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2017/03/10 (Fri.)

Sony MDR-1000X BM 購入

ずっと欲しかったワイヤレスヘッドホン、MDR-1000X をようやく購入しました。

ソニー / MDR-1000X (ブラック)icon

MDR-1000X

ソニーストアでも長らく欠品していましたが、これ相当売れているようですね。都心で働いていると二日に一回くらいは街中や電車内で見かけます。beats とか SENNHEISER とか BOSE QC25 とかも時々見かけますが、オーバーヘッドホンで単一の機種でこれだけ頻繁に見かけるということは今までになかったんじゃないかと思います。私も欲しいと思いつつウォークマンやイヤホンのほうが優先順位が高かったのと、そもそも手に入らなかったのとで今になってしまいました。

カラーはブラックとグレーベージュでかなり迷いました。グレーベージュ、見た目の印象が軽い割に質感もあって実に良い色なんですよね。でも MDR-1ANW-A35 を色違いで買った人がグレーベージュな MDR-1000X を購入したとくれば、私は黒にするしかないじゃない!というロジックで最終的にブラックを選びました(ぉ

MDR-1000X

まあ、ブラックはブラックで金属部分は Apple 製品のスレートっぽい質感もあったりして、深みのあるいい色です。

あとなにげにブラックとグレーベージュでは同梱のキャリングケースまで色が違う、というのを知って驚いています。さすがソニーのフラッグシップ機、こういうところにも手を抜いていません。

MDR-1000X

愛用の MDR-1A と並べてみました。
私もデザイン自体はヘッドホンらしいメカメカしさを活かした MDR-1A のほうが好みではあるんですが、あまり押しが強くなく軽快感のある MDR-1000X のデザインもこれはこれで、外で使うには自然な印象。

ヘッドホンの側圧は MDR-1000X のほうが強いですが、ワイヤレスで重量も普通のヘッドホンよりはあるので、これくらいのほうが安定します。私は最初だけ少し圧迫感がありましたが、すぐに慣れました。

そのほかの開梱レビューや MDR-1A との細かな比較は先に買った人のレビュー記事を参照のこと(丸投げ

MDR-1000X

ドライバユニットは MDR-1A と共通とのことですが、音質は意外にもけっこう違います。MDR-1A のほうがナチュラルながら低音のボリューム感が強く、MDR-1000X は少し作ったような音だけど 1A よりも中高域に艶やかさがある音。代わりに低音は薄め。ノイズキャンセルや DSEE HX(≒ハイレゾアプコン)のためのプロセッサとデジタルアンプを内蔵しているために「作ったような音」になっているのだとは思いますが、それでもそんなに嫌みのある音ではなく、好みの範疇。ただし音質は完全にプロセッサとデジタルアンプを通すことを前提にチューニングされているようで、有線接続にしてヘッドホンの電源をオフにすると急に痩せたような音になってしまいます。有線でも電源オンで使うのが必須、パッシブモードはあくまでバッテリ切れのときでも何とか音楽を聴くためのもの、と割り切った方が良さそうです。
いずれにしても、今まで使っていた MDR-10RNC はノイキャンはいいけど音質については今一歩という印象だったのが、MDR-1000X くらいの音がワイヤレス・ノイキャンで出てくれれば十分以上だと思います。

MDR-1000X

操作系は左耳の側面に電源、ノイキャン設定、アンビエントサウンド(外音取り込み機能)の設定ボタンのみ。あとは左耳のハウジング部に NFC と、右耳のハウジング部には操作用のタッチセンサが搭載されています。ボタン配置やタッチ操作についてはまだあまり慣れていないので、早く位置や操作方法に慣れないと。タッチセンサですが、レスポンスがワンテンポ遅い感じがしませんかね?NW-A30 シリーズとの組み合わせのときだけなんですかね。

ノイキャンに関しては、今まで使っていた MDR-10RNC と機構的には同じはずですが、1000X のほうが NC 効果が明らかに高い。新しく採用された「パーソナル NC オプティマイザー」の成果かもしれませんが、イヤーパッドの大きさ・形状や側圧の強さも効いているように思います。幹線道路沿いを歩いていてもほぼ無騒音に感じるくらいノイズが消えるので、これは交通量の多い場所では逆に外音取り込み機能を使わないと怖いかもしれません。

MDR-1000X

NFC のほうはレスポンスが早くて素晴らしい。8 台までのマルチペアリングと、2 台までのマルチポイント接続にも対応しているので、私のように常にたくさんのガジェットを持ち歩いている人ほど恩恵を受けそうです(笑

MDR-1000X

しばらく使ってみて、音が良いのはもちろんのこと、ヘッドホンが完全ワイヤレスになるのがこれだけ気持ちいいことだとは思っていなかったので、想像以上の快適さに驚いています。たかがケーブル一本とはいえ、ちょっとしたときにケーブルに引っ張られたり引っかかったりするのって、地味にストレスだったんだなあと。音質とのトレードオフはあるものの、主に屋外での使用であれば十分いい音だし、ワイヤレスのメリットの方が大きいと思います。これはインナーイヤーも完全ワイヤレス型にしたくなってきました。

これは MDR-10RNC の買い換えのつもりで買ったので、これからも普段は XBA-N3 か SE215SPE を使いますが、出張や旅行、長時間の移動がある日なんかは積極的に MDR-1000X を使っていこうと思います。

ソニー / MDR-1000Xicon

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2017/02/16 (Thu.)

NOBUNAGA Labs 鬼丸改

新しいメインイヤホンとして昨年末に購入したソニー XBA-N3。エージングも進み、だいぶ耳に馴染んできました。従来のソニー製 BA イヤホンと比べると色づけの少ないフラット寄りの音で、解像度も高く私好み。そして何よりコンパクトで軽いのがいい。これは普段使い用のイヤホンとして長く使えそうです。
ただハイレゾ対応の BA ユニット搭載なだけあって、高音はちょっと硬め。移動時間が長い日など、長時間つけっぱなしにするならやっぱりダイナミック型のほうが聴き疲れしません。そんなときは Shure の SE215 Special Edition も平行して使っているんですが、このイヤホンケーブルが断線しかかってきたようで、右チャンネル側の音が途切れるようになってきました。

NOBUNAGA Labs 鬼丸改

なんと買って半年ももたなかったのか...。そういえば昔使ってた E2c も一年足らずの間に断線で片チャンネルが鳴らなくなり新品交換、その後も保証期間後にまた断線、という末路を辿ったんでした。無茶な使い方をしているつもりはないんですが、断線しやすい傾向は変わっていないようですね。
保証期間内なので交換してもらっても良かったんですが、これはリケーブルしろという天啓に違いないとポジティブに考え(ぉ)、MMCX コネクタ対応のリケーブルを買ってみました。

NOBUNAGA Labs / 鬼丸改 NLP-ONI-KAI

NOBUNAGA Labs 鬼丸改

機種選定はちょっと迷いました。一万円オーバーのものだとイヤホン本体よりも高くなってしまって本末転倒感があるし、そこそこの値段で付属ケーブルからのグレードアップが感じられるものにしようかと。アンダー一万円の Shure 向けリケーブルで評判の良さそうなのはこの NOBUNAGA Labs 鬼丸改と ZEPHONE の Blue Seagull(EL-21)といったところ。どちらも中国発祥のブランドのようですね。

こればかりは実際に聴いてみないと分からないので、e☆イヤホンの店頭に SE215SPE を持ち込んで聴き比べ。ヘッドホン/イヤホンだけでなく主要なリケーブルも自由に試聴できるようになっている e☆イヤホン、素晴らしいですね。カメラ方面とはまた違う深い沼の淵に立ってしまった感があります(;´Д`)。
二機種の聴き比べでは、Blue Seagull が SE215SPE の元気な低音をさらに強調するような感じ、鬼丸改は逆に SE215SPE がやや苦手とする中高域を伸ばして弱点を補強する感じで、真逆の方向性。SE215SPE の長所を伸ばす Blue Seagull も面白いとは思いましたが、個人的な好みとしては鬼丸改を付けたときのバランスの良さが気に入り、鬼丸改を選択しました。信長とか鬼丸とか、変に戦国時代かぶれなセンスは痛々しいけど、まあ変なのはパッケージくらいだし無問題(笑。

NOBUNAGA Labs 鬼丸改

ケーブルは銀コート OFC(銀メッキ無酸素銅)素材の編み込み型。最近のリケーブルはこれ見よがしに派手な色のものが増えていますが、これは白銀色でリケーブルしてるという自己満足感はありつつも上品な感じで悪くない。ケーブルの作りはちょっと固めで Shure 純正品よりもやや取り回しが悪い感じ。タッチノイズもそこそこあるけど、個人的にはここはある程度仕方ないと割り切っているので気にしていません。

NOBUNAGA Labs 鬼丸改

ヘッドホン端子はストレートプラグ。デザインや質感は悪くありませんが、3.5mm ステレオミニにしては大柄なプラグでちょっと邪魔かも。

NOBUNAGA Labs 鬼丸改

SE215SPE に装着すると、エメラルドグリーン×シルバーの組み合わせがとても爽やかな印象。
MMCX コネクタ側にはワイヤーが仕込まれていて、シュアー掛けする際のイヤーハンガーになってくれます。

NOBUNAGA Labs 鬼丸改

鬼丸改にリケーブルした際の音質は、純正ケーブルではどこか籠もったように感じていた高域の解像度とヌケが良くなり、従来よりも一段明るい音になった印象。さすがに BA 系イヤホンのような繊細な高音は鳴りませんが、SE215SPE でもこんなキレイな高音が出るんだ、という驚きがあります。そういえば自宅で使っているスピーカケーブル Silver Anniversary XT も OFC×銀コートでしたが、あれに換えたときに近い高音のキラキラ感。やはり素材が近いと音の傾向も似てくるんですかね。
それでいて SE215SPE が得意とする低音の力強さは失わず全体の音のバランスが良くなっていて、このケーブルは SE215SPE と非常に相性が良いと言えます。特に女性ヴォーカルものの声の温かな響きは BA 系イヤホンよりも好ましいと感じるほどで、今まで XBA-N3 のサブのつもりで使っていた SE215SPE をこれにリケーブルしてからは N3 と日替わりで使うようになりました。

NOBUNAGA Labs 鬼丸改

ちなみに XBA-N3 のほうも MMCX コネクタ採用で、鬼丸改にリケーブルすることができます。見た目はこれはこれでアリ、と思えるスタイルですが、音の方は全体的に高音寄りを強調するこのケーブルの特性のせいか、N3 では全体的に腰高で高音が耳に刺さりまくる感じ(;´Д`)ヾ。これはお世辞にも相性が良いとは言えませんね...。こちらはむしろ低域を強調するタイプのケーブルで元気よく鳴らしてやったほうが面白いかも。Blue Seagull とか試してみたい気もします。

最後は余談でしたが、とにかく SE215SPE+鬼丸改、とても気に入りました。正直なところ一万円そこそこの単発ダイナミックドライバ搭載イヤホンがリケーブルでここまで変わるとは思っていませんでした。e☆イヤ店頭にあった 10 万クラスのリケーブルも試聴してみたらこれまた別格の解像感...これ試したらあかんやつやった(;´Д`)ヾ。これ以上の沼には足を踏み入れないようにしておこうと思います...。

NOBUNAGA Labs / 鬼丸改 NLP-ONI-KAI

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2017/02/13 (Mon.)

ambie sound earcuffs インプレッション (2)

ambie sound earcuffs、その後屋外でも使ってみました。そのへんをふまえてインプレの続きを書きたいと思います。

ambie / sound earcuffs AM-01 (Stamp Orange)

ambie sound earcuffs

まずは音質。室内で聴いたときに「カマボコ型的な特性」と書きましたが、いろんな騒音の飛び交う屋外で聴くと高音と低音がマスクされて、その傾向がより際立つ印象。音楽を聴くとドラムやベースの音がスカスカで、リズミカルな曲はあまり楽しめませんね。しかし人の声の帯域は満遍なく出ているので、ラジオを聴くのにはちょうど良いと感じます。
また耳を塞がない=周囲の音がちゃんと聞こえるということは騒音もしっかり耳に入ってくるため、例えば電車が入線してくる駅のホームや車通りの多い幹線道路沿いなどでは完全に騒音が勝ってしまい、ambie から出てくる音はほぼ聞こえません。これは ambie の構造上仕方のないところでしょうが、騒音の多い場所での移動時や地下鉄・航空機など騒音から逃れられない環境には向かないイヤホンだと思います。音楽を聴くなら自宅やオフィスなどの静か(だけど誰かに話しかけられたり電話がかかってきたりする)な環境での「ながら聴き」が最も活きるかと。

ただ、現時点での音質が本格的な音楽観賞用途に向いていないからといって「ambie はクソ」と断じてしまうのは早計ではないでしょうか。音質は今後のモデルチェンジで改善の余地が十分にあるはずですし、先日も書いたとおり、個人的にはこれは音楽用途としてよりもスマホなどの情報機器との組み合わせによって化けるデバイス。後年になってから、破壊的イノベーションをもたらした技術 "[...] is a toy" の一つとして並べられてもおかしくないものだと思っています。

装着感については、やはり私の耳には合っていないようで、長時間つけていると痛みます。耳介は身体の中でも痛覚が鈍い部分なのである程度は慣れるものの、やっぱり外した後い触るとジンジンとした痛みがしばらく残る。私はちょっと常用はできないかなあ。

私の用途的には、日常の通勤や移動時はやはりカナル型イヤホンの高音質と遮音性のほうが合っていると思いますが、例えば休日に独りで写真散歩に出るときなんかは、音楽くらいないと退屈だけど自然の音や野鳥の声がシャッターチャンスを教えてくれることも少なくなく、イヤホンをするかどうかはいつも迷うんですよね。その点 ambie なら何となく音楽を鳴らしつつ環境音にも意識を向けておくことができるので、これはちょうど良い。これで装着感が私に合っていたらなあ...。

とはいえ音楽用途に限らず「聴覚に現実の音とは別レイヤーの音を重ねてくれる」という ambie のコンセプトに未来を感じることは事実です。ただフルオープンエアーが唯一の解決策というわけではなくて、例えばノイズキャンセリングイヤホンならば逆位相の音を出すためにマイクで集音しているわけで、それをうまく使えば「騒音は適度にコントロールしつつ、外界の音から必要なものだけを聴き分ける」ことが可能です(既に一部の NC ヘッドホンでそういう機能を持ったものがありますよね)。そういう技術を使えば、高音質と遮音性、装着性、音源と外界の音の適切なミックスという要件を成立させることは可能なはずです。ambie sound earcuffs はローコストとファッション性の両立のために現在のスタイルになっていると思われますが、今後別のやり方も見せてほしいところ。

まあ、その前に音質は無理しなくてもいいから、とりあえず装着性の改善と Bluetooth 対応だけでも早くお願いします。

投稿者 B : 23:16 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2017/02/11 (Sat.)

ambie sound earcuffs インプレッション (1)

直販ストアに注文していた「ambie sound earcuffs」が届きました。

ambie / sound earcuffs AM-01 (Stamp Orange)

ambie sound earcuffs

二子玉川の蔦屋家電や新宿伊勢丹などの販売店では発表当日から販売されていたようですが、直販ストアを利用していた私は中一日かかりました。本体カラーは発注タイミングによっては当日注文分でもまだ届いていないケースがあるようで、発表後すかさず注文した判断は我ながら賢明でした。

配送業者は佐川急便。届いたのが夕方だったため、まだ屋内でしか使用できていませんが、軽くインプレッションを書いておきます。

ambie sound earcuffs

変わった形状のトレイにちょこんと収められている ambie sound earcuffs。本体形状はイヤホンというよりも補聴器か何かに近い感じ。

届いてみて初めて知りましたが、「AM-01」という型番がつけられているようです。生産国はタイとのことで、やはりソニーのヘッドホン/イヤホンと同じ工場で作られていることが窺えます。

ambie sound earcuffs

本体カラーは Stamp Orange を選択。白系だとそのうち黒ずんでくるし、黒系はツマラナイ。こういう挑戦的なデバイスの初号機を買うからには、派手めな色で自分自身も挑戦的な気分で使っていきたい。
ややピンクがかった鮮やかな蛍光オレンジで、かなりカメラ泣かせ(笑。電車の中でもここまで鮮やかなケーブルを耳から垂らしている人はそうそう見かけないので、これは目立つだろうなあ(汗。よーく見ると黒い内部構造がうっすらと透けているので、そういうのが気になる人は暗色系を選ぶと良いでしょう。私は気にしません。

ambie sound earcuffs

イヤーピースを外すとクリア成型された音導管が顔を出します。超指向性スピーカを使っているわけではないものの、この音導管によってドライバユニットが出した音に指向性を与えて耳に届けるようになっています。

ambie sound earcuffs

イヤーピースは本体にロックするような構造にはなっておらず、着脱時には想像以上に外れやすい。そのせいか、予備のイヤーピースが二個付属しています。

ambie sound earcuffs

イヤホンケーブルは、Y 字に分岐した左側にマイク内蔵リモコンがついています。ボタン一つで再生/停止/通話/終話ができるシンプルなリモコンです。

コネクタはリモコン対応の 4 極プラグになっていますが、スマホの機種によっては互換性がなくリモコン操作ができないものもあるようです。最近のソニーの新規事業プロジェクトから出てくる製品は Android よりも iPhone との互換性を重視した仕様で発売されることが多いですが、とりあえず手元にある Xperia Z5 Compact ではちゃんと操作できました。
また 4 極プラグのため、3 極プラグが前提であるポータブルミュージックプレイヤーでの使用は動作保証外になっている模様。ウォークマン A35 では使えましたが、一部のハイエンドウォークマンで採用されている 4 極バランス端子だと使えないかもしれません。まあわざわざハイエンドウォークマンにこれを繋ごうという人もいないでしょうが...。

ambie sound earcuffs

耳にはこんな感じで装着します。耳輪(耳の外側)を本体で挟み込むようにして、音導管の出口を耳穴のほうに向ける。音導管の出口が外側を向いているけど大丈夫かな?と思いましたが、あえて外向きに出すことで耳珠(耳穴の入口を覆うようについている出っ張りの部分)に反射させて音を鼓膜に届けるようにしているようですね。実際に鳴らしてみると、耳穴周辺の凹みの部分で音が反響して鳴っている(エンクロージャの役割を果たしている)ような聴感があります。耳を手で覆うとまた響き方が変わって、なかなか面白い。
ただ私は耳輪の内側(対輪というらしい)の出っ張りが一般よりも大きめなようで、装着感はちょっとキツい。外した後に触ると軽く痛みます。長時間着けっぱなしにするのがコンセプトのようですが、もう少し緩いバージョンも出してくれないと私は無理かなあ。

