b's mono-log

« August 2014 | メイン | October 2014 »
 1 |  2 |  3 |  4 | all

2014/09/30 (Tue.)

ジャージー・ボーイズ @丸の内ピカデリー

ジャージー・ボーイズ

ジャージー・ボーイズ

クリント・イーストウッドが監督を手がける、男性ヴォーカル・グループを題材とした音楽映画。という全てにおいて俺得な映画が公開されるとあっては、観に行かないわけにはいかないでしょう!というわけで、早速劇場に足を運んできました。

取り上げられているのは、1960 年代に一世を風靡した、ドゥーワップ系ヴォーカル・グループ「フォー・シーズンズ」。'60 年代に青春時代を過ごした人でなくても、"Sherry" をはじめとした代表曲は必ずどこかで聴き覚えがあるはずです。特に、"Can't Take My Eyes Off You"(邦題『君の瞳に恋してる』)は聴いたことがない人はいないほどに有名。まあ、日本ではオリジナルよりもむしろボーイズ・タウン・ギャングがカヴァーした '80 年代ディスコサウンドのほうで定着していますが。
事実上初めて白人ヴォーカル・グループとして成功した 4 人のサクセス・ストーリーなわけですが、2005 年にブロードウェイ・ミュージカルとして同題で舞台化されていたんですね。この映画は、その舞台の脚本に基づいているようです。

ストーリーは、同じく事実に基づいたミュージカル映画である『ドリームガールズ』の男声グループ版、といった趣で、メンバーの出会いから下積み時代、デビューからスターダムに上り詰め、メンバー間の確執とグループ分裂、家族と仕事の間での悩み...という、この手のサクセス・ストーリーの王道そのものを行く展開。それ自体は特に目新しいわけではありませんが、それぞれのシーンを繋ぐ楽曲と歌唱が素晴らしい。曲が終わるたびに、映画館であることを忘れて拍手をしてしまいそうになったほど、没入感のあるステージでした。また、リードのフランキー・ヴァリと家族、特に娘との関係については、同じ娘の父親としてグッと来るものがありました。
途中、劇中にもかかわらず登場人物がスクリーンのこちら側に向かってナレーション的に心境を吐露するシーンが至るところにあり、実写映画でこういうメタ視点的な描写が挟み込まれるのも珍しいなと思いましたが、舞台的な演出をそのまま映画に持ち込んだらこうなるのだろう、と納得。

イーストウッド作品としてみると、ほかの作品に共通する「重さ」がなく、上映後に良かった、楽しかったとじんわり感じられる珍しい映画だと思います。自身も作曲家であるイーストウッドの音楽への思い入れがそうさせたのかもしれませんが、『ドリームガールズ』あたりの「面白かったんだけどあまり残るものはなかったな」というのとは違う、イーストウッドらしい手触りはやっぱり何かある。

見終わった後に、「映画って、本当にいいもんですね」という水野晴郎氏の名言が、ふと頭に浮かんできました。
大ヒットする作品じゃないんだろうけど、いい映画。これは BD が出たら買おうと思います。

投稿者 B : 00:59 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/09/29 (Mon.)

探偵は吹雪の果てに

しばらく止まっちゃってましたが、「ススキノ探偵シリーズ」の読書を再開しました。

東 直己 / 探偵は吹雪の果てに

4150307490

前作にあたる『探偵はひとりぼっち』での驚きのラストを読んで、

人生最大の変化を経て、自作の「俺」がどう変わっていくのか、続きが早く読みたくて仕方がありません。
と書きましたが、本作ではそのオチに対するいきなりのちゃぶ台返しから始まっていて、再び度肝を抜かれました(;´Д`)ヾ。まあ、「俺」の性格からいって家族のあるまともな生活を送れそうにないことは判っていましたが、ここまで潔く設定を切り捨ててくるとは。そりゃ映画もヒロインを固定しない『男はつらいよ』方式を採ってくるわけだわ。 さらには時代設定も一気に 15 年流れていて、「俺」がいきなり四十代半ばのおっさんになっています。向こう見ずな正義漢という性格は変わらないまま、歳だけ食って無理が利かなくなった「俺」。ハードボイルドさよりも中年の悲哀が前面に出てき始めました(笑。

