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2011/09/24 (Sat.)

子どもが寝たあとで -Olasonic TW-D7OPT レビュー (3)

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Olasonic TW-D7OPT のレビューの続きです。

Olasonic / TW-D7OPT

Olasonic TW-D7OPT

テレビ前に設置したものの、我が家では基本的に昼間のテレビ画面は子どもに占領されています(´д`)。私が BD や録画したテレビ番組を観るのは、たいてい子どもたちが寝る 21 時以降。

TW-D7OPT にしてから、昼間でもスピーカの音量バランスが良くなり、聴き心地の良い音になりましたが、個人的にはこのスピーカが本領を発揮するのは夜間ではないかと思います。人の声の帯域が前面に出てくることで、テレビの内蔵スピーカで聴いているときと比べてボリュームを上げなくても楽しめるようになりました。前回のレビューで「フラットな音」という表現をしましたが、フラットというよりもむしろ「人が特に聴きたい帯域の音が聴きやすい」といったほうが良いかもしれません。それにより、低音過多気味な BRAVIA の内蔵スピーカに比べて「フラットに感じる」ということなのかなと理解しました。

私は普段、夜間に独りで BD を観るときにはサラウンドヘッドホン MDR-DS7000 を使っているのですが、今回はあえて TW-D7OPT で音を出しながら視聴してみました。『スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイ BOX』では、台詞がちゃんと聞こえてくるだけでなく、思ったよりも低音がしっかり出ていて十分に楽しめました。ボリュームを上げていったときの迫力はさすがに AV アンプ+シアタースピーカ(B&W 704)に劣りますが、小音量ならばこのくらい低音が出ていれば十分じゃない?という印象。宇宙艇の飛行音やライトセーバーの唸りがちゃんと鳴っていて、満足できるレベルだと思います。まあ、Sci-Fi 系の映画コンテンツだとサラウンドまで作り込まれている場合が多いので、そういうのはサラウンドヘッドホンで家族に気兼ねなく楽しんだ方が良いですが。

Olasonic の卵形スピーカはいずれも、大容量のキャパシタを内蔵しており、これにより低消費電力ながら 10W+10W の大出力を実現した「SCDS(スーパーチャージドドライブシステム)」がセールスポイントのひとつですが、私はむしろ逆にこの小音量時のバランスの良さこそが TW-D7OPT の魅力ではないかな、と思いますね。

Olasonic / TW-D7OPT

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過剰品質より実利主義 -Olasonic TW-D7OPT レビュー (1)
音がマシだった時代のテレビとの組み合わせはどうか? -Olasonic TW-D7OPT レビュー (2)

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2011/09/18 (Sun.)

音がマシだった時代のテレビとの組み合わせはどうか? -Olasonic TW-D7OPT レビュー (2)

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Olasonic TW-D7OPT のレビューです。届いてからしばらくセッティングもままならないほど忙しかったのですが、ようやく少し時間ができたので、テレビにセットして音を出してみました。

Olasonic / TW-D7OPT

Olasonic TW-D7OPT

我が家のテレビはもう 4 年も前の BRAVIA KDL-46X5050。今やもう凡庸なスペックですが、一応当時のフラッグシップモデルです。当時の液晶テレビは分厚かったこともあり(笑)スピーカにはそれなりの容量が割り当てられていて、内蔵スピーカとしてはそこそこの音を出していたものでした。それに対して最近の液晶テレビはコストダウンと薄型化の波に呑まれて、スペック表上は当時と大差ないながらも、痩せ細った残念な音しかしない。
そういう流れにあって、最近はテレビ売場での単価アップの目的もあってサウンドバー的な商品が比較的よく売れているようです。この TW-D7OPT も、もとは PC 用スピーカでありながら、このトレンドに向けてテレビ用に開発されたもの。なのでここ 1~2 年の音がしょぼいテレビには最適でしょうが、まだそれなりに音にコストがかけられていた時代の液晶テレビに組み合わせる価値はあるのか?というあたりをチェックしてみたく、今回レビュー用に借用させていただいたというわけです。

Olasonic TW-D7OPT

TW-D7OPT はテレビの脇にちょこんと置いておくのにちょうど良いサイズ。とはいえ、ウチの BRAVIA はもともと額縁が太めなので違和感がないですが、最近の狭額縁な液晶テレビとの組み合わせでは、置き場所がないというケースもあるでしょう。