音の方は、聴感上の印象としてはカマボコ型っぽい特性で、中域はよく聞こえるけど高音と低音はあまり出ていません。ヴォーカルものの楽曲を歌を中心に聴くとか、ラジオ用だとか、スマホのイヤホンマイクとして使うならこれでもそれなりに満足できるでしょう。もともと音楽をガッツリ聴くためではなく「聞き流す」ためのデバイスだから音質をどうこう語るものではありませんが、それでももうちょっと期待したのに...と思う人はいそうなレベル。
しかし「耳を塞いでいないのに、自分にしか聞こえない音が鳴っている」という感覚は新しく、これはさながら「音の AR」ですね。現実世界の音に別レイヤーの音を重ねることができる。BGM 的に音楽を聴く用途に使っても良いですが、個人的にはやっぱり「情報としての音」をどうやってこれで活かせるか、を考えてみたいなあ。

音漏れに関しては、例えば Xperia Z5 Compact のボリュームを全体のちょうど中央にすると、50cm 離れると静かな部屋でもほぼ鳴っているのが分からないレベル。満員電車で他人と密着するような距離感なら聞こえてしまうかもしれませんが、周囲の騒音のほうが大きいかと。その昔ソニーでパーソナルフィールドスピーカというジャンルの製品がありましたが、用途は全く違うもののまさにあれが形を変えて再生したかのような感覚です。

これを着けて外を歩いてみたらどうか、明日以降試してみて続きを書きたいと思います。

投稿者 B : 23:04 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2017/02/10 (Fri.)

ambie sound earcuffs

周りの音と音楽を聴ける、"イヤカフ型"新感覚イヤフォン。ソニー音響技術活用 - AV Watch

ambie Sound earcuffs

ソニーがベンチャーキャピタル WiL と共同出資して設立したベンチャー「ambie」から、「イヤカフ型」と称する新型のイヤホンが発表されました。その名も「ambie sound earcuffs」。

ソニーの新規事業といえば SAP プロジェクトから出てきた製品やサービスがクラウドファンディングで賛同者を募るというスタイルが注目を浴びがちですが、この ambie も事業立ち上げの手法は異なるながらも SAP プロジェクトの一環として出てきた製品なのでしょう。一般の家電流通とは異なるチャネルから販売されるというのも SAP っぽい。
面白そうなので私もさっそく一つオーダーしてみましたが、受注完了メールは飛んできたものの、納期が全く不明なのが若干不安(´д`)。

耳を塞がないイヤホンなのに音漏れがしない、というのは近年注目が高まっている超指向性スピーカを内蔵しているのかな?と思ったらどうもそうではないようで。かといって骨伝導でもない。ドライバユニットで鳴らした音を音導管で耳穴付近まで伝えることで、耳を塞がないのに音漏れがしない(全くしないとは言っていない)という状態をシンプルに作り出しているようです。まあ 6,000 円前後で実現しようと思ったらそうなるけど、必ずしも最新テクノロジーを駆使せずにイヤホンの新しい形を提案しているのが面白い。
用途としては近年各種サービスが立ち上がってきた定額制音楽ストリーミングサービスを「聞き流す」ような使い方を想定しているようです。構造的に音質を突き詰められるものではないし、音楽をファッション的に楽しもうという提案は解らなくもない。また道交法の改正によって自治体によっては NG になってしまった「イヤホン/ヘッドホンをして自転車に乗る」ことが、この方式であれば(警察や一般の認知と理解を得る必要はあるものの)可能になるかもしれない、という点も見逃せないと思っています。

が、個人的にこれを買ったのは、音楽を聴くのもいいけど別の可能性が模索できそうだと感じたから。音楽ではなく「情報としての音を聴くためのデバイス」として使ったらどうなるか?を試してみたかったのです。
以前読んだ西田宗千佳氏の『ポケモン GO は終わらない』にも触れられていましたが、例えばポケモン GO が現実世界に位置情報と AR によって新たな付加価値を重ねたように、Google マップが地図にさまざまな情報のレイヤーを重ねて表示できるように、現実世界に情報のレイヤーを重ねることで新たな世界が開ける未来が、もうそこまで来ています。これは単に私の妄想ですが、Amazon Alexa や Apple Siri のような音声対話型インターフェースによって、Google マップの歩行ナビをイヤカフ型イヤホン経由でガイドできたら。さらにそのイヤカフ型イヤホンが左右独立型ワイヤレス式になったら。もっと夢を語れば、現実世界に AR ゴーグルによって視覚情報を、イヤカフ型イヤホンによって音声情報を重畳することができたら。歩きスマホなんてしなくても、それよりももっと便利な生活ができるわけです。そういう未来を見せてくれそうなデバイスとして、真っ先にこれを試してみたいと思いました。

私は、テクノロジーというものは世の中に新たな価値観や文化をもたらすものであってほしいと考えています。専用機としてのカメラは市場の縮小によりプロと好事家のためのものになってしまったけど、もっと「誰もが簡単にいい写真を撮れて、それをもとにコミュニケーションができる機械」という方向性を残しておいてほしかった(実際には、それはスマホの進化によってもたらされ、専用機の市場を侵食しているわけです)。近年のポータブルオーディオやヘッドホン市場の盛り上がりはそれはそれで楽しいんだけど、どうもカメラと同じ轍を踏もうとしているように見えて仕方ありません。そうではなくて、音によって生活を変える、そういう目的を持ったデバイスが進化するという方向性もあってほしい。Alexa はスピーカの世界でそれを確立しようとしていますが、私はこの ambie に音楽用途以外のイヤホンの進化を見たいと考えています。そういう用途には Xperia Ear が出たところですが、機構的には ambie のほうがずっと向いていると思います。
たぶん次は左右独立型ワイヤレスになった後継機種を仕込んでいるはずだし、マイクも入ってくるんじゃないかと睨んでいます。逆に次も音楽用だったらがっかりです(笑

というわけで、いつ届くのか分かりませんが(笑)ambie の到着、楽しみにしています。

投稿者 B : 00:30 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2017/01/06 (Fri.)

ソニーから左右分離型 BT/NC イヤホンが登場へ

今週はラスベガスで CES が開催されています。VR/AR 関連のデバイスがわちゃーっと出てきていたり、PC も去年までの閉塞感あった状況から多様化の兆しが見えていたり、今年の CES は特に面白い。
ソニー関連では 4K OLED BRAVIA の発表が目玉だったようですが、私はテレビを買い換えるとしても来年以降かな...と思っているので、個人的に再注目は参考展示されているという左右分離型 Bluetooth ノイズキャンセリングイヤホン。

<CES>ソニーも完全ワイヤレスイヤホンに参入。試作機を多角度からフォトレポート - Phile-web

左右分離型のカナル型極小イヤホンで、充電器を兼ねたケースが付属するという点は先行する他メーカー品と同じですが、ノイズキャンセリング機能を搭載してきたのは私が知る限り初めてではないでしょうか。型番も含め詳細は不明ですが、少なくとも LDAC には対応するはずで、ウォークマンや Xperia との相性は良さそうです。電池の持ち時間次第というところはありますが、分離型 BT イヤホンの決定版と言える内容になりそうで、私は出たら買っちゃうだろうなあ。

新興メーカー EARIN から最初の製品が発表されてから、数多くのメーカーが追従するように左右分離型 BT イヤホンを出してきました。昨年はオンキヨーからも登場し、おそらく 2017 年の年末商戦までには国内メーカー製品がひととおり出揃うんだろうなあ、と予想していました。おそらく今後秋にかけてオーテクやパナからも出てくるんじゃないでしょうか。それよりも小さい、自前で開発する体力がないメーカーでも、今や製品化するだけだったら深センあたりの EMS に頼めばサクッとできてしまいますからね。

一方そのころ EARIN は新型「M-2」を発表しています。タッチセンサ搭載、NFMI 対応で左右の音切れ問題解消、そして何より本体デザインが大幅に洗練されるなど、M-1 から随分進化した感。今後 2~3 年は各メーカー間で熾烈な競争が始まりそうですね。ある程度枯れてから買った方が間違いないんでしょうが、ケーブルに縛られない快適さは早く体験したいところです。
ただあまり普及しすぎると都心の混雑した電車では電波干渉で音切れがひどそうな気もしますが、どうなんでしょうね...。

EARIN / M-1

B01MA5L2CU

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2016/12/03 (Sat.)

Sony XBA-N3

ようやく、水没させてしまった MDR-EX800ST の後釜となるイヤホンを手に入れました。

ソニー / XBA-N3icon

Sony XBA-N3

先日ショールームで試聴してみて、これなら納得できるかな...と思えたので、観念して購入。インナーイヤータイプとしては私自身初のバランスド・アーマチュアユニット搭載かつハイレゾ対応イヤホンになります。
この秋のヘッドホン新製品はハイレゾノイキャン対応の MDR-1000X が話題をかっさらっていて、この XBA-N シリーズはあまり注目されていないように感じます。まあ MDR-1000X は私もそのうち買おうと思っていますが、今年の優先順位は普段使いのインナーイヤーがまず欲しかった。

Sony XBA-N3

私はあまり「開封の儀」的なエントリーはやらない派なのですが、XBA-N3 の商品カートンはなかなか凝っていて、オーバーヘッドタイプの高級ヘッドホンに通ずるものを感じました。まあインナーイヤータイプでは私史上最高額の製品ですからね...。

Sony XBA-N3

今までの XBA シリーズはマルチドライバ内蔵モデルではユニットが巨大になりすぎるのがネックでさすがに買う気になれませんでしたが、XBA-N3 は大幅な小型化を果たしています。XBA-A3 では BA×2+16mm ダイナミック×1 という構成だったのが、N3 では小型化した BA×1+9mm ダイナミック×1 と大幅に物量を減らしているので当然ですが。BA ユニットはともかくダイナミックドライバが小径化されたことでパワフルさが失われてしまうのでは...と危惧していましたが、実機で試聴してみた限りでは思ったほど悪くない。外観からはコブのように見える拡張音響空間とそこに内蔵された音響管が低音の量感を補っているのだと思われます。

Sony XBA-N3

このイヤホン、横から見るとかなりヘンな形をしていますが、耳に入れたときに外側から見える状態は上の写真のとおり。普通にコンパクトなイヤホンを装着しているようにしか見えず、装着感も軽いため、自然な感覚で使えます。外観デザインはかなりおとなしめなので、三万円オーバーのイヤホンを使っているようには見えないのは良し悪しではありますが。

Sony XBA-N3

音の出口にあたる音導管は真鍮製。高域の伸び重視で採用した素材とのことですが、せっかく質感ある金属を採用しているのにイヤーピースで隠れてしまう、というのはちょっともったいない。

Sony XBA-N3

ケーブルは細くしなやかで、表面に細かい溝が施されていることもあって絡みにくい。皮膜が半透過のスモークグレーで導線がうっすら透けて見えるのも高級感があります。
また MMCX 準拠のためリケーブルにも対応。さすがに KIMBER KABLE まで投資しようとは思いませんが(笑)、そのうちリケーブルも試してみたいところ。

Sony XBA-N3

出荷時に装着されているイヤーピースは通常のハイブリッドイヤーピースですが、同梱品として新開発の「トリプルコンフォートイヤーピース」が付属します。これは Shure の「ソフト・フォーム・イヤパッド」に似た耳栓系のイヤーピースで、Shure が分厚い低反発ウレタン系なのに対して、こちらはやや薄手で反発性のいいシリコン系。遮音性に関しては、少なくとも電車レベルであればどちらも似たようなもので、完全な静寂を求めるのでなければ日常的にはノイキャン要らずと言えます。

Sony XBA-N3

ハイブリッドイヤーピースと比較すると、トリプルコンフォートのほうが厚みがあり、かつ吸音性の高そうな素材が使われていることが分かります。

ちなみに似たような位置づけだった今までのシリコンフォームイヤーピースと比べると、シリコンフォームのほうはちょっと反発性が強すぎて耳の中で異物感があったのが、このトリプルコンフォートは外耳道に柔らかくフィットしてくれ、不快感は特にありません。このイヤーピースは単品販売iconもされているようなので、旧型のイヤホンを使っている人も換装するメリットは十分あるんじゃないでしょうか。

Sony XBA-N3

その他の付属品はキャリングケースとクリップ、コード長アジャスター。キャリングケースはファスナーのツマミの部分にまでソニーロゴが入る凝ったもの。大きすぎず小さすぎず使いやすそうなので、普段は付属のケースは使わない派の私もこれなら使おうかなと思えます。

イヤホンコードは 1.2m あり、スマホやプレイヤーを胸ポケットに入れて使うには長すぎるため、このコード長アジャスターで調整して使うのが良さそうです。

Sony XBA-N3

音はさすがにハイレゾ対応の BA 系イヤホンだけあって、ダイナミックドライバでは出せない高音の伸びがいいですね。でも長年ダイナミック型に慣れてきた耳には全体的に音が硬く、ハイハットなんかの音が耳に刺さる感じがします。あとこれは多くの BA ヘッドホンに言えることですが、中音域以上の音の押し出しが強い印象で、長時間聴いていると疲れるかも。Shure SE215SPE と聴き比べると、SE215SPE のほうがマイルドな音で落ち着きます。
ただ今もこれを書きながら音を聞いている間にも、少しずつ音のカドが取れている感覚があるので、エージングでだいぶ印象が変わりそう。しばらくは集中的に鳴らしてみようと思います。

ソニー / XBA-N3icon

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投稿者 B : 22:03 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2016/10/26 (Wed.)

XBA-N1/3 も見てきました

銀座ソニーショールームにてウォークマン A30 シリーズと一緒にこの秋の新作ヘッドホン群も試聴してきました。

XBA-N1

まずはカナル型ハイブリッドイヤホンの新製品「XBA-N1」。これまでの XBA シリーズの物量感ある見た目から一転、かなり控えめなデザインになりました。初めて製品写真を見た瞬間は、三つの円筒を互い違いにくっつけたようなデザインがちょっとカッコ悪いなあ、と思いましたが、実物を見てみると案外悪くない。耳につけた状態で外から見ると単にコンパクトなカナル型イヤホンをつけているようにしか見えず、これは思ったよりも全然イイかも。

音に関しても、ダイナミック・BA ともにドライバが小型化されたことで逆に悪くなったり無理したような音になっているんじゃないかと思いましたが、(私は今までの XBA シリーズは自分で買ったことがないので、あくまで試聴ベースの比較ですが)XBA-A2 あたりと比べて音質は同等以上を保ったまま小型化に成功しているのでは、と感じました。ソニーの音らしくドンシャリ傾向ではあるものの、見た目に反して低音もきっちり出ていて、かつあまりブーミーではなく締まりのある低音。
ハイレゾ対応の BA ドライバは高域の伸びが良く、今メインで使っている SE215SPE よりも対応周波数の広さを実感できます。個人的には、ヴォーカル系の曲にはやはり BA よりもダイナミックドライバの温かみのある音の方が好みではありますが、そろそろ BA への移行を考えている身にはちょうど良い選択肢かな。

XBA-N3

続いて上位機種である XBA-N3。N1 とほぼ同デザインのため同外装で中身が違うだけかと思ったら、外装の仕上げから何から N1 とは別物なんですね。付属のケーブルも半透明なスモークグレーで高級感あるし、この見た目だけで N3 を選ぶしかないような気がしてきます(錯乱

音のほうは、N1 を最初に聴いたときは N1 で十分じゃね?と思っていたんですが、N3 のほうが密度が高くてコッテリドッシリした音。この後に改めて N1 を聴くと今度は中域がスカスカに感じてしまいました。N1 も N3 も従来の XBA-A シリーズのように「どう?解像してるでしょ?」とでも言いたげなカリカリな音を出してくるので、ダイナミックドライバをずっと使い続けてきた耳には聴き疲れしそうだな、という不安もありますが、今から買うなら N3 かなあ。XBA-A2/3 もこれまで何度か買いかけたんですが、やっぱりあのドデカいユニットに躊躇した部分もあるので、音的にはほぼ同等以上で小型化してきた N3 は歓迎したい。小さくて軽くなったからいいんだけど、シュアー掛けできなくなってしまったのだけが残念です。

MDR-1000X

それからもう一つ気になっていたのが、ワイヤレス NC 対応のハイエンドヘッドホン「MDR-1000X」。こないだ MDR-100ABN を出したばかりなのにもう上位機種を出してくるなんて!と驚きましたが、デザインは MDR-100A シリーズよりも随分落ち着いた大人向けの仕上がりで、私好み。買うならブラックと思ってましたが、このグレーベージュもなかなかいい色じゃないですかー。

試聴機は Xperia に入ったハイレゾ FLAC ファイルを Bluetooth(LDAC)経由でしか聴けなかったのであくまで「ハイレゾ相当」でしかありませんが、ウォークマン A30+MDR-100A の優先接続に比べるとさすがにややナローレンジになってしまいます。これは単に Bluetooth 経由のために情報量が損なわれている以上に、ノイズキャンセリングの影響で音が歪んでいるのもあると思います(NC を切ってみましたが、ショールームの騒音がうるさくて比較にならず)。でも、今私が使っている NW-A17+MDR-10RNC より全然いい音だし、NC の効きもいい。
あとヘッドホンのハウジング部がタッチパネルになっていて、このタッチによる操作(楽曲の再成形操作と音量操作)がけっこうイイ。まあポケット内のウォークマンやスマホを操作すればいい話ですが、満員電車だと意外とポケットに手を突っ込むのが大変だからつり革を持つ手を一瞬耳元に持って行った方が楽だし、ウォークマンならまだしもスマホだと「ポケットに入れたまま画面を見ずに再生操作」をするのも難しい。この操作系はよくできていると思います。

MDR-1000X

そして MDR-1000X でもう一点気になっていたのが、折りたたみに関して。
メーカー推奨の折りたたみ方は、上の写真のようにハウジングを水平に寝かせた上で折りたたむスタイル。MDR-10RNC のように平たくはなるけどデッドスペースも大きい折りたたみ方はあまり可搬性が良くなく、こうやって薄さ・体積ともに極小にできる機構は本当に良いものです。でも私が確認したかったのはこれに加えて、

MDR-1000X

MDR-100A シリーズのようにハウジングを寝かせずに折りたたんでフットプリントを小さくするスタイルにできるかどうか分からなかったのですが、試してみたらできました。
バックパックの空きスペースに突っ込むときとか、薄さよりも「小さいカタマリ状にできること」のほうが重要な場合もあるので、これができて良かった。

MDR-100ABN

ちなみに MDR-100A シリーズの折りたたみはこんな感じ。こちらは 1000X のように薄いスタイルにはできませんが、ハウジング自体が 1000X よりも小さいこともあり、コンパクトさでは 100A のほうが上。まあ微々たる差ですし、価格差も 5,000 円くらいしかないので、今から買うなら間違いなく 1000X でしょう。

というわけで NW-A30 も XBA-N3 も MDR-1000X もまんまと欲しくなってしまったわけですが、いっぺんに全部は買えないなあ。本来の優先順位的には XBA-N3 なんだけど、どうしようかなあ...。

ソニー / MDR-1000Xicon

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2016/10/04 (Tue.)

