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2017/02/28 (Tue.)

BRADIO

自力で新譜を追いかけることも少なくなった昨今。昔の音楽仲間に勧められて聴いてみたグループに、相当ハマってしまいました。

BRADIO / POWER OF LIFE

B00VTYWUEA

メンバーごとにテーマカラーを決めたスーツで毎度ビシッと決め、リードヴォーカルだけアフロ、というコテコテに 80's ファンクを意識したスタイル。しかし見た目に負けず劣らず、パワフルでパンチのあるヴォーカルとソウル/ファンクミュージックからの影響を強く受けたサウンド最初聴いたときに、頭をガツンと殴られたような衝撃を受けました。こういう言葉は普段使わないけど、あえて言うならば「クッソかっこいい」。
自分の好きな音楽と同じルーツを持っている感じがビンビン伝わってきますが、日本人でここまで突き抜けたグループもそうそういなかったのではと思います。

何も言わず、とりあえずこれを聴いてみてほしい。

「グルーヴがある」っていうのはこういう楽曲のことをいうんだ、というのを地で行くようなアップチューン。今風の言葉にすると「エモい」っていうんですかね。
疾走感のあるカッティングギターの音もカッコいいけど、セクシーなファルセットにバスッと重ねてくるコーラスが無茶苦茶痺れる。思わず「抱いて!」と言いたくなります(ぉ

この楽曲は彼らの中でも珍しい全英語詞ですが、YouTube のコメントの大半が英語でつけられているあたりに、本国のソウル/ファンク好きの琴線に触れるものがあることがよく分かります。
単に見た目や雰囲気で 70~80's ソウル/ファンク風の楽曲を歌っているわけじゃなく、相当勉強して曲を作り込んでいるんだろうなあと思ったら、まさにそのことが伝わってくる記事がありました。あー、やっぱり Earth, Wind & Fire に強い影響を受けていたんですね。

『BRADIOのファンキーハンター』【第3回:カッティングギターの神アル・マッケイ編】 - 耳マン

このファーストフルアルバムの #7『オトナ HIT PARADE』にも「落とした針先 Mary Jane」「今夜つれてって -ブギーバック- 宇宙のファンタジーへ」など古いソウル/ファンクミュージックファンならば反応してしまうキーワードが散りばめられており、おっさんホイホイ力が非常に高い。

年明けに出たばかりのセカンドフルアルバムも、ファーストに負けず劣らずパワフル。

BRADIO / FREEDOM

B01NBISCVZ

#1『Back To The Funk』・#2『-Freedom-』・#3『彼女ハリケーン』までのたたみかける感じ。野郎バンドの王道をいくイケイケな曲が続いたと思ったら、#4『蝙蝠』では一転して一時期の久保田利伸を彷彿とさせる寂しげなミディアム。そして #5『ギフト』は歌詞を聴き込むと涙がこぼれてきそうになる、親に対する感謝の歌。このギャップの大きさは「捨て猫を拾うヤンキー」理論みたいなもので、反則じゃないかと(笑。
かと思ったら#6『Revolution』・#7『KAMISAMA』・#8『HOTEL エイリアン』と、何もなかったかのようにまたアップテンポでたたみ掛けてきます。捨て曲と感じる楽曲は一曲もないし、録音を聴いているだけでは飽き足らず、ライヴに足を運びたくなってしまうパワーがアルバムの最初から最後に至るまで漲っている。ここしばらく、この二枚のアルバムを延々と聴き続けています。

長らくライヴというものにも行っていませんでしたが、これは久しぶりに聴きに行ってみたいなあ。

投稿者 B : 23:00 | Music | コメント (0) | トラックバック

2017/02/27 (Mon.)

BAR THE GINTONICX #4

しばらくぶりに、横浜の「BAR THE GINTONICX」へ行ってきました。

BAR THE GINTONICX

BAR THE GINTONICX

忘年会シーズンに一度来ようと思っていたのに、なかなか時間が取れずすっかりご無沙汰してしまいました。
この日は施行後初のプレミアムフライデーということで、私自身はきっちり定時過ぎまで働いた後に(ぉ)せっかくだからお気に入りの店にお金を落としに行こうと思い、横浜へいそいそと。

BAR THE GINTONICX

お店への階段を上がろうとしたところで、ひとつ下のフロアのお店の看板がこれ(笑
この流行りものに乗っかる感、いろいろと見習いたい(ぉ

BAR THE GINTONICX

久しぶりの訪店。以前はまだ開店後の試行錯誤の中、という感じでしたが、今はフードメニューもずいぶん拡充し、飲み物も和酒系まで充実してきました。
Left Bank 時代の「うまいものがいろいろ揃ってる感」が戻ってきたような感じで、なんだか嬉しい。

BAR THE GINTONICX

空きスペースだったカウンター後ろにもいつの間にかテーブル席と、

BAR THE GINTONICX

ソファ席が導入されて、寛げる雰囲気に。
しかしマスター曰く「これ導入してからなんかお客さん減ったんですよね~、どっちかに何か憑いてるんじゃないかと」とのこと。是非皆さんもっと行ったげてください(ぉ

BAR THE GINTONICX

というわけで、徐々に私の指定席になりつつあるスツールに着席。

カウンターに妙にいい感じのボトルが並べられていたので尋ねてみたところ、ゴードンを自家製のミニチュア樽(内側を焦がしたもの)で熟成させたオリジナルのドライジンとのこと。
おおお、それはうまそう。樽熟成されたジンって飲んだことないかも。

BAR THE GINTONICX

飲み方は迷ったけど、一杯目だしシンプルにジンフィズで。
琥珀色に染まったジン、ってなんだか魅力的。杜松に由来するジンの爽やかな香りに、ウィスキーのような深みのある芳香が加わって、これは良い。この店の雰囲気にとてもよく合っていると感じます。

