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2012/08/30 (Thu.)

Sony MDR-1R

ソニー、新プレミアムクラスヘッドフォン「MDR-1R」 -AV Watch
ソニー / MDR-1RBTicon

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いいな、これ・・・。

ソニーの「R」と言えば昔は「ES」を超えるハイエンドオーディオのブランドで、欅の無垢材をハウジングに使用した MDR-R10 なんかを思い出すわけですが、これはそれに比べればずいぶんリーズナブルなヘッドホンです。まあ、それでも決して安いモデルではありませんが、あのイメージからするとお買い得に思えてしまうという(笑

さておき、個人的に気になるのは Bluetooth 搭載タイプの「MDR-1RBT」。NFC またはおサイフケータイを使って Bluetooth のペアリングができるというのにすごく惹かれます。同じようなヘッドホンでは以前書いた ZIK Parrot があって、スペック的にも価格的にもかなりよく似ている。ただ、Parrot のほうはさらにノイズキャンセル対応ということで上を行っていますが、どちらにしてもすごく気になります。

まあ、外出時にオーバーヘッドタイプのヘッドホンを持って行くというのは二十代の頃はやっていましたが、最近はインナーイヤータイプの音質もかなり向上していますし、何しろかさばるので(笑)この手のヘッドホンをわざわざ持ち歩くこともたぶんないと考えると、宝の持ち腐れになるのは明白なんですが・・・。でも、NFC でペアリングしてシームレスにコンテンツのやりとりをするという UX は面白いと思うので、もっといろんなカテゴリから登場してほしいところです。
これは発売されたら一度試聴しに行ってみようと思います。

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2012/05/30 (Wed.)

ZIK Parrot design by Starck

最近知ったんですが、やたらカッチョイイポータブルヘッドホンが・・・。

パロット、Bluetooth/NCヘッドフォン「Zik」を7月発売 -AV Watch
ZIK Parrot design by Starck - Headphones

今年の CES で発表されていた製品らしいですね。

フィリップ・スタルクがデザインした製品、というだけでもちょっとソソられるのですが、Bluetooth で完全ワイヤレス、アクティブノイズキャンセリング対応、操作はヘッドユニットに仕込まれたタッチパッドで(さらにヘッドホンを外すと自動的に再生停止)、そして NFC 対応(!)というハイテクヘッドホン。NFC は、対応スマートフォンをヘッドホンにかざすと自動的にペアリングされて音楽再生可能になるというもので、もうこれを試すためだけにこれと NFC 対応スマホを個人輸入したくなります。個人的には、おサイフケータイが今の方式から NFC ベースになるかどうかについては割とどうでも良くて、決済系よりもこういう機器連携的な使い方がいろいろ出てくる可能性を秘めているところに、NFC への期待を抱いています。

発売は 7 月で、価格は¥39,900。どういう販路で買えるかも分からないのですが、発売前後に実機が見られるところがあれば、ぜひ触りに行きたいところです。

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2012/04/28 (Sat.)

MDR-EX800ST に MDR-EX1000 のケーブルを

私のメインポータブルヘッドホンとなった MDR-EX800ST ですが、付属のケーブルは 1.6m もあって、ポータブルプレイヤー用としてはあまり向いていません。まあもともとスタジオ用なので当然っちゃ当然なのですが、長いと満員電車の中で他の人に引っかかったりしてお互い迷惑だし(実際、買ってほんの 3 週間ほどの間に何度かあった)、ショートケーブルが欲しくなります。付属品にはないので、ならばということでこれを取り寄せてみました。

ソニー / RK-EX1000SP

RK-EX1000SP

MDR-EX1000 用の 0.6m ショートケーブルです。保守パーツとして取り寄せてもらったわけですが、このケーブルだけで約¥4,000。ちょっとしたヘッドホンが買えてしまう価格ですが(;´Д`)、そこはそれ・・・。

RK-EX1000SP

このケーブル、ただのイヤホンケーブルなのに妙に高級感があって、ステレオミニプラグからして作りが違います。同じ 0.6m のショートケーブルでも、MDR-EX600 は特に高級感もなかったので、これがフラッグシップの実力ってやつか・・・と感心させられます。
まあ、スタジオモニター系のヘッドホンだと上位機でもプラグが金メッキになっていなかったりと実用本位なのに対して、リスニング系ヘッドホンだとプラグにまで明らかにコストがかかっていたり、という違いがありがちなので、こういうのも要は雰囲気なんだよなあ(^^;;とは思いますが。

