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abrAsus「ウルトラな男」のための小さい財布

ひらく PC バッグ nano」と同日、スーパークラシックの abrAsus ブランドから、もう一つ新たなコラボレーションが発表されました。

『薄い財布』『小さい財布』『薄いメモ帳』を発売! | A MAN of ULTRA- 公式オンラインショップ

日本人なら誰もが知っているであろう特撮ヒーロー、ウルトラマン。そのウルトラマンが二年ほど前から展開している「A MAN of ULTRA」というブランドがあります。私は今回初めて知ったのですが、ウルトラマンに限らず 1960~70 年代の人気キャラクターをアパレルやグッズ化し、40~50 代男性の財布を狙うというのは最近よくある話。でも「A MAN of ULTRA」が面白いのは、ウルトラマンに登場するキャラクターをあくまでモチーフとして取り込むことでいかにもなキャラクター商品ではないデザインに仕立てていることと、「ウルトラマンに憧れて育ち、現在は心の中にヒーローを抱いて社会で活躍する『ウルトラな男』のためのブランド」というコンセプト。コラボ相手についても、ハイブランドでもファストファッションでもなく、それぞれにこだわりを持った知る人ぞ知るブランドとのコラボが中心。このコンセプトには、個人的にはすごく共感できる部分があります。

A MAN of ULTRA

発表会にはスペシャルゲストとして本物のウルトラマンも登場しました。
私は幼少期にウルトラマンシリーズが放送されていなかった空白期間の世代で、小学館の「小学●年生」等によく特集が掲載されていたのを読んでいた以外にはウルトラマンに触れた記憶があまりありません。だから最初にこの話を聞いたときには「自分にはあまり関係なさそうだな」と思っていたのですが、本物のウルトラマン(当然だけどちょっとした仕草まで本当に本物!)を見た瞬間、子ども時代にウルトラマンごっこをしたり、幼少期にスペシウム光線のポーズで撮られた写真がいくつもあったことがフラッシュバックのように思い出されました。リアルタイムで放送を観ていたわけではないのにここまで記憶の底に刷り込まれているというのは、本当に当時の子どもにとって強烈なヒーロー像だったんだなあ…と改めて感じました。

【関係性の明示】
本エントリーの執筆にあたり、製品の開発元である スーパークラシック より製品の提供、および忘年会兼新製品発表会における飲食の提供を受けています。ただしそれ以外の報酬はなく、記事内容への関与も一切ありません。事実誤認があった場合は、修正部分を明示した形で訂正を行います(誤字脱字の修正を除く)。

A MAN of ULTRA

abrAsus が「A MAN of ULTRA」とのコラボで発売するのは、同社の代表製品である「薄い財布」「小さい財布」「薄いメモ帳」の三種。それぞれに「科学特捜隊 流星マークモデル」と「ダダモデル」があり、科特隊モデルはシックな中にも自己主張があるカラー、ダダモデルは「ダダ」の特徴的な白黒パターンをプリントしたインパクトのあるデザインになっています。
今回はこのうち「薄い財布」「小さい財布」いずれか一つをレビュー用に提供いただけることになっていましたが、こういう場だけあってダダモデルがかなりの人気。


A MAN of ULTRA

私がレビュー用として選択したのは「小さい財布」の科特隊モデル。普段使いにすることを考えるとこれくらい落ち着いたカラーリングの方が飽きが来なさそうに思えたので。

「薄い財布」のほうは以前一度試してみたことがあるんですが、びっくりするくらい薄いのはすごいんだけど、ストイックな使い方を求められるのが自分にはちょっと合っていませんでした。小銭が少ししか入らないので、いくら電子マネー決済が増え、現金決済でも小銭が少なくなるように計算して支払ったとしても、どうしても財布が小銭だらけになってしまう瞬間というのは避けられません。
その点「小さい財布」は薄い財布に負けず劣らずコンパクトだけどより実用性が高い作りになっていて、これなら常用する財布にできるかも、と思って選択しました。

A MAN of ULTRA

外から見える部分にはウルトラマンを感じさせる要素は一切なく、単なるブラック×レッドのツートンカラーの財布にしか見えません。コラボモデルであってもこれくらい奥ゆかしいデザインのほうが、大人としては使いやすい。

A MAN of ULTRA

私が普段使っている財布(昔から二つ折りと決めている)と比較すると、投影面積は半分以下。財布でありながら名刺入れよりもコンパクトなことに驚きます。これならジャケットの内ポケット、あるいはシャツの胸ポケットにも入れておけます。

A MAN of ULTRA

横から見るとコバの部分が鮮やかな赤で塗装されているのがカッコイイ。ウルトラマンと関係なくても秀逸なデザインだと思います。

A MAN of ULTRA

カード類は 4 枚程度収納可能。どんな店でもポイントカードを発行しがちな現代では、この容量では全然足りないと思いますが、改めて自分の財布の中を見てみると、たまにしか行かない飲食店のスタンプカードや月に一度しか行かない病院の診察券などの使用頻度がごく低いカードが大半を占めていることが分かります。ここはひとつ、銀行のキャッシュカード・メインのクレジットカード・保険証ともう一枚だけ使用頻度の高いカードだけ入れてしばらく生活してみることにします。

A MAN of ULTRA

「小さい財布」は三つ折りの構造になっていて、開くと紙幣の 1/3 が露出するという大胆なデザイン。しかしこの部分の革を省略することで、三つ折りであっても折りたたんだときに分厚くなりません。これはよく考えられています。

A MAN of ULTRA

小銭入れはここ。大量に入るとは言いませんが、日常生活で使うコインの枚数的にはこれくらいあればまあ何とかなる容量。ただコインケース部分の蓋がないので(財布自体を折りたたむとコインが出てこないようになっている)、財布を開いた表紙に小銭がバラバラ落下する事故は起こりそう。その点には気をつけて使う必要があります。

A MAN of ULTRA

最近財布に入れておきたいツールといえば忘れ物防止タグの TrackR ですが、長年の「小さい財布」ユーザーであるサイカ先生のやり方を真似て取り付けてみました。小ささのあまりなくしても気づかない可能性があるだけに、忘れ物防止タグとの併用は必須と言って良いでしょう。

A MAN of ULTRA

「A MAN of ULTRA」のロゴは財布を全開にして初めて見えるという奥ゆかしさ。ウルトラマンのキャラクターがそのままプリントされているわけでもなければ、科特隊モデルといっても直接それを感じることもない、カラーモチーフだけを持ってきた渋めのデザイン。あくまで自分だけが「ウルトラな男」を感じながら毎日使える財布、いいじゃないですか。
メインの財布の中身を移し替えて、しばらく使ってみようと思います。

コメント

  1. てりすて より:

    こんにちは!
    エイブラサスにウルトラマンブランドがあったのですね。
    いわゆる「マネークリップ」を探していたことがあり、その時にエイブラサスも検討しました。
    結局はストラスにしましたが、この記事を拝見してエイブラサしようかと本気で悩んでます。

  2. B より:

    円谷が数年前からウルトラマンのアパレルブランドを展開していて、そこに今回 abrAsus がコラボしたという経緯のようです。私も小さい財布は今回初めて使いましたが、カード類をある程度割り切れば十分常用できますね。本格的に移行しようかと考え始めています。

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