スポンサーリンク

台湾台北市永楽市場の鶏肉飯

「胃袋問屋の在庫、ゼロ。倉庫、カラ。まずは何か食おう」

迪化街

というわけで羅東に続いて台北の聖地にやってきました。前回の訪台ではすぐ近くまで来ていながら甘味パートしか巡ることができなかったので、ここへの聖地巡礼は悲願でした。今回は台北の中心街からタクシーで来ましたが、地下鉄だと北門駅から徒歩でのアクセスになります。

迪化街

ともあれ、お店に入る前にちょっと周辺の散策を。ここ永楽市場は昔からの繊維市場とのことで、輸入雑貨商のゴローちゃんが仕事で訪れるという設定にも納得感があります。さらに隣接する迪化街は台湾最大の乾物市場で、活気があり歩いているだけでも楽しい。

迪化街

さまざまな乾物や香辛料が歩道にせり出すほどに並べられていて、商店街全体に不思議な香りが立ちこめています。
料理の香りとは違うとはいえ、この香辛料の香りはなかなか胃への刺激が強い。なんというか… 腹 が 、 減 っ た 。


永樂担仔麺

店を、探そう。

というわけで Google マップを片手に目的地を探すわけですが、ここと思われる場所にテレビで見覚えのある建物がなかなか見当たらない。
…が、注意深く見てみると、張り出されたビニール製の日除けによって看板が隠れていただけでした(笑。

永樂担仔麺

永樂担仔麺

あったあった、ここだ。永樂担仔麺。
この店、勢いがある。

お昼どきなだけあって、かなり活気あるなあ。

永樂担仔麺

店先ではせっせと仕込みが行われていて、これを見ているのも楽しい。
この雰囲気、どっかで感じたことがあるなあ…と思っていたら、赤羽のまるます家によく似ているんですよね。案外、番組スタッフがこの店を選んだきっかけも、それだったりして。

永樂担仔麺

ん、大陸妹?何ですかそれは。

という劇中のモノローグも、やらせではなく本当にこうやって無造作に段ボールが置かれていたことが分かる一コマ。

永樂担仔麺

店外の席がいっぱいだったので、店内に入って座らせてもらいました。

メニューは日本人フレンドリーな感じになっていて、ドラマ放送後に多くの日本人が訪れたことが窺えます。
そして日本のお店ならば「五郎さんセット」と書かれるところが「五郎特餐」!漢語で書かれると特別感がすごい(笑

永樂担仔麺

そんなわけで、五郎特餐。鶏肉飯(チーローファン)とおかずセットの組み合わせです。

おお…これが台湾式屋台スタイルか。
無造作な感じでありながら、強力に食欲を刺激してくる見た目。

永樂担仔麺

まずはおかずセットの、肉・油揚げ・煮玉子。

ほう!これはタレがいい。
メシが進んじゃうでしょ、こういう味で来られたら。

こういうのを気取らずにワシワシいけるのが、屋台メシの楽しいところ。
いいぞいいぞ。

永樂担仔麺

そして白菜。
白菜って、同じものでも和風だしと中華だしで全然味わいが違う。
ここの白菜は中華の味をしっかり受け止めていて、これだけで白米がイケそうだ。

青菜もグー。これが「大陸妹」かな?レタスの一種ってことらしいけど。
昨日の葱もうまかったし、台湾って野菜がうまいのか。
いい国じゃないか。

永樂担仔麺

でもって、鶏肉飯。
魯肉飯は食べたことあったけど、鶏肉飯はこれが初めて。

これもまたタレがいい。いいよ、この味。
タレの味でご飯を食べさせながらも、魯肉飯よりも軽い感じなんだな。
台湾のぶっかけご飯、ナイス。おかわりしたくなってきちゃったぞ…。

永樂担仔麺

おいしかったです。ハオツー。
このセットで 85 元(日本円にして 300 円ほど)って、ちょっとすごい。
安いし、うまいし、いい飯だった。

本当はもうちょっと食べたい気分もあったけど、聖地巡礼はもう一箇所残っているので、ここらで切り上げ。
また来る機会があったら、今度は麺、いってみようかなあ。

『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~10&原作
ドラマ&漫画『孤独のグルメ』の聖地を実際に巡礼してきた本人によるまとめです。(※2017 年大晦日スペシャルの広島編、2019 年大晦日スペシャルの釜山編、および原作の病院、パリのみ未巡礼)。 ドラマ『孤独のグルメ』 ...

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました