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2019/02/27 (Wed.)

BenQ HT3550

BenQ、"シネマカラー"を追求した短焦点4K/HDRプロジェクタ。19.8万円 - AV Watch

BenQ HT3550

BenQ が低価格 4K プロジェクタの新製品を発表しました。低価格 4K プロジェクタは BenQ の独壇場という勢いで、私も先代の HT2550 を余裕があったら買いたいと思いつつ買う買う詐欺になっている昨今ですが(ぉ)、具体的に今のタイミングで 4K プロジェクタを買おうと思ったら価格とスペックのバランスで BenQ くらいしか選択肢がない、くらい他メーカーが追従してこないセグメントになっています。

0.47inch の単板 DLP チップを採用し、画素ずらしによる擬似 4K 表示というスペックは HT2550 と同じですが、DLP デバイスの世代交代によってコントラスト比が 10,000:1→30,000:1 へと大幅に向上しており、HDR 系コンテンツにおける表現力アップが期待できます。それ以外には大きくスペックは変わらないように見えるものの、筐体変更によるエアフローの改良の成果か(?)動作音も 33/29dBA→30/28dBA に低減されているのが好印象。従来モデルでの前面排気をやめて側面排気のみになっていることから、後方設置した際の騒音量も低減されている可能性があります。

ただし HT2550 からは光学系が刷新されていて、レンズの焦点距離が従来よりも短くなっています。以前 HT2550 の購入を検討していた際に HT2550 のレンズスペックなら我が家のリビングの視聴環境にギリギリ収まるな...と計算していたのに、これより焦点距離が短くなると置けなくなるのでは?と心配したのですが、BenQ Projector Calculator でシミュレートしてみたところ HT3550 のレンズのスローレシオって以前実機レビューした HT3050 とほぼ同じなんですね。それならほぼ同じ設置方法でいけそう。手動かつ縦方向のみながら ±10% のレンズシフトにも対応したため、設置性はそれなりに良さそうではあります。

HT2550 の世代でさえゲーム向きではないが映画コンテンツなら十分な画質という評価を得ていた製品だけに、コントラスト比と設置性を向上させながら価格据え置きということであれば、もうリビングシアター向けプロジェクタとしては決定版と言って良さそう。今年こそ、どこかのタイミングでこれを手に入れたいところです。

投稿者 B : 23:55 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2019/02/21 (Thu.)

BOSE Sleepbuds が気になる

最近長時間の移動を伴う出張が増えたことで、「移動時間をいかに快適に過ごすか」が私にとって大きな関心事になっています。その中で気になっている製品のひとつがこれ。

BOSE / NOISE-MASKING SLEEPBUDS

BOSE NOISE-MASKING SLEEPBUDS ノイズマスキングイヤープラグ

BOSE が少し前に発売した「ノイズマスキングイヤープラグ」という製品。形状だけ見ると最近流行りのトゥルーワイヤレスイヤホンに見えますが、カテゴリ的には「耳栓」に位置づけられるものです。スマホや DAP に Bluetooth 接続するのではなく、あくまで単体で内蔵のヒーリングサウンド(10 種類)を鳴らして周囲のノイズをマスキングするというもの。アクティブノイズキャンセリングではなく「物理的にノイズを遮断した上で、さらに音を出してノイズをマスキングする」という逆転の発想。というかノイズキャンセリングイヤホンが一般化する以前、Shure E2c や Etymotic Research ER-4S などのイヤホンがもてはやされた時代のやり方と言えます。が、トゥルーワイヤレスイヤホンの電池もちが長時間の移動にはまだ実用的ではない現在、できるだけ小型軽量なデバイスで長時間静かな環境を得るためには「アリ」かもしれないと思えるアプローチ。

私は MDR-1000X がない出張はもう考えられないというくらい MDR-1000X が気に入っています。これさえあれば航空機内でもかなり静寂な環境が得られるし、米国便でも途中でバッテリの心配をしなくていいくらい電池ももつ。ただ、ネックピローを首に巻いて MDR-1000X を被っていると寝返りが打てないんですよね(;´Д`)。だから先日の北米出張は行き帰りほとんど眠れず、辛かった...。それで、インイヤータイプで一定以上のノイズキャンセル効果があり、かつ 10 時間以上連続して使える何かが欲しいんです。就寝時限定で使う前提ならば、この Sleepbuds はけっこう良さそう。ただ、オーディオ機器とも言えない耳栓に三万円、というのはいかんせんハードルが高い(´д`)。

