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2018/05/31 (Thu.)

シグマ ネイティブ E マウントレンズ発売

そういえば先週末にシグマのネイティブ E マウント対応レンズ群の一部が発売になっていたので、ヨドバシまで触りに行ってきました。

SIGMA

今回発売されたのは 50mm F1.4、85mm F1.4 の二本。私はどちらも EF マウント版を持っていて、EOS および α+MC-11 で使っているので、ネイティブ E マウント版を α で使った際に MC-11 比でどの程度性能が上がっているか気になっていました。以前 CP+ 会場で試してみたときには確かにファインチューンされているけど体感できるほどには変わっていないのでは?という感想でした。

ヨドバシで展示されていたのは私も持っている α7 II に 50mm F1.4 の E マウント版を装着した組み合わせ。かつ、同じ売場内に SA マウント版 50mm F1.4+MC-11+α7 II というちょうどいい組み合わせも展示されていたので、行き来しながら使い比べてみました。
直接比較してみると、MC-11 に比べてネイティブ E マウント版のほうが AF がスッと決まる感覚があります。ボディのデフォルト設定(ファストハイブリッド AF)では AF の最終段でコントラスト AF を使用するため MC-11 でもネイティブ版でも若干レンズがピント面に合わせ込みに行く挙動があるんですが、ネイティブ版のほうがその動きが少なくてほんの一瞬早く合焦します。レンズが重いせいか超音波モーターだからかソニー純正 E マウントレンズに比べるとそれでも少し遅いですが(純正 E マウントレンズはほとんどがステッピング or リニアモーター採用)、MC-11 使用時よりも速いならば十分実用になります。
さらにネイティブ版は正式に AF-C モードに対応したため、いっそのことファストハイブリッド AF を使わず像面位相差 AF だけを使えば最終段での迷いもほぼ皆無になるわけで、純正レンズに劣らぬ使用感が得られます。非純正レンズなのに AF-C がガツガツ食い付いていく動作にはちょっと感動すら覚えます。

SIGMA

ただ、これだけ AF-C が実用的になってくると、旧世代のボディでは像面位相差 AF エリアの狭さが逆にネックになってきますね。例えば α7 II では位相差 AF エリアはほぼ中央部に限られるため、特にポートレート系の構図では扱いづらさが顕著(これはシグマレンズに限らず純正レンズとの組み合わせでも従来からあった問題ですが)。改めて、ほぼ全面に位相差 AF センサを配置した α7 III に更新したくなってきてしまいます。

EOS と α の両刀遣いな私としてはレンズを使い回しできる MC-11 にメリットを感じていますし、まずは α7 III への買い換えの方が先決ですが、いずれレフ機を捨てる日が来たらシグマのマウント変更サービスのお世話になってもいいかも、と思いました。

TAMRON

ちなみにタムロンのフルサイズ E マウント対応 28-75mm F2.8 も発売されていたので触ってきました。すっかり 24-70mm か 24-105mm がフルサイズ用標準ズームの定番となってしまった中、28-75mm というズーム域にはちょっと懐かしさを感じますが、ワイド側をあまり欲張らないほうがサイズや収差の面で有利なんでしょうね。
まず持ってみた感想「軽い!」。α7 向けの大口径標準ズームと言えば純正の 24-70/F2.8 GM ですが、アレより明らかに一段軽い。残念ながらレンズの全長はこのタムロンも GM と同じくらいあって取り回しは良くないですが、軽いし安い(F2.8 通しで 10 万円を切っている)のは大きなアドバンテージ。EVF を覗いてみた限りではボケも無理した感じはないし、純正の 24-70/F2.8 や 24-105/F4 よりもタムロンのほうがいいかもとさえ思いました。広角は 16-35mm とか持っておいてカバーする必要がありますが。シグマからもこのクラスのバランス良い E マウント向け標準ズーム、出てきませんかね。

ネイティブ E マウントレンズも各社が注力し始めて面白くなりましたね。私も久しぶりに機材の更新を検討しようかなあ。

シグマ / 50mm F1.4 DG HSM | Art (ソニー用)

B00JPL7E0E

投稿者 B : 22:54 | Camera | DSLR | コメント (0) | トラックバック

2018/05/30 (Wed.)

最速の軌跡

最速の軌跡

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

先日のエアレースの写真をもう少しだけ貼っていきます。

エアレースに参加する飛行機は、競技飛行中は機体下部からスモークを発しなくてはならないというレギュレーションがあります。スタート直前に実況の「スモークオン!」のかけ声と共に発せられるスモークは、競技上は特に意味はないものの(スモークを出さないとペナルティは受ける)、視覚的にスピード感を演出して観客を盛り上げる効果は確かにあります。飛行機が競技中いかに立体的な軌道を描いているかもよく判り、迫力とパイロットたちの技量を感じさせてくれます。

最速の軌跡

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

基本的には青空に描かれる白い飛行機雲の道が美しいわけですが、逆光だったり終盤の日が傾く時間帯になってくると、空に黒あるいは黄金色の軌跡が描かれるのもまた美しい。普通とは違う弧を描いたりジグザグだったりする飛行機雲はエアレースでしか目にすることができません。

最速の軌跡

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

室屋選手のワールドチャンピオン獲得とは裏腹に、千葉でのエアレース開催自体は以前ほど話題にならなくなったような気もしていますが、私は毎年観に行っても楽しい。なんたって、都心からこれだけ近い場所で大規模なモータースポーツイベントが行われる例は他にありませんから、この火が潰えないようこれからも応援し続けようと思います。

投稿者 B : 22:00 | EOS 7D Mark II | Photograph | SIGMA APO 50-500/F4.5-6.3 DG OS HSM | コメント (0) | トラックバック

2018/05/29 (Tue.)

レッドブル・エアレース千葉 2018 観戦記

毎年書いているレッドブル・エアレース千葉の観戦記を今年も書いておきます。毎年少しずつ状況は違うし、翌年行く自分のためのメモでもあったりします。
特に今年は初めて一般エリアで観戦したので、スタートエリア/カメラマンエリアで観戦していた昨年までとは随分違いました。

レッドブル・エアレース千葉 2018

エアレース千葉の会場はエリアによって入口が異なります。一般エリアは千葉マリンスタジアム側からの入場。私は最初間違えてラウンジ側の入口を目指してしまいましたが(途中で気がついて修正した)、他にも実際に並んでから入場時に入口を間違えていたお客さんもちらほら見かけました。入口の案内は県道 15 号線付近まで行かないと出ていないのですが、これ入口を間違うとリカバリーが大変なので、本来なら海浜幕張駅あたりから順路案内出しておくべきなんじゃないですかね。

ちなみに私は例年より少し遅く 8:15 頃にゲート付近に到着しましたが、その時点でこの行列ができていました。もうちょっと早く来るべきだったかと思いましたが、開場時刻前になると全員立って 6 列に並び直すため、行列はこれよりもグッと圧縮されます。

レッドブル・エアレース千葉 2018

一般エリアのエントランス。もろにマリンスタジアム敷地を経由して入場するんですね。
スタートエリア付近に比べるとこぎれいだし、中ではイベントをやっていたり出店も多かったりして、こっちがエアレースのメイン会場という雰囲気が漲っています。逆に言えば去年までは地味な方のエリアで観戦していたわけです(´д`)。

レッドブル・エアレース千葉 2018

ただ、エントランス付近(マリンスタジアム脇のイベントゾーン)から実際のエアレース会場である幕張海浜公園は少し離れていて、防砂林の中を 3~5 分ほど歩く必要があります。会場にはドリンクの販売店くらいしかなく、フードやグッズを買うにはマリンスタジアムまで戻る必要があるため、食料の調達は少し面倒。

さておき、入場にちょっと出遅れた上に距離があるので、どれくらいいい席が確保できるか焦りながらやや小走りで会場に向かいます。

レッドブル・エアレース千葉 2018

会場に到着したところまだ場所には余裕があり、私は運良く最前列が確保できました。エントランス付近の物販コーナーで時間を取られるお客さんが少なくなかったのかもしれません。

ただし、一般エリアは完全に砂浜地帯。最前列の前には多少の段差があって見通しはきくものの、砂まみれになるし一脚はあまり安定しないし、なかなか厳しい。カメラのことだけを考えると舗装がされているスタートエリアのほうが苦労は少ないです。
また最前列には立入制限用のテープが張られているんですが、これが風に煽られてバタバタするからめちゃくちゃ観戦・撮影の邪魔になる(;´Д`)。せめてもう少し低い位置に設置するとかしてほしかったです。

レッドブル・エアレース千葉 2018

観客席はこんな感じで、砂浜にレジャーシートを敷いて完全に海水浴状態。ちなみに去年まではレジャーシートは会場で販売しているもの以外持ち込み不可となっていましたが(実際には持ち込んでいる人が多かった)、今年の FAQ を見たら条項が削除されていました。私は過去に買ったものを持ち込みましたが、来年からはもう少し大きいのを持ち込もうと思います。砂浜に敷くのでペグで固定できるやつが良さそうです。

カメラ的にはとにかく砂との戦いですね。現場でのレンズ交換はすべきではないし、防塵防滴対応レンズでなければズームリング付近からの砂の侵入も気になります。来年はレンズ用のレインカバーを用意していこうかと思いました。
あと足は靴の中まで、むしろ靴下の中まで砂まみれになるので、靴よりも裸足にスポーツサンダルとかで行った方がラクだったかも。

レッドブル・エアレース千葉 2018

10 時に開場して、プレショーが始まる 12 時までちょっと時間があるので、いったんイベントゾーンに戻って時間つぶし。FMX(フリースタイルモトクロス)や BMX といったレッドブルが誇るエクストリームスポーツのショーがいろいろ行われていて盛り上がっています。こういうのはスタートエリア付近ではなかったので、大規模スポーツイベントに来た実感が得られて嬉しい(笑。

レッドブル・エアレース千葉 2018

FMX は初めて見ましたが、いつも観戦しているモトクロスレースとは全く違って、ザ・エクストリームスポーツという感じ。ちょっとしたサーカスを見ている感覚ですごく楽しい。スタートエリアよりチケット代は高いけど、これだけいろいろ楽しめるならばむしろお得感さえあります。
それにしてもこうやってイベント全体の盛り上げ方のうまさはさすがレッドブルだよなあ。

レッドブル・エアレース千葉 2018

屋台エリアにはスタートエリアとは比較にならないほど様々なお店が並んでいます。スタートエリアはほぼ肉串とステーキ丼とケバブばかりという状況だったからなあ(少なくとも去年までは)。まあ、そこで無難に金沢カレーとか買ってしまう自分もどうなの、とは思いますが(ぉ

なお屋台エリアにはテーブルと椅子が並べられていてフードコート状態になっています。会場までちょっと距離があるので、買ったものはここで食べていくのが良いでしょう。

レッドブル・エアレース千葉 2018

今年は例年に比べれば過ごしやすい気候だったとはいえ、これだけ暑いとついかき氷に並んでしまうというもの。

レッドブル・エアレース千葉 2018

初めての一般エリア観戦、すごくイベント感があって楽しめました。

ただ今年はスケジュールの合う人がおらず、単独観戦だったのがちょっと寂しかったかな。独りだとちょっとトイレに行くにも荷物を持って歩かなくてはならなかったり、けっこう制約もあるんですよね。あと(今年は負けちゃいましたが)室屋選手が勝ったときに一緒に喜べる仲間がいるとさらに嬉しい(笑。

というわけで、来年一緒に行きたい人を今から募集します(笑。

投稿者 B : 23:15 | Soliloquy | コメント (0) | トラックバック

F1 モナコ GP 2018

F1:モナコ決勝:リカルド、2年前の雪辱果たす涙のモナコ初優勝! |motorsport.com日本版

先週末はエアレースにインディ 500、F1 モナコ GP とモータースポーツが盛りだくさんでしたね。ファンとしては嬉しい反面、観るのが大変でした(;´Д`)。もうちょっと分散してくれていいのよ...。

前戦スペインでハミルトンが圧勝し、このままメルセデスの連勝街道が始まるかと思われた今季の F1。ここモナコではレッドブルのダニエル・リカルドが二年前の雪辱を果たしました。
予選で PP を獲得したのはハミルトンでもヴェッテルでもなくリカルドでした。年間で最も PU の性能差が出ず、またオーバーテイクも難しいモンテカルロ市街地サーキットの特性を活かし、予選から最大限のパフォーマンスを狙いに行ったのでしょう。シャシー単体の性能ではメルセデスやフェラーリを上回っていると言われる RB14 の本領を発揮した予選でもあったと思います。

決勝ではそのリカルドが難なくホールショットを決め、優勝に向けて盤石のスタートを切ったはずが、中盤に MGU-K とギヤボックスのトラブルを抱え失速。そこからはヴェッテルに追いすがられる展開になるものの、そこは「絶対に抜けないモナコ・モンテカルロ」。スローペースながらもヴェッテルにオーバーテイクの隙を見せず、抑えきります。
中盤以降はタイヤ戦略の違いにより、当初から 1 ストップを計画していたボッタスが 2 ストップ予定の上位陣に代わって首位に立つのでは、と予想されましたが、リカルドのペースダウンによって結果的にタイヤが「もってしまった」ためか、上位陣が全員 1 ストップ戦略を採るレースに。結局 MGU-K と二段分のギヤを喪っていたリカルドが逃げ切り、今季二勝目を挙げました。

ペースが上がらず、モナコらしくオーバーテイクも数えるほどで、途中までタイヤ戦略の違いによるタイムレースになるかと思ったら最後まで半ばトレイン状態だったこともあって、緊張感こそあれどエキサイティングとは言いがたいレースではありました。リカルドのマシンコントロールの巧さが光っていましたが、一方でリカルドの後ろに迫るだけでほとんど仕掛けることができなかったフェラーリもちょっと不甲斐ない。結局みんなギリギリの 1 ストップ戦略で余裕がなかったということなんだろうし、リカルドはトラブルが発生して全体のペースが落ちたからこそ勝てた(当初の 2 ストップ戦略のままでは最後まで守り切れなかった)のではないかとも思います。
が、今季ここまで 6 戦を終えてハミルトン・ヴェッテル・リカルドが二勝ずつを分け合うとは誰が予想したでしょうか。おかげで面白いシーズンになってきたと言えます。レッドブルに関して言えばフェルスタッペンがここまで無茶をして自滅するパターンが多いのとリカルドの好成績は対照的で、この状況をもってすればリカルドの来季レッドブル残留も期待して良いのではないでしょうか。

