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2011/11/30 (Wed.)

Sony MDR-NWBT10N

ソニー / MDR-NWBT10N (ブラック)

Sony MDR-NWBT10N

ウォークマン用のオプションとして発売されている Bluetooth ヘッドホンを試してみました。

私は以前から Bluetooth+ノイズキャンセリングなワイヤレスヘッドホンが欲しいとは思っていました。これがおそらく史上初めての BT+NC タイプのヘッドホンだと思いますが(修正:これ以前にも BT+NC タイプのものはありました)、デジタル NC が当たり前になっている今アナログ NC 搭載ということは、BT+NC は技術的なハードルが高いんだろうなあと想像します。

Sony MDR-NWBT10N


本体は真円を二つつなぎ合わせたようなデザイン。安っぽいというほどではありませんが、高級感があるというわけでもありません。まあ、もともとが普及価格帯のウォークマンとのセット品なので、こんなものでしょうか。

二つの円はそれぞれ機能を持っていて、W. のシンボルマークがあしらわれているほうは円をジョグシャトル風に回すと曲送り/戻しの操作になります。NC のオン/オフはハードウェアスイッチ。ヘッドホンは NC タイプなので、本体から直接生えているタイプで交換はできません。

Sony MDR-NWBT10N

もう一つの円は再生/停止ボタンになっています。側面にはボリュームスイッチと microUSB コネクタ。この microUSB は充電専用ですが、対応するウォークマンであれば「おすそわけ充電」(ウォークマンから電力を「おすそわけ」して充電)ができます。それだけバッテリがもたないことの裏返しでもあるわけですが(笑。ちなみに充電中はヘッドホンとして使用することができません・・・。

Sony MDR-NWBT10N

背面には大きめのクリップがついていて、シャツやカバンのショルダーストラップに留めておくことが出来ます。外れやすいわけではありませんが、個人的にはもう少し強めのクリップでも良かったかな。

Sony MDR-NWBT10N

ヘッドホンユニットは初代ノイキャンウォークマンである NW-S700 シリーズ付属品の派生型。一応、イヤーピースにはハイブリッドイヤーピース(ノイズアイソレーションタイプではないほう)が奢られていますが、ユニット自体が旧式という印象は否めません。

NC に関しては、アナログ方式とはいえノイズキャンセル効果はかなり高く、デジタル NC でなくても十分かも?という性能が実感できました。ヘッドホンユニット自体は NW-S700 シリーズから基本的には変わっていないようですが、かなりチューニングが進んでいるようで、NW-S700 シリーズのときに感じた NC オン時の圧迫感のような感覚がほとんどなく、これなら常時 NC オンでも良いかもしれません。
ただ音質に関しては・・・NW-S700 シリーズを使っていた頃ならば十分に満足できたでしょうが、デジタルアンプ+デジタル NC でヘッドホンユニットも新型になっている NW-A840 シリーズに買い換えた今となってはダイナミックレンジ、分解能やヌケの良さ、どれをとっても物足りなさが漂ってしまうのは否定できません(それでも iPod の付属イヤホンより遙かに良いと思いますが)。
あとバッテリがもたない(公称約 3 時間)というのは実用上厳しいものがありますね。BT+NC なのでそれくらい電気を食うのもやむを得ませんが・・・。

私はワイヤレスヘッドホンは MW600MDR-EX600 の組み合わせで、Xperia acro に繋いで使っているので、それと比べると音質の差は歴然としています。まあ価格帯が全然違うので直接比較するのも酷ですが、地下鉄や飛行機を日常的に利用する人ならばノイキャンの効果を重視して MDR-NWBT10N という選択もアリだとは思うものの、ノイズアイソレーションイヤーピースの遮音性もそこそこ高いので、地上を走る電車やバス程度の利用であれば、MW600+MDR-EX600 のほうが満足度は明らかに高いですね。あと、Bluetooth の音切れも MW600 のほうが少ないように感じました。私は MW600 をヘッドセットとしてもけっこう使っているので、機能的な面でも NWBT10N は物足りないわけですが・・・。

ただ NC+BT で¥6,000 前後というコストパフォーマンスはかなり魅力的だと思います。でも個人的には、デジタル NC+S-Master が入った MDR-NC100D あたりをベースに Bluetooth 化してくれたら、¥20,000 くらいでも買いだと思っているんですが、難しいでしょうか・・・。

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2011/10/28 (Fri.)

