b's mono-log

2018/07/20 (Fri.)

密閉型イヤーピース「Crystal Tips」を試す

寿命を迎えた COMPLY の代わりにトリプルコンフォートに戻していた XBA-N3 ですが、いい機会だから以前から気になっていた新鋭のイヤーピースを試してみました。

Crystalline Audio / Crystal Tips イヤーピース M コア・M サイズ(1 ペア) CTSPMM

Crystal Tips

英 Crystalline Audio のウレタンフォーム系イヤーピース「Crystal Tips」です。自宅ではスピーカもスピーカケーブルも英国メーカーのものを使っていることもあり、イギリス製品なら私の音の好みに合っていることを期待して購入。とりあえずお試し用にと 1 ペアのみ買いました。

Crystal Tips

COMPLY(Tsx-500)と比べると、どちらもウレタンフォーム系なだけあって構造はよく似ています。改めて見ると COMPLY のほうはかなり劣化していますね...。
比較すると Crystal Tips のほうがウレタンの目が細かく、潰したときの形状の復元も COMPLY より早いです。また表面に少し艶があるのは耐熱・耐汗コーティングが施されているためとのことですが、このコーティングがどれくらいもつかは使ってみて経過を見るしかないですね。COMPLY にもコーティングのようなものはありましたが、劣化はしたので。

Crystal Tips

COMPLY は様々な形状のバリエーションが展開されていますが、Crystal Tips は今のところオーソドックスな弾丸型のみ。コア(内径)2 種類×サイズ(外径)3 種類の合計 6 種類のバリエーションが用意されています。私が使っているイヤホンでいうとソニーと AKG が M コア、Shure SE シリーズは S コアが適合します。XBA-N3 との組み合わせでいうとトリコンや COMPLY に比べて若干緩いようで、何かの拍子にすっぽ抜けないかやや不安はありますね。

音質については...遮音性と中低域のブースト具合は COMPLY に匹敵するものがありつつ、COMPLY では減衰してしまっていた高音成分がちゃんと伸びてくる印象。トリコンに比べれば高音は幾分マイルドになっているものの、個人的にはこれくらいのバランスが聴きやすい。COMPLY はロックや R&B 系は楽しいけど女性ヴォーカル物やピアノ、管弦楽系の音楽は響きが損なわれてしまいがちだったのが、Crystal Tips では特に得手不得手なく聴かせてくれます。「Crystal Tips」の名に恥じない透明感のある音で、個人的には XBA-N3・AKG N30 どちらとの組み合わせでも今まで試したイヤーチップの中ではベストだと感じます。

イヤーピースの選択次第では XBA-N3 や AKG N30 にこんな音が出せたということが嬉しい驚きで、つい小一時間聴き耽ってしまいました。今後の経年劣化状況次第ですが、これは 3 ペア購入して XBA-N3 と AKG N30 の常用イヤーピースにしてしまおうかと思っています。

Crystalline Audio / Crystal Tips イヤーピース M コア・M サイズ(3 ペア) CT02MM

B01NAUGC5L

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2018/07/10 (Tue.)

Shanling M0 が気になる

最近発売されたこの DAP が気になっています。

Shanling / M0 portable music player

Shanling M0

中国 Shanling の超小型 DAP「M0」です。一ヶ月ほど前から e イヤホンでは発売されていて一度触ってきてはいたんですが、今月に入ってから大手量販店でも扱うようになったので、改めて試聴してきました。

自分自身ではもう数年にわたって「ウォークマン A シリーズを買い換える」以外の選択肢をあまり考えたこともなく、量販店の DAP 売り場を覗くことも少なくなっていましたが、今や売り場の半分がウォークマン、残りがその他大勢(A&K、オンキヨー/パイオニア、FiiO あたり)がパラパラと置いてあるだけでかなり選択肢が狭まっているんですね。まあスマホで音楽を聴くのが当たり前の時代、無理もないことだとは思いますが、やはり淋しい。
この M0 も展示している店舗はまだあまり多くなく、私は新宿西口のヨドバシでようやく見つけました。

Shanling M0

まあとにかく小さい。イメージ的には第 6 世代 iPod nano か Apple Watch を分厚くしたような感じ。近年このサイズ感の DAP はほとんど出てこなくなっていたので、久しぶりにこのサイズ感を見ると興奮します。ウォークマンもここ数年は小型化を諦めて音質に振っているからなあ。

この M0 のすごいところは、このサイズでありながら DSD フォーマット対応(さすがに PCM 変換再生でしょうが搭載されている DAC チップから DSD はおそらくネイティブ再生だろう、との指摘をいただきました)、Bluetooth トランスミッタ/レシーバの両方で使用可能、aptX/LDAC 対応、さらに PC と接続すれば USB DAC としても使えてしまう、というスペック。単体の DAP としても十分なスペックを持ちつつ、BT ヘッドホンと組み合わせて良し、サブ機にしても良し、という幅広い使い方ができそうです。特に「単体で音楽再生もできるし BT レシーバにもなれる」というハイブリッドさは、元ウォークマン M505 ユーザーとしてはグッとくるところでもあります。

