2016/10/31 (Mon.)
メカコレ VF-31F ジークフリード ファイターモード
メカコレクション VF-31F ジークフリード ファイターモード (メッサー・イーレフェルト機)
『マクロス Δ』に登場する可変戦闘機、VF-31F ジークフリードのキットを組み立ててみました。
バルキリーのプラモと言えば決定版は 1/72 スケールですが、これまで VF-25・VF-1 と組んできた経験から、またまともに変形させられないキットだったらやだなあ、と思ってファイターモード固定のメカコレを選択。キットレビューなんかを見ていると今回の 1/72 はちゃんと変形用のロック機構もあってかなり良くなってるっぽいですが、作ったりデカール貼ったりするのも大変なので。
『Δ』のバルキリーは今までのシリーズ以上にファイターモード中心に描かれているので、変形しなくていいかと。
「メカコレ」は完成品のサイズでも手のひらに収まってしまうような極小のスケールモデルで、パーツも 20 点ほどしかありません。素組みだけなら、ほんの 30 分もあれば組めてしまうキットです。
『Δ』の主役機はマクロス伝統の赤ではなく青系統でしたが、ライトブルー寄りの色合いがちょっと子どもっぽく感じたので、より精悍なイメージの「死神」メッサー機を選んでみました。黒ベースの引き締まったカラーリングに、間延びしがちな背面に死神のパーソナルマークが入っているのがいいじゃないですか。
しかし、キットに含まれるランナーは白系統とグレー系統の 2 色しかなく、ある程度までは付属のテトロンシールで格好がつきますが、部分塗装が必要な箇所も少なくない。上から見える部分ではアンテナパーツ(グレー)と脚・足(黒)は塗った方が良いし、底面はもう完全に真っ白なので塗らないとものすごく間抜けです。私はマーカーで手塗りしてしまいましたが、よく見ると若干ムラが出てしまったのが残念。
バンダイ驚異の超絶色分けキットを組んだ後だと、あまりの色分けのなさに逆に驚きました(笑
個人的に、ファイターモードのデザインバランスは VF-25 のほうが好みでしたが、この VF-31 シリーズも流麗なボディラインやカナード・尾翼類のつきかた、派手めのカラーリングはなかなか美しい。単なる戦闘機ではなく「戦術音楽ユニットの歌に合わせて曲芸飛行するためのマシン」として秀逸なデザインだと思います。
下から見えるようなディスプレイさえしなければ(笑)素組み+シールだけでも十分に見栄えがするキットです。マクロ撮影するとシールの印刷面のドットがやや目立ちますが、肉眼で見ている限りではほとんど気になりません。
逆に部分塗装など、細かいところにこだわればさらに完成度が高まるキットでもあります。
まあ、あまりこだわらなくても簡単に組めるメリットを活かしてサクッと組み立て、デスク脇にでも飾って愛でるのにちょうど良いキットではないでしょうか。私はついでにライバル機のドラケン III も組んで一緒に並べたくなりました。
投稿者 B : 23:31 | GUNPLA | Hobby | コメント (0) | トラックバック
2016/10/30 (Sun.)
宮城県仙台市の牛たん定食
「いい仕事をするためにも、牛のパワーを注入しておきたい」
一年半ぶりにやって来ました仙台。ええ、もちろん来訪の目的は 8 月に放送されたドラマ『孤独のグルメ 真夏の東北・宮城出張編』の聖地巡礼のため。
長く暑かった今年の夏もようやく過ぎ、仙台はそろそろ薄手のコートを羽織りたくなる気候ですが、うまいもの食って熱くなるには、むしろそれくらいがちょうど良い。
さあ、仙台に来たからには、牛たんに挨拶しとかなきゃな。
この回で最初にゴローちゃんが訪れたのが、牛たんの名店「萃萃」。仙台には牛たんの有名店が数多く、複数店展開しているお店も少なくありませんが、この店は仙台の中心部からもちょっと遠く、老夫婦が二人で営んでいる、本当に知る人ぞ知る存在だったようです。
放送から少し時間が経ったこともあり、今回は予約を取っていなかったのですが、念のため当日に「今日の七時半頃行きたいんですけど、席の予約ってできますか?」と電話をかけてみたところ、女将さんから「分からないけど、たぶん七時くらいには終わっちゃうんじゃないかしらね」と言われ、五時半頃に慌ててタクシーに飛び乗りました(;´Д`)。
着いてみると、店先にはホワイトボードに「本日 17:30~19:00」の文字が。食べログには「11:30~21:30」とランチから通しで営業しているように書かれていましたが、実際は材料が切れたら閉店してしまうようで、多くの場合 19:30 くらいには営業終了しているようです。この日も、常連さんを中心に予約のお客さんの分でほぼ材料が終わってしまい、我々が実質的に最後の客だったもよう。念のため電話してみて本当に良かった(汗
ちなみに、ランチは常に行列、土曜日のランチになると朝から並んでいるお客さんもいるようで、むしろ夕方早めの時間に予約を入れるほうが確実とのこと。
店内には「しばらくの間牛たんセットのみの提供となります」との貼り紙が。劇中では「牛たんハンバーグは作るの面倒だから今やってない」という描写がありましたが、面倒云々以前に今はドラマの影響で客足が途絶えず、それ以外に手をかけている余裕がないそうです。
そして、
無情にも「テール焼スペシャル 完売」の文字が...。牛たんよりもむしろテール焼のほうを楽しみにしていたのに(泣
女将さんによると、テール焼用のテール肉はスープに入れるものよりも全然大きいため、週に 30~50 程度しか用意できないとのこと。しかも、大半が常連さんの予約等で埋まってしまうため、現在ではほぼ幻のメニューになっているそうです。これは何週間か前から予約しておかないとありつけそうにないなあ。本当に残念だけど、今回は諦めるしかない。
がーんだな...出鼻をくじかれた。
気を取り直して、生ビールとキムチで牛たんの焼き上がりを待ちます。
牛たんは一人前ずつ焼いているようで、複数人で行くと順番に出てきます。ちょっと待つけど、焼きたてを食べるのが一番うまいから、ここはガマン。
来ましたよ、牛たんセット 1.5 人前。テール焼がないから牛たん多めで。
冷奴にとろろ、テールスープというオーソドックスな布陣。
牛たんといえば麦飯だが、この店はライスなんだ。
牛たん焼、ごぶさたしてます。
お店によって牛たんも分厚いのから薄いのまでいろいろあるけど、ここのは薄すぎず厚すぎず、ちょうどいい厚さだ。
おぉ~、これはいいタンだ。柔らかみが違う。
柔らかさとタンらしい弾力の絶妙なさじ加減。
そして、塩が効いてる。麦飯でなく白米なのが納得の味だ。
俺の中に、新しいタンのうまさが開発されていく。
ここでテールスープだ。
テールのうまみがじっくり出た、胃の腑にしみる優しい味、だけど胡椒が後味を引き締めている。
胡椒が調味料というのでなく、味の一端をしっかり担っている。
ばかに存在感があるテール肉は、噛んだ瞬間にほぐれる柔らかさ。
これ、うまい。普通はおまけみたいな感じで入っているもんだが、こいつは肉としてしっかりうまいレベルだ。
テールスープの肉でこれだけうまいんだから、テール焼はさぞかしうまいに違いない(未練
店内には、松重さんのほかに大将役のでんでんさん、女将約の松本海希さんのサインが貼られているだけでなく、宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンが他の芸人さんを連れて来たときのサインや写真が数多く飾られていて、ドラマに出る前から多くの人に愛されてきたお店であることがよく分かります。
そりゃあこれだけおいしいんだもの、一度食べたら誰だって好きになるに違いない。
あったかい白飯に、塩味牛たん、とろろ。
仙台牛たんには戦国時代を生き抜いて磨き上げられた、本物の強さがある。
予想を遙かに超えたものにありつけた。
仙台、ごちそうさまでした。
※Blu-ray BOX には「真夏の東北・宮城出張編」は収録されていません
投稿者 B : 21:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック
2016/10/29 (Sat.)
炭火焼肉 本牧亭 その 4
最近私の中で最もお気に入りの焼肉店「本牧亭」に、また行ってきました。
日によって出てくる牛の銘柄が変わるのがこの店。でも全て和牛で全ておいしいからハズレはありません。
この日は岩手県の奥州牛 A5 ランク。これまた期待ができそうです。
まっさらなアミと暖まり始めた炭火を愛でながら、
まずは瓶ビールで乾杯。ヱビス生もいいけど、たまには瓶ビールも乙なモノです。
肉はいつものごとく「ファミリー盛り」から(写真は二人前)。カルビ、ロース、ハラミ、赤身うす切りのセットで、基本的な焼肉としてはこれだけでも十分堪能できます。
野菜と一緒に焼いていくわけです。
野菜焼は、その時季の旬のものが出てきます。まだまだ暑い日も多いけどギンナンが入るとすっかり秋、という感覚になりますね。
赤身うす切りには、別売オプションの卵黄がよく合います。タレをつけてから卵黄につけて食べると、焼肉なのに不思議とすき焼き感。んまーい。
肉のおいしさのあまりあっという間にビールがなくなってしまったので、すかさずハイボールに移るわけです。
網の中央特等席で暖まっていた栗ができあがりました。栗のバター焼き。
こ・れ・が・ま・た、濃い味の栗にバターの風味が染み込んで、濃厚なモンブランをいただいているような感覚に陥ります。まるで奥州和牛から主役を奪い取る勢いでうまい。
この店はホルモンもうまい。いつもはホルモン(小腸)だけ頼むところ、今回はホルモン盛り(ミノ、ハツ、ギアラ、ホルモン、マルチョウ、サンド)で頼んでみました。
するとこんなに丁寧に処理されたホルモンが出てきてちょっと感動。新橋や五反田のホルモン屋で出てくるやつ、もっと雑だからなあ(笑
もちろん「皮八割、脂二割」の法則に従って焼いていきます。
ここのホルモン、脂肪のジュワァ感だけに頼らず、ちゃんと肉自体に味が感じられてうまい。
そーなると焼酎。
芋焼酎「栗東」をロックでいただきます。
〆はいつもならクッパ系にいっているところ、今回は目先を変えて石焼きビビンバ(ハーフ)にしてみました。
米の一粒一粒にまでしっかり味が行き渡っていて、これもおいしい。クッパと甲乙つけがたし。
今宵も大満足でありました。
でも、後から写真を見ていると、またすぐに食べたくなっちゃうんだよなあ(笑。
きっとまた食べに行きます。
ごちそうさまでした。
投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック
2016/10/28 (Fri.)