WALKMAN A30

出力向上、DSD対応、タッチパネルになった新ウォークマン「A30」。22,000円~ - AV Watch
ソニー / WALKMAN NW-A30 シリーズicon

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ウォークマンの新製品「A30」シリーズが発表されました。

昨年の A20 シリーズはあくまでマイナーチェンジだったので、約二年ぶりのフルモデルチェンジ。タッチ中心の操作系への刷新(しかし Android ベースではない模様)とアンプ出力の向上、それから PCM 変換ながら DSD フォーマットの再生に対応したことが大きな変更点と言えます。

私は NW-A17 を二年間使ってきて、それなりに気に入ってはいるものの、さすがに大量の楽曲から選択するのにボタン操作はいい加減まどろっこしいこと(特に再生中に上下ボタンを押すとアルバム選択画面になって、誤操作で再生中のアルバムやプレイリストから切り替わってしまう事故が多発)と、MDR-1A のようなヘッドホンを鳴らすには内蔵アンプが非力なことに不満を感じていました。
A30 シリーズではそのあたりの不満点が解消されているようで、旧シリーズからの買い換え候補としては良い製品に仕上がっていそうです。やや分厚くなってしまったことは残念ですが、高音質かとのトレードオフと考えれば許容範囲。A17 にポタアンを外付けするくらいなら、A30 単体を持ち歩いた方が遙かにマシでしょう。

これはぜひ買い換えたいところですが、今年は優先順位的にはイヤホンなんだよなあ。でもローエンドモデルの NW-A35(イヤホン別売モデル)なら 2 万円そこそこで買えてしまうし、内蔵メモリの小ささは microSD 増設でカバーできるし、付属イヤホンはどうせ使わないし、試聴して良ければ勢いで買ってしまうかもしれません。

ヘッドホン/イヤホンの新製品も一斉に出てきました。

最高クラスのNC、非ハイレゾでも高音質化再生。ソニー無線最上位ヘッドフォン「MDR-1000X」 - AV Watch
ソニー / MDR-1000Xicon

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オーバーヘッドタイプのハイレゾ・ノイキャン・ワイヤレス全部入りモデルの決定版と思われた MDR-100ABN に早くも上位モデルが登場。さらなる高音質化とデジタルノイズキャンセリングの性能向上、加えて非ハイレゾ音源をアップスケール再生する「DSEE HX」まで搭載した豪華版です。デザインは MDR-100ABN のテイストを踏襲しながらより大人向けな仕上げになっていて、これいいなあ。

定期的に MDR-100ABN が欲しい衝動に駆られる私としてはソソられる製品で、今から 100ABN 買うくらいなら 1000X 買っちゃえば!とも思ってしまうところですが、気になるのは持ち運び時にどこまでコンパクトにできるか。公式サイトの説明を読む限りでは 100ABN ほどは折りたたみができないように見え、普段使いではなく出張のお供にしたい(そのためにあまり折りたためない MDR-10RNC から買い換えたい)用途には合わないようにも思えます。これは一度実機の状態を確認したいところ。

ソニーのハイブリッドイヤフォンが進化。BA軽量化、体積30%減。4.4mmバランスケーブルも - AV Watch
ソニー / XBA-N3icon

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「XBA」ハイブリッド型カナルイヤホンもモデルチェンジしました。今回「2」番台がなくなり、いずれも 2 ウェイの「XBA-N1」と「XBA-N3」。BA ドライバの小型化と Φ9mm のダイナミックドライバのハイブリッドで、形状は共通、差分は一部の使用部材と「N3」のみに低音増強用と思われる音響管が搭載されていること、のようです。
従来の XBA シリーズはドライバユニット部の大きさがネックだったので大幅な小型化は歓迎ですが、ダイナミックドライバが Φ9mm になったのがやや不安。今まで長年 Φ13.5~16mm ドライバのパワフルな音を聴き慣れてきたせいで、Φ9mm では物足りなく感じそうな気がするんですよね。当然モデルチェンジにあたっては従来モデルと同等以上の音質を狙いつつ小型化はしているんでしょうが、こればっかりは音を聴いてみないことには何とも言えません。あとは「シュアー掛け」ができる形状じゃなくなったことと、そもそも見た目がソソられない、というのが最大の弱点かもしれません。

洗ってしまった EX800ST の代替として出たら即買うつもりだったんだけど、どうしようかなあ。とりあえず試聴するまで判断は保留にしますが、納得いく音じゃなかったら改めて EX800ST を買い直すことにするかもしれません。

投稿者 B : 23:30 | Audio & Visual | Headphones | WALKMAN | コメント (0) | トラックバック

2016/09/10 (Sat.)

ONKYO W800BT

オンキヨー、左右完全独立型Bluetoothイヤフォン。付属ケースで5回フル充電 - AV Watch

W800BT

オンキヨーから完全ワイヤレス型の Bluetooth イヤホン「W800BT」が発表されました。

完全ワイヤレス型の BT イヤホンは、昨年末にクラウドファンディングから「EARIN」が誕生したばかり。私も気にはなっていたものの、連続バッテリ駆動時間が実質 2.5 時間というのはちょっと短いし、音質的に納得のいくものかどうか判らないのでせめて二世代目が出るまで様子見かな、と思っていました。でもこれは大手メーカーもすぐに追随して 2~3 年のうちいトレンドになっていくだろうな、と思っていたらいきなり Apple が「AirPods」を出してきて、直後にオンキヨーもリリース(オンキヨーは夏のポタフェスで参考出品していましたが)。これは年内にあと何社かから出てきて、スマホ用イヤホンのいちジャンルとして確立する日も近そうです。

このオンキヨーの W800BT は国内大手メーカーとしては初の完全ワイヤレス型ということで待望の製品だし、デザイン的にも割と好みのタイプなのですが、残念なのが Bluetooth 周りのスペック。コーデックが SBC にしか対応していないため、そこが音質のボトルネックになってしまう可能性が高い。EARIN が SBC/AAC/aptX のマルチ対応なのと比べると、どうしても見劣りしてしまいますね...。でもとりあえず一度実機の音を聞いてみたいところです。

私はメインイヤホンだった MDR-EX800ST が壊れてしまい、この秋に発売されるだろうソニーの XBA シリーズの新型を買おうと思っていました。が、Bluetooth 完全ワイヤレス型がこのまま一大勢力となるなら、それもちょっと考え直さなくてはならないかもしれません。ソニーから XBA-A2 くらいの音で、aptX/LDAC に対応した完全ワイヤレス型が出てきたりしたら、間違いなくそれ一択なんだけどなあ。

投稿者 B : 18:00 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2016/08/05 (Fri.)

Shure SE215 Special Edition

MDR-EX800ST を洗濯機で回してしまった件。買い換え先として考えているソニーの XBA-A シリーズはこの秋にモデルチェンジしそうな気配があるので、それまでの繋ぎ兼その後のサブ機として、これを買ってきました。

Shure / SE215 Special Edition

SE215 Special Edition

ちょうどビックカメラのポイントがほぼ相当分貯まっていたので。
もう発売から 5 年近く経つモデルだし、その後ハイレゾブームが来てハイスペックなインナーイヤーが多数登場しているので、やや時代遅れ感はありますが。それでも、元々 Shure E2c ユーザーだったため、その末裔にあたる SE215 は以前から気になっていました。Shure の中ではエントリーモデルですが(それでも 1 万円以上する)、繋ぎ兼サブとしては十分でしょう。次に買う予定のモデルは BA または BA+ダイナミックドライバになる可能性が高いので、サブ機としてはダイナミックドライバ一発の機種を持っておきたかった、というのもあり。

これは SE215 の中でも「Special Edition」と銘打たれている、日本市場向けに音質をチューンしたモデルです。ノーマルモデルがモニター寄りな味付けなのに対して、こちらは低音をブーストしてリスニング寄りに味付けしてあるとのこと。

SE215 Special Edition

ケーブルがやや太めなのが Shure の伝統。それでも昔に比べればしなやかになったので、取り回しはそんなに悪くないです。
ノーマルモデルの SE215 は 162cm のケーブルが付属で、ポータブルプレイヤー用途には持て余しそうですが、Special Edition は 116cm となっており、ポータブルプレイヤーやスマホでの使用を想定されているあたりが日本向けな所以でしょうか。

SE215 Special Edition

Special Edition 特有の、鮮やかなエメラルドの半透明ハウジング。一目で Special Edition ユーザーだと分かります。ただ樹脂製なのであまり高級感はないかな。
シルク印刷されたロゴや型番は使い込むと剥げること必至ですが、それも歴戦の証になりそうです。

SE215 Special Edition

ケーブルとの接続には MMCX 端子を採用。リケーブルして音質の違いを楽しむなり、もっと取り回しの良いケーブルに交換するなり、自由度があります。個人的に気になっているのはソニー MUC-M2BT1 を使ったワイヤレス化。たぶん次に買うイヤホンも MMCX 対応だろうし、いろいろと遊べそうです。

SE215 Special Edition

ケーブルの太さもそうですが、ステレオミニプラグ周りの大きさも大概です。いかにもアメリカメーカーらしいところですが、このへんは本来ポータブル機器向けではなくスタジオ・ステージ向けの音響機器を作ってきたメーカーだからそっち方面での使い勝手を優先している、ということでしょうか。ウォークマン NW-A17 につけると本体の厚さよりもコネクタの径の方が大きく、クリアケースをつけてようやくほぼヾ高さになる、といった案配。

SE215 Special Edition

イヤーピースは 2 タイプ×3 サイズの合計 6 種類が付属しています。写真左が一般的なカナルタイプイヤホンと同様なシリコン系イヤーピース「ソフト・フレックス・イヤパッド」。右側がウレタンフォーム系イヤーピース「ソフト・フォーム・イヤパッド」で、これが強力な遮音性能を発揮します。Shure のカナルタイプイヤホンは音質よりもこの遮音性を先に思い浮かべる人も多いことでしょう。
出荷時にはウレタン系の中サイズが装着されていましたが、私の耳では中サイズでさえ外耳道への圧迫が強く感じられたので、ウレタン系の小サイズに換えてやるとちょうど良かったです。これ大サイズを使う日本人って何人くらいいるんでしょうか...。

SE215 Special Edition

付属品はシンプルなジッパーポーチ。カラビナ付きなので、バッグにぶら下げて持ち運べます。まあ私は普通にウォークマンにグルグル巻きにしてしまうと思いますが。

SE215 Special Edition

音質に関して。音は原則として私が常用予定のソフト・フォーム・イヤパッドで評価しています。
分解能はまあ、想像通り。価格帯の違う EX800ST には及びませんが、中域の分解能、音の艶ともに割と好みのタイプ。そして Special Edition の特徴である低域の味付けは、ブーミーになりすぎない程度にスピードとボリューム感があって、これはヴォーカル系のポップスによく合います。R&B とかにもいいし、日本向けだけあって J-POP やアニソンにもちょうどいい感じ。
ただ高域の伸びが今ひとつで、特にハイレゾブームで高域重視のイヤホンが世に溢れた現在としては、やや物足りません。特にストリングス系のオーケストラやピアノ曲では、もう少し音の抜けが欲しいところ。これはドライバの素性以上に密閉性の高いイヤーピースによるところも大きいのかもしれませんが。

ソフト・フォーム・イヤパッドの遮音性に関してはかなりのもので、宅内で使っている限りでは生活音はほぼ耳に入ってこず、家族に話しかけられても気がつかないほど。外出時に使っても、特急列車や新幹線などの陸路レベルの騒音であれば、わざわざノイズキャンセリングヘッドホンを持ち歩かなくても十分かもね、と思えます。まあ昔 E2c を使っていた頃は飛行機での出張時もこれで十分と感じていたので、当然ではありますが。

全体として、EX800ST を聴き慣れた私としては音質についてはやや厳しめの評価になりますが、まあ 1 万円ちょいのダイナミックドライバ一発の製品としてはよくできているのではないでしょうか。特に低音を軸としたパワフルな出音は打ち込み系のアップテンポ曲との相性が良く、いつも以上に楽しく音楽を聴ける感覚があります。とりあえず買い換えまでの繋ぎと、BA の音に疲れたときのリハビリ用としては十分良い買い物だったと思います。
でもやっぱり耳に馴染んだ EX800ST の音が恋しい、というのも事実なんですよね。インフレが進むイヤホンの世界では今やリーズナブルとさえ言える価格帯だし、一本買い直してもいいかもなあ。

Shure / SE215 Special Edition

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投稿者 B : 22:15 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2016/07/28 (Thu.)

MDR-EX800ST を洗濯してしまった件について(泣

私は外から帰ったらまずポケットに入れている電子機器を充電する癖がついているので、ポケットに入れたまま洗濯に出すなんてことはまずしないんですけどね。昨夜は珍しく家に帰る前にイヤホンを外してポロシャツの胸ポケットにしまってしまい、しかも暑くて汗だくになったこの服を早く脱いでシャワー浴びたい!という一心で、何も考えずにポロシャツを洗濯カゴに突っ込んでしまいました。

そしたら今朝、出かけようとしたときにイヤホンが見当たらない。記憶をたどっていったら、洗濯機の底から発見されました(泣

MDR-EX800ST

一応、表面的には乾燥させて音を出してみたところ、右はバランスがちょっとおかしいけどまあそれなりに鳴ってる。でも左が妙に小さな音でしか再生されません。よく見てみると、ハウジングにちょっと隙間ができているように見えました。で、触っているうちにハウジングがあっさり割れて(接着されていたのが外れて)しまったという(;´Д`)。
割れたハウジングの中を見てみると、白いほうのケーブルが断線しているじゃないですか。これじゃまともに音が出るわけがありません。

さすがにこれは修理のしようもないので、買い換えるしかないですね...。MDR-EX800ST は 4 年あまり愛用してきて外観的にも音質的にもずいぶんヘタッてきていたから、たぶん今年の秋にモデルチェンジしそうなソニーの XBA-A シリーズの後継機種が出たら買おうかなあ、とは思っていたんですが。今の XBA-A2/3 あたりを買っちゃっても良いんですけど、ソニーのハイブリッド型(BA+ダイナミック)は年々良くなっていっているので、たぶん次もさらに良くなるんじゃないかと。
買い換えまでの繋ぎはかなりグレードが落ちるけど MDR-XB90EX で凌ぐかなあ。これもステレオミニジャック付近が断線しかかっていて怪しいんですけどね...。EX800ST を買って以来、気に入ってしまって他にほとんど浮気をしなかったら、こういうときのバックアップに使えるレベルのものが手元にないという。繋ぎ兼サブ機として 1 万円くらいのものなら買っても良いかなと思っているんですが、どれにしようかな。久々に Shure のエントリーモデルにでも手を出してみますかね...。

Shure / SE215 Special Edition

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投稿者 B : 23:08 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2016/06/01 (Wed.)

MDR-100ABN が気になっている件

【レビュー】ソニーのBluetooth/NC全部入りヘッドフォン。「無線でもハイレゾ相当」の実力は? - AV Watch
【ミニレビュー】音楽を聞いて仕事に集中に最強! ソニー「MDR-100ABN」 - AV Watch

ちょっと前のレビュー記事ですが、定期的に読み返しては MDR-100ABN が欲しいなあ、でもどうしようかなあ、と考えています。

旅行/出張用のノイズキャンセリングヘッドホンとして去年 MDR-10RNC を買ってそれなりに満足しているんですが、それなりにかさばることと音質的にもう一歩突き抜け感が足りないのがやや不満。
その点 MDR-100ABN は、

  • ハウジングをヘッドバンド側に折り込んでコンパクトにできる
  • ノイキャンなのにハイレゾ対応。しかもスペックだけじゃなく実際に MDR-10RNC より音が良い
  • Bluetooth ワイヤレス対応
  • USB 充電が地味に便利。MDR-10RNC の乾電池式も旅先での入手性という意味では良いけど、充電式でも 20 時間もてば実用上十分
ということで、MDR-10RNC の不満点を全て潰した上でさらに付加価値がついているんですよね。

買わない理由はないくらいに商品性は高いんですが、ネックは価格。私は日常的にはカナルタイプイヤホンを使っていて、旅行や出張でオーバーイヤーヘッドホンを使うのはせいぜい月に一度。そのために 3 万円払うのはさすがに費用対効果上どうかと思うし、MDR-10RNC を買ってまだ一年経ってないし、と自ら却下してはしばらくしてまた欲しまる、というサイクルを繰り返しています(´д`)。
ヨドバシのポイントを放出すれば買えなくはないんですけどね...。

ソニー / h.ear on Wireless NC MDR-100ABN

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2015/09/22 (Tue.)

