2018/12/31 (Mon.)
ゆく年
[ Sony α7 III | Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZS ]
いろいろあった 2018 年も今日で終わり。
個人的には精神的にキツいこともいくつかあったけど、結果的には新しい一歩を踏み出せたことは良かったかな。これが最終的にどうなるか、はまだ自分にも予想がつきませんが。
家族のほうも奥さんが仕事を始めたり、長女が中学に進学したり、それぞれに変化のある年でした。数年後に振り返ったときに、あの年は大変だったね、という一年になるのかもしれません。
プライベートの方は割と大人しく過ごした一年ではあったけど、夏に韓国に行ったのはひとつのハイライトでした。久しぶりの遠出で、初めての国ということもあって新鮮な体験ばかり。来年もどこか旅に出たいと思っています。とりあえず国内は京都か名古屋か、四国かな(笑
さておき、本 blog の更新も年内はこれが最後。
今年もありがとうございました。皆様よいお年をお迎えください。
投稿者 B : 20:18 | Photograph | Planar 50/F1.4 ZS | α7 III | コメント (0) | トラックバック
2018/12/30 (Sun.)
過ぎゆく 2018 年
[ Sony RX100 III ]
2018 年も年の瀬を迎えています。
私も昨日から冬休みに入りました。が、今月から新しい仕事を始めたばかりでいろいろと立ち上げ中のため、あまり一年の終わりとか総括とかいう気分でもなかったりします。
みなさん今年買ったもののまとめエントリーを書かれているようですが、私は今年は大きな買い物をほとんどしておらず、めぼしいものといえば α7 III くらい。これはこれで、当分新しいボディは買わなくてもいいくらいに気に入っているんですが、一方でレンズを一本も買わなかったのは一眼レフを使い始めて以来初めてじゃないでしょうか。欲しいレンズはまだいくつかあるものの、だいたいの焦点距離のレンズを持っているから代用がきいてしまうため優先順位があまり高くないんですよね...。とはいえ、来年はこれを買おうと決めているレンズはあるので、それを狙っていきたいと思います。
[ Sony α7 III | Sony 70-400mm F4-5.6 G SSM ]
年末年始は特に予定を入れていないので、新年の準備などをしつつ静かに過ごしています。
三が日はカメラを持ってちょっとどこかに出かけたいかな。
投稿者 B : 22:00 | Photograph | Sony 70-400/F4-5.6 G SSM | Sony RX | α7 III | コメント (0) | トラックバック
2018/12/29 (Sat.)
KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA 恵比寿店
今年の忘年会納めは、以前から行ってみたかったお店を選びました。
六本木にあるイタリアンの名店、の恵比寿店です。
カジュアルな雰囲気の店舗で、かなりイタリアっぽいノリの店員さんにいろいろとそそのかされながら(笑)たくさん食べてきました。ええ、食べ盛りですから。
スタッフの方が「イタリアに行って買い付けてきた」というスパークリングワインからスタート。同じ泡でもビールじゃなくてスパークリングワインで乾杯すると、いつも以上に盛り上がります。
メニューを見るとどれもおいしそうで迷ってしまったので、料理はお店のおすすめでコース形式でお願いすることにしました。
最初の一皿は、餃子...かと思ったら(ぉ)こんがり焼いたレーズンパネ・パンナにマスカルポーネとゴルゴンゾーラをホイップ仕立てにしたチーズソースでカナッペ風に。レーズン、マスカル、ゴルゴンゾーラという私の大好物揃い踏みで何とも言えない幸せな味。スパークリングワインに合いすぎる。
鱈のフリット。これもスパークリングワインに合わせるアペリティフにはちょうど良い。おまかせにしたらこちらの状況に合わせてちょうど良いのを選んでくれているようで、いちいちツボを突いてきます。
キャベツのサラダとかりかりポテト、甘マヨ&バルサミコドレッシング。
シャキシャキとカリカリの食感に、甘味と酸味という 2×2 の味わいが堪能できる楽しいサラダ。
そして定番、カプレーゼ。
隠し味的にタマネギが添えてあるのがまたいい。トマトも何種類かのものが混ざっているようです。この店、一つ一つの料理にちょっとした手間がかけられているのが嬉しくなります。
こういう前菜類を味わったら白ワインが飲みたくなるというもの。
おまかせでお願いしたらリースリングが出てきました。白ワインならばリースリングが好きな私としてはどストライクなチョイス。フランスのリースリングに比べるとスッキリしていて、料理によく合います。
そこにどどーんと登場するのがイタリア産生ハムやサラミの盛り合わせ!
