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2016/11/13 (Sun.)

クラシックミニファミコン(ソフトウェア編)

クラシックミニファミコンですが、週末にようやく遊ぶ時間が取れました。

任天堂 / ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

30 本入っているゲームタイトルをどうやって選ぶのかと思ったら、ごくシンプルでクラシック感あるメニュー画面から選択するようになっていました。
この画面だけちゃんとフル HD 対応。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

設定項目も必要最小限しかありませんが、特筆すべきは画面モードの設定。
通常の 4:3 以外にピクセルパーフェクト(ピクセルの縦横比 1:1 で表示するモード)と、ブラウン管の走査線の画質を模した「アナログテレビ」モードがわざわざ用意されているのがアツい。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

4:3 モードで液晶テレビに普通に表示するとこんな感じ。
リアルタイムでファミコンを遊んでいた時代には考えられないクッキリパッキリした画質に目から鱗が落ちる思いですが、鮮明すぎて逆に落ち着かない気もします。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

そこでアナログテレビモードに変更してみると、おおお!液晶テレビなのにブラウン管の質感!(笑
走査線の黒い横縞が入るだけでなく、走査線に沿った映像の滲みに加えて全体的に微妙なぼかしフィルタをかけたような表現で、確かにこっちのほうがしっくりきます(笑。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

4:3 モードとアナログテレビモードの違いについて、「特に『ロックマン 2』で比べると分かりやすい」というのを Twitter で見かけたので、比べてみました。
これは背景に水が流れているステージでの画面比較ですが、4:3 モードだとこの状態で背景がアニメーションするので、目がチカチカしてゲームどころじゃない。それがアナログテレビモードにすると、チカチカしないばかりか映像の滲みによって本当に水が流れているように見える、という(!)。昔のゲームタイトルは限られた色数や音数を駆使して表現力を高める工夫をしていたとはよく言われる話ですが、ブラウン管での見え方から逆算してグラフィックを作り込んでいたとすれば、それもまたすごい話です。これはもうクラシックミニファミコンで遊ぶならアナログテレビモードを使うのが、当時のゲームクリエイターへのリスペクトなんじゃないかと思います。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

ハードウェアの制限に挑んだタイトルという意味では『FFIII』は外せないでしょう。ファミコンの性能の限界に挑んだタイトルで、天才プログラマ、ナーシャ・ジベリが CPU のバグさえも利用して作り上げた、というのは今でも語り草になっています。移植やリメイクを濫発してきた FF シリーズにおいて、III だけが DS リメイク版に至るまでなかなか移植されなかったのは、後発のハードウェアでもこのクオリティを実現することが難しかったからとも言われています。
私は DS 版もプレイしましたが、雰囲気やゲームバランスがヌルくなってしまっていたのが残念だったので、改めてオリジナル版が遊べるというのはちょっと感激。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

あと感動したのはディスクシステム版のタイトル。ファミコン単体版の復刻なのにディスクシステム版のゲームが含まれているなんて邪道、と思っていましたが、ディスクシステム版のゲームは開始するとちゃんとディスクシステムの起動アニメーションから始めてくれる、という無駄な演出が嬉しい(笑。小学生時代の自分の気持ちを思い出します。

いろいろ試しながら数時間遊んでみましたが、レトロゲームでも面白いものは面白い。30 本の中には今の自分の感覚ではあまり面白くないと思うものもありますが、『バルーンファイト』とか妙にハマる。ファミコンの性能でこの風船らしい非直線的な挙動を表現していた、って改めて考えるとなかなかすごいなあ。
ただコントローラが小さすぎるのは分かってはいたけどネックですね。当時の感覚で操作しているつもりでも、誤操作が多くてどのゲームもなかなか難しい。もちろん長年のブランクだったり最近のヌルいバランスのゲームに慣れすぎてしまった、という理由もあるでしょうが、やっぱりワイヤレス経由で通常サイズのコントローラを使わせてほしい。これは通常サイズのコントローラが付属する海外版の NES Classic Mini を買え、という神託か(違

それから 30 本入っているとはいえ、いざ遊んでみると「自分が当時プレイしたゲーム」がもっとやりたくなるのも事実。『マッピー』とか『チャレンジャー』『スパルタン X』『高橋名人の冒険島』『フラッピー』『迷宮組曲』とか、当時楽しかったゲームタイトルが怒濤のように思い出されます。ただ、このクラシックミニファミコンにはそうやってタイトルを拡張するための仕組みが用意されていないようで、その可能性が低そうなのが残念なところです。唯一の希望は、microUSB を PC 等に繋いでサイドロードさせられるかもしれないというところですが...まあそれよりは Wii や DS のバーチャルコンソールで遊んだ方が現実的ですかね。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

ちなみに、試しに PSVR のプロセッサユニットの HDMI 端子にクラシックミニファミコンの HDMI 出力を突っ込んでみたら、PSVR のシネマティックモードでファミコンが遊べてしまいました(ぉ。PSVR の音声は HDMI ではなく USB 経由で伝送しているようで、この状態(起動中の PS4 に USB だけ接続しつつ、HDMI はファミコンと接続)だと画面はファミコンなのに音声が PS4 のホーム画面 BGM なのがちょっと違和感ありますが、VR でファミコンというのは自分がいつの時代に生きているのか分からなくなりますね(笑。

任天堂 / ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

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投稿者 B : 21:25 | Game

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