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Sony LSPX-P1

ソニー、壁際から写せる四角い「ポータブル超短焦点プロジェクタ」 – AV Watch
ソニー / Life Space UX LSPX-P1icon

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ソニーが「Life Space UX」の新製品、ポータブル超短焦点プロジェクタを発表しました。

これ、昨年発売されて話題になった「500 万円の超短焦点プロジェクタ」の小型版とも言える製品で、壁寄せ状態で設置しても投写できるプロジェクタです。
壁寄せ状態で 22inch、28.5cm 離せば 80inch が投写できることに加えて、小型でバッテリも内蔵したポータブルタイプであることが特長。家庭におけるプロジェクタって基本的には設置性との戦いで、私も独身の頃はリビングにオートポールを立ててプロジェクタ・スクリーン・サラウンドスピーカを常設していたのが、今となってはさすがにそれは憚られる状況(笑。以前よりはライトな環境になっても良いからプロジェクタを再導入したいと考えている私にとって、この設置性と出し入れの容易さには心惹かれるものがあります。


ただ、解像度が WXGA(1366×768)で明るさは 100lm というスペックは、AV 用途としては物足りません。明るさは暗室であれば何とか鑑賞に堪えるかな…というレベルですが、コントラスト比以外は私が今持っている(そしていい加減買い換えたい)VPL-HS10 のほうがまだマシなくらい。AV 用途にこれを買うなら、他社のローエンド FHD プロジェクタを買った方が満足できるでしょうね。

まあ、これは本来そういう用途で使うことを想定したものではなく(将来的にデバイスの改良でそこまで到達することは視野に入れているんでしょうが)、22~40inch 程度のサイズで、かつスマホやタブレットからワイヤレスで映像転送することを前提としているんでしょう。ただ、公式に提案されている用途はふんわりしたものが多く、それに 10 万円払うか?と言われると微妙なところ。例えばアパレルショップとかオシャレ飲食店で BGV を流すのにはすごく良さそうなので、そういう引き合いはあるんじゃないかと思いますが。

設置自由度が高くてワイヤレス伝送できるというのはすごく魅力的なので、そこを活かして映像周りのスペックをブラッシュアップしたモデルも出してほしいなあ。ランプの明るさはバッテリ駆動が制約になっている側面もあるだろうから、AC 駆動前提でもいいから明るい光源を積んで。まあソニーの AV 用プロジェクタはもうハイエンド以外やる気がなさそうなので、その方向性は期待できないのかもしれませんが。

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