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2016/11/30 (Wed.)

ASUS RT-AC85U

新しい無線 LAN ルータを買いました。

ASUS / RT-AC85U

ASUS RT-AC85U

以前買った AtermWG1800HP が、我が家の環境ではアクセスポイントモードとして使うと不具合が出るということが判って、以来玄関近くのルート HUB の前段にルータモードで設置していたんですが、そうすると電波の飛びがイマイチ。リビングまでは電波が届くものの、その隣の自室にはほとんど電波が来ない状態でした。自室にある自作機は有線で繋いでいるからまあ良いんですが、それ以外の機器が自室で使いにくいことにイライラしていて、思い切って買い換えというか買い増し。

長年バッファローと NEC の機器を交互に使ってきて、どちらも普通に使う分にはあまり不満はないものの、ちょっと変わった使い方や環境で使おうとするとイマイチ。一方で近年は ASUS 製品の評判がかなり高まっているじゃないですか。最近の ASUS は、PC やスマホは無節操に売れてるものをパクっているのが好きになれませんが(製品としてのまとまりはさすがだな、と思うものの)、無線 LAN 製品や ASUSTOR ブランドの NAS などのネットワーク関連製品はエンスージアスト向けの尖った製品が多くてとても良さげ。ネットワーク製品を買うときに必ず参考にしている清水理史氏のレビューを読んで、私の用途的には十分そうかな、と思えたので、購入に踏み切りました。

【清水理史の「イニシャルB」】 マニアックさを少し削った廉価版 1734Mbps対応の無線LANルーターASUS「RT-AC85U」 - INTERNET Watch

ASUS RT-AC85U

モノリス然としたデザインのせいでサイズ感が分かりにくいですが、正面の投影面積はほぼ 8inch タブレットと同じ。ASUS のルータというと巨大な筐体にツノが何本も生えたいかつい印象がありましたが、これはアンテナ内蔵だし、この程度ならばリビングの片隅に置いておいてもそれなりに「なじむ」デザインと言えます。

ASUS RT-AC85U

インジケータは青色 LED。スリット状に入っているので、点灯/点滅していてもそれほど気になる感じはありません。

ASUS RT-AC85U

背面の接続端子は WAN×1、LAN×4、NAS やプリントサーバとして使える USB 3.0×1。上位機種だとさらにデュアル WAN 対応だったり USB ポートが複数あったりするのに比べると無難な構成ですが、とにかく高速で安定した通信ができる AP として使いたい私にとっては特に不足はありません。

ASUS RT-AC85U

薄さはこんな感じ。金属製のスタンド(取り外し不可)で縦置き前提ですが、あまり奥行きのない場所でも設置はしやすいかと。
側面には WPS ボタンもついています。

ASUS RT-AC85U

AC アダプタは特段コンパクトというほどではありませんが、NEC のこのクラスのルータについてくるアダプタはもっと大きいですからね。

ASUS RT-AC85U

とりあえずサイズ感や見た目はけっこう気に入りました。
まだ買ったばかりなので電波強度やスピード、使い勝手等についてはまた後日改めて書く予定です。

ASUS / RT-AC85U

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投稿者 B : 23:58 | Home Network | PC | コメント (0) | トラックバック

2016/11/29 (Tue.)

この世界の片隅に @T・ジョイ PRINCE 品川

全然チェックしていなかった映画ですが、なんか公開後にじわじわと評価が高まっているようなので、気になって観に行ってきました。

この世界の片隅に

この世界の片隅に

今年はクチコミで盛り上がる映画の当たり年になっています。それでも単に SNS で話題、というだけなら「ふーん」で済ませていた可能性もありますが、知人関係で観に行った人が口を揃えて「良かった」と言っていたので、これは一度観ておいた方がいいな...と。実際、公開後に少しずつ上映館が増えているということで、大ヒットまではいかないまでも盛り上がってきている、ということなのでしょう。

時代は太平洋戦争の開戦直前から終戦直後まで。舞台は主人公すずの故郷である広島と、嫁ぎ先である呉。呉は戦艦大和を建造したことでも有名な日本有数の工廠を擁し、広島と太平洋戦争の関係は言わずもがな。始まった時点から悲劇的な結末しか予想できませんが、物語は決して暗くならずに進んでいきます。