そして何と言ってもトロロッソのピエール・ガスリー。個人的にはリカルドよりもガスリーにこの日のドライバー・オブ・ザ・デイをあげたい。予選では Q3 に進出して 10 番手スタート、決勝でもハイパーソフトタイヤでまさかの 37 周を走り、アロンソをオーバーテイクしたりヒュルケンベルグやフェルスタッペンを抑えきるなど見せ場も作りながら 7 位フィニッシュ。間違いなくこの日最もタイヤを上手く使ったドライバーだったと思うし、もし上位陣が 2 ストップ戦略を採っていたら表彰台争いさえできていた可能性があります。バーレーンでの 4 位入賞に勝るとも劣らない価値ある入賞と言えます。チームも含め浮き沈みの激しいシーズンですが、少なくともポテンシャルの片鱗を見せ始めていることは確か。
対照的だったのがハートレー。フリー走行までは好タイムを出していたにも関わらず、予選では Q1 敗退。決勝ではジワジワと順位を上げて入賞争いができるか...というところで、ブレーキトラブルに見舞われたルクレールに追突されてレース終了。ハートレーも確かにがんばってはいるし、フル参戦二年目で既に一度入賞しているのは立派ですが、やはりガスリーに比べると見劣りしてしまいます。早いうちにもう一度くらい入賞しておかないと、シーズン中の更迭も考えられるだけに、もう一段の奮起を期待したい。

そういえば今季ここまで速さを誇ってきたハースですが、モナコでは強度不足を理由にバージボード付近の空力パーツを外したところ、一気に失速してしまいました。このエリアは今季特に開発競争が激しい部分であり影響も大きいのでしょうが、ちょっとしたことで大きくポジションが変動する今季の F1 を象徴していると思います。トロロッソはいい勢いをつけてモナコを後にできたし、次戦カナダではホンダがパワーユニットをアップデート予定となっていて、かなり期待をしてしまうところ。今季初のダブル入賞、頼みますよ。

投稿者 B : 22:45 | F1 | Season 2018 | コメント (0) | トラックバック

2018/05/28 (Mon.)

レッドブル・エアレース千葉 2018

レッドブル・エアレース千葉 2018

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

昨日のレッドブル・エアレース千葉の写真を掲載していきます。まだ全然整理しきれていないんですが、とりあえず自分で目についたカットを中心に。

今年はサイドイベントの一つとして、ラウンドオブ 14 の開始前に昨年のトップ 3(室屋、ソンカ、コプシュタイン)による編隊飛行。エアレースは通常単独飛行で、これだけの技術を持っているパイロットたちのランデブーを見る機会って滅多にないので貴重です。ブルーインパルス的な何かを見せてくれるかと思ったらさすがにそれはありませんでした(笑。

編隊でゆっくりめに三周+ソロで少し速く各一周のフライトをじっくり堪能することができましたが、去年のサイドイベントが零戦とダグラス DC-3 という歴史的機体の展示飛行だったので、それに比べると今年は少し地味だったかな...。

レッドブル・エアレース千葉 2018

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

コプシュタインの機体はまさにアートで美しい。描かれているのはオーストリア・シュピールベルクの風景のようですが、コプシュタインの出身はチェコ。無関係な国のアート?というのは疑問が湧きそうなところですが、シュピールベルクは F1 のレッドブルリンク(かつてエアレースのコースにもなっていた)がある地。エアレースではレッドブル自体がスポンサーになっているチームが少なくないですが、これもその一環としてシュピールベルクを PR する目的でレッドブルが活動資金を提供しているものと思われます。

レッドブル・エアレース千葉 2018

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

ちなみに、チャレンジャークラスの機体(写真はラウンドオブ 14 の開始前のチェック飛行のときのもの)とマスタークラスの機体を比較すると、機体全体の絞り込みやウィングの形状、キャノピーの大きさなど全然違う。似たような飛行機に見えても、コンマ 1 秒を削るためにマスタークラスのマシンは極限までチューニングされていることが判ります。

レッドブル・エアレース千葉 2018

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

我らが室屋義秀。千葉大会での二年連続優勝と昨年の年間チャンピオンをひっさげての凱旋レースとなったわけですが、結果はオーバー G による DNF(失格)という悔しいものでした。
オーバー G は三年前の千葉大会・ラウンドオブ 8 でもありましたが、今回は緒戦でいきなり失格敗退というのが残念すぎる。

レッドブル・エアレース千葉 2018

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

問題のオーバー G を発生させてしまったバーティカルターン。見た感じではそこまで攻め込んでいる印象はありませんでしたが、厳しい判定。
対戦相手となったマット・ホールが 55 秒台のタイムを記録したことでプレッシャーがあったのかもしれません。一対一で対戦して勝った方が上がっていくレッドブル・エアレースの難しいところです。

レッドブル・エアレース千葉 2018

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

肝心の室屋の勇姿が三十秒と見られず本当に残念。
でも今季ここまでの成績は決して悪くなく、現時点でもチャンピオンシップ上はまだ三位につけているので、まだまだ挽回のチャンスはあります。

