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TURNING POINT

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事後報告になりますが、私は実は先月末をもって転職しました。

退職エントリー的なものを書く趣味はありませんが、前前職~前職を通じて応援してくださった方も多いので、簡単にご報告まで。

この期に及んで職を変えようと思ったのは、前職に移る際にやりたかったこと、やれるはずだったことがその後の状況の変化でほぼ実現できないことがハッキリしたから。そのまま働くという選択肢もあったけど、理想と現実のギャップに自分自身が耐えられなくなったことと、四十歳を超えて自分だけでなく家族の将来を考えたときに仕事と生活のバランスを見直した方が良いと判断しました。
今まではバカみたいに自分のやりたいことだけを 100% 優先して職を選んできたけど、人生における優先順位が自分の今よりも子どもたちの将来に入れ替わりつつある中で、新しい仕事はやりたいことの優先度は多少抑えつつ、今の自分がやれること、心身の健康を保って働けること、年収、といったもののバランスの良い落としどころを選んだつもり。今までは縁故での転職しかしたことがなかったからまともに転職エージェントを使ったのも初めてだったし、四十歳を過ぎての転職は(多少覚悟していたとはいえ)いろいろと難しい部分はありましたが。


先日読んだ『マーケティングの仕事と年収のリアル』を読んだタイミングは転職先がほぼ決まってからでしたが、転職活動において自分が悩み苦労したポイントがまさに書かれていて、答え合わせをしているような感覚で読んでいました。あと半年早くこの本が出版されていたら、私の転職活動ももう少し余裕をもって進められたのかもしれません。マーケティング(特に B2C 方面の)は年齢的な賞味期限があると私も思っていて、35 を過ぎたあたりから自分の肌感覚を過信するのは危ないと意識していたけど、その上で次にどういうキャリアを築くべきなのかは現場だけを見ているうちにはなかなか俯瞰するのが難しいものです。

新しい仕事に就いてまだ一週間ほどしか経っていないので、この仕事で本当にずっとやっていけるのか、どれくらいの成果を挙げて達成感を得られるのかは分かりませんが、今までとは少し違う立場から世の中の役に立つ仕事ができればいい。その上で、それなりの達成感を得つつ落ち着いた日々が過ごせればいい、と思っています。今の日本では、それさえ贅沢な望みなのかもしれませんが。

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