この物語は大きなくくりで言えば「戦争もの」の一つだけど、実体はむしろ「日常もの」に近い。状況は戦時下ではあるけれど、その中で生きる人々の生活は(少なくとも本土空襲に見舞われるまでは)必ずしも悲壮ではなく、時代なりに人間らしい喜怒哀楽に基づいて営まれていたことが、比較的淡々と描かれています。私が観たことがなかっただけかもしれませんが、少なくとも今までに観た戦争映画でこういう視点で描かれた物語はなかったように思います。戦争はひどい、戦争はいけない、それは確かに事実なんだけど、日本で実際にあった時代の話について、そういう側面しか残し伝えないのが本当に良いことなのか。
この物語がどこかあっけらかん、のんびり、のほほんとした雰囲気で進むのは、多くは主人公すずのキャラクターによるところが大きいでしょう。自らを「ぼんやりしている」と認め、人より動きは遅いし細かい失敗も多い、でも愛すべきキャラクター。怒りや悲しみの感情を表すことが少なく、どんなことでも柔らかく笑って受け止めるこの人がストーリーテラーであったことが、この映画を優しい物語にしていると思います。私は『あまちゃん』を観ていなかったので、のん(本名:能年玲奈)の演技に CM 以外でまともに触れたのはこれが始めてでしたが、こういう芝居ができる人だったんですね。

しかし、前半で戦争時代の暮らしをじっくり、ゆったりと描いた分、空襲や原爆にまつわる描写はそれ以上に重い。感情移入させられてしまったために、それが一つ一つ奪われていく痛みがありました。最初から「これは辛い悲しい話だよ」と見せられる戦争映画よりもずっと痛みが生々しく感じられる。終盤は、劇場内にすすり泣きの声が響いていました。
それでも、焼け野原から手を取り合って立ち上がってきたのが我々の先達であり、だからこそ今の自分があると思うと、何となく生きるのではなく、一分一秒をもっと大切にしなければ。と思います。私は、映画館から出た瞬間に、まず家族のことを思い浮かべました。

正直言って、派手な戦闘シーンみたいなものもないし、グワッと盛り上がる場面もない。一般的に映画の二時間に期待する感情の抑揚がなくて不完全燃焼感はあるかもしれません。でも、うまく言えませんが、観終わった後に反芻するとじわじわ良さが感じられてくる、そういう映画だと思います。

とても良い映画でした。

こうの 史代 / この世界の片隅に 上・中・下

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投稿者 B : 23:55 | Anime | Movie | コメント (0) | トラックバック

F1 アブダビ GP 2016

F1アブダビGP:新ワールドチャンピオン誕生。ロズベルグが父ケケに続く親子制覇

2016 年の F1 最終戦アブダビ GP。最低でも 3 位に入ればハミルトンの結果に関わらずチャンピオン確定、という圧倒的優位でレースに臨んだロズベルグが、今回も着実に 2 位を獲得して初戴冠という結果になりました。

この終盤戦におけるハミルトンの集中力はめざましく、今回も予選からロズベルグに 0.3 秒差をつけて PP 獲得。間違いなく今年最強のマシンで、同じクルマに乗りながらこれだけの差がつくというのは、ハミルトンの「仮にチャンピオンを逃したとしても最速はオレだ」という主張のように感じました。
決勝でもスタートで躓くこともなく、いつものレースならばこのまま逃げ切り完勝パターン。が、今回は勝つだけではチャンピオンになれない、ということでロズベルグに「仕掛けに」行くレースとなりました。

追うロズベルグは無難に走るだけでも 2 位になれるのは、今季ここまでのレースで嫌と言うほど見せつけられてきました。ただ、チャンピオン決定戦でそういう消極的なレースは見たくない。どうせならコース上でハミルトンを抜き去って実力を見せてほしい、というのが個人的な思いでした。最終的にそれは叶わなかったものの、1 ストップ戦略でロズベルグの前を走っていたフェルスタッペンに対してやや強引なオーバーテイクを仕掛け、3 位ではなく 2 位を勝ち取った今回の走りなら、確かにチャンピオンに相応しいと思えます。何しろフェルスタッペンはこれまで幾度となく他のドライバーと交錯するレースをしてきているので、ロズベルグとしては「最悪のケース」もあり得たオーバーテイク。去年のロズベルグが同じ状況だったら、そこで守りに入っていたのではないかと思います。