本当はバッテリさえもってくれればソニー WF-1000X を試してみたいんですが、公称 3 時間しかもたないんじゃねえ。首掛け式なら WI-1000X が公称 10 時間だから選択肢になり得ますが、これもそろそろ二世代目が出そうだしなあ。なかなか悩ましいです。

投稿者 B : 22:30 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2019/02/20 (Wed.)

Shanling M0 用クリップケース

Shanling M0 用の小物類を揃えました。

ミヤビックス / OverLay Plus for Shanling M0 OLSHANLINGM0/MS/S/12

OverLay Plus for Shanling M0

まずは液晶保護シート。そもそも保護すべきかどうかも迷いましたが一応。Shanling の製品サイトにはガラスの強度についての記述は特にありませんが、画面の小ささと本体の軽さからいって落としてもそうそう割れるものではないと思いますが、一応キズからは守りたい。
例によってミヤビックスの OverLay シリーズです。レーザーカットしているのでどんな製品にでも小ロットで保護シートを作ってくれるのが OverLay シリーズの良いところ。

...それにしても、このサイズの液晶保護シートに対してこの大きさの封筒ってさすがにもったいない気が(;´Д`)。

OverLay Plus for Shanling M0

ウォークマン用を Brilliant から Plus に変えてけっこう満足しているので、今回もアンチグレアタイプの Plus にしてみました。

OverLay Plus for Shanling M0

本体に貼ってみたところ...予想していた以上に余白が大きい(;´Д`)。
M0 はガラス面の端にテーパーがかかっている、いわゆる「2.5D ガラス」なので多少の余白は想定していましたが、ここまでとは。
でも確かにガラスは左右だけでなく上下方向の端も若干カーブしていて、これはちゃんと避けるサイズになってないと端から剥がれてきてしまいます。

OverLay Plus for Shanling M0

う~ん...これなら OverLay Plus ではなくグレアタイプの OverLay Brilliant のほうが違和感は少なかったかなあ。
それかどの程度効果があるか分からないけど、最近出てきているリキッドタイプのコーティング剤を試すか。

OverLay Plus for Shanling M0

ちなみに OverLay には背面用も付属しています。さすがにこれは過保護な気もしますが、アンチグレアタイプなら背面に貼ってもあまり違和感がないので、とりあえず貼っておきました。
表面用は Brilliant、背面用は Plus というセットだったら理想的なんですが、それはさすがに無理な注文ですかね。

そしてもう一つ買ったのがこちら。

Shanling / M0 クリップケース クリアブラック

Shanling M0 クリップケース

純正のクリップケースです。
私が買った M0 には純正のレザーケースがついていましたが、多少の保護になる程度であまり使いたいと思えるものではありませんでした。一方で別売のクリップケースが存在することを知ったので、これなら使い道もあるかと思い購入。

Shanling M0 クリップケース

中身はシンプルな樹脂製のクリップケースでした。
単なるプラスチックの成型品で、これで千円以上するのかよ...とは正直思いましたが、まあいいや。

Shanling M0 クリップケース

本体には背面から被せるようにして装着します。
クリップといってもバネがあるわけではなく、単に成型されているプラスチックのツメで挟むだけなので、あまりガッチリ固定できる感じはしません。

Shanling M0 クリップケース

フロントから見るとケースをつけている感はほぼなし。
保護用というより、あくまでクリップを外付けするためのケースと考えた方が良いでしょう。
カラーリングはクリアブラック...というよりスモークブラックっぽい一色のみですが、比較的どの本体カラーでも違和感なく合うし、単なるクリアと違って経年で黄ばんできても気になりにくい色なのが良い。

Shanling M0 クリップケース

「ショルダーバッグのストラップ幅よりもコンパクトなプレイヤー」というのは改めて見るとインパクトがあります。
ただ先述の通りクリップが弱いので、ショルダーバッグのストラップ程度の厚みだと滑りやすいのが難点。むしろジャケットの襟口とかに留めておいたほうが安心感があります。千円以上するなら、せめてバネ式のクリップは備えておいてほしかったところ。

でもポケット付きの上着を着ていることが多い今のシーズンはともかく、薄着で出かけることの多い夏場はこのクリップケースが重宝するはず。滑らないような工夫をちょっと考えつつ活用しようと思います。

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2019/02/11 (Mon.)