RK-EX1000SP

MDR-EX800ST 付属のケーブル(RK-EX800)と比べてみました。明らかに作りが違うのが分かると思いますが、ケーブルの太さも RK-EX1000SP のほうが一回り太いです。インピーダンスも EX1000 のほうが小さいようです。

RK-EX1000SP

ケーブルの分岐は EX800ST 付属品同様の Y 字になっています。ちなみに、このケーブルは MADE IN CHINA。EX800ST もケーブルは中国製です(ヘッドユニットは日本製)。

RK-EX1000SP

ヘッドユニットとの接続部。RK-EX800 がソニーのスタジオモニター伝統の赤青で色分けされていたのに対して、EX1000SP のほうは赤白になっています。
また、ネジの部分は RK-EX800 が金属で RK-EX1000/600 はプラスチックだと思い込んでいましたが、よく見てみたら EX1000 のほうは(たぶん 600 も)黒塗装された金属だったので、耐久性という点ではほぼ同等と言えそうです。

RK-EX1000SP

ヘッドユニットをつけてみたところ。左(R チャンネル)が RK-EX800、右(L チャンネル)が RK-EX1000SP です。やっぱり付属ケーブルのゴールドがチラ見えしているほうが見栄えが良く、EX1000SP のほうは全体的に黒くなってしまうので地味ですね・・・。そういう意味では付属ケーブルのショート版があるのが理想的なのでしょうが、それは EX800ST のそもそもの用途と違うしなあ。

音については、ケーブルの長さ・太さ・インピーダンスが違えば音も多少なりとも違って当然。私の耳で聴いた限りでは、ヘッドユニットが同じなので劇的に変わるというレベルではないにせよ、低音が強化され、高温の伸びというか響きがキラキラした感じになり、「少し分かりやすい音になった」印象を受けました。全体的に、RK-EX800 はデッド、EX1000SP はライブな感じの響きで、モニターヘッドホンながらリスニング用途に使うならば EX1000SP のほうが好みかな。正確な音そのものを聴くという EX800ST 本来の用途には、付属ケーブルのほうが当然良いでしょうが。
Web 上で同じようなケーブル換装をやっている方々の感想を見る限り、良くなった(聴きやすくなった)という意見と悪くなった(バランスが悪くなった)という意見とが半々で賛否両論という感じですが、私は自分の用途においてはこの EX1000 用ショートケーブルに換装したバージョンのほうが合っていると感じました。

いいヘッドホンを買うと、音楽を聴くのが楽しくなりますね。今まで何度も聴き込んできたソースからも新たな発見があります。ただ、やっぱりウォークマン A847 の限界が聴こえてしまうだけの実力を持ったヘッドホンだと思うので、秋にもし S-Master MX 搭載の新型ウォークマンが出たら、久しぶりに買い換えるかなあ。という気持ちにさせられてきました。

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2012/04/20 (Fri.)

ノイズアイソレーションイヤーピースの単品購入

私のメインポータブルヘッドホンとなった MDR-EX800ST ですが、コンシューマー向けの EX600 あたりと比べると付属品はそっけない感じで、ハイブリッドイヤーピースの S/M/L とキャリングケースくらいしか付属していません。商品の位置づけが違うので仕方ないのですが、遮音性を考えるとやっぱりノイズアイソレーションイヤーピースのほうが良いよなあ、ということで、購入しました。

ソニー / ノイズアイソレーションイヤーピース M サイズ EP-EXN50Micon

EP-EXN50M

以前は保守パーツ注文でしか購入できなかったハイブリッドイヤーピースですが、昨年秋から商品として単品発売されていたようで。しかし BA ヘッドホンのヒットで単品版に回す部材が間に合っていないのか、量販店でも Amazon でも軒並み在庫切れ。でもソニーストア(オンライン)に予約を入れておいたら、ほんの数日で入荷されました。

パッケージは 4 個 1 セットで¥980(ソニーストア価格)。以前保守パーツ注文したときは¥210/個 だったので、微妙に高いです。しかし保守パーツ注文で¥315/個 だったという情報もあるので、もしかしたら保守パーツの価格がいつからか変更されている可能性もあります。
まあ、いずれにしてもお店やサービスステーションまで足を運ぶことを考えたら、ソニーストアなり Amazon なりで宅配してもらったほうが安上がりでしょうね。

