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トリプルコンフォート vs COMPLY:イヤーピース比較

Bluetooth 化した XBA-N3 ですが、先日首からぶら下げている間に片方のイヤーピースを紛失してしまいました。ドライバユニットを紛失したのでなくてまあ良かったわけですが、使わずにぶら下げているときにケーブルが長すぎてプラプラしてしまうのはちょっと気になっていました。その点、イヤホン一体型である WI-1000Xicon はネックバンドの途中からケーブルが分岐するデザインになっていて、後発品だけにそのあたりはよく考えられているなあ…と感心します。

さておき補充のトリプルコンフォートイヤーピースを量販店で買ってきたわけですが、どうせならこの際に COMPLY と聴き比べてみようと思い立ち、COMPLY も一緒に買ってみました。

ソニー / トリプルコンフォートイヤーピース M サイズ EP-TC50Micon
COMPLY / Ts-200 M サイズ (ブラック)

COMPLY Ts-200

COMPLY は AKG N30 で使っている Tsx-500 がイイ感じだったので、XBA-N3 にももしかしたら純正よりイイんじゃない?というのは気になっていました。
ソニー製イヤホンに適合するのは 200 番台。XBA-N3 にはイヤホン側に耳垢ガードを兼ねたフィルタがついているので、イヤーピース側には耳垢ガードがない Ts-200 を選択。とりあえずのお試し用だから 2 個セットで安く上げました。

COMPLY Ts-200

COMPLY は形状別にいろんなバージョンがありますが、一般的なカナル型イヤホンの標準イヤーピースに形状の近い「アジアンフィット(Ts)」系が違和感なく使えるんじゃないかと。
低反発ウレタン製で、耳栓のようにイヤーピースを指先で潰してから耳に挿入し、ジワジワ復元して耳穴にフィットしたら装着完了です。


COMPLY Ts-200

XBA-N3 に装着してトリプルコンフォートイヤーピースと聴き比べてみました。

AKG N30 では標準のイヤーピースとは明らかに音が変わり、標準イヤーピースでは抜けてしまっていた中高域がしっかり鼓膜に届くようになって大満足でしたが、トリコン(トリプルコンフォートイヤーピース)も密閉型のイヤーピースなだけあって、COMPLY とは似た傾向。トリコンのほうが高域がダイレクトに耳に入ってくるのに対して、COMPLY では高音が抑えめになります。BA ドライバらしい高音の解像感を楽しみたければトリコン、全体的な音のまとまり重視なら COMPLY、という感じでしょうか。ここは完全に好みの領域だと思いますが、個人的には XBA-N3 の高域はちょっと押し出しが強いと感じているので COMPLY のほうがやや好みかなあ。器楽系の楽曲メインならトリコンのほうが良いかもしれません。
低音と遮音性に関しては COMPLY のほうが良いかと思いきや、トリコンもかなり健闘していてそれほど差は大きくないと感じます。また COMPLY は装着時に若干圧迫感があるのと、数ヶ月の使用で劣化して密閉性が落ちてくるため定期的な交換が必須なのに対して、トリコンは COMPLY ほどは圧迫感がなく耐久性もあるので、扱いやすさという点ではトリコンに軍配が上がります。

どちらも一長一短で一概にどちらが良いとは断言できませんが、XBA-N3 の音のバランスを整えてくれる COMPLY はけっこう気に入ったので、当面 COMPLY で常用しようと思います。でもこれが劣化したらトリコンに戻してしまうかもしれません(笑。

ソニー / トリプルコンフォートイヤーピース M サイズ EP-TC50M

B01M1D31EC

COMPLY / Ts-200 M サイズ

B01GDJNCBA

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