Olasonic TW-D7OPT

が、そこは卵形の利点を生かして、自由度のある設置ができます。付属のシリコンゴム製スタンドに横置きするような格好で設置すると、高さが抑えられて、狭額縁なテレビでも邪魔になりにくい。

ただ、スピーカユニット自体がそれほど重いわけではなく、なおかつ自由に配置できてしまうので、これが幼児のいいオモチャ。私が外から帰ってくると、決まってテレビの前にこの卵が転がっています(´д`)・・・。

Olasonic TW-D7OPT

あとアンプユニットは LED が赤青緑に光るので、テレビ下に置いておくにはとても目に煩い。LED 自体にディマー機能をつけて明るさを調整できるようにしてほしいくらいですが、せめて LED の色をもう少し統一させるとか、邪魔にならないデザインを考慮してほしかったですね。
Olasonic(東和電子)という会社は、いかにも技術者集団というイメージがありますが、若干エンジニア気質が強すぎてプロダクトデザインをあまり重視していないように感じられるのが、ちょっともったいないと思います。デザインにこだわり始めると今の絶妙な価格性能比が崩れかねないので、悩ましいところではありますが。

さておき、音。
設置してみての第一印象は、「良い意味で違和感がない」というものでした。BRAVIA の内蔵スピーカに比べて音の出る位置が下がるため、少し違和感が出るかな?と思ったら、出音についてはあまり指向性を強く感じず、内蔵スピーカと変わらない定位感と拡がり感を味わうことができました。
また、BRAVIA の内蔵スピーカはエンクロージャの容積があるぶん、悪い意味で低音が響いてしまってボワボワ感じる部分があった(ので、イコライザーでフラットな音質になるようにちょっと調整している)のに対して、TW-D7OPT は比較的フラットで、良くも悪くもクセのない音を出してくれると思います。それでいて、筐体の容積からは想像できないほどの音量(さすがにテレビの内蔵スピーカよりは上限は低いけど)を出しても割れない、という不思議なスピーカです。

クセがないということは特徴がないということでもありますが、私はどちらかというとモニター的なフラットな音が好きなので、そういう意味では私の好みに合っているということかもしれません。
強いて言うならば低音が響きすぎないぶん(人によっては低音が物足りないと感じるようですが)、人の声が明瞭に聞こえてくるので、ニュースやバラエティといった地上波のテレビ番組とは相性が良いように思います。逆に、ウーファを鳴らしたいような派手なアクション映画などはあまり得意ではないかも。

ではこの当時のテレビを持っている人が買い足す価値があるかというと、第一印象が「違和感がない」という感じだったので、劇的に変わるというわけではないように思います。ただ音の質というか傾向は変わるので、夜中に低音量でニュース番組を見る、というような使い方なら十分に価値はありそうに思います。

Olasonic / TW-D7OPT

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過剰品質より実利主義 -Olasonic TW-D7OPT レビュー (1)

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2011/09/14 (Wed.)

WALKMAN Z1000

ソニー、Android 2.3搭載のウォークマン「Z1000」 -AV Watch
ソニー / WALKMAN NW-Z1070icon

噂されていた、というか IFA では発表されていた Android 搭載ウォークマンが国内でも正式発表になりました。

「電話機能なし Xperia arc」のようなものを想像していたら、出てきたのは Tegra 2 とデジタルアンプ S-Master MX、デジタルノイキャンまで入った全部入りモデル。iPhone と iPod touch の関係と比較すると、Xperia とはあまりにも別物で、もうちょっと効率良く作れなかったの?という気はします(´д`)。
今回の Z シリーズは「十代がターゲット」とのことで、確かにいわゆるガラケーしか親には持たせてもらえないけど、スマホのアプリやゲームは使いたい、ポータブルオーディオも欲しい、という高校生が買うというストーリーは解る(実際に iPod touch もそうやって売れているようだし)んですが、デザインやスペックを見る限りはもともとの製品コンセプトは別のところ(X シリーズのような「全部入り・最高音質ウォークマン」を欲しがる 30~40 代男性)にあるようにも見え、なんだかちぐはぐな印象を受けます。これとは別に電話機能なし Xperia arc のようなモデルもラインアップにあれば、まだ理解はできるんですが・・。