今回のストーリーは、20 年ぶりに再会した、かつて心から愛した恋人からの依頼で、斗己誕(作品オリジナルの架空の地名で、旭川より少し北くらいの設定だと思われる)に住むある人に手紙を渡してほしい、という話から始まります。その場所は少し前に少年犯罪が起き、その犯人とみられる少年は現在も行方不明のままで...というところからストーリーがからまっていくわけですが、今回の話がまた『探偵はひとりぼっち』以上に「俺」がひとりぼっち。相棒の高田は序盤にちょっと出てくるだけだし、あとは途中で桐原(映画では松重豊演じる「相田」を部下にしていたヤクザの組長)が助け船を出してくれるくらいで、斗己誕を舞台におっさんになった「俺」が一人で謎に立ち向かう話になっています。
人の出入りのほとんどない田舎では住人の全てが顔見知りというだけでなく、ほぼ全員が何らかの利害関係で繋がっていて、その利害に波風を立てる余所者は排除される...というのはよくある話です。本作では、その人間関係のすべてがちゃんと伏線になっていて、クライマックスで芋づる式に謎が解けていく、という推理小説のお手本的気持ちよさがありました。最後は例によってなんとも救われない話でしたが、構成の巧みさはここまでのシリーズで随一じゃないでしょうか。そして、ラストシーンは切ない終わり...若気の至りとは違う、歳をとってからのどうにもならない切なさ、ってのも悪くないですね。

期待以上に面白かったので、このまま続きも一気に読んでいきたいところです。でも気になるのは既に続編の製作が決まっているという映画のほう。『2』が『探偵はひとりぼっち』からの映画化だったので、そのまま引き継ぐとこの『吹雪の果てに』が次の原作ということになります。大泉洋がいきなりおっさんになってしまうのか(といっても、ご本人の実年齢は既にこの作品に近づいていますが)、もう少し若い設定のまま本作を映画化するのか、あるいは未映像化の『バーにいる』『消えた少年』のどちらかを引っ張ってくるのか。映画オリジナルストーリーだとしたら、ちょっとやだなあ。

投稿者 B : 00:00 | Book | Novel | コメント (0) | トラックバック

2014/09/28 (Sun.)

NEC AtermWG1800HP (1)

しばらく検討していた IEEE 802.11ac ルータ導入の件、観念してエイヤッと購入しました。

NEC / AtermWG1800HP

AtermWG1800HP

バッファローの最新モデルはユーザーからの評判が著しく悪いのがどうしても気になって、久々に NEC のルータに乗り換えてみました。

2.4/5GHz 両対応、理論値 1,300Mbps の Wi-Fi ルータです。とはいっても 1,300Mbps に対応した子機がまだ出ていないので、当面は最大 866Mbps が理論値の上限であり、それ以上は将来を見据えた投資、という位置づけになりますが。

AtermWG1800HP

筐体はかなりコンパクト。バッファローの AirStation は上位機種になると筐体が巨大でちょっと置き場所に困ることが多く、現行機種もけっこう大きいんですが、NEC の現行機種はハイエンドモデルに見えないくらいのコンパクトさ。アンテナの出っ張りもないのでリビングに置いておいても物々しくないのがありがたいです。

ただ、筐体表面がツヤツヤなのはどうも...特に黒は埃が目立つんですよね。つや消しブラックか、つや有りならホワイトが良かったのに。

AtermWG1800HP

設置方法は縦置き・横置きの両方に対応しています。面白いのが、スタンドを付け替えることで縦横に対応するわけですが、横置きしたときにスタンドが本体に一体化したデザインに見えるようになっています。まあ縦置きのほうが設置面積を取らないし、アンテナ感度も良さそう(あくまでイメージですが)なので、私は縦置きにして使います。

AtermWG1800HP

背面のコネクタは、4 ポートの Enternet HUB+アップリンクポート×1、加えて USB ポートが 1 つついています。この USB ポートは HDD や USB メモリを接続してファイルサーバ/DLNA サーバとして動作させることが可能。処理速度が足りていれば、わざわざ NAS を買わなくてもコイツを NAS 代わりにできちゃうんだよなあ。今度試してみたいと思います。
一番上についているスイッチは、Wi-Fi の動作モードの切り替え。ルータ/ブリッジ(アクセスポイント)/コンバータ(子機)として動作させることができ、ルータモード時はさらにローカルルータ/PPPoE ルータの選択が可能。家庭用としてであれば、どんなネットワーク環境にも対応できると言えます。ちなみに我が家はマンションの共有 FTTH 回線で、ルータはマンション側が持っているので、ブリッジモードで使用します。

AtermWG1800HP

付属の AC アダプタはそれほど大きなものでもありませんが、今どき珍しくコンセント側が脱着式のメガネケーブルではなく、はめ殺しのケーブルになっています。我が家の設置環境には十分な長さでしたが、足りない or 長すぎるから適当な長さのメガネケーブルに差し替えたい向きにはイマイチな仕様かも。

電波強度や通信速度などについては、また追ってレポートします。

NEC / AtermWG1800HP

B00C2FICNS

投稿者 B : 00:18 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2014/09/27 (Sat.)