BAR THE GINTONICX

つまみはここからスタートしなくては始まった気がしない、いぶりがっこマスカルポーネ。
和洋どんな酒にも合う(あ、老酒はちょっと自信ない)万能おつまみだと思います。

BAR THE GINTONICX

からの、さんまの燻製。
樽の香りにはやっぱりこういうものがバッチリ合います。

BAR THE GINTONICX

二杯目はマスターのオススメを訊いてみました。
「三ヶ日みかんのジントニック」がとてもオススメということで頼んでみたところ、目の前でみかんを搾るところから始まります。
この仕事ぶりを見るのがまた楽しみの一つでもあります。

BAR THE GINTONICX

搾りたての三ヶ日みかんを使っただけあって、泡までみかん色の濃厚ジントニック。
みかんの甘みとトニックの爽やかさが合わさって、これはお酒とは思えない飲み物だ。グイグイ飲めてしまう。

BAR THE GINTONICX

みかんジントニックがおいしくてすぐに空いてしまったので、すかさず次の飲み物はメニュー上で気になっていた「サンショと柚子のカクテル」。
山椒と柚子を使ったジンベースのショートカクテルで、いずれも香りの強い素材の組み合わせだけに味がケンカするんじゃないかとも思いましたが、山椒とジンの爽やかな香りを柚子が取り持つような感じで、見事に調和が取れている。今までに飲んだことがない味のカクテルだけど、この三種類のどれかが欠けてもバランスが崩れてしまいそうな、絶妙な組み合わせ。これ、おいしいです。

BAR THE GINTONICX

プレミアムフライデーにちなんで「プレミアムフライください!」と無茶振りしてみたところ(ぉ)出てきたのがこのチキンカツ。プレミアムなパン粉を使っているとのこと(ホントか?)。

薄めの衣に柔らかい鶏胸肉のチキンカツは食べ応えあり。付け合わせはフライドポテトだけかと思ったら、チキンカツの下にたっぷりとクリームポテトまでが添えられていて、なかなか豪華。確かにこれはプレミアムフライで間違いない(笑

BAR THE GINTONICX

せっかくだから充実してきた和酒も飲んでみたくなって、「旭萬年 冬季限定酒」を。
ちゃんと芋焼酎らしい器で出してくれるあたり、和酒バーもやっていた経験のあるマスターならではという感じで嬉しい。こういう無国籍な懐の深さが、この店に来ると落ち着ける所以だと思います。

BAR THE GINTONICX

さらに桜の花を漬け込んだサクラジントニックと、いつものラムケバブ(スパイシー串焼き)。
花見の季節にはちょっと早いけど、気分は花見酒。食欲をそそるラムの匂いで、テンションはさらに高まっていきます。

BAR THE GINTONICX

ラムをガッツリ食べた後は、サッパリと柔らかい蒸し鶏ポン酢に、

BAR THE GINTONICX

塩昆布クリームチーズ。
この取り合わせは初めてだけど、塩昆布クリームチーズ...がっこマスカルに続く新しい定番おつまみのポジションを確保しそうな勢い。これ、気に入りました。やっぱり、しょっぱい系和風珍味とチーズの組み合わせって破壊力あるよなあ。

BAR THE GINTONICX

飲み物は改めて最初に戻って、樽熟成ジンを今度はクラッシュアイスでいただいてみました。
ああ、この深みのあるジンの味と香りをじっくり味わえる感じ、良い。いつまでも浸っていたくなる。

BAR THE GINTONICX

そろそろ〆の食事ってことで、じゃこチャーハン。
二人で来たから取り分けて出してもらったところ、なんだか妙に賄い飯感があって、逆にいい(笑

BAR THE GINTONICX

からの、ナポリタン。いつもいつも〆メニューを複数注文して申し訳ない(ぉ
飲んだ後の〆には、アルデンテよりもこういうちょっと緩めのナポリタンがちょうどいい。

BAR THE GINTONICX

今夜も美味しかったし、楽しかった。久しぶりにゆったりとした夜を過ごさせていただきました。
今回はちょっとご無沙汰気味だったけど、行きたいと言ってくれている人も何人かいるし、また近いうちに誰かを連れて行こうと思います。

そういえばこの blog を読んでお店に来てくれるお客さんが稀にいらっしゃるそうですが、良かったら感想を私にも聞かせてください(笑

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投稿者 B : 22:34 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック

2017/02/26 (Sun.)

梅の花咲くころ

梅の花咲くころ

[ Canon EOS 5D Mark III | SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014 ]

この週末はとても天気が良かったので、見頃を迎えた梅園へ写真を撮りに行ってきました。
時期的には満開を想定していたんですが、どうやら先週の強風続きでせっかくの花が落ちてしまったようで、ちょっと遠景を撮るのは厳しい状態。それでも青空と白い梅のコントラストが美しく、見応えがあります。

梅の花咲くころ

[ Canon EOS 5D Mark III | SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014 ]

そんなわけでつい寄りの構図に頼ってしまうわけですが、花びらを陽に透かすととてもイイ感じ。

梅の花咲くころ

[ Canon EOS 5D Mark III | SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014 ]

園内では甘酒の屋台も出ていて、ぷ~んと甘い香りが漂ってきます。
ついフラッと引き寄せられそうになりますが、写真がどうでもよくなってしまいそうなのでガマンガマン(笑

梅の花咲くころ

[ Canon EOS 5D Mark III | SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014 ]

ボディは久々の 5D Mark III。CP+ に行って帰ってくると、こういうオーソドックスな一眼レフを使いたくなります(笑

梅の花咲くころ

[ Canon EOS 5D Mark III | SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014 ]

レンズは何本か持って行ったけど、結局ほとんどシグマの 50/1.4 ばかり使っていました。
シャープさとか、ボケの無理のなさとか、収差の少なさとか、このレンズやっぱりいいなあ。

梅の花咲くころ

[ Canon EOS 5D Mark III | SIGMA 50mm F1.4 DG HSM A014 ]

本当は満開の梅を期待していたのでちょっと残念でしたが、次はあと一ヶ月もすれば桜の季節がやって来ます。
年末から野鳥くらいしか撮っていなかったので、最近あまり使ってやれていないレンズから何を持ち出してやろうか、今から考えておこうと思います。