SIGMA MC-11 Ver.1.02
シグマ、マウントコンバーターMC-11をアップデート - デジカメ Watch
シグマが E マウントアダプタ「MC-11」のファームウェアアップデートを提供開始しました。
基本的には今度発売される三本の [Art] レンズへの対応が主なアップデートですが、それ以外にも
- カメラの電源投入から撮影開始までのタイムラグ短縮
- 非対応レンズ(旧型シグマレンズやキヤノン製レンズなど)で手ブレ補正機能搭載レンズ使用時に、ボディ側の手ブレ補正を自動オフにする仕様に変更
- キヤノン製レンズの AF 精度向上
- シグマ 24-105/F4 [Art] の歪曲収差補正に関する不具合修正
ともあれ、私もアップデートしてみました。
手ブレ補正に関する修正は、確かに EF24-70/F4L などの非保証レンズをつけると、α7 II 側のボディ内手ブレ補正設定が自動的にオフに変更されました(手ブレ補正非搭載レンズに付け替えるとオンに戻る)。おそらく、SGV レンズであれば MC-11 が仲介することでボディ内とレンズ内の手ブレ補正が協調動作できるのが、非保証レンズでは MC-11 がレンズデータを持っていないため、過補正などの問題が出るケースがあったのだと思われます。
肝心のキヤノンレンズの AF 精度向上は、厳密にファームアップ前後で比較してみていないのでよく分かりません(笑。位相差+コントラスト両方使える SGV レンズ+MC-11 の組み合わせとは違い、EF レンズ使用時にはファームアップ後であっても位相差 AF しか使わないため、SGV レンズや E マウント純正レンズほどの精度は出ていないと思われますが、それでも従来よりは歩留まりは上がっているようにも感じます。
いずれにせよ、自ら「動作保証外のレンズ」と言っておきながらこまごま改善を入れてくるシグマのツンデレぶりがかわいい(笑。ま、α で EF レンズを使う目的で MC-11 を買って、そこからシグマレンズも買ってほしいという撒き餌的な位置づけのアダプタだとは思いますが、それにしてもマメですよね...。
シグマ / MOUNT CONVERTER MC-11 CANON EF-E
投稿者 B : 21:02 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック
2016/10/27 (Thu.)
GeForce GTX 1060 で Lightroom を(一部)高速化
先日買った GeForce GTX 1060 の購入目的の一つは、GPU 支援機能を使って Adobe 系アプリのパフォーマンスを上げたかった、というのもありました。
最近の Adobe Creative Cloud アプリ群の多くは GPU 支援機能をサポートしています。
が、今まで使っていた Radeon HD 7850 だと、このチェックボックスをオンにすると、Lightroom がクラッシュしやすくなる症状があり、オフにして使っていました。調べたら(結果的に、なのかもしれませんが)Radeon HD 7850 は Adobe による GPU 支援機能のサポート外だったようです。こういうところで後回しにされがちなのがマイナー勢である Radeon の辛いところで、それが今回久々に GeForce ファミリーに戻ってきた一因でもあります。
とにかく、これで現像が速くなるはず。試しに、GeForce GTX 1060(GPU 支援オン)と Radeon HD 7850(GPU 支援オフ)α7R で撮影した 3,640 万画素(7,360×4,912)の RAW ファイル 100 枚を Lightroom でストレートに JPEG 現像する時間を計測して比べてみました。CPU は Core i5-3570K。
GeForce GTX 1060 6GB | Radeon HD 7850 2GB |
---|---|
5 分 06 秒 7 | 4 分 51 秒 6 |
って、ほとんど変わってない(;´Д`)ヾ。GTX 1060 のほうが少しだけ遅いですが、これは何かしらのバックグラウンドプロセスが走っていた可能性があるにしても、ほとんど誤差の範囲で変わらないとは。
で、調べてみたらこれがまたあまり情報が見つからなかったのですが、玄光社コマフォトの Web コンテンツ内に記述を見つけました。
第39回 Lightroom CC GPU支援とフィルターブラシ機能 | Lightroom 実践力アップ講座 | Shuffle by COMMERCIAL PHOTO
どうやら、GPU 支援で高速化されるのは「RAW 現像処理」ではなく「現像モジュール」、つまり Lightroom ソフトウェアの「現像」タブ内での操作レスポンスが向上する、ということのようです。
改めて現像モジュールで試してみました。
