放出できる水分量=「mL/h(ミリリットルパーアワー)」で決まります。
加湿方式でも水タンクの大きさでもありませんのでご注意を。

なるほど。確かにこの基準で比べればいいわけだから明確です。ただ、この基準だと「同じ条件で運転し始めて一時間後の加湿量」しか見ていないので、その一時間の中での加湿曲線というか、加湿の加速度のようなものは考慮の対象に含まれていないようにも読み取れます。以前、気化式からハイブリッド式に買い換えたときに、ハイブリッド式のほうが一定湿度までの到達時間が短いように感じたことはあったんですが、まあメーカーも発売年次も違うので、直接比較にはなりませんよね…。

と悩んでいたら、家電 Watch でまさにそのものズバリ、科学的かつ多角的に検証した記事を発見しました。

家電-コラム-藤山哲人の実践! 家電ラボ-第9回:加湿器にはいろんな方式があるけど、どれを選べば良い?

そうそう、こういうことが知りたかったんですよ!以前 LED 電球の購入を検討していたときにも、まさに知りたいところを検証してくれた記事が掲載されていましたが、さすが家電 Watch。
まとめると、通常使用において必要十分な湿度を得るまでの性能という意味ではどの方式でも大差ないけど、立ち上がりの速さや静音性、消費電力、メンテナンス性、といった使い勝手の点で方式ごとの得手不得手があるので、使用スタイルに応じて選べばいい、ということでしょうか。まあ教科書どおりで若干つまらない結論ですが(笑、納得がいきました。

そういうわけで、まだ子どもが小さく、かつ昼間もほぼ誰かが自宅にいるためつけっぱなしにしていることの多い我が家では、安全性とランニングコストで気化式がよかろう、という結論で、パナソニックの気化式に決定。ファンが回り続けているので動作音がそこそこあるのが難点ですが、気になるのはみんなが寝静まって私一人が起きている深夜帯だけだし、まあ許容範囲。これから数年、お世話になります。

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