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JOBY GorillaPod Original

CP+ のヴァイテックイメージングブースでもらったゴリラポッドを使ってみています。

JOBY / GorillaPod Original

GorillaPod Original

JOBY は二年ほど前にヴァイテックグループに買収されて Manfrotto と同じ傘下になりました。ヴァイテックってもともと Manfrotto と Gitzo、ナショジオくらいだったのが近年では Lowepro まで買収してかなり大きな企業グループになりましたよね…。

ゴリラポッドは今さら説明するまでもないフレキシブル三脚の代名詞ですが、今まで気にはなっていたものの安定性や耐久性に疑問があって自分では買ったことがありませんでした。でもせっかくいただいたんだから活用していきます。

GorillaPod Original

このゴリラポッド オリジナルはサイズ的には Manfrotto のテーブルトップ三脚 PIXI(伸縮しないタイプ)とほぼ同じくらいの大きさです。しかし樹脂製なので PIXI とは比較にならないくらい軽い。カバンの中に入れていても存在を忘れるほどの軽さ。まあテーブルトップ三脚としての安定性は PIXI のほうが圧倒的に高いですが。

GorillaPod Original

ゴリラポッドの真骨頂はこのひたすらボールジョイントを繋いでいったかのような構造にあります。


GorillaPod Original

この構造のおかげで、脚を自由自在に曲げることが可能。三脚は通常安定した場所(主に平面)に設置することを前提としていますが、ゴリラポッドはむしろ不安定な場所でカメラを固定するための三脚です。

GorillaPod Original

ゴリラポッドには生意気にも(?)クイックシューがついていて、雲台側には本体デザインと一体化させたロック機構があります。

GorillaPod Original

クイックシューはコイン式のネジ。しっかり留められる代わりに手回しできないので、つけっぱなし前提になります。ただ RX100 シリーズの場合クイックシューをつけると電池/カードスロットが開閉できなくなってしまうのが悩ましい。

GorillaPod Original

カメラをセットするとなんだか宇宙人みたいな見た目に(笑。

この状態でテーブルトップ三脚として使ってもいいですが、

GorillaPod Original

こんな感じ↑で柱や手すり、木の枝などに巻き付けたりして使うのが本来の使い方。ボールジョイントと石突に巻かれているラバーのおかげでこんな使い方をしてもけっこう安定感があります。

このゴリラポッドを活かして撮ってみた写真がこちら。

GorillaPod Original

近年のカメラはセンサ性能の向上に伴い夜間でも普通に手持ち撮影できてしまうほど高感度性能が高まっていますが、こういう写真を撮ろうと思ったら通常は三脚を立ててスローシャッターを使うしかありません。でもゴリラポッドを使えばわざわざ大きく重い三脚を持ち歩かなくても、

GorillaPod Original

このように陸橋の手すりにゴリラポッドを巻き付けるだけで 10 秒のスローシャッターも切れてしまいます。まあ陸橋だとどうしても陸橋自体の振動の影響は受けてしまいますし(それは三脚も一緒)、この手すりが金属製で円筒形だったから滑らないかハラハラしましたが(汗)、何キロもある三脚ではなく数十グラムのゴリラポッドでこれが撮れるというのは素晴らしい。今まで使わなかったことを少し後悔しました。

なおこのゴリラポッド オリジナル(旧モデル)は耐荷重 325g なのでコンデジまでしか使えませんが、現在は耐荷重最大 5kg までのバリエーションが出ているので、様々なカメラでこの恩恵を受けることができます。商品名も「ゴリラポッド 325」とか「ゴリラポッド 5K」のように耐荷重のスペックが直接記載されるようになったのも分かりやすくて良い。私もミラーレスカメラ用に耐荷重 1kg のモデルを買い足そうか思案中です。

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