b's mono-log

« April 11, 2017 | メイン | April 13, 2017 »

2017/04/12 (Wed.)

Spark McLaren MP4-31 Honda J. Button "Last Run"

F1 のモデルカー蒐集をやめてしまって随分経ちますが、こればっかりは買わないわけにはいかないと思い、手に入れました。

Spark / 1/43 McLaren MP4-31 Honda J. Button 2016 Abu Dhabi GP "Last Run"

Spark McLaren MP4-31 Honda J. Button

昨シーズンをもって事実上の引退をしたマクラーレン・ホンダのジェンソン・バトン「ラストラン」仕様のモデルカーです。B・A・R ホンダ在籍時代からなんだかんだで最も長い期間応援してきたドライバーの一人だけに、これは手に入れておきたいと思いました。この前に買ったのが佐藤琢磨テスト仕様のトロロッソ STR3 だから、奇しくも B・A・R ホンダのドライバーコンビが最後に駆ったマシンが揃ったことになります。そういえば琢磨仕様の STR3 はミニチャンプスでしたが、この MP4-31 はスパーク製。久しくモデルカーから離れている間に、ライセンスの関係も随分変わったようです。

Spark McLaren MP4-31 Honda J. Button

このモデルは F1 速報の別注品で、400 台の限定生産。抽選販売ということでダメモトで応募したわけですが、運良く入手することができました。調べてみたところ外れている人も多い模様で、けっこうな倍率だったようです。
パッケージは F1 速報の三橋カメラマンによる写真があしらわれていて、通常品よりも豪華な仕様になっています。

Spark McLaren MP4-31 Honda J. Button

2015~2016 年のマクラーレンは、ほぼ黒に近いガンメタとアクセントカラーの赤、というかなり地味なカラーリング。ロン・デニス体制によるマーケティング失敗でスポンサーロゴもほとんどついておらず、まるで撤退寸前のチームのような寂しい状況です。やっぱり F1 マシンはスポンサーロゴが所狭しと並んでいたほうが F1 らしいし、仮にロゴが少なくても去年までのトロロッソや 2006~2007 年のスーパーアグリのように華のあるカラーリングなら良かったんですが。

Spark McLaren MP4-31 Honda J. Button

通常はユニオンジャックカラーのヘルメットを被っているバトンですが、昨年の最終戦ではチャンピオンを獲得した 2009 年ブラウン GP 時代の蛍光イエローのヘルメットでした。このイエローのヘルメットを被っているのが特別モデルである証。頭側部に描かれた三年前に他界した父ジョン・バトンさんへのメッセージまできっちり再現されています。肉眼ではほとんど分からないレベルながら、マクロレンズで撮ると口元の ESSO や Mobil 1 のロゴまでちゃんとついているのがすごい。

Spark McLaren MP4-31 Honda J. Button

このアングルから見ると、MP4-31 のリヤエンドが強烈に絞り込まれた、過激なエアロマシンを目指していたことがよく分かります。ホンダも納得ずくのこととはいえ、これだけエンジンルームが小さければ出力に制限が出るのもやむを得ないと思えます。コレに比べたらメルセデス W07 のほうが幾分コンサバなスタイルに見えます。

Spark McLaren MP4-31 Honda J. Button

MP4-31 は性能的にはパワーユニットもシャシーも特に目立ったところがなく、これといった成績は残せなかったマシンですが、それ故にバトンとアロンソという大ベテラン二人の奮闘が印象に残ったクルマでした。レギュレーション改定によって今年のクルマはシルエットを大きく変え、早くもそれに見慣れ始めているだけに、モデルカーを見ると改めて去年まではこういう形だったんだなあ、と思い出します。

Spark McLaren MP4-31 Honda J. Button

バトンのパーソナルナンバーは「22」。2014 年から F1 に導入されたパーソナルナンバー制では、F1 や下位カテゴリ等でチャンピオンを獲得した際につけていた番号を選ぶドライバーが多かったですが、バトンは 2009 年の初戴冠時につけていた番号を選びました。当時新規参入チーム扱い(つまり一番最後の番号)だったブラウン GP でのカーナンバーですが、2005 年の SAF1 参戦時に佐藤琢磨がつけていたナンバーでもあるだけに、個人的には思い入れが深い。

