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食堂 とだか その 2

「こんな時間にもう二軒目、飲兵衛さんたちはいい気なもんだ」

食堂 とだか

新潟から某ウマの人が出張で東京に来ているということで、急遽どこかに飲みに行くことになりました。突然だったため何の準備もしていなかったのですが、品川近辺かつ遅めの時間帯とのことで、それなら運が良ければ「とだか」の席が空いてるかもしれない、と突撃してみました。

ラストオーダーまで 30 分という時間制限つきでしたが、ちょうど二席空いていたので入れてもらいました。

食堂 とだか

食堂 とだか

そんなに何度も来ているわけじゃないけど、妙に落ち着く店内。カウンター越しの距離が近いのも、気取らなくていい。
時間が時間だから終わっちゃってるメニューもいくつかあるようですが、まあ軽く飲むだけのつもりだから大丈夫です。

食堂 とだか

乾杯はとだかトニックととだかハイボール。実は私のほうはこの日二軒目なので(笑)、あまりガンガン飲まずにちびちび飲ります。
ここのトニックやハイボールは酸味が強めなのが爽やかでいいんですよね。


食堂 とだか

選べるお通しは茄子の煮びたしを選択。
出汁のよくしみた優しい味に、たっぷりかかった鰹節の風味がおいしい。こういう味、ホッとします。

食堂 とだか

マスターは相変わらずお忙しそう。注文は例によって伝票に自分で書きます(笑
しかし残念なことに揚げトウモロコシはこの日は既に終了。あれホントにうまかったんだけどなあ。まあ他のつまみも十分にうまいからいいけど。

食堂 とだか

毎度ここから始めないととだかに来た気がしない、ウニ・オン・ザ・煮玉子!
ウニと半熟玉子とタレが渾然一体となって言語中枢を破壊するヤバいやつ。
本当、この瞬間に痛風が発症しても後悔しないとさえ思えるうまさのワンダーランド。

食堂 とだか

続いて牛もつ煮。お通しとしてではなくレギュラーメニューとしての牛もつ煮は、牛ご飯のライスの代わりにモツが入っているような、贅沢な一皿でした。これちょっと反則でしょ(;´Д`)ヾ。
牛ご飯のと同じ一枚肉をペラリとめくると、その下にはトロトロのモツが。これ汁の一滴まで残さず飲めるやつや…。

食堂 とだか

そして初めて食べて以来大ファンになった「子持ち昆布フライ」。昆布なのに子持ち?と思ったら、これ昆布の卵じゃなくて(当たり前)ニシンが昆布に卵、つまり数の子を産み付けたものなんですね。昆布のうまみに数の子のプチプチ、それをタルタルと鰹節が包み込んでうまさのビッグウェーブを織りなしています。タルタリスト的にも大満足の一品。

食堂 とだか

こうなるととだビアーノをグイグイ飲みたくもなるというものです。

食堂 とだか

今回お初の「とり皮餃子」。手羽餃子なら食べたことあるけど、とり皮餃子って何だ?と思ったら、想像を超えるものが出てきました。

食堂 とだか

本当に餃子の皮の代わりに鶏の皮で包まれてる!しかも具がみっちり。
これ、うまいなぁ~。見た目以上にボリュームのある一品だった。

食堂 とだか

そして当然牛ご飯で締めるわけです。
トロトロの柔らか牛肉と、さっきのウニとはまた違う働きをする煮玉子。そこに白飯。こんなに幸せな〆のご飯がこれまであっただろうか、いやない(反語)。

本当に何度来てもおいしい、貴重なお店。
ドラマの影響もあって、最近はトレタの次月予約受付が始まる毎月 1 日に翌月分の予約がほぼ埋まってしまう大人気店になった模様。トレタ入れたのに取れない!というのも皮肉にもなりませんが(;´Д`)ヾ、何とかがんばって予約を取るか、またこうやって遅い時間の空きを狙って来ようと思います。

ごちそうさまでした。

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