実際に、現像モジュール内でさまざまな調整スライダー(露出とかハイライト/シャドウとか)を動かしたときのプレビュー画像内への設定反映が、GPU 支援オフだとややコマ送り気味に表示されていたのが、GPU 支援オンではスライダーの動きに合わせてリニアに反映されるようになりました。これは確かに微調整がやりやすい。特に「かすみの除去」や円形フィルター、段階フィルターのような重めのフィルター処理で差が顕著に出るようです。
確かにこれは現像時の調整作業が捗りますね。JPEG 書き出しは最後にバッチ処理にかけてしまえばいちいち待っている必要もないし、これは理に適っていると思います。
Photoshop CC にも GPU 支援機能があって、こちらのほうが Lightroom よりも細かい設定項目が用意されています。
が、Lightroom と比べるとこっちはあまり違いが分からない(笑。Camera RAW を使って RAW データを調整するのは確かに高速化されているようだけど(Camera RAW と Lightroom の中身はほぼ同じものだから当然)、それ以降のレタッチ処理では特に重いフィルターをかけたときに微妙に速いかな、という程度。少なくとも私が普段 Photoshop で行っているレタッチ作業レベルでは差は出ないと言って良いでしょう。
それでも、今までは大量に写真を撮った後に「Lightroom は重いから、Photoshop で数枚だけ Camera RAW 処理してあとは JPEG 直接レタッチでいいかー」となりがちだったのが、積極的に Lightroom を使おうという気にさせてくれるだけでも歓迎です。せっかく毎月 980 円払ってフォトグラフィプランを使っているんだから、元は取らないと(笑。
ZOTAC / GeForce GTX 1060 6GB AMP! Edition
投稿者 B : 23:16 | PC | PC DIY | Software | コメント (0) | トラックバック
2016/10/26 (Wed.)
XBA-N1/3 も見てきました
銀座ソニーショールームにてウォークマン A30 シリーズと一緒にこの秋の新作ヘッドホン群も試聴してきました。
まずはカナル型ハイブリッドイヤホンの新製品「XBA-N1」。これまでの XBA シリーズの物量感ある見た目から一転、かなり控えめなデザインになりました。初めて製品写真を見た瞬間は、三つの円筒を互い違いにくっつけたようなデザインがちょっとカッコ悪いなあ、と思いましたが、実物を見てみると案外悪くない。耳につけた状態で外から見ると単にコンパクトなカナル型イヤホンをつけているようにしか見えず、これは思ったよりも全然イイかも。
音に関しても、ダイナミック・BA ともにドライバが小型化されたことで逆に悪くなったり無理したような音になっているんじゃないかと思いましたが、(私は今までの XBA シリーズは自分で買ったことがないので、あくまで試聴ベースの比較ですが)XBA-A2 あたりと比べて音質は同等以上を保ったまま小型化に成功しているのでは、と感じました。ソニーの音らしくドンシャリ傾向ではあるものの、見た目に反して低音もきっちり出ていて、かつあまりブーミーではなく締まりのある低音。
ハイレゾ対応の BA ドライバは高域の伸びが良く、今メインで使っている SE215SPE よりも対応周波数の広さを実感できます。個人的には、ヴォーカル系の曲にはやはり BA よりもダイナミックドライバの温かみのある音の方が好みではありますが、そろそろ BA への移行を考えている身にはちょうど良い選択肢かな。
続いて上位機種である XBA-N3。N1 とほぼ同デザインのため同外装で中身が違うだけかと思ったら、外装の仕上げから何から N1 とは別物なんですね。付属のケーブルも半透明なスモークグレーで高級感あるし、この見た目だけで N3 を選ぶしかないような気がしてきます(錯乱
音のほうは、N1 を最初に聴いたときは N1 で十分じゃね?と思っていたんですが、N3 のほうが密度が高くてコッテリドッシリした音。この後に改めて N1 を聴くと今度は中域がスカスカに感じてしまいました。N1 も N3 も従来の XBA-A シリーズのように「どう?解像してるでしょ?」とでも言いたげなカリカリな音を出してくるので、ダイナミックドライバをずっと使い続けてきた耳には聴き疲れしそうだな、という不安もありますが、今から買うなら N3 かなあ。XBA-A2/3 もこれまで何度か買いかけたんですが、やっぱりあのドデカいユニットに躊躇した部分もあるので、音的にはほぼ同等以上で小型化してきた N3 は歓迎したい。小さくて軽くなったからいいんだけど、シュアー掛けできなくなってしまったのだけが残念です。