しかしレース後半、ロズベルグが 2 位に上がったところでハミルトンがあからさまなスローダウン。先頭集団のペースをコントロールし、後続のヴェッテルやフェルスタッペンが「追いつける」状況を作って何とかロズベルグを 4 位以下に落としたい、というのが見え見えの行為でした。まあハミルトンとしてはチャンピオン獲得のためには自分が勝つだけでは足りず、それ以外に選択肢がなかったのは事実。ハミルトンの性格を考えてもまあそうするよね、と思う一方で、フェアじゃないなあ、とも思ってしまいました。結果的にファイナルラップまでハラハラするレースを見せてもらいましたが(笑。
4 台がほぼ数珠つなぎになりながらもフェラーリやレッドブルにはメルセデスをオーバーテイクできるだけの速さがなく、結局そのままチェッカー。「ペースを上げろ」というチームの再三にわたる指示を無視したハミルトンの策略は不発に終わり、ハミルトンは王座とチームの信頼を同時に失う結果となりました。

ただまあ、コンストラクターズタイトルはとうの昔に確定し、ドライバーズタイトルもこの二人のどちらかにしか可能性がない、という状況であのチームオーダーを出す必要が本当にあったのかどうか。ハミルトンが最後まで苦しんだのも、今季はハミルトン車に信頼性を担保できなかったチームの責任でもあるわけだし、今回のチームオーダーはロズベルグ贔屓の結果という誹りは免れないのではないでしょうか。明確に二人の競争ルールを決めるでもなく、イコールコンディションを保証するでもない状況で、ジョイントナンバーワン体制はこれ以上続けられないと思うなあ。

ともかく、ロズベルグにはおめでとうと言いたいです。今季最速は間違いなくハミルトンでしたが、安定感があったのはロズベルグでした。年間賞理数はハミルトンのほうが 1 回多いけど、それでも年間 9 勝・2 位 5 回という実績はチャンピオンに相応しい。でもチャンピオン 1 回は運もあるけど、2 回以上獲るのが真のチャンピオン。来季、精神的にさらに強くなって戻ってくるだろうハミルトンと互角以上に戦えるかどうか、真価が問われます。

今回がラストレースとなったベテラン二人は明暗の分かれる結果になりました。マッサは国際映像にこそあまり映らなかったものの、安定感のある走りで 9 位フィニッシュ。コンストラクターズポイントでは残念ながらフォースインディアに及びませんでしたが、マッサ個人としては満足のいくレースだったのではないでしょうか。
一方バトンはレース序盤に縁石乗り上げ時のダメージと思われるサスペンション破損により、あえなくリタイア。しかしピットに帰っていく表情は晴れ晴れとしており、自分自身でもう F1 ではやりきったという思いなのだろうな、と見ているこちらの目頭が熱くなりました。

マクラーレン・ホンダはバトンが序盤でリタイアしたのに対してアロンソは粘り強く走り、10 位入賞。終盤戦はフォースインディアとウィリアムズに太刀打ちできない苦しいレースが続いていましたが、それでも終わってみればコンストラクターズポイントではトロロッソを上回る 6 位。上を見れば切りがありませんが、去年のことを考えればこの結果は躍進と言って良いでしょう。しかし課題がターボを含むエンジンパワーと空力にあることは明らかで、来季はそれをどこまで改善できるか、がカギになりそうです。

現行レギュレーションになって三年目、結局この三年はメルセデスが完勝でした。が、来季はシャシーレギュレーションが大きく変わり、よりエアロダイナミクスの重要性が高まるシーズンとなりそうです。そこで伸びてきそうなのは何と言ってもレッドブル。今一番元気が良い二人のドライバーとの相乗効果でメルセデスに歯止めをかけてほしい。車体の仕上がり次第では、フェルスタッペンの最年少戴冠もあり得るのでは、と思っています。
そしてマクラーレンは一にも二にも車体。このまま空力が向上できなければ、今年以上に厳しいシーズンになるはずです。しかしマクラーレンもホンダもレギュレーション大改定のある 2017 年をターゲットにしていた部分はあるでしょうから、その仕込みがどれくらい進んでいるか、に期待したいところです。

投稿者 B : 22:00 | F1 | Season 2016 | コメント (0) | トラックバック

2016/11/28 (Mon.)

