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2018/04/11 (Wed.)

DAZN で改めて F1 バーレーン GP を観る

今シーズンの F1 およびレッドブルエアレース観戦のため DAZN を契約したわけですが、F1 開幕戦の決勝レースは結局青山でのライブビューイングに参加してしまったため、今季予選~決勝を通しで DAZN で観たのは先日のバーレーン GP が初めてでした。もちろんこのために購入した Fire TV を利用して、テレビで観戦。

DAZN

DAZN

DAZN の仕組み自体は一年前から大きく変わっていないので、画質周りの印象は昨年試用したときの感想と大きくは変わらず。スカパー!での放送と比べるとビットレートが低いのか解像感は少し劣るし、フレームレートも 25fps なので若干のパラパラ感はあります。でもまあ許容範囲かな...。スカパー!よりも安い料金で F1 全セッションに加え F2 やレッドブルエアレースまで観戦できることを考えれば不満はありません。
敢えてイマイチな点を挙げるとすれば、スカパー!とは実況・解説とサーキットノイズの音量バランスが異なり、F1 マシンのエンジン音が小さく聞こえること。解説は聞きやすくていいんですが、ただでさえハイブリッド化で迫力がなくなっているエンジン音がさらに小さくなってしまって寂しい。

DAZN

あとこれは DAZN とは関係ない話ですが、今季から F1 公式の国際映像に表示される情報の種類と量、それにデザインがガラッと変わって見やすく、かつ分析に必要な情報がタイムリーに出てくるようになりました。昨年から F1 の商業面を仕切っているリバティ・メディアの方針でしょうが、これはありがたい。

また、今季の DAZN の F1 中継ではオンボード映像やタイムフィードなどの関連情報を表示する「F1 ZONE」という機能が提供開始されたとのことでしたが、Fire TV リモコンのオプションボタンを押してみても何も表示されない。よく確認してみたところ、

DAZN

DAZN 内でバーレーン GP 決勝の番組が二つあって、その片方が F1 ZONE になってるじゃないですか!そういうことか(;´Д`)。完全にテレビのデータ放送みたいな感覚で出したり消したりできるものだと思ってた。

DAZN

F1 ZONE の映像はメインの国際映像のほかオンボード映像(任意にドライバーを選択できるわけではない)、タイムフィード、それと右下にドライバーのプロフィールやコース解説が表示される程度。タイムフィードはありがたいけどそれ以外の情報についてはちょっと浅いかなあ...。メイン画面が小さくなってしまうこともあるし、これなら通常の中継を観たほうが楽しいです。

...が、DAZN は複数端末から同時ログイン・同時視聴が可能なので、例えばテレビ画面で通常中継を観ながら手元のタブレットや PC で F1 ZONE を観る、というハイブリッドな使い方ができます。タイムフィードは観戦上かなり有用な情報なので、観戦自体はテレビでしながらタイムフィードを常時確認するためだけに手元に PC(またはタブレット)で F1 ZONE を流しておくというのは賢い使い方だと思います。スマホ/タブレット向けの Official F1 App を使えばもっとリッチなライブタイミングやチームラジオなどの情報もチェックできますが、課金までするかは微妙...と思ってここ 2 シーズンほどは使っていなかったので、今季は公式アプリ代わりに F1 ZONE でタイムフィードをチェックしようと思います。

DAZN

ちなみに昨今はメジャーリーグの大谷翔平やテニスの大坂なおみが大活躍していますが、DAZN はちょうどいい具合にそれらのカテゴリも網羅してくれているので、普段モータースポーツ以外のスポーツ中継をあまり観ない私も、そういう注目のゲームを配信してくれていると観てしまうわけです。普段チェックしていない(=録画していない)競技の試合も後からフォローできるのは改めて VOD のいいところだということを、大谷を観ながら実感(笑。

そういえばこのエントリーを書いていたところで、インプレス Car Watch に DAZN での F1 観戦についての素晴らしい取材&レビュー記事が掲載されていたので、ぜひご一読を。

2018年のF1シーズン開幕! 好評の新機能「F1 ZONE」を公開したDAZN(ダゾーン)に行ったぞーん - Car Watch

個人的には 1989 年頃からずっと川井チャンが解説する F1 に慣れ親しんできたせいか、あの甲高い声がない F1 中継にはちょっと違和感もあります(笑。
上記記事によるとオーストラリア GP では実況:サッシャ氏、解説:オグタン(小倉茂徳氏)だったようですが、バーレーンでは実況:中島秀之氏(昨年くらいまでスーパー GT やスーパーフォーミュラのテレビ解説を担当。F1 日本グランプリでは鈴鹿サーキット現地での Pit-FM 実況でもおなじみ)、解説:中野信治氏(元 F1 ドライバー)というコンビで、これまた安定感がありました。なんというか、スカパー!の解説はみんなベテランすぎて話が内輪感あるのに対して、DAZN の解説は分かりやすさ重視という印象。初心者向けにも分かりやすそうなのはもちろんですが、長年観ているファンとしてもレースの状況が的確に把握できてありがたい。DAZN の実況解説、これはこれでアリだと思うし、これに慣れたらスカパー!は聞きづらく感じそうな気がします(笑。

地上波放送があったころのフジテレビの F1 中継は、スカパー!が初心者お断りの玄人向け放送、逆に地上波は謎のイケメン推しで女性ファンを獲得しようとするなど(ロズベルグに「音速ディカプリオ」とか渾名をつけてた...)バブル期の放送から何も変わっておらず、ちゃんとファンを獲得して育てようという姿勢が感じられないのがどうかと思っていました。その結果地上波も BS 放送もなくなり、日本の F1 は昔からのファンだけがスカパー!で観るものに...という先細り傾向。それに比べると DAZN の F1 中継は地味めだけど分かりやすく、また同じ契約の中でエアレースやスーパークロスといったカテゴリも観戦できるため、他カテゴリのモータースポーツファンが横移動しやすい。定着しにくい客層を狙うのではなくちゃんと刺さる層をターゲットにしているという意味では、さすが専門配信事業者だなと感じます。カテゴリを問わず国内モータースポーツは先細りの状況ですが、DAZN と各カテゴリのメーカーやプロモーターが手を組めば、もうちょっとは盛り上げられるのではないでしょうか。個人的にはインディとスーパーフォーミュラ、スーパー GT くらいまでは網羅してもらえるとありがたいし、人にも勧めやすくなるのですが。

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投稿者 B : 23:59 | Audio & Visual | コメント (0) | トラックバック

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