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アーロンチェアの 12 年保証に救われる

数ヶ月前から書斎の私のデスク周りに妙なゴミが落ちるようになるのに気がついていましたが、しばらく見て見ぬ振りをしていました。

Aeron Chair

なんかウレタンスポンジっぽいものの破片です。
でもデスク上ではそれっぽい素材のものは特に使っていないし何だろう…と思っていたんですが、落ちているのがほぼ椅子の周辺であることまで特定した結果、犯人が判明しました。

Aeron Chair

アーロンチェアの座面裏にあるウレタン系クッションがボロボロになってるじゃないですか!
当時清水の舞台から飛び降りる覚悟で買った憧れの椅子、購入から約 12 年ほぼ毎日座り続けているわけだし、ウレタンスポンジ系の素材なら加水分解するのも無理はない。

でもこういうのは最初から消耗する前提で製造されているものだろうし、アーロンチェアならば補修部品が入手できるに違いない、と思っていろいろ調べてみたところ、アーロンチェアを含むハーマンミラー社の製品は原則 12 年保証がついていることが分かりました。

保証とサービス – Herman Miller

記憶を辿ったところ、私がこれを買ったのは以前のマンションに引っ越して間もない年末だったから、確か 12~13 年前のはず。ギリギリ保証期間に含まれるかどうか…と確認してみたら 12 年前の 12 月でした!あと三ヶ月で保証が切れるところだった(;´Д`)ヾ。
ただし、保証はメーカー直接ではなく販売店経由での申し込みになる模様。どこで買ったかもうろ覚えながら記録を辿っていくと、hhstyle.com の通販を利用した履歴がありました。hhstyle に問い合わせたところ、相当昔の購入歴にも関わらず快く対応していただけました。製品の外観・シリアルナンバー(底面に貼られているシール)・故障箇所の写真をメールで送ったところ、すぐに交換部品をメーカーに手配してもらえました。


Aeron Chair

最初の問い合わせから十日ほど(販売店からメーカーへの依頼から一週間ほど)で、メーカーから補修部品が直接届けられました。ギリギリ保証期間内につき部品代・送料ともに無料。

Aeron Chair

届けられたのはこのクッション。「バナナクッション」「座面裏クッション」「座先端クッション」などと呼称されているようです。
バナナ型のウレタンクッションに固定用の両面テープを貼り付けただけのシンプルなパーツ。

Aeron Chair

こちらがアーロンチェアから取り外した古い方のクッション。もはや加水分解しまくって崩壊しているし、取り外そうとする端からボロボロ崩れてくるので剥がすのもけっこう大変でした。アーロンチェア側にどうしても両面テープや崩壊したウレタンの粉が残ってしまい、そのままでは新しいクッションを貼るのも難しいので、クッションを外した後はアーロンチェア側のフレームの糊やウレタンカスをきれいに掃除してやる必要がありました。

Aeron Chair

新しいクッションをアーロンチェアの座面裏に両面テープで固定して交換完了です。
ちょっとしたクッションですが、これがないと太腿(膝裏)が椅子のフレームに当たって不快なので、座り心地の上ではこのクッションはけっこう重要。

Aeron Chair

クッションを交換したことでウレタンカスが落ちてくることはなくなったし、座面先端のクッション性が良くなって、買った当初ってこんなにフカフカしてたのか!というのを改めて思い出しました(笑。
このクッションは素材的に加水分解してしまう宿命にありますが、保証外でも 2,700 円でパーツ購入できるようなので、今後は実費で交換するようにしよう。

アーロンチェア自体は二年前にリマスター版としてリニューアルされ、旧モデル(クラシック版)は既に生産完了していますが、クッション以外は特にヘタることもなくまだまだ使えそう。もともと一生モノのつもりで買った椅子だし、これからも自宅での作業に、リラックスタイムに、活躍してもらおうと思います。

Herman Miller / アーロンチェア リマスタード

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