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フェルナンド・アロンソが F1 引退を発表

F1ニュース|フェルナンド・アロンソ、来季F1に参戦せず……電撃発表|motorsport.com 日本版

フェルナンド・アロンソが今季限りでの F1 からの引退を発表しました。

パワーユニットをルノーに変更してもマクラーレンのパフォーマンスはほとんど上がらず、一方で今年は夢のひとつであったル・マン 24 時間制覇を実現したことで、もはやアロンソは F1 を見限って来季のインディ 500 優勝を狙いに行くのでは…というのが大方の予想でしたが、いよいよそれが公式なものとなりました。

形の上では F1 への復帰の可能性を残してはいるようですが、トップ 3 チームは以前からアロンソ獲得の意志がなく、唯一可能性がありそうなマクラーレンは少なくともこの先 2~3 年はトップに返り咲くことはなさそうなので、今季限りで事実上 F1 引退ということになるでしょう。


アロンソのインディ参戦についてはマクラーレンが引き続きサポートするとのことですが、現時点でインディにエントリーしていないマクラーレンが新規にチームを立ち上げることは非現実的。そうなると昨年のインディ 500 参戦時のように既存チームとのジョイントの形になるでしょうが、まず可能性が考えられるのが 2017 年同様にアンドレッティとのジョイント。もしそうなった場合アロンソが再びホンダエンジンで走ることになるわけで…マクラーレン・ホンダ時代にアロンソの辛辣な批判を受け続けてきたホンダファンとしては、もうアロンソには乗ってほしくないのが本音。まあ、少なくとも「マクラーレン+アロンソ」というパッケージにホンダが前向きになることはないでしょうが、契約絡みのどんでん返しが珍しくないのがレースの世界なので、正式発表までは何とも言えません。

もう一つ、マクラーレン F1 のシートに誰が座るのかも気になるところ。ダニエル・リカルドがレッドブルからルノーへ移籍し、破産したフォースインディアをローレンス・ストロール(ランス・ストロールの父)が買収したことで中団以下のチームに大規模なシャッフルが発生することが確実になったこともマクラーレンのシートに影響してきています。
現時点で分かっていることは、ルノーのシートを失ったカルロス・サインツ Jr. のレッドブル移籍をフェルスタッペンが拒絶しているという噂。そうなるとサインツはアロンソの後任としてマクラーレンのシートを得るのでは、と言われています。もう一人のストフェル・バンドーンもこれまでの成績からいってシート喪失の危機が囁かれており、そこにマクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリスが抜擢される可能性もあります。一方、レッドブル・ホンダにサインツが来ないとなればトロロッソからガスリーが昇格する可能性が高く、残っているトロロッソとウィリアムズのシートを巡って様々な動きが起きてくることでしょう。ザウバーもルクレールがフェラーリに移籍するとすれば狙っているドライバーは多いでしょうし、今シーズンは久しぶりにストーブリーグが盛り上がりそうです。

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