SanDisk Ultra microSDXC 200GB 100MB/s

Shanling M0 には内蔵メモリがついていないので、楽曲保存用の microSD を購入しました。

SanDisk / Ultra microSDXC 200GB 100MB/s SDSQUAR-200G-GN6MA

SanDisk Ultra microSDXC 200GB 100MB/s

いつもの SanDisk です。Ultra シリーズで容量は 200GB、これは今ウォークマン A35 で使っている SDSDQUAN-200G-G4A と同じグレード・容量ですが、今回購入したもののほうが世代が新しい。以前買ったものは黒地に赤印字だったのが、今回のは他規格向け Ultra シリーズ同様に赤×グレーのツートンカラーになっています。

価格は四千円台前半、200GB の microSD がたった二年で半額以下になってしまいました。現在は 256GB、400GB、512GB などの容量も発売されていますが、現時点での価格容量比は 200GB が最も優れています。

SanDisk Ultra microSDXC 200GB 100MB/s

前回のモデルは公称スペック 90MB/s だったのに対して、今回のモデルは 100MB/s とスピードが向上。さらにランダムアクセスが高速な「Application Performance Class 1(A1)」という規格に対応していて Android スマホで使用する際にアプリを microSD 側にインストールしても十分なパフォーマンスを得ることができます。まあ今回は DAP のストレージとして使うだけなので関係ありませんが。

SanDisk Ultra microSDXC 200GB 100MB/s

Shanling M0 に挿入したところ、実効容量 183GB のストレージとして認識されました。ラベルに書かれている 200GB よりは少ないですが、商品名上の表記が 1KB=1,000Bytes で計算しているのに対してシステム上の容量が 1KB=1,024Bytes で計算しているのの違いでしょう。いずれにせよこれだけあれば PC に入っている私の全ライブラリ(ハイレゾ音源含む)を転送してもまだ余裕があります。

今回の用途にはあまり意味がありませんが一応ベンチも取ってみました。カードリーダは SanDisk ImageMate Pro Reader、ベンチマークソフトは CrystalDiskMark を使用。

SanDisk Ultra microSDXC 200GB 100MB/s

カードリーダも CrystalDiskMark のバージョンも違うためあくまで参考程度ですが、旧モデルに比べて確実に速くなっています。リードが公称 100MB/s に若干届いていないのは残念ですが、半額になって性能向上というのは半導体の進歩さまさまですね。

Shanling M0 とほぼ同じサイズ感だった iPod nano 6th が最大 16GB だったことを考えると、このサイズで 200GB(最大 512GB)のライブラリが持ち歩けるというのは隔世の感があります。そういうハードウェアの進化も実感しながら音楽を聴いていると、ただ聴くよりもさらに楽しい気分になりますね。M0、買って良かったです。

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2019/02/10 (Sun.)

紫の音楽プレイヤー (5)

ここ一ヶ月ほどいろいろなフラストレーションが溜まりに溜まっていて、なんか放出しなければやってられない気分だったので、ストレス解消がてら散財してしまいました。

Shanling / M0 Hi-Res Portable Music Player (Purple)

Shanling M0

以前から気になっていた Shanling の極小ポータブルプレイヤー、M0 です。このサイズにしてハイレゾ音源対応、aptX/LDAC 対応、Bluetooth レシーバ機能対応、USB-DAC 対応...というほぼ全部入り仕様。小さいデジタルガジェット好きとしてはどうしても買わずにはいきませんでした。

五色あるカラバリの中で、ウォークマンにしろ iPod にしろ紫があったら必ず紫を買っている私としては今回も迷わずパープル。ウォークマンや iPod でよく使われる紫と比べてやや赤みが強い色合い。