まあ「デカい」とか「重い」とか「バッテリがもたない」とかネガティブに捉えられがちな部分は多いですが、それでも去年のようにマイナーチェンジモデルしかなかった状況からみれば、レガシーなポータブルオーディオから脱却しようという進化の方向性を示せている、という点においてポジティブな新製品ではないでしょうか。従来のような「PC からの転送や CD からのダイレクト録音でプレイヤーのストレージに落として聴く」という使い方がなくなるとは言いませんが、「CD を CD のまま再生する」という使い方がほぼ絶滅してしまったように、クラウド型音楽配信サービスの始まりが今後の生態系の変化をもたらすことは確実と言って良いでしょう。ここからどういう方向に進化を見せるかは、非常に興味深いところです。

個人的には、音は良さそうな面構えをしているので(ぉ)一度音を聴いてみたいとは思いますが、単体の音楽プレイヤーとしては NW-A847/V を今でもとても気に入っていて、なおかつ Android 2.3 の端末は 4 台持っていることを考えると、特に買う必要はないかなと思います。むしろ、iPhone をやめた今、一応 iOS の状況もフォローしておくために、次世代の iPod touch が出たら一番安いのを買おうと思ってはいます(笑。

下位モデルの A シリーズ、S シリーズにも新製品が発表されています。

ソニー、高音質/タッチパネル化した「ウォークマンA」 -AV Watch
ソニー、Bluetooth+デジタルNCの「ウォークマンS」 -AV Watch

が、私が気になるのはむしろこれらのアクセサリーとして発売される Bluetooth ヘッドホン「MDR-NWBT10N」のほう。ノイキャンつきの Bluetooth ヘッドホンがあれば絶対欲しい、と前々から思っていたので、ようやく出てきてくれたという印象です。が、残念なことに NC はアナログ方式、なおかつヘッドホンも昔の MDR-NC22 ベースのものなので、今さらそれはちょっと買えないでしょう。最低でも MDR-NC33 相当のヘッドホンで、デジタル NC なら間違いなく買っていた(欲を言えばヘッドセットも欲しい)ところですが、いかにも残念です。
ただ、ワイヤレス+NC という方向性が示されたことで、今後に期待しても良さそうかなあ、とは思えますね。

投稿者 B : 01:00 | Audio & Visual | WALKMAN | コメント (0) | トラックバック

2011/09/07 (Wed.)

過剰品質より実利主義 -Olasonic TW-D7OPT レビュー (1)

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シグマのレンズから立て続けになりますが、みんぽす経由で Olasonic のスピーカをレビューさせていただくことになりました。

Olasonic / TW-D7OPT

Olasonic TW-D7OPT

PC 用 USB スピーカ「TW-S7」で「知る人ぞ知る」存在になった東和電子(Olasonic)。その後、ウォークマン用ドックスピーカ「TW-D7WM」を発売し、最近ではその iPod/iPhone 対応版「TW-D7IP」などバリエーションを増やしてきています。
私もウォークマンドックスピーカが出たときに買おうかと思っていたんですが、一時期 TW-S7 でやっていたような限定カラーが出るかもしれないしちょっと待とう・・・と思っている間に、いや、自宅でウォークマンから音を出すことってほぼないよな、と考え直した挙げ句、結局買っていませんでした(笑。でも、あちこちで評価の高い同社のスピーカは一度試してみたくて、それならむしろ普段から使っているテレビのスピーカの置き換えとして検討したらいいんじゃない?と思い、今回のレビューに応募してみた次第です。

Olasonic TW-D7OPT

共振による箱鳴りを抑えるために卵形をとったエンクロージャはユニークですが、よく見るとあちこちが独特の形状をしています。スピーカユニットを守り、先端のシルバーパーツを戴くフェンスの形状もユニーク。
また、振動板は 60mm のフルレンジユニットですが、ノート PC と組み合わせて使うなどの用途ならともかく、見た目の印象だけでは本当にこれでテレビのスピーカの置き換えになるくらいの音量が出せるの?という不安すらあります(この検証は追い追い)。

ユニットのカラーはホワイトですが、あえて本体色に合わせなかったのは、違う色の素材を使ったり色を塗ったりするとそれだけで特性が変わるから、といったあたりの理由でしょうか。B&W のケブラースコーカのようにどのエンクロージャとも違う色のコーンだったほうがまだインパクトがあったようにも思います。このあたり、見た目よりも出音を重視するのが Olasonic のこだわりなのだろうな、と推測します。