ノイズアイソレーションイヤーピースの取り寄せ(再)

私の通勤のお供になっているヘッドホン MDR-EX600 のイヤーピースがずいぶんヘタッてきました。

ノイズアイソレーションイヤーピース

ノイズアイソレーションイヤーピースのウレタンフォーム(スポンジ)がイヤーピースからはみ出してきています。これでは遮音性が半減してしまうので、耳に入れる前にウレタンを押し込みながらダマシダマシ使ってきたんですが、毎回のことなのでイライラ。

ノイズアイソレーションイヤーピース

イヤーピースをひっくり返してみると、シリコンの筒の部分にくっついていたはずのウレタンフォームの接合部が千切れてしまっています。これじゃはみ出してくるわけだ。
けっこう大事に使っていたつもりではありますが、持ち運び時に付属のケースに入れていたわけでもないので、1 年近く使う間にあちこち引っ張られて徐々に千切れてきたんでしょう。

ということで、以前ウォークマンの NC ヘッドホンの換装用に取り寄せたときと同様に、サービスステーションで取り寄せてみました。

ノイズアイソレーションイヤーピース

1 個あたり¥210(税込み)。4 個注文したのは、ウォークマンのヘッドホンのほうも、同じようにウレタンフォームがはみ出る症状に見舞われたからです。

さっそく交換。一応、使い古したものと並べてみました。

ノイズアイソレーションイヤーピース

スポンジが若干変色しているのは使い込んだせいだと思いますが、それを差し引いても古い方は微妙に膨張してる気がする・・・。

交換後の使用感としては、明らかに新しいイヤーピースのほうが耳へのフィット感が向上し、遮音性が良くなりました。そういえば買った当初はこんな感じの装着感だったよなあ、というのを改めて思い出したくらいで、ちょっとしたウレタンフォームの収まりの違いでずいぶん変わるものだなあと。

もともとカナル型イヤホンのイヤーピースは消耗品ではありますが、このノイズアイソレーションイヤーピースについては半年~1 年くらいを目処に交換するようにしたほうが良いかもしれません。千切れないように構造を見直してくれるともっと嬉しいんですが(^^;;
ちなみにウレタンフォームが取れてしまったイヤーピースは、そのままでも通常のハイブリッドイヤーピース相当(ぉ)として使えるんですが、ハイブリッドイヤーピースもたくさん持っているので、1 年間ありがとうの感謝の念を込めて廃棄しました(笑。

投稿者 B : 23:00 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2010/12/28 (Tue.)

Sony MDR-EX800ST

昨日の忘年会で、ソニーのカナル型ヘッドホン「MDR-EX800ST」を試聴する機会をいただいたので、感想をメモ。あまり長時間聴き込んだわけではないので、軽くですが。
というか、この場の参加者は私以外ほぼ全員 EX1000 か EX800ST を使っているという変態集団(※誉め言葉です)だったんですが、どういうこと(´д`)。

ソニー / MDR-EX800ST

MDR-EX800ST

イヤーピースを耳に入れ、音を出してみての第一印象は「音が鋭い!」。こないだ買った MDR-EX600 と比較すると、音質の傾向は似ていながらも音像がシャープに感じられます。やはりスタジオモニターヘッドホンである MDR-CD900ST と音の作り方が似ていて、音源をストレートに鳴らしてくれ、音を分解・分析しながら聴くのに向いていると感じました。ただ、音源を「音楽」ではなく「音」として加飾なく再現するので、ソースによっては聴き疲れてしまうかもしれません。といっても、CD900ST ほどキツい音ではないので、モニター系ヘッドホンのフラットな音質が好みであれば、リスニング用途にも使えると思います。

ドライバーユニットや振動板など、ヘッドホンのベースが EX600 と共通なので、「ボリュームを上げるとリニアに情報量が増えてくる」という特徴は EX600 と同様。ついボリュームを上げたくなってしまうヘッドホンだと思います。その上で、カリカリした音質の EX800ST、ほどよく音のエッジを丸めて聴きやすくしてくれるのが EX600 という印象。性格の違いから EX800ST のほうが解像感が高く聴こえるので、聴き比べると EX800ST のほうが好みという感想を持つ人のほうが多そうです。