Sony MDR-10RNC

ここ一年ほどほぼ出張のない生活をしていましたが、今後また出張が増えてきそうな状況になってきたので、移動時間を少しでも快適に過ごすべくノイズキャンセリングヘッドホンを購入しました。

ソニー / MDR-10RNCicon

MDR-10RNC

今さらながら、MDR-10RNC です。

BOSE の定番 QuietComfort は価格帯的にちょっと手が出ないし、ソニーもオーバーヘッドタイプのノイキャンは MDR-1R/10R 世代で止まっている、という微妙なタイミング。Bluetooth かつノイキャンな MDR-ZX770BN という製品も出ていて、これ良さそうだなと思ったんですが、店頭の展示機はヒンジ部の軋み音がひどく、これ使い込んだらこういう感じになっちゃうんだろうな、と判断して除外。上位機種 MDR-1RNCMK2 はポータブルにしてはちょっと重いし(あと音も好みではなかった)、ということで消去法で 10RNC にしました。

デザインテイストは MDR-1R/1A 系と共通ながら、1R/1A では金属製のパーツの多くが樹脂製になっていたりして、並べてみるとコストダウンの跡がけっこう見られますね。もちろん軽量化目的で樹脂を採用した側面もあるんでしょうが。
店頭展示品だとシルバー塗装が剥げているものをよく見かけるので、そのあたりはちょっと心配ではあります。

MDR-10RNC

ノイズキャンセリングヘッドホンなので、ノイキャンのオン/オフスイッチと、周囲のノイズを AI で判別して最適なノイズキャンセルモードを自動選択する「AINC」ボタンがついています。ウォークマンなんかだと NC のモードは手動で切り替える必要がありますが、ボタン一つで設定できるのはお手軽。その代わりウォークマンにはあった NC の効き具合を手動調整できない、というデメリットはあります。
ヘッドホンケーブルは着脱式で、その気になればリケーブルもできるはずですが、差込口の径が小さいので MDR-1A 用の純正ケーブルは入りませんでした。まあ後述するとおり音質を突き詰めるためのヘッドホンではないので、そっち方面には手を出さないことにします。

MDR-10RNC

NC 用回路や内蔵デジタルアンプ「S-Master」を駆動するために単四電池×1 が必要になります。これ一本で公称約 20 時間駆動、というのは国内旅行ならば十分、海外だと予備電池が欲しい感じでしょうか。まあ単四ならコンビニや空港でも入手できるし、eneloop のような二次電池を使ってもいいし、ツブシは効きます。

MDR-10RNC

航空機用のデュアルプラグ変換アダプタが標準添付。そのために買うユーザーが多い製品だから当然といえば当然ですが、わざわざ買わなくて良いのは助かります。

MDR-10RNC

ナイロン&合皮製のセミソフトケースも付属。そこそこかさばりますが、泊まりがけの荷物と一緒にするなら許容範囲かな。MDR-1A 付属のキャリングポーチよりもしっかりしているのが旅行用らしいところ。
本体はキズや塗装剥げが気になりそうな素材なので、旅行時にはこれに入れて持ち運びたいところ。(まあ移動中はかけて過ごすことが多いでしょうが)

アクセサリー用ポーチ(写真ではヘッドホンのヘッドバンド下にある丸いもの)もついていて、同梱のスマホ用マイク/リモコンつきケーブルや先述の変換アダプタ、予備電池などをまとめておくことができます。

MDR-10RNC

イヤーパッドは耳輪~耳朶全体をカバーする形状にはなっているものの、MDR-1R/1A 系よりも一回り小さいため、MDR-1A のような包み込まれる装着感はなく、まあ普通。電池やノイキャン用回路を内蔵しながらノイキャンなしの MDR-1A とほぼ同等の軽さを実現しているだけあって、長時間つけていても疲れにくいと言えます(上位機種の MDR-1RNCMK2 はさらに 100g 以上重い)。

音質は、そもそもがノイズキャンセルのためにデジタル補正をかけた音を出しているわけで、決して良いとは言えません。私のベンチマークが普段使っている MDR-1A だから相手が悪いというのもありますが、ベースモデルである MDR-10R と店頭で聴き比べてみても、明らかに高音が硬く、抜けの悪い不自然な音。そもそも再生周波数帯域のスペックからして MDR-1A が 3-100,000Hz、MDR-10R が 5-40,000Hz、MDR-10RNC が 6-24,000Hz なので当然ですが、ドライバーユニットの性能差以上に NC 関連で加工された音の不自然さが気になります。とはいえ、上位機種の 1RNCMK2 の音を店頭で聴いてみたところ、10RNC 以上に不自然に加工された音に聞こえたので(それが理由で 1RNCMK2 を却下した)、相対的にはバランスのいい音。低音の量感はあるし、ノイキャンという限られた選択肢の中ではまあ悪くない製品だと思います。
なお、NC オフでパッシブタイプのヘッドホンとしても使うことはできますが、NC を切ると尚更高音成分が減って籠もったような音になってしまうので、NC オフはあくまでバッテリ切れ時の緊急用として、静かな環境下でも原則 NC オンで使うべきヘッドホンだと言えます。

結局は「NC 非対応のヘッドホンで、周囲の雑音は気にしないで聴くか」「そこそこの音質の NC ヘッドホンで、ノイズを消して聴くか」の究極の選択でしょう(第三の選択肢としてカスタム IEM もありますが...)。私は普段使いであれば前者を選びますが、長時間の移動時は静粛性を優先したいので。ノイキャンの性能に関しては、今まで使っていたウォークマン付属のインイヤータイプとは比較にならないほど、静かで快適な空間を得られます。

とはいえ、最近ウォークマンのほうでハイレゾ+NC 両対応の製品が出てきたりしているので、ヘッドホンでも来年あたりには「ノイキャンだけどいい音」が標準になりそうな気もしますが、出てきたらそのとき考えればいいか(汗。

ソニー / MDR-10RNCicon

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2015/02/24 (Tue.)

Sony PHA-1A

ソニー、ウォークマンAにマッチする小型ヘッドフォンアンプ「PHA-1A」。約3万円 - AV Watch
ソニー / ポータブルヘッドホンアンプ PHA-1Aicon

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去年、ヘッドホン MDR-1A、NANOCOMPO NANO-D1、ウォークマン NW-A17 と揃えて音周りの環境をリニューアルしたものの、オーディオ熱自体はまだ冷めていなかったりします。次は BA ヘッドホンかポタアンに手を出してみようかな、でも PHA-3 はさすがに手が出ないし...と思っていたところに、普及クラスのヘッドホンアンプとして PHA-1A が出てきました。

特にバランス接続できなくても良いので、ウォークマンやスマホのデジタル接続に対応して、必要十分な機能とスペックがあって、という意味では「ちょうどいい」選択肢の一つかと思います。デザイン的には PHA-1/2 系のメカメカしい外観のほうが好みでしたが、あまりゴツいものを持ち歩きたくはないので(もともと、外出先ならばある程度割り切って音質とコンパクトさのバランスを重視したい派)、従来モデルよりも小さく軽くなるのであれば、まあ許容範囲かなあ。

とはいえこのへんは「好みの音が鳴るかどうか」が最も重要なポイントであることは間違いないので、一度実機を視聴しに行こうと思います。

投稿者 B : 23:14 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2014/11/25 (Tue.)

MDR-1A、リケーブル

私の周囲でも MDR-1A ユーザーがジワジワ増えてきているようですが、いっぽう私は MDR-1A 用のこんなオプションを買いました。

ソニー / ヘッドホンケーブル MUC-S30UM1

MUC-S30UM1

MDR-1A 用のリケーブルです。1.2m 長のステレオミニプラグ型、3m 長のステレオ標準プラグ型、2m 長のバランス接続ケーブルの 3 種類がありますが、私が買ったのは 3m の標準プラグ型。リケーブル目的というより付属ケーブルではリビングで使うのには短かったため、長いケーブルが欲しくて購入。
本体付属のケーブルが 2 種類とも 1.2m のステレオミニプラグというのは、完全にポータブルでの使用を前提としているようで、ホームユースをあまり想定していないパッケージングなのは個人的には不満。独りで音楽を聴くシーンの主が屋外やデスクトップに移っているのは時代でしょうし、わざわざ自宅でいい音を聴きたい人なら追加でケーブルくらい買うとみられているんでしょうが。

MUC-S30UM1

製品には不織布製の袋が付属しています。使用時にはこのケーブルか本体付属ケーブルのどちらかは使われないわけで、使わない方はこの袋に入れておけばいいか。

MUC-S30UM1

機器側の端子はステレオ標準プラグ。据置系の機器では標準ジャックを採用していることが多いので、アダプタ経由ではなく標準プラグで直接受けられるほうが安心感があります。
ヘッドホン側の端子は左右のグラウンドが独立した 4 極になっています。機器側プラグの直前までを分離させることでアンバランス接続時にも左右のセパレーションを向上させる仕組み。この構造自体は本体付属のケーブルと同じです。

MUC-S30UM1

本体付属のケーブル(写真上)と比較してみました。
付属ケーブルも絡みにくい素材と表面加工を施された凝ったケーブルではあるものの、太さは別売品の方が太め。外装もメッシュチューブで耐久性高そうですし、コネクタの形状も異なります。

あまり詳しい情報がありませんが、調べてみたところ両者に共通するのは銀コート OFC 線を採用した独立グラウンド式のケーブルであること。別売品はさらにマルチゲージコンダクター(太さの異なる OFC 線を撚り合わせることで帯域ごとに伝送効率を最適化)を採用した上にツイストペア構造を採っていることが差分、ということのよう。
なお、付属ケーブルはタイ製(ヘッドホン本体と同じ)、リケーブルは中国製と、別工場で作られています。

MUC-S30UM1

聴き比べてみたところ、基本的な音の傾向はほぼ同じながら、リケーブルのほうが音のヌケが良いというか、付属品に比べて広がりのある音に感じました。導線の素材は同じはずなので、線の太さと構造の違いによる伝送効率の差、ということになるのでしょうか。ただし私が試聴した限りでは劇的な差というほどではなく、またソースもダイナミックレンジがちゃんと確保された音源...つまりちゃんと作られたハイレゾ音源のほうが違いが分かる、という印象。付属ケーブルでも十分なクオリティですが、MDR-1A のクオリティを最大限に引き出したければリケーブルも悪くないと思います。私はもともと長いケーブルが欲しくて、これでリビングでもソファでリラックスしながら聴けるようになったので満足です。

今のところサードパーティのリケーブルは出てきていませんが、発売されたら何か試したくなってきました。

ソニー / ヘッドホンケーブル MUC-S30UM1

B00NW35QYC

投稿者 B : 21:30 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2014/10/29 (Wed.)

Sony MDR-1A

ソニー / MDR-1A (ブラック)icon

MDR-1A

サラウンドでないオーバーヘッドホンを買ったのはなんと 8 年ぶり。ポータブルのカナル型イヤホンは 1~2 年周期で買い換え/買い増ししてきましたが、自宅用で最後に買ったのは MDR-SA5000 だったという。この 10 年で音楽を聴く環境の比重が圧倒的に外ばかりになってしまったので、まあそうなりますよね。
でも自宅用に持っているヘッドホンがオープンエア型ばかりで、密閉型というと MDR-CD900ST くらい。分析的に音を聴くにはいいけど、聴き疲れするのでリスニング用としては全く向いていません。自宅でゆったりしっかり聴ける密閉型ヘッドホンがひとつ欲しいなと思っていて、先代 MDR-1R から気になっていたシリーズでしたが、1A にモデルチェンジしてさらに自分好みの音に進化したので、思い切って購入。

MDR-1A

発売後 10 日ほど経って、レビューの類も出尽くした感があるので多くは語りませんが、オーソドックスながら飽きの来ないデザインで、各パーツの仕上げに品位もあって、見た目からして気に入りました。MDR-1R から大きく変えていないのがいい。

MDR-1A

このヘッドホンの音質を司る液晶ポリマー振動板はさらに進化して、アルミニウムコートが施されました。MDR-1R は「確かによくまとまったいい音だけど、これくらいのヘッドホンなら割とふつうにあるよね」という感じだったのが、1A では一皮むけた印象。フラットな傾向は変わりませんが、音の明瞭度が全体的に上がっていて、生音をダイレクトに聴いている、という気分にさせてくれます。

MDR-1A

ハウジング部はフラットに折りたたむことができ、やってみると想像していた以上に薄くまとまります。バリスティックナイロン系のキャリングポーチも付属していて、これなら持ち運ぼうかなという気になりますね。完全に自宅用に買ったつもりだったけど、この音を知ってしまうと外でも使いたくなるなあ。

MDR-1A

付属のケーブルは 2 種類で、通常のステレオミニプラグと、スマートフォン用の簡易リモコンがついたタイプのケーブルが付属しています。どちらも 1.2m なので、基本的にはウォークマンやスマートフォン、あるいは PC オーディオ等のデスクトップ環境での使用を想定している模様。この音質ならちゃんとしたオーディオ環境に繋いで聴きたいのに、ロングケーブルは別売。一昔前までならオーバーヘッドホンの標準ケーブルはロングタイプかカールコードと相場が決まっていたものですが、時代が変わったようですね...。
これはちょっと値が張るけど、別売の 3m ステレオ標準プラグのケーブルiconを買うしかないかな。別売のケーブルは付属品と違ってメッシュチューブだったり、内部的にはツイストペアケーブルが使われていたりしてさらに良さそうなので、そういう意味でも気になります。他社製のリケーブルとかも試してみたくなっちゃうので、危険な領域だけど(笑。

MDR-1A

改めて、音に関して。リビングの AV アンプ(古いけどヤマハ DSP-AZ2)に繋いで CD、SACD を使って MDR-SA5000 と比較してみました。

MDR-SA5000 は現代のスペックに照らし合わせると「ハイレゾ対応」と言えるスペック(再生周波数帯域が 5Hz~110kHz。20kHz 以上であればハイレゾ対応)で、その名の通り特に SACD の再生能力に特化したヘッドホンです。高域の解像力には目を(耳を?)見張るものがありますが、オープンエア型ということもあって低域のボリュームが物足りない。しかも、高音質ソースの音の良さも、低音質ソースの粗さも克明に再生してしまうので、「SACD、特にクラシック系を聴くには最高だけど、CD 音質で特にポップ/ロック系を聴くには全然合わない」ヘッドホンだと思います。それに対して MDR-1A は音のバランスが良く、高音の伸びも低音の響きもちゃんと兼ね備えながら、それでいて全体的な解像力がとても高い。ハイレゾ音源はジャンルを問わず楽しめ、CD クラスの音源でもソツなく鳴らしてくれるオールラウンダーだと感じました。これは今まで以上に SA5000 を使わなくなっちゃいそうだなあ...。

しばらくあまりやっていなかった「自宅でじっくり音楽を聴く」という行為が改めて楽しくなってきました。これを契機に、この秋冬はもう少し音に投資する予定。

ソニー / MDR-1Aicon

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2014/05/09 (Fri.)

MDR-EX800ST にシリコンフォームイヤーピースを試す

私がかれこれ 2 年あまり愛用しているヘッドホン MDR-EX800ST ですが、イヤーピースを紛失して予備もなくなってしまったので、新しく取り寄せてみました。

シリコンフォームイヤーピース

本来は MDR-EX800ST 用ではなく、BA+ダイナミックのハイブリッド式ヘッドホン「XBA-H」シリーズに付属する、シリコンフォームイヤーピースです。

今まで使っていたノイズアイソレーションイヤーピースは、半年~1 年ほどの使用で内部の遮音用ウレタンフォームが伸びてきてしまう持病があります。まあどっちにしてもイヤーチップのシリコン(黒い部分)自体が劣化して張りがなくなり、耳から抜けやすくなったりもするので、定期的に交換してやったほうが良いわけですが。
ノイズアイソレーションイヤーピース自体は単品販売もしていますが、せっかくだから前から気になっていたシリコンフォームイヤーピースを試してみよう、というわけで、保守パーツを取り寄せました。

シリコンフォームイヤーピース

左が新型のシリコンフォームイヤーピース、右が従来のノイズアイソレーションイヤーピース。カナル型ヘッドホン用のイヤーピースという基本構造は同じですが、イヤーチップの中に仕込まれた素材と製造方法が違います。ノイズアイソレーションイヤーピースはウレタンスポンジを貼り付けたようなものでしたが、シリコンフォームはその名の通りウレタンよりもきめの細かいシリコンフォームが充填されています。イヤーチップの内壁と外壁にしっかり貼り付いているので、これなら長期間使ってもシリコンフォームが伸びて飛び出してきてしまう、ということはなさそう。
イヤーチップ自体の経年劣化はあるでしょうが、少なくとも今までよりは安心して使えそうです。

シリコンフォームイヤーピース

ヘッドホンに装着すると、イヤーチップの内側からチラ見えする赤いシリコンフォームがなかなかカッコイイ。ちょっと厨二っぽい気もするけど(笑

ノイズアイソレーションイヤーピースとの比較では、装着感については従来のウレタンフォームよりも高密度な素材な分、シリコンフォームのほうが密閉性が高く感じます。逆に、人によってはノイズアイソレーションイヤーピースよりも一回り小さいサイズでないと外耳道を圧迫されて感じるかも。外でじっくり比較したわけではありませんが、遮音性についてもシリコンフォームのほうが良さそうです。
音に関しては、通常のハイブリッドイヤーピースに比べてノイズアイソレーションイヤーピースは低音がややブーミーになってしまう傾向がありました。が、このシリコンフォームイヤーピースは、ノイズアイソレーションイヤーピースに比べると、低音の締まりが良く、スッキリ聞こえます。聴く音楽のジャンルにもよるでしょうが、私は芯のある低音に聞こえるシリコンフォームのほうが好み。

私の好みで言えば、今後イヤーピースを買い換えるときにはもうシリコンフォーム以外考えられないかな。問題があるとすれば、一個あたり 300 円前後だったノイズアイソレーションイヤーピースに対して、シリコンフォームイヤーピースは一個 800 円もしてしまうことでしょうか(;´Д`)。

それはそれとして、EX800ST の音自体はとても気に入っているんですが、最近ハイレゾ音源に触れる機会がずいぶん増えたせいで、音源もプレイヤーもヘッドホンもハイレゾ対応のものに移行したい気持ちがジワジワ高まりつつあります。他に欲しいものもいろいろあるのに、悩ましいなあ...。

投稿者 B : 00:08 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2014/04/12 (Sat.)

オーディオテクニカ ヘッドホンハンガー AT-HPH300

今月から仕事の環境が変わりまして。座席が、オープンなミーティングスペースのすぐ脇になりました。これがまた四六時中誰かの話し声が聞こえてくる場所で、声の大きな人が来たら場合によっては自分の仕事に集中できないぞ...というわけで、そういうときだけヘッドホンをして作業しようかと。
職場用のヘッドホンは、転職したときに買った MDR-7506。普段は机の引き出しにしまってあるんですが、これから使用頻度も上がりそうだし、どこかに引っかけておけたほうがいいな、と考えていたら、サイカ先生がちょっと前に買っていたヘッドホンハンガーのことを思い出しました。

オーディオテクニカ ヘッドホンハンガーを買う: mono-logue

これ、ちょうど良さそう。というわけで、私もポチりました。

オーディオテクニカ / ヘッドホンハンガー AT-HPH300

AT-HPH300

ほんの 1,500 円ちょっとなんだから、躊躇うことなく注文。

AT-HPH300

クランプで机の天板を挟んで固定するタイプのハンガーです。

プラスチック製でとても軽いですが、安いなりに質感はがんばってます。

AT-HPH300

クランプは三つある穴から机の天板の厚さにだいたい合わせて、あとはネジで締める形。

AT-HPH300

ハンガー部分は回るようになっていて、普段は机の下に収めておいて、使うときにクルッと回して取り出します。

ヘッドホンをかける部分には合皮が巻かれていて、ヘッドホンを傷つけないようになっています。

AT-HPH300

こんな感じで机の下に吊しておけます。デスクの手前隅のほうってデッドスペースになりがちなので、有効活用できるという意味ではコロンブスの卵的アイテム。ただ、ケーブルを引っかけておく場所がないので、MDR-7506 のようなカールコードだと、ちょっと邪魔(笑。

安いけど思ってた以上に満足度の高い買い物だったので、これは自宅用にもう一本買おうかな。というか買おう。

オーディオテクニカ / ヘッドホンハンガー AT-HPH300

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投稿者 B : 00:30 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2013/01/10 (Thu.)