Olasonic TW-D7OPT

エンクロージャのフェンスの先端にある銀色のパーツはディフューザーで、指向性の強い高域の音を拡散させ、広がり感を出す役割があるようです。最近はとかくイコライザーやバーチャルサラウンドで誤魔化しがちな風潮がありますが、こういうオーソドックスな手法で細かく調整してくるあたり、オーディオメーカーを退役した技術者の集団である東和電子らしい、といったところでしょうか。

Olasonic TW-D7OPT

背面にあるのはパッシブラジエーター。コンパクトな筐体でも低域を豊かにする工夫ですね。

卵形のエンクロージャは、ブラックだと形状のせいもあって盛大に周囲が映り込んで、撮影にくろうしますね(´д`)。正直、外装はいかにもプラスチックで高級感はありませんが、触ってみるとエンクロージャ自体の剛性はしっかりしているし、密度感もあるので中身は悪くなさそう。「質実剛健」というのとは違いますが、「実利主義」とでもいうのか、変に飾り立てることはないけど素性はしっかりしている、理想の結婚相手みたいな製品だと思います(笑。

Olasonic TW-D7OPT

付属のアンプユニット。サイズ感の比較のために Xperia acro を並べてみました。

初代 Olasonic スピーカであるTW-S7 ではエンクロージャ内にアンプを内蔵した完全なるアクティブスピーカでしたが、この TW-D7OPT ではそのアンプを外付けにしたことで、スピーカの内部容積を増やすことができ、TW-S7 よりも音質が向上したとのこと。

Olasonic TW-D7OPT

アンプユニットの操作部には、アルミパネルが奢られていますが、正直残念ながら高級感はあまり感じられないと言って良いでしょう。操作ボタンは 4 つあり、インジケータもいろいろついていますが、操作性の考慮も皆無に近く、音以外の部分は極端なまでに割り切った作りになっていると思います。もうちょっと化粧っ気出せば売れると思うんだけどなあ・・・というのがやや残念ではあります。

Olasonic TW-D7OPT

アンプユニットの背面は電源入力と光デジタル入力(角型)、あとはスピーカへの音声出力になっています。無骨ですが、スピーカ出力のシルク印刷のデザインに、この製品唯一の茶目っ気発見(笑。

Olasonic TW-D7OPT

右側面にはオーディオ入力とヘッドホン出力が備えられています(左側面には何もなし)。アンプユニット自体はけっこう大きいですが、本来ならウォークマンや iPod のドックとして使うことを想定された筐体なので、ドックに相当する部分には何も入っていないのだと思われます。

個人的には、入力が光デジタルとアナログの 2 系統あり、ヘッドホン出力も備えているなら、あとは USB オーディオとしても動作する仕様になっていたら自作 PC 用スピーカ/ヘッドホンアンプとして買っても良いかな、と考えましたが、USB オーディオは TW-S7 とドックスピーカのみの機能で、このテレビ用には付いていないという惜しさ。全部入りだったら即買いなのに・・・。

Olasonic TW-D7OPT

付属品は AC アダプタにアナログオーディオケーブル、光デジタルケーブル、赤外線リモコン。どれもおそろしくコストがかかっておらず、割り切ってるなあ・・・とむしろ感心させられます。通常、¥15,000 以上するスピーカなら、オーディオケーブルのコネクタは金メッキされていてもおかしくないのに、それがない。音のことをよく識ってスピーカを作っているメーカーがこうしてくるということは、端子の金メッキなんてこのクラスじゃ無意味だよ、と保証してくれているようなものだ、と解釈しても良さそうに思います。まあ、私は金メッキプラグのケーブル使いたいですが(笑。

Olasonic TW-D7OPT

付属のリモコンはかなり小型。機能も少なく(といってもアンプ側の機能自体がかなりシンプルですが)、オーディオ機器のリモコンというよりはクルマの無線キーのような感覚です。ただ、テレビに繋いで使うならこのリモコンを単独で使うことは考えにくいのですが、それについては別途目論見もあるので、また追って。

ということで、1 ヶ月ほど使って評価してみたいと思います。よっぽど良ければ購入も検討するつもり。

Olasonic / TW-D7OPT

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2011/09/01 (Thu.)

3D 対応ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T1

ソニー、3D対応の有機ELヘッドマウントディスプレイ -AV Watch
ソニー、有機EL HMD「HMZ-T1」の発表・体験会を開催 -AV Watch
【本田雅一のAVTrends】超鮮明映像のソニー新HMD「HMZ-T1」を体験 -AV Watch

な ん か 出 て き た ん で す け ど ! !