それからもう一つ気になっていたのが、ワイヤレス NC 対応のハイエンドヘッドホン「MDR-1000X」。こないだ MDR-100ABN を出したばかりなのにもう上位機種を出してくるなんて!と驚きましたが、デザインは MDR-100A シリーズよりも随分落ち着いた大人向けの仕上がりで、私好み。買うならブラックと思ってましたが、このグレーベージュもなかなかいい色じゃないですかー。
試聴機は Xperia に入ったハイレゾ FLAC ファイルを Bluetooth(LDAC)経由でしか聴けなかったのであくまで「ハイレゾ相当」でしかありませんが、ウォークマン A30+MDR-100A の優先接続に比べるとさすがにややナローレンジになってしまいます。これは単に Bluetooth 経由のために情報量が損なわれている以上に、ノイズキャンセリングの影響で音が歪んでいるのもあると思います(NC を切ってみましたが、ショールームの騒音がうるさくて比較にならず)。でも、今私が使っている NW-A17+MDR-10RNC より全然いい音だし、NC の効きもいい。
あとヘッドホンのハウジング部がタッチパネルになっていて、このタッチによる操作(楽曲の再成形操作と音量操作)がけっこうイイ。まあポケット内のウォークマンやスマホを操作すればいい話ですが、満員電車だと意外とポケットに手を突っ込むのが大変だからつり革を持つ手を一瞬耳元に持って行った方が楽だし、ウォークマンならまだしもスマホだと「ポケットに入れたまま画面を見ずに再生操作」をするのも難しい。この操作系はよくできていると思います。
そして MDR-1000X でもう一点気になっていたのが、折りたたみに関して。
メーカー推奨の折りたたみ方は、上の写真のようにハウジングを水平に寝かせた上で折りたたむスタイル。MDR-10RNC のように平たくはなるけどデッドスペースも大きい折りたたみ方はあまり可搬性が良くなく、こうやって薄さ・体積ともに極小にできる機構は本当に良いものです。でも私が確認したかったのはこれに加えて、
MDR-100A シリーズのようにハウジングを寝かせずに折りたたんでフットプリントを小さくするスタイルにできるかどうか分からなかったのですが、試してみたらできました。
バックパックの空きスペースに突っ込むときとか、薄さよりも「小さいカタマリ状にできること」のほうが重要な場合もあるので、これができて良かった。
ちなみに MDR-100A シリーズの折りたたみはこんな感じ。こちらは 1000X のように薄いスタイルにはできませんが、ハウジング自体が 1000X よりも小さいこともあり、コンパクトさでは 100A のほうが上。まあ微々たる差ですし、価格差も 5,000 円くらいしかないので、今から買うなら間違いなく 1000X でしょう。
というわけで NW-A30 も XBA-N3 も MDR-1000X もまんまと欲しくなってしまったわけですが、いっぺんに全部は買えないなあ。本来の優先順位的には XBA-N3 なんだけど、どうしようかなあ...。
投稿者 B : 22:13 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック
F1 アメリカ GP 2016
F1アメリカGP決勝:ハミルトンが完勝、マクラーレン・ホンダは鈴鹿の不振を払拭するダブル入賞
チャンピオンシップにおいてロズベルグ圧倒的優位で迎えたアメリカ GP は、なかなか見応えのあるレースになりました。
追うハミルトンはこの週末はほぼ完璧。予選 Q3 では一人だけ 1 分 34 秒台をマークするという驚異的な速さで PP を獲得。今年後半戦は決勝のスタートで躓くことが多かったですが、今回はスタートダッシュまで完璧に決め、そのまま後続の追撃を許さず完勝。夏休み前を思い出させるような、強いハミルトンが帰ってきました。窮地に陥ったときに比類なき集中力を発揮するハミルトンの真価を見た気がします。鈴鹿での敗戦の後、嫌いなシミュレータを使って徹底的にスタートの練習をしたとのことで、いよいよ本気で逆襲の狼煙を上げた、というところでしょうか。
ロズベルグも決して悪くはありませんでしたが、今回はハミルトンが強すぎた。まあ、スタートでリカルドに先行されながら最終的に 2 位に戻ってきたのは(VSC 導入のタイミングに助けられたとはいえ)メルセデス+ロズベルグの実力なんでしょうし、今のロズベルグには消極的な理由ではなくチャンピオン獲得のために納得ずくで「2 位キープ」を優先しているようにも見えますから、これでいいのだと思います。
チャンピオンを争う二人がそれぞれ狙ったとおりの順位を持ち帰った結果、ポイント差は 26 に縮まって残り 3 戦。タイトル争いは最終戦までもつれ込むに違いありません。