ケーブル(イヤーハンガー)は EX600 よりも EX800ST のほうが細身でしなやかなので、取り回しが良い感じ。EX600 の付属ケーブルはまだあまり馴染んでこないので、ケーブルだけ EX800ST のものを取り寄せて換装したくなりました。

一般販路では入手できない製品でメーカー保証も限定されるで、万人にお勧めするものではありませんが、EX1000/EX600 を購入検討するなら選択肢に入れ、機会があれば試聴してみる価値はあるヘッドホンだと思います。正直、私も欲しくなりましたが、EX600 に加えて EX800ST も買ってしまうと、値段的には最初から EX1000 買っといたほうが良かったんじゃね?ということになるので、ぐっとガマン(´д`)。

ちなみに宮地楽器さんの blog でこのヘッドホンの開発者インタビュー兼レビューのエントリーが非常に秀逸だったので、参考までに貼っておきます。

SONY渾身の逸品イヤフォン、MDR-EX800ST!スタッフレビュー! | 宮地楽器 RECORDING GEAR | RECLOG

投稿者 B : 22:08 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2010/12/09 (Thu.)

ノイズアイソレーションイヤーピースを取り寄せてみた

MDR-EX600、非常に気に入って使っています。外を歩いている間や地上の電車に乗っている程度であれば、ノイズキャンセリング機能なしでも十分なほど遮音性も高いので、全く常用に足りる感じ。ただ、地下鉄や飛行機に乗るとウォークマンのデジタルノイキャンの効果を実感するのも事実です。

ということで、ウォークマン付属の NC ヘッドホンの遮音性をさらに高めるべく、MDR-EX600 のノイズアイソレーションイヤーピースを取り寄せてみました。

ノイズアイソレーションイヤーピース

通常のハイブリッドイヤーピース「EP-EX10」ならば店頭でも買えるんですが、ノイズアイソレーションイヤーピースはまだ単品販売されていないので、サービスステーション等で保守パーツ注文するしかありません。

ノイズアイソレーションイヤーピースは、形状的にはハイブリッドイヤーピースと互換性があるので、もちろんウォークマンの現行型 NC ヘッドホン(MDR-NC033)にも装着可能です。

ノイズアイソレーションイヤーピース

ノイズアイソレーションイヤーピースだからといって装着感が大きく違うというほどではなく、ハイブリッドイヤーピースに比べて耳へのフィット感が少し高まったようなつけ心地です。

構造的にはハイブリッドイヤーピースにウレタンフォームを詰めただけ、なので当然ですが、音の味付けは大きく変わらず。それでいて、電車やバスなどの走行中のノイズ等が軽減されているように感じます。イヤーピースの隙間から漏れ聞こえてくる、NC でキャンセルしきれなかった分のノイズをちゃんと遮蔽できているのでしょう。

カナルタイプの非ノイズキャンセリングイヤホンとしては、私が今まで使った中では Shure の耳栓型イヤーピース(イヤーピース自体が耳栓と同じようにウレタンフォームを潰して耳に詰める仕組みになっている)が遮音性としては最高でしたが、同時にウレタンフォームに音が吸収されてしまうためか、やや抜けの悪い篭もった音に聞こえてしまうデメリットがありました。
が、このノイズアイソレーションイヤーピースなら、ウレタンフォームの遮音性とハイブリッドイヤーピースの高音質が両立できている気がします。

デジタルノイキャンになって以来、NC の効果はアナログ方式よりも向上して音質に与える影響も軽微になったので、ウォークマン付属の NC ヘッドホンはそのままでも十分に NC 効果と音質を両立できていると思います。そのためノイズアイソレーションイヤーピースの効果は劇的というほどではありませんが、NC の効果にこだわる向きにはオススメしたい手法です。ただイヤーピースの入手性があまり良くないのはちょっと残念なところ。

まあ、繰り返し言っているとおり、個人的にはむしろ上位グレードの NC ヘッドホン(MDR-NC300D のような独立型じゃなくて、ウォークマン内蔵の NC 機能を利用するタイプ)を出してほしいですが・・・。

投稿者 B : 22:34 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2010/12/03 (Fri.)