Shanling M0

液晶ディスプレイはタッチパネルになっていて、操作は完全にタッチ式。あまり複雑な操作はなく、メニューを辿って楽曲の選択や設定をします。一階層戻るのには画面フリック。それだけです。以前、e イヤホンの展示機を触ったときにはタッチパネルの感度が悪くて微妙かなと思いましたが、ヨドバシの展示機ではある程度改善されていたので、ファームウェアのバージョン次第で操作性も変わってきそうな印象。とはいえ、そもそも画面が小さすぎて操作しづらいことには変わりないので、積極的に楽曲を選択して再生するというよりは、基本シャッフル再生がメインという使い方が合っているのでしょう。

Shanling M0

側面には竜頭がついていますが、これは押し込みで電源(画面表示)のオンオフと回転でボリューム操作のみ。再生系の操作は竜頭ではなくタッチパネルで行います。
逆の側面には microSD カードスロットがあります。内蔵メモリなしという思い切った仕様なので、100GB クラスの大容量 microSD を挿して使うのが良いでしょう。試しに私のウォークマンに入っている microSD を挿してみたところ、千曲単位の楽曲が入っているとインデックスの作成にかなり時間がかかりそうだったので、microSD は挿し替えではなく挿しっぱなしにするのが良さそうです。

AKG N30 を直挿しして試聴してみたところ、これ単体で聴いている限りは十分に良いと感じられる音。ただしウォークマン NW-A35 と直接比較してしまうと、ウォークマンのほうが中高域の伸びが良く、それぞれの音をダイレクトに鳴らしてくれる印象。Shanling M0 はそれに比べると少し引っ込んだような聞こえ方ですが、その分音場感というか広がりを感じられる音だと思います。そもそも本体サイズからして違うからウォークマンのほうが良くて当然ですが、このサイズの中にこれだけの多機能を詰め込んで音も決して悪くなく、それでいて実売 ¥15,000 というのは驚嘆に値します。私も日々ウォークマンを使っていながらも音は Bluetooth で飛ばしてしまっていることが多いので、それなら内蔵アンプのパワーも関係ないし、M0 を母艦にして小ささのメリットを享受したほうが良いのかもしれません。でも、たまには有線ヘッドホンでガスッと鳴らしたくなるんだよなあ。そういうときはやっぱりウォークマンなんだよなあ。

そんなわけで、この M0 はウォークマンやハイレゾ系 DAP を持っている人が買い換えるほどではありませんが、サブ機としては面白い。何より「ちっちゃいもの好き」のハートを掴みにきているところがいい(笑。いったんは思い止まりましたが、そのうち衝動買いしてしまいそうな自分がいます。

Shanling / M0 portable music player

B07CYMJDYK

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2018/06/14 (Thu.)

COMPLY、寿命を迎える

XBA-N3 用に半年前に買った COMPLY Ts-200、手持ちのイヤホンの中で最近は XBA-N3(+MUC-M2BT1)ばかり使っているせいか、ウレタンがヘタってコシがなくなってきました。で、ふと見てみると、

COMPLY

イヤーピースにヒビが入り、崩壊が始まっているじゃないですか(;´Д`)ヾ。暑くて耳の中にも湿気がこもりやすい時季になってきたし、加水分解が加速したかな。毎日耳に入れる前に潰す COMPLY の装着方法では素材にダメージも蓄積しやすいのでしょう。公称寿命は毎日使用で 1~2 ヶ月が目安と言われていることを考えれば、半年はむしろよくもったと言えます。

トリプルコンフォートイヤーピース

というわけで、とりあえずソニー純正のトリコン(トリプルコンフォートイヤーピース)に戻しました。COMPLY から戻してみると高音の伸びはトリコンのほうがある(曲によっては出すぎな感もある)のと、素材に反発力があるので COMPLY のように「耳に入れてからフィットするまで待つ」必要がないのは良いですね。ただ音のバランスは個人的には COMPLY のほうが好きだったかな。でもトリコンはシリコン系素材のため COMPLY よりも寿命が長いというのは大きなメリットです。

最近はイヤーピースも「沼」と言えそうなほど多様な製品が出てきているので、この機会に他のも試してみようかと思っています。

ソニー / トリプルコンフォートイヤーピース M サイズ EP-TC50M

B01M1D31EC

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2018/04/19 (Thu.)

BenQ TK800

4K/HDRで約15万円のBenQプロジェクタ。芝生の色も忠実なフットボールモード搭載 - AV Watch

BenQ TK800

BenQ から 4K/HDR に対応した DLP プロジェクタの新製品「TK800」が発表されました。

えっ、BenQ ってこないだ HT2550 を出したところじゃないですか。それがほんの三ヶ月ほどの間にまた新製品?しかも HT2550 でさえ 4K/HDR 対応でクラス最安値になる 20 万円級という価格だったのに、そこからさらに安くなって 15 万円前後。いち消費者としてはありがたいですが、さすがに価格破壊しすぎでは...と心配になってくるレベルでもあります。

TK800 は価格的には HT2550 の下位機種(BenQ 的にはスポーツ向けという位置づけであり、ホームシアター向けの HT2550 とは別カテゴリということかもしれませんが)でありながら、基本的な筐体デザインや大部分のスペックが共通化されています。違いと言えば色再現性が Rec.709 96%→92% に下がっていることと、逆に輝度が 2,200lm→3,000lm に向上していることくらい。これはおそらく搭載されているカラーホイールが HT2550 では RGBRGB の 6 セグメント品、TK800 では RGBW の 4 セグメント品という違いなのだろうと思います(おそらくそれ以外の違いはなく、あってもソフトウェア的な差違のみと思われる)。そのため明るさは稼げているけど HT2550 よりもカラーブレーキングが気になりそうだし、Rec.709 カバー率 92% というのも特段優れているわけでもない。これで 5 万円安くなるのはちょっと魅力ですが、シアター用途ならば HT2550 一択かなあ、という気がします。もちろん、BenQ としてもそれは解った上で、映画ではなくスポーツ向けモデルとしてロシアワールドカップに合わせて商品化してきたのでしょう。
いずれにせよ、BenQ によって 4K/HDR プロジェクタのエントリーラインが 15~20 万円に設定されたわけで、他メーカーを含めた今後の競争が楽しみになってきました。DLP 系メーカーは TI からパネルを買ってくれば近いコストで作ることはできるでしょうが、問題はまだこの価格帯の製品を出せておらず、かつパネルも自社開発が多い液晶系メーカーがどう出てくるかですね。SXRD を安売りするつもりがなさそうなソニーは置いといて(笑)、エプソンがどうするか。

そうはいっても実際の画質は気になるもの。最低でも HT2550 と TK800 でどの程度の画質差があるかは一度チェックしたいところ(本当は他メーカーとの比較や 2K 機との比較もしたいですが)。でも以前も書いたとおり、BenQ って店頭展示しているお店が極端に少ないんですよね。
そういう人向けに BenQ はアンバサダープログラムを展開してはいますが、サイカ先生のように映像製品のレビューを仕事の一つにしているならまだしも、ごく普通の一般人にすぎない私がブランドのファンになったわけでもないのに「アンバサダー」を自称するのはなんか抵抗があります。特に私は一度ファンになったら突き詰めてしまうタイプなので(笑)、ファンにもなる前から「アンバサダー」と言われると逆に引いてしまうというか、まだそれほど親しいつもりでもない相手から「こいつ俺の親友でさあ」と言われているような居心地の悪さを感じます。

そういう意味では reviews とか、もう開店休業状態のモノフェローズのような仕組みの中で借りて客観的にレビューできると良いんだけどなあ。結局いろんな媒体でのレビュー記事等を参考にしてエイヤッと買ってしまうしかないのかもしれません。

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2018/04/17 (Tue.)

ヒアラブルデバイスと「音の AR」

ここ最近、ソニーから興味深いイヤホン系製品が立て続けに出てきました。

ソニーモバイルコミュニケーションズ / Xperia Ear Duo XEA20icon

iconicon

まずは一番面白いのが「Xperia Ear Duo」。過去にあった「Xperia Ear」は片耳用で、あくまで Bluetooth ヘッドセットの延長線上にあるヒアラブルデバイスでしたが、後継機(上位機?)である Duo では両耳でステレオ音楽再生に対応しつつ、耳を塞がないデザインで外音も聞こえるというタイプ。しかも左右独立型ワイヤレスイヤホンでもあります。耳の下から掛けるという珍しいスタイルは眼鏡使用者でも装着できるし、大きめのユニットは(あくまで見た目の印象では)左右間の音切れにも強そう。音楽メインではなく音声アシスタントと通話用ヘッドセット目的、音楽はそこそこの音で BGM 的に楽しめればいい向きにはかなり便利そう。近年、仕事で電話することが多い人で BT ヘッドセットではなく首掛け式の BT イヤホンを仕事中も掛けっぱなしにしている人も珍しくありませんが、そういう人にはうってつけのデバイスだと思います。

ambie / wireless earcuffs AMBT-01

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続いて ambie wireless earcuffs。ソニー製品という括りではありませんが、ソニーが出資した会社でソニーが製造しているという意味では近いものと言えます。これ自体には音声アシスタント機能は搭載されていませんが、日中つけっぱなしにして環境音と音楽を一緒に聴ける、そして音声通話にも使えるという点で Xperia Ear Duo と似たところを狙っていると言えます。違いは左右独立型か否か、そして音声アシスタントに直接対応しているか否かの違い(これはソフトウェア次第でどうにでもなりそうな気がする)と言って良いでしょう。

以前、初代 ambie sound earcuffs を使ってみたときに、せっかく外音と音楽を一緒に聴ける開放感が得られるデバイスなのにイヤホンケーブルに縛られているのがもったいないなあ...と思っていたら、案の定出てきた Bluetooth モデル。ただ先代は私の耳型にどうしても合わず、つけていると痛くなるのですぐに手放してしまった経緯があります。だから今回もちょっと使うのは無理だろうなあ...と思いつつ、外音と音楽、あるいは情報としての音を重ねて聞かせてくれる Xperia Ear Duo や ambie のようなアプローチはとても面白い。

一方で、技術的には真逆のアプローチをしてきた製品がこちら。

ソニー / WF-SP700Nicon

iconicon

左右独立型ワイヤレスイヤホン WF-1000X のスポーツ版という感じのモデルです。こちらは音楽を聴くことが主目的のデバイスながら、ハンズフリー通話や音声アシスタント操作にも対応し、かつノイズキャンセリング機能の応用である「アンビエントモード」によって外音の取り込みも可能という、いわば Xperia Ear Duo とは反対側からのアプローチで結果的に似たような特徴を持った製品と言えます。
個人的には、Xperia Ear Duo や ambie のようなオープンイヤー型のイヤホンよりも、マイクから取り込んだ音を加工して聞かせるアンビエントモードのほうに可能性を感じています。というのも、アンビエントモードは外音のうちノイズと判断される音域をカットして聞きたい音域だけ聞くことができる(例えば電車の走行音を消して人の話し声だけ聞ける)という点で優れており、今後音声アシスタントが進化して様々な情報が耳から入ってくる時代に適しているから。まあ、耳を塞ぐタイプのイヤホン/ヘッドホンは対面で人と話すときに相手から「こいつちゃんと聞いて/聞こえてないんじゃないか」という印象を持たれるデメリットがあるので、仕事中も使うならばオープンイヤータイプのほうが何かと問題にはなりにくいでしょうが。

スマートスピーカのブームもすっかり一段落という感覚の今ですが、音声アシスタントはむしろ個人が使うイヤホン(ヒアラブルデバイス)でこそ花咲く技術でしょうし、近い将来スマホに次ぐ規模の市場になるはず。過去にも何度か書いていますが、外音に音声アシスタントや音楽、あるいは通話が重なるのはいわば「音の AR」であり、技術的に難易度の高い視覚の AR よりも先に普及するでしょう。そうなれば歩きスマホも半減するし、個人的には早く一般化してほしい技術です。
スマホの Xperia はここ二年ほど完全に保守路線で技術的には周回遅れもいいとこですが、一方でスマホの次の世代に向けた仕込みはひとつイイ感じに実を結んできたなあ...という印象です(だからスマホはコンサバでいいとは言っていない)。左右独立型ワイヤレスイヤホンは実際使ってみるとイマイチという声も聞こえてきますが、競争が激しい領域でもあるし二、三世代のうちに完成度は高まってくるのではないでしょうか。私もそろそろ自分で手を出すつもりで物色してみようと思います。

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2018/04/15 (Sun.)

Fire TV のリモコン用アタッチメント「Sideclick Remotes」

家族にも TSUTAYA に行く代わりに使わせるようになって我が家ではすっかり日常的に使うデバイスになった Fire TV ですが、テレビの入力切り替えや音量調整に別途テレビのリモコンを使わなくてはならないのがプチストレスだったので、こんなものを買ってみました。

Sideclick Remotes / SC2-FT16K Universal Remote Attachment for Amazon Fire TV Streaming Player

Sideclick Remotes

ちょっと前にインプレス PC Watch で紹介されていたものです。

【やじうまミニレビュー】Amazon Fire TVのリモコンに音量ボタンを追加できる「Sideclick Remotes」 ~複数台のリモコンを1つに集約可能 - PC Watch

Fire TV のリモコンにつけることでテレビの基本操作(電源オンオフ、入力切り替え、音量調整など)ができるようになるというものです。
たまに「Fire TV のリモコンはシンプルで素晴らしい、日本メーカーのテレビリモコンはボタンが多過ぎでクソ」みたいな言説も見かけますが(個人的にはそれについてはいろいろ言いたいこともあるけど)、Fire TV のリモコンは単体じゃテレビ側の操作ができないので、複数のリモコンを使い分けなくてはならないというのは全然スマートじゃないですよね。この Sideclick Remotes はそんな需要に応えるためにクラウドファンディングによって開発されたサードパーティ製アタッチメント。

販路は日本の Amazon.co.jp でも輸入業者がマーケットプレイスを使って販売しているようですが、¥5,000 くらいしてしまいます。Amazon.com なら $30+送料 で日本へも発送してくれるからそっちのほうがちょっと安い(私が買ったときはたまたま $24.99+送料 でした)。リードタイムが二週間ほどかかりますが、待てるならアメリカから直接買った方が良いでしょう。

Sideclick Remotes

パッケージに含まれているのは Sideclick Remotes 本体と、Fire TV 用リモコンに装着するためのアタッチメント二種(現行品と音声検索非対応の旧型用)、単四電池×2。あとは簡単な説明書がついている程度で、あまり考えなくても使い方は理解できます。

Sideclick Remotes

Fire TV リモコンにサクッと装着。ボタンの大きさやデザインがリモコン本体のものと合わせてあるため、なかなか一体感があります。
プラスチック筐体に施されているシボはリモコン本体のものよりも粗めですが、擦り傷や手脂がつきにくいという点で Sideclick のほうが扱いやすそう。

Sideclick Remotes

Fire TV リモコンは電波式ですが、、Sideclick はテレビ用のリモコンなので赤外線発光部がついています。

Sideclick Remotes

Sideclick を装着することでリモコン全体の横幅が大きくなってしまうため、片手持ちすると若干手に余る感が出てきてしまいます。
そこで PC Watch の記事に倣って Sideclick をリモコン本体の上寄りにスライドさせてみたところ、薬指~小指がちょうど段差のあたりに収まるようになり、多少持ちやすくなりました。この装着方法おすすめです。

ちなみに Sideclick はプラスチック製のフックでリモコン本体に留まっているだけなので、上の写真のように右手で持ったまま親指で Sideclick 側のボタンを押すと、少ししなる感覚があります。もうちょっとしっかり固定されてほしかった気もします。

Sideclick Remotes

Sideclick はテレビメーカー各社に対応したプリセットコードを持っているわけでもない、完全なる学習リモコンになっています。
電源ボタンと [B] ボタンを同時押しすると赤色 LED が点灯し、学習待機状態になります。そこでテレビリモコンと向かい合わせにし、Sideclick 側の学習させたいボタンを押す→テレビリモコン側の該当するボタンを押す という手順で学習させることができます。

ボタンは電源、音量+-、チャンネル↑↓、入力切換、それからスペシャルボタンが [A][B] の二つ用意されています。私は普通のテレビ操作に加えて、HDMI セレクタ(ソニー SB-HD41R。既に生産完了品だけどリモコン対応で重宝してます)の入力切換(Fire TV と BD レコーダ)を割り当てました。これでテレビの電源オンから Fire TV への入力切換、音量操作までをリモコンの持ち替えなしでできるようになりました。

Sideclick Remotes

コロンブスの卵的な製品ですが、これがあるとないとでは Fire TV の扱いやすさが段違い。Fire TV の単価を考えると数千円の投資は微妙なラインですが、私は買って良かったと思います。VOD のヘビーユーザーなら買って損はしないのではないでしょうか。

Sideclick Remotes / SC2-FT16K Universal Remote Attachment for Amazon Fire TV Streaming Player

B01MRFY61G

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2018/04/13 (Fri.)

OverLay Plus for WALKMAN NW-A40/A30

ウォークマン A30 の保護シートが随分ヘタってきたので新しいのに買い換えました。

ミヤビックス / OverLay Plus for ウォークマン NW-A40 シリーズ / NW-A30 シリーズ OLNWA30/12

OverLay Plus for NW-A30

今まで使っていたのはソニー純正クリアケースについていた保護シート。一年以上にわたってほぼ毎日使っていれば、さすがに細かい擦り傷や部分浮きが出てきます。
買い換え先はいつもの OverLay Brilliant...と思ったんですが、そういえば上位機種のウォークマン NW-ZX300 ではマットガラスを採用していてなかなかいい質感だったよなあ、というのを思い出して、アンチグレア仕様の OverLay Plus を選択。私は昔はアンチグレア派だったんですが、液晶の高精細化に伴ってアンチグレアフィルムでは機種によってモアレやギラつきが気になるようになってしまい、以来 OverLay Brilliant(グレア仕様)または Magic(キズ修復仕様)を買っていました。

OverLay Plus for NW-A30

早速貼ってみました。
少なくとも消灯した状態では、ディスプレイ面のテカリが抑えられて落ち着いた良い雰囲気に見えます。

では、実際に画面を表示させてみましょう。

OverLay Plus for NW-A30

...あ、全然悪くない。
一昔前のアンチグレアフィルムと比べて表面の粒子が細かくなったのか、モアレは感じないしギラつきや黒浮きも気になりません。最近のノート PC でもノングレアパネルは実際にはハーフグレア(グレアとアンチグレアのいいとこ取り)だったりしますが、それに近い質感。ディスプレイ面への映り込みがほぼなくなったため、視認性も良くなりました。

OverLay Plus for NW-A30

これはなかなかイイ感じ。買い換えてないのに、何となく ZX300 を使っているような気になってきます(ぉ。
食わず嫌いせずにもう少し早くアンチグレアフィルムを試しておけば良かったなあ。

あとは擦り傷がつきやすいかどうかが気になっているので、しばらく使いながら様子を見てみようと思います。

ミヤビックス / OverLay Plus for ウォークマン NW-A40 シリーズ / NW-A30 シリーズ OLNWA30/12

B01LZ2SJXZ

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2018/04/11 (Wed.)

DAZN で改めて F1 バーレーン GP を観る

今シーズンの F1 およびレッドブルエアレース観戦のため DAZN を契約したわけですが、F1 開幕戦の決勝レースは結局青山でのライブビューイングに参加してしまったため、今季予選~決勝を通しで DAZN で観たのは先日のバーレーン GP が初めてでした。もちろんこのために購入した Fire TV を利用して、テレビで観戦。

DAZN

DAZN

DAZN の仕組み自体は一年前から大きく変わっていないので、画質周りの印象は昨年試用したときの感想と大きくは変わらず。スカパー!での放送と比べるとビットレートが低いのか解像感は少し劣るし、フレームレートも 25fps なので若干のパラパラ感はあります。でもまあ許容範囲かな...。スカパー!よりも安い料金で F1 全セッションに加え F2 やレッドブルエアレースまで観戦できることを考えれば不満はありません。
敢えてイマイチな点を挙げるとすれば、スカパー!とは実況・解説とサーキットノイズの音量バランスが異なり、F1 マシンのエンジン音が小さく聞こえること。解説は聞きやすくていいんですが、ただでさえハイブリッド化で迫力がなくなっているエンジン音がさらに小さくなってしまって寂しい。

DAZN

あとこれは DAZN とは関係ない話ですが、今季から F1 公式の国際映像に表示される情報の種類と量、それにデザインがガラッと変わって見やすく、かつ分析に必要な情報がタイムリーに出てくるようになりました。昨年から F1 の商業面を仕切っているリバティ・メディアの方針でしょうが、これはありがたい。

また、今季の DAZN の F1 中継ではオンボード映像やタイムフィードなどの関連情報を表示する「F1 ZONE」という機能が提供開始されたとのことでしたが、Fire TV リモコンのオプションボタンを押してみても何も表示されない。よく確認してみたところ、

DAZN

DAZN 内でバーレーン GP 決勝の番組が二つあって、その片方が F1 ZONE になってるじゃないですか!そういうことか(;´Д`)。完全にテレビのデータ放送みたいな感覚で出したり消したりできるものだと思ってた。

DAZN

F1 ZONE の映像はメインの国際映像のほかオンボード映像(任意にドライバーを選択できるわけではない)、タイムフィード、それと右下にドライバーのプロフィールやコース解説が表示される程度。タイムフィードはありがたいけどそれ以外の情報についてはちょっと浅いかなあ...。メイン画面が小さくなってしまうこともあるし、これなら通常の中継を観たほうが楽しいです。

...が、DAZN は複数端末から同時ログイン・同時視聴が可能なので、例えばテレビ画面で通常中継を観ながら手元のタブレットや PC で F1 ZONE を観る、というハイブリッドな使い方ができます。タイムフィードは観戦上かなり有用な情報なので、観戦自体はテレビでしながらタイムフィードを常時確認するためだけに手元に PC(またはタブレット)で F1 ZONE を流しておくというのは賢い使い方だと思います。スマホ/タブレット向けの Official F1 App を使えばもっとリッチなライブタイミングやチームラジオなどの情報もチェックできますが、課金までするかは微妙...と思ってここ 2 シーズンほどは使っていなかったので、今季は公式アプリ代わりに F1 ZONE でタイムフィードをチェックしようと思います。

DAZN

ちなみに昨今はメジャーリーグの大谷翔平やテニスの大坂なおみが大活躍していますが、DAZN はちょうどいい具合にそれらのカテゴリも網羅してくれているので、普段モータースポーツ以外のスポーツ中継をあまり観ない私も、そういう注目のゲームを配信してくれていると観てしまうわけです。普段チェックしていない(=録画していない)競技の試合も後からフォローできるのは改めて VOD のいいところだということを、大谷を観ながら実感(笑。

そういえばこのエントリーを書いていたところで、インプレス Car Watch に DAZN での F1 観戦についての素晴らしい取材&レビュー記事が掲載されていたので、ぜひご一読を。

2018年のF1シーズン開幕! 好評の新機能「F1 ZONE」を公開したDAZN(ダゾーン)に行ったぞーん - Car Watch

個人的には 1989 年頃からずっと川井チャンが解説する F1 に慣れ親しんできたせいか、あの甲高い声がない F1 中継にはちょっと違和感もあります(笑。
上記記事によるとオーストラリア GP では実況:サッシャ氏、解説:オグタン(小倉茂徳氏)だったようですが、バーレーンでは実況:中島秀之氏(昨年くらいまでスーパー GT やスーパーフォーミュラのテレビ解説を担当。F1 日本グランプリでは鈴鹿サーキット現地での Pit-FM 実況でもおなじみ)、解説:中野信治氏(元 F1 ドライバー)というコンビで、これまた安定感がありました。なんというか、スカパー!の解説はみんなベテランすぎて話が内輪感あるのに対して、DAZN の解説は分かりやすさ重視という印象。初心者向けにも分かりやすそうなのはもちろんですが、長年観ているファンとしてもレースの状況が的確に把握できてありがたい。DAZN の実況解説、これはこれでアリだと思うし、これに慣れたらスカパー!は聞きづらく感じそうな気がします(笑。