この盛り付け方がまた食欲をそそる感じでイイ。
私がリクエストしたいちじくとピスタチオのポークテリーヌも載っけてくれました。
テリーヌにいちじくやピスタチオの風味と食感が加わって、より立体的な味になっている。これはワインが進んじゃいますね。
さらに続けて肉!長門(山口県)産和牛、ハラミ(確か)の炭火焼。付け合わせは薄くスライスして重ねた「ミルフィーユ・フライドポテト」。
赤身肉のうまみをダイレクトに味わえ、これは満足度高い。今改めて写真を見ただけでも口の中に唾液が分泌し、語彙力が下がっていくのを感じます(ぉ
そーなると赤ワイン。
スパークリングから始まって白→赤と、まさかワインまでフルコースを決めてしまうとは思いませんでした。それほどワインを引き寄せるこの店の料理、恐るべし。
さあ、ここからはパスタ・タイム。
レギュラーメニューの他に日替わりの黒板メニューまであって、しかもこの黒板が。カラスミ、イカスミ、イノシシ、菜の花、海苔クリーミー、というパワーワードのオンパレード。どれも気になって選べないじゃないの(;´Д`)。
迷った挙げ句、まずはイタリアの菜の花のボンゴレ・ロッソから。
一般的なボンゴレ・ロッソのイメージを覆す、赤地に鮮やかな緑が映えるパスタ。そこにチーズの白がまぶされて、これはまさにイタリアそのものじゃないか。
プリプリした魚介の食感と菜の花の爽やかな香りがすごくいい。
次にイカスミ・ブラック。これまたイカスミパスタの想像を裏切る、緑と赤が鮮烈な一皿。
トマトベースで作った上にイカスミを和えているとのことで、ただのイカスミパスタよりも奥行きのある味。そこに春菊の苦み走った香りがアクセントになっていて、これもまたおいしい。
最後はイノシシボロネーゼ。そう、結局パスタだけで三品頼んでしまったのでした(笑
イノシシってどんな感じかと思ったら、確かに野性味というか肉肉しさを感じるミートソースだけど、別に獣くさいわけでもなく、これはうまい肉だ。もしかすると上に載っているネギの香りがよく働いているのかもしれない。
それにしても、この一皿も赤・白・緑。和の食材をうまく使いながらイタリアと日本の融合を果たしている。そりゃ、日本人が食べておいしいわけです。
どれもおいしかったなー。
つい食後酒的にウィスキーをいただいて、それぞれの料理を振り返りたくなります。
でも、まだ終わりじゃないんです。
ドルチェは、まずはティラミスから。
これがティラミス!?と言いたくなる、常識を覆す見た目のティラミス。
見た目だけでなく、チョコレートもジャンドゥーヤ(ナッツ入りのチョコ)を使っているようで、味が奥深い!
このティラミスには驚かされました。
セミフレッド・リモーネ。
ジェラートにレモンソースとピスタチオが載っていて、爽やかな酸味とピスタチオの風味を組み合わせるとこんな感じになっちゃうんだ!?という驚きの味。
とどめはバニラジェラート。
単なるバニラジェラートでしょ?と思ったら、食べる直前にもこみちよりも高い位置からオリーブオイルが投下!