EP-EXN50M

中に入っているイヤーピースは、当然ながら保守パーツだろうと商品だろうと同じものです。

EP-EXN50M

実は MDR-EX800ST はノイズアイソレーションイヤーピースの対応機種外(一般販売されているものではないので、EP-EXN50M の対応機種としては明記されていない)なのですが、標準添付がハイブリッドイヤーピースの機種であれば、基本的にノイズアイソレーションイヤーピースも装着できます。
外耳道へのフィット感がハイブリッドイヤーピースよりも高まるため、ハイブリッドイヤーピースよりも僅かながら遮音性も向上。個人的には、地下鉄でなければノイズキャンセリングヘッドホンでなくてもこれならまあ許容範囲内のノイズで音楽が楽しめるレベルだと思っています。

EX800ST にはもう少し手を入れてやろうと思っているのですが(多くの方にはバレバレだと思いますが)、その話はまた改めて。

ソニー / ノイズアイソレーションイヤーピース M サイズ EP-EXN50M

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2012/04/11 (Wed.)

MDR-EX800ST 改めて音質編

MDR-EX800ST、数日間使い込んで音の傾向がだいたい掴めてきたので、音質について書いておきたいと思います。

ソニー / MDR-EX800ST

MDR-EX800ST

EX800ST は以前、一度試聴経験はあって、基本的な感想は当時とさほど変わっていません。

一言で言うならば、全体的な音の傾向は MDR-EX600 に似ていながらも、音の輪郭がハッキリしています。EX600 がパワーはありながらも一枚ベールがかかったような感覚があったのが、EX800ST ではそれが取れてそれぞれの音がストレートに聴こえてくるという印象。言葉を換えれば「硬質な音」ですが、同じスタジオモニターヘッドホンの MDR-CD900ST とはちょっと違って、あそこまで高音が耳に刺さる、疲れることはありません(まあ CD900ST もリスニング用じゃなくて音をいじる用途にはいいんですけどね)。

音の味付け的には EX600 のほうがメリハリがハッキリした分かりやすい音。比較すると、EX800ST のほうは薄味でちょっと地味ではあります。でも無味乾燥なフラットな特性というほどでもなく、個人的な好みに照らして言えば「聴き心地の良さと忠実さのバランスが良いところ」をうまく取ったところにまとめた感じと言えば良いのでしょうか。このあたりは CD900ST のようなレコーディングスタジオ向けではなく主にステージユースのために作られたという、EX800ST の出自によるものかと思います。このあたりはある意味嬉しい誤算でした。
これまで 1 年以上の間、MDR-EX600 が私のモバイル用のメインヘッドホンになっていて、私の耳も EX600 の濃いめの味付けに慣れてしまったので、もうちょっと派手めでも良いかな・・・と感じる部分はあるのですが、EX800ST の聴きたい音を明瞭に発してくれるところは大いに気に入りました。ただ、この EX シリーズ(EX600 以上)のドライバユニットはやはり入力の大きさと出力の情報量がリニアに連動するようで、もうちょっとボリュームを上げて情報量が欲しい、とつい音量を上げたくなってしまう危険なヘッドホンだと思います。先日書いたような NW-Z1050 に対する NW-A847 のデジタルアンプの非力さが改めて見えたのも事実で、これでいよいよウォークマンも S-Master MX 搭載機種に買い換えたくなってきました。

音の評価というものは完全に主観で判断するしかないものですが、MDR-EX800ST は EX600 を超えて、私が今まで買ってきたポータブルヘッドホンの中では文句なくナンバーワンだと思います。最近では世の中バランスド・アーマチュア方式一色ですが、ダイナミック式だって良いものは良いんですよ。

ソニー / MDR-EX800ST

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2012/04/08 (Sun.)

インナーイヤーモニター MDR-EX800ST

これ買いました。

ソニー / MDR-EX800ST

Sony MDR-EX800ST

というのも、愛用していた MDR-EX600 を先月失くしてしまったようで。・゚・(´Д`)・゚・。落とした場所の目星はついているんですが、後から探しに行っても見つからず、付近の拾得物として届け出られていないか確認したものの、出てこずorz
その後しばらくは、久しぶりに MDR-EX500SL を引っ張り出してきて使っていて、これはこれで値段を考えればそんなに悪いヘッドホンでもないんですが、やっぱり EX600 に慣れてしまうと物足りなさは否めないんですよね・・・。

で、同じものをもう一度買うのも悔しいので、この際だからと以前から気になっていた MDR-EX800ST を買ってみたというわけです。

この EX800ST というヘッドホンは、ソニーロゴが入っていながらも通常のソニー製品として販売されているものではありません。グループのソニー・ミュージックコミュニケーションズという会社の取り扱いで、音楽業界向けに販売されているものです。普通の人には手に入れられないもののはずなんですが、Amazon やヨドバシではけっこう普通に扱っているという(笑。ただ、一般的な 1 年保証すら付帯せず、修理は全て実費という前提になっている以上、手を出しにくい製品であることは間違いありません。