投稿者 B : 21:33 | EOS 5D Mark III | Photograph | SIGMA 50/F1.4 DG HSM A014 | コメント (0) | トラックバック

McLaren Honda MCL32

カラーリング一新。マクラーレン・ホンダF1、新車『MCL32』をアンベイル

週明けからのバルセロナ冬季テストを前に、F1 各チームが続々と新車を発表しています。

マクラーレン・ホンダはロン・デニス更迭に伴い新体制となり、ロン・デニス時代を通じて使ってきたシャシー名「MP4」シリーズを刷新し、今回からは「MCLxx」のネーミングルールが適用されます。ロン・デニス臭を消したいのならブルース・マクラーレン/テディ・メイヤー時代の「Mxx」に戻せばいいんじゃね?とも思いますが。

カラーリングもマールボロ時代以前に使われていたオレンジ色(ブルース・マクラーレンの出身国であるニュージーランドのナショナルカラー)が復活し、オレンジ×ブラックの精悍なイメージに一新されました。ビビッドなオレンジって私はけっこう好きなんですが、現代の F1 マシンに塗ると一昔前のスパイカー(フォースインディアの前身)やアロウズを思い出させてマクラーレンっぽくはないような。しかもスパイカーもアロウズもマシンが遅かったので、そのネガティブイメージが先行するきらいはありますね...。まあ、これで実際に速ければその印象も変わるでしょうが。
そういえば新カラーリングはお披露目されましたが、肝心のタイトルスポンサーは今年もつかないんですかね。今年は難しいが来年に向けて準備中という話もありますが、新しくエグゼクティブディレクターに就任したザック・ブラウンはこれまでもマクラーレンに限らず F1 関連の大型スポンサー契約をまとめてきた人物だけに、そこは大いに期待したいところです。

マシンのデザインは後退角のついた大型のフロントウィングにショートノーズ、極端に絞り込まれたリヤエンド、シャークフィン復活、後退角をつけつつ下方に向けて絞られ、取付位置も下がったリヤウィング、それにグッと太くなったタイヤが目を引きます。今季のレギュレーション変更に伴って全体的に車幅が大きくなり低重心化したことで、1990 年前後のマシンにあったフォーミュラカーらしいフォルムが戻ってきました。ラップタイムも 5 秒前後向上し、2005 年前後の水準に戻ってくる見込みとのことで、久しぶりにドライバーの体力を搾り取るようなスピード感あふれるレースが期待できそうです。
他チームのマシンもいくつか発表されてきていますが、レギュレーション大改定直後にも関わらずマシンの見た目がどれもよく似ている、というのは気になるところ。もっと独創的なアイディアや飛び道具を使ってくるチームがあるかと思っていたんですが、外観的には今のところどのチームも正攻法のように見えます。まあ 2009 年のダブルディフューザーのように正面からは分からないようなところに規則の裏をかいたギミックが隠されているのかもしれませんし、そもそも発表時点のマシンと開幕時点のマシンでは全く異なるパーツが取り付けられていることも珍しくないので、この時点で勢力図を予想することは難しい。むし年間を通して開発を続け、夏休み前後までに技術的なブレイクスルーを形にしたチームが優位に立つシーズンになるのではないでしょうか。

来週からのテストで各マシンのポテンシャルの一端くらいは見えてきますかね。テストリポートを楽しみにしています。

投稿者 B : 20:32 | F1 | Season 2017 | コメント (0) | トラックバック

2017/02/25 (Sat.)

CP+ 2017 (2)

CP+ 2017 に行ってきたレポートの続きになります。今年は例年以上に自分の興味ある部分限定で。

CP+2017 カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」

Sony FE 100mm F2.8 STF GM OSS

ソニーブースの目玉はなんといっても 100mm STF レンズ。ボディの発表がなかったのでこれくらいしか注目の新製品がない(85mm F1.8 も良さげだとは思うけど)にも関わらず、会場内で最大のブースを構えていました。
が...STF レンズはやはり待ち望んでいたユーザーが多いせいか、ハンズオンコーナーはかなりの行列。私自身はこのレンズ、いつかは欲しいけど今はちょっと無理だし、いずれ銀座のショールームで普通に触れるようになるんだし、ということで外観だけチェックしてスルー(ぉ

EOS 9000D

続いてキヤノンブース。発表されたのがエントリー寄りのモデルだけということもあり、ブースの大きさに比してお客さんの入りはそこそこ、という感じ。
EOS 9000D、自分が今から手を出すカメラではないけれど、とても良いバランスにまとまった製品だと思います。

EOS 9000D

Kiss クラスのボディに上位機種譲りの操作系を搭載していて、キットレンズだけで終わるつもりのないエントリーユーザーには良い選択肢と言えます。
80D と迷うところでしょうが、最近大きく重いボディにメゲがちな私としては、今から人に勧めるなら 9000D か価格の落ち着いた 8000D かな。

EOS M6

EOS M6。ソツはないけど華もない M5 から EVF とタッチ&ドラッグ AF を廃し、さらに何の特徴もないカメラになってしまいました。
レンズもなかなか拡充されないし、ちょっとなあ。

EOS M6

ただしこの外付け EVF のデザインだけはちょっと好き(笑
EVF は単品販売モデルはブラックのみですが、M6 のシルバーモデルの EVF セット販売(5,000 台限定)にはシルバーの EVF がついてくるそうです。

G-Technology

G-Technology ブースではおなじみサイカ先生の講演を聴いてきました。最前列かぶりつきで(笑
私はあまり動画撮ったり編集したりはしないんですが、業務系動画のトレンドや関連するストレージ機器の動向など、いつも勉強になります。