こういう食べ方は今まで想像したこともなかったけど、バニラとオリーブオイル、合う。今度自宅でもやってみよう(笑
もう、最初から最後まで全部おいしかった。
店員さんに乗せられて食べ過ぎ飲み過ぎた感はあるけれど、値段に見合う満足度。どの料理もクリエイティブで、今まで食べたことがないイタリアンでした。
気の置けない仲間と、おいしく楽しく一年を締める。何とも幸福な時間を過ごしました。
ここは気に入ってしまったのでまた来ようと思います。
恵比寿以外にも六本木に二店、さらに最近は田町にも支店がオープンしたとのことなので、今度は別の店舗にも行ってみたいところ。
ごちそうさまでした。良いお年を。
投稿者 B : 21:00 | Dinner | Gourmet | コメント (0) | トラックバック
2018/12/28 (Fri.)
【買ってはいけない】ディスクシステム型 HDMI セレクタ
PS Classic を買ったらまたしても HDMI 入力が足りなくなってしまったので、HDMI セレクタを追加調達しました。
サイバーガジェット / CYBER・レトロデザイン HDMI セレクター 3in1
テレビ下に鎮座する小型レトロゲーム機に合わせて、ディスクシステム風デザインの HDMI セレクタです。公式には一言も「ディスクシステム」とは言ってないけど!
まあミニスーファミと PS Classic はともかく初代ミニファミコンはもうほぼ遊んでいないので外してしまっても良かったんですが、こんな HDMI セレクタが発売されたら繋がざるを得ない(笑
あー。もう、形といい色といい質感といい、完璧じゃないですか。ディスクシステムとかファミリーベーシックとかファミコンロボとか、外部機器でどんどん拡張していけるファミコンにワクワクしていた子ども時代を思い出します(そしてそのまま大人になった←
まあぶっちゃけ、今なら 2K の HDMI セレクタであればスーファミのコントローラ風デザインの HDMI セレクタくらいのサイズで作れてしまうわけだから、たぶんこのディスクシステム風 HDMI セレクタは分解したら中身スッカスカなんだと思うけど、大事なのはそこじゃないんです。
正面。当然ディスクは入るわけありませんが、代わりにイジェクトボタンが HDMI の入力切り替えボタンになっています。また本機は基本的に自動検出で入力を切り替えるらしく、ボタン操作さえもあまり必要はなさそうです。
白い印字の意匠までちゃんと再現した風になっているこだわりが素晴らしい。
背面は HDMI イン/アウト端子のみ。意外なことに電源入力はなく、HDMI バスパワーで動作します。
さらには赤外線リモコンもついていて、テレビに近づかなくても手元で入力切換が可能。まあ小型レトロゲーム機は本体にしか電源ボタンがないので、HDMI 入力だけ切り換えられてもあまり意味はありませんが...。
そして、このチープなリモコンの「1」と「3」のところにあからさまに修正したのが判るシールが貼られているんですけど(;´Д`)。
当初 10 月発売予定だったのが 12 月に延期されたのはこの修正のせいかー!
以前買ったクラシックボックス ミニと並べて。かたや成型品、かたや紙だから質感が全然違うのは当然として、高さがこうも違うとは。比べてしまうとクラシックボックス ミニの見た目には残念感が漂っていますが、これは箱よりもミニファミコンに貼るシールのほうが本体だと思っているからいいんです(ぉ
クラシックミニファミコンとのコンビネーションは、見た目上は完璧。
最新の有機 EL テレビだって、下にこれを置くだけで一瞬にして昭和のお茶の間が蘇ります(ぉ
で、HDMI セレクタとしての使い勝手ですが...、
全く使い物になりません。
いろいろ試してみてもうまく再現性が掴めていないんですが、今のところ我が家の環境で把握しているのは以下のような状況。
- 1 台だけ繋いだ状態ではそれなりに動作する
- Switch、ミニファミコン、ミニスーファミなど任天堂系ハードでは、ゲーム機側の電源を切った後に入れ直すと映らない
- PS Classic は 1 台だけ接続した状態では期待通り動作。電源オフ/オン操作してもちゃんと映る
- 2 台以上接続すると映らない(1 台のみ接続して動いているときに 2 台目を繋ぐとブラックアウト)
- リモコンは全く反応しない(ように見える)
Amazon やヨドバシ.com のレビューを見てもまともに使えていない人が多いようで、これは久しぶりに大地雷を踏んでしまったようです。最近は中華製の怪しい製品でも普通に使えてしまうことが多いので、まさか日本国籍のメーカー(まあ設計から製造まで中国の受託工場に丸投げなんでしょうが)でこんな粗悪品を掴まされるとは、油断していました。
明らかに初期不良か設計不良の類だと思いますが、メーカー側で対応してくれるんでしょうか。まあこのまま置物化してもいいんですけどねえ...。
投稿者 B : 23:59 | Game | コメント (0) | トラックバック
2018/12/27 (Thu.)