Shanling M0

操作ボタンはたった一つ。この竜頭状のダイヤル兼ボタンが電源ボタンとボリュームダイヤルを兼ねています。再生/停止はこのボタンのダブルクリックで操作できるので、最低限の操作はこのダイヤル兼ボタンだけでできることになります。
でもまあこれのメインは Bluetooth で使うことになると思うので、基本操作はヘッドホン側でやることがのほうが多そう。

Shanling M0

超小型につき楽曲保存用の内蔵メモリなしという思い切った仕様。楽曲データは全て別売の microSD に入れることになります。
最大 512GB の microSD まで対応しているとのことで、大容量のカードさえ用意すればストレージが足りなくなることはまずなさそう。

Shanling M0

充電端子を兼ねた USB Type-C コネクタは microSD へのデータ転送だけでなく USB-DAC 接続にも使えます。確かにヘタなノート PC のヘッドホン端子よりも M0 を USB-DAC として使った方が音は良さそう。

Shanling M0

サイズ感的には iPod nano(6th)を思い出す大きさなので、iPod nano を引っ張り出してきてみました(まだ持ってた!)。
フットプリント的にはかなり iPod nano に近いけど、竜頭がついているためむしろ「やや厚ぼったい Apple Watch」というイメージです。

Shanling M0

でもさすがに厚みは違って、iPod nano のほうがクリップ込みでも半分強、本体部分のみなら 1/3 くらいの薄さ。まあ iPod nano はもう古いしお世辞にも音が良いとは言えませんが。

Shanling M0

M0 の操作はほぼ全てタッチパネルで行います。メニューから階層をタップで辿っていき、戻るときには右フリック、というお作法は iPod shuffle とほぼ同じ。
ただし画面があまりにも小さいため楽曲を能動的に選ぶのには難儀します。基本的にジャンル/アルバム/プレイリスト単位で流しっぱなし or シャッフル再生で使うのが主になりそう。

Shanling M0

私が買った M0 は純正のレザーケースが付属しているパッケージでした。
本体同色のオーソドックスなレザーケースです。

Shanling M0

純正だけあってジャストサイズですが、実質的に背面と側面の一部しかカバーしてくれないのであまり保護にならないような...。

Shanling M0

音質は優先接続だとさすがにウォークマン(A35)には劣りますが、MDR-1A くらいのヘッドホンでも内蔵アンプだけでそれなりにドライブしてくれ、単体かつ屋外で聴いている分には私は十分満足できるレベル。また最近は外出時は Bluetooth で飛ばしてしまうことが多いので、そうなると内蔵アンプに起因する音質差はなくなるし、本体が小さい方がメリットがあります。ただ M0 は NFC を搭載しておらず、Bluetooth 機器との接続に一手間かかるのだけが難点。NFC さえ入っていたらウォークマンに代わって日常使いのメイン端末にしていたことでしょう。

でもサブ機としては十分すぎるレベルだし、スマホやタブレットの BT レシーバとしても使えるので活躍の場は多そう。何より、こういう極小ガジェットを久しぶりに持ち歩けること自体が楽しい(笑。しばらくの間はウォークマンではなく M0 を中心に使い込んでみようと思います。

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2019/01/22 (Tue.)

マグネット式ヘッドホンハンガー 200-STN022BK

イヤーパッドを交換して復活した MDR-7506 ですが、今の職場のデスクでは構造的にオーディオテクニカのヘッドホンハンガーをつけることができませんでした。オーテクのハンガーは使いやすくてとても気に入り、自宅用も含めて三本買ったくらいなんですが(笑)使えないものは仕方がない。今の環境でも使えるヘッドホンハンガーを探して買ってみました。

サンワサプライ / ヘッドホンホルダー 200-STN022BK

200-STN022BK

机の天板を挟み込むタイプのハンガーは使えませんが、マグネットタイプのハンガーで机のサイドワゴンやパーティションに貼り付けることなら可能。ということでマグネット式で扱いやすそうなものを探してみたところ、サンワサプライが直販のみで販売しているこのヘッドホンホルダーを発見したので注文してみました。