初日の講演ではダジャレやガンダムネタは極力封印していたようですが、その後の回ではどうだったんでしょうか...。

Peak Design Everyday Backpack 20L

毎年必ずチェックしている銀一取扱いブランドの合同ブースでは、Peak Design を重点的に見てきました。
以前から気になっていた Everyday Backpack、量販店に行っても在庫もなければ展示もないかガラスケース内のみという状態で、なかなか細かいところまで確認する機会がありません。

↑の写真は 20L モデルですが、これだと私の想定する使い方にはちょっと小さいかなあ。20L というのは「最大限に拡張した状態での容量」であり、写真のとおり最もコンパクトにした状態では 12L にすぎません。ノート PC とミラーレスカメラ+交換レンズ 2~3 本という使い方ならこれで十分だと思いますが。

Peak Design Everyday Backpack 30L

で、こちらが 30L モデル。20L のシュッとした格好良さが少し損なわれてはしまうものの、個人的にはこれくらいのサイズがしっくりくる。最小容量時で 18L 入り、最大限に拡張すると 30L まで増やせます。
私は休日のガチ撮影用兼出張バッグを想定しているので 40L モデルを作ってほしいくらいですが(一応その要望は伝えてきた)、それって「Everyday」のコンセプトとずれちゃうような気もしています。

ちなみに会場では本国から来たスタッフらしき人がブラウン系の「ヘリテージタン」カラーのバックパックを背負ってて「お、それいいやん!」と思ったんですが、試作してみたけど結局商品化はとりやめたカラーらしいです。残念。

なお、現時点ではかなり入手困難な Everyday シリーズ、4 月頃には潤沢にとは言わないまでもある程度の国内入荷があるそうで、そのタイミングを狙ってみるのが良さそうです。春になるとカバン欲しくなるよねー(お約束

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical

フォクトレンダーブースでは、未発売の新レンズを試すことができました。
こちらは NOKTON 40mm F1.2。E マウント向けでボディと電子連動できるのがポイント。

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical

試写 OK とのことで、絞り開放で撮ってみました。
ピント面はシャープなのに NOKTON らしいナチュラルなボケで、被写体が浮き上がってくる感覚がとても良い。

M マウント版の NOKTON classic 40mm F1.4 を持っている身としてはさらに明るくて E マウントネイティブというのがちょっと羨ましいけど、M マウント版はクロスフォーカスアダプタでマクロ撮影にも対応できるんだから悔しくないもん!(悔し紛れ

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

それから MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical。こちらも E マウント版。

フォクトレンダーといえば昔ながらのレンズ構成を守ることで味のある描写が得られるレンズというイメージがありましたが、この MACRO APO-LANTHAR は「高性能レンズ」として開発しているそうです。
しかもマクロ対応でありながら F2。スペック的にもかなり意欲的なレンズであることが分かります。

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

試しに撮ってみました。
絞り開放だとピントが非常に浅く、自分の身体の揺れだけでフォーカスがずれてしまうレベル。しかしながら E マウントボディと電子連動することで、α7 II シリーズや α6500 のボディ内手ブレ補正を利用することができ、少なくとも手ブレに関してはある程度抑えることが可能。これによって F2 のマクロレンズとしては扱いやすいものになりそうです。

MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

ピント周辺をピクセル等倍してみました(画像をクリックすることで等倍画像が表示されます)。
このシャープさ、にも関わらずボケはフォクトレンダーらしくナチュラル。65mm という焦点距離も、フルサイズでは 50mm マクロはちょっと広いかなという被写体にはちょうど良いし、APS-C で使えばほぼ 100mm マクロとして使えるしでかなり重宝しそう。15 万円クラスになりそうな価格帯だけがネックですが、これは発売が楽しみなレンズです。

CP+ レポートは以上です。
今年はイベントとしてやや盛り上がりに欠ける感がありましたが、業界自体の先行きが不安視される中、来年の CP+ はどうなっちゃうんだろう...という心配も感じました。カメラ業界そのものは 2020 年の東京オリンピックに向けてまた製品開発を続けていくことでしょうが、CP+ は「アジア最大の写真関連イベント」としての存在感をどこまで維持できるのか。CEATEC の変遷を見ると CP+ にもあまり明るい未来は期待できないようにも思えますが、さて。

投稿者 B : 21:00 | Camera | Camera Accessory | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2017/02/24 (Fri.)

WALKMAN A35 ver.1.10

ウォークマン「WM1Z/A」と「A30」のタッチ反応速度が向上、音飛び改善 - AV Watch

ウォークマン A30 シリーズ(と WM1 シリーズ)のファームウェア Ver.1.10 が公開されました。
アップデート内容は主にタッチパネルの反応向上と、特定条件下で発生する音飛び・音切れの改善とのこと。

実は 2~3 日前から某所でダウンロード可能な状態にはなっていて私もダウンロードだけはしてみていたんですが(笑)、公式にアナウンスがなく念のため待っていました。正式リリースされたので、さっそく適用。

WALKMAN A35 ver.1.10

タッチパネルに関しては...おお、良くなってる!
素晴らしく良くなったというよりは、まあ今までがちょっと残念すぎただけで、出始めの Android スマホのようなレスポンスの悪さや引っかかる感じのスクロールが改善され、ごく普通のスマホ並みになった、という印象。音質が明らかに旧モデルよりも良いから多少の操作性の悪さには目を瞑っていたけれど、マトモになってみると今まではガマンしてたんだなあ、と改めて実感します。でも本来は最初からこのクオリティで出すべきところではあります。
タッチパネル以外にも全体のレスポンスがワンテンポ遅く、例えば再生/停止や早送り/戻しボタンを押してからの反応にもワンクッションあったのがアップデート後には 0.5 クッションくらいになった感覚。今までは「反応してない?」と思って押し直したら二度押しと認識されてしまう、ということもありましたが、これで大丈夫そうです。個人的な好みでは即反応してほしいところではありますが。

音切れについては、今までも一日に一度以下の頻度でしか起こっておらず、アップデート後まださほど長時間使い込んでいないので判断しかねますが、今のところ症状は出ていないようです。

今回のアップデートで A30 シリーズに関しては細かい不満が解消されて、純粋な音楽プレイヤーとしては足りないものはもうなくなったかな、と思います。これは改めて今後長く付き合えるウォークマンになりそうです。

ソニー / WALKMAN NW-A35icon

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投稿者 B : 21:10 | Audio & Visual | WALKMAN | コメント (0) | トラックバック

2017/02/23 (Thu.)