今年初めの CES で参考出展していた試作機が、早くも製品化されて出てきました。3D 対応有機 EL ヘッドマウントディスプレイ。720p 対応(1,280×720)の有機 EL パネルを採用した 3D 対応 HMD で、3DTV などと違うのは、テレビが 1 枚の画面に対して時分割的(フレームシーケンシャル方式)あるいは解像度分割的(偏光式、レンチキュラー式)に左右の眼に対して映像を分けることで 3D 立体視を実現し、その代償として輝度やコントラスト、あるいは解像度を犠牲にしていたのに対して、この HMD 方式ならば左右の眼それぞれに対して独立したパネルから映像を表示させることにより、これらのデメリットを克服したことにあります。
デバイス的な話をすると、0.7inch 1,280×720 ドット OLED ということは、α77 に使っているデバイス(0.5inch XGA OLED)と技術的には同じもの(パネル採りのサイズ違い)でしょうか。

私は春の試作機国内初お披露目のときには見に行くことができなかったので、この HMD の実力についてはまだよく分かっていません。が、実機の映像を見た人の話を聞く限りかなり性能は高そうですし、本田雅一氏のレビューを読んでも期待できそうなので、いち早く実機の映像を見てみたいところ。
そして何よりこれで驚いたのは価格ですよ。どんなにがんばっても¥10 万を大きく下回ることはないだろうな、¥15 万くらいでもスペック次第では検討に値するかも、と思っていたので、実売約¥6 万という価格にはかなりぐらぐらきています。というか、我が家にはまだ 3D 表示環境がないので、この秋に発売されるという PS3 向け 3D ディスプレイを買おうかなとちょっと思っていたところでしたが、あれをかうならこの HMD を買うなー。というくらい悩ましい。

α77 も買わなくてはならないのに、また悩みのタネが一つ増えてしまいました。ボーナス 2 倍になれ!(ぉ

投稿者 B : 01:30 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2011/08/28 (Sun.)

Sony RM-PLZ430D

サイカ先生宅の BD レコーダ BDZ-L95 は 3 年弱で壊れたようですが、我が家はほぼ同時期に買った BDZ-X95 のリモコンが壊れました。厳密に言うとまだ動くんですが、電源ボタンをはじめ先端部のボタンの反応が極端に悪い。ボタンによってはまだまともに反応するものもあるし、電池を入れ替えても状況が変わらないので、基板や接点の故障だろうなと。
そういえば、その前はスゴ録のリモコンが買って 2 年程度で壊れて部品取り寄せしたことがありましたが、やっぱり幼児がいる家庭だとリモコンの扱いは雑になりがちで、2~3 年で駄目になるものと考えたほうがいいんですかね。

また保守部品で発注しようかとも思ったんですが、せっかくなら前から気になっていた学習リモコンでも買ってみるか、と思って、こちらを購入。

ソニー / RM-PLZ430D

RM-PLZ430D

上位機種の RM-PLZ530D も発売されていますが、違いと言えばカラバリと設定可能なリモコンの数(530D:最大 8、430D:最大 5)くらい。まあウチのリビングだと 5 つもあれば常用的には困らないし、家族が使うことを考えても多すぎるのもどうかと。ということで、無難に 430D にしました。

RM-PLZ430D

最近のソニー製リモコンの特長はこの「うつぶせ」ができることでしょうか。ボタン面を下にすることで、ホコリなどがつきにくくなると同時に、例えば食卓でうっかりお茶をこぼしたりしても故障に繋がる危険性を多少なりとも下げられます。
530D のほうはこの背面がカラバリになっていて、質感が高いと同時にうっかりどこかに置き忘れたりしても見つけやすい(笑)というメリットがありますが、まあいいや。

RM-PLZ430D

ボタン配置は基本的にソニー製 BD レコーダのそれに準拠しています。ソニー製 BD レコーダユーザーにとっては、それゆえ予想しやすい。
機器選択ボタンに印字されているデフォルトが「TV/チューナー/BD/DVD/AMP」というのはちょっとどんなユーザーを想定しているのか分かりませんが・・・。

