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春陽

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[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

EF24-70mm F4L IS USM を手に入れたので、試写がてら今年二度目の梅園に行ってきました。前回は六分咲きといったところでしたが、今回はほぼ満開。天気も良かったし、なかなか撮り応えがありました。

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[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

画面全体にわたってヌケが良く、スキッとした描写。ファインダを覗いている段階で既に心地いい。撮った後に PC で画像を確認してみても、ほぼ撮影時にイメージしていたとおりの結果が得られている。キヤノンの L レンズはこうでなくちゃ、という安定感。時代はずいぶん違いますが、信頼性という点では私の愛用する EF70-200mm F4L USM に匹敵する「得られる写真が計算できるレンズ」だと思います。こういうレンズに対して、もう少しクセがあった方が楽しめる、とか言っちゃいけない(笑。それくらい歩留まりの良いレンズ、というのが私の第一印象です。


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[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

マクロ機能がウリのレンズですが、非マクロモード時でもそこそこ寄れる。この写真も非マクロモードで撮ったものですが、通常撮る被写体は寄ってもこれくらいであることが多いので、仮にマクロモードがなかったとしても十分に使い勝手が良いレンズなんじゃないか、という感触。非マクロ時のテレ端で 0.21 倍、マクロモード時 0.7 倍なので、マクロモードだとさらにグッと寄れるわけですが。

FE 24-70mm と比べると、最短撮影距離・最大撮影倍率ともにほぼ同程度にも関わらず、こちらの EF24-70mm のほうが寄れるように感じてしまうのは、フランジバックが長いがためにワーキングディスタンス(レンズ先端から被写体までの距離)が短いことによる恩恵、というのは皮肉ではありますが。

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[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

あえてマクロモードを試してみた写真がこれ。でも、梅や桜はこのレンズのマクロモード的にはワーキングディスタンスがちょっと足りず、良い感じに撮るのが難しい。マクロモード用の距離指標の範囲でなければ画質が落ちてしまうのがこのレンズのマクロモードですが、手順が一癖あること、それにファインダを覗きながらではこのマクロ用の距離指標範囲に収まっているかどうかが判らないので、使いこなしが難しいですね。

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[ Canon EOS 5D Mark III | Canon EF24-70mm F4L IS USM ]

撮影中、枝垂れ梅の木に見慣れない野鳥が!よく見たら、ルリビタキのオスじゃないですか。このへんだとジョウビタキは季節によってはよく見かけるけど、ルリビタキに出会ったのは初めて。でも、今回は完全に EF24-70mm のテストのつもりで来ていたので、望遠レンズを持っていなかったという(;´Д`)ヾ。ちなみに上の写真は大幅にトリミングしていますが、やっぱり、撮影に出掛けるなら最低でも 70-200mm もセットで持っていかなくてはダメですね。

ともあれ、EF24-70mm F4L の素姓の良さはこれだけでも十分に判りました。キヤノンの王道レンズらしく、EF70-200mm F4L と並ぶ安定感を誇るレンズだと思います。もうこの勢いで EF17-40mm F4L まで揃えてしまいたい気がしています(笑。

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