レッドブル・エアレース千葉 2018

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

ちなみに今年は初めて一般エリアで観戦しました。
昨年まではスタートエリア(およびその隣のカメラマンエリア)で観戦していて、あっちはあっちでスタート/ゴールパイロンを格好良く駆け抜ける瞬間が撮れて良かったものの、奥のテクニカルエリアが遠かったのが残念でした。一般エリアはシケインやバーティカルターンも近く、マシンをいろんな角度から押さえることができて、写真的にはかなり幅が広がったんじゃないかと思います。

レッドブル・エアレース千葉 2018

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

ラウンドオブ 14 では室屋のほかにチャンブリスが敗れる波乱がありました。続くラウンドオブ 8 は比較的順当だったものの、勢いに乗るグーリアンが一昨年の王者ドルダラーを下し、誰が勝ってもおかしくない今シーズンを象徴するようなレースに。

レッドブル・エアレース千葉 2018

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

ファイナル 4 は室屋に勝った流れのまま、マット・ホールが強くなり始めた風をものともせずに優勝。前戦カンヌから数えて二連勝となりました。
ホールに続いたのはグーリアンとソンカ。昨年に続いて表彰台に上ったのはソンカだけというのが諸行無常なエアレースらしいところです。

レッドブル・エアレース千葉 2018

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

マット・ホールのレッドブル・オーガニクス(コーラに続いてジンジャエール、トニックなどの炭酸飲料をシリーズ化したもの)のカラフルな機体デザインはいいですね。日本ではまだコーラさえも発売されていませんが、出してくれないかなー。

今年のエアレース千葉は室屋が早々に敗退してしまいやや寂しい内容でしたが、最後まで誰が勝つか分からないとても面白いレースでもありました。エアレースパイロットは(興行上の見せ方がうまいんだと思いますが)全員キャラが立っているし、お互いをリスペクトし合うナイスガイ揃いでみんな応援したくなるんですよね。どこかの自動車レースと違ってチームやパートナーを批判することもないし(´д`)、見ていて気持ちが良い。
それでも室屋選手にはチャンピオンシップ二連覇を達成してほしいですが。次は四週間後のハンガリー、ここはレーストラック周囲の風景が素晴らしいんですよね。伝統のレースで室屋が今季初優勝を飾ってくれることを、今度こそ期待しましょう。

投稿者 B : 22:40 | EOS 7D Mark II | Photograph | SIGMA APO 50-500/F4.5-6.3 DG OS HSM | コメント (0) | トラックバック

2018/05/27 (Sun.)

一秒に賭けて

一秒に賭けて

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

今年もレッドブルエアレース千葉に行ってきました。

今回は昨シーズンの年間チャンピオンを獲得した室屋義秀選手の凱旋大会。日本での初開催以来追いかけてきた身としてはチャンピオン室屋を出迎えないわけにはいくまいと思い、万難を排して現地入り。

一秒に賭けて

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

例によって一日で五千枚近く撮ってきてしまい、まだ全然写真の整理が終わっていないのですが、今日のところはとりあえず速報的な意味で何枚か貼っておきます。

一秒に賭けて

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

昨シーズンは最終戦まで室屋のほかソンカ、チャンブリス、マクロードがチャンピオンを争う混戦でしたが、今季はさらに復活したマット・ホール、開幕以来好調なマイケル・グーリアン、復調の兆しが見えるマティアス・ドルダラー、新進気鋭のミカ・ブラジョーが絡んできてさらなる混戦になっています。ディフェンディングチャンピオンだからといって簡単には勝たせてもらえないし、誰が勝つか予想もつかないシーズン。

一秒に賭けて

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

レース自体の感想は、写真の整理ができたら後日改めて。とにかく実力伯仲の面白いレースでした。天候的には暑かったけど、過去三回と比べるととても過ごしやすい一日だったし、エアレース日和だったと言って良いでしょう。

これから DAZN でモナコグランプリも観なくてはならないし、今週末はモータースポーツで忙しい(笑

投稿者 B : 22:00 | EOS 7D Mark II | Photograph | SIGMA APO 50-500/F4.5-6.3 DG OS HSM | コメント (0) | トラックバック

2018/05/26 (Sat.)

中野 蔡菜食堂 その 3

「どうする?何を食おうか、何を食うべきか」

昨夜放送された『孤独のグルメ Season7』中野百軒横丁の回。我々取材班は今回も事前巡礼するため中野駅北口、食のジャングルの奥地へと飛んだ。

が...、

泪橋

え~っ、材料切れ!?
そりゃないぜ。

店内は見るからに常連さんでいっぱい、しかも場所が場所だけに撮影の目撃情報もけっこう出回っていて、放送前なのに「ここがその店か」という感じで通り過ぎていくお客さん多数。
外から覗き込んだ感じだと、マスターもいっぱいいっぱいな雰囲気。こどグルの聖地はもともと知る人ぞ知る名店であることが少なくないけど、特にこの店は放送前からこんな感じで、放送後はどうなっちゃうんだろう...と心配になりました。