Sony MDR-EX800ST

表側には加飾もほとんどなく真っ黒。EX600 でさえもダイヤカットされていた SONY ロゴはシルク印刷になっています。寂しい気もしますが、安っぽさが出ているわけではなく、プロ機らしい潔さとも言えます。
ハウジングには同系統機である EX600 よりも大きめのバスレフポートが空いており、ヌケは良さそうですが完全なる密閉型とは言えないかもしれません。音漏れには多少気をつけたほうがよさげ。

Sony MDR-EX800ST

イヤーハンガーは EX600 同様に耳の上から後ろに回すタイプ。でも、EX600 に比べるとフレキシブルケーブルが少し短く、かつしなやかになっているようです。耳に掛けたときのフィット感は EX800ST のほうが高いように感じました。

ちなみにイヤーピースは通常のハイブリッドイヤーピース S/M/L しか付属してこなかったので、ノイズアイソレーションイヤーピースをまた別途調達してこないと・・・。

Sony MDR-EX800ST

このシリーズはケーブルとヘッドユニットが着脱式になっていて、ケーブルが断線してもケーブルだけ交換できるようになっています。で、この接合部は各機種間で共通になっているのですが、EX800ST だけはネジが金属製で耐久性が高くなっています。このあたりはやはりプロ用途を意識したところでしょうが、個人的には逆にこの部分だけは EX1000 や EX600 よりも質感が高く(金属パーツなので当たり前)、かつ接合部からネジの根元の金色が少しだけ覗いているのがとてもカッコイイと思います。

Sony MDR-EX800ST

ケーブルは Y 型で、長さは 1.2m とけっこう長いです。スタジオ等でデッキに繋ぐにはこれくらいの長さが必要なんでしょうが、ポータブル機でこの長さはちょっと取り回しに困る感じ。EX600 のようにショートケーブルも同梱されているような気は利いていないので、ウォークマン本体に巻き付けるなりケーブル巻き取りアクセサリーを使うなり、ユーザー側で工夫してやる必要があります。あるいは EX1000 や EX600 と互換性があることを利用して、他機種用のショートケーブルを取り寄せてしまうという手もありますが、そのあたりの話は追って。

まだ届いたばかりなのでじっくり聴き込めていませんが、第一印象としてはとても良いです。もうちょっと聴き込んでから、音質についても書いてみたいと思います。

ソニー / MDR-EX800ST

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2012/04/05 (Thu.)

NW-Z1050 を試す

ウォークマン Z を試す機会に恵まれたので、遅ればせながらちょっと触ってみました。

ソニー / WALKMAN NW-Z1050/B (ブラック)

WALKMAN NW-Z1050/B

iPod touch に対抗・・・というか、スマートフォンが欲しいけど通信費が払えない等々の理由で導入できない学生層に向けた(と言われている)、買い切り型の Android 端末という印象が強いこのシリーズ。個人的には、Android 云々以前にノイズ源になる高周波プロセッサが搭載されているだけで腰が引けてしまうんですが、実際のところはどうなんでしょうか。もう散々レビューも出尽くしたところだと思うので、触ってみた感想を軽くまとめておきたいと思います。

WALKMAN NW-Z1050/B

第一印象はやはりデカい(笑。でも、そのデカさのおかげで画面がとても広く、かつ今までのどのウォークマンよりもキレイ。色味だけなら過去の有機 EL ディスプレイ搭載機のほうが美しいですが、精細感が段違いです。ジャケット画像をそんなにキレイに表示してもしょうがないじゃないか、と思いがちですが(実際私もそうだった)、お気に入りの CD のジャケットが美しく表示されているだけで音楽を聴く気分が高まるというものです。そういう発想自体が CD 時代の考えから脱却できていないのだ、という意見は受け付けません(ぉ。
Android なのでスマホの亜種と考えればこのディスプレイもそんなに珍しいものではなく、むしろ Xperia acro HD のほうが高解像度だったりするのですが、音楽プレイヤーの画面として見るとなかなか壮観です。

WALKMAN NW-Z1050/B

操作は基本的にタッチパネルですが、右手でスマホ的に持ったときに上側に電源ボタン、親指側に音量ボタンと「W.」ボタンが来ます。この電源ボタンが曲者で、片手で持ったときにまあ届かない。「W.」ボタンを押してもスリープからの復帰はさせられるので(一手間増えるけど)、必然的にそういう使い方になりますね。