Transcend microSDHC 32GB

仕事用に microSD を購入しました。

Transcend / microSDHC 32GB TS32GUSDU1PE (FFP)

Transcend microSDHC 32GB

仕事でもスマホやタブレットとのデータのやりとりがちらほら発生するので。イマドキならクラウドを使うのが正解でしょうが、それじゃ埒があかないサイズのデータを扱いたいときもあるんです。
今まではプライベート用のを使い回してましたが、うっかり個人用データを入れっぱなしにしたまま誰かに貸したり、どのデータがどこに入っているか分からなくなる事故を避けるために別途購入。

私はメモリカード系は基本的に SanDisk 製をメインに使っているところ、今回はあえて Transcend を選択。メーカーが違っていれば取り違える事故も起きないはずです。最近は SanDisk も Transcend もラベル部分を赤く塗っているので紛らわしいですが(;´Д`)ヾ。
Transcend が Amazon に直接卸しているフラストレーションフリーパッケージの製品で、Amazon の同カテゴリではずっとベストセラーにランクインしています。

とりあえずベンチ。

Transcend microSDHC 32GB

おー、速い速い。製品ラベル上の記載は「400x」なので 60MB/s 相当が公称スペックですが、実際には 90MB/s 出ています。読み込み速度の実力だけなら SanDisk の Extreme PLUS SDXC にも引けを取っていません。一方で書き込み速度がついてきていませんが、これを一眼レフで使うわけでもないから十分かと。

SanDisk あたりだと偽物を掴まされることが少なくないので、安い並行輸入品で本物を買うにはなかなか見極めが難しかったりしますが、Transcend なら Amazon の正規流通品で十分安いと思えるものが手に入りますからね。Twitter の公式アカ自ら「オススメは SanDisk」と言ってしまう自虐キャラぶりが有名な Transcend ですが、品質は決して悪くないし、今後はカメラ用もちょいちょい Transcend を混ぜていってもいいかも。

Transcend / microSDHC 32GB TS32GUSDU1PE (FFP)

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投稿者 B : 23:45 | Mobile | Smartphone & Tablet | コメント (0) | トラックバック

2016/11/27 (Sun.)

PS4 カメラ用 TV マウントホルダー

私は最初に PS4 の本体を PlayStation Camera とのセットで買ったので、PSVR は単品で購入しました。PSVR を買って始めてまともにカメラが役に立った、という人は私以外にも少なくないことと思います(笑

ただ、初代 PlayStation Camera にはスタンド等が付属しておらず、テレビ上に安定して設置することができません。一応付属の両面テープで貼り付けることになっていますが、一度剥がしたら粘着力が弱まってしまうし、そもそも薄型テレビの上というのは安定感が悪い。特に私はフローティングデザインの BRAVIA X5050 なので外枠が細いんですよね。
PSVR に合わせて発売された新型の PlayStation Camera にはスタンドが付属していて設置性が良くなっているようで。一瞬買い換えるかと思いましたが、それももったいない。旧型用のスタンドがサードパーティから出ているに違いないと探してみたら、案の定ありました。

A'class / PS4 カメラ用 TV マウントホルダー SASP-0261

SASP-0261

テレビ上にも下にも設置できるスタンド、というかホルダーです。

SASP-0261

一見、何の変哲もないプラスチック製のホルダーですが、実際触ってみるとけっこうよく考えて作られています。

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PlayStation Camera の底面についている五つの凹みをこの突起にはめ込んでやるだけでカメラの組み付けが完了。ネジも要らず、外したいときにもすぐに外せます。

SASP-0261

ヒンジは何段階かで「カチ、カチ」と固定されるようになっているので、テレビの厚みや形状によらず安定して設置することができます。

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テレビ上に設置するとこんな感じ。薄枠のテレビにもそこそこ厚みがあるテレビにも問題なく設置できるフレキシビリティの高さ。


SASP-0261

薄いテレビならヒンジを鋭角にして、厚みのあるテレビには上の写真のようにヒンジを鈍角に開いて使用します。二番目のヒンジの先はラバーが貼られていて、この摩擦で安定させる仕組みになっています。一見滑ったりヒンジがクタッたりしそうに見えますが、実際は思っていた以上に安定感があります。

SASP-0261

ちなみに狙ったわけではないと思いますが、Wii のセンサーバーの受光部をちょうど避けるような幅になっているため、センサーバーと重ねて設置可能。まあ Wii も最近は起動すらしてませんが(笑。

今までは両面テープだったのでカメラがずれやすくて困っていましたが、これなら安心して使っていけます。
実はカメラに関してはもう一つ問題があるのですが、それについては追い追い解決していく予定。

A'class / PS4 カメラ用 TV マウントホルダー SASP-0261

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投稿者 B : 23:26 | Game | PS4 | コメント (0) | トラックバック

2016/11/26 (Sat.)