CP+ 2017 (1)

本日開幕した CP+ に行ってきました。

CP+2017 カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」

今年は CP+ 合わせで目新しいカメラボディの発表も特になかったし、業界全体として苦しい状況もあるのか、展示内容に「目玉」がない印象。各社のブースも縮小傾向だし、しかも最も集客が見込める土曜日に隣接するクイーンズスクエアが休館でみなとみらい駅からちょっと遠回りになるということで、イベントとしてはネガティブな状況が先行している印象があります。私も今年は仕事の都合で午後入場となりやや駆け足気味で回らざるを得なかったので、今年のイベントレポートはいつもより少し軽めにお届けしようと思います。

まずは自分的に一番見たかったシグマブースから。

SIGMA [Art] 24-70mm F2.8 DG OS HSM

今回発表された 4 本の新レンズから、24-70/2.8。sd Quattro 向けには標準ズームの決定版、他マウント向けにも純正のガチ対抗となるレンズ。

H なカメラ(←)ではボディデザインが変わりすぎていてサイズ感が分かりませんが、想像していた「あのシグマの 24-70/2.8」のサイズ感からするとずっとコンパクト。キヤノンの EF24-70/2.8L II よりも若干ながら小さいくらいで、これは正直言って驚きました。重さも 24-70/2.8 ならこんなもんかな?と思えるレベルで、これは描写性能次第ではキヤノンやニコンの純正と正面から比較検討していいんじゃないですかねー。ただ sdQ だと一般的な一眼レフと重量バランスが違いすぎるので、レンズの重量感はあまり参考にならないかもしれません(ぉ

SIGMA [Art] 24-70mm F2.8 DG OS HSM

側面の AF/MF 切り替えスイッチには最近の同社製レンズのトレンドである「MO(Manual Override)」ポジションも備えられています。これは一般的なフルタイム MF とは異なり、コンティニュアス AF 中でもフォーカスリングに触れることで MF に自動切り替えしてくれる機能。標準ズーム域のレンズでどれだけ出番があるか分かりませんが、動体撮影が多い人は重宝するでしょう。
あと気になるのは価格ですね。手ブレ補正が入っているので EF24-70/2.8 L II より安いってことはないのでは...という噂もあるようですが、EF24-70/4L にちょっと足したくらいの価格で出してきてくれませんかね。

SIGMA [Contemporary] 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

続いて 100-400mm。メーカー公式で「ライト・バズーカ」とか呼んでるの吹くやろ(笑

このレンズは実物を見て驚きました。[Contemporary] ラインらしく鏡筒はプラスチック感満載で高級感こそありませんが、その代わり軽い!エントリー向けの 70-300mm クラスのレンズかと思うほど軽く、これは今から望遠ズームレンズを買おうと思っている人であればまず選択肢に入れるべきレンズと言えるかもしれません。
旧 120-400mm は兄弟レンズと言える旧 150-500mm とサイズ感・価格帯ともにかなり近く、あえて 120-400mm のほうを選択する理由がないくらいでしたが、150-500mm がより望遠を追求して 150-600mm となり、120-400mm のほうは逆に小型軽量化を追求してこの 100-400mm になったことで、とても選びやすいレンズになった印象。

SIGMA [Contemporary] 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

テレ端ではこれくらい前玉が出っ張ってきますが、それでも 400mm でこれならかなりコンパクトな方だと思います。
50-500OS の重さに最近めげそうになっている私としては、ガチの野鳥とエアレース撮影以外のスポーツ撮影用にこれを買って使い分けたいと思ってしまうほどです。

小型軽量化した代償として F5-6.3 というやや暗めのスペックになってしまったのは残念ですが、キヤノンやニコンの現行ボディであれば高感度性能でカバーできる範囲でしょう。シグマ説明員の方、「これ sd Quattro で使うのちょっと辛いですよね」とか話振っちゃってすみませんでした。「晴天の昼間に使うのがおすすめです」と模範解答ありがとうございました(ぉ

SIGMA [Contemporary] 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

AF/MO/MF 切り替え、フォーカスリミッター、流し撮りモードにも対応した手ブレ補正、それに AF 速度や手ブレ補正の効き具合の調整のも対応したカスタムモード搭載など、[Contemporary] ラインでありながら [Sports] ライン同等の機能性も備えています。おそらく 150-600C 同様に描写性能も間違いないものなのでしょうし、軽さ重視で [Contemporary] になっただけで中身は [Sports] を名乗って良い出来なのかもしれません。

SIGMA [Art] 135mm F1.8 DG HSM

そして私が最も注目していた 135mm F1.8。一見、85/1.4 によく似た外観なので「あれ?135mm 置いてなくない?」と思ってしまいましたが、鏡筒への刻印は間違いなく 135mm。よく見たらフードの形状も違いますよね。

SIGMA [Art] 135mm F1.8 DG HSM

手に持ってみてまず感じたのは「あれ?思ってたほど重くない」といういこと。まあ実際には 1,130g あるので十分重いんですが(ソニーの Sonnar 135/1.8 よりも 100g 以上重い)、その前にシグマの 85/1.4 の重さを知っていたせいか、それほど重く感じませんでした(笑)。調べてみたら重量は 85/1.4 と 135/1.8 で全く同じなんですね。通常は 135mm のほうが重くなることが多いので、その経験則からすると軽く感じてしまった、という話だったようです。あとやっぱり sdQ につけると重量バランスがよく分からない(ぉ

SIGMA [Art] 135mm F1.8 DG HSM

ちょうど隣に展示されていた 85/1.4 と並べると、もう同一のレンズかのようにサイズ感もデザインもほぼ同じ。85mm は 135mm を小さく軽く感じさせるための布石だったのかー!(違います