nasne がリモート視聴に対応

nasneのリモートTV視聴対応開始。FLACハイレゾ配信、PS Vita/スマホアプリの強化も - AV Watch
【西田宗千佳のRandomTracking】nasne開発陣に聞く「リモート視聴」対応とVer.2.50の狙い - AV Watch
nasneが25日のアップデートで「リモート視聴」対応。ひと足先に体験した - AV Watch

nasne のシステムソフトウェア Ver.2.50 の配信が開始されました。今回は何といってもリモート視聴機能の追加という過去最大級の機能追加があるということで、リリースを心待ちにしていました。

というのも、普段はほとんどテレビを観ない私ですが、年に何度か外出先から自宅のレコーダが観たい、というシチュエーションがあります。具体的には帰省中に北陸では放送していない『孤独のグルメ』を観たい、という類のやつなんですが(ぉ。自宅の BD レコーダは 2012 年モデルなので、NexTV-F 準拠のリモート視聴機能が使えないんですよね(ソニー製 BD レコーダでは 2013 年以降のモデルが対応)。この夏の帰省中は U-NEXT での見逃し配信を使って視聴しましたが、やっぱり Twitter 等の実況が盛り上がる番組はリアルタイムで観たい。なので、本当は夏休みにこのアップデートが間に合ってくれれば...と悔しく思っていました。

nasne

さておき、当日自宅に帰ると nasne にファームアップ通知が来ていました。いちいち PS3/4 を起動しなくてもスマホからの Web アクセスでファームアップのキュー出しができてしまうので、とてもラクです。

nasne

アップデートを開始してほんの 5 分ほどの間で、処理完了。アップデート中にテレビ画面を占有しないので(まあテレビでもチャンネルを変えちゃえばいいわけですが)この方式はいいなあ。PS4 もリモートからゲームタイトルのオンライン購入→ダウンロード指示ができちゃいますが、こういうのは他の機器でもどんどんやってほしい。

というわけでファームアップが完了すると、スマホ/タブレットからは「TV SideView」アプリでアクセスします。

TV SideView

リモートからでも LAN 内でのアクセスと変わらない手順で、かつリモートであることをそれほど意識させないレスポンスで操作できます(上の画像では通知領域のアイコンが表示しているとおり、LTE 経由でアクセスしています)。

TV SideView

録画番組リストから観たい番組の詳細を表示させて「モバイル視聴」をタップ。ローカル接続時の手順と同じ。

TV SideView

インターネット経由になるので再生スタート時のバッファリングにはローカルよりも時間がかかるし、早送り戻し時のレスポンスもやや遅めですが、docomo の LTE で使う分にはコマ落ちや途切れもなく、思っていた以上に快適に楽しめます。解像度は 480p に落ちてしまいますが、スマホの画面サイズ程度ならばまあ許容範囲かな。データ容量を考慮すると、LTE 経由での視聴時は画質モードは「速度優先」が良さそうです。
ちなみに WiMAX 回線でも試してみましたが、それほど混雑していないエリアでもブツ切れ状態になってしまい、ちょっと実用に堪えませんでした。MVNO の選択肢もずいぶん広がってきたし、回線の安定度では LTE のほうが断然いいので、やっぱりそろそろ乗り換え時ですかね。まあ、リモート視聴に必要なデータ通信容量を考えると、モバイル回線で頻繁にリモート視聴するのは現実的ではありませんが。出先の公衆 Wi-Fi とかホテルや実家の Wi-Fi を使う、というのが実際のところでしょう。

リモート視聴に使える機器としては当然 PS Vita も含まれるわけで、Vita でも試してみました(回線は Xperia の Wi-Fi テザリングを使用)。

nasne PS Vita

まず使用前にローカルネットワーク上で「エニイタイムアクセス」を設定します。もともと、リモートから nasne の NAS 機能を利用するためのアプリ「naspocket」のための設定でしたが、リモート視聴にも必要な設定のようです。私は最初この設定をしておらず、リモートから nasne に接続できずに少しハマりました(;´Д`)。

nasne PS Vita

視聴は「torne PS Vita」アプリから。UI も操作性もローカルネットワークとなんら変わりませんが、画面の右上にリモート接続であることを示すアイコンが表示されているのだけが違います。
自宅にある nasne からデータを引っ張ってくるところだけが少しタイムラグを感じますが、それ以外の画面描画は torne そのもののレスポンス。アプリ自体の心地よさもあって、TV SideView での操作とは一段違う快適さです。AV Watch の西田さんの記事に「筆者の主観でいえば、『汎用のクライアントを使ってLAN内で、タブレットなどからnasneを使った時』よりは快適」とありますが、まさにそんな印象。

nasne PS Vita

フィルムロールやフラッシュ送り/戻し、早見などの torne ならではの再生機能もほぼそのまま使えます。開発チームはレスポンスにこだわってチューニングしたようですが、ここまで機能を落とさずに使えるものなのか、とちょっと驚嘆するレベル。

nasne PS Vita

操作性もさることながら、OLED のディスプレイ(初代 PCH-1000 のみ)の発色の良さも相まって、モバイルでもなかなか楽しめるクオリティで視聴できますね。このためだけに Vita を常に持ち歩くわけにはいきませんが、出張のときには旅行鞄に忍ばせて行きたい感じ。