株式会社カラー 10 周年記念展

原宿ラフォーレミュージアムで開催されている、スタジオカラーの展示会を見に行ってきました。

株式会社カラー10周年記念展 | 株式会社カラー

株式会社カラー 10 周年記念展

ラフォーレ自体、今まで数度しか足を踏み入れたことがなかったので、我ながら場違い感満載(;´Д`)ヾ。でもラフォーレ内のエレベーターには同じような属性の人がたくさん乗っていて安心しました(ぉ
入場料は ¥500。アニメ系の展示会でこれよりも小規模なのに高価い、というのも珍しくないので、これはかなり良心的と言えます。

株式会社カラー 10 周年記念展

スタジオカラーはこれで 10 周年。ガイナックスを独立した庵野秀明が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を製作してからもうすぐ 10 年が経とうとしている、ということを考えると、改めて時の流れの速さに驚きます。
その後非常にゆっくりとしたペースで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズを継続してきたカラーですが、庵野監督が鬱で休業したりしている間にも、スタジオとしての活動は続いており、いろんな作品で制作協力としてその名前を見ることができます。

株式会社カラー 10 周年記念展

とはいえカラーの主力作品はやはり『ヱヴァ』。新劇場版における膨大な量の原画や設定資料等が展示されており、非常に見応えがあります。

ちなみにこの展示会は一部動画展示等の撮影制限があることを除き、ほぼ全域が写真撮影可(ただし一枚一枚を極端に接写するのは NG とのこと)。この手の展示会ではここまで撮影が許可されることも珍しく、まさに大盤振る舞い。

株式会社カラー 10 周年記念展

私はガンダムシリーズについては多くのイベントや展示会に足を運んで原画等を目にする機会も多いのですが、ヱヴァに関しては今まであまりそういう機会がありませんでした。今回改めて原画をじっくり見ると、その線がもつ力に圧倒されますね。テレビアニメではなく劇場版だからこそできるクオリティではありますが、ディテールに至るまで手抜きがない。

株式会社カラー 10 周年記念展

メカの描き込みもこの緻密さ。着色されていない線画のほうが細かい描き込み具合がよく分かります。この線画のまま、額に入れて飾っておきたくなります。

株式会社カラー 10 周年記念展

ヱヴァ(特に新劇場版)という作品が強い熱量を持っているのは、登場人物の表情の印象がすごく強いから、という部分が大きいと思いますが、これなんかはその最たるもの。これもカラー映像以上にパワーを感じる原画です。

株式会社カラー 10 周年記念展

一枚一枚の表情の強さに、引き込まれるように見入ってしまいます。これじっくり見てたら丸一日かかるんじゃないですかね。

株式会社カラー 10 周年記念展

展示の多くはモノクロの原画ですが、カラー作品もいくつか。宗教的なモチーフを多数扱った作品だから、というだけにとどまらない神々しさが込もった一枚。むしろ油彩で見たくなります。

株式会社カラー 10 周年記念展

『破』に登場したアスカのパペットの設定画。「moyoco」のサインがありますが、この設定描いたの安野モヨコだったのかー!確かにヱヴァに出てくる小物としてはちょっと違和感ある作画だと思ってたんだよなあ。

株式会社カラー 10 周年記念展

『Q』の巨大戦艦ヴンダー。『Q』ではそれまで以上に 3DCG 作画の割合が高まっていて、こういうメカ類の細かい作り込み度合いも深まっています。

株式会社カラー 10 周年記念展

『Q』で追加された人物設定。

株式会社カラー 10 周年記念展

『Q』の主題歌だった宇多田ヒカル『桜流し』にヱヴァの名シーンを繋いだオリジナル PV も場内で流されていて、人だかりができていました。
最近 NHK でテレビ版のリマスター再放送をやっているけど、久しぶりに新劇場版の BD を最初から見直したくなったなあ。

株式会社カラー 10 周年記念展

ここに掲載した原画はあくまでごくごく一部で、会場にはこの数十杯の物量の原画・設定画等が展示されています。本気でじっくり見たら半日、いや一日かかってしまうレベル。これはファンは心して見に行くべき場所じゃないでしょうか。

株式会社カラー 10 周年記念展

会場内では、10 周年を記念して安野モヨコが描いた漫画『おおきなカブ(株)』とそのアニメーション版が展示/上映されていました。
10 年の歴史を古典童話になぞらえ、暗喩を用いてものすごーくざっくり描いた話で、これがまたじわじわくる感じで面白かった。

