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SIGMA MC-11 Ver.1.02

シグマ、マウントコンバーターMC-11をアップデート – デジカメ Watch

シグマが E マウントアダプタ「MC-11」のファームウェアアップデートを提供開始しました。

基本的には今度発売される三本の [Art] レンズへの対応が主なアップデートですが、それ以外にも

  • カメラの電源投入から撮影開始までのタイムラグ短縮
  • 非対応レンズ(旧型シグマレンズやキヤノン製レンズなど)で手ブレ補正機能搭載レンズ使用時に、ボディ側の手ブレ補正を自動オフにする仕様に変更
  • キヤノン製レンズの AF 精度向上
  • シグマ 24-105/F4 [Art] の歪曲収差補正に関する不具合修正

と、変更点は多岐にわたります。
前回のアップデートも非対応レンズ向けの動作改善を主目的としたアップデートだったけど、今回もアップデート内容の半分は非対応レンズ向け、という(笑。MC-11 は表向きは SIGMA GLOBAL VISION コンセプトのレンズを E マウントで使うためのアダプタという位置づけですが、実際には EF レンズをつけて使ってしまうユーザーがかなり多いことがよく分かります。

SIGMA MC-11

ともあれ、私もアップデートしてみました。

手ブレ補正に関する修正は、確かに EF24-70/F4L などの非保証レンズをつけると、α7 II 側のボディ内手ブレ補正設定が自動的にオフに変更されました(手ブレ補正非搭載レンズに付け替えるとオンに戻る)。おそらく、SGV レンズであれば MC-11 が仲介することでボディ内とレンズ内の手ブレ補正が協調動作できるのが、非保証レンズでは MC-11 がレンズデータを持っていないため、過補正などの問題が出るケースがあったのだと思われます。
肝心のキヤノンレンズの AF 精度向上は、厳密にファームアップ前後で比較してみていないのでよく分かりません(笑。位相差+コントラスト両方使える SGV レンズ+MC-11 の組み合わせとは違い、EF レンズ使用時にはファームアップ後であっても位相差 AF しか使わないため、SGV レンズや E マウント純正レンズほどの精度は出ていないと思われますが、それでも従来よりは歩留まりは上がっているようにも感じます。

いずれにせよ、自ら「動作保証外のレンズ」と言っておきながらこまごま改善を入れてくるシグマのツンデレぶりがかわいい(笑。ま、α で EF レンズを使う目的で MC-11 を買って、そこからシグマレンズも買ってほしいという撒き餌的な位置づけのアダプタだとは思いますが、それにしてもマメですよね…。

シグマ / MOUNT CONVERTER MC-11 CANON EF-E

B01C7A3W7S

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