Sony MDR-EX600

久々に通勤用のヘッドホンを新調しました。

ソニー / MDR-EX600icon

MDR-EX600

この秋に一斉に発売されたソニーのヘッドホンの中で、ポータブル用で中級機にあたるコイツを選択。最上級の MDR-EX1000 は一度だけ試聴させてもらったことがあるんですが、確かにアレはスゴイ。インナーイヤータイプでここまで解像感高くできますか!という、驚くべき音質でしたが、逆に圧縮音源のアラまで忠実に聴かせてくれ、いっぽうではちゃんとヘッドホンアンプに繋いで鳴らしてやりたくもなる音なので、通勤時にウォークマンを繋ぐ程度の使い方では役不足かな?と感じました。たぶんこれを買っちゃうと音のいいウォークマン上位機種に非圧縮音源を入れて、ポータブルヘッドホンアンプくらいつけてやりたくなりそうです。
私は基本的にポータブル用のヘッドホンに関しては¥20,000 が上限だと思っているので(それでも普通の感覚からしたら十分高いか)、現実的には MDR-EX600 がギリギリ。何故か私の周囲は軒並み EX1000 とか EX800ST とかを購入している変態揃い(※誉め言葉です)なので感覚が麻痺してますが(ぉ)、私はその差額を払う余裕があったらレンズの一本も買うよなあ、と。

MDR-EX600

これが MDR-EX600 のドライバーユニット部。私が今まで使ってきたインナーイヤー型ヘッドホンでは最大の部類です。Shure E2c も大きめでしたが、こちらのほうが形状が複雑なので大きく感じます。
筐体はアルミニウム+制震 ABS なので剛性感があり、触ると金属らしいひんやりとした質感も備えています。最上位の EX1000 はマグネシウム合金製というから、それもそれでウラヤマシイ。

MDR-EX600

コードは着脱式。ドライバーユニット側についているネジ状のパーツを回すことで着脱できます。このネジは独自形状なので、他メーカー製のコードに換装してみるようなことはできませんが(音質はともかく、一応 MDR-EX1000/800ST/600 間での換装は可能)、このテのヘッドホンでの故障の原因の大半はケーブル断線だと思うので、ここが換装可能なのは非常にありがたいところ。

ちなみにコードは従来機種(MDR-EX700)ではドライバーユニットからまっすぐ下に垂れる一般的な方式でしたが、新機種のうち EX600 以上のモデルではコードがいったん上向きに出た後、耳に沿って後ろに回り込むイヤーハンガー式を採っています。Shure と同じ方式ですね。
でもこれ、まだ使い始めだからかもしれませんが、フレキシブルケーブルにクセをつけたつもりでもケーブル自体の弾力で元に戻ろうとしてしまうので、イマイチ使い勝手が良くありません。そのうち馴染むかもしれませんが。

MDR-EX600

ケーブルは、ウォークマン等に挿して首から提げたり胸ポケットに入れたりすることを想定した 0.6mm のストレートプラグタイプと、ウォークマンを腰ポケットに入れるあるいはデスクトップ等での使用を想定した 1.2mm の L 字プラグタイプの 2 種類が付属しています。
私は 0.6mm のストレートプラグをメインで使うつもり。

MDR-EX600

ソニーのカナルタイプイヤホンにはサイズ別のイヤーピースが付属してきますが、今回はなんと 10 種類も付属。硬さの異なるシリコンを組み合わせてフィット感と音質を両立したハイブリッドイヤーピースが 7 サイズ、ハイブリッドイヤーピースにウレタンフォームを埋め込んで遮音性を向上させたノイズアイソレーションイヤーピースが 3 サイズ。このキットだけで¥3,000 くらいするんじゃないかと計算してしまった自分がイヤ(ぉ。

MDR-EX600

ノイズアイソレーションイヤーピース(左)と従来のハイブリッドイヤーピース(右)を、それぞれお椀状の部分をひっくり返してみました。イヤーピースのシリコン素材自体は形状も含めて従来と同じもので、それにウレタンフォームが充填されているだけ、みたいですね。これならハイブリッドイヤーピースに自分でウレタンフォームなりイヤーウィスパーなりを詰めて改造できるかも、と一瞬考えました(笑。