株式会社カラー 10 周年記念展

『Q』のカブを抜こうとして大怪我(鬱病発症)したおじいさん(庵野秀明)のもとへ西(三鷹)からやってきた、超おじいさん(笑

株式会社カラー 10 周年記念展

その超おじいさんから展示会開催を祝って贈られた花も展示されていました。

株式会社カラー 10 周年記念展

続いて『シン・ゴジラ』関連の展示。
最初に「庵野秀明がゴジラを作る」と聞いたときには、まさかそれがカラーを代表する映画の一つになるとは思っていませんでした。

株式会社カラー 10 周年記念展

『シン・ゴジラ』は実写と CG で作られた作品のため、アニメのような原画は存在しませんが、初期にゴジラの造形ディテールを確認するために作られた原型モデルが展示されていました。
この現物をこの目で見ることができる、というのは燃える!

株式会社カラー 10 周年記念展

今までのどんなゴジラとも違う造形だけど、全体としての印象は間違いなくゴジラ。
ディテールがむちゃくちゃ細かいので、いろんなアングルから写真を撮りまくりたくなります。

ああ、早く BD 発売されないかなあ。

株式会社カラー 10 周年記念展

短編特撮映画『巨神兵東京に現る』の撮影に実際に使われた巨神兵のパペット。背後にはクロマキー合成で抜くために青く塗られた操者用のフレームがくくりつけられています。
これがあったから『シン・ゴジラ』が生まれた、と思って見るととても感慨深いものがあります。

株式会社カラー 10 周年記念展

『ヱヴァ』も『シン・ゴジラ』も巨神兵要素を持っていることを考えると、巨神兵が庵野秀明に与えた影響は本当に大きかったんだな...と思いますね。

株式会社カラー 10 周年記念展

お土産は小冊子。といってもちょっとしたパンフレットではなく、88 ページにわたる立派な冊子で、漫画『おおきなカブ(株)』全編のほかスタジオ関係者へのインタビュー等を収録した内容の濃いものになっています。映画のパンフレットがあの薄い内容で 1,000 円取っていることを考えると、この冊子までついて入場料 500 円というのは安いというか、むしろファンサービス的なイベントなんだろうな、と思えます。

原宿という場に似つかわしくない(笑)、想像以上に濃厚な展示会でした。会期は 30 日までとのことですが、私もあと一回くらいじっくり見に行きたい。

投稿者 B : 22:10 | Anime | Movie | コメント (0) | トラックバック

ジェンソン・バトンが事実上の F1 引退宣言

バトン「これがF1ラストレース」と引退を示唆。復帰の意向は「今のところ」なし

今シーズン終了をもって一年間の休養期間を設け、来季は他カテゴリへの参戦とマクラーレン・ホンダのアンバサダー兼リザーブドライバーを務めるとしていたジェンソン・バトンが、最終戦アブダビを前にして事実上の引退を発表しました。おそらくこのアブダビが F1 での最後のレースになるだろう、とのこと。契約上は 2017 年でのレースドライバー復帰の可能性が残ってはいますが、本人としてはもうそれを行使する意志はない、ということのようです。

来季でマクラーレン・ホンダとアロンソとの契約が終了する後釜を狙っていたのかと思いましたが、本人は年齢的にももう十分、と判断したのでしょうか。B・A・R ホンダ時代からバトンの走りを見続け、ホンダ撤退後のブラウン GP での戴冠に心から喜んだ一人としては寂しいものがあります。長年ホンダとマクラーレンで走ってきたドライバーとして、マクラーレン・ホンダの復活を自身の走りで引き寄せてほしかった。
来季もマクラーレン・ホンダのパドックに姿を見せることはあるでしょうが、それがドライバーとしてではないというのは何とも残念。

今季はマッサとバトンという、2000 年代中盤から F1 のトップドライバーであり続けた二人がまとめて引退してしまうということで、寂しいですね。でも本当に今までありがとう、お疲れさまと言いたいです。

投稿者 B : 21:00 | F1 | Season 2016 | コメント (0) | トラックバック

2016/11/25 (Fri.)