Sony MDR-XB90EX

白状します。完全に衝動買いでした。

ソニー / 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-XB90EX

MDR-XB90EX

ポータブルヘッドホンは MDR-EX800ST で音質的には完全に満足していたんですが、たまには違う音も聴きたくなるじゃないですか。いくらカレー好きでもたまにはハンバーグが食べたくなるようなもので(ぉ。ちょっと時間があったときに店頭で試し聴きしてみたら、思いのほかツボに入ってしまったので、お持ち帰りしました。

EXTRA BASS シリーズは今までは低音重視すぎて個人的にはちょっと...という印象だったのですが、この XB**EX シリーズになってちょっと見直しました。型番にもあるとおり、XB シリーズでありながら「EX モニター」シリーズの流れも汲んでいるかのようなバランスの良さが気に入って、つい買ってしまった次第。

MDR-XB90EX

本体デザインは XB シリーズというよりも「EX モニター」シリーズに近く、カー・オブ・ザ・イヤーバーティカル・イン・ザ・イヤー方式のドライバーユニットから横向き(縦向き?)にイヤーピースが伸びています。

MDR-XB90EX

ドライバーユニットは MDR-EX800ST などと同じく 16mm の大口径タイプですが、低音域を響かせる狙いか、EX800ST よりもボリューム感のあるハウジングになっています。まあ耳に突っ込むのはイヤーピースの部分だけなので、カナルタイプイヤホンに慣れてさえいれば装着感・安定感ともに悪くないと思います。L/R の刻印のある楕円形のモールドが装着時の安定性を高めているとのことですが、確かにその効果は感じられます。

装着時に外から見える部分にはスピン加工風のデザインが施されていて、金属製ではないながらもなかなか高級感があります。イメージ的にはかつての MDR-EX90SL を彷彿とさせるような。

MDR-XB90EX

コードは「セレーションコード」という平打ち麺の表面に多数の溝を入れたようなものになっていて、確かに絡みにくいし絡んでも解きやすい。これ EX1000/800ST/600 の交換用コードとして発売してほしいくらいです。

コード長は 1.2m あって、端子は L 型プラグ。ちょっと前までならこの手のポータブルヘッドホンはストレートプラグ型ショートコード+延長コードというタイプが多かったですが、スマートフォンが音楽プレイヤーとしてメジャーになってきた今、ショートコードだとちょっと短いことが多いんですよね。あと、私は胸ポケットにウォークマンを入れることが多いから(ポケットつきのコートや上着を着ていることが多い)冬場はショートコードのほうがいいんですが、夏場にポケットのない服を着るとウォークマンはパンツのポケットに入れるかネックストラップで提げるかくらいしかなくて、ショートコードしか持ち合わせていないと難儀するんですよね。なので、XB90EX は常用バッグに一本入れっぱなしにしておくと重宝しそうです。

MDR-XB90EX

付属品はキャリングケースとハイブリッドイヤーピース/ノイズアイソレーションイヤーピースの各サイズ。あと、コードが長いこともあってかケーブルクリップ(XBA-S65 の付属品と同タイプ)。私はノイズアイソレーションイヤーピースを付けっぱなしで使うと思います。

音については、方向性もクラスも違いすぎる MDR-EX800ST と比較するのはフェアじゃないような気がしたので、ちょっと古いですがかつての私のメインイヤホンだった MDR-EX500SL とも比較してみました。
解像感や情報量という意味では EX800ST とはさすがに比較できるものではなく、特に中域の情報量の厚みという点で EX800ST が抜きん出ていることは間違いないですが、2 倍以上ある価格差を考えれば XB90EX もなかなか健闘していると思います。むしろ EX500SL との比較において、高域の伸びと中域の厚みで全く引けを取っていない。むしろ低音の厚みに伴って中域もしっかり響きが出ている分、EX500SL よりも XB90EX のほうが腰の据わった、バランスのいい音を鳴らしていると感じました。これだけ高音もちゃんと伸びるというのは完全に先入観に騙されていて、だからこそ実機の音を聴いて思わず買ってしまったわけですが。
で、肝心の低音に関しては、EX800ST も 16mm ドライバーのパワーでしっかり鳴らしていはいるものの、XB90EX のほうが明らかにパワフル。でも、この手の低域重視ヘッドホンにありがちなボワボワとしたブーミーな低音じゃなくて、速くて締まりのある低音です。今までの EXTRA BASS シリーズ(現行機種も、下位モデルはどうか知りませんが)とは違った鳴り方をしていて、力のある低音なのに聴いてていやらしくないのが気に入りました。ベースだけでなくドラムの音も鋭いアタックで歯切れ良く出してくれるので、ロックやポップス、R&B などは EX800ST よりも XB90EX で聴いたほうが楽しいんじゃないかとさえ思います。こうやって聴き比べると EX500SL は腰高な物足りない音で、さすがにもう聴く気が起きませんね...。後継の MDR-EX510SL も出ていますが、これなら XB90EX を買った方が幸せになれるんじゃないでしょうか。特に屋外では低域は埋もれがちなので、多少低域強調気味なヘッドホンのほうが聴感上のバランスも良いように思います。

欠点を挙げるとすれば、これはこの 16mm ドライバーユニットを採用したソニー製ヘッドホン全般に言えることですが、音がアンプのパワーに依存するというか、音量を上げてやったほうが情報量が増してバランスが良くなる傾向があるようで、聴いているうちについボリュームを上げたくなってしまうことでしょうか。これはボリュームだけでなく鳴らすアンプにも依存するようで、個人的にはもうウォークマン A840 の内蔵 S-Master には限界を感じていたりします。そろそろプレイヤーも買い換えてやりたいところですが、まずはソースや気分に応じて EX800ST と取っ替え引っ替え楽しみつつ、プレイヤーやアンプを物色しようかな...と考えています。

ソニー / 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-XB90EX

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2012/08/30 (Thu.)

Sony MDR-1R

ソニー、新プレミアムクラスヘッドフォン「MDR-1R」 -AV Watch
ソニー / MDR-1RBTicon

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いいな、これ・・・。

ソニーの「R」と言えば昔は「ES」を超えるハイエンドオーディオのブランドで、欅の無垢材をハウジングに使用した MDR-R10 なんかを思い出すわけですが、これはそれに比べればずいぶんリーズナブルなヘッドホンです。まあ、それでも決して安いモデルではありませんが、あのイメージからするとお買い得に思えてしまうという(笑

さておき、個人的に気になるのは Bluetooth 搭載タイプの「MDR-1RBT」。NFC またはおサイフケータイを使って Bluetooth のペアリングができるというのにすごく惹かれます。同じようなヘッドホンでは以前書いた ZIK Parrot があって、スペック的にも価格的にもかなりよく似ている。ただ、Parrot のほうはさらにノイズキャンセル対応ということで上を行っていますが、どちらにしてもすごく気になります。

まあ、外出時にオーバーヘッドタイプのヘッドホンを持って行くというのは二十代の頃はやっていましたが、最近はインナーイヤータイプの音質もかなり向上していますし、何しろかさばるので(笑)この手のヘッドホンをわざわざ持ち歩くこともたぶんないと考えると、宝の持ち腐れになるのは明白なんですが・・・。でも、NFC でペアリングしてシームレスにコンテンツのやりとりをするという UX は面白いと思うので、もっといろんなカテゴリから登場してほしいところです。
これは発売されたら一度試聴しに行ってみようと思います。

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2012/05/30 (Wed.)

ZIK Parrot design by Starck

最近知ったんですが、やたらカッチョイイポータブルヘッドホンが・・・。

パロット、Bluetooth/NCヘッドフォン「Zik」を7月発売 -AV Watch
ZIK Parrot design by Starck - Headphones

今年の CES で発表されていた製品らしいですね。

フィリップ・スタルクがデザインした製品、というだけでもちょっとソソられるのですが、Bluetooth で完全ワイヤレス、アクティブノイズキャンセリング対応、操作はヘッドユニットに仕込まれたタッチパッドで(さらにヘッドホンを外すと自動的に再生停止)、そして NFC 対応(!)というハイテクヘッドホン。NFC は、対応スマートフォンをヘッドホンにかざすと自動的にペアリングされて音楽再生可能になるというもので、もうこれを試すためだけにこれと NFC 対応スマホを個人輸入したくなります。個人的には、おサイフケータイが今の方式から NFC ベースになるかどうかについては割とどうでも良くて、決済系よりもこういう機器連携的な使い方がいろいろ出てくる可能性を秘めているところに、NFC への期待を抱いています。

発売は 7 月で、価格は¥39,900。どういう販路で買えるかも分からないのですが、発売前後に実機が見られるところがあれば、ぜひ触りに行きたいところです。

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2012/04/28 (Sat.)

MDR-EX800ST に MDR-EX1000 のケーブルを

私のメインポータブルヘッドホンとなった MDR-EX800ST ですが、付属のケーブルは 1.6m もあって、ポータブルプレイヤー用としてはあまり向いていません。まあもともとスタジオ用なので当然っちゃ当然なのですが、長いと満員電車の中で他の人に引っかかったりしてお互い迷惑だし(実際、買ってほんの 3 週間ほどの間に何度かあった)、ショートケーブルが欲しくなります。付属品にはないので、ならばということでこれを取り寄せてみました。

ソニー / RK-EX1000SP

RK-EX1000SP

MDR-EX1000 用の 0.6m ショートケーブルです。保守パーツとして取り寄せてもらったわけですが、このケーブルだけで約¥4,000。ちょっとしたヘッドホンが買えてしまう価格ですが(;´Д`)、そこはそれ・・・。

RK-EX1000SP

このケーブル、ただのイヤホンケーブルなのに妙に高級感があって、ステレオミニプラグからして作りが違います。同じ 0.6m のショートケーブルでも、MDR-EX600 は特に高級感もなかったので、これがフラッグシップの実力ってやつか・・・と感心させられます。
まあ、スタジオモニター系のヘッドホンだと上位機でもプラグが金メッキになっていなかったりと実用本位なのに対して、リスニング系ヘッドホンだとプラグにまで明らかにコストがかかっていたり、という違いがありがちなので、こういうのも要は雰囲気なんだよなあ(^^;;とは思いますが。

RK-EX1000SP

MDR-EX800ST 付属のケーブル(RK-EX800)と比べてみました。明らかに作りが違うのが分かると思いますが、ケーブルの太さも RK-EX1000SP のほうが一回り太いです。インピーダンスも EX1000 のほうが小さいようです。

RK-EX1000SP

ケーブルの分岐は EX800ST 付属品同様の Y 字になっています。ちなみに、このケーブルは MADE IN CHINA。EX800ST もケーブルは中国製です(ヘッドユニットは日本製)。

RK-EX1000SP

ヘッドユニットとの接続部。RK-EX800 がソニーのスタジオモニター伝統の赤青で色分けされていたのに対して、EX1000SP のほうは赤白になっています。
また、ネジの部分は RK-EX800 が金属で RK-EX1000/600 はプラスチックだと思い込んでいましたが、よく見てみたら EX1000 のほうは(たぶん 600 も)黒塗装された金属だったので、耐久性という点ではほぼ同等と言えそうです。

RK-EX1000SP

ヘッドユニットをつけてみたところ。左(R チャンネル)が RK-EX800、右(L チャンネル)が RK-EX1000SP です。やっぱり付属ケーブルのゴールドがチラ見えしているほうが見栄えが良く、EX1000SP のほうは全体的に黒くなってしまうので地味ですね・・・。そういう意味では付属ケーブルのショート版があるのが理想的なのでしょうが、それは EX800ST のそもそもの用途と違うしなあ。

音については、ケーブルの長さ・太さ・インピーダンスが違えば音も多少なりとも違って当然。私の耳で聴いた限りでは、ヘッドユニットが同じなので劇的に変わるというレベルではないにせよ、低音が強化され、高温の伸びというか響きがキラキラした感じになり、「少し分かりやすい音になった」印象を受けました。全体的に、RK-EX800 はデッド、EX1000SP はライブな感じの響きで、モニターヘッドホンながらリスニング用途に使うならば EX1000SP のほうが好みかな。正確な音そのものを聴くという EX800ST 本来の用途には、付属ケーブルのほうが当然良いでしょうが。
Web 上で同じようなケーブル換装をやっている方々の感想を見る限り、良くなった(聴きやすくなった)という意見と悪くなった(バランスが悪くなった)という意見とが半々で賛否両論という感じですが、私は自分の用途においてはこの EX1000 用ショートケーブルに換装したバージョンのほうが合っていると感じました。

いいヘッドホンを買うと、音楽を聴くのが楽しくなりますね。今まで何度も聴き込んできたソースからも新たな発見があります。ただ、やっぱりウォークマン A847 の限界が聴こえてしまうだけの実力を持ったヘッドホンだと思うので、秋にもし S-Master MX 搭載の新型ウォークマンが出たら、久しぶりに買い換えるかなあ。という気持ちにさせられてきました。

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2012/04/20 (Fri.)

ノイズアイソレーションイヤーピースの単品購入

私のメインポータブルヘッドホンとなった MDR-EX800ST ですが、コンシューマー向けの EX600 あたりと比べると付属品はそっけない感じで、ハイブリッドイヤーピースの S/M/L とキャリングケースくらいしか付属していません。商品の位置づけが違うので仕方ないのですが、遮音性を考えるとやっぱりノイズアイソレーションイヤーピースのほうが良いよなあ、ということで、購入しました。

ソニー / ノイズアイソレーションイヤーピース M サイズ EP-EXN50Micon

EP-EXN50M

以前は保守パーツ注文でしか購入できなかったハイブリッドイヤーピースですが、昨年秋から商品として単品発売されていたようで。しかし BA ヘッドホンのヒットで単品版に回す部材が間に合っていないのか、量販店でも Amazon でも軒並み在庫切れ。でもソニーストア(オンライン)に予約を入れておいたら、ほんの数日で入荷されました。

パッケージは 4 個 1 セットで¥980(ソニーストア価格)。以前保守パーツ注文したときは¥210/個 だったので、微妙に高いです。しかし保守パーツ注文で¥315/個 だったという情報もあるので、もしかしたら保守パーツの価格がいつからか変更されている可能性もあります。
まあ、いずれにしてもお店やサービスステーションまで足を運ぶことを考えたら、ソニーストアなり Amazon なりで宅配してもらったほうが安上がりでしょうね。

EP-EXN50M

中に入っているイヤーピースは、当然ながら保守パーツだろうと商品だろうと同じものです。

EP-EXN50M

実は MDR-EX800ST はノイズアイソレーションイヤーピースの対応機種外(一般販売されているものではないので、EP-EXN50M の対応機種としては明記されていない)なのですが、標準添付がハイブリッドイヤーピースの機種であれば、基本的にノイズアイソレーションイヤーピースも装着できます。
外耳道へのフィット感がハイブリッドイヤーピースよりも高まるため、ハイブリッドイヤーピースよりも僅かながら遮音性も向上。個人的には、地下鉄でなければノイズキャンセリングヘッドホンでなくてもこれならまあ許容範囲内のノイズで音楽が楽しめるレベルだと思っています。

EX800ST にはもう少し手を入れてやろうと思っているのですが(多くの方にはバレバレだと思いますが)、その話はまた改めて。

ソニー / ノイズアイソレーションイヤーピース M サイズ EP-EXN50M

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2012/04/11 (Wed.)

MDR-EX800ST 改めて音質編

MDR-EX800ST、数日間使い込んで音の傾向がだいたい掴めてきたので、音質について書いておきたいと思います。

ソニー / MDR-EX800ST

MDR-EX800ST

EX800ST は以前、一度試聴経験はあって、基本的な感想は当時とさほど変わっていません。

一言で言うならば、全体的な音の傾向は MDR-EX600 に似ていながらも、音の輪郭がハッキリしています。EX600 がパワーはありながらも一枚ベールがかかったような感覚があったのが、EX800ST ではそれが取れてそれぞれの音がストレートに聴こえてくるという印象。言葉を換えれば「硬質な音」ですが、同じスタジオモニターヘッドホンの MDR-CD900ST とはちょっと違って、あそこまで高音が耳に刺さる、疲れることはありません(まあ CD900ST もリスニング用じゃなくて音をいじる用途にはいいんですけどね)。

音の味付け的には EX600 のほうがメリハリがハッキリした分かりやすい音。比較すると、EX800ST のほうは薄味でちょっと地味ではあります。でも無味乾燥なフラットな特性というほどでもなく、個人的な好みに照らして言えば「聴き心地の良さと忠実さのバランスが良いところ」をうまく取ったところにまとめた感じと言えば良いのでしょうか。このあたりは CD900ST のようなレコーディングスタジオ向けではなく主にステージユースのために作られたという、EX800ST の出自によるものかと思います。このあたりはある意味嬉しい誤算でした。
これまで 1 年以上の間、MDR-EX600 が私のモバイル用のメインヘッドホンになっていて、私の耳も EX600 の濃いめの味付けに慣れてしまったので、もうちょっと派手めでも良いかな・・・と感じる部分はあるのですが、EX800ST の聴きたい音を明瞭に発してくれるところは大いに気に入りました。ただ、この EX シリーズ(EX600 以上)のドライバユニットはやはり入力の大きさと出力の情報量がリニアに連動するようで、もうちょっとボリュームを上げて情報量が欲しい、とつい音量を上げたくなってしまう危険なヘッドホンだと思います。先日書いたような NW-Z1050 に対する NW-A847 のデジタルアンプの非力さが改めて見えたのも事実で、これでいよいよウォークマンも S-Master MX 搭載機種に買い換えたくなってきました。

音の評価というものは完全に主観で判断するしかないものですが、MDR-EX800ST は EX600 を超えて、私が今まで買ってきたポータブルヘッドホンの中では文句なくナンバーワンだと思います。最近では世の中バランスド・アーマチュア方式一色ですが、ダイナミック式だって良いものは良いんですよ。

ソニー / MDR-EX800ST

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2012/04/08 (Sun.)

