スポンサーリンク

『機動戦士ガンダム NT』続報

機動戦士ガンダム NT、11月30日から90劇場でロードショー。特報映像も – AV Watch

『機動戦士ガンダム UC』の続編となる『機動戦士ガンダム NT(ナラティブ)』の続報が公表されました。公開時期と上映劇場、追加設定、特報映像が公開されています。

設定には連邦およびジオン側のパイロットに加えてミネバ・ザビやマーサ・カーバインらの情報が追加されており、原作小説『不死鳥狩り』から大きく内容を膨らませつつ『UC』世界との繋がりを強く意識したものとなっているようです。特にミネバは『UC』のラスト以降はメガラニカを拠点としているという設定がされており、その後どうしていたのかへの言及がありそう。ただ、そうするとユニコーンガンダムやバナージのその後についても触れないと不自然になるわけで、劇中では何らかの情報が明かされる可能性が高いでしょう。正直なところ『UC』の結末は大風呂敷を広げすぎた感があり、そこから『閃ハサ』までの間はファンの想像に任せておいた方が無難なのでは…と思っていましたが、ある程度明確に描くつもりがあるということのようです。


モビルスーツについてはジェスタやジェガンなど脇役の設定が公開されたのみですが、シナンジュ・スタインがどう使われるのか不明だったところが結局ジオン側の MS として出てくることが確定しています。本来の設定ではシナンジュ・スタインはアナハイムから「袖付き」に強奪され、外装とカラーリングの変更を経てフロンタルの乗機となった挙げ句『UC』のラストで崩壊したはずですが、この様子だと実は 2 号機が存在していたという話になりそうです。まあ小説『不死鳥狩り』のラスボスは例のアレだったわけで、それに代わるラスボスを出したい、かといってこの期に及んでジオンの新 MS を出すのも設定上不自然…となると、消去法でそういうことになりそうではあります。ナラティブガンダム自体が ν ガンダムの試験機という設定だし、その他の MS も旧作の使い回しだし、大規模な戦争がなく軍縮期だったという時代設定からすると、MS の設定が地味めになるのは致し方ない話。

小説『不死鳥狩り』では行方不明になったフェネクスが再び現れたのには目的がありましたが、アニメ版『UC』の世界線にはその目的そのものが存在しません。だからそのフェネクスの登場理由とニュータイプ神話の結論がどう描かれているか、が本作のキモになるはず。福井晴敏脚本なら整合性については不安はありませんが、あの『Twilight AXIS』と同じキャラクターデザインにはどうしても不安を感じてしまいますね。ミネバもなんか顔が薄いし(´д`)。
期待半分、不安半分ながら、あと三ヶ月あまり待ちたいと思います。

福井晴敏 / 機動戦士ガンダム UC (11) 不死鳥狩り

B01CZALCMC

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました