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2017/04/09 (Sun.)

PC 版 DAZN で改めて F1 を観る

F1 観戦のためにお試しで加入中の DAZN。開幕戦は Android タブレットで視聴し、これではちょっと使い物にならないなあ、と感じたのですが、調べてみるとどうやら使う機器によって画質をコントロールしているらしい。おそらく Android アプリ版はタブレットよりもスマホを想定して作られているので、画面サイズ的にも 720p で十分、という前提で送出されている可能性が高い。ならば PC でブラウザ経由の視聴であればフルスペック出るに違いない、と思って PC で視聴してみました。

DAZN

DAZN

使用した PC は初代 VAIO Pro 11(SVP1121A1J)。今となっては少し心許ない性能ですが、旅行時に持ち出すことが多い PC なので、旅行中の F1 観戦を想定して使ってみました。

↑は画面キャプチャで、静止画でキャプチャすると MPEG のノイズがかなり目立って見えますが、動画として見ている分にはもうすこしシャキッとした画質に見えています(ABR なのでストリーミング開始から 1~2 分待たないと画質は安定しません)。タブレットで見ていたときよりも明らかに解像感があって、ああ DAZN 見るならモバイルアプリ版じゃダメなんだな、というのがよく分かります。これならタブレットで使うときもアプリではなくブラウザで、UserAgent を PC ブラウザに偽装して再生したほうがキレイなんじゃないですかね。

DAZN

国際映像に挿入されるテロップなんかはかなりシャッキリした表示。一枚の画面の中でも情報量の多いところは圧縮率を下げ、平坦な部分は大胆に圧縮しているのがよく分かる画面じゃないでしょうか。CS 放送に比べて低いビットレートにしては健闘している画質と感じます。
なお PC ディスプレイで見るよりも HDMI 経由でテレビ画面で見るほうが、テレビ側の画像処理エンジンを経由する分、輪郭の鮮明さや動きの滑らかさが多少向上するように見えます。

ただ動きのパラパラ感はテレビで表示させても根本的には解決しないようで...と思ったら、DAZN のフレームレートは 60p どころか 30p ですらなく、PAL の 25p だっていうじゃないですか。このへんの話は先日公開された Phile-web の記事に一通り書いてありました。

DAZNがJリーグ中継の制作現場を公開。25フレーム映像を英経由で配信、新番組もスタート - Phile-web

おおう、マジか...映像は全部イギリス経由での配信とか。まあ F1 はヨーロッパ開催が中心なので実質的には影響は少なそうですが、J リーグとか国内撮影の映像をイギリス経由で日本に配信しているっていうの、ネットワークリソースの無駄遣いとしか思えない(´д`)。F1 にしたってテレビで見る場合、日本 GP のフジテレビ撮影の映像は他 GP の国際映像よりも高画質なのに、それをわざわざ英国経由で流すというのはもったいない。
PAL といえばテレビ中継の場合もヨーロッパでのレースは PAL 収録のはずですが、テレビ放送ではフレームレートの低さが気にならないのって、放送時にプルダウン処理を入れて 60i に変換しているってことなんでしょうか。教えて放送系詳しい人。

そんなわけで、F1 ではクルマが横方向に大きく動くようなシーンではパラパラ感がけっこう気になるものの、PC ブラウザベースではそれ以外の画質は CS 放送よりも若干劣るものの、まあ許容範囲。稀にストリームバッファ不足で 0.5~1 秒程度途切れたりしますが、このへんはサービス側の改善によって解決される問題のように思います。

ただ残念だったのは音質というか音のミキシングで、スカパー!に比べるとサーキットノイズのレベルが低めになっているようで、実況は聴き取りやすいけど迫力に欠けるところがあります。F1 も NA エンジン時代に比べれば随分静かになったし、もうちょっとサーキットノイズを大きめに入れてくれていいんだけどなあ。
あと解説がオグタンではなく中野信治氏(元 F1 ドライバー)だったのが...知識的には十分だしスカパー!の川井チャンよりも落ち着いていていいんだけど、声がボソボソしていて聴き取りづらいし、抑揚が少なくて眠くなるんですよね(ぉ。あ、もしかしてサーキットノイズ小さめだったのってそれが原因なのか?(;´Д`)ヾ