インナーイヤーモニター MDR-EX800ST

これ買いました。

ソニー / MDR-EX800ST

Sony MDR-EX800ST

というのも、愛用していた MDR-EX600 を先月失くしてしまったようで。・゚・(´Д`)・゚・。落とした場所の目星はついているんですが、後から探しに行っても見つからず、付近の拾得物として届け出られていないか確認したものの、出てこずorz
その後しばらくは、久しぶりに MDR-EX500SL を引っ張り出してきて使っていて、これはこれで値段を考えればそんなに悪いヘッドホンでもないんですが、やっぱり EX600 に慣れてしまうと物足りなさは否めないんですよね・・・。

で、同じものをもう一度買うのも悔しいので、この際だからと以前から気になっていた MDR-EX800ST を買ってみたというわけです。

この EX800ST というヘッドホンは、ソニーロゴが入っていながらも通常のソニー製品として販売されているものではありません。グループのソニー・ミュージックコミュニケーションズという会社の取り扱いで、音楽業界向けに販売されているものです。普通の人には手に入れられないもののはずなんですが、Amazon やヨドバシではけっこう普通に扱っているという(笑。ただ、一般的な 1 年保証すら付帯せず、修理は全て実費という前提になっている以上、手を出しにくい製品であることは間違いありません。

Sony MDR-EX800ST

表側には加飾もほとんどなく真っ黒。EX600 でさえもダイヤカットされていた SONY ロゴはシルク印刷になっています。寂しい気もしますが、安っぽさが出ているわけではなく、プロ機らしい潔さとも言えます。
ハウジングには同系統機である EX600 よりも大きめのバスレフポートが空いており、ヌケは良さそうですが完全なる密閉型とは言えないかもしれません。音漏れには多少気をつけたほうがよさげ。

Sony MDR-EX800ST

イヤーハンガーは EX600 同様に耳の上から後ろに回すタイプ。でも、EX600 に比べるとフレキシブルケーブルが少し短く、かつしなやかになっているようです。耳に掛けたときのフィット感は EX800ST のほうが高いように感じました。

ちなみにイヤーピースは通常のハイブリッドイヤーピース S/M/L しか付属してこなかったので、ノイズアイソレーションイヤーピースをまた別途調達してこないと・・・。

Sony MDR-EX800ST

このシリーズはケーブルとヘッドユニットが着脱式になっていて、ケーブルが断線してもケーブルだけ交換できるようになっています。で、この接合部は各機種間で共通になっているのですが、EX800ST だけはネジが金属製で耐久性が高くなっています。このあたりはやはりプロ用途を意識したところでしょうが、個人的には逆にこの部分だけは EX1000 や EX600 よりも質感が高く(金属パーツなので当たり前)、かつ接合部からネジの根元の金色が少しだけ覗いているのがとてもカッコイイと思います。

Sony MDR-EX800ST

ケーブルは Y 型で、長さは 1.2m とけっこう長いです。スタジオ等でデッキに繋ぐにはこれくらいの長さが必要なんでしょうが、ポータブル機でこの長さはちょっと取り回しに困る感じ。EX600 のようにショートケーブルも同梱されているような気は利いていないので、ウォークマン本体に巻き付けるなりケーブル巻き取りアクセサリーを使うなり、ユーザー側で工夫してやる必要があります。あるいは EX1000 や EX600 と互換性があることを利用して、他機種用のショートケーブルを取り寄せてしまうという手もありますが、そのあたりの話は追って。

まだ届いたばかりなのでじっくり聴き込めていませんが、第一印象としてはとても良いです。もうちょっと聴き込んでから、音質についても書いてみたいと思います。

ソニー / MDR-EX800ST

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2012/01/15 (Sun.)

Sony XBA-S65 (音質編)

昨日に引き続き、スポーツ用 BA ヘッドホン XBA-S65 の音質等について書いてみたいと思います。

ソニー / 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-S65 (ブラック)icon

Sony XBA-S65

最近は BA ばかりがもてはやされているというか、「BA=高級品、ダイナミック=安物」みたいなイメージがつけられつつありますが、一概にそうとも言えないと思うのですよ。ダイナミック型だってしっかりコストとチューニングをかけて作ればいい音になるし、BA だって単に BA ユニットを入れればいい音になるというわけでもない。そもそものドライバユニットが小さいので小型化しやすかったり、ドライバユニットの組み合わせで音質に特徴を出しやすかったりするのが BA 型の本質じゃないかと思っています。
なので、XBA-S65 を選択したのも、「BA だから音がいい」ということではなくて、どちらかというとジョギング中の掛け心地や従来使っていた MDR-AS50G に比べれば満足できる音質であることが理由でした。

ということで、MDR-AS50G と XBA-S65 で比較してみた印象はこんな感じ。

    MDR-AS50G
  • 装着には少しコツが必要で、ちゃんと装着できていないと歩いたり走ったりしている間にずれてきやすい。
  • 装着さえちゃんとすれば低音はけっこう出る。ただそれは「ドライバユニットがΦ9mm であることを考えれば」という話で、13.5mm な MDR-EX500SL や 16mm な EX600 とはさすがに勝負にならない。屋外、特に幹線道路沿いを走っているとノイズに埋もれがちな低音(ちなみにイヤーピースは標準のものからハイブリッドイヤーピースに換装済み)。
  • 中域は痩せた音で、ヴォーカルがスカスカした印象を受ける。サ行の発音も耳障りだし。
    XBA-S65
  • 「BA は解像感が高い」と言われるが、これについて言えば解像感はそれほどでもない。音質で言えばちょっと前のダイナミック型である MDR-EX500SL あたりのほうが解像感も高くて良いと思う。
  • でも中域が厚めに響くので、特にヴォーカル曲系は聴きやすい。アップテンポ気味のヴォーカル曲でジョギングの BGM にするには良い感じの音質だと感じる。
  • ただ、BA フルレンジユニットだけあって低域があまり出ない。MDR-AS50G と比べても低音は弱め。
という感じで、さほど特徴のある音というわけでもなく、静かな環境でこれでずっと音楽を聴いていたいというものでもありませんが、MDR-AS50G 比では確実に好ましい音だったのが、買い換えの決め手になりました。
実は AS50G だけでなく MDR-EX500SL や EX600 とも比較してみたのですが、改めて聴き比べてみて、EX600 って音いいなあと(^^;;。やっぱりヘッドホンの音ってどの方式を使うか、ではなくて、音質やサイズ、装着感まで含めてどんなヘッドホンを作りたいかという思想と部品にかけるコストやチューニングが決め手なんだなあ、という基本的なことに改めて気づかされました。まあ実売¥15,000 のモニターヘッドホンが¥7,000 のスポーツヘッドホンに負けられても困るわけですが(笑。

実際につけて走ってみると、独特のアジャスト構造のおかげで、耳へのフィット感はとても良いです。少なくとも私が今まで使ってきた数多の耳かけ式 or ネックバンド式ヘッドホンの中では最も掛け心地が自然。
ダイナミック型はどうしてもドライバユニットが大ぶりになりがち(もしくは AS50G のように音質を犠牲にして小型のドライバユニットを採用しがち)で、イヤーピースを介して外耳道で支える形になるので、どうしても耳の穴が外側に引っ張られる感覚があります。これは MDR-EX600 なんかでも一緒。いっぽうで耳かけ型ヘッドホンは耳を挟み込む形になるので、イヤーハンガーの素材や形状にいっては耳の後ろが痛くなることもあります。
それに対して XBA-S65 は耳の軟骨全体を使って固定するので、ずれにくいし引っ張られる感覚も痛みもなくて、素晴らしい装着感です。コードを耳の上に通して、という構造自体は EX600 などでもありましたが、そこからさらにネクタイ状に締めるのが良い。この構造、スポーツタイプ以外のイヤホンにも採用してほしいくらいです。ま、ドライバユニット自体が小さいからこんなに優しく締めただけでフィットするということでしょうから、ダイナミック型や BA でもマルチドライバの上位機種だとこうはいかないでしょうが。

あと、私は今まで M サイズのイヤーピースを使ってきていましたが、今回いろいろ試してみて、意外と S サイズのほうが自分の耳に合っているのでは、と思い始めました。M サイズのほうが遮音性は高く感じますが、特にジョギング用だとフィット感が重要になるので、しばらく S サイズで運用してみようと思います。

ソニー / 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-S65 (ブラック)

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2012/01/14 (Sat.)

Sony XBA-S65 (外観編)

iPod nano 6G の入手をきっかけに 2 年ぶりにジョギングを再開した私ですが、こんなものを買ってみました。

ソニー / 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-S65 (ブラック)icon

Sony XBA-S65

まだ発売されて間もないソニー製 BA ヘッドホンのスポーツタイプです。

BA ヘッドホンについてはソニー初の BA ということで気にはなっていたんですが、1 年前に買ったばかりの MDR-EX600 にあまり不満もないし、初物なので枯れるまで、せめて次の世代まで待ってもいいかな、と思って今のところ手を出さないつもりでいました。
が、ジョギング用のヘッドホンを考えたときに、今まで使っていた MDR-AS50G の音がどうにも物足りない。やっぱりΦ16mm のユニットの音に慣れてしまうとΦ9mm ドライバの音は頼りなさすぎて。で、何かよさげなのがないかな・・・と探していたら、ノーマークだった BA ヘッドホンがあることを思い出したので、試してみることにした次第。

Sony XBA-S65

このヘッドホンはとても変わった形をしています。ドライバユニットから出たイヤホンコードが耳の上を経て耳の後ろを通る構造は MDR-EX600 などでもありましたが、耳の下あたりでネクタイのように締めることができる「アジャスタブルイヤーループ機構」という、いかにもソニーらしい名称がつけられています(ぉ。
今まではスポーツタイプのヘッドホンといえば MDR-AS50G などのように左右ユニットを繋ぐハンガーを首の後ろに回すタイプが多いですが、AS50G は走っている間にずれてくることが多い(首後ろを回っているハンガーに引っ張られて、どちらか片方の耳から外れやすい)のが欠点でした。イヤーピースが合ってないのか、私の頭の鉢周りが大きすぎるだけなのかもしれませんが(^^;;、音質も含め、もっと満足できるものがないかとずっと思っていました。

Sony XBA-S65

それほど高級感があるわけではないけど曲線が美しいデザインだと思います。

が、カラーリングがどうにも許せない。ブラックモデルなのにイヤーハンガーの途中あたりからドットパターンによるグラデーションでケーブルがホワイトになる、というツートンカラーになっています。ホワイトモデルは逆にケーブルがブラック。どうしてこんなことになったのか理解できません(´д`)普通にブラックはブラックでいいのに・・・。
耳につける部分がホワイトだと汗や皮脂で黄ばんできそうな気がするので、耳につける部分がブラックの方がいいだろうということでブラックモデルを選びました。

Sony XBA-S65

イヤーハンガーの裏面には突起が設けられていて、ある程度以上は締まらないようになっています。

ドライバユニットが収められていると思われる部分は本当に細くて、何もないところにいきなりイヤーピースがついているように見えるのは、BA さまさまといったところ。ダイナミック式だとどうしてもドライバユニット付近が大きくなりますからね。
イヤーピースはハイブリッドイヤーピースが SS/S/M/L サイズ各 1 セット添付されています。ノイズアイソレーションイヤーピースではありませんが、ジョギング中に使うことを考えると、遮音性は完璧すぎないほうがいいので、このくらいでちょうど良いかと。

Sony XBA-S65

付属品はそのイヤーピースとメッシュタイプのポーチ、ケーブルを衣服等に留めておくためのクリップ、そしてイヤホンコードの長さを調節するためのコード長アジャスタとなっています。本体が水洗い可能なタイプですが、付属品も全て水洗いできそうな感じで、さすがはスポーツタイプといったところ。

Sony XBA-S65

このコード長アジャスタはクリップに合体できるようになっているので、ジョギング中も邪魔にならないようになっています。XBA-S65 のイヤホンコードは 1.2m あり、ウェストバッグにウォークマンや iPod を入れて走る分にはちょうど良いんですが、iPod nano 6G をクリップでウェアに留めたり、iPod/iPhone 用アームバンドを使ったりする向きには長すぎるので、このアジャスタでできる限り短くして使うのが良さそうです。というか、水洗い対応のためにできるだけ電気接点を減らしたかったのは分かりますが、ここはショートコード+延長コードの組み合わせにしてほしかった・・・。

ともかく、音については明日に続きます。

ソニー / 密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-S65 (ブラック)

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2011/11/30 (Wed.)

Sony MDR-NWBT10N

ソニー / MDR-NWBT10N (ブラック)

Sony MDR-NWBT10N

ウォークマン用のオプションとして発売されている Bluetooth ヘッドホンを試してみました。

私は以前から Bluetooth+ノイズキャンセリングなワイヤレスヘッドホンが欲しいとは思っていました。これがおそらく史上初めての BT+NC タイプのヘッドホンだと思いますが(修正:これ以前にも BT+NC タイプのものはありました)、デジタル NC が当たり前になっている今アナログ NC 搭載ということは、BT+NC は技術的なハードルが高いんだろうなあと想像します。

Sony MDR-NWBT10N


本体は真円を二つつなぎ合わせたようなデザイン。安っぽいというほどではありませんが、高級感があるというわけでもありません。まあ、もともとが普及価格帯のウォークマンとのセット品なので、こんなものでしょうか。

二つの円はそれぞれ機能を持っていて、W. のシンボルマークがあしらわれているほうは円をジョグシャトル風に回すと曲送り/戻しの操作になります。NC のオン/オフはハードウェアスイッチ。ヘッドホンは NC タイプなので、本体から直接生えているタイプで交換はできません。

Sony MDR-NWBT10N

もう一つの円は再生/停止ボタンになっています。側面にはボリュームスイッチと microUSB コネクタ。この microUSB は充電専用ですが、対応するウォークマンであれば「おすそわけ充電」(ウォークマンから電力を「おすそわけ」して充電)ができます。それだけバッテリがもたないことの裏返しでもあるわけですが(笑。ちなみに充電中はヘッドホンとして使用することができません・・・。

Sony MDR-NWBT10N

背面には大きめのクリップがついていて、シャツやカバンのショルダーストラップに留めておくことが出来ます。外れやすいわけではありませんが、個人的にはもう少し強めのクリップでも良かったかな。

Sony MDR-NWBT10N

ヘッドホンユニットは初代ノイキャンウォークマンである NW-S700 シリーズ付属品の派生型。一応、イヤーピースにはハイブリッドイヤーピース(ノイズアイソレーションタイプではないほう)が奢られていますが、ユニット自体が旧式という印象は否めません。

NC に関しては、アナログ方式とはいえノイズキャンセル効果はかなり高く、デジタル NC でなくても十分かも?という性能が実感できました。ヘッドホンユニット自体は NW-S700 シリーズから基本的には変わっていないようですが、かなりチューニングが進んでいるようで、NW-S700 シリーズのときに感じた NC オン時の圧迫感のような感覚がほとんどなく、これなら常時 NC オンでも良いかもしれません。
ただ音質に関しては・・・NW-S700 シリーズを使っていた頃ならば十分に満足できたでしょうが、デジタルアンプ+デジタル NC でヘッドホンユニットも新型になっている NW-A840 シリーズに買い換えた今となってはダイナミックレンジ、分解能やヌケの良さ、どれをとっても物足りなさが漂ってしまうのは否定できません(それでも iPod の付属イヤホンより遙かに良いと思いますが)。
あとバッテリがもたない(公称約 3 時間)というのは実用上厳しいものがありますね。BT+NC なのでそれくらい電気を食うのもやむを得ませんが・・・。

私はワイヤレスヘッドホンは MW600MDR-EX600 の組み合わせで、Xperia acro に繋いで使っているので、それと比べると音質の差は歴然としています。まあ価格帯が全然違うので直接比較するのも酷ですが、地下鉄や飛行機を日常的に利用する人ならばノイキャンの効果を重視して MDR-NWBT10N という選択もアリだとは思うものの、ノイズアイソレーションイヤーピースの遮音性もそこそこ高いので、地上を走る電車やバス程度の利用であれば、MW600+MDR-EX600 のほうが満足度は明らかに高いですね。あと、Bluetooth の音切れも MW600 のほうが少ないように感じました。私は MW600 をヘッドセットとしてもけっこう使っているので、機能的な面でも NWBT10N は物足りないわけですが・・・。

ただ NC+BT で¥6,000 前後というコストパフォーマンスはかなり魅力的だと思います。でも個人的には、デジタル NC+S-Master が入った MDR-NC100D あたりをベースに Bluetooth 化してくれたら、¥20,000 くらいでも買いだと思っているんですが、難しいでしょうか・・・。

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2011/10/28 (Fri.)

ノイズアイソレーションイヤーピースの取り寄せ(再)

私の通勤のお供になっているヘッドホン MDR-EX600 のイヤーピースがずいぶんヘタッてきました。

ノイズアイソレーションイヤーピース

ノイズアイソレーションイヤーピースのウレタンフォーム(スポンジ)がイヤーピースからはみ出してきています。これでは遮音性が半減してしまうので、耳に入れる前にウレタンを押し込みながらダマシダマシ使ってきたんですが、毎回のことなのでイライラ。

ノイズアイソレーションイヤーピース

イヤーピースをひっくり返してみると、シリコンの筒の部分にくっついていたはずのウレタンフォームの接合部が千切れてしまっています。これじゃはみ出してくるわけだ。
けっこう大事に使っていたつもりではありますが、持ち運び時に付属のケースに入れていたわけでもないので、1 年近く使う間にあちこち引っ張られて徐々に千切れてきたんでしょう。

ということで、以前ウォークマンの NC ヘッドホンの換装用に取り寄せたときと同様に、サービスステーションで取り寄せてみました。

ノイズアイソレーションイヤーピース

1 個あたり¥210(税込み)。4 個注文したのは、ウォークマンのヘッドホンのほうも、同じようにウレタンフォームがはみ出る症状に見舞われたからです。

さっそく交換。一応、使い古したものと並べてみました。

ノイズアイソレーションイヤーピース

スポンジが若干変色しているのは使い込んだせいだと思いますが、それを差し引いても古い方は微妙に膨張してる気がする・・・。

交換後の使用感としては、明らかに新しいイヤーピースのほうが耳へのフィット感が向上し、遮音性が良くなりました。そういえば買った当初はこんな感じの装着感だったよなあ、というのを改めて思い出したくらいで、ちょっとしたウレタンフォームの収まりの違いでずいぶん変わるものだなあと。

もともとカナル型イヤホンのイヤーピースは消耗品ではありますが、このノイズアイソレーションイヤーピースについては半年~1 年くらいを目処に交換するようにしたほうが良いかもしれません。千切れないように構造を見直してくれるともっと嬉しいんですが(^^;;
ちなみにウレタンフォームが取れてしまったイヤーピースは、そのままでも通常のハイブリッドイヤーピース相当(ぉ)として使えるんですが、ハイブリッドイヤーピースもたくさん持っているので、1 年間ありがとうの感謝の念を込めて廃棄しました(笑。

投稿者 B : 23:00 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2010/12/28 (Tue.)