リモート視聴だけのために BD レコーダを買い換えるわけにもいかないよなあ、と思っていたところに、nasne が救いの手を差し伸べてくれました。自宅にいるとどうしてもレコーダのほうをメインで使ってしまいますが、これで nasne が今まで以上に活躍してくれそうです。

というわけで『孤独のグルメ Season5』放送開始はよ(ぉ

ソニー・コンピュータエンタテインメント / nasne CECH-ZNR2J

B00F27JGT2

投稿者 B : 00:25 | Game | PS Vita | コメント (0) | トラックバック

2014/09/26 (Fri.)

Vixen ATREK HR 8×32WP

悩んでいた双眼鏡選びですが、本格的な運動会・発表会シーズンを迎えるにあたり、心を決めて買ってきました。

Vixen / アトレック HR 8×32WP

Vixen ATREK HR 8×32WP

やはり初志貫徹で Vixen。個人的にはアルティマ Z 8×32 が欲しかったんですが、大きさ重さ的に NG。ウチの奥さん的にはこのアトレック HR 8×32WP でもまだ大きい、というイメージだったらしいですが、覗き比べてみてもらったところ、視野の広さと明るさでやっぱりこれが良いね、ということで決定。

Vixen ATREK HR 8×32WP

アトレック HR 8×32WP はダハプリズム式を採用したコンパクトな筐体が特長で、小型軽量ながら防水性能も備えたオールラウンダー的な双眼鏡です。デザインもシンプルで、長く使っても飽きは来なさそう。

Vixen ATREK HR 8×32WP

サイズ感はこんな感じ。今どきのスマホにしては小さい Xperia Z1 f を横に 2 台並べたよりも小さいフットプリントであれば、性能の割に十分コンパクトと言えるのではないでしょうか。

Vixen ATREK HR 8×32WP

側面はシボ加工済みのラバーで握りやすく。
ストラップホールもついていて、幅 6mm までのネックストラップが通せるようになっています。使い勝手を考えるとストラップは必須だと思いますが、カメラ用ストラップでも細めのものならば流用できるようなので、選択肢は広そう。

Coleman とか似合いそうですね。
Vixen ATREK HR 8×32WP

接眼レンズは右目側で視度補正。アイピースは回すとアイポイントを調節できるようになっています。

Vixen ATREK HR 8×32WP

視野角と明るさについては、もっと大きく重くてもよければより良いものもありますが、コンパクトさを考慮すれば十分に広く明るく、見やすいと思います。逆にこれよりも小さい双眼鏡は狭くて暗く、ちょっと使う気になれない感じ。

Vixen ATREK HR 8×32WP

付属品はキャリングケースとストラップ 2 本(本体用とキャリングケース用)。ケースはちょっとおっさん臭いデザインなので、違うのを別途探したいところですが、カメラと違って双眼鏡のキャリングケースってそんなに選択肢もなく、悩ましいところ。

Vixen ATREK HR 8×32WP

とりあえず汎用性の高い双眼鏡を手に入れられて満足です。でも最近 Vixen の天体望遠鏡を買った人の話を聞いていると、天体観察用の光学機器の世界はもっと奥が深そうなので、なるべくそっち方面には興味を持たないようにしておこう(笑。

Vixen / アトレック HR 8×32WP

B000T0Z7BI

投稿者 B : 00:32 | Camera | コメント (0) | トラックバック

2014/09/25 (Thu.)