レッドブルとフェラーリによる二番手ポジション争いですが、引き続きアグレッシブに攻めるレッドブルに対して、フェラーリは今回も消極的なレースでした。チーム内に最強のライバル・フェルスタッペンを迎えたダニエル・リカルドの今年の成長は目覚ましく、もはやメルセデスの二人と並んで表彰台に立つのが当たり前になった感すらあります。これでパワーユニットの性能がもっと高ければ、今年のタイトルはリカルドも加えた三つ巴の争いになっていたに違いない。残念ながらエンジントラブルで止まってしまったフェルスタッペンも完走できていれば 4 位は確実だったはずで、もはや完全にフェラーリを置き去りにした印象。
対するフェラーリは、今年ずっとこんな感じですがマシンもイマイチならば戦略にも積極性がなく、挙げ句の果てには全く焦る必要のないピット作業でライコネン車のタイヤを留め切らないまま発車させてしまい、4 位フィニッシュできたところをノーポイントという体たらく。ヴェッテルが代わりに 4 位を獲得したものの、アグレッシブに行っていればもっと多くのポイントを獲得できていたはずで、あまりにももったいない。個人的に今のフェラーリの二人は好きなドライバーだけど、今のチーム状況だとあまり応援しようという気になれませんね。
鈴鹿で今季最悪のレースをしてしまったマクラーレン・ホンダは、今回はあれが「たまたま悪い状況が重なっただけだった」ということを証明する健闘を見せてくれました。予選こそバトンが Q1 敗退という結果だったものの(でもあれはコースインのタイミングさえ悪くなければ Q2 進出できていたと思う)、決勝ではアロンソ・バトンともにベテランらしいスタートと闘志あふれるオーバーテイクを連発し、アロンソ 5 位・バトン 9 位という今季のほぼベストリザルトを記録。フェルスタッペンとライコネンのリタイアに助けられたとはいえ、フォースインディア・ウィリアムズ・トロロッソという直接のライバルを退けての 5 位入賞は評価に値すると思います。ドライバーがアロンソでなければあのワンチャンスをモノにしてオーバーテイクはできなかったでしょうが、あそこで自信を持って仕掛けられるだけのマシンに仕上がってきたということでしょう。
今週末開催されるメキシコ GP は、第一期ホンダ F1 が初優勝を飾ったサーキットでもあり、今回以上のミラクルを期待してしまいます。まあ高地で酸素が薄く、エンジン性能による差が出やすい場所ではあるので、ホンダ的にはちょっと厳しいところかもしれませんが...。
投稿者 B : 21:21 | F1 | Season 2016 | コメント (0) | トラックバック
2016/10/25 (Tue.)
PlayStation VR、ようやく購入
一足遅くなりましたが、PlayStation VR を手に入れました。
発売日ゲットは叶わなかったものの、発売日以後のソニーストア銀座での特別体験会&予約販売の枠を何とか確保できたので、買ってきました(ウォークマンを試聴してきたのはそのついで)。
体験会は以前一度行ったことがあるので二度も行くのは正直面倒でしたが(笑)、当面は国内で PSVR のフリー在庫を入手する機会はこれしかないので。
とりあえずセットアップしてみました。
開封の儀からセットアップまでの流れは先人にもう書かれているため省略(ぉ
内容物の体積の半分はケーブル、というくらいケーブルだらけなので、こういう機器の接続に慣れているつもりでも手間はかかりますね。
コンテンツはまずは無料からお試し、ということで『THE PLAYROOM VR』『初音ミク VR フューチャーライブ DEMO』『シン・ゴジラ スペシャルデモコンテンツ』あたりをプレイ。2D で表示されているホーム画面から、コンテンツが起動すると一気に VR で視界が開ける感覚はなかなか感動しますね。Vive あたりに比べると解像感は劣るけど、網目がなく発色も濃厚な PSVR のディスプレイは改めて没入感が高いと思います。『THE PLAYROOM VR』は SIE ジャパンスタジオが手がけたローンチタイトルらしくプレイスタイルが凝っていて、なかなか楽しい。他の無料タイトルも初回は驚きますが、まあ一回で十分かな(笑。
案外馬鹿にできないと思ったのは torne や BD 再生。フル HD のテレビに比べると解像感が落ちてしまうからイマイチなんじゃないの、と思っていたけど、自宅のテレビよりも大画面でかつ視界に画面以外の余計なものが入らない、というだけで解像度以上の没入感がありました。実写映画は解像度的にもったいないけど、アニメの BD を観るなら PSVR で観た方が楽しいかもしれません。
まだ短時間しか遊べていないので、細かい設定含めこれからいろいろ試してみたいと思います。
有料タイトルはまだ買っていないけど、どれにしようかな...。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント / PlayStation VR
投稿者 B : 23:38 | Game | PS4 | コメント (0) | トラックバック
2016/10/24 (Mon.)