しかし、実際に「85mm であの大きさ重さなんだったら 135mm なんてないわー」と思い込んでいた私に、意外と 85mm よりも 135mm いいのでは...?と思わせるだけのものはありました。

SIGMA [Art] 14mm F1.8 DG HSM

最後は 14/1.8。これだけはハンズオン機はなくガラスケース内の展示でした。

まあこのレンズばかりは私は買ってもまともに使い切れないと思うので買うことはないでしょうが、この大きな前玉だけを愛でて生きていきたい、と思えるだけの魅力を放っていることは間違いありません(ぉ

この次は 70-200 とかマクロとかが出てきそうな気がしていますが、以前も書いた通り個人的にはまずフルサイズ E マウントネイティブなレンズを早く出してほしい。これ、明日以降 CP+ 会場に行く α ユーザーの人は全員シグマブースでこの要望を伝えてきてほしいくらいです(ぉ

というわけで、CP+ レポートはもうちょっとだけ続きます。

投稿者 B : 23:20 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2017/02/22 (Wed.)

『孤独の中華そば「江ぐち」』と「みたか」

『孤独のグルメ』の原作者・久住昌之先生のエッセイのひとつに『孤独の中華そば「江ぐち」』という作品があります(正式にはエッセイではなく小説らしい)。

久住昌之 / 孤独の中華そば「江ぐち」

孤独の中華そば「江ぐち」

もともとは 30 年以上前、久住さんが 26 歳のときに書いた本らしいですが、その後絶版と復刊を二度繰り返し、三度目の刊行が行われたのが 2010 年。『孤独のグルメ』が最初のドラマ化をされる前のことですが、その時点では既に知る人ぞ知る存在になっていた『孤独のグルメ』から引用する形で復刊版のタイトルがつけられたのでしょう。

この「江ぐち」というのは、三鷹にかつて実在したラーメン店のことで、三鷹生まれの久住さんが若かりし頃に日常的に通っていたお店とのこと。なんたってこんな本を勝手に出したり、久住さんのバンド・スクリーントーンズで勝手にテーマソングまで作曲してしまうくらい思い入れのあったお店のようです。この本が三度目の刊行を行われた年に閉店してしまったそうですが、本書ではその「江ぐち」の在りし日の思い出が生々しく綴られています。

孤独の中華そば「江ぐち」

といっても、エッセイの内容は久住さんと悪友たちが店員に「タクヤ」「アクマ」「オニガワラ」などという渾名を勝手につけていた話とか(それも「タクヤ」は顔が久住さんの弟に似ているから、というしょうもない理由だったりする)、基本的には大学生のだらしない日常の話と、そこから脱線(しかもかなり話題が飛ぶ感じで)した話ばかり。それでも久住さんや悪友たちがお店の様子をよーく観察し、そこから妄想を膨らませたり、自分なりの「食べ方の流儀」にこだわったりするあたりが『孤独のグルメ』の原点なんだなあ...というのがとてもよく分かるエッセイになっています。

まるでドラマの「ふらっと QUSUMI」コーナーで隣の席に座って久住さんの飲み話を聞いているような、スクリーントーンズのライブで久住さんの脱線だらけの MC を聞いているような、そんな感覚が文章を読んでいても感じられます。私は紙の本を読んでいて吹き出してしまうことってまずないんですが、この本は数ページに一度くだらなすぎて吹く(笑。

孤独の中華そば「江ぐち」

このエッセイの中でも「お店のカウンターの中で店員が険悪なムードだと、料理が全くおいしく感じられない」という話をつらつらと書いていたりして(ちなみにこのエピソードは「江ぐち」のことではなく脱線した他の店の話)、漫画『孤独のグルメ』に登場したアームロック回のような経験が本当に許せないんだなあ、というのがよく分かります。
でも基本的には全編にわたって馬鹿話と妄想と脱線が繰り広げられていて、久住さんが食事している間の頭の中を覗き込んでいるような感覚。

で、先日たまたま仕事で三鷹方面に行く用事があり、しかも帰りが半端に遅くなってしまいました。南東京の住人としては中野よりも西、というのは妙に遠くて、これは帰るまでもちそうもない。仕方ない、この辺で何か入れていくか...と考えました。三鷹周辺は久住さんのホームグラウンドだけあって『孤独のグルメ』では原作、ドラマともに登場している町だし、私も何度か聖地巡礼に訪れています(全くの余談だけどコンビニ回では跡地の写真を撮るためだけに三鷹まで行った)。
お茶漬けの「みさと」は昨年末に閉店してしまったらしいけど、久しぶりに「」に行くかなあ...というところまで逡巡したところで、この店のことを思い出しました。

中華そば みたか

「江ぐち」と同じ場所で、「江ぐち」の若手職人が、「江ぐち」の店舗を居抜きで使って、「江ぐち」の味を受け継いだ店をやっている、という話。
確かに三鷹駅の正面の道を少し歩いたところのビルの地下に、そのお店は入っていました。

中華そば みたか

中華そば みたか

階段を降りると真正面にある「中華そば みたか」。これがその「江ぐち」の後継店です。

近代的なビルの並ぶ三鷹駅前の地下に、ここだけ昭和がそのまま時間を止めているかのような空間が広がっています。
店内のレイアウトとか、調理器具の様子とか、本当に久住さんのエッセイに書いてあったそのまんまで、ちょっと笑みがこぼれてしまうほど。

中華そば みたか

とりあえず一日の仕事が終わったところなので、瓶ビールで自分にお疲れさま。
でもラーメン屋でガッツリ飲んじゃうのも粋じゃないと思い、小瓶にしてみました。

中華そば みたか

で、ラーメンをいただく前に久住さんなら軽くつまんでから本丸に行くんだろうなと思って、「竹の子」をツマミにいただいてみました。
ここが普通のラーメン屋だったら「メンマ」あるいは「シナチク」と呼ばれるところだろうけど、この店では「竹の子」。噛み応えのあるメンマに大量の白ネギ、それにラーメンの醤油だれが絡んで、これはいいツマミだ。焼豚(チャーシュー、ではなく、チャシュー)にも心惹かれたけど、これは竹の子で正解だったかも。