まあ入れないものは仕方がない。
放送後の混雑が落ち着いた頃に、できれば早い時間帯に改めて来るしかないか。

そうと決まったら...腹が、減った!
この周辺で他にうまい店といえば...、

蔡菜食堂

蔡菜食堂

駅の反対側にあるこの店。ちょっと遅い時間になったこともあって、運良く空いてました。

ここでいい。いや、ここがいい。
腹の虫たちも狂喜乱舞している。

こないだ来たばかりだから続けざまに同じ店になってしまうけど、ここの中華は本当においしいからモウマンタイ。

蔡菜食堂

例によって青島からスタート。
もうけっこう暑いのもあるけど、中華料理って日本のビールよりもこの軽いビールのほうが合うんだよなあ。

蔡菜食堂

ビールのつまみはスペアリブ。頼んだらすぐに出てくるのがありがたい。

甘酸っぱい濃厚なタレが肉にしっかり馴染んで、骨にこびりついた筋の一本まで残らずうまい。

蔡菜食堂

からの、おつまみセット。
内容は日替わりのようで、こないだ来たときとは微妙に違う。でもうまい。

この豪華な一皿が ¥500 なんだもんなあ。
近くに住んでたら、毎日でもこのおつまみセットとビールだけひっかけて帰るところだ。

蔡菜食堂

そして白切鶏(バイツェーチ)。
柔らかい蒸し鶏にパクチーとニンニク醤油、ただそれだけなのに箸が止まらなくなる。まさにシンプル・イス・ベストだ。

パクチー、ニンニクに、鶏が全然負けてない。
これはもはや、棒々鶏と双璧をなす中華蒸し鶏の大定番として、俺の中に位置づけられた。

蔡菜食堂

これはたまらん、ビールでは追っつかんぞということで紹興酒。
グラスでも足りないに違いないというわけでボトルでいっときます。

蔡菜食堂

日替わりメニューから空心菜の炒め。
空心菜って季節モノだけど、個人的な経験では旬の時季にちゃんとメニューに載せてくる店は当たり率が高い。
普通の青菜炒めと違って茎の空洞にまでタレが絡んでおいしいんだよなあ。

箸をつけていると、厨房の中からマスターの「アツアツ、おいしいでしょ!」という声。
うん、うまい。おいしいです、ほんとに...これ。
ものの一分で一皿空いてしまう勢いで食べてしまった。

蔡菜食堂

ここに来たら絶対外せないのがレバニラ炒め。歴代の聖地巡礼の中でも、俺の心をガッチリ掴んで離さない料理の一つと言えよう。

濃厚なタレ、火加減が絶妙なレバー、そしてニラの風味と食感。こないだ食べたばかりでも、何度食べてもうまい。
恐るべし、レバニラマジック。

蔡菜食堂

そういえばこの店でまだ食べたことがなかった、麻婆豆腐。
というか、麻婆豆腐の話をしていたところでおかみさんがすかさず「麻婆豆腐食べる?」という、Amazon も顔負けのサジェスチョン。

オーソドックスな麻婆豆腐だけど、麻と辣、辛味とうま味のバランスがちょうど良くて、間違いなくうまい。
これまた毎日食べても飽きなさそうな麻婆だ。

蔡菜食堂

焼豚とレタスの炒飯。
これまたオーソドックス、正統派の上海家庭料理。

変に気取らず、等身大なんだけどちゃんとしてる。この店の料理って全部そうなんだよなあ。だからこそ繰り返し来たくなる。

蔡菜食堂

でもってトマト卵炒め。これも王道の中国家庭料理。
ふわとろの甘口卵、子ども心を呼び起こされるような味だ。

ここの料理、中華料理屋に来てるというよりは、上海出身の穏やかなマスターとおかみさんの家に招かれて料理を振る舞われてるような気分になる。そんな温かみのある時間を過ごしている。

蔡菜食堂

ナンプラーとアンチョビの焼そば。
初めて来たときにも感動したけど、この魚介の風味が活きた奥行きのある味。エビのちょっと焦げた部分にそのうま味が凝縮されてる感があって、焦げを見つけるとちょっと嬉しくなってしまう。

蔡菜食堂

さらに麺に麺をダブらせにいく、ごま醤油和えメン。
これこないだも食べたところだけど、ごま油と醤油、それに焦がしネギが三位一体となって、さらにたっぷりごま油のパンチが効いたインパクトある味。
ここまでたくさん食べたはずなのに、まだ入る余裕があったのかと我ながら驚くほどに、胃のスキマをこじ開けてくるうまさ。

蔡菜食堂

デザートはごま団子。ごま風味の白玉餡団子、上海ではこのスタイルが標準らしい。
ほんのり甘くてもっちりとしたデザートが、食後の満足感を後押ししてくれる。

確かな満足、またしてもおいしかった。
本来の目的の店には入れなかったけど、それでも良かったと思わせてくれる宴だった。

蔡菜食堂、自分の中ではもうすっかり定番店のポジションを占めてしまった。
中野に来たなら必ず立ち寄ってもいいくらい、おいしいし寛げる店。

ごちそうさまでした。
必ずまた来ます。

孤独のグルメ スペシャル版 Blu-ray BOX

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/05/25 (Fri.)