カメラを止めるな! [PS Video]
劇場公開中にリピートしたかったのが果たせずじまいだったので、配信が始まったのを見計らって PS Video で改めて鑑賞。
そろそろネタバレを恐れずに書いても良いですかね(笑
前半は完全に B 級ホラー映画をまるまる見せられて、後半にそのタネ明かしを含めた撮影風景を追体験する、という二段構成になっています。前半の劇中劇『ONE CUT OF THE DEAD』も小劇場芝居のようなノリが面白く、また本当にノーカットで収録されている凄みを感じられます。ところどころ引っかかりのある構成は、初見の時には後半のネタばらしで「あれが伏線だったのかー!」と納得しながら観るのも面白かったんですが、一度ネタが判った状態で最初から改めて観るのもまた違った面白さがあります。ちょいちょい挟み込まれる変なシーン、変なカットの裏がどうなっているかを想像しながら観ると、初見とは別の場所で笑いがこみ上げてくる。劇場で観たときに自分とは違う部分で反応していたお客さん、あれはリピーターだったのか!
この作品は SNS で話題になり、それをテレビがフォローすることでヒットした、いわゆる「バズった」映画の典型例でしたが、その契機は意外にも新聞の映画評コーナーに掲載され、初期は映画好きのシニアが単館の席を埋めたことがきっかけだったといいます(ソース:小寺信良さんと西田宗千佳さんのメルマガ)。SNS 的には「ネタバレは憚られるけど観に行った人の熱量がクチコミで伝わりやすい構造」を持つ作品ではありますが、一方で制作陣の映画愛、演劇愛が強く感じられる作風が、そういう映画好きや業界人の心を掴んだことがヒットの種火になったのではないでしょうか。そういう意味では『ラ・ラ・ランド』や『ニュー・シネマ・パラダイス』といった作品が映画好きに支持されたのと同じ根っこを持っているように思います。
とにかくイヤなことを忘れてひたすら笑えるいい映画です。私もディテールを忘れた頃にもう一度観ようと思います。
投稿者 B : 22:07 | Japanese Movie | Movie | コメント (0) | トラックバック
2018/12/26 (Wed.)