MDR-EX600

同梱されているキャリングケース。合皮+ナイロンでできている、かなりしっかりした作りのケースですが、ちょっと巨大すぎ。下手なコンデジよりも明らかに大きいです。安いヘッドホンではないのでこのくらい大事に持ち運んであげたい気持ちは分かりますが、インナーイヤータイプでここまで大きなケースは見たことがありません。
悪いけどこのケースは使わないかなあ。EX600 を自宅用にするなら、このケースに入れてステレオセットの脇に大切に置いておく、とかするでしょうが・・・。

MDR-EX600

今まで使っていた(けどデジタルノイキャンなウォークマンを買ってからめっきり使用頻度の減っていた)MDR-EX500SL と比べてみると、よく似た形状ではあるもののドライバーユニットのボリューム感が全然違います。EX500SL はドライバー径が 13.5mm なのに対して、EX600 では一回り大きい 16mm を採用しているので、鳴りが明らかに一段違いますね。
あと、EX500SL のデザインはメカメカしくて好きだったんですが、こうやって比べてみるとちょっとチープかも(笑)。これでも 1 万円クラスの製品なんだけどなあ・・・。

肝心の音のほうですが、正直これすごくいいと思います!EX1000 と比較してしまうと、さすがに大味な音で解像感も繊細さも一段劣る印象ではありますが、そのぶん聴き疲れせず、気持ちよく音を楽しませてくれる感じ。ソニーの EX シリーズは「モニターライク」という表現をされることが多いですが、EX1000 がかなりモニター的な音なのに比べると、EX600 はかなりリスニング寄りだと思います。
かといって解像感が低いかというとそんなことはなくて、個々の音の粒がちゃんと立って聞こえてくるし、何より大径ドライバーの恩恵か、音が立体的というか、拡がり感があります。カナル型というと、今までは通常のイヤホンよりも耳の奥のほうで音が鳴るためか「頭の真ん中で定位する」印象があったんですが、オーバーヘッド型ヘッドホンにもにた拡がりのある音が聞こえるのは新しい感覚。超高級ヘッドホンまでは手が出ないけど、今まで¥20,000 以下のインナーイヤーヘッドホンはそれなりに試してきた私のヘッドホン歴の中でも、トップクラスの仕上がりだと思います。

このヘッドホンの不幸は次元の違う EX1000 という製品と同時に発売されたことじゃないでしょうか。あのヘッドホンの評価があまりにも高すぎて、相対的に EX600 の評価が低く見えるため、ネット上での評判を見る限りでは EX600 は不当に低い扱いを受けているように見受けられますが、なんの EX600 だっていいヘッドホンじゃないですか。私は、EX1000 を買うくらいなら EX600 を買って差額は他に投資します(←「差額を他に投資する」という考え方になっている時点で既に間違ってる)。

このヘッドホンのおかげで、音楽を聴くという行為が改めて楽しくなりました。手持ちの音源をもう一度端から順に聴き直して、新たな発見をしたい衝動に駆られるヘッドホンだと思います。また、付属の NC ヘッドホンでも十分に高音質だと思っていたウォークマン A847 のポテンシャルって実はこんなにあったのか!!と今さらながらに驚いてもいます。願わくば、EX600 ベースでノイキャン対応のウォークマン用ヘッドホンを出してほしいんですが・・・。それなら¥30,000 までなら出してもいい(´д`)。

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2010/09/04 (Sat.)

Sony MDR-Z1000/EX1000

ソニー、モニターヘッドホン5機種を発売 -フラグシップ「MDR-Z1000」は新ユニット搭載で80kHzまで対応 - Phile-web
ソニー / MDR-Z1000icon

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ソニーのヘッドホンの新製品が発表に。うわー、完全にノーマークだった!これはまずい。

モニターヘッドホン系の「MDR-Z」シリーズのモデルチェンジで、最上位の Z1000 と普及モデルの ZX シリーズという位置づけ。Z1000 は新開発の液晶ポリマーフィルム振動板(なにそれすごそう)にマグネシウム合金製ハウジング、ウレタン材使用のイヤーパッドというかなり奢った仕様で、以前 Z900HD を何とかガマンした私もちょっとぐらっと来てしまうものがあります。
・・・でも冷静に価格を見ると実売¥50,000、ここでちょっと冷静になれます(笑。オーバーヘッドホンならソニー製だけでも MDR-SA5000CD2000CD900ST7506Z700DJDS7000 が手元にあるのにこれ以上増えてどうするんじゃ、耳何個ついてんだ!という状態なので、ここはグッとガマン(`・ω・´)。
MDR-SA5000 はリスニング用ヘッドホンとしては非常に高音質で気に入っているんですが、私の好みはモニター系の客観的な音なので、やっぱり気にはなりますね・・・。