でも、この機器選択ボタン、BD レコーダのリモコンと似てはいますが、BD レコーダのリモコンのほうは一度押しても数秒放っておくとデフォルト(BD)に戻ってしまうのに対して、このリモコンのボタンは最後に押された機器を覚えていてくれるので、扱いやすいです。また、例えば BD レコーダの電源が切れているときに「BD」を押すとレコーダの電源が入ってくれるなど、電源連動式なので、手間が少なくて良いですね。特に HDMI コントロール対応機器なら、機器選択ボタンを押すだけで機器とテレビの電源が自動的にオンになってくれるので、スマートです。

RM-PLZ430D

リモコンの下半分。「3D」「リンクメニュー」といった私が使っている BRAVIA や BD レコーダにはついていないボタンがあって、微妙に寂しい気持ちになります(ぉ
カーソルキーは BDZ-X95 付属のリモコンとは違ってラバー製。まあ、X95 の付属リモコンはプラスチックにシルバー塗装で、使い込むうちに剥げてきやすかったので、こっちのほうが耐久性は高いでしょうが。でも、使い勝手で言えばスゴ録時代のジョイスティックタイプのカーソルキーのほうが(壊れやすかったけど)使いやすかったなあ。

あと、最下部についているシステムコントロール A~D のキーは何だろう?と思っていたら、これはリモコンモード(機器選択)をどれにしていても、共通して使えるキーということですね。これはありがたい。

RM-PLZ430D

というわけで X95 のリモコンと並べてみました。X95 のリモコンはいくらなんでも長すぎると思っていたので、RM-PLZ430D くらいのサイズ感がちょうどいいです。が、430D はけっこう厚みがあって、なおかつ裏面に凹みがないので、あまり持ちやすいとは言えません。X95 のリモコンはカーソルキーを操作するように持つと、ちょうど人差し指の腹のあたりに凹みがあって、大きい割には持ちやすかったので・・・。

また、カーソルキーについては、X95 のリモコンが↑キーの上あたりには何もなかったのが、430D では↑キーの上が「リンクメニュー」キーになったことで、カーソルを操作しているつもりでリンクメニューを呼び出そうとしてしまう誤操作が多発。
リモコンの形状的にカーソルキー周辺が扁平で間違いやすく、これは慣れで解決できる問題じゃなさそうだと思ったので、(リンクメニュー対応機種を使っていないこともあり)リンクメニューボタンは学習機能を使って↑カーソルキーに割り当て(本来の↑カーソルキーと重複割り当て)することにしました。

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あと、X95 付属リモコンとの大きな違いは、カーソルキーとチャンネル/ボリュームキーの位置関係。X95 のキー配置はカーソルキーで XMB(クロスメディアバー) UI を操作することを重視して作られていましたが、430D のキー配置はカーソルキーよりもチャンネル/ボリューム重視。ああ、私のようにテレビをザッピングしない人はターゲットユーザーじゃないんだな、と思いつつ、カーソルキーがこの位置で、裏面に凹みもないと、持ったときのバランスが微妙に悪いんですよね・・・。

RM-PLZ430D

パッケージには冊子が 3 冊付属します。取説、かんたん設定ガイド、リモコンのメーカー番号一覧表。
AV 機器をソニー製品で揃えていればほぼ買ったままで使えてしまいますが、そうでなければ設定は必須。でも、基本的にはかんたん設定ガイドを見ながらメーカー番号を指定するだけで設定できてしまうので、凝った設定をしなければそんなに難しくありません。逆に、赤外線学習によるボタンごとの設定など、凝った設定をしようと思ったら、全 116 ページからなる分厚い取説を読む必要があります(汗。

RM-PLZ430D

私は「TV」に BRAVIA(KDL-46X5050)、「BD」に BD レコーダ(BDZ-X95)、「DVD」に最近ほとんど使ってないスゴ録(RDZ-D87)、「AMP」に AV アンプ(もう古いけどヤマハ DSP-AZ2)を設定しました。
ソニー製機器については全く問題なく設定できたものの、AV アンプだけがちょっと特殊。ヤマハの AV アンプは、電源オン(POWER)とオフ(STANDBY)でリモコンのボタンが独立しているため、430D の電源ボタンには電源オンしか割り当てることができません。仕方がないので、430D 側は電源ボタンの下にある「オフタイマー」を「STANDBY」ボタンに割り当てることで、無事電源を切ることができるようになりました。
とはいえ、DSP-AZ2 はミドルクラスの AV アンプで異様に多機能なので、このリモコンだけで全機能が操作できるわけではありませんが、まあ基本操作ができればいいかと。ガチで使うときには純正リモコンを使えばいいし。