WALKMAN A30 シリーズを見てきました
数寄屋橋ソニービルでの営業を終了し、9 月に銀座四丁目交差点の「GINZA PLACE」に移転オープンしたソニーショールームにようやく行ってきました。10 月は忙しすぎて行く余裕がなかった(´д`)。
日産のショールームが入居しているビルの 4~5F がソニーショールーム/ソニーストア銀座。ソニービル時代に比べると総フロア面積は半分以下という印象で、かなりこぢんまりしました。4F の大半がカメラで片隅に Xperia・VAIO、5F にオーディオと BRAVIA、PlayStation というフロア構成。狭くはなったけど今やショールームであえて展示する商品もその程度まで減っちゃったんだなあ、と考えると寂しい限りではあります。
ともあれ、訪店の目的の一つは新しいウォークマンの実機を見ること。スペック的には NW-A17 から買い換えてもいいと考えていますが、実際の音はどうでしょうか。
筐体は金属のカタマリ感があって、なかなか悪くない。A10/20 シリーズはデザインも質感も結局あまり好きになれませんでしたが、A30 はシンプルなデザインながらいかにもいい音がしそうな重厚感がありますね。最近はデジタル製品の外装にアルミが使われることが多くなりましたが、安易にヘアライン加工を入れる製品が増えすぎて(あれ、線の太さとか密度をちゃんと計算して入れないと逆に安っぽく見えるんですよね)控えめにブラスト加工した金属外装のほうが高級感があるように思います。
A10/20 からすると分厚くなってしまったのが残念ですが、音質のためと思えばまあ許容範囲でしょうか。ZX シリーズのように OS-CON を搭載するための物理的な厚みが必要だったというわけではないようですが、タッチパネル搭載やバッテリの大容量化、シャシーの剛性強化などを含めばこれくらいになるのは仕方ないかな。ハイレゾを鳴らすだけならスマホでもできる世の中になってしまったので、専用機の必要性を見出すならこうなりますよね。別途ポタアンを持ち歩く必要がないと考えれば(と自分に言い聞かせる
再生と音量系の物理キーが側面にまとめられたのも歓迎です。A10 の十字キーは誤操作が多かったので。曲選択はタッチ、あらかじめ設定したプレイリストで単に再生やスキップをしたいときはポケットに手を突っ込んで物理キー操作、という使い分けは理にかなっています。
一部で「もっさり」と言われていた操作性は...まあこんなもんかな。操作に対するレスポンスは期待値より 0.1 拍くらい遅いし、曲リストをスクロールさせたときの表示もスマホに比べてフレームレートが低いような印象(普段使っているスマホが 60fps だとすると、A30 は 20~30fps くらいの感覚)は受けるけど、まあ使い物にはなります。ただアルバムやプレイリストなど「一覧系」の表示がちょっと遅いのが気になりました。ソニーの AV 機器って昔からこういう大量コンテンツの一覧表示が遅いですよね...。展示デモレベルでこれなので、実運用で数千曲のライブラリを突っ込んだらどうなるのか、はやや心配です。
あと展示機には内蔵メモリにしかデモ楽曲が収録されていませんでしたが、microSD に収録された楽曲の操作レスポンスはどうなんでしょうね。Class 10 以上のカード限定とかでもいいから、内蔵メモリと同等のレスポンスで動いてほしいものです。買うとしたら最低容量の A35 を買って、原則 microSD で運用しようと考えているので...。
音質に関しては、あまり長時間試聴できたわけではありませんが、それでも明らかに NW-A17 よりも内蔵アンプの駆動力も分解能も上がっていることを実感できました。私の NW-A17 では MDR-1A を使って聴くとやや平板な印象になり、ヘッドホンのポテンシャルを引き出し切れていない感覚がありましたが、試聴機の NW-A30 と MDR-100A との組み合わせでは音の定位がより明確になり、よりパワフルに鳴らせている印象がありました。これは確かに買い換える価値ありますね。
ショールームにはハイエンドウォークマン NW-WM1Z/WM1A と MDR-Z1R の組み合わせもあったため、こちらも軽く試聴してみました。
...う~ん、これはウォークマンではないな。鳴り方が据置型のアンプとスピーカで聴いているのに近い。サイズ的に持ち歩いて使うようなものでもないけど(笑。
せっかく NW-A30 を試聴してこれイイな、と感じていた印象が WM1Z に上書きされてしまいました(;´Д`)ヾ。これ軽い気持ちで試したらあかんやつや...。
投稿者 B : 22:30 | Audio & Visual | WALKMAN | コメント (0) | トラックバック
2016/10/23 (Sun.)
