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Samsonite Volant Spinner 68 EXP

かれこれ 15 年にわたって愛用してきたサムソナイトのスーツケースが、ついに壊れました。

四輪ある車輪の一つ(転がすときに使う車輪)が先日のシンガポール出張の際に何かを噛んで回らなくなっていたようで、引きずっている間に磨耗してしまいました。もう一方の車輪も軸からキーキー鳴るようになってしまい、かなり転がしにくい状況に。そんな中でシンガポール市街地コースを 5km に渡って引き回したことでとどめを刺した格好になりました。「シンガポールサーキットでフラットスポットを作ってしまった」と言えばちょっとカッコよく聞こえますが(ぉ。

このスーツケースはサムソナイトブランドでありながら日本のエース社が製造販売していた時代の製品で、発売から随分時間が経っているにもかかわらず修理や部品交換に応じてもらえて重宝していました。今回も車輪交換なら対応してもらえそうな気はしましたが、シンガポールから帰国した後に即再出国する予定が入ってしまったり(実は今北米にいます)、一週間単位で海外出張する機会が増えるならもう一回り大きいサイズのほうがいいし TSA ロックついてたほうが安心だし…ということで、思い切って買い換え。

Samsonite / Volant Spinner 68 EXP (Blue)

Volant Spinner 68 EXP

北米出張まであまり時間がなく吟味している余裕がなかったので、とりあえず店頭で実物を見てサクッと買って帰れるところということで今回はサムソナイト決め打ち。これまで使っていたものとは違って、今のサムソナイトはエースではなくサムソナイトが自社で製造販売しています。

今まではソフトタイプのスーツケースを使ってきましたが、飛行機に預け入れてしまうなら前面ポケットはあまり使う機会もないし、より汚れにくそうなハードタイプを選んでみました。

Volant Spinner 68 EXP

とりあえず容量 65〜70L クラスのハードタイプというのだけ決めて選びましたが、サムソナイト(およびセカンドラインにあたるアメリカンツーリスター)の中だけでも種類が多すぎて選ぶのが大変ですね。

他の条件としては

  • バゲージクレームで見分けがつきやすいよう、あまり暗すぎない色
  • 表面に平面が多いと傷が目立ちやすそうなので、できるだけ細かい凹凸があるもので、できればマット仕上げ

と考えていたんですが、店頭で実物を見た Volant Spinner の印象がすごく良かったので、半ば一目惚れで購入(笑。事前に Web で製品写真を見たときにはそれほど惹かれなかったのに、現物を見たら全く考えが変わりました。グロス仕上げだけど、これだけ表面の凹凸が細かく入っていれば傷も目立ちにくいかと。

Volant Spinner 68 EXP

中はごく普通ですが、仕切り蓋のところにビニール製のウェットポケットがついているのが夏場など濡れたものを入れることがある際には重宝しそう。

あと今までソフトタイプを使ってきた身としては、ハードタイプは気室が二つに振り分けられることで中身の視認性が良く、荷物の出し入れがしやすいのはメリットですね。ソフトタイプだと下の方に入っている荷物の出し入れが大変で、毎度ホテルに着くたびにスーツケースの中身がぐちゃぐちゃになっていたのが解消できそうです(笑


Volant Spinner 68 EXP

念願の TSA ロック。これで海外渡航時にも安心して荷物を預け入れることができます。

Volant Spinner 68 EXP

ハンドルはスーツケースのサイズ感からすると細すぎるかな?と思ったけど、十分剛性感もあるし伸縮もスムーズ。これは使っていて気持ちがいいですね。

Volant Spinner 68 EXP

このスーツケースの隠し機能は、開閉用途以外のファスナーが一つ付いていて、

Volant Spinner 68 EXP

これを開くことでこのとおり↑ケースの厚み方向を広げて容積を 66L→77L にまで増量することができます。これなら一週間を超える出張にも対応できそうだし、旅行先でお土産を買いすぎても手持ちカバンを増やさずに持ち帰ることができそう。

Volant Spinner 68 EXP

タイヤの動きも軽いし走行音もスムーズだし、取り回しが良くてとても気に入りました。改めて比べると、今までのスーツケースはよく働いてくれたとはいえあちこちにガタが来ていたんだなあ。
海外渡航用のスーツケースはある程度消耗品だと思って割り切って使うのが正解だと思いますが、このケースもできるだけ長くもってくれることを期待します。

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