WALKMAN NW-Z1050/B

ハードウェアボタンがないと音楽プレイヤーとしては使いにくいじゃないか!というのはその通りなのですが、側面の「W.」ボタンを押すとスリープ中だろうと起動して何か他のアプリを使っていようと、「W.ミュージック」アプリのミニウィンドウが表示され、走行系(シリコンディスクなので「走行」はしませんが・・・)の操作だけならここで完結できます。ハードウェアボタンがなくても最小限の操作で再生/停止や曲送り/戻しができるのはプレイヤーとしては及第点じゃないでしょうか。

でも次には、タッチ操作専用だとポケットに入れたまま操作できないじゃないか!と思うのですが、このミニウィンドウの右上にあるタッチっぽいアイコンをタップすると、

WALKMAN NW-Z1050/B

ジェスチャー操作モードに切り替わって、画面をタップすることで再生/停止、右左にフリックすることで曲送り/戻しができるので、ポケットの中にあっても「W.」ボタンを押す→画面をタッチで一通りの操作はできてしまいます。完璧とは言えませんが、これはこれでよく考えられています。まあ私はそれでもボタン欲しいですが(^^;;

WALKMAN NW-Z1050/B

改めてウォークマン Z がいかにデカいかの比較。左が NW-A847/V、右が Xperia acro です。私の手には Xperia acro でさえちょっと大きいと感じているくらいなので、ウォークマン Z はちょっとデカすぎます。

WALKMAN NW-Z1050/B

身長 180cm の成人男性としては極端に指が短い私としては、片手で操作するのが辛いほど。画面の端にあるアイコンをタップしようとしたり、フリック入力で遠くのキーを触ろうとすると指が届かなかったり、親指の付け根あたりで違うアイコンを触ってしまったりして誤操作がやたら多くなってしまい、Wi-Fi 搭載の汎用 Android 端末として普通に使うのを半ば諦めてしまったほどです。私は基本的に「スマホサイズのものを使うなら片手で操作がほぼ完結すべし、両手が必要な操作ならタブレットのほうがいい」と考えているので、片手で操作できないけどタブレットほど画面が大きくもないコイツは汎用端末としてはいかんせん中途半端に感じます。

WALKMAN NW-Z1050/B

あと個人的に納得がいかないのがこの部分。バック/ホーム/メニューボタンがハードキーじゃなくてタッチセンサになっているのはもちろんイヤなんですが(ぉ)、それ以上に納得いかないのがその上のランチャーの配置です。通常の Android スマートフォンならばランチャーの中央はアプリケーションドロワーで、その左右にアプリアイコンが並ぶものですが、ウォークマン Z ではドロワーが左端固定。そして右端にはコンテンツランチャーである「Favorites」に固定されています。で、中央には「W.ミュージック」アプリが鎮座(これは変更可能)。ウォークマンの本分はあくまで音楽再生なんだ、という意図は理解しますが、こういう基本的な UI の部分で標準仕様から逸脱するのは却って使いにくさを強調するだけで、激しく違和感があります。私が Android スマホに最適化されすぎているというのもあるのでしょうが・・・。

という感じで本体サイズと UI についてはいろいろ思うところもあるんですが、肝心の音です。「S-Master MX」という 2011 年モデルから新しく採用されたデジタルアンプの実力はいかほどのものか。先代の S-Master を搭載する NW-A847/V と比較してみました。比較に使用したヘッドホンは、本体同梱の NC ヘッドホン「MDR-NC033」、あとはオーバーヘッド型ヘッドホンの「MDR-CD900ST」「MDR-CD2000」「MDR-SA5000」、いずれもかなり本気で音楽を聴くときに使っているヘッドホンです。
その結論は、細かく聴き比べるまでもなくウォークマン Z のほうが明らかに音が良い! 今まで、NW-A840 シリーズは屋外で聴くためのポータブル機としてはこれ以上の音質を求めてもしょうがないんじゃないの?というくらいにいい音だと思っていましたが、NW-Z1000 シリーズと比較してみると明らかに中域がスカスカしていて、高音の伸びも足りません。いっぽうで NW-Z1050 のほうは中域が太く、腰の据わった音という印象で、高音もヌケが良く、聴いていて気持ちが良いです。試してみたヘッドホンのどれでも同じ傾向が感じられたので、A840 の S-Master と Z1000 の S-Master MX の素性としてそれだけの差があるということなのでしょう。これは付属ヘッドホンで比較しても判る違いで、当初、粗探しレベルでの細かな比較になる覚悟でいた私としては、拍子抜けするくらいに違っていました。

正直言って、Z シリーズにはあまり興味がなかったんですが、音を聴いて評価がガラッと変わりました。ただ、やはり私は Android である必要性を感じないので、同じアンプを搭載しつつノイズ源になりそうなデバイスの少ない NW-A867 のほうの購入を検討してみようかなあ・・・という方向に傾きつつあります。

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2012/03/02 (Fri.)