東京都清瀬市のもやしと肉のピリ辛イタメ

「清瀬...ここって、まだ東京都だよな?」

清瀬

ドラマ『孤独のグルメ Season4』も先ほどの放送をもって大団円(っていうのか?)を迎えましたが、私の聖地巡礼はまだ道半ば。改めてスタート地点からの巡礼を...というわけで、今回は第 1 話に登場した清瀬にやってきました。

人生の半分を東京で過ごしている私ですが、市部の地理はさっぱり。清瀬という市の存在自体、今回初めて知ったに近い状態です(笑。埼玉の手前というとかなり遠そうだな...と思ったら、東急東横線~地下鉄副都心線~西武池袋線が直通運転となった今、自宅からもほぼ直通に近い形で来ることができることに気づきました。恐るべし、相互乗り入れ。

清瀬

清瀬駅前の商店街をちょっとブラブラしてみましたが、ちょうどいい地味さ加減で、これぞ正しい東京近郊の駅前商店街という感じ。でも、ちゃんと地元の人たちで賑わっていて、その中の一員として潜り込んでいる感覚が、なんかいい。

みゆき食堂

お目当ての「みゆき食堂」はそんな商店街に入ってすぐのところにありました。が、まだオープンしていない模様。食べログには 11 時開店と書いてあったはずなんだけどな、とは思いつつ、まあ個人でやってる飲食店ならオープン時間が少しずれるくらいのことはあるだろう、と思い直して商店街を再びブラブラしてみることに。

ちなみに、劇中でもゴローが行きはシャッターが閉まってたから焼鳥屋だと思ってたけど食堂だったのか!というくだりがありましたが、開店前は本当に半分だけシャッターが閉まってるんですね。

麻雀処 たんぽぽ

商店街で探すのは、まずはゲストの志賀廣太郎さんが麻雀に興じていた雀荘「たんぽぽ」。一般的な雀荘に比べると、外観はむしろお年寄りの社交場、とでもいった雰囲気。
そういえば、先日巡礼した枝川のアトムといい、Season4 は微妙に麻雀づいていますね...。

麻雀処 たんぽぽ

「頭脳スポーツ」「健康マージャン」...。いずれにしても、麻雀といえば初代ファミコンの麻雀(緑色のカセットのやつ)くらいしかやったことのない私にとっては、敷居の高い場所です。とりあえず雰囲気だけ味わって、次の場所へ(ぉ

メガネサロン ヨゴ

で、その志賀さんが店主を務めているという設定だった「メガネサロン ヨゴ」も雀荘のほぼはす向かいに。
まさか「松重豊がサングラスをかけると怖い」という定番ネタがこどグルで観られるとは思っていませんでした(笑。

そうこうするうちにいい時間になったので、改めてお店へ。

みゆき食堂

みゆき食堂

おお、ようやくシャッターが上がって、暖簾がかかっていました。

それにしてもこの店構え、クルな...。
たのもー。

みゆき食堂

店外に貼り出されていたメニューはこんな感じ。いかにも、ニッポンの正しい大衆食堂、という王道メニューの宝庫です。そして「味噌汁付」じゃなくて「汁付」と書かれてるのがまたいい。

よし、正しい大衆食堂、挑もうじゃないか。

みゆき食堂

広い!この店、やはり只者ではないぞ。

ただでさえごちゃっとした店内でも特に異彩を放つ中央のポール。これは何に使うんだろう...大衆食堂でポールダンス、ってんじゃないしな(笑
しかも、ほんのしばらく商店街をブラついていただけで、それも開店直後なのに、ほぼ満席。この店、こんなに人気だったのか。よく見ると聖地巡礼っぽいお客さんも二組ほど見受けられるけど(巡礼のしすぎで最近は雰囲気で判るようになってきた(ぉ))、ほとんどが近隣に住んでいるか働いていると思われる常連さん。それでこの繁盛っぷりはすごい。

みゆき食堂

この押し寄せるような品数はどうだ。
表のメニューなんて、氷山の一角だ。

店内を見回すと、カレーだったり焼きものの定食だったりスパゲティだったり、みんな思い思いのものを食べているじゃないか。メニューも多彩だけど、お客さんのニーズも負けずに多彩。なんて懐の深い店なんだ。

みゆき食堂

いかん、店の雰囲気に呑まれるな。
落ち着いて、打つべきボールを見極めるのだ。

肉に魚に、中華も。たこのカルパッチョに、ぬか漬け...高野豆腐とナス煮とは、渋いな。

早く決めないとジリジリ体力を奪われて、思考停止になりそうだ。
集中しろ。動物的カンを研ぎ澄ませ...!