見た目はなんかカクカクした形状で、DJ 用とか重低音タイプのヘッドホンに似合いそうな感じ。

200-STN022BK

背面には強力なマグネットが五個。側面には指を引っかけるための凹みがあり、壁面への着脱がしやすくなっています。

200-STN022BK

ハンガー部は折りたたみ式。幅広かつしっかりとしたラバーが配置されていて安定感があり、大型のヘッドホンでも安定して掛けておけそう。

200-STN022BK

壁面(パーティション)に貼り付けてみました。磁力はかなり強く、スチール系の壁面であればガッチリ固定されます。
またハンガーが折りたためるのは使わないときにコンパクトに収まって良いですね。

200-STN022BK

ヘッドホンを掛けてみたところ。期待通り安定感があってよろしい。
スパイラルケーブルのヘッドホンはこういう掛け方をするとだらしなく見えてしまうのが難点ですが(´д`)。

最近のヘッドホンブームでスタンド式のヘッドホンハンガーは数多く発売されていますが、こういう壁掛けタイプのハンガーは案外少ないので、いいのが見つけられて良かったです。
余ったオーテクのハンガー、どうしようかな。自宅で使うためにもう一本ヘッドホンを買うか(違

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2019/01/19 (Sat.)

Sony MDR-5760 for JAL

シンガポール出張が終わって日本に帰ってきました。
往復の航空機は JAL を利用したんですが、今回初めてプレミアムエコノミーに乗りました。通常のエコノミーよりも少し幅広でリクライニングしやすいシートに、ビジネスクラスと同等のアメニティがついてかなり快適ですね。まあプレエコの具体的なレビューはもう多くの人が書いているので私は遠慮しておきますが(笑)、個人的に興味を惹かれたのがこれ。

MDR-5760

機内エンタテインメントシステム用のヘッドホンです。エコノミーと違ってノイズキャンセリングヘッドホン(ビジネスクラスと共通)がついているんですね。エコノミーについているヘッドホンはとてもじゃないけどうるさい機内で使えたものではないので私はまず使うこともないのですが、このヘッドホンはどうでしょうか。
ハウジングの形状からして BOSE っぽいし、JAL はファーストクラスも BOSE の QuietComfort 25 を採用しているらしいからこれも BOSE 製なのかと思ったら、

MDR-5760

なんとソニーのロゴが入っているじゃないですか。ファーストクラスとは別のメーカーを採用しているとは、ちょっと意外。

MDR-5760

型番を見ると「MDR-5760」とありました。市販モデルにはこれと同等の型番はないので航空業界向けの B2B 専売モデルという位置づけでしょうか。ちなみに ANA のビジネス/プレエコでは微妙に仕様違いの「MDR-5770」という機種が使われているようです(ファーストクラスは市販モデル MDR-10RNC のカスタム品)。

MDR-5760

どうも BOSE 製に見えてしまうハウジング(笑。ノイキャンのオンオフスイッチの上には JAL の鶴丸が描かれているのが航空ファンの心を掴むポイントじゃないでしょうか。

MDR-5760

アクティブノイズキャンセリングの電源は機体から取っているわけではなく、左ハウジング側に単四乾電池が仕込まれていました。ANA 版では期待から給電する仕様になっている模様。

MDR-5760

イヤーパッドはシワシワのタイプで MDR-7506(まぎらわしい)によく似ています。しかし MDR-7506 のパッドに比べるとハリが強い印象。

MDR-5760

プラグは航空機用のデュアルプラグがコードに直付けされているため機内専用です。機内でウォークマンや iPhone から音楽を聴く用途には使えません。

MDR-5760

持ち込んでいた MDR-1000X と並べると、比べるのがかわいそうなくらいにクラスが違います。MDR-1000X は耳全体を覆うタイプのハウジングですが、MDR-5760 はあくまでオンイヤー型だから軽い代わりに遮音性に劣ります。ノイズキャンセリング性能は MDR-1000X が「飛行機内でもかなり静寂に近い環境を作り出せる」のに対して、MDR-7560 は体感的にはせいぜいノイズの半分程度しか消せていない印象。それでも飛行音の中で最も耳障りな「ゴー」という定常ノイズがある程度消せていて、イヤープラグをするのと同じくらいは効果があると言えます。
音質に関しては、ノイズが消しきれていないのであまり語りようがありませんが、高域と低域が半分ノイズにかき消されることもあって音楽を聴くのにはあまり向かない感じ。代わりに人の声の周波数帯域重視で作ってあるのか、映画コンテンツ等のセリフはそれなりに明瞭に聴けます。機内エンタテインメントシステムで映画を観る用にならまあ使えるかな。

