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GRANDVIEW GFP-80HDW

HT3050 のレビュー開始に合わせて、我が家のスクリーンを新調しました。

キクチ科学研究所 / GRANDVIEW GFP-80HDW

GRANDVIEW GFP-80HDW

スクリーンは元々持っていたんですが、吊り下げ式なので現在では使っておらず。ポールを立てれば今でも使えるけど、リビングにポールを立てるのが躊躇われるので、今のマンションに引っ越してから使うのをやめてしまいました。
前回 BenQ のプロジェクタをレビューさせていただいた際にはメーカーさんからスタンド付きのスクリーンをお借りしていましたが、これも幕面のたわみが気になったり、出し入れが面倒だったりで扱いづらかったので、いずれプロジェクタを買い換えるときにはスクリーンも買うつもりだったしこの際買ってしまえ、ということで購入。

GRANDVIEW GFP-80HDW

このスクリーンは立ち上げ式の自立型スクリーンです。80inch、16:9、ホワイトマットタイプ。全長 193cm もあるので存在感ありますが、施工の必要がないこと、使わないときは片付けておけることがポイント。


GRANDVIEW GFP-80HDW

セットアップは緑色のロックレバーを外して、ハンドルを握って引き上げるだけ。普段はしまっておいて、使うときだけ持ち出してきてスクリーンを引き上げればセッティングできてしまうので、取り回しは非常にラクです。

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背面はこんな感じで、二本のアームによってスクリーンを支えています。油圧式なのか、とても軽い力で操作でき、かつ高さを無段階で調整できるのがポイント。ロックも不要で、手を離すとその高さでホールドしてくれます。
GRAND VIEW にはもう 1 グレード安い GUP シリーズというのもありますが、こちらはセンターポール式なので「センターポールを立てる」「高さを決めたらストッパーで固定」という手間が必要なことと、「高さを固定するにはスクリーンの裏に回らなくてはならない」のがネック。セッティングに手間がかかるのはすなわち使うのが億劫になるということなので、ここは少し高価くても扱いやすい GFP シリーズを迷わず選びました。壁際に設置して、引き上げるだけでセットアップ完了というのは、本当にお手軽。

GRANDVIEW GFP-80HDW

下部マスク(白い投写面の下にある黒い部分)は孔の空いたサウンドスクリーン仕様になっていて、スクリーンの後ろにスピーカを置いても音を通してくれます。スピーカを避けなくても良くなるため、より大きなスクリーンが設置できるだけでなく、一般的に映画館のメインスピーカはスクリーンの後ろに配置されているので、映画館に近い定位感が得られる、というメリットもあると言えます。
まあ我が家はこれ以上大きなスクリーンだとちょっと大きすぎるので、普通にスクリーンの左右にメインスピーカを置きますが。

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設置に際してひとつだけ誤算がありました。
スクリーンをテレビの前、しかしできるだけ壁面に近づけて設置したかったので、BRAVIA の壁寄せスタンドの上に設置しようと考えていたのですが、スクリーンの脚よりも壁寄せスタンドの台座ほうが高く、このままではスクリーンが安定しない(;´Д`)ヾ。
とりあえず当面は台座の前に設置することにして、恒久対策としてはスクリーンの脚を乗せるためのブロックか何かを用意しようと思います…。

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というわけで設置(センタースピーカは撮影のために避けてあります)。スピーカがスクリーン後ろに来ても良ければ 100inch のスクリーンも置けなくはなかったけど、トールボーイスピーカなのでメインユニットがスクリーン面にかかってしまうし、そもそも視聴位置まで 2m 程度しかないので 100inch は逆に大きすぎ。現状でも普段使っている 46inch のテレビより面積比で 3 倍近くにはなったので、十分な迫力と臨場感が得られます。
一般的な吊り下げ式スクリーンと違い、上辺はバーのテンションだけで引っ張っているので幕面のたわみがやや不安でしたが、ほぼ気にならないレベル。施工なしで導入できるスクリーンとしては理想的じゃないでしょうか。

GRANDVIEW GFP-80HDW

映像を投写してみました。やっぱりホームシアターというからにはテレビじゃなくてスクリーンじゃないと!と、この大画面を目の前にすると改めて確信しますね。特に SF やファンタジー系の壮大な映像は、こういう環境にこそ相応しい。
生地はホワイトマットなので変なギラつきもなく、ナチュラルな表示が好ましい。一昔前は液晶プロジェクタの黒浮きが強かったのでホワイトマットではなくグレイマットだったりしましたが、今なら DLP プロジェクタの低価格化も進んだし、液晶もコントラスト比が上がって黒の表現力が良くなったので、ホワイトマットが扱いやすいと言えます。

GRANDVIEW GFP-80HDW

またマットスクリーンなので拡散性が良く、視野角も広くなっています。写真は斜め 45° くらいから見たところですが、正面から見るのと同様の色再現性、コントラストが確保できています。リビングシアターでは家族で鑑賞することもあるので、これだけ視野角が広いのはありがたい。まあメインは 1~2 人での鑑賞になると思いますが。

スクリーンを買い換えると、いよいよプロジェクタの買い換えに向けて自らの退路を断った気がしてきますね(笑。まずは AV アンプの買い換えが先決ですが、できれば年末にはプロジェクタも買い換え、したいなあ。

キクチ科学研究所 / GRANDVIEW GFP-80HDW

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