みゆき食堂

ここでふと隣のカベを見やると、そこには松重さん・久住さんのサイン色紙に並んで「五郎さんセット」の文字が。

いやいや、先日「五郎's セレクション」を頼んでみたらそれはメニューじゃなかった事件(ぉ)があったところじゃないか。でもこれにはちゃんと値段がついているから、これは確実にメニュー化されているはず。というわけで、注文は決まった。五郎さんセットと焼き鳥、これでいこう。

みゆき食堂

...来たか。ドラマそのまんま、うん、いい風景だ。

写真で見ると普通の食事のように見えるけど、それぞれの皿が一般的にいうところの 1.5 人前くらいあります。想像以上、かなりのボリュームだなこれは。

みゆき食堂

まずは当然、もやしと肉のピリ辛イタメから。

これこれ、そそるなあ。ニラに人参も入ってる。
こういう裏切り、ウェルカム。

それにしても、これだけ大量のもやしを食べるのなんていつ以来だろう。でも、うまいもやしって、いくら食べても飽きないから不思議なもんなんだよなあ。

みゆき食堂

しっかりめの味付けに、シャキシャキしたもやしの歯応えが楽しい。
うーん、間違いない。ピリ辛指数、俺にジャスト。

これだけの量で、お値段たったの 300 円。
定食屋の鑑だな。

みゆき食堂

続いてジャンボ餃子(ハーフ)。
ジャンボのハーフで...プラスマイナスゼロ、じゃないのか。

でも、見た目は確かに、ジャンボ。
一見してわかるもっちりとした皮に、具がたっぷり詰まっているようじゃないか。

みゆき食堂

うん、なるほど食堂の餃子だ。

中華の餃子と通ってきた道が違う味だ。それもまたよし。

みゆき食堂

お次は焼鳥。ゴローは「焼き鳥を一本ください」と頼んでいましたが、一口に焼き鳥といってもいろんな部位が選べるようで、今回は雛鳥を頼んでみました。たぶん、これがゴローが食べてた焼き鳥。

みゆき食堂

割と普通なたれの焼き鳥だけど、この普通っぽさがまたいい。ちょっと、麦入り炭酸飲料が欲しくなるな(ぉ

うーん、焼き鳥まで食ってる俺。
焼き鳥飯、おかずの焼き鳥。

そしてこれが、

みゆき食堂

問題の味噌にんにく(青唐辛子入り)。
揚げニンニクとか、ステーキ屋の鉄板の上でカラッと焼いたニンニクとか、後のことさえ考えなければこれほどうまいものもほかにあまりないじゃないですか。そのニンニクに、味噌と青唐辛子を和えてあるわけですよ。これはうまくないはずがない。

これはいい、すごくいい。
白いごはんに最強。
これだけでもメシ、百杯くらいいけるんじゃないか?

これ、五人前くらい瓶に詰めてもらって持ち帰りたいくらいだ。

みゆき食堂

ああ、いい飯だった。この後、夜になってもあまりお腹が空かないくらい、お腹いっぱいになりました。
モリモリ食える幸福、他に何が要る。

いやあ、俺の直感を上回る、想像を超えた店だった。
何より安くて、ちゃんとうまい。
清瀬、恐るべし。

遠くまで来た甲斐がありました。
ごちそうさまでした。

孤独のグルメ Season4 Blu-ray BOX

B00MN0SBFG

関連ランキング:定食・食堂 | 清瀬駅

投稿者 B : 00:45 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック

2014/09/24 (Wed.)

るろうに剣心 伝説の最期編 @TOHO シネマズ日本橋

京都大火編』に引き続き。

るろうに剣心 伝説の最期編

るろうに剣心 伝説の最期編

今回はせっかくだから江戸っぽいエリアで観よう、と思って最近お気に入りの TOHO シネマズ日本橋のシートを予約しました。設備はいいし、最近は接客の質もずいぶん向上して気持ちの良い映画館になったなあ...と思っていたら、今回私が観たスクリーン(TCX ではなく通常のスクリーン)はレンズにゴミがついていたのか?画面の一部にうっすらシミがある状態で、明るいシーンだとそれがちょっと気になってしまいました。ここは機材は良いので、あとは運用面ですね...。

さておき、るろ剣。前回がすごく良いところで終わってしまったので、続きがずっと気になっていました。まあストーリー的には昔原作を読んでいるので分かっている話ではありますが、演出の巧さですね。でも話の流れは映画化にあたっていろいろといじられているようで。演出上の改変はある程度アリだと思っていますが、志々雄の部下である十本刀の扱いが軽いのがとても残念でした。まあ映画の尺からいって全員を掘り下げることができないのは仕方ないにしても、十本刀がどういう奴らかさえ分からないうちに終わってしまいましたからね...。安慈とか、もうちょっと周辺を描いてほしかった。まだ京都大火編での刀狩りの張の扱いのほうが、いきがかり上大きかったくらいですからね。あと、四乃森蒼紫の絡ませ方はやっぱり雑な感じで、せっかくの原作のキャラが台無し(´д`)。