地上波放送があったころのフジテレビの F1 中継は、スカパー!が初心者お断りの玄人向け放送、逆に地上波は謎のイケメン推しで女性ファンを獲得しようとするなど(ロズベルグに「音速ディカプリオ」とか渾名をつけてた...)バブル期の放送から何も変わっておらず、ちゃんとファンを獲得して育てようという姿勢が感じられないのがどうかと思っていました。その結果地上波も BS 放送もなくなり、日本の F1 は昔からのファンだけがスカパー!で観るものに...という先細り傾向。それに比べると DAZN の F1 中継は地味めだけど分かりやすく、また同じ契約の中でエアレースやスーパークロスといったカテゴリも観戦できるため、他カテゴリのモータースポーツファンが横移動しやすい。定着しにくい客層を狙うのではなくちゃんと刺さる層をターゲットにしているという意味では、さすが専門配信事業者だなと感じます。カテゴリを問わず国内モータースポーツは先細りの状況ですが、DAZN と各カテゴリのメーカーやプロモーターが手を組めば、もうちょっとは盛り上げられるのではないでしょうか。個人的にはインディとスーパーフォーミュラ、スーパー GT くらいまでは網羅してもらえるとありがたいし、人にも勧めやすくなるのですが。

Amazon / Fire TV (New モデル) 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属

B06XTXMCHR

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2018/03/23 (Fri.)

Echo Dot: Music Unlimited と Bluetooth スピーカと

Echo Dot を買ったら、とりあえずは音楽ストリーミングの再生機器として使いたくなるわけです。

Amazon / Echo Dot (New モデル)

Echo Dot

Clova WAVE は私自身はそれほど積極的に使わなかったけど、私がいないときに家族がそれなりに LINE MUSIC の再生端末として使っていたようです。子どもが家にいるときにテレビをつけっぱなしにするよりは音楽でもかけていたほうがいいだろう、という感じで日常生活の BGM に使っていました。LINE MUSIC の半年間無料が切れてからはやや静かな生活に戻っていたわけですが、Amazon の音楽配信サービスが LINE MUSIC と遜色ないようであればそちらに乗り換えようという腹づもり。

Amazon の音楽配信サービスは三種類あり、概要は以下の通り。

  • Amazon Music: 月額利用料なしの購入型音楽配信サービス
  • Amazon Prime Music: プライム会員向けの定額聴き放題サービス。ライブラリは 100 万曲
  • Amazon Music Unlimited: プライムとは別料金の定額聴き放題サービス。ライブラリは 4,000 万曲
Echo で使うなら実質 Prime Music か Music Unlimited かの二択ということになります。一応キャリア系の d ヒッツ(docomo)やうたパス(au)にも対応しているため、邦楽中心に聴きたいならキャリア系サービスのほうが楽曲の網羅性はありそうです。

私はプライム会員ではないし、スマホや PC で利用せず Echo のみで使うのであれば Music Unlimited は ¥380/月 と格安。ただし 4,000 万曲とはいってもどんなアーティストと楽曲が含まれているかは特に説明がなく、自分に合っているかは試してみないことには判りません。Music Unlimited には他の音楽ストリーミングサービスと同様に一ヶ月間の無料体験期間があるので、その期間を利用してライブラリが気に入るかどうかを確認することができます。

Amazon Music Unlimited

以前、他社が展開していた同名の「Music Unlimited」を使っていた身としては、改めて全く違う系統の Music Unlimited を利用することには複雑な感覚がありますね(´д`)...。
ただ、Music Unlimited Echo プランの契約の仕方が PC やスマホ経由ではなく、Echo に「Alexa、Amazon Music Unlimitedに登録して」と話しかけるだけで完了するというのはなかなかスマートだと感じました。普通に PC から登録するんだと思ってちょっと探してしまいましたが。

とりあえず、ざざっといろいろ試してみた感触としては、「楽曲やアーティスト単位で指定して再生できる割合は体感で半分くらい」という感じ。宇多田ヒカルはあるけど久保田利伸はないとか、洋楽でもややマイナーなアーティストになると網羅してないとか、そんな感じ。一方で映画のサントラは(少なくとも私が試した範囲では)意外と網羅性があるようでした。さすがにないだろと思いつつ冗談で試してみた『孤独のグルメ』のサントラがかかったときは戦慄しました(笑。
感覚的には LINE MUSIC よりはライブラリの充実度が高いように思いますが、こういうのは楽曲の網羅数よりも「自分が聴きたい音楽があるかどうか」だから何とも言えません。どのストリーミングサービスも「聴きたい楽曲が全てある」という状況ではない以上、楽曲やアーティスト指定で聴くよりもジャンルやチャンネル単位で再生して聴き流す BGM 的な使い方が現時点では最適でしょうね。

しかし音楽用スピーカとしては Echo Dot はさすがに貧弱と言わざるを得ません。中域以外はでていないと言って良い、スマホの内蔵スピーカよりは多少マシという程度の音。まあそれが分かっていて、外部スピーカ利用前提のつもりで買ったから不満はないんですが、どのスピーカに繋ごうかな...と試していたときに発見したのが