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 @T・ジョイ PRINCE 品川

今週封切りの最新作、さっそく観に行ってきました。劇場は当然品川プリンスの IMAX 3D。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

『ハリー・ポッター』シリーズ最新作、といっても先日最新刊が発売されたばかりの続編ではなく、こちらは外伝的な作品。作中でホグワーツの教科書にもなっていた『幻の動物とその生息地』という書物を映像化した作品になります。そのためハリーもハーマイオニーも登場しないわけですが、世界観はしっかりハリポタ。当時よりもさらに進化した映像が、最後まで飽きずに楽しませてくれます。

舞台は『ハリポタ』よりもさらに 70 年前のアメリカ・ニューヨーク。イギリスの魔法動物学者であるニュート・スキャマンダーが、ある目的のために渡米するところから始まります。そこである事件に巻き込まれ、現地でノー・マジ(=マグル)たちに正体を知られないようひっそりと暮らしている魔法使いたちと協力し、事件の解決を目指す...というお話。
正直言ってストーリーは浅く、もうちょっとそれぞれの背景を描いてくれないと主要キャラの行動動機が解らず単なる勧善懲悪にしか見えないよなあ...とは思いましたが、どちらかというと全年齢向けにストーリーを解りやすくしつつ、映像的なギミックを楽しむエンタテインメント映画なんだろうな、というのがよく伝わってきました。ハリーと違ってニュートは最初から完成された魔法使いだから魔法アクションシーンは派手だし、CG で描かれた魔法生物もどれも個性的で面白かった。そして、物語の節々に『ハリー・ポッター』本編に出てきた名前がチラチラ出てきて、早く続きが見たい、と思わされた時点で負けなんだろうなあ(笑。ただ『ハリポタ』は終盤の展開が早くて因果関係も入り組んでいたので、この名前ってどこで出てきたんだっけ?誰とどういう関係だったんだっけ?という記憶がおぼろ。これは BD を見直すなり小説を読むなりしたほうが良いのかもしれません。

主人公ニュート・スキャマンダー役は『レ・ミゼラブル』でエポニーヌの恋人マリウスを演じていたエディ・レッドメイン。マリウスは「意識高いけど世間知らずなおぼっちゃん」という感じでしたが、今回のニュート役はそれよりもずっと大人。ピンチに陥っても自信を失わないヒーローぶりで、こういう役もできる俳優さんだったのか、と見直しました。というか『レミゼ』でもマリウスのキャラを本人のキャラに重ねて見てしまっていた時点で、そもそもうまい役者さんだったんだろうなあ。

『ファンタスティック・ビースト』は全五作でシリーズ化されるということで、続編も楽しみです。それが一段落したら、本編の最新話にして最終話『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画化へと続くんですかね。

ニュート・スキャマンダー(J.K. ローリング) / 幻の動物とその生息地

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投稿者 B : 23:30 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

2016/11/24 (Thu.)

五反田 刀削麺 西安飯荘

刀削麺が食べられる店って中華料理店でもそんなに多くないと思いますが、五反田には何故かたくさんあります。何店舗か食べ比べてみましたが、この界隈でいちばん美味しいのはここじゃないでしょうか。

刀削麺 西安飯荘

西安飯荘

飲食店の並ぶ雑居ビルの一角にある中華料理店。店名の枕詞に「刀削麺」と掲げているだけあって、刀削麺が売りの店です。
ちなみに右隣(東側)には「中国料理 東海酒家」。お隣同士で中華料理店、しかもお店の名前も「西安」と「東海」って狙って並んだんじゃないかと思ってしまいます(笑。

西安飯荘

お昼のメニューはとにかく刀削麺推し。刀削麺だけでかなりのバリエーションを誇ります。しかも冬季限定メニューまであって...迷わせるなぁ~。
面は大盛りに小盛り、セットからサイドメニューまであって、いろんな人の腹具合に応じて満たせる感じ。

西安飯荘

まずはメニューの冒頭に掲載されている「麻辣麺」からいってみましょう。
注文時に、中国人の店員さんから「パクチー、ダイジョブ?」とカタコトの日本語で尋ねられるので、パクチーが苦手な人は抜いてもらうことも、好きな人は増してもらうことも可能。
私はパクチーは並にしましたが...それにしても、スープがまるで地獄の釜のように真っ赤じゃないか。

西安飯荘

刀削麺だけあって、もっちりとした太麺。この麺のもちもち度合いが近隣の他店よりも秀でています。
スープはガツンとくる唐辛子の辛さに山椒の刺激も相まって、強烈なパンチ力。そろそろ寒くなってきましたが、それでもこれを食べると汗だくになれます。しかしこの存在感のある麺がその辛さをしっかりと受け止めて、辛さが癖になりそうなうまさにまとまっています。