見どころはやっぱりアクション。特に神木隆之介演じる瀬田宗次郎の「縮地」と、藤原竜也演じる志々雄真実の炎の秘剣。CG なし(炎以外は)でスピード感含めよくここまで再現したな、という出来で、マンガがそのまま実写になって動いてる...というより、むしろ「実写版サムスピだろこれwww」的なインパクトがあります。志々雄の焔霊(ほむらだま)や紅蓮腕(ぐれんかいな)といった必殺技が実写で観られるとは、なんという胸熱。でも実写コントに見えないのは、やっぱり藤原竜也のキレた演技が画面を引き締めているからでしょうね。研究し尽くされた演技で、志々雄と瀬田の二人が、まるで週刊少年ジャンプの誌面からそのまま飛び出してきたような存在感に見えました。

重箱の隅を突いていくといろいろと突っ込みどころも多い映画だと思いますが、結果的に面白いと感じたのは、やはり悪役の二人が良かったから、に尽きると思います。個人的な法則として、悪役が主役を食ってしまうほどノリノリの映画にハズレなし。それを地で行くような映画でした。
あ、あと途中にちょっとだけ出てきた高荷恵(蒼井優)の演技も圧巻。ほぼワンシーンしか登場していないにもかかわらず、しっかり掴んでいきますね...。

原作で最も盛り上がったエピソードを映像化してしまったので、映画はこれにて完結でしょうか?いや、左頬の十字傷の由来、片方分しかまだ話に出てきていないんですよね。映画は邦画としてはかなりのヒットになっているようだし、これは『人誅編』の映画化に向けた伏線ということでしょうか。

投稿者 B : 00:14 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2014/09/23 (Tue.)

曼珠沙華

曼珠沙華

[ Sony α6000 | Sony E 50mm F1.8 OSS ]

お彼岸なので、この時季の定番・彼岸花を。彼岸花っていつもどのカメラとレンズで撮ろうか迷うんですが、今回は α6000+E50/1.8 で撮ってみました。

いつもついツァイスばかり使ってしまいがちですが、このレンズの水彩画のような透明感あるボケは気に入っています。

曼珠沙華

[ Sony α6000 | Sony E 50mm F1.8 OSS ]

いつもの公園も、この季節はあちこちで彼岸花を見かけることができます。どうも白彼岸や淡いピンクの彼岸花も自生しているようなんですが、なかなか巡り会えません。色違いのは咲く時季が少し違うのかもしれませんが、赤い彼岸花ばかりというのもワンパターンだし、今年はちょっと気合いを入れて探してみようかな...。

投稿者 B : 00:10 | Photograph | Sony E 50/F1.8 OSS | α6000 | コメント (0) | トラックバック

2014/09/22 (Mon.)

F1 シンガポール GP 2014

シンガポールGP決勝 タイヤ戦略の戦いを制してハミルトンが優勝

ドライバーズポイント上はロズベルグ優勢ながら、おそらくメンタル的にはハミルトン優勢な状態でやってきたシンガポール GP。予選はメルセデスの 2 台だけでなくレッドブル、フェラーリ、ウィリアムズまで絡んで白熱した PP 争いになりましたが、最後に僚友を 7/1,000 秒差で下したハミルトンが見事 PP。

決勝はロズベルグがまさかのマシントラブルでフォーメーションラップに出られず、2 番手だったはずのところがピットスタートに。結局その後もペースが上がらず...というかトラブルが根本的に解決せず、DRS も ERS も動作しないという散々な状況のままリタイアしてしまいます。対するハミルトンは最大のライバルが早々に戦線離脱したため、難なく完勝。
これでドライバーズポイントはハミルトンがついに逆転、ロズベルグに 3pt 差をつけてトップに立ちました。こういう展開があるから結局最終戦まで分からない戦況が続くことでしょうが、当面の流れがハミルトンにあることは間違いないでしょうね。

チャンピオン争い以外のレースは、抜けないサーキットらしく前半はやや眠くなるレース展開でした。が、「セーフティカーが入るかは入らないかではなく、どのタイミングで何回入るか」が問題と言って良いシンガポール。結局 2 回の SC 導入でポジションや戦略がシャッフルされてからが面白くなりました。今季最高位となる 2 位に入ったヴェッテルはセーフティカーに助けられただろうし(今季のヴェッテルは僚友リカルドに比してタイヤライフに苦しむことが多い)、逆にウィリアムズのボッタスは SC 導入に伴いピット戦略を変更したことが裏目に出た格好。何にせよ、今季ここまでとは少し違ったリザルトになったことが、結果的に面白いレースだった証と言えそうです。
個人的には、5 秒ペナルティが確定してからのヴェルニュが、失うものがなくなった状況(そのまま走っていてもタイム加算でポイントを失うだけ)から死にもの狂いのアタックに出て、最終的に 3 台オーバーテイクして 6 位に入った走りにはシビレるものがありました。ヴェルニュはリカルドほどの強さはないとはいえ、少なくとも中団で埋もれている何人かのドライバーよりは明らかに才能を持っているだけに、今季いっぱいでのトロロッソ解雇が確定しているのが残念でなりません。他のチームに拾ってもらえると良いんですけどね。