Echo Dot

Clova WAVE の上に Echo Dot がピッタリはまるサイズということ(ぉ。
Echo Dot は Bluetooth スピーカを外部機器として接続することができ、Clova WAVE は逆に Bluetooth スピーカとして使うことができるので、

Echo Dot

Echo Dot に Clova WAVE をペアリングして WAVE から音を出すことだってできてしまいます(笑。
当然ながら WAVE のほうがスピーカとしてのスペックは高いので、このほうが数段良い音がでます。WAVE の頭脳の部分を全く使わないことに対する罪悪感みたいなものは残りますが(ぉ。

Echo Dot

まあ、外部スピーカを使うなら WAVE よりももう少しちゃんとした Bluetooth スピーカを使った方が満足度は高いですね。WAVE はあくまでモノラルだし。

海外では既にヤマハの MusicCast 機器が Alexa 連携に対応しているようなので、これが早く日本にも来てほしいところです。単に MusicCast 機器が Alexa スキルに対応して音声操作ができるだけなのか、Echo で受けたストリーミングミュージックを MusicCast 機器で鳴らすことまでできるのかは分かりませんが、我が家で最も音が良い環境はリビング(ヤマハ RX-A2050+B&W 704)なので、それが Alexa 連携できるようになるといろいろと捗りそう。

スキルについてはいろいろと実験のしがいがありそうなので、また追って試してみようと思います。

Amazon / Echo Dot (New モデル)

B06ZYTTC4P

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2018/03/21 (Wed.)

Amazon Echo Dot

私のところにもようやく招待状が届きました。

Amazon / Echo Dot (New モデル) (ホワイト)

Echo Dot

発売から随分時間が経ってしまい、スマートスピーカの話題も一段落した感がありますが、少なくとも Amazon Echo に関してはまだ買えていない人の方が多いようなので、今さらでも多少はネタにして良いかな。
私は先行して発売されていた Clova WAVE を試してはいたものの、Google と Amazon の日本参入以来 Clova WAVE はすっかり存在感がなくなってしまい、また先行体験版の購入特典だった LINE MUSIC の半年無料権が 2 月で切れてしまったこともあって、ここ一ヶ月ほどは置物と化していました。なので Echo が買えたらしばらく試してみてどちらを残すか決めようと思っていたのでした。

Echo Dot

パッケージはコンパクトかつシンプルながら、表面にはエンボス加工や部分コーティングが施されていて妙にお金かかってます。

Echo Dot

買ったのは最もエントリーにあたる Echo Dot。デカいスマートスピーカが何個もあってもしょうがないし、Clova WAVE と違って良い音を出したければ外部スピーカに接続するという手段が執れるし、まずはシンプルなものをということで選択。灰皿くらいの大きさしかないのでその辺に転がしておいても良いですが、WAVE のようにバッテリが入っているわけではないので、かならず電源(microUSB)が必要なのが惜しいところ。

Echo Dot

インターフェースは電源(microUSB)とアナログライン出力のみ。その気になればちゃんとしたアンプにライン接続すればそれなりの音が出せますし、Bluetooth スピーカとも接続できます。Echo シリーズの中では最もシンプルな機種ですが、意外とツブシが利きます。

電源を入れると LED がクルクル回った後「Echo アプリでセットアップしてください」というアナウンス。スマホに Echo アプリをダウンロードして、そこから初期設定を行います。

Echo Dot

Echo アプリのようこそ画面。いきなり中途半端な和英混在メッセージが表示される UI にちょっと引いてしまいました。Kindle や Fire TV が OOBE(初期設定)の UX がかなりスムーズで好感が持てたのに比べると、いかにもまだまだ未完成なデバイスという印象で、少し不安。

Echo Dot

セットアップ画面には日本未発売の Echo Tap のメニューも表示されています。Tap ってあまり話題になっていませんが、そのうち日本でも発売されるんでしょうか。

Fire TV よりは幾分面倒なセットアップを完了すると、普通に使えるようになります。

Echo Dot

Echo アプリからは Alexa との対話履歴を確認し、残しておきたくないログは削除することが可能。ログを読んでみた限りでは日本語の認識精度は Clova より全然良いし、ウェイクワード(Echo の場合は「Alexa」)へのレスポンスについても WAVE では「ビコン」という反応音を聞いた後でないとコマンドを受け付けてくれなかったのが、Echo では「Alexa、音楽をかけて」というようにほぼ繋げるような形で発話してもしっかり認識してくれる。Clova の認識率の低さとレスポンスの悪さに辟易気味だったので、このストレスがないだけでも使おうという気にさせてくれます。

Echo Dot

Echo の売りの一つがサードパーティ製の機能を利用できる「スキル」。日本向けのスキルはまだまだ多くはない状況ですが、これについては今後ぼちぼち使っていくつもり。

Echo Dot

とりあえず今日届いてセットアップし、基本的な機能を触ってみた程度なので、これからいろいろ実験しようかと。Clova WAVE よりは使い物になりそうな感触があるので、どれくらい日常的に役立ってくれるか見極めようと思います。

Amazon / Echo Dot (New モデル)

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