総じて、スカパー!に比べると物足りない部分はあれど、モバイルアプリではなく PC ブラウザで視聴するなら CS の契約費と DAZN for docomo の月額料金を天秤にかけて選んでいいレベルではないかと思いました。ただ、F1 を観るために PC をテレビに繋いで...という手順はちょっと面倒だし、テレビ単体かセットトップボックスで使いたいですね。Android TV や Amazon Fire TV、Xbox One という選択肢もあるけど私はどれも持っていないし。出る出ると言われながらなかなか出てこない PS4 版アプリがリリースされてくれればベストなんですが...無料体験期間中(実質的に来週のバーレーン GP)に間に合ってくれれば試してみて最終判断するところだけど、さすがに無理かなあ。

投稿者 B : 23:07 | Audio & Visual | コメント (0) | トラックバック

F1 中国 GP 2017

F1中国GP決勝:ハミルトンが今季初優勝!入賞圏内のアロンソは無念のストップ

開幕戦でのヴェッテル優勝で俄然面白くなりそうな今年の F1。第 2 戦中国 GP はウェットコンディションとなり、これまた波乱のレースが期待されました。

予選で圧倒的な速さを見せたのはハミルトン。しかしフェラーリもヴェッテルが 1/1,000 秒差でボッタスを交わしフロントロウの一角をもぎ取ると、今回もメルボルンの再現への期待が高まります。しかし、スタート後は序盤こそハミルトンのペースが上がらなかったものの、中盤以降は完全にペースコントロールをしているようなレース運びで完勝。やはり今季もメルセデスが強いことは変わりません。
しかし 2 位争いは面白かったですね。フェラーリが序盤にアンダーカットを狙った早めのピットインこそ不発に終わりましたが、いつもは決まり切ったピット戦略しか採れないフェラーリが攻撃的に動いたことは評価したい。そしていったんはポジションを落としたヴェッテルが猛攻を見せ、リカルドとホイールが接触するほどのデッドヒートの末に競り勝ち、フェルスタッペンにはブレーキング勝負で勝ち、実力で 2 位をつかみ取りました。レッドブル時代も含め「逃げて勝つ」印象の強いヴェッテルがここまで攻めたのは久しぶり、去年までは攻めが裏目に出ることが多かったことを考えると、今のフェラーリ×ヴェッテルは本当に勢いに乗れているということでしょう。

最終的な順位はハミルトン-ヴェッテル-フェルスタッペン-リカルド-ライコネン-ボッタスのオーダー。トップ 3 チームがきれいにポイントを分け合った形になっていて、やはり今季はこの 3 チームを軸にチャンピオンシップが進むことが示されました。ライコネンとボッタスが決勝でのレース運びにやや苦しみがちに見えますが、この二人も優勝争いに絡んでくるようになるともっと面白いんだけどなあ。

マクラーレン・ホンダは直線スピードが物を言うこの上海で、非力なパワーユニットをして序盤 7 位をキープし続けたアロンソの走りは流石としか言いようがありません。ウェットだったが故にマシン性能の差が埋められた部分はあったでしょうが、今のマクラーレン・ホンダは完全にアロンソが引っ張っていると言っても過言ではないでしょう。しかし結果はダブルリタイア。アロンソはドライブシャフト破損、バンドーンは燃料系のトラブルとのことですが、PU のパワー不足の問題はともかく、今回のトラブルの原因はシャシー側にあります。オーストラリアでもアロンソがサスペンショントラブルでリタイアしているし、昨年の最終戦でバトンがリタイアしたのもサスペンション破損。とかくホンダの信頼性不足ばかりが槍玉に挙げられますが、ここんとこレースで壊れてるのってシャシーばかりじゃないですか。今マクラーレンがすべきことは広報対応でホンダを悪者にすることじゃなくて、シャシーと PU 両方の完成度が低いことを認めた上で、一体となって改善の努力をすることじゃないですかね...。このままでは、いくらなんでもドライバーとホンダ技術陣が不憫すぎます。

次はすぐ来週末のバーレーン GP。どのチームもマシンのベースはそのままにセットアップ変更で臨むと思われるだけに、中国と大きく勢力図は変わらないと思われます。優勝争いは三強の誰が勝ってもおかしくないし、マクラーレン・ホンダは次もポイント獲得が現実的な目標となるでしょう。早くポイントを獲得して、コンストラクターズ最下位を脱出してほしいところです(´д`)。

投稿者 B : 22:19 | F1 | Season 2017 | コメント (0) | トラックバック

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