Sony MDR-EX800ST

昨日の忘年会で、ソニーのカナル型ヘッドホン「MDR-EX800ST」を試聴する機会をいただいたので、感想をメモ。あまり長時間聴き込んだわけではないので、軽くですが。
というか、この場の参加者は私以外ほぼ全員 EX1000 か EX800ST を使っているという変態集団(※誉め言葉です)だったんですが、どういうこと(´д`)。

ソニー / MDR-EX800ST

MDR-EX800ST

イヤーピースを耳に入れ、音を出してみての第一印象は「音が鋭い!」。こないだ買った MDR-EX600 と比較すると、音質の傾向は似ていながらも音像がシャープに感じられます。やはりスタジオモニターヘッドホンである MDR-CD900ST と音の作り方が似ていて、音源をストレートに鳴らしてくれ、音を分解・分析しながら聴くのに向いていると感じました。ただ、音源を「音楽」ではなく「音」として加飾なく再現するので、ソースによっては聴き疲れてしまうかもしれません。といっても、CD900ST ほどキツい音ではないので、モニター系ヘッドホンのフラットな音質が好みであれば、リスニング用途にも使えると思います。

ドライバーユニットや振動板など、ヘッドホンのベースが EX600 と共通なので、「ボリュームを上げるとリニアに情報量が増えてくる」という特徴は EX600 と同様。ついボリュームを上げたくなってしまうヘッドホンだと思います。その上で、カリカリした音質の EX800ST、ほどよく音のエッジを丸めて聴きやすくしてくれるのが EX600 という印象。性格の違いから EX800ST のほうが解像感が高く聴こえるので、聴き比べると EX800ST のほうが好みという感想を持つ人のほうが多そうです。

ケーブル(イヤーハンガー)は EX600 よりも EX800ST のほうが細身でしなやかなので、取り回しが良い感じ。EX600 の付属ケーブルはまだあまり馴染んでこないので、ケーブルだけ EX800ST のものを取り寄せて換装したくなりました。

一般販路では入手できない製品でメーカー保証も限定されるで、万人にお勧めするものではありませんが、EX1000/EX600 を購入検討するなら選択肢に入れ、機会があれば試聴してみる価値はあるヘッドホンだと思います。正直、私も欲しくなりましたが、EX600 に加えて EX800ST も買ってしまうと、値段的には最初から EX1000 買っといたほうが良かったんじゃね?ということになるので、ぐっとガマン(´д`)。

ちなみに宮地楽器さんの blog でこのヘッドホンの開発者インタビュー兼レビューのエントリーが非常に秀逸だったので、参考までに貼っておきます。

SONY渾身の逸品イヤフォン、MDR-EX800ST!スタッフレビュー! | 宮地楽器 RECORDING GEAR | RECLOG

投稿者 B : 22:08 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2010/12/09 (Thu.)

ノイズアイソレーションイヤーピースを取り寄せてみた

MDR-EX600、非常に気に入って使っています。外を歩いている間や地上の電車に乗っている程度であれば、ノイズキャンセリング機能なしでも十分なほど遮音性も高いので、全く常用に足りる感じ。ただ、地下鉄や飛行機に乗るとウォークマンのデジタルノイキャンの効果を実感するのも事実です。

ということで、ウォークマン付属の NC ヘッドホンの遮音性をさらに高めるべく、MDR-EX600 のノイズアイソレーションイヤーピースを取り寄せてみました。

ノイズアイソレーションイヤーピース

通常のハイブリッドイヤーピース「EP-EX10」ならば店頭でも買えるんですが、ノイズアイソレーションイヤーピースはまだ単品販売されていないので、サービスステーション等で保守パーツ注文するしかありません。

ノイズアイソレーションイヤーピースは、形状的にはハイブリッドイヤーピースと互換性があるので、もちろんウォークマンの現行型 NC ヘッドホン(MDR-NC033)にも装着可能です。

ノイズアイソレーションイヤーピース

ノイズアイソレーションイヤーピースだからといって装着感が大きく違うというほどではなく、ハイブリッドイヤーピースに比べて耳へのフィット感が少し高まったようなつけ心地です。

構造的にはハイブリッドイヤーピースにウレタンフォームを詰めただけ、なので当然ですが、音の味付けは大きく変わらず。それでいて、電車やバスなどの走行中のノイズ等が軽減されているように感じます。イヤーピースの隙間から漏れ聞こえてくる、NC でキャンセルしきれなかった分のノイズをちゃんと遮蔽できているのでしょう。

カナルタイプの非ノイズキャンセリングイヤホンとしては、私が今まで使った中では Shure の耳栓型イヤーピース(イヤーピース自体が耳栓と同じようにウレタンフォームを潰して耳に詰める仕組みになっている)が遮音性としては最高でしたが、同時にウレタンフォームに音が吸収されてしまうためか、やや抜けの悪い篭もった音に聞こえてしまうデメリットがありました。
が、このノイズアイソレーションイヤーピースなら、ウレタンフォームの遮音性とハイブリッドイヤーピースの高音質が両立できている気がします。

デジタルノイキャンになって以来、NC の効果はアナログ方式よりも向上して音質に与える影響も軽微になったので、ウォークマン付属の NC ヘッドホンはそのままでも十分に NC 効果と音質を両立できていると思います。そのためノイズアイソレーションイヤーピースの効果は劇的というほどではありませんが、NC の効果にこだわる向きにはオススメしたい手法です。ただイヤーピースの入手性があまり良くないのはちょっと残念なところ。

まあ、繰り返し言っているとおり、個人的にはむしろ上位グレードの NC ヘッドホン(MDR-NC300D のような独立型じゃなくて、ウォークマン内蔵の NC 機能を利用するタイプ)を出してほしいですが・・・。

投稿者 B : 22:34 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2010/12/03 (Fri.)

Sony MDR-EX600

久々に通勤用のヘッドホンを新調しました。

ソニー / MDR-EX600icon

MDR-EX600

この秋に一斉に発売されたソニーのヘッドホンの中で、ポータブル用で中級機にあたるコイツを選択。最上級の MDR-EX1000 は一度だけ試聴させてもらったことがあるんですが、確かにアレはスゴイ。インナーイヤータイプでここまで解像感高くできますか!という、驚くべき音質でしたが、逆に圧縮音源のアラまで忠実に聴かせてくれ、いっぽうではちゃんとヘッドホンアンプに繋いで鳴らしてやりたくもなる音なので、通勤時にウォークマンを繋ぐ程度の使い方では役不足かな?と感じました。たぶんこれを買っちゃうと音のいいウォークマン上位機種に非圧縮音源を入れて、ポータブルヘッドホンアンプくらいつけてやりたくなりそうです。
私は基本的にポータブル用のヘッドホンに関しては¥20,000 が上限だと思っているので(それでも普通の感覚からしたら十分高いか)、現実的には MDR-EX600 がギリギリ。何故か私の周囲は軒並み EX1000 とか EX800ST とかを購入している変態揃い(※誉め言葉です)なので感覚が麻痺してますが(ぉ)、私はその差額を払う余裕があったらレンズの一本も買うよなあ、と。

MDR-EX600

これが MDR-EX600 のドライバーユニット部。私が今まで使ってきたインナーイヤー型ヘッドホンでは最大の部類です。Shure E2c も大きめでしたが、こちらのほうが形状が複雑なので大きく感じます。
筐体はアルミニウム+制震 ABS なので剛性感があり、触ると金属らしいひんやりとした質感も備えています。最上位の EX1000 はマグネシウム合金製というから、それもそれでウラヤマシイ。

MDR-EX600

コードは着脱式。ドライバーユニット側についているネジ状のパーツを回すことで着脱できます。このネジは独自形状なので、他メーカー製のコードに換装してみるようなことはできませんが(音質はともかく、一応 MDR-EX1000/800ST/600 間での換装は可能)、このテのヘッドホンでの故障の原因の大半はケーブル断線だと思うので、ここが換装可能なのは非常にありがたいところ。

ちなみにコードは従来機種(MDR-EX700)ではドライバーユニットからまっすぐ下に垂れる一般的な方式でしたが、新機種のうち EX600 以上のモデルではコードがいったん上向きに出た後、耳に沿って後ろに回り込むイヤーハンガー式を採っています。Shure と同じ方式ですね。
でもこれ、まだ使い始めだからかもしれませんが、フレキシブルケーブルにクセをつけたつもりでもケーブル自体の弾力で元に戻ろうとしてしまうので、イマイチ使い勝手が良くありません。そのうち馴染むかもしれませんが。

MDR-EX600

ケーブルは、ウォークマン等に挿して首から提げたり胸ポケットに入れたりすることを想定した 0.6mm のストレートプラグタイプと、ウォークマンを腰ポケットに入れるあるいはデスクトップ等での使用を想定した 1.2mm の L 字プラグタイプの 2 種類が付属しています。
私は 0.6mm のストレートプラグをメインで使うつもり。

MDR-EX600

ソニーのカナルタイプイヤホンにはサイズ別のイヤーピースが付属してきますが、今回はなんと 10 種類も付属。硬さの異なるシリコンを組み合わせてフィット感と音質を両立したハイブリッドイヤーピースが 7 サイズ、ハイブリッドイヤーピースにウレタンフォームを埋め込んで遮音性を向上させたノイズアイソレーションイヤーピースが 3 サイズ。このキットだけで¥3,000 くらいするんじゃないかと計算してしまった自分がイヤ(ぉ。

MDR-EX600

ノイズアイソレーションイヤーピース(左)と従来のハイブリッドイヤーピース(右)を、それぞれお椀状の部分をひっくり返してみました。イヤーピースのシリコン素材自体は形状も含めて従来と同じもので、それにウレタンフォームが充填されているだけ、みたいですね。これならハイブリッドイヤーピースに自分でウレタンフォームなりイヤーウィスパーなりを詰めて改造できるかも、と一瞬考えました(笑。

MDR-EX600

同梱されているキャリングケース。合皮+ナイロンでできている、かなりしっかりした作りのケースですが、ちょっと巨大すぎ。下手なコンデジよりも明らかに大きいです。安いヘッドホンではないのでこのくらい大事に持ち運んであげたい気持ちは分かりますが、インナーイヤータイプでここまで大きなケースは見たことがありません。
悪いけどこのケースは使わないかなあ。EX600 を自宅用にするなら、このケースに入れてステレオセットの脇に大切に置いておく、とかするでしょうが・・・。

MDR-EX600

今まで使っていた(けどデジタルノイキャンなウォークマンを買ってからめっきり使用頻度の減っていた)MDR-EX500SL と比べてみると、よく似た形状ではあるもののドライバーユニットのボリューム感が全然違います。EX500SL はドライバー径が 13.5mm なのに対して、EX600 では一回り大きい 16mm を採用しているので、鳴りが明らかに一段違いますね。
あと、EX500SL のデザインはメカメカしくて好きだったんですが、こうやって比べてみるとちょっとチープかも(笑)。これでも 1 万円クラスの製品なんだけどなあ・・・。

肝心の音のほうですが、正直これすごくいいと思います!EX1000 と比較してしまうと、さすがに大味な音で解像感も繊細さも一段劣る印象ではありますが、そのぶん聴き疲れせず、気持ちよく音を楽しませてくれる感じ。ソニーの EX シリーズは「モニターライク」という表現をされることが多いですが、EX1000 がかなりモニター的な音なのに比べると、EX600 はかなりリスニング寄りだと思います。
かといって解像感が低いかというとそんなことはなくて、個々の音の粒がちゃんと立って聞こえてくるし、何より大径ドライバーの恩恵か、音が立体的というか、拡がり感があります。カナル型というと、今までは通常のイヤホンよりも耳の奥のほうで音が鳴るためか「頭の真ん中で定位する」印象があったんですが、オーバーヘッド型ヘッドホンにもにた拡がりのある音が聞こえるのは新しい感覚。超高級ヘッドホンまでは手が出ないけど、今まで¥20,000 以下のインナーイヤーヘッドホンはそれなりに試してきた私のヘッドホン歴の中でも、トップクラスの仕上がりだと思います。

このヘッドホンの不幸は次元の違う EX1000 という製品と同時に発売されたことじゃないでしょうか。あのヘッドホンの評価があまりにも高すぎて、相対的に EX600 の評価が低く見えるため、ネット上での評判を見る限りでは EX600 は不当に低い扱いを受けているように見受けられますが、なんの EX600 だっていいヘッドホンじゃないですか。私は、EX1000 を買うくらいなら EX600 を買って差額は他に投資します(←「差額を他に投資する」という考え方になっている時点で既に間違ってる)。

このヘッドホンのおかげで、音楽を聴くという行為が改めて楽しくなりました。手持ちの音源をもう一度端から順に聴き直して、新たな発見をしたい衝動に駆られるヘッドホンだと思います。また、付属の NC ヘッドホンでも十分に高音質だと思っていたウォークマン A847 のポテンシャルって実はこんなにあったのか!!と今さらながらに驚いてもいます。願わくば、EX600 ベースでノイキャン対応のウォークマン用ヘッドホンを出してほしいんですが・・・。それなら¥30,000 までなら出してもいい(´д`)。

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2010/09/04 (Sat.)

Sony MDR-Z1000/EX1000

ソニー、モニターヘッドホン5機種を発売 -フラグシップ「MDR-Z1000」は新ユニット搭載で80kHzまで対応 - Phile-web
ソニー / MDR-Z1000icon

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ソニーのヘッドホンの新製品が発表に。うわー、完全にノーマークだった!これはまずい。

モニターヘッドホン系の「MDR-Z」シリーズのモデルチェンジで、最上位の Z1000 と普及モデルの ZX シリーズという位置づけ。Z1000 は新開発の液晶ポリマーフィルム振動板(なにそれすごそう)にマグネシウム合金製ハウジング、ウレタン材使用のイヤーパッドというかなり奢った仕様で、以前 Z900HD を何とかガマンした私もちょっとぐらっと来てしまうものがあります。
・・・でも冷静に価格を見ると実売¥50,000、ここでちょっと冷静になれます(笑。オーバーヘッドホンならソニー製だけでも MDR-SA5000CD2000CD900ST7506Z700DJDS7000 が手元にあるのにこれ以上増えてどうするんじゃ、耳何個ついてんだ!という状態なので、ここはグッとガマン(`・ω・´)。
MDR-SA5000 はリスニング用ヘッドホンとしては非常に高音質で気に入っているんですが、私の好みはモニター系の客観的な音なので、やっぱり気にはなりますね・・・。

カナル型のインイヤーヘッドホンにも新型が出ています。

ソニー、6万円超の16mmドライバー搭載機などカナル型イヤホン「MDR-EX」シリーズ4機種 - Phile-web
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従来の MDR-EX700SL のさらに上位モデルとなる EX1000 は、先述の MDR-Z1000 と同じ液晶ポリマーフィルム振動板を採用。ウレタン素材を使用した「ノイズアイソレーションイヤーピース」で耳へのフィット感を向上させ、遮音性を向上させたとのこと。
マニア層を中心に Shure、Etymotic Research、Ultimate Ears などのハイエンドイヤホンが流行していて、ソニーからも EX700SL よりも高級なタイプが出てもいい頃だとは思っていたので、予想された路線ではあります。でもこちらも MDR-Z1000 と同じく実売¥50,000 は、さすがに手が出ない(;´Д`)ヾ。

個人的には外出先で使うヘッドホンには多少の妥協をすべき(そもそもノイズの多い環境なので、音質の追求にも限界がある)と思っているので、ポータブル機器用のヘッドホンの上限は¥20,000 と決めています。さらにノイズキャンセリングウォークマンを買ってからは、NC なしの半端に良いヘッドホンよりもウォークマン付属の NC ヘッドホンのほうが遮音性まで含めた総合的な音質としては良い、という考えなので、単品売りのカナル型イヤホンは MDR-EX500SL 以来スルーしてきました。でも、EX500SL よりも大口径、EX1000 や EX700SL と同じ 16mm ドライバの EX600 は¥20,000 だし、ちょっと惹かれるものが・・・。

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でもとりあえず新しい「ノイズアイソレーションイヤーピース」は単品発売なり保守部品扱いが始まったら入手して、EX500SL やウォークマンの付属 NC イヤホンで試してみたいと思います。

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2010/07/27 (Tue.)

MDR-7506 のイヤーパッド取り寄せ

5 年前に転職した際に購入したヘッドホン MDR-7506 のイヤーパッドが、加水分解と思われる症状でかなりボロボロになってきました。

MDR-7506

まあ出音には影響ないのですが、剥がれてきた表皮がぼろぼろ落ちてきて気になるし、何しろ美しくないので、イヤーパッドを交換したいなと。
この手のヘッドホン、特にハイエンド系やプロユースを意識した製品にはたいてい交換用のパッドが用意されているもの。調べてみたら、これにももちろん保守パーツが用意されていました。

イヤーパッドは購入できますか?

ということで、パーツを取り寄せ。¥840×2=¥1,680 也(税込)。

MDR-7506

保守パーツ用の茶箱に「MDR-V6」というシールが貼られていますが、海外で発売されている「MDR-V6」というヘッドホン(MDR-7506 の廉価版?)と共通パーツのようです。MDR-CD900ST のとは、よく似ているけど違うっぽい。

これをサクッと交換してみました。

MDR-7506

パッドはヘッドホンのハウジングの縁に引っかけてあるだけなので、簡単に外して交換できます。
しかしイヤーパッドを外してみるとやけに単純な構造になっていますね。これでけっこう音が良いんだから、音って複雑なようでシンプルなんだなーと思います。

MDR-7506

ものの 3 分の作業で、新品同様になりました。

仕事で音を扱うことは最近少なくなりましたが、ストリーミング動画の流行で音付きの動画を作ったりチェックしたりする作業が増えてきたので、最近またぼちぼちヘッドホンの出番が増えています。また、集中が必要な作業をするときに外界のノイズ(電話や話し声等でわりとざわついた職場なので)を遮断したいときにも役に立ってくれます。
このヘッドホンは素直な出音が気に入っているので、これでまた活躍してもらおうと思います。コンシューマー製品と違って製品寿命も長いので、また劣化してきても当面は取り寄せできそうだし。

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2009/09/09 (Wed.)