VOD サービス「U-NEXT」を試す (2)

U-NEXT のインプレッションの続きです。今日はセットアップから使用感まで。

ユーネクスト|オンデマンドの世界へ、ようこそ。

U-NEXT

STB をテレビと HDMI 接続して電源を入れると、初期セットアップ画面が出てきます。

まあ普通の UI ですが、最近の高解像度でリッチな UI に見慣れてしまうとちょっと古くさい印象は否めませんね。画面デザインとかフォントとか。機器自体がそれほど新しいものでもないので、こんなもんなのでしょうが。

操作は基本的にリモコンのカーソルキーのみで行います。

U-NEXT

初期設定の冒頭でいきなりペアレンタルロックの設定を行います。まあリビングのテレビに常設する機器なので、家庭持ちにはこの設定は非常に重要。5 段階の選択肢から選択するだけではありますが、そもそも「ペアレンタルロック」という言葉自体が一般的ではないので分かりにくくないか?というのが気になりました。

U-NEXT

続いてユーザー ID の認証。これは別途ハガキで ID・パスワードが届いているので、それを入力します。

U-NEXT

ただこのパスワード入力が全てカーソルしか受け付けない(リモコンのテンキー入力に対応していない)のが面倒なのと、入力した ID・パスワードが間違っていた場合は全部入れ直し(間違った ID・パスワードを画面上に残してのいてくれない)という仕様なのがとてもめんどくさい。しかもパスワードは数字の「0」とアルファベットの「O」が混在で、ID 通知ハガキには 0 と O が判別しにくいフォントで印字されているという、あり得ない状態でした(´д`)。普通こういうパスワードには I とか O とかのアルファベットは間違いのもとだから使わないのが鉄則、仮に使う場合でも 0 は斜め棒入りの 0("Φ" に近いフォント)で印字するのがシステム屋的な常識だと思うんですが・・・。私はこのパスワード入力画面でかなり萎えてしまいました。

ともあれ、セットアップが完了したのでサービスを利用してみます。

U-NEXT

サービスのトップ画面はこんな感じ。ここからはカーソルだけでなくテンキーでダイレクトに選択することもできるようになります。もっとグラフィックリッチなものかと思っていたんですが、けっこうテキストベースで無機質な画面なんですね・・・。

メニュー内にはビデオ配信以外にも「チャンネル」(映像版有線放送的な感じで、BGM 的に特定ジャンルの映像を流しっぱなしにできるサービス)、「USEN」(音楽の有線放送をテレビで受けられる)、「カラオケ」(そのまんま)のメニューがありますが、それぞれ別料金がかかるので、今回はスルー。

U-NEXT

カテゴリを下っていくとこんな画面になります。各ジャンルの下にサブカテが設けられていて、映像のカテゴリ以外にも見放題(定額制の中で見られるものだけ)、PPV(ペイパービュー:定額制の枠外の有料コンテンツだけ)、という切り方もされています。

はい、つまりは U-NEXT は基本的にはサブスクリプション型(定額制)サービスではあるものの、タイトルによっては定額の枠に入らず追加料金が必要なコンテンツもある、ということです。

U-NEXT

例えばディズニーカテゴリ以下だとこんな感じで、けっこう PPV コンテンツが多い。新着ものや旧作でも人気の高いものはたいてい PPV で、観たいと思ったら PPV だった、という率がかなり高いです。例えばガンダムシリーズはほぼ全て PPV だし、逆に言えば普段から割と頻繁に BD や DVD を観ていると、見放題コンテンツの中で観たいものを探すのが難しいという、なかなかに微妙なラインアップになっています(´д`)。

U-NEXT

各コンテンツの詳細画面はこんな感じ。テレビドラマやアニメなどの続き物だと、ここから話数を選択して視聴開始します。

U-NEXT

画質はこんな感じ。解像度はともかくビットレート的には DVD 未満といった印象で、いかにもネット配信動画的なブロックノイズやモスキートノイズがけっこう気になる画質です。音もダイナミックレンジが狭い印象で、正直この画質で映画なんかは観たくないなあ、せいぜいテレビ放送レベルのドラマやアニメくらいかな、というのが正直な感想。

数年前ならスカパー!もこれと同等以下の画質で、HDTV で観るには辛いものがありましたが、スカパー!も最近は HD 画質になっちゃったので、今さら DVD パッケージ以外で SD 画質を見せられるのは厳しいと思います。

U-NEXT

ビデオ 1 本の視聴が終わったら、続きものの場合は次話を続けて再生したり、よく似た作品のリコメンドが入ったりするのはありがちながらも使いやすいかな。

なお、操作に対するレスポンスはあまり良いとは言えません。コンテンツを選んで再生を開始するときや、早送り・早戻しの操作をするたびにバッファリングをするので、HDD レコーダや BD/DVD 並みのレスポンスを期待するとイライラすると思います。まあこのあたりはネット配信ならではの悩み(コマ落ちを発生させないために多めにバッファを取っておくとか)はあるでしょうが、最近の PC 向け動画ストリーミングサイトのレスポンスの良さからすると、古くささは否めません。

U-NEXT

ちなみにアニメの画質はこんな感じ。最近のアニメ作品はカリッとした作画のものが多く、エンコード技術の進化で DVD クラスでもけっこう高画質な作品が増えているので、実写もの以上に画質の低さが気になるように思います。

キャンペーン終了後のサービス料金はビデオ見放題だけの契約で¥1,990/月 なのですが、正直なところこの画音質とラインアップで毎月この料金を払うのは無理。せめて地デジ相当の画質くらいなら検討の価値はあるかもしれませんが、そうするとスカパー!で多チャンネルパックを契約したほうがコンテンツが揃っているような気もするし(オンデマンドでないというデメリットはありますが)。
これを言ってしまうと身も蓋もないのですが、そもそもサブスクリプション型の VOD サービスって、放送波以外の映像コンテンツをよほど毎月たくさん観る人でないと割に合わないと思うんですよね・・・「ながら聴き」ができる音楽なら、サブスクリプション型のサービスは十分ペイすると思うんですが。この辺は、日本全国どこにでもあってしかも安い TSUTAYA などのビデオレンタル業の利便性が高すぎる、というのも理由の一つだと思いますが。

ということで、1 ヶ月の無料期間が終わったら予定通り解約する予定。東野圭吾好き・阿部寛好きとしては、少し気になっていたドラマ『新参者』だけひととおり観れば、機器の返送料のモトは取れると考えていいでしょう(^^;;

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2012/03/01 (Thu.)

VOD サービス「U-NEXT」を試す (1)

USEN の展開するビデオオンデマンドサービス「U-NEXT」を試用してみることにしました。

ユーネクスト|オンデマンドの世界へ、ようこそ。

というのも、B フレッツを利用している我が家に NTT から勧誘の電話があったんですよ。NTT 東日本も光回線の用途提案のためか U-NEXT のサービス斡旋をやっているようで。我が家はスカパー!e2 にも加入しているし、今のところ VOD でそこまで観たいものもないんだけど・・・とは思いつつ、最近 hulu とか TSUTAYA TV とかいった VOD サービスが勢いを増していることもあり、ひとつちょっと試してみることにしたというわけ。
今はフレッツ経由で申し込むと初期登録料・初月の月額利用料・機器レンタル料が無料になるのでとりあえず 1 ヶ月だけ使って返却する予定です。怪しい代理店の斡旋だと解約手数料をぼったくられるんじゃないかと思ったんですが、確認したところ勧誘の電話自体を NTT 東日本が(厳密には、NTT 東から直接業務委託された事務局かもしれませんが)かけているということで、そのあたりは信頼して大丈夫かと。機器返却時の送料だけ利用者負担になりますが、数百円程度のコストで VOD サービスを 1 ヶ月試用させてもらうと考えれば安いものです。

申し込みは電話で全て完了し、後日 U-NEXT の事務局から確認の電話が一本かかってきただけで終了。10 日ほどで U-NEXT のセットトップボックスが届きました。

U-NEXT

これがその STB。Motorola 製端末で「VIP1200J」という型番がつけられていました。サイズはレンタルビデオ店で数千円で売っている DVD プレイヤーみたいな感じで、それほど邪魔になるサイズでもありません。

U-NEXT

ただ、前面パネルに「GyaO+」のロゴが入っていて、U-NEXT の前身である GyaO NEXT 時代から使い回されている STB だというのが分かって微妙に不安な感じに(´д`)。前面パネルのアクリル部分にも、いかにも使用感のある擦り傷がいっぱいついていました。まあ私も 1 ヶ月で返却するから、気にしませんが・・・。

本体には操作ボタンもついていますが、まあこれで操作することはまずないでしょうね。

U-NEXT

背面には Ethetnet(100BASE-TX/100BASE-T)、HDMI OUT、D 端子(D4 対応)、ビデオ/S 端子、光デジタル出力、あと何に使うのか分からない(HDD 接続用?外部コントロール用?)USB 端子がひとつ。私は HDMI と Ethernet しか使いませんが、これだけあれば日本のテレビで繋がらないものはないでしょう。

U-NEXT

付属のリモコンはまあ普通で、中国製の STB ではありがちなタイプです。単四電池×2 で動作します。

設置は BRAVIA に HDMI 接続し、LAN ケーブルをバッファロー WZR-AGL300NH/E の子機(WLI-TX4-AG300N 相当品)に接続しただけで完了。
機器のセットアップやサービス内容に関しては、次回に続きます。

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2012/01/17 (Tue.)

AFP クリスタルフィルムセット for iPod touch ほか

今まで iPod touch 4G の液晶保護シートにはバッファローのクリアケースについてきたものを使っていましたが、気がついたら細かなキズがいっぱいついていました(´д`)。もともと型の抜きかたとかも気に入っておらず、とりあえずのつもりで使っていたものなので、貼り替えました。今回買ったのは、ド定番ですがこれ。

パワーサポート / AFP クリスタルフィルムセット for iPod touch 4th PTY-01

AFP クリスタルフィルムセット for iPod touch 4th

パワサポのフィルムは、iPhone 3GS を使っていたときにずっと貼っていて特に不満もなかったので、安心感があります。いつもならミヤビックスの OverLay Brilliant を貼るところですが、今回は量販店で買える入手性の良さを優先(^^;;

AFP クリスタルフィルムセット for iPod touch 4th

抜きの形状もバシッと決まっていて違和感がありません。さすがパワーサポート。
貼った上での操作感は、バッファローのケースの付属品に比べればダイレクト感が上がったような感じで、滑りもアンチグレアフィルムほどではないけど悪くない。

ただ、一点だけ不満があって、

AFP クリスタルフィルムセット for iPod touch 4th

画面の両サイドの縁あたりが微妙に浮いちゃってます。上から強めに押してやっても直らない。フィルム側の問題なのか本体側の問題なのか分かりませんが、バッファローのフィルムでは浮いていなかったので・・・。浮きが発生しがちなカメラやホームボタン周りは問題なかっただけに、惜しい。

まあ iPod touch はメイン端末ではないので、当面はこれで良しとしましょう。

ついでに iPod nano 6G 用の保護シートも買いました。

バッファローコクヨサプライ / iPod nano(2011・2010 年発表モデル)専用 液晶保護フィルム キズリペアタイプ BSIP11NFK

BSIP11NFK

この極小ディスプレイにまで保護シートを貼るのは過保護かなと思いつつ(^^;;

nano 6G は小さいのでさすがに保護シートを貼る人が少ないのか、OverLay シリーズは発売されていないようですし、量販店に行ってもあまり選択肢が多くない。ヨドバシに並んでいたものの中からとりあえず選んだのが、このバッファローの自己修復型保護シートでした。

BSIP11NFK

貼ってみたところ、サイズはほぼピッタリなんですが、カドのアールが本体のそれと微妙に違っていて、なんだか気持ち悪い(´д`)。そこまでこだわるところじゃないかもしれませんが。
この保護シートに限らず、最近モバイル機器系の塗装や保護シートで「スクラッチリペア」というちょっとした擦り傷程度であれば自己治癒するタイプのものが増えてきています。私はスクラッチリペアタイプの保護シートとしてはこれが初めてになりますが、見た感じグレアタイプとは少し質感が異なりますね。アンチグレアというわけでもなく、グレア寄りのハーフグレアといった印象で、何も貼らない状態やグレアタイプのシートを貼った状態と比べると画質が少し変わってしまって見えます。まあ nano は映像を楽しむデバイスではないので良いんですが、もう少し大きいモバイル機器の保護シートを買うときには、スクラッチリペアと画質を天秤にかける必要があるように思います。

投稿者 B : 00:24 | Audio & Visual | iPod | コメント (0) | トラックバック