ちなみにここの刀削麺、作っているのは人ではなくロボットです。生地を練っているのは人間なんでしょうが、切っているのは厨房に設置された刀削麺ロボ。最初、中で店員さんが刀削麺を切ってるな、どれどれ...と覗き込んだらロボットで、ついのけぞってしまったという(;´Д`)ヾ。この店に行ったら、このロボットは必見です。

西安飯荘

続いて担担麺。こちらは麻辣麺に比べると幾分マイルドで、胡麻の香りが効いていることもあって食べやすい。私の好み的にはもうチョイ辛くてもいいくらいですが、これなら辛いの苦手な人でも十分イケル味だと思います。

西安飯荘

麻婆麺。その名の通り麻婆豆腐が載った刀削麺です。
つい炒飯セットで頼んでしまいましたが、これはとんだ炭水化物祭りになってしまった。

西安飯荘

担担麺よりは辛いけど、麻辣麺ほど辛くない。辛さ的にはこれくらいが美味しく食べられるバランス点でしょう。
味としてはこれが好みなんだけど、ひたすら豆腐と刀削麺というのはちょっと抑揚に欠ける感じ。もう一ひねりあっても良かったかも。

西安飯荘

炒飯はとてもオーソドックスなタイプで、黄金色に光っているのがとても美味しそう。
なんですが...ちょっとオイリーすぎる気がします。もう少しパラッと仕上げてほしかったなあ。

西安飯荘

辛くない方面も試してみよう、ということでスペアリブ麺。

柔らかく煮込まれたスペアリブと、うまみが煮出された優しい味のスープがホッとします。これおいしい。刀削麺食べたいけど今日は辛いのの気分じゃないんだよなー、というときに迷わず選びたい。
でもこの店に来るとつい辛いの食べたくなっちゃうんですよね(笑

西安飯荘

そういえば餃子はどうだろう、と思って鉄板餃子も頼んでみました。
出てきたのはいわゆる「鉄鍋棒餃子」系の、薄皮パリパリで肉々しいタイプの餃子。

まあ美味しいんだけど...この店の刀削麺のレベルに比べると、普通かなあ。皮はポロポロ剥がれてくるし。
この店で普通の茄子炒めっぽい定食も食べてみたことはありますが、刀削麺以外はまあ普通なんですよね。刀削麺以外の中華なら近辺に他に美味しい店はいくらでもあるので、積極的に頼まなくてもいいかなあ、と思います。

西安飯荘

冬季限定の酸辣麺。刀削麺のスープに酸っぱ辛い「酸辣湯」を使ったものです。
私は酸辣湯も酸辣麺もけっこう好きでよく食べるんですが、ここの酸辣麺はあんまり辛くなくて酸味の方が前面に立っている感じ。このスープにこの太麺というのも、ちょっと間延びするなあ。スープがもっと辣味寄りか、麺が縮れ系の中華細麺なら(それじゃ刀削麺屋じゃなくなっちゃいますが)良かったのに。個人的には他のレギュラーメニューのほうが好きかな。

店員さんは基本的に中国人で接客は雑だけど(笑)、刀削麺の味には間違いがない店だと思います。中華系の辛いのが好きなら、迷わずオススメ。

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投稿者 B : 23:40 | Gourmet | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2016/11/23 (Wed.)

水天宮

水天宮

[ Sony α7 II | Voigtländer NOKTON classic 40mm F1.4 MC ]

次女の七五三参りで水天宮に行ってきました。

数年ぶりに来てみたら、以前はまだ工事中だったのが、すっかり近代的な建物になっていて面食らいました。外観は神社というより現代美術館か何か、と言った方が相応しいくらい整っています。

水天宮

[ Sony α7 II | Voigtländer NOKTON classic 40mm F1.4 MC ]

時期が時期だけに、七五三の子どもや新生児で賑わっていて、いいですね。
ウチの娘たちはもうだいぶ大きくなっちゃいましたが、新生児を見るとこういう時期もあったんだなあ...としみじみします。

水天宮

[ Sony α7 II | Carl Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA ]

本当はついでに人形町界隈で写真を撮って帰りたかったんですが、あまり時間もなかったので適当に。
新しい水天宮、すごくキレイなんだけど個人的にはもっと年季が入った寺社の方がフォトジェニックで好きかなあ。

このへんは近いうちに改めて写真を撮りに来たいところです。

投稿者 B : 23:00 | NOKTON classic 40/F1.4 MC | Photograph | Sonnar FE 55/F1.8 ZA | α7 II | コメント (0) | トラックバック

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