でもって...可夢偉ですよ。今回も直前まで可夢偉にレースシートが与えられるかどうか不透明な状況で、結果的にシートには座れたものの、決勝のフォーメーションラップ中にマシンから白煙が上がって、スターティンググリッドにさえつけずにリタイア。もうね、ここまで来るとケータハムの情けなさに言葉も出ません。
そのケータハム、このシンガポール GP では予選後にドライバーを除いたチームスタッフで緊急ミーティングが開かれたり、可夢偉本人からも「チーム、なくなるんじゃないですか」という半ば自棄になったようなコメントが出ていたり、不透明な状況が続いています。というか、可夢偉が出る出ない以前に来週末の日本 GP までチームが存続しているかどうかすら怪しい、と言っても良いでしょう。あの表彰台以来、2 年ぶりの母国凱旋を前にあまり考えたくないことではありますが...何とか鈴鹿のスターティンググリッドに着いていてくれることを祈るばかりです。

投稿者 B : 23:11 | F1 | Season 2014 | コメント (0) | トラックバック

箱根路

「せっかくの箱根、巡礼終わったらぶらっとするか」

箱根路

[ Sony α7 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

少し間が空いてしまいましたが、先日行った箱根の続きです。

せっかく箱根に来たからには、箱根っぽい風景をカメラに収めて帰りたい。というわけで、宮ノ下から山を登り、大涌谷へ。クルマで反対側の桃源台までぐるっと周り、ロープウェイで大涌谷に渡ります。
高所恐怖症な私はロープウェイと聞いてちょっと身構えましたが、想像していたものよりもずっと大型で揺れもほとんどないロープウェイで、それほど怖くもなく到着できて一安心(´д`)=3。

箱根路

[ Sony α7 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

箱根というと寛げる温泉街というイメージが強いですが、この山自体は活火山。中学の社会科でも習う関東ローム層は富士山と箱根山の噴火によって作られたと言われているくらい、力のある火山です。
大涌谷はその箱根火山の中央近くにある噴煙地。みるからに煙がもうもうと立っていて、ここが火山であることを思い知らせてくれます。

箱根路

[ Sony α7 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

辺りには濃い硫黄の匂いが立ちこめています。

富山にも、県を象徴する山・立山に「地獄谷」と呼ばれる場所があって、景色も匂いもよく似ています。幼い頃から何度も行った場所なので、つい懐かしくなりました。

箱根路

[ Sony α7 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

都心に住んでいると雄大な自然に触れる機会さえ少ないものですが、ここはそれさえ超えて地球そのものを感じられるような気がします。自然のパワーが溢れ出る場所。信仰心がなくても、自然と敬虔な気持ちになります。

箱根路

[ Sony α7 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

まあ、そんな大地から涌き出た温泉を使ってその場でゆで卵を作っているわけですから、のどかなものですけど(笑

箱根路

[ Sony α7 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

噴煙地と大涌谷駅との間には貨物用の小型ロープウェイが走っていて、ひっきりなしに黒たまごを運んでいくのが妙にコミカル。技術トレンドに従うならば、このロープウェイもいずれはドローン(小型無人ヘリ)に取って代わられるんだろうなあ...と思うと、ロープウェイの走行音がドローンの飛行音に聞こえてくるから不思議です(笑

箱根路

[ Sony α7 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

これがその黒たまご。この温泉池で卵をゆでると表面に硫化鉄が付着して、真っ黒になるそうです。でも、中は一見普通の白いゆで卵。軽く塩を振っていただくわけですが、普通のゆで卵よりもうまみが強く、とてもうまい。食べる前は「そうは言っても所詮ゆで卵でしょ」と思っていた先入観が覆されました。これは何個でも食べたくなりますね...。

「一つ食べると 7 年、二つ食べると 14 年寿命が延びる」と言われていますが、滋養分とコレステロールでプラマイゼロじゃね?(ぉ

箱根路

[ Sony α7 | Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

初めてまともに上の方まで来た箱根、堪能しました。温泉に入らなくても十分楽しめてリフレッシュできるものですね。都心からそう遠くないわけだし、またたまに来たくなりました。

遠方にも関わらず車を出してくださった四本木さん、ありがとうございました。

投稿者 B : 00:27 | Photograph | Vario-Tessar FE 24-70/F4 ZA OSS | α7 | コメント (0) | トラックバック

 1 |  2 |  3 |  4 | all
« August 2014 | メイン | October 2014 »