中華そば みたか

そしてメインはチャシューメン。ツマミを竹の子でガマンしたので、ラーメンにはガッツリチャシュー。
この店、普通のラーメンが 450 円、このチャシューメンでも 700 円。イマドキそこらのラーメン屋ならチャシューメンで 1,000 円取る店もザラにある中で、この値段は嬉しい。

中華そば みたか

スープは澄んだ色の昆布だし&野菜系。カウンター内の寸胴鍋で人参や玉葱、キャベツなんかがゴロゴロ煮込まれた、見るからに美味しそうなスープ。
味は自己主張が強すぎず、ややスッキリめのやさしい味。初めての味なのにどこか懐かしい、昭和を思い起こさせるスープです。
最近の私はガッツリ豚骨とか煮干しとかよりも、こういうシンプルな醤油スープのラーメンこそ食べたいと思います。

チャシューはしっかりと味がついているけど、あまり脂っこくなく飽きずに味わえます。これもおいしい。
エッセイには、ツマミのチャシューはラーメンのと違って脂が冷めているのが「レーズンバター的な感じでツマミにいい」という話があったけど、確かにこのチャシューならそういう楽しみ方もアリだな。

中華そば みたか

麺は角張った形の自家製・中太ストレート。こういう麺を出す店ってあまり多くない印象だけど、こういう食べ応えある麺、けっこう好き。そしてこのスープならこの麺しかないだろうと感じる相性の良さ。飽きの来ない、いくらでも食べていられそうな中華そば。
この麺、見た目の印象どおりボリュームがあるようで、食べ終わった後にはけっこうお腹いっぱいになってしまっていました。

ここは美味しかったなあ...久住さんが毎週のように通っていたのも分かる気がします。
決してインパクトのある味ではないけれど、ジワジワと良さの分かる、毎日でも食べたくなるラーメンだと思います。自分で撮った写真見てたらまた食べたくなってきた。

今度三鷹に来る機会があったら、ツマミチャシューと五目そば、いってみようかな。

久住昌之 / 孤独の中華そば「江ぐち」

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投稿者 B : 22:56 | Book | Gourmet | KODOGURU | Ramen | コメント (0) | トラックバック

2017/02/21 (Tue.)

シグマが新レンズ 4 本を発表

シグマ、フルサイズ14mm初のF1.8レンズ「SIGMA 14mm F1.8 DG HSM」 - デジカメ Watch
シグマ、Artライン初の望遠単焦点レンズ「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM」 - デジカメ Watch
シグマ、フルサイズ大口径標準ズーム「24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art」 - デジカメ Watch
シグマ、小型軽量な望遠ズーム「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」 - デジカメ Watch

SIGMA [Art] 24-70mm F2.8 DG OS HSM

CP+ 直前のお約束、シグマが 2017 年の新レンズ群を正式発表しました。ここ数年、カメラメーカーが一通り発表した後に満を持して発表、というパターンが定着してきましたね(まあ開幕まではあと二日あるのでこれから出してくるメーカーはあるかもしれませんが)。

今回登場するのは大口径単焦点 2 本、ズーム 2 本。いずれもフルサイズ対応。2012 年に「SIGMA GLOBAL VISION」を打ち出してから 5 年、新コンセプトに基づいたレンズラインアップも一通りの焦点距離が揃ってきた感があります。

■[Art] 135mm F1.8 DG HSM

まずは定番の 135mm F1.8。シグマとしては今までラインアップになかった焦点距離ですが、中望遠の定番スペックであり、35mm F1.4・50mm F1.4・85mm F1.4 と出してきたら次はいよいよ、と期待されたところではありました。が昨秋に 85/1.4 を発売したばかりなので、思ったより早かった印象。
ライバルとしてはキヤノンの 135mm F2L やニコンの 135mm F2D が挙がるところですが、いずれも 20 年前のレンズです。他社のフルサイズ向け AF 対応 135mm だと、一番新しいものでも 2006 年の αA マウント用 Sonnar 135/1.8 まで遡る必要があるというのを改めて調べて気づきました。定番の焦点距離ながら扱いが難しく、メーカー的にも優先順位低めなレンズということなんですかね...。まああの暴力的なまでのボケがよほど必要な場面でもない限り 70-200/2.8 で代用されがちなレンズでもありますが。しかし逆に言えば、現代の 5,000 万画素クラスに最適化された 135mm 単焦点は(AF では)これ以外に選択肢がないということでもあり、他の Art ライン同様の描写力を持っているのであれば貴重な存在となりそうです。

■[Art] 14mm F1.8 DG HSM

続いて 14mm F1.8。最近のシグマが得意な「広角系の各焦点距離で史上初の大口径レンズ」のバリエーションですが、14mm のレンズというと dp0 Quattro(これは APS-C なので換算 21mm 相当ですが)の歪みのないシャープな描写が思い起こされるところ。しかしここまでの広角で F1.8 というのは聞いたことがありません(史上初なんだからそりゃそうなんだけど)。前玉のサイズもすごいことになってしまっていますが、これで撮った写真がどんな絵になるのかぜひ見てみたいところ。私はたぶん買えません(ぉ

■[Art] 24-70mm F2.8 DG OS HSM

そしてこちらも主力どころの 24-70/2.8。70-200/2.8 と並び各メーカーが威信を賭けて開発するクラスのレンズだけに競争が激しいところですが、対キヤノンという点では EF24-70/2.8L II が手ブレ補正なしなのに対して、シグマのこれは手ブレ補正入りというのがアドバンテージでしょうか。画質面では近年のシグマは(少なくとも [Art] ラインに関しては)キヤノンの L レンズと比べても遜色ないレベルにあり、あとは重さと価格の勝負になりそうです。
sd Quattro H ユーザーならば常用レンズとしてとりあえず買っとけ、と言える一本ですかね。24-105/4 はスペックの割に重いし、それならテレ側を諦めても明るさに拘りたいところ。