中野 蔡菜食堂 再訪

「もう、何でもいいから腹に放り込もう。でもどうせだったら、うまいものがいい」

蔡菜食堂

今夜放送される『孤独のグルメ Season7』第 8 話の舞台は中野とのこと。中野と言えば昨年のお正月スペシャルで一度登場済みのエリアですが、第 6 話の浦安といいやはり今シーズンはついに街かぶりが解禁されたようですね。

さておき、先日たまたま中野方面に行く用事があったので、ずっと再訪したいと思っていたこちらの聖地に久しぶりに行ってきました。

蔡菜食堂

蔡菜食堂

本当は一度お店の前まで行ったら満席で、いったんは諦めて周辺をぶらつきながら店を探してみたものの、どうも決めきれなくてしばらく後にもう一度戻ってみたら空席ができていたという。しかし、おかげで完全に腹がペコちゃんだ。

日替わりメニューもあるけど、ここに来たからには食べるべき料理は一つ決めてあるんだ。
まずはそれを軸に、まだ食べたことのない料理とどう組みたてるか。ここがセンスの見せどころ。

蔡菜食堂

ひとまずは注文完了。
青島ビールをチビリチビリと飲りながら、料理の登場を待つ。

周りの席、ほぼ女性客だけど、何を怖じ気づくことがあろうか。

蔡菜食堂

青島と合わせるべきはまずこれでしょう、おつまみセット。
アンチョビカレーポテトサラダ、揚げピーナッツ、新緑ザーサイ、お麩の醤油煮、地鶏の老酒蒸し、皮蛋に胡瓜の和え物。日によって微妙に内容が違うっぽいけど、基本的にメニューにある前菜を一通りちょっとずつ盛ったセットがたったの ¥500 って、お得すぎるでしょ。

全部おいしいけど、特に地鶏の老酒蒸しとカレーポテサラが気に入った。

蔡菜食堂

そして本命、レバニラ炒め。

個人的には、レバーって焼肉や焼鳥の店では頼むけど、中華料理屋に来たら他に食べるべきものがあるだろうってことでレバニラを頼むことって滅多にないんだよなあ。
でもこの店のレバニラは、一般的にいうレバニラとは次元が違う。

蔡菜食堂

表面は薄皮一枚あるくらいに火が通っているのに、歯を立てると中からトロトロが。
それにこのねっとりとした濃厚なタレ。ニラの風味もいい。

やっぱりこれは最強のレバニラ炒めだ。

蔡菜食堂

そこからさらにメニュー追加で、マコモ竹とピーマン豚肉炒め。
マコモとピーマン、それに...胡瓜?日本で胡瓜っていうとあまり火を通すイメージがないから珍しい。

マコモ、ピーマン、胡瓜、それぞれにちょっとずつ違う歯応えが愉しい。
あんまり豚肉は入ってないけど(笑)、豚肉とタレのうま味がしっかり効いていておいしい。

ところで女将さん、白板を見ながら追加注文しようとしたら「白切鶏(バイツェーチ)?」と訊いてくるとか、こちら完全に巡礼者だってバレてますね(;´Д`)ヾ。
まあ男の一人メシでいきなりレバニラ頼んだらすぐ判るか(汗。

蔡菜食堂

〆はこれまた白板メニューの中から、ごま醤油和えメン。
どんなのが出てくるかと思えば、油そばっぽい感じ。

その名の通り、ごま油と醤油を合わせた濃い味に、焦がしネギのいい香り。
これはまた食欲を煽ってくる一杯だ。

蔡菜食堂

食後のお茶は、ジャスミン茶入りのウーロン茶で、やさしくほっとする味。
もう一品くらい行けたような気もしつつ、濃厚な料理尽くしで気持ち的には十分満足。

ああ、生き返った。
この店はやっぱりうまかった。

中野方面に来たら、またちょくちょく寄らせてもらいます。
ごちそうさまでした。

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投稿者 B : 22:56 | Dinner | Gourmet | KODOGURU | コメント (0) | トラックバック

2018/05/24 (Thu.)

ソニー E マウントレンズ 完全レビューブック

フォトヨド本のソニー E マウント版が発売されていたので、買ってみました。

ソニー E マウントレンズ 完全レビューブック

ソニー E マウントレンズ 完全レビューブック

二年前のキヤノン/ニコン版のときに比べると話題になっていない(?)ようで、私は発売されてから知りました。
純正・サードパーティ併せて 90 本のレンズが掲載されています。キヤノン版は 157 本掲載されていたのに比べると少ないですが、マウントの歴史からすればかなり健闘していると言って良いでしょう。しかもこのムックにはマウントアダプタの話は一切入っていませんからね。E マウントならキヤノン/ニコン版に掲載されているほぼ全てのレンズがアダプタ経由で使えてしまうわけで。