RM-PLZ430D

あとは、どうせならリビングのリモコンをこの 1 台にまとめてしまおう!と思い、シーリングライト(照明)とエアコンのリモコンも登録。
シーリングライトのほうは、「システムコントロール」ボタンを利用して、A ボタンから順に「照明オン(全灯)」「明るさ+」「お好みの明るさ(予め輝度最低に設定)」「照明オフ」の 4 つを設定して、輝度設定まで含めひととおり操作できるようにしました。

そしてエアコン。エアコンのリモコンは双方向通信を行っているものが多く、学習リモコンではまともに操作できないことが多いです(例えば温度設定系のボタンを押すと、エアコン側からリモコンに対して現在の設定温度を返したり、とか)。なので、基本的には学習機能を使ってエアコンのオン/オフ、それと運転切換(冷房/暖房/加湿/除湿)を「チューナー」のカーソルキーに割り当てた程度ですが、オンオフができるだけでもだいぶラク。
あと、「チューナー」の数字キー 1~4 に HDMI セレクタの入力切換も割り当てました。

もとはと言えば BD レコーダのリモコンが効かなくなったイライラを解消するための買い換えでしたが、結果的に複数のリモコンをまとめることができ、非常に満足度の高い買い物となりました。

学習リモコンと言えば私はかつてのハイエンドモデル RM-AV3000U も持っているんですが、あれは超多機能でホームシアターのセンターコンソール然とした雰囲気は良かったものの、巨大だし重いし操作の大半がタッチパネル化されていた(それは良いけど表示のカスタマイズの幅が狭かった)ので微妙に扱いづらく、結局プロジェクタをセットアップして映画を観るときくらいしか使わなくなってしまいました(´д`)。今なら静電容量式のカラータッチパネルでもっと使いやすくできそうですが、当時はまだちょっと早かったのかもしれませんね・・・。

ソニー / RM-PLZ430D

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2011/08/15 (Mon.)

Sony BDZ-AT900

今日まで帰省していました。

帰省中、実家のリビングのテレビの下に、気がつけば今までと違う BD レコーダがあることに気づきました。

ソニー / BDZ-AT900

BDZ-AT900

去年来たときにあったのは確か BDZ-RX55 だったはずなのに・・・。父に聞いてみたら、「もっと容量が欲しくなったから買い換えた。前のは別室で使ってる」とのこと。昔は VHS ビデオさえたまにしか使わなかったのに、実家に DVD プレイヤーすらなかった 5~6 年前に一番安いスゴ録をプレゼントしたところ、それ以来好きな時代劇やサスペンスを「おまかせ・まる録」で録りためて、暇なときに見ているようす。自分で(かどうか知らないけど)テレビと HDMI 接続して、入力切り替えの手順まで覚えているんだから、成長したものだ(笑。

2008 年の BDZ-X95 ユーザーの視点からすると、同時録画時の制限(チューナ 2 では AVC 録画ができない、おまかせチャプターがつかない、チューナ 1 録画時には裏番組視聴や高速ダビングができない、など)がほとんどなくなって、2 系統のチューナの違いをほとんど意識することなく使えるのがとてもうらやましい。けど、自分自身ではテレビの録画をほぼ F1 中継以外では使っていないこともあって、制限がある X95 でも事実上あまり困っていません(笑。

画音質面では、BDZ-AT900 は普及モデル内での最上位機種で、高画音質回路やアルミニウムシャシーなどハードウェア面で奢った BDZ-AX シリーズには劣ります。自分で買うとしたら BDZ-AX1000 あたりにするところですが、実家の環境では画も音もそのままテレビ(BRAVIA KDL-40X2500)から出すだけなので、そのあたりの差分はほとんど分からないかと。機種選定はほぼ HDD 容量だけで決めたようですが、まあ妥当な選択だったと言えそうです。

BDZ-AT900

リモコンはこれまでの機種に比べて随分小さくなりました。高級感はなくなりましたが、軽く持ちやすくなったので、許容範囲だと思います。ウチの X95 のリモコンも最近調子悪いので、保守パーツとしてこのリモコンを取り寄せたいくらい(笑。