カナル型のインイヤーヘッドホンにも新型が出ています。

ソニー、6万円超の16mmドライバー搭載機などカナル型イヤホン「MDR-EX」シリーズ4機種 - Phile-web
ソニー / MDR-EX1000icon

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従来の MDR-EX700SL のさらに上位モデルとなる EX1000 は、先述の MDR-Z1000 と同じ液晶ポリマーフィルム振動板を採用。ウレタン素材を使用した「ノイズアイソレーションイヤーピース」で耳へのフィット感を向上させ、遮音性を向上させたとのこと。
マニア層を中心に Shure、Etymotic Research、Ultimate Ears などのハイエンドイヤホンが流行していて、ソニーからも EX700SL よりも高級なタイプが出てもいい頃だとは思っていたので、予想された路線ではあります。でもこちらも MDR-Z1000 と同じく実売¥50,000 は、さすがに手が出ない(;´Д`)ヾ。

個人的には外出先で使うヘッドホンには多少の妥協をすべき(そもそもノイズの多い環境なので、音質の追求にも限界がある)と思っているので、ポータブル機器用のヘッドホンの上限は¥20,000 と決めています。さらにノイズキャンセリングウォークマンを買ってからは、NC なしの半端に良いヘッドホンよりもウォークマン付属の NC ヘッドホンのほうが遮音性まで含めた総合的な音質としては良い、という考えなので、単品売りのカナル型イヤホンは MDR-EX500SL 以来スルーしてきました。でも、EX500SL よりも大口径、EX1000 や EX700SL と同じ 16mm ドライバの EX600 は¥20,000 だし、ちょっと惹かれるものが・・・。

ソニー / MDR-EX600icon

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でもとりあえず新しい「ノイズアイソレーションイヤーピース」は単品発売なり保守部品扱いが始まったら入手して、EX500SL やウォークマンの付属 NC イヤホンで試してみたいと思います。

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2010/07/27 (Tue.)

MDR-7506 のイヤーパッド取り寄せ

5 年前に転職した際に購入したヘッドホン MDR-7506 のイヤーパッドが、加水分解と思われる症状でかなりボロボロになってきました。

MDR-7506

まあ出音には影響ないのですが、剥がれてきた表皮がぼろぼろ落ちてきて気になるし、何しろ美しくないので、イヤーパッドを交換したいなと。
この手のヘッドホン、特にハイエンド系やプロユースを意識した製品にはたいてい交換用のパッドが用意されているもの。調べてみたら、これにももちろん保守パーツが用意されていました。

イヤーパッドは購入できますか?

ということで、パーツを取り寄せ。¥840×2=¥1,680 也(税込)。

MDR-7506

保守パーツ用の茶箱に「MDR-V6」というシールが貼られていますが、海外で発売されている「MDR-V6」というヘッドホン(MDR-7506 の廉価版?)と共通パーツのようです。MDR-CD900ST のとは、よく似ているけど違うっぽい。

これをサクッと交換してみました。

MDR-7506

パッドはヘッドホンのハウジングの縁に引っかけてあるだけなので、簡単に外して交換できます。
しかしイヤーパッドを外してみるとやけに単純な構造になっていますね。これでけっこう音が良いんだから、音って複雑なようでシンプルなんだなーと思います。

MDR-7506

ものの 3 分の作業で、新品同様になりました。

仕事で音を扱うことは最近少なくなりましたが、ストリーミング動画の流行で音付きの動画を作ったりチェックしたりする作業が増えてきたので、最近またぼちぼちヘッドホンの出番が増えています。また、集中が必要な作業をするときに外界のノイズ(電話や話し声等でわりとざわついた職場なので)を遮断したいときにも役に立ってくれます。
このヘッドホンは素直な出音が気に入っているので、これでまた活躍してもらおうと思います。コンシューマー製品と違って製品寿命も長いので、また劣化してきても当面は取り寄せできそうだし。

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2009/09/09 (Wed.)