GeForce GTX 1060 のベンチマーク
先日購入した GeForce GTX 1060 のパフォーマンスを計測すべく、ベンチマークを取ってみました。
ミドルロークラス品とはいえ最新の Pascal 世代の GPU なので、性能的にはかなり期待ができるはず。自作機でグラフィック系ベンチを走らせるのも久しぶりですが、ちょっと楽しみにしていました。
まずはゲーム系ベンチ。定番の「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」とカプコンの「MHF ベンチマーク第 3 弾【大討伐】」から測ってみました。
ベンチマーク | GeForce GTX 1060 6GB | Radeon HD 7850 2GB |
---|---|---|
FFXIV 蒼天のイシュガルド DirectX 11/1,920×1,200/最高品質 | 11,824 (非常に快適) | 3,864 (快適) |
MHF【大討伐】 1,920×1,200 | 21,935 | 8,949 |
おおお、これはすごい。FFXIV ベンチは Radeon HD 7850 でも WUXGA 最高品質でそれなりに動いていたし、GPU を変えてもそんなに変わらないかと思っていたんですが、いざ測ってみると GTX 1060 がトリプルスコアをつけるという結果に。Radeon HD 7850 では一画面に多数のキャラクターが登場し、魔法や必殺技のエフェクトが集中する場面で少しフレームレートが落ちている感じがあったのが、GTX 1060 ではどんな場面でもヌルヌル。このクオリティでできるなら FFXIV に手を出してみたくなりました(笑
モンハンのほうはグラフィックの世代的にやや古いため、旧 GPU でさえ FFXIV よりも余裕のある動作でしたが、GTX 1060 ではさらに倍以上のスコアを記録しました。
これならシビアな対戦 FPS でもない限り、たいていの PC ゲームは快適にプレイできそうですね。私は FFXI を引退して以来 PC ゲームはほとんどやっていませんが、せっかく Steam も導入したことだしなんかやってみようかな。
続いてさらに高い負荷をかけるため、3DMark(ver.2.1.2973)も動かしてみました。4 種類のテストを走らせてみましたが、以下の表では上から順に負荷の高いものになっています。
ベンチマーク | GeForce GTX 1060 6GB | Radeon HD 7850 2GB |
---|---|---|
Time Spy 1.0 | ||
Overall | 3,824 | 1,303 |
Graphics score | 4,065 | 1,191 |
CPU test | 2,863 | 2,805 |
Fire Strike 1.1 | ||
Overall | 9,844 | 4,353 |
Graphics score | 13,149 | 4,883 |
Physics score | 6,482 | 6,382 |
Combined score | 4,672 | 1,901 |
Sky Diver 1.0 | ||
Overall | 22,166 | 13,361 |
Graphics score | 43,414 | 16,152 |
Physics score | 6,984 | 6,893 |
Combined score | 15,721 | 15,040 |
Cloud Gate 1.1 | ||
Overall | 17,393 | 13,607 |
Graphics score | 87,510 | 33,169 |
Physics score | 4,572 | 4,441 |
比較的低負荷の Cloud Gate、Sky Driver では見た目上はそれほど大きなフレームレートの差はありませんでしたが、やはり Graphics score は段違い。Fire Strike 以上のテストになると Radeon HD 7850 では明らかに力不足でコマ落ちが目立った(Time Spy に至ってはコマ落ちというより「コマ送り」というべき状態)のが、GTX 1060 ならば Fire Strike はもう余裕、Time Spy でもシーンによってはコマ落ちするけどまあ鑑賞に堪えるレベルで動作しました。CPU を換えていないためどのテストでも Physics score は変わっていませんが、高負荷なテストほど GPU 依存度が高まるので差が大きくなります。
他のレビューサイトでのベンチ結果を参考にする限り、CPU を Skylake 世代にすればさらに 10~15% 程度の性能向上が見込めるようですが、マザーボードまで入れ替えるとなると数万円単位での出費になるわけで、CPU を換えずに GPU だけのアップグレードでここまでの強化ができれば満足です。GPU 単体の性能で考えれば、(SLI ができないなどの制限はあるけど)旧世代のハイエンドである GTX 980 と同等以上のパフォーマンスがあるわけですからね...。
最後に PC としての総合性能を測る PCMark 8(ver.2.7.613)でも計測してみました。
ベンチマーク | GeForce GTX 1060 6GB | Radeon HD 7850 2GB |
---|---|---|
Home Accelerated 3.0 | 4,775 | 4,456 |
Creative Accelerated 3.0 | 7,154 | 5,309 |
Work Accelerated 2.0 | 5,118 | 5,036 |
こちらは PC としての一般用とを想定してグラフィックだけでなく CPU、メモリ、ディスクアクセス等をトータルしたスコアを計測するベンチなので、GPU による性能差は小さくなりますね。Creative だけはゲーム相当のベンチマークプログラムを含むため GTX 1060 による差が出ていますが、それ以外はほぼ誤差の範囲内と言って差し支えありません。実際に使っていても 3DCG を動かさない限りは旧 GPU との差を感じるのは「セミファンレス」による動作音の静かさくらいのものですし。
ただ、私が GTX 1060 を導入したのは 3D/VR だけでなく Adobe 系アプリの動作を快適にしたいという目的もあったので、それについては追って検証する予定です。
ZOTAC / GeForce GTX 1060 6GB AMP! Edition
投稿者 B : 21:06 | PC | PC DIY | コメント (0) | トラックバック
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