MDR-5760

そこそこ満足できる水準なら今後出張時(プレエコが使える場合)に自前の NC ヘッドホンを持って行く必要がなくなるかな...と期待したものの、これならやっぱり MDR-1000X を持って行った方が貼るかに満足度が高い。音楽を鳴らさなくても長時間機内で静かに過ごす上ではもう MDR-1000X なしでは考えられないくらいです。

が、実は帰国便に乗る際に慌てていてうっかり MDR-1000X を預け入れ荷物の中に入れてしまったため、帰路はずっと MDR-5760 のお世話になる羽目に(;´Д`)。もしこれでエコノミー用のヘッドホンしか使えなかったらイヤープラグを挿しっぱなしにして過ごすしかなかったので、多少なりともノイズを消してくれる MDR-5760 があってくれて助かりました。本当、馬鹿にしててゴメン、という(笑。

投稿者 B : 21:56 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2019/01/10 (Thu.)

MDR-7506 のイヤーパッドを交換

職場で使っているヘッドホン MDR-7506 のイヤーパッドが片方加水分解でボロボロになってしまいました。

MDR-7506

MDR-7506 は素直な出音が気に入って十数年愛用しているんですが、ここ三年ほど仕事で音を扱う機会が減って稼動率が下がっていました。でも新しい仕事に就いたら PC ベースの電話会議が増え、久しぶりにヘッドホンを使おうと思って出してきたらこれ。加水分解の結果豪快に裂けて中のクッションが露出してしまっています。まあ前回純正品に交換してからもう八年半経ってるし、通常四、五年ももてばいいほうだということを考えればやむを得ません。

この際もう一度純正パーツに交換しても良かったんですが、せっかくだから互換品を試してそっちのほうが長寿命ならば今後そうしようと思い、他社製品を買ってみました。

オーディオテクニカ / HP-SX1a

HP-SX1a

本来はオーテクのスタジオ用ヘッドホン ATH-SX1a の保守パーツという位置づけで販売されているものです。製品ポジション自体がソニーの MDR-CD900ST(およびその海外向けマイナーチェンジ版である MDR-7506)と近いせいか、イヤーパッドのサイズや装着方法もかなり似ている、という。CD900ST/7506 に HP-SX1a が装着できるというのはヘッドホン界隈ではけっこう有名な話のようです。

HP-SX1a

ヘッドホンへの装着は、このイヤーパッド裏の皮のエッジ部分をヘッドホンのハウジングの隙間部分に挟み込んでやる方式で、MDR-7506 純正イヤーパッドと全く同じ。

HP-SX1a

左の純正イヤーパッド(片方は劣化がまださほど酷くなかった)と比較すると、サイズや形状はほぼ同じ。7506 のイヤーパッドは表面の材質がシワのある柔らかな合皮で、フカフカとした装着感が心地良いのに対して、HP-SX1a のほうはいかにもヘッドホンらしい張りのある合皮。感触はずいぶん異なります。

HP-SX1a

MDR-7506 に装着してみました。

おおお、これは違和感ない...もはや純正品か、最初からこの状態で売られていたかのように馴染んでいます。

HP-SX1a

合皮の触感とクッションの張り感が変わったことで、装着感は MDR-7506 というよりは MDR-1A シリーズのそれに近づいた感じ。純正品のフカフカも気持ちよかったですが、これはこれでいかにもヘッドホンらしい安心感があります。また遮音性も微妙に上がっている印象。

サランネットは純正品に比べるとちょっと薄めで、中のドライバユニットが透けて見えています。が、全体的な音質は純正イヤーパッドと大きくは変わらないように感じました。

HP-SX1a

見た目的には MDR-7506 がグレードアップしたような雰囲気で、けっこう気に入りました。
コイツはどれくらい長持ちするか分かりませんが、少なくとも純正品よりは加水分解に強そう。まあ五年くらい持ってくれば十分ではあります。

長年付き添ってきてくれた相棒のようなヘッドホンなので、今後も本体側が駄目になるまで使い続けようと思います。

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2018/11/04 (Sun.)