■[Contemporary] 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

「超絶画質の代わりにデカくて重いのが代名詞」という流れだった最近のシグマレンズの中ではやや異色な軽量超望遠ズームが出てきました。同じく [Contemporary] ラインに属する 150-600mm の小型版的な位置づけでしょうか。150-600mm が旧 150-500mm の事実上の後継という感じだったので、この 100-400mm は旧 120-400mm の後継とみて良いでしょう。150-600mm は野鳥や飛行機撮りには威力を発揮するけど一般的なスポーツには(少なくとも APS-C ボディで使う限りは)オーバースペック感があったので、そういう向きにはこの 100-400 はいい選択肢と言えそうです。F5-6.3 とやや暗めなのが気になりますが、その辺は最近のボディなら高感度に強いから大丈夫でしょ、という判断でしょうか。少なくとも sd Quattro との相性はあまり良くなさそうです(ぉ


今回の 4 本のレンズ、いずれもシグマの気合いが感じられる面白いラインアップだと思います。まあ私は優先順位的には 85/1.4 が欲しいのでまずはそっちですが、業界としても久々となる 135/1.8 はちょっと覗いてみたいなあ。85/1.4 でさえめげそうな大きさ重さだったので、135mm だとどういうことになるのか恐ろしくもありますが(笑。

でも個人的な希望を言えば、今シグマに一番出してほしいレンズはフルサイズ E マウント向けの標準ズームレンズなんですよね。前々から言っているとおり純正 24-70/4 の画質はイマイチで、今は必要に応じてアダプタ経由で EF24-70/4L を使うことも少なくないですが、直接装着できる画質のいい標準ズームレンズが欲しい(でも G MASTER には手が出ない)。シグマはフルサイズ E マウント向けのレンズを準備中らしいという噂もあるので近いうちに何かしら出てくる可能性もありますが、純正 24-70 相当のスペックで高画質なのが出てきたら、他のレンズを後回しにしてでも買ってしまうと思います。
今回発表されたレンズはもちろん CP+ で触ってこようと思っていますが、それはそれとして今後の動向にも期待しています。

投稿者 B : 23:48 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2017/02/20 (Mon.)

神々の山嶺

先日亡くなった谷口ジロー先生の追悼の意味も込めて、代表作を一つ読んでみました。

夢枕獏、谷口ジロー / 神々の山嶺

神々の山嶺

名作と呼ばれるいくつもの作品の中から、表紙に凄みを感じた『神々の山嶺(いただき)』を選びました。そういえばこれ、去年映画化されたときにちょっと気になっていたのですが、結局そのままスルーしてしまったんですよね。映画評なんかを読む限りではキャストは良いけど...という感じらしいので、観なくて正解だったかもしれません。
本作は夢枕獏氏の同名の小説を漫画化した作品で、夢枕獏氏自身からの指名で谷口ジロー先生の作画になった、と後書きに書かれていました。フィクションではありますが、実在する登山家をモチーフにした非常にリアリティと重さのある作品です。

何故山に登るのかとの問いに「そこに山があるから」と答えたという登山家ジョージ・マロリー。エベレスト山頂付近で遭難し、人類史上初のエベレスト登頂を果たしたかどうかは今でも謎に包まれています。そのときに携えていたと言われるカメラをネパールの首都カトマンドゥで偶然手に入れた日本人写真家・深町誠がその真相を追ううちに、行方不明となっていた伝説の日本人登山家・羽生丈二と出会い、彼の登山人生に引き込まれていくというストーリー。

神々の山嶺

羽生はその人生を賭けてエベレストを、それも単に登頂するわけではなく「誰も成し遂げたことのないルートと方法で」登ろうとします。作品の大半はエベレストのみならず日本や世界の険山(それも冬季)の描写に割かれます。暖房の効いた室内で読んでいても、まるで自分が冬山にいるかのような寒さや厳しさを感じてしまうほど描き込まれたコマが延々と続き、読むのにさえエネルギーを消費する感覚があります。これと比べると『孤独のグルメ』はあえて背景を白抜きにしているコマも多く、緊張感の出し方が全く異なることがよく分かります。

神々の山嶺

命を賭けるレベルの登山なので、遭難や事故による怪我や死とは常に隣り合わせ。凄惨な事故を生々しく描いたシーンも多く、読むと体力を削られる感覚。それでも物語はこちらをグイグイ引き込んでくる強さがあり、私は電子版の全巻セットを購入し、結局最後までほぼ休まずに読み切ってしまいました。そして読了後にはどっと疲れているという。

神々の山嶺

エベレストをはじめとした冬山の描写には目を見張るものがあります。『孤独のグルメ』の描き込みも半端なかったですが、その比ではない緻密さ。冬山を経験したことのない私は原作小説を読んでも情景が想像できなかったかもしれませんが、この「画の力」はやはり偉大だと思います。自然の偉大さと恐ろしさが同時に伝わってくる描写で、あまりにもちっぽけな自分を感じて涙が出そうになったほど。

神々の山嶺

ちなみに作中では、登場人物が何かに関して熱弁を振るうシーンがいくつかあり、この構図と同じようなコマがたびたび登場するわけですが、これを見るたびに

孤独のグルメ

『孤独のグルメ』のゴローの仕事仲間・滝山を思い出して吹く(笑。谷口ジロー先生的には定番の構図なんだろうなあ。

それにしても凄みのある作品でした。画力にここまで震えたのは井上雄彦先生の『バガボンド』と安彦良和先生の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』以来かもしれません。
改めて、惜しい人を亡くしたものです。

『孤独のグルメ』とはまた違った谷口ジロー先生の世界。他にも何か読んでみようと思っています。

夢枕獏、谷口ジロー / 神々の山嶺

B016B10NQW

投稿者 B : 22:00 | Book | Comic | コメント (0) | トラックバック

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