せんげん台 厨 Sawa 再訪
「この店を思い出した俺、殊勲賞」
以前食べたあの味がどうしても忘れられず、久しぶりに埼玉県越谷市千間台へとやってきました。『孤独のグルメ』に出てきた店で繰り返し訪れたい店は数あれど、たぶんこの店は歴代登場店の中でも五本指に入れたくなるほどおいしかった。折に触れては思い出していたものの、ちょっと気合いを入れないと来れない立地だけに機会がありませんでした。今回、カキとシチューがおいしい季節になってきたこともあり、満を持して再訪。
平日の開店直後に来てみたところ、並ばず入店できました。さすがに一頃の大混雑は落ち着いたようです。
店内、シチュー推し。おすすめ限定ランチメニューもシチューがずらりと並ぶ。どの名前も、食欲を煽ってくるなあ~。
他のお客さんは奥様グループがいくつかという感じ。近隣のマダムっぽいけど、地元にこんな店があって普段からママ会、ランチ会ができるとはうらやましすぎる。日常的にこんなにうまいものを食べてるなんて、家族はこんなオカアサンを全然知らないのかもしれない。
こちらはレギュラーメニュー。放送後しばらくはメニューを限定して営業していたようでしたが、現在は通常メニューが復活。
一つは最初から決めてあるけど、他をどうしようか。どれも魅力的すぎて迷ってしまう。
まずはブルスケッタから始めよう。
ちょいニンニクの効いた、それでいてトマトが爽やかなブルスケッタ。
おいしいけど、でもこれは一枚だけ食べて残りは後のために取っておきますよ。
そして、カキのムニエル。前回来てから、この味を二年半あまりも恋い焦がれていたんだ。
この香り、やばすぎるっしょ。
プリプリトロトロのカキの、縁のところだけちょっとカリッと焦がしてある感じがうれしい。
そこに香ばしい焦がしバターと、松の実。
今まで、これ以上に幸福を喚ぶカキがあっただろうか。本当に幸せな味だ。
...誰もいなかったら、泣くかも。
そこにこれですよ。オイスターブルスケッタ。
焦がしバターとニンニクの相乗効果で二倍以上にうまい。バターソースを吸ったパンもたまらない。
この食べ方を発明してくれたゴローちゃんに、改めて敬意を表したい。
メインは牛ホホ肉のハヤシのオムライス(数量限定)。
牛ホホ肉のシチューとオムライスで迷った挙げ句、両方一気に味わえそうなこれを頼む欲張りさん。
オムライスの上に牛ホホ肉とエリンギが載っていて、たっぷりシチューソースもかかってる。
オムライスは一見オーソドックスながら、卵のフワフワ感が素晴らしい。
ビーフシチューベースのソースはうまみと酸味のバランスがちょうど良く、そこにトロトロ牛ホホとエリンギのコリコリという異なる食感。
おいしいです、ほんとに...これ。
うーん、昼間っから大贅沢をしてしまった。
でもこの余韻をいつまでも味わっていたくて、食後のコーヒーで一服。
本当に、今回も全部おいしかった。
お会計のとき、おかみさんが「カキブルスケッタおいしかったですか?ゴローさんもやってましたよね」。巡礼者だってことバレてる(そりゃバレるわ)。ええ、本当においしかったですよ。
南東京からだと遠いけど、ここはまた何度となく来たい店。ビーフシチューや海の幸のシチュー、コキールも食べてみたいし、アメリカンソースのオムライスもまた食べたい。食べたいものが本当にたくさんあるんだ。
次の機会があるなら、今度は誰かを誘ってきてみようかなあ。
ごちそうさまでした。
投稿者 B : 22:56 | Gourmet | KODOGURU | Lunch | コメント (0) | トラックバック
2018/12/25 (Tue.)
麻布テーラーのオーダースーツ:二着目
仕事着がスーツになったので、今までのほぼ一張羅状態では全然足りず、三年ぶりに麻布テーラーで仕立ててきました。
パーソナルオーダースーツ・シャツの麻布テーラー|azabu tailor
パターンオーダーって吊しのスーツと比べて意外なほど価格差がなくて、自分の体型に合った既製服を探す手間を考えれば作ってしまった方が得な気さえします。
前回から三年経ったから念のため採寸からやり直してもらったところ、ほぼ寸法変わらず。ちょっと安心して(笑)前回と同サイズで作ってもらいました。店舗で布地のサンプルを見せてもらったり、店員さんのビシッと決まったスタイルを見ているとつい個性的な色柄を選びたくなりますが、あくまで日常的に着回す仕事着だから気持ちをグッと抑えてオーソドックスな生地を選択。
形状や襟、ポケット等の仕立てもごく標準的なものにしました。パターンオーダーで作るならちょっといじったほうがオーダースーツらしさが出そうだけど、見栄えよりも着心地のためにオーダーしているわけだから、これで良いんです。
生地や形で冒険しなかった分、裏地とボタンだけはちょっとオーダーっぽくオプションを選んでみました。今回選んだのは水牛ボタンですが、普通のプラスチックボタンから変えるだけで雰囲気が出るのが気に入りました。このボタンに合わせて茶系アンティーク仕上げの革靴が欲しくなりますね...。
身体に合ったスーツやシャツを着ていると一日仕事をしていても思ったほど疲れないものです。これと Runwalk があればスーツ生活もあまり怖くない。スーツはもう少し数を揃えたいので、しばらくは年一着くらいのペースで仕立てていこうかと。
投稿者 B : 23:00 | MONO | コメント (0) | トラックバック
2018/12/24 (Mon.)
