b's mono-log

« Nintendo Labo Toy-Con 01: バラエティキット (2) | メイン | Sons and Daughters »

2018/05/12 (Sat.)

焼かない焼肉屋「29ON」代官山店

完全会員制の肉料理専門店「29ON」に、会員権を持つ某氏にお誘いいただいて行ってきました。

29ON 代官山店

29ON

住所も電話番号も非公開のお店です。都内に何店舗か構えているようですが、今回伺ったのは 4 月にオープンしたばかりの代官山店。
会員制かつ完全入れ替え制でコースメニューのみというコンセプトはローストホースに似ていますが、こちらは馬肉ではなく主に和牛を低温調理することにこだわったお店。低温調理、近年ジワジワと注目が高まっていて、私も気になっていたところでした。

29ON

店内はモノトーンでかなりシックな雰囲気。完全予約制なこともあって、静かで落ち着いた中で食事を楽しめます。
大人数でワイワイやるよりは 2~4 人で料理を楽しみながら話に花を咲かせる、という感じ。

29ON

この後出てくる肉類はこの結晶塩・山葵・ポン酢でいただきます。
「焼かない焼肉」というのがどんなものなのか、この時点でもはや期待値が上がりまくり。

29ON

コース料理はその時々で内容が全く変わるようですが、今回まず最初に出てきたのは和牛のお吸い物。
牛肉のうま味が汁に溶け出していて、すごくおいしい。お吸い物というよりは上品なすき焼きを一杯だけいただいている感覚。

29ON

和牛肩三角と冬瓜の煮浸し。
冬瓜の柔らかくも少しシャクッとした食感を和牛のうま味が包み込んで、これもおいしい。しかも、出汁がきいてる。

最初からレベルの高い品が立て続けに出てきて、だんだん愉しくなってきました。

29ON

さらに薄切りサーロインばくだん風。
「ばくだん」というと海鮮を卵黄と納豆やオクラ、山芋といったネバネバ野菜と混ぜていただく郷土料理ですが、それを海鮮じゃなくサーロインでやるとは。しかも超薄切りのサーロインでばくだんを包んでそのまま一口でいただくという大胆な食べ方。口の中でサーロインの脂が一瞬にして溶け、中からタレと野菜が染み出てくる...という衝撃的な食感。おおお、これはうまい!

29ON

こんなのを味わっちゃうとビールのままじゃいられない。
スパークリングワインで迎え撃つしかないじゃないですか。

29ON

鴨胸肉の厚切り ブルーベリーソースとサワークリーム添え。
和牛から唐突に鴨肉に切り替わってきました。しかもブルーベリーソースとサワークリーム!この展開は予想してなかった。

個人的にはフルーツソースの肉料理ってあまり好きじゃなかったんですが、ブルーベリーとサワークリームの組み合わせは甘すぎず酸っぱすぎず、良い具合に鴨肉のうま味を引き出している感じ。かなり厚切りの鴨肉も食べ応えあって、これは気に入りました。このタイミングでスパークリングワインを頼んでいた自分を誉めてあげたい(笑

29ON

牛タン厚切り 夏野菜のソースとバルサミコ酢。
この牛タンもまた分厚い。分厚いだけにいい歯応えがあり、そこに夏野菜とバルサミコの酸味。薄切りのタン塩レモンもいいけど、この厚切り牛タンはインパクトが違います。

29ON

こういうのが出てきたら、いよいよ肉も本番という感じ。
スパークリングから赤ワインに切り替えて、肉のうま味をしっかりと受け止めに行きます。

29ON

...と思ったら、肉本番の前の口直し的に出てきた夏みかんのサラダ。
爽やかな味わいのサラダで、口の中がいったんリセットされます。

29ON

ここからがいよいよメイン。和牛のヒレとササミをそれぞれ低温でじっくり長時間調理したもの。
スライスする前にまず塊の状態で見せに来てくれました。きっ切らなくていいからそのままかぶりつかせて(待て

29ON

数分後、熟成肉がカットされて改めて出てきました。

右側のヒレ肉はヒレらしくさっぱりした味。しかし低温調理することで肉自体のうま味が増しているのを感じます。
左はササミですが、鶏肉のササミとは違って上カルビとでもいうような細かいサシがたくさん入ったボリューミーな部位。舌の上で霜が溶けてくる感触が分かり、じゅわ~っと口にうま味が広がります。うますぎて語彙力がやばたにえん(

29ON

ここはちょっと、知多ハイボールをグッと飲んで落ち着こう。

29ON

「もうちょっと食べられそうなら、お肉おかわりしますか?」ということで出してもらった肩三角。
ヒレともササミともちょっと違う肉肉しさがあって、これもまたおいしい。

ちなみに一品一品出てくるときに蘊蓄を聞かせてくれるのがちょっと嬉しい。
本当においしいものは何も考えずに食べてもおいしいけど、バックグラウンドを知ることでさらに味が深まる気がします。

29ON

〆は出汁茶漬け。
今日ここまでに食べた部位の切れ端がちょっとずつ入っていて、このお茶漬けによっておいしかった時間を反芻できます。

29ON

デザートは瀬戸内レモンのシャーベット。程良い酸味が口の中をリフレッシュしてくれます。
肉の後味はすっかり消えてしまうけど、うまかったなあ...という余韻はまだ残っています。

ああ、おいしかった。
最初から最後まで肉尽くしだったけど、全然もたれるような感覚もなく、上品に肉を味わえました。
お店のこだわりや肉に対する愛も感じられたし、いいお店だった。

会員じゃないから自分の意思だけでこられないのが惜しいけど、機会があったらまた来たい。
お誘いありがとうございました。ごちそうさまでした。

投稿者 B : 22:29 | Dinner | Gourmet

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)


関連コンテンツ

« Nintendo Labo Toy-Con 01: バラエティキット (2) | メイン | Sons and Daughters »