Sony MDR-DS7100

ソニー、2.4GHz無線伝送の7.1chヘッドフォン (AV Watch)

私も愛用している MDR-DS7000 の後継機種が出ました。主な進化点は

  • ヘッドホンの装着感向上
  • ドライバーユニットの大径化(Φ50mm)
  • センターチャンネルのレベル調整機能
といったところで、根本的な差異のないブラッシュアップモデルといったところですが、どの進化点も地味に良いなあ。

ウチの DS7000 はもう大活躍で、AV アンプよりも数倍稼働率が高い(一人で BD 鑑賞なんて、夜中にリビングでしかできないので・・・)ので、DS7000 より良いのが出るとなるとつい欲しくなってしまいます。送信ユニットに大きな変更はないようだし、互換性があるなら増設用ヘッドホン MDR-RF7100 だけ買って今の送信ユニットと組み合わせたいんですが、そういう使い方ってできるんだろうか・・・。

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2009/06/02 (Tue.)

Sony MDR-NC300D

ソニー、初のデジタルノイズキャンセリング"イヤフォン" (AV Watch)

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カナル型ノイズキャンセリングヘッドホンの新製品。MDR-EX700SLicon と同じΦ16mm ドライバー搭載で、デジタルノイキャン+デジタルアンプ S-Master って、キター!('∇')!

NW-X1060 のデジタルアンプの音質が(ポータブル機としては)良すぎて、付属のΦ13.5mm ドライバーのノイキャンヘッドホンでは受けきれていないな、大仰になるのを覚悟で NC500D でも買うかな、と思っていた矢先なので、これにはグッときました。
でもせっかく X1060 にデジタル NC 機能が内蔵されているので、X1000 シリーズのオプションとしてヘッドホンユニットだけ売ってくれないでしょうか(´д`)。

ソニー、デジタルNCヘッドフォンの後継「NC600D」 (AV Watch)

iconicon

こっちは去年の NC500D の後継機種。基本性能的にはほとんど変わらず、外装のリファインと付属品の変更くらい。
NW-X1060 のデジタル NC も確かに効果はあるんですが、ヘッドホンそのものの装着方式の違いもあって NC500D のほうがノイキャン性能は高いんですよね。去年の某飲み会で NC500D を試させてもらったときの、居酒屋の喧噪すらキャンセルする NC500D の衝撃は今でも忘れません(笑。

どっちか買いたいんですが、来年の今頃には NC300D 相当の NC ヘッドホン付属のウォークマンが出てきそうで・・・。

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2008/10/05 (Sun.)

Sony MDR-EX500SL

久々にポータブルプレイヤー用のヘッドホンを買い換え。

ソニー / MDR-EX500SL/B (ブラック)

Sony MDR-EX500SL

NW-S706F を買ってから、もう外出時のヘッドホンはノイキャン以外に考えられなくなっていたんですが、S706F の修理に伴い予備機で久々に MDR-EX90SL を使用。音漏れや遮音性の問題で EP-EX10M も試してみたんですが、どうせならということで出たばかりの EX500SL に手を出してみました。

「バーティカル・イン・ザ・イヤー方式」という新しい装着方式はどんなのか、以前から気になっていました。EX90SL はイヤーピースを除けば通常のインナーイヤーヘッドホンと変わらなく見える形状なので、ドライバーユニット部が耳に固定される感じで使いやすかったのですが、それがないと不安定にならないかな?と。でも、EX500SL は逆に耳につかえる部分がないぶん、イヤーピースを耳の奥まで押し込むことができ、それ自体が安定性を高めているようです。思ったより悪くないかも。
音のほうは買った当初からバランスがよく、エイジングしなくてもいきなり使い始まられそうと感じました。EX90SL 後継ながらもう少しハッキリ派手めな性格で、外出先であればこのくらいの音の方が好ましいかも。EX90SL 以上に密閉性が高いせいか、低音もしっかり出ています。
イヤーピース EP-EX10 シリーズはやっぱりこのヘッドホンのためにあると改めて理解しました。EX90SL につけるのも悪くないですが、高音が窮屈になって本来の EX90SL の音じゃなくなってしまったので、EX90SL のほうは元のイヤーピースに戻して職場用にしようと思います。

正直かなり気に入ったのですが、欲を言えば EX500SL ベースでノイキャンつきのヘッドホンかウォークマンが発売されないかな^^;。

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2008/09/30 (Tue.)

EP-EX10M

先週、ウォークマン NW-S706F が突然不調に。音の途切れや雑音がひどくなり、まともに音楽を楽しめない状態になりました。当初、ヘッドホンケーブルの断線を疑ってみたのですが、別のヘッドホンに差し替えても状況変わらず。どうも本体のヘッドホンジャック周辺の接触が怪しくなっているようで、SS に持ち込んでみました。
結果、以前出ていたフレキシブル基板の不具合に該当する症状だったことが判明。そういえば、そんな不具合情報出ていたのをすっかり忘れていました。SS で私の隣に座った人も同じ問題で同じ製品を持ち込んでいる話が聞こえてきたので(笑、偶然かもしれませんが今頃になって発症しやすい時期にさしかかっているんですかね。

とりあえず修理に 1 週間ほどかかるということで、その間はこないだ入手した初代 iPod nano をリリーフ的に使っているんですが、もうノイズキャンセリングヘッドホンに慣れてしまったので、通常のヘッドホンはちょっと辛いのですよ。とりあえずヘッドホンはお気に入りの MDR-EX90SL を使っていますが、これ、完全密閉型じゃないから多少音漏れが気になります。んで、少しでも改善になればと思い、最近少し話題のこれを試してみました。

ソニー / ハイブリッドイヤーピース サイズ M EP-EX10M/B (ブラック)

B001F0UZ8Q

昨年出た MDR-EX700SL に付属するハイブリッドシリコンイヤーピースの単品売り版。従来のカナル型ヘッドホンはシリコンイヤーピースが非常に外れやすく、なくしたらスペアを買ってしのいでいたんですが、これが S/M/L のセット売りしかないという微妙さ。だって普通自分の耳に合うサイズしか使わないじゃないですか?S と L は使い道もなく溜まっていく一方なので、もったいないと思いつつスペアを買うたびに捨てるしかない状況でした。

で、今回の新しいスペアイヤーピース。それぞれサイズごとの 4 個セットなので、スペアとしても買いやすくなっています。私の EX90SL やノイキャンウォークマン付属のヘッドホンには非対応ということになってますが、一応使えるという情報もあり。とりあえず買ってみました。

EP-EX10M/B

写真左が新型、右が旧型。新型はハイブリッド(内側が固いシリコン、外側は軟らかいシリコン)で全体的に作りがしっかりしていますが、旧型よりも中央の穴(音の通り道)は細め。
とりあえず EX90SL のイヤーピースを差し替えてみましたが、多少きついもののねじ込めばちゃんと挿せました。かなり固く入っているので、今度はそう簡単に失くさなさそうです。

音のほうもちょっと傾向が変わった気がしますね。従来よりも厚めのシリコンで耳の密閉性が上がった分、低音域は締まった印象です。その代わり、(上記のとおり中央の穴が狭くなったからかもしれませんが)高域がやや鳴りを潜めて籠もったような音に聞こえます。EX90SL 自体がモニターライクなフラットな音なので、低音好きには良いかもしれませんが、本来 EX90SL が目指している音とは違った方向に行っている気がします。ただ、当初の目的であった音漏れ対策としては、耳の密閉性が上がって音量を上げなくても済む分、多少は改善されているのかなと思います。

EX700SL はスルーしたので(さすがに外の環境で音を聞くために¥30,000 は出せない)、EX500SL は出たら買ってみようかなと思っていたりします。とりあえずこれはそれまで(+NW-S706F が戻ってくるまで)のつなぎということで。

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2008/08/29 (Fri.)

Sony MDR-AS50G

ジョギング用のヘッドホンは、これにしました。

ソニー / MDR-AS50G

B0017T7GQO

今年の春にスポーツシーン用のヘッドホンがまとめて発売されていたようですが、私の好みはインナーイヤーでネックバンドタイプのものだったので、ほぼこれ一択でした。パッケージ含め、デザインがアメリカーンな雰囲気でちょっとこっぱずかしいですが、装着してしまえばそれほど目立たないので可。
ネックバンドヘッドホンなんてかなり久しぶりに使いましたが、走っていてもずれたりしにくいし、軽いし、良いです。

あまり意識せずに店頭で適当に決めて買ったら、意外と身の回りで同じの使ってる人が多くて、奇遇な感じ。単に私の周囲に趣味の似通った人が多いだけかもしれませんが。

私が普段から使い慣れているカナルタイプのヘッドホン(NW-S706F 付属のノイキャンヘッドホンと MDR-EX90SL)に比べるとドライバーユニットの径が小さいので、音質的にはちょっと不安でしたが、そんなに悪くないです。
ただ、まだ使い始めだから熟れていないだけかもしれませんが、ちょっと高音がシャリシャリしていて耳につく感じはありますね。このあたりは、MDR-EX90SL より前のΦ9mm ドライバーのヘッドホンに近い傾向なので、やっぱりドライバーが小さい分、余裕がないということなんですかね。
いずれにしても、ジョギング中の BGM にするだけなので、そこまで高音質は期待してませんが・・・。

とりあえず手持ちのウォークマンをハーフパンツのポケットに入れて走ってますが、次はプレイヤーと装着方法を何とかしないと。

投稿者 B : 00:50 | Audio & Visual | Headphones | コメント (2) | トラックバック

2008/06/07 (Sat.)

Sony MDR-DS7000

昨年液晶テレビを買ってからずっと買おうと思っていたものですが、ようやく。

ソニー / MDR-DS7000

B000YBEKF6

小さな子どもがいることもあって、今の部屋に引っ越してからはリヤスピーカを諦めてフロントだけで 5.1ch サラウンド(ヤマハのアンプなのでフロント×2+センターに加えてプレゼンス×2+サブウーファの 5.1ch)という非常にバランスの悪い状態で鳴らしているので、深夜に一人で映画を楽しむときはむしろバーチャルサラウンドヘッドホンのほうが楽しめるのです。でも、今まで使っていたサラウンドヘッドホンは 5 年前に買った MDR-DS8000 で、対応音声フォーマットは現行機種と遜色ないものの、赤外線伝送はさすがにもう辛いところで、ずっと買い換えたいと思っていました。
5 年経てば技術もそれなりに進歩するもので、DS8000 より進歩したサラウンドヘッドホンが実質半額なのだから、良い時代になったものです。まあ、あちこちコストダウンは進められているようで、プロセッサユニットなんかはあまり高級感あるつくりじゃないですが(DS8000 は無駄に凝っていたので・・・)、そこはそれ。

まず装着してみてびっくり。DS8000 よりヘッドホンの質量は確かに軽いです。数十グラムの違いですが、DS8000 はけっこう首が疲れたので、これは良いですね。密閉型だからか頭部への密着感が DS8000 より高まっているのも、装着感に一役買っています。
続いて音を出してみてびっくり。電波式だからノイズレスなのは想像してましたが、DS8000 のホワイトノイズに慣れきった耳には超新鮮。軽く感動すら覚えました。Optical IN の場合は耳元で実際の音声に変換される直前まではフルデジタルで伝送されるわけで、まさにノイズとは無縁。映画を一時停止してちょっと隣の部屋に物を取りに行ったりトイレに行ったりしても途切れることはないし、かなり快適になりました。
ノイズがないだけで大喜びなんですが、音質に関してもまずまず。エフェクトなしではけっこう定位ハッキリ系ですが、音はちょっと平板な雰囲気ですね。映画向けの CINEMA モードは残響重視でセリフがややぼやけるものの、バーチャルチャンネル間の繋がり感が良くて自然な感じ。GAME モードはなんと表現したらいいか華やかな音像になるんですが、あまりゲームしないから使わないような気がします。私の場合はセリフ重視の映画をエフェクトなしで、SF やスペクタクル系・アクション系は CINEMA モードで使う、という感じかな。

あと細かいですが無線のため双方向通信が可能で、ヘッドホン側についているボタンで入力ソースやエフェクトモードの切り替えができます。今まではラックまで歩いていってプロセッサユニットのボタンを押さなくてはならなかったので、実用上の利便性もかなり高まりました。
AV 機器系では久々にさほど単価の高くない買い物でしたが、満足度はかなり高いかも。これならもっと早く買っておくべきでした。

投稿者 B : 23:45 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2007/12/10 (Mon.)

サラウンドヘッドホンを物色

自宅で映画を観るときは、たいてい子どもが寝静まってからでないと観られないので、一人で観るときはヘッドホンを使っています。使っているのはソニーの MDR-DS8000 なんですが、ちょっと前のハイエンド機なので、さすがに最近の製品と比べるとスペック的に辛くなってきました。ロスレス CODEC 非対応な点は(そもそもヴァーチャルサラウンドなので)気にしないんですが、一番辛いのは赤外線伝送というところ。ホワイトノイズがけっこうあるので、アクションや SF はともかく、セリフ中心の映画だと集中できません。

そんなわけで、電波式のサラウンドヘッドホンが欲しくなってきました。順当にいくとこのあたりか。

ソニー / MDR-DS7000

B000YBEKF6

まだ試聴してみていないので音はよく分かりませんが、あちこちのレビュー記事を見ている限りけっこうよさげ。価格も DS8000 の半分くらいと買いやすいし、手を出してみようかなあ。

投稿者 B : 11:50 | Audio & Visual | Headphones | コメント (4) | トラックバック

2006/08/23 (Wed.)

Sony MDR-SA5000

最近、買ったもの系のエントリーが続いてますが、極めつけがコレ。

ソニー / MDR-SA5000

ヨドバシのポイントで実質「もらって」きたんですが・・・(ぉ。
というか、最近夜中にヘッドホンを使うことが増えたので、ひさびさに新しいヘッドホンが欲しくなったわけです。ここ 2~3 年、インナーイヤータイプも含めてモニター系のものばかり買っていたので、リスニング系のヘッドホンは本当にひさびさ。

以前のハイエンドヘッドホン MDR-CD3000 が欲しかったんですが、生産終了してしまったので後継のこちらで。なんだか音とは関係ないところ(ハウジングはともかくアームとか、スタンド(笑)とか、過剰包装とか・・・)にコストがかかっていて、価格が正当かというと微妙なところではあるけど。最後の最後まで中堅機種の SA3000(デザインはこちらのほうが好み)と迷ったけど・・・。

まだエイジングが済んでいないので音の評価はできませんが、今までリスニング用に使っていた CD2000 とは格が違うことは確か。ドライバユニットが耳から遠いぶん広がり感もあるし、低域から高域までバランスよく出ている感じ。ただ、音作りはどちらかというとモニター系というか、臨場感よりも忠実さ重視でチューニングされているようです。個性的ながら圧倒的な存在感のあった CD3000 に比べるといささか優等生的な印象なのが却って残念だけど、SACD 対応というだけあって高域は SA5000 のほうが伸びているような(ただ、エイジングが済んでいないからまだ高音は耳につく)。まあ、本体重量は SA5000 のほうが圧倒的に軽いので(CD3000 は 400g もある!)、そういう意味では SA5000 のほうがリスニング向きかと。

投稿者 B : 23:01 | Audio & Visual | Headphones | トラックバック

2006/07/05 (Wed.)

Sony MDR-EX90SL

インナーイヤーヘッドホンを購入。

ソニー / MDR-EX90SL

自称ヘッドホンマニアの私ですが、今回は久々の購入。といっても、MDR-EX90SL は GW の発売当初から気になっていたものの、どこもずっと在庫切れで買えなかったのでした。

MDR-CD900ST」の設計コンセプトを継承、という触れ込みで、なおかつ「MDR-EXQ1」の後というタイミングだったので、この二つの特性を合わせたようなキンキンのチューニングだったらどうしよう・・・と思っていたんですが、想像以上に素直な音が出るじゃないですか。確かにモニター的といえばモニター的な音ながら、リスニングも楽しめるメリハリのある音で、比較的フラットな B&O A8 とは性格が違うけど、これはこれで合格点。
一般的なインナーイヤーホンのハウジング+カナル型の軸、ということで正確には密閉型のインナーイヤーホンではないので、多少の音漏れは覚悟しないといけない感じ。でも、エイジングの必要がないくらい最初から出音がいいのは良いね。

デザインも高級感があって○だし、EXQ1 とは比較にならないほど気に入りました。A8 との併用という感じになるけど、しばらく使ってみよう。

投稿者 B : 22:52 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2006/02/09 (Thu.)

Sony MDR-Z900HD

ソニー、80kHz再生可能なモニターヘッドフォン (AV Watch)

最近「また」ヘッドホン欲しい病が再発しかけているんだけど、タイムリーに新製品発表。
しかも高音域の再現性がアップした Z900 の後継だなんて、買ってくださいと言ってるようなもんじゃないの(;´Д`)ヾ。

投稿者 B : 12:41 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2005/09/05 (Mon.)

Sony MDR-7506

仕事用に新調したものシリーズその 4。

仕事柄、音楽や映像を扱うことが多くなってきたので、仕事用のヘッドホンを購入しました。

ソニー / MDR-7506

最初は自宅用の MDR-CD900ST を持ち込もうかとも考えましたが、ステレオミニプラグの方が取り回しが良いのと、CD900ST が必要になるほどシビアな音を扱う仕事でもないので 7506 にしてみました。というのは口実で、単に使ってみたかっただけとか言ったりしますか?(ぉ

というわけでこれで音楽編集とか機材のデモとかやってます。あと集中したいときはこれをつけて音楽流しながらやったり。モニター系のストレートな音ではあるけれど、CD900ST ほど自己主張が強くないというか高音のキツさがないので音の分析とかアラ探しにはそこまで向かないけど、却ってリスニング用途にも何とか耐える感じ。CD900ST と違って折り畳めるし、使い勝手は良いですね。

ただ CD900ST、7506 と使ってみると同系統の Z900 も試してみたくなりました(´д`)。

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