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BOOX Poke Pro が気になる

【山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ】Onyx International「BOOX Poke Pro」 ~Google Play利用可能、E Ink搭載の6型Android端末 – PC Watch

昨日の PC Watch に掲載されていた記事を読んで気になっているこの電子書籍リーダー。
E-Ink ディスプレイを搭載した Android 端末で、汎用のリーダーとして使えるものです。

Onyx International / BOOX Poke Pro

BOOX Poke Pro

今や E-Ink 系の専用端末は Kindle か kobo かの二択になっていて、他の電子書籍ストア利用者はタブレットやスマホ等の汎用端末かとっくに販売終了した専用端末を使うしかないのが現状。私自身は書籍を読むこと自体があまり多くないのでもう完全にタブレットとスマホで事足りていますが、ウチの奥さんがもう購入六年になるソニー PRS-T2 を今でも愛用しています。
ソニーの Reader Store はもう二年前に専用端末からのコンテンツ購入機能を終了しており(PC 等で購入して専用端末からダウンロードすることはできる)、コンテンツ購入の使い勝手が悪くなっているのに加えて、最近は頻繁にフリーズするなど動作も怪しくなってきていて、そろそろ買い換えてあげたいんですが選択肢がなかった。今後のことを考えたら Kindle に乗り換えるのが確実でしょうが、今まで Reader Store で購入したコンテンツが移行できないのがネック。かといって長編小説をタブレットで読むのも辛いし…と思っていたところで、この BOOX Poke Pro はちょうど良い買い換え先になりそうです。


電子書籍ストアは Amazon が実質的に一人勝ちの状況で、いっぽう電子書籍端末としてはスマホやタブレットのほうが当たり前になった今、他の電子書籍ストアのコンテンツを E-Ink 端末で読みたいというニーズはニッチもいいところでしょう。でも汎用 Android 端末なら Amazon も含めた電子書籍ストアがほぼ全て扱えることになるので、Amazon と他のストアの併用、あるいは段階的に Amazon に移行していくための端末としてはかなり魅力的。PC Watch への掲載がきっかけかは分かりませんが本日時点で Amazon.co.jp での在庫が切れているのも、隠れたニーズがそれなりにあることを示しています(何台在庫してたのか知らんけど)。

中国メーカーの製品らしくデフォルト言語が中国語だったり、仕様や使い勝手に多少のクセはありそうなものの、一昔前の中華クオリティという作りではなさそう。それに何よりこういうニッチなものでもハードを作れてしまうところに中国のパワーを感じます。ちゃんと日本代理店がついて技適を通しているところも好印象。ある程度流通が復活したら、誕生日プレゼント等に買ってしまうかもしれません。

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