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2019/07/01 (Mon.)

MICROVAULT USM32W3

高速な USB メモリが必要になったので、久しぶりに新しいものを購入しました。

ソニー / MICROVAULT 32GB USM32W3

USM32W3

数年前に VAIO のリカバリメディア作成のために買った USM16W の後継機種です。外観はほぼ変わらずに USB 3.1 Gen1 に対応したマイナーチェンジモデル。
以前の USM-W シリーズは海外向けにしか販売されていませんでしたが、今回の USM-W3 シリーズは正式に国内販売もされています。でも Amazon で見たところ並行輸入品のほうが 2/3 くらいの値段で売られていたため、私は今回も海外モデルを購入。メーカー保証が付きませんが、USB メモリはデータ保存用ではなくあくまで一時的なコピー用なのであまり気にしません。

USM32W3

USB Type-A のオスコネクタをそのまま延ばしたような形状でとてもコンパクト。ソニー製 USB メモリというとノックスライド式のイメージが強いですが、それに比べても大幅に小型化されています。ノックスライドタイプは端子が保護される安心感やアクセス LED などの利便性があって良いんですけどね。

USM32W3

外観は USM-W シリーズと全く同じで、コネクタ内部が USB 3.x を表す青色になっている点だけが異なります。

公称 160MB/s というスペックだけど実際のところどうなのか?というのを CrystalDiskMark で計測してみました。比較対象は今までメインで使っていた USM32GT、USB 3.x 世代同士での比較です。

ドライブUSM32W3USM32GT
Sequential Read (Q32T1)216.32990.453
Sequential Write (Q32T1)67.20712.581
Random Read 4KiB (Q8T8)12.86910.071
Random Write 4KiB (Q8T8)0.0080.031
Random Read 4KiB (Q32,T1)13.0029.643
Random Write 4KiB (Q32T1)0.0050.178
Random Read 4KiB (Q1T1)10.8657.717
Random Write 4KiB (Q1T1)0.0090.093

おお、思っていた以上に速い。シーケンシャルリードは公称スペック以上だし、USM32GT に比べても倍以上速い。シーケンシャルライトに至っては USM32GT の 5 倍高速です。外付け SSD や UHS-II SDXC ほどではありませんが、ちょっとしたファイルコピーでも違いが体感できるほど高速化されています。

この満足度で二千円ちょっと、これはいい買い物をしました。USB メモリってそんなに頻繁に買い換えるものではありませんが、これだけ違うというのが判ると定期的に買い換えたくなりますね。

投稿者 B : 22:32 | PC | PC Peripheral | コメント (0) | トラックバック

F1 オーストリア GP 2019

レッドブル・ホンダのフェルスタッペンがトップチェッカー! ホンダ2006年以来のF1勝利|F1オーストリアGP決勝

ありがとうマックス&レッドブル・ホンダ!!!

ジェンソン・バトンが RA106 を駆り雨のハンガロリンクを制して以来、約 13 年。ホンダ製パワーユニットを搭載したマシンがトップチェッカーを受ける、この日をどんなに待ちわびたことか。

ルクレールがポールポジションを獲得し、ハミルトンのペナルティによるグリッド降格でフロントロウからのスタートになったマックス・フェルスタッペン。ソフトタイヤでスタートするルクレールに対してマックスはミディアムスタート、これは第四期ホンダ F1 として最もポディウム中央に近いレースでは...という感触がありました。
が、決勝でレッドシグナルが消灯した直後。一瞬アンチストールに入って蹴り出しに失敗したフェルスタッペンは、一時 7 番手までポジションを落とします。ルクレールが PP から大逃げを打ち、その後ろをメルセデスの二台が追う展開になった時点で、もうフェルスタッペンのレースは終わったかに思えました。

が、その後がすごかった。ライコネンとノリスをかわしたマックスの前を走っていたのはヴェッテル、ハミルトン、ボッタス、ルクレールの四人。まずハミルトンがタイヤ交換時にフロントノーズの交換も行ったため、ピット作業の間にフェルスタッペンが先行。ハードタイヤに交換した RB15 はメルセデスやフェラーリよりも明らかに速く、上位とのギャップをみるみるうちに削り取ってヴェッテルとボッタスを立て続けにオーバーテイク。2 位フェルスタッペンと首位ルクレールの差は約 5 秒、残りは 15 周。その後もフェルスタッペンのペースは落ちず、残り 5 周でついにテールを捉えます。
ルクレールは最後まで健闘したものの、最後は完全にフェルスタッペンのレースでした。残り 3 周のところでマックスは軽く接触しながらもルクレールをねじ伏せ、そのままトップチェッカー。

スタート前には「もしかしたら勝てるかも」という気配はありましたが、まさかこういうレース展開でレッドブル・ホンダが初優勝するとは誰が予想したでしょうか。一度はポジションを落としながらもコース上でメルセデスとフェラーリをぶち抜いての優勝。ホンダが第二期 F1 活動を終了してから 17 年、こんなレースをずっと見たかった。13 年前のホンダの優勝はいくつもの幸運が重なって手にしたものだったけど、今回のは紛れもなく実力で掴み取った勝利です。またレッドブルのホームレースでの勝利であること、そしてメルセデスの開幕以来の連勝を止めたのがフェラーリではなくレッドブル・ホンダであったこと、すべてがドラマだったと言って良い。

ポディウムではマックスが登場するなり胸のホンダマークを指さし、コンストラクター代表としてはクリスチャン・ホーナーではなくホンダの田辺さんが登壇し、オーストリア出身のプレゼンターであるゲルハルト・ベルガー(田辺さんは第二期ホンダ F1 時代にベルガーの担当エンジニアだった)と壇上で熱い抱擁を交わす...など、涙なしには見られませんでした。2015~17 年にあれだけひどい扱いを受けてきたホンダが、今やこれだけのリスペクトを受けて表彰台の中央に立っている。もちろんホンダはただ一度優勝するためだけに F1 に帰ってきたわけではないでしょうが、まずは第一歩として結果を残すことができました。

今回フェルスタッペンが速かった理由はいくつか考えられますが、まずは先週からのヨーロッパが高温に見舞われていたことと無縁ではないでしょう。メルセデスは冷却に問題を抱えてパワーユニットを使いきれなかったといいますし(同様の問題はレッドブルやフェラーリにも発生していたでしょうが)、また涼しかったシーズン序盤にはタイヤを作動温度領域に入れやすかったメルセデスと苦労していたレッドブル/フェラーリという構図が気温の上昇に伴いレッドブル/フェラーリ有利な状況に変わった可能性もあります。また今回レッドブルが持ち込んだフロント周りの空力のアップデートがハマり、スペック 3 PU のパフォーマンスを引き出すことができるようになったことも一因でしょう。田辺さんのコメントによれば、優勝の目が見えた時点でエンジン寿命を多少犠牲にしても出力優先に振るモードに切り替えさせたということですし。

とはいえ、毎回何かしらやらかすフェラーリはともかくメルセデスがこのまま手をこまねいているわけはなく、次戦イギリスまでにはライバルも対策を施してくるでしょう。が気温が上がっていくこれからの季節、うまくすればレッドブル・ホンダがこの勢いを保てる可能性がないわけではありません。高速サーキットで実力で勝てたというのが何よりの自信。次も今回のような面白いレースを見せてくれることを期待しています。本当におめでとう!

投稿者 B : 22:00 | F1 | Season 2019 | コメント (0) | トラックバック

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