ソニー E マウントレンズ 完全レビューブック

フォトヨド本なので例によって印象的な作例にポエティックな解説が添えられています。
ネガティブ評価が基本なし、どれでもとりあえずオススメする内容なのはさすが販売店の販促コンテンツといったところ(褒めてます)。あくまで「プロ写真家ではない人が撮った作例」という身近さがありながらこちらの物欲を鷲掴みにしてきます。自分も G MASTER レンズを買ったらこんな写真が撮れるんじゃないか、そんな錯覚に陥ってとりあえずカートに入れてしまいそうになりますが、紙媒体だからその場でポチれない安心感があります(ぉ。

ソニー E マウントレンズ 完全レビューブック

いや待てよ相手はフォトヨドバシだ、奴らは初代 NEX-5 のキットレンズでこんな写真撮る奴らだぜ...。この写真を見ると否応なしに我に返ります(;´Д`)ヾ。

長年の E マウントユーザーとしては既に所有しているレンズも少なくないわけで、同じレンズを使って何故こうも写真の出来が違うのか、自分も手持ちの機材でもっと撮りようがあるんじゃないか。じっと手を見る。

ソニー E マウントレンズ 完全レビューブック

E マウントはアダプタ経由で使えるレンズの選択肢は死ぬほど多いですが、E マウントネイティブのレンズはまだ純正とツァイス(Batis、Loxia)が中心で最近 SAMYANG が精力的にリリースしてきている、という感じ。でもシグマが Art ラインの短焦点レンズを E マウントネイティブ化し始めたところですし、タムロンやトキナーも注力し始めました。今でこそこのムックに掲載されているのは 90 本にすぎませんが、半年後・一年後にはまた全然違う状況になっているのではないでしょうか。

それはそれとして、Batis はやっぱり欲しいなあ...。

ソニー E マウントレンズ 完全レビューブック

そういえばキヤノン版にはフォトヨドバシ制作裏話的なコラムが書き下ろされていましたが、今回のソニー版にはありませんでした。代わりにソニーのレンズ開発者インタビューにけっこうページを割いていて、これはこれで面白かったのですが、販促色が強くなってしまってどうも。個人的にはむしろ Web には書かなかったフォトヨド担当者の想い的なものが読みたかったです。

私のカメラ機材欲は一段落したつもりでいたのに、こういう熱量の高いムックで機材情報をまとめ読みするとまた欲しくなってきてしまいますね(;´Д`)ヾ。とりあえず写真撮りに出かけて気を紛らわすか...。

ソニー E マウントレンズ 完全レビューブック

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投稿者 B : 22:00 | Book | Camera Mook | コメント (0) | トラックバック

2018/05/23 (Wed.)

グレイテスト・ショーマン [Blu-ray]

えっとなんかもう BD が発売されたんですが、これ劇場公開からまだ三ヶ月しか経ってないし、なんならまだ上映中ですよ(;´Д`)ヾ。

グレイテスト・ショーマン [4K ULTRA HD + Blu-ray]

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まあ楽しみにしていたから買いましたが。将来 4K 環境に移行したときのために UHD BD+BD パッケージ版です。

この映画、あまり冴えないけど夢だけはあった男が社会的弱者や曲者を集めて興行を始め、大成功する...というストーリーラインは『SING/シング』とほぼ同じ。差別や自己肯定といったテーマやショービジネスを扱った映画はそれだけ普遍的なものということなのかもしれません。が、脚本としてメインテーマの掘り下げがちゃんとできているのは『SING』のほうだと思います。本作はせっかく個性豊かなキャラクターが登場しているのに、彼らの扱いがほぼ「その他大勢」だし、差別も黒人差別くらいしか描けていないし、実にもったいない。最後にバーナムとサーカスのメンバーが和解するシーンもバーナムは特に何もしていないのに何となく和解してしまうし...。

それでもこの映画はその音楽と映像によって「傑作」と言って良いレベルに仕上がっているとも思います。サントラだけでも素晴らしいし、もうけっこう聴き込んだつもりだったのに、改めて映像付きで観るともう一度感動してしまう。『The Greatest Show』『This Is Me』の群衆によるダンスは観ているこちらまで高揚するし、『The Other Side』のバーナムとカーライル(+バーテンダー)による掛け合いは繰り返し観たくなるほど楽しい。『Never Enough』の心に響く歌声と『Rewrite The Stars』の映像の美しさはミュージカル映画史に残るシーンだろうと思います。
この Blu-ray には特典映像として楽曲のシーンだけを再生する機能がついているんですが、通しで観るのは週末にしてとりあえずいくつか気に入っている楽曲のシーンだけ観よう...と手をつけたところ、気づいたら全曲聴いてしまっていて小一時間が過ぎていました(;´Д`)。それくらい本作のミュージカルシーンは素晴らしい。

今週末にでも改めてじっくり鑑賞しようと思います。でも BD で観たらもう一度映画館の音響で観たくなってきてしまいました。さすがに BD の発売に伴って今週いっぱいで終映する劇場が多いようで、その前に行ってこようかな...。

投稿者 B : 23:00 | Foreign Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック

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