Sony MDR-DS7100

ソニー、2.4GHz無線伝送の7.1chヘッドフォン (AV Watch)

私も愛用している MDR-DS7000 の後継機種が出ました。主な進化点は

  • ヘッドホンの装着感向上
  • ドライバーユニットの大径化(Φ50mm)
  • センターチャンネルのレベル調整機能
といったところで、根本的な差異のないブラッシュアップモデルといったところですが、どの進化点も地味に良いなあ。

ウチの DS7000 はもう大活躍で、AV アンプよりも数倍稼働率が高い(一人で BD 鑑賞なんて、夜中にリビングでしかできないので・・・)ので、DS7000 より良いのが出るとなるとつい欲しくなってしまいます。送信ユニットに大きな変更はないようだし、互換性があるなら増設用ヘッドホン MDR-RF7100 だけ買って今の送信ユニットと組み合わせたいんですが、そういう使い方ってできるんだろうか・・・。

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2009/06/02 (Tue.)

Sony MDR-NC300D

ソニー、初のデジタルノイズキャンセリング"イヤフォン" (AV Watch)

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カナル型ノイズキャンセリングヘッドホンの新製品。MDR-EX700SLicon と同じΦ16mm ドライバー搭載で、デジタルノイキャン+デジタルアンプ S-Master って、キター!('∇')!

NW-X1060 のデジタルアンプの音質が(ポータブル機としては)良すぎて、付属のΦ13.5mm ドライバーのノイキャンヘッドホンでは受けきれていないな、大仰になるのを覚悟で NC500D でも買うかな、と思っていた矢先なので、これにはグッときました。
でもせっかく X1060 にデジタル NC 機能が内蔵されているので、X1000 シリーズのオプションとしてヘッドホンユニットだけ売ってくれないでしょうか(´д`)。

ソニー、デジタルNCヘッドフォンの後継「NC600D」 (AV Watch)

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こっちは去年の NC500D の後継機種。基本性能的にはほとんど変わらず、外装のリファインと付属品の変更くらい。
NW-X1060 のデジタル NC も確かに効果はあるんですが、ヘッドホンそのものの装着方式の違いもあって NC500D のほうがノイキャン性能は高いんですよね。去年の某飲み会で NC500D を試させてもらったときの、居酒屋の喧噪すらキャンセルする NC500D の衝撃は今でも忘れません(笑。

どっちか買いたいんですが、来年の今頃には NC300D 相当の NC ヘッドホン付属のウォークマンが出てきそうで・・・。

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2008/10/05 (Sun.)

Sony MDR-EX500SL

久々にポータブルプレイヤー用のヘッドホンを買い換え。

ソニー / MDR-EX500SL/B (ブラック)

Sony MDR-EX500SL

NW-S706F を買ってから、もう外出時のヘッドホンはノイキャン以外に考えられなくなっていたんですが、S706F の修理に伴い予備機で久々に MDR-EX90SL を使用。音漏れや遮音性の問題で EP-EX10M も試してみたんですが、どうせならということで出たばかりの EX500SL に手を出してみました。

「バーティカル・イン・ザ・イヤー方式」という新しい装着方式はどんなのか、以前から気になっていました。EX90SL はイヤーピースを除けば通常のインナーイヤーヘッドホンと変わらなく見える形状なので、ドライバーユニット部が耳に固定される感じで使いやすかったのですが、それがないと不安定にならないかな?と。でも、EX500SL は逆に耳につかえる部分がないぶん、イヤーピースを耳の奥まで押し込むことができ、それ自体が安定性を高めているようです。思ったより悪くないかも。
音のほうは買った当初からバランスがよく、エイジングしなくてもいきなり使い始まられそうと感じました。EX90SL 後継ながらもう少しハッキリ派手めな性格で、外出先であればこのくらいの音の方が好ましいかも。EX90SL 以上に密閉性が高いせいか、低音もしっかり出ています。
イヤーピース EP-EX10 シリーズはやっぱりこのヘッドホンのためにあると改めて理解しました。EX90SL につけるのも悪くないですが、高音が窮屈になって本来の EX90SL の音じゃなくなってしまったので、EX90SL のほうは元のイヤーピースに戻して職場用にしようと思います。

正直かなり気に入ったのですが、欲を言えば EX500SL ベースでノイキャンつきのヘッドホンかウォークマンが発売されないかな^^;。

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