Spark McLaren MP4-31 Honda J. Button

今季のレギュレーション変更でリヤウィングは広く低く、ディフューザーは大きく、タイヤもより幅広になりました。今改めて去年のマシンを見ると、特にリヤビューは迫力不足で下位カテゴリのマシンにさえ見えてしまいます。

Spark McLaren MP4-31 Honda J. Button

このヘルメットカラーを見ていると、2009 年のブラウン GP のモデルカーも欲しくなってきてしまいますね。アレもアレでスポンサーロゴがほとんどなく、モデルカーとしてはかなり寂しい見た目なんですよね。あれでもチャンピオンマシンなんですけどね...。

Spark McLaren MP4-31 Honda J. Button

個人的には引退する前にもっと競争力のあるマシンで上位を争ってほしかったけど、今年のマクラーレン・ホンダの体たらくを見るに、あと二年現役を続けていたとしてもそれは望めなかったかもしれないなあ。同じことはアロンソにも言えるわけで、少なくとも今シーズン中には一度でもいいから表彰台を狙えるポジションにつけてほしいところ。ただマクラーレン首脳陣がマシンの問題のほとんどをホンダのせいにしているうちは、それは叶わぬ願いなのかもしれません。
しかし、アロンソがモナコ GP を欠場してインディ 500 に出るということで、もしかすると今年の MCL32 を駆るバトンの姿が見られる可能性もあります。そうなったとしたら、来年の今ごろに改めて「真のラストランモデル」として MCL32 のモデルカーも買うしかないかなあ(笑。

投稿者 B : 22:31 | Hobby | Model Cars | コメント (0) | トラックバック

マクラーレン・ホンダとアロンソがインディ 500 参戦へ

アロンソがモナコGPを欠場しインディ500電撃参戦! マクラーレン、ホンダ、アンドレッティがトリオ

驚きのニュース。マクラーレン・ホンダがアンドレッティ・オートスポーツとのコラボレーションにより 6 月のインディ 500 に参戦し、そのステアリングはアロンソが握ることが発表されました。マクラーレンはロン・デニス体制から今年はザック・ブラウン体制に変わり、マーケティング的には今までにない手法を採ってくるだろうとは思っていましたが、これは驚いた。
マクラーレンとはいってもチームの母体は名門アンドレッティであり、かつて佐藤琢磨が KV レーシングに所属しながらロータスカラーのマシンで走っていたのと同様の位置づけになると思われます。とはいえマクラーレン・チームとしては 1970 年代にインディ 500 に参戦していた時代があり、約 40 年ぶりに「マクラーレン」の名前がインディ 500 に復活することになります。また、広義のアンドレッティ・チームとしては佐藤琢磨がアロンソと同じチームで走る、というのもなかなかアツい話。

これはこれで面白いニュースではあるのですが...代わりに悲しいのが、アロンソはスケジュール的にバッティングする F1 モナコ GP のほうを欠場するということです。モナコは F1 全戦の中でも特にマシン性能の差が出にくい(ドライバーの実力が出やすい)サーキットだけに、アロンソの力でポイント獲得が期待できたはず。それを捨ててまでインディ 500 に出場するというのは、今年のマクラーレン F1 におけるアロンソのモチベーションがそれだけ低いということに他なりません。こうでもして引き留めないとシーズン中のチーム離脱もあり得る、ということだったんでしょうかね...。

モナコでアロンソの代役を務めるドライバーはまだ決定していないとのことですが、順当に行くとすれば一応リザーブドライバーに名前が載っているジェンソン・バトンかテスト兼開発ドライバーの松下信治か。浪人中のドライバーでイマイチめぼしい名前がないことを考えると、この二人のどちらかなんですかね。個人的にはモナコでバトンの熟練の走りをもう一度見たい気もするけど、ホンダ的には松下信治に経験を積ませたいだろうしなあ。
ともあれ「楽しみ」以上に「がっかり」という印象のほうが強いニュースでした。マクラーレン・ホンダにはせめてアロンソが「やっぱりモナコ出ておけば良かった」と後悔させられるだけのマシンアップデートを用意してほしいところです。

投稿者 B : 21:00 | F1 | Season 2017 | コメント (2) | トラックバック

« April 11, 2017 | メイン | April 13, 2017 »