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VAIO SX12 発表

13.3型偏重なモバイル界に一石を投じる12.5型の「VAIO SX12」 – PC Watch
【Hothotレビュー】性能と操作性に妥協なし。900g切りの12.5型メインマシン「VAIO SX12」 – PC Watch

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VAIO の独立 5 周年モデル(もうそんなに経つのか…)として新シリーズ「SX12」が発表されました。

中身は既発売の SX14 シリーズとほぼ共通で、Whiskey-Lake U 世代の 4 コア 8 スレッド CPU(下位機種は 2 コア)・最大 16GB RAM・最大 1TB の PCIe/NVMe SSD(下位機種は SATA SSD)・LTE モデル選択可能など、モバイルでありながらメインを張れるスペック。我が家の自作機あたりはもはや GPU 以外は置き去りにされるような性能です。でも今回の目玉はディスプレイベゼルを狭額縁化することで 11inch クラスの筐体に一回り大きな 12.5inch の液晶を搭載してきたことでしょう。
DELL XPS 13 シリーズがモバイルノート PC に狭額縁のトレンドをもたらしてからもう数年が経ちますが、盛り上がるのは 13inch クラスばかりで 11inch クラスのモバイル PC はあまり盛り上がってきませんでした。まあ B2B 市場で主に導入されるのが 13inch だからというのもありますが、初代 VAIO 505 から長年 10~11inch クラスのモバイルノートを愛用してきた身としては寂しかったのも事実。それが今回旧 S11 とほぼ同クラスの筐体に 12inch のディスプレイを押し込み、さらにキーボードも一回り大きなピッチのものを搭載してきたとあっては俄然気になるわけです。


ただ、唯一惜しいのがその解像度。せっかく画面サイズが大きくなったのに、解像度は FHD(1,920×1,080)で据え置き。個人的に、前職では VAIO Z(WQHD: 2,560×1,440)、現職では MacBook Pro 13(WQXGA: 2,560×1,600)というオーバー FHD のマシンを使い続けてきたので、今さら FHD 以下の PC には戻りたくないんですよね…。せめて WQHD の選択肢を用意してほしかったところですが、ソニー時代のように機種ごとにディスプレイパネルから開発していた頃とは違い、今の VAIO はパネルメーカーが提供する既製品から調達しているわけで、選択肢がなかったんでしょうね。
そんなわけで、サイズ感としては SX12 がしっくりくるとは思うものの、製品バランスとしては SX14 の 4K モデルのほうが完成度が高いというのが私の感想です。

私はそろそろ個人用のモバイルノート PC を買い換えたいとは思っていますが、最近はほぼタブレット+BT キーボードがあれば事足りてしまうので、プライベートなら三泊以上の旅行でもなければ PC 自体を持たずに出かけるようになってしまいました。一昔前ならとても考えられなかったことですが、それくらい個人でモバイル PC を使うことがなくなっているんですよね。今回の SX12 がもし WQHD か 4K パネルだったら、後先考えず発注してしまっていたと思いますが(笑
あるいは、そろそろ自宅用も自作機ではなくて SX14 あたりをメイン機にしてしまったほうがスッキリしそうな気もします。サイクル的には今年か来年あたりマザーボードから入れ替えるタイミングなんですよね。でも必要に応じてストレージや GPU を差し替えられる自作機の自由度はやっぱり捨てがたい…。

むしろ奥さんがそろそろ PC を買い換えたがっていたり、長女が自分専用の PC を欲しがっていたりするので、その選択肢として SX12 をそこそこのスペックで買うというのはあるかもしれません。

VAIO / VAIO SX12icon

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