TRIMBACH MUSCAT RESERVE
クリスマスを前に次女がインフルエンザにかかりまして。予防接種の効果か幸いにしてそれほど重い症状にならずに済んだんですが、それでもこの三連休は特に出かけたりせず自宅で静かに過ごしていました。
いつもはクリスマスにはシャンパンを一本開けるのをならわしにしているわけですが、そんな状況もあってシャンパンは年末年始に持ち越し。とりあえず買ってあった白ワインでクリスマスを祝いました。
TRIMBACH / MUSCAT RESERVE 2015
私は白ワインだと仏アルザス地方のが好きです。基本的にどれも辛口だけど、他の地方の辛口のようなスッキリ一辺倒のとは違って深みのあるリースリングが代表格、さらにアルザスワインを名乗っているのを選べば当たり外れが少ない、というあたりが気に入っています。このシュッとしたボトルも美しいし、ライン川を挟んでドイツと国境を接しているからほぼドイツワインと同じブドウを使っているのにドイツワインほど甘ったるくないのもいい。
白ワインだといつもはアルザスのリースリング種のものを買っているんですが、ミュスカ(マスカット)種のものを見かけたので試しに買ってありました。
同じアルザスワインでもリースリングと比べると、酸味がちょっと抑えめでマスカットらしい香りが楽しめます。でも全体的な傾向としてはやっぱりアルザスらしい、辛口の中にも深み、甘みも併せて感じられて良い。チキンくらいまでなら肉料理に合わせてもイケルし、気に入りました。今後アルザスワインを買うときにはたまにミュスカを選んでみようかな。
ここ数年自宅ではあまりワインを飲まなくなっちゃったんですが、ハイボール向きの国産ウィスキーが足りないと言われる昨今でもあるし、久しぶりにワイン生活に戻ってみるのもいいかなあ...。
投稿者 B : 23:00 | Drink | Gourmet | コメント (0) | トラックバック
2018/12/23 (Sun.)
Sony LA-EA3
EOS R と EF-RF マウントアダプタを実質無料で手に入れた方もいるようですが、いっぽう私は A-E マウントアダプタを買いました。
今さらながら LA-EA3 です。フルサイズ対応、トランスルーセントミラーなしのマウントアダプタ。
初代 α7 を買ったときに導入した LA-EA4 も持っているんですが、ボディ側の AF スペックが劇的に向上した今 LA-EA4 のトランスルーセントミラーでは AF ポイントは狭いし少なすぎるし、制約も多くてあまり使いたいとは思えなくなってしまいました。対して LA-EA3 は(AF モーター内蔵レンズに限るものの)α7 III 世代との組み合わせであればネイティブ E マウントレンズに近い感覚で AF が使える。私はボディと一緒に A マウントレンズの大半を手放してしまいましたが、まだちょっとだけ保有している A マウントレンズを活かせるなら高い買い物ではないと思い、この機に購入しました。
基本的には LA-EA1 のフルサイズ対応版ながら、三脚座が固定式だったり微妙に仕様が違います。
トランスルーセントミラーが入っていない分、LA-EA4 ほど取り扱いに神経質にならなくても良いのはありがたい。
↑は AF モーター非内蔵の Planar 85/F1.4 ZA だからこのアダプタでは AF できませんが、元々 AF がジコジコ遅いレンズだったから今後は MF レンズとして生きていってもらうことにします。若干とはいえ画質に影響を与えるトランスルーセントミラーなしでこのレンズを使いたい、とは常々思っていましたし。
SSM 搭載レンズで使うと、リニアモーターを搭載したネイティブ E マウントレンズには若干劣るものの、AF-C モードも含めて実用的なスピードで AF が使えて快適そのもの。少なくとも MC-11 経由でシグマレンズを使うのと同等以上の感覚で扱えると言って良いでしょう。動きモノにどれくらいついて行ってくれるかは分かりませんが、その辺は追い追い確認していくつもり。
投稿者 B : 22:30 | Camera | Camera Accessory | コメント (0) | トラックバック
2018/12/22 (Sat.)