WH-1000XM3 が気になる

最近ソニーの WH-1000XM3 が気になっています。
今使っている初代 MDR-1000X はもう旅行や出張時にはなくてはならない存在になっていて、特に大きな不満もないのですが、新型に買い換えた人たちから口を揃えて「初代より明らかにいい」と聞くと気になるじゃないですか。今までは見たら欲しくなるからあえてスルーしていたんですが(笑)、改めて店頭で触ってきました。

ソニー / WH-1000XM3icon

WH-1000XM3

近年のソニー製品は外観を大きく変えずにブラッシュアップしていくモデルチェンジが多く、WH-1000XM3 もあくまで MDR/WH-1000X シリーズの「Mark III」という位置づけですが、よく見ていくとデザインイメージを踏襲しただけで M2 までの世代とは全く別物になっていることが分かります。

WH-1000XM3

ハウジングの表面は M2 まではレザー調のシボ加工が施されていたのが、M3 ではプレーンな仕上げに変更されました。シボ加工、見た目と触感が良くてけっこう好きだったんですが、なんでやめちゃったんですかね。タッチ操作で擦れてテカってくるから、とかそういう理由でしょうか。

WH-1000XM3

外観で最も変わったのはヘッドバンド部分。M2 まではヘッドバンドの外周はアルミの金属感を活かしたデザインだったのが、M3 では外側までクッションが巻かれました。以前のデザインはカッコ良かったんですが、いくら気をつけていても日々使っているうちにアルミのエッジ部分の塗装が剥げて残念な感じになってしまうんですよね。ここがクッションで覆われたことで、見た目は普通のヘッドホンっぽくなったものの劣化はしにくくなったと言えます。こういうところ、ちゃんと旧製品のフィードバックを反映していて好感が持てます。

WH-1000XM3

操作ボタンは一個減って電源ボタンとノイズキャンセリング/アンビエントサウンド(外音取り込み)モードの切り換えの二つだけになりました。旧型は NC オン/オフとアンビエントサウンドボタンが独立していて、手探りで押すときにどっちがどっちか分からなくなりがちだったので、こうやってシンプルな形に整理してくれるのはありがたい。

WH-1000XM3

イヤーパッドは従来よりもややソフトになりました。またデザイン変更により側圧も弱くなっていて、全体的な装着感が向上しています。旧型は側圧がやや強めだけど屋外で歩きながら使うならこれくらいでも安心感があっていいかとは思っていましたが、新幹線や飛行機の中で長時間つけているなら柔らかい新型のほうが快適ですね。

音に関しては、旧型と比較して根本的に解像感が上がったような感覚はありませんが、新型の方が耳の外側に定位していて広がりが感じられる音になりました。長時間使うなら新型の方が聴き疲れしなさそうです。また低域は明らかに M3 のほうが強く、ロックやダンス系の楽曲との相性がとても良い。
ノイズキャンセリングについては家電量販店の店頭という環境で聴いた限りでは、M3 でも無音(NC だけ有効にした状態)ではさすがに店内の喧噪がうっすらと聞こえるものの、音楽を再生し始めると環境音はほぼ気にならなくなるレベル。旧型でも十分静かにしてくれると感じていましたが、確かに NC 性能は一段上がっていますね。これ地下鉄や飛行機で使ったらどれくらい NC の性能向上を実感できるのか、実環境で比較してみたくなりました。

WH-1000XM3、かなり良いですね。完全に刷新されたというよりブラッシュアップ中心なので地味めながら、確かに旧型を日常使いしている人なら買い換えに値するモデルチェンジだと思います。
私は普段はインナーイヤータイプがメインで、1000X を使うのは冬場(イヤーマフ代わり)と旅行/出張時程度だから今すぐ買い換えるかはちょっと迷うところ...ですが、今回の M3 に合わせてノイズキャンセリングプロセッサを新規開発したということは、少なくとも来年はモデルチェンジしないか出てもマイナーチェンジレベルだと思われ、買い換えるなら今、という気もします。

今後ちょっと出張が増えそうな気配もあるし、思い切って買い換えちゃおうかなあ...。

ソニー / WH-1000XM3icon

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2018/10/10 (Wed.)

WALKMAN A50 インプレッション

新しいウォークマン A シリーズが先週末に発売されたということで、ちょっと店頭で触ってきました。

ソニー / WALKMAN NW-A50 シリーズicon

WALKMAN A50

私が愛用している NW-A35 から二世代後のメジャーチェンジモデルにつき、進化の度合いがどの程度のものか気になっていました。外観デザインは NW-A30/40 シリーズとよく似ていますが、製造法も表面処理も変わった新筐体。従来は粗めのブラスト加工だったのが A50 シリーズではより金属感を前面に出した仕上げに変わっていて、高級感が高まっています。

WALKMAN A50

個人的にこれだけでもちょっと買い換えたくなっているポイントが、側面の操作ボタン形状が変更されたこと。旧型では細長く押し間違えやすい形状だったのが、電源と再生系ボタンが大きく独立した丸形ボタンに変更され、ポケット内での手探りでも押しやすくなりました。

WALKMAN A50

アルミの押し出し成型×切削加工で仕上げられているのがよく分かるアングルから。背面は NFC のアンテナが仕込まれている関係で樹脂パネルです。
旧型も剛性感は十分あったので、このシャシーの変更が音質向上にどの程度寄与しているかは不明。所有感に与える影響のほうが大きいんじゃないでしょうか(笑。

音について、AKG N30 を有線接続して私の NW-A35 と比較してみました。A50 のほうが一つ一つの音の輪郭がより明確になり、定位感も向上しているのが感じられます。ただし、少なくとも N30+COMPLY を使って店頭の騒がしい環境で比べた限りでは、外出時の音楽再生環境として使う上でこの差を実感できるか?と言われると微妙、という差。オーバーイヤー型のヘッドホンで聴き比べたらもっと違いが分かるのかもしれませんが、自分の使い方としては買い換えるまでには至らないかなあ...というのが正直なところ。ただでさえ最近は Bluetooth 経由で鳴らすことが増えているので、買い換えるなら有線接続時にもっと明らかに音の違いが分かる(バランス接続対応とか)モデルチェンジになったときかなと判断しました。まあバランス接続は ZX シリーズ以上専用なのでしょうが。

WALKMAN A50

今回新しく追加された「バイナルプロセッサー」機能も試してみました。「アナログレコード再生時のような音響現象を科学的に再現」するデジタルフィルタということで、誤解を恐れずに言えば「オーディオ版 Instagram フィルタ」みたいなものでしょうか。あえてローファイ寄りにするというか、味を出すための機能という理解です。
聴いてみた感じでは、確かにストレートデコードに比べると音が少し丸くなったような感覚はあるけど...内蔵アンプ+付属イヤホンや AKG N30 レベルの環境では、そう言われればそう思える程度の変化だと感じました。これ一応 A50 シリーズにも入っているけど、むしろ WM1 シリーズ+MDR-Z 系ヘッドホンみたいな機材で、かつ自宅等の静かな環境で初めて効果が分かる機能ではないでしょうか。

WALKMAN A50

見た目の印象はすごく良くなっているし、ボタン形状が変更されたのも好ましいんですが、個人的には買い換えにはもう一声欲しい感じ。NW-A20 シリーズ以前のユーザーであれば迷わず買いだと思いますが、私の NW-A35 はまだまだバッテリもヘタッていないし、買い換えを検討するとしたら改めて来年かなあ。私が今年買うんだったらむしろサブ機として Shanling M0 を買った方がいろいろ楽しめるのかもしれない、と思っていたりします。

ソニー / WALKMAN NW-A50 シリーズicon

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