ABC-MART と無印良品のシューキーパー
革靴を新調したら必要になってくるのはシューキーパー。脱いだら湿気を取って型崩れを防いでやることが長く履くためのコツです。
今までは革靴を一足しか持っておらず、シューキーパーも一本しかなかったので、このたび買い足しました。
一口にシューキーパーと言っても価格帯はピンからキリまであり、どれを選んで良いかよく分かりません。とはいえ高級ブランドの靴を履くわけでもなく、靴もある程度は消耗品と割り切るのであればリーズナブルな価格で最低限の機能を果たしてくれるシューキーパーで良いのではと考え、この二つを買ってみました。
一つは ABC-MART のビジネスシューズ売場に山積みされているプライベートブランド品、もう一つは無印良品のシューキーパーです。どちらも二千円台前半で、簡易バネ式でないタイプとしては安価。取り扱っている店舗も多く、入手性はかなり良いと言えます。
どちらもレッドシダー材を使ったシングルパイプ型のシューキーパーということで同じように思えますが、実際に比べてみると形状からしてずいぶん違います。
どっちが良いか、ちょっと比べてみました。
まずは ABC-MART のシダーキーパー。MARKEN というシューキーパーメーカー製のプライベートブランド品、というより OEM に近い製品のようです。かなり安いけどちゃんと左右で形状が変えてあったり先割れだったり、押さえるべきところは押さえてある感じ。
靴に入れてみました。パイプの付け根の部分がかなり自由にスイングするので、出し入れはしやすい。
履いたときに最もシワの寄りやすい甲の部分は十分に伸ばしてくれています。一方で踵の部分は細くなっているので、柔らかい革靴だと踵の部分から型崩れしそうな不安はありますが、内蔵スプリングがそれほど強くはないのでサイズが合っている限りは問題ないでしょう。
内側を見てみると、つま先部の形状がそれほど大きくないためにタンの部分まではカバーされていないのが分かります。それでも履いているうちに反ってシワができやすい部分についてはちゃんと伸ばされており、十分に用は足してくれていると言えます。
続いて無印のキーパー。
MARKEN のキーパーと比べると木の部分が大きく、靴を全体的にしっかり伸ばしてくれそうな形状。なおパッケージには紙ヤスリが同梱されていて、シダーの香りが消えてきたら表面を削って香りを復活させることができます。
靴に入れてみると、踵のパーツがちゃんと足形になっていることもあって、MARKEN よりもくまなく全体を伸ばしてくれています。そのぶん MARKEN よりは出し入れがしにくいけど、安心感はこちらの方が高いですね。
ただ内側を見るとこのキーパーでもタンの部分には届いておらず、日本人の甲高盤広足に合わせたシューズには無印のキーパーでもちょっと足りないようであることが分かります。つまりは踵の形以外は無印でも MARKEN でも「ほぼどっちでもいい」ということなのかもしれません。細身のローファータイプあたりなら無印のキーパーはジャストフィットしそう。
値段もよく似たこの二つのシューキーパーですが、どちらかといえば個人的には無印のほうが好みかな。でも普段履きの革靴を任せる程度ならばどちらでもほぼ不満はありません。
今回比べてみてシューキーパーにもいろいろあることが分かったので、次に革靴を買い足すときにはもう少し奮発してツインチューブタイプも試してみようかと思います。
投稿者 B : 21:58 | Footwear | MONO | コメント (0) | トラックバック
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