リモコンといえば操作は相変わらず XMB(クロスメディアバー)。最近 BRAVIA のほうでは UI が XMB ベースではなくなったようですが、レコーダのほうは健在です。でも、1TB のディスクに AVC でどんどん録りためるような使い方だと、XMB のようにリストまたはツリー方式の UI ではそろそろ使いにくいと感じるようになってきました。このあたりは私自身が torne の UI を経験してしまったことも影響していると思いますが(笑)、そろそろレコーダもこういったデータベース方式の UI を志向していったほうがいいんじゃないかと思いますね・・・。

この BD レコーダも実家では HDD に録画した番組か、子ども向けの DVD くらいしかかけてもらえず、BD メディアを使う機会といったら私が Handycam で撮った子どものビデオを焼いて送ってあげたときくらい、といういかにももったいない使い方をされてしまっていますが(笑)、新型のレコーダがちょっとだけうらやましくなりました。最近、ウチのレコーダも微妙に挙動が怪しいときがあるので、もしかしたら買い換えどきが近いのかもしれませんが、まだ買って 3 年経ってないので、まだしばらく粘ってほしい・・・。

投稿者 B : 23:09 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2011/02/01 (Tue.)

Olasonic のウォークマン対応スピーカ

東和電子、Olasonic卵型スピーカーのウォークマン用モデル -AV Watch

Olasonic(東和電子)からウォークマン対応のスピーカが発表。
同メーカーは昨年 PC 用の USB スピーカ「TW-S7」を発売したメーカーで、USB バスパワータイプのスピーカとしては群を抜く高音質としてネット上のクチコミを中心に隠れたヒット商品となりました。

個人的には、TW-S7 は非常に気になっていたものの、自宅の PC 用としては別途パワードスピーカ(ヤマハの MSP3)を持っているから持て余すだけだし、ウォークマンか iPod 対応バージョンが出たら欲しいなあ、と思っていたら、満を持してようやく出てきました。
ウォークマンの WM-PORT に対応したドックが付属し、ウォークマンだけでなく USB 接続やアナログライン接続で他の機器も接続可能。ドック式になったおかげで、従来はスピーカのエンクロージャ内に配置されていたアンプ等のパーツがドック側に移動し、スピーカの内部に余裕ができたことで、音質はさらに向上しているとのこと。

本体カラーはチタンシルバーのみのようで、可もなく不可もなくという感じですが、最近 TW-S7 のほうで通販生活ステレオサウンド社とのコラボカラーモデルを積極的に販売しているようなので、これも同様のカラバリ展開に期待。ステレオサウンドのコラボカラーはかなりイイ感じなので、これの TW-D7WM 版が出てくれないかなー。

ということで出たらかなり買いたい方向。使い途はこれから考えます(ぉ。

投稿者 B : 23:57 | Audio | Audio & Visual | WALKMAN | コメント (0) | トラックバック

2010/12/28 (Tue.)

Sony MDR-EX800ST

昨日の忘年会で、ソニーのカナル型ヘッドホン「MDR-EX800ST」を試聴する機会をいただいたので、感想をメモ。あまり長時間聴き込んだわけではないので、軽くですが。
というか、この場の参加者は私以外ほぼ全員 EX1000 か EX800ST を使っているという変態集団(※誉め言葉です)だったんですが、どういうこと(´д`)。

ソニー / MDR-EX800ST

MDR-EX800ST

イヤーピースを耳に入れ、音を出してみての第一印象は「音が鋭い!」。こないだ買った MDR-EX600 と比較すると、音質の傾向は似ていながらも音像がシャープに感じられます。やはりスタジオモニターヘッドホンである MDR-CD900ST と音の作り方が似ていて、音源をストレートに鳴らしてくれ、音を分解・分析しながら聴くのに向いていると感じました。ただ、音源を「音楽」ではなく「音」として加飾なく再現するので、ソースによっては聴き疲れてしまうかもしれません。といっても、CD900ST ほどキツい音ではないので、モニター系ヘッドホンのフラットな音質が好みであれば、リスニング用途にも使えると思います。

ドライバーユニットや振動板など、ヘッドホンのベースが EX600 と共通なので、「ボリュームを上げるとリニアに情報量が増えてくる」という特徴は EX600 と同様。ついボリュームを上げたくなってしまうヘッドホンだと思います。その上で、カリカリした音質の EX800ST、ほどよく音のエッジを丸めて聴きやすくしてくれるのが EX600 という印象。性格の違いから EX800ST のほうが解像感が高く聴こえるので、聴き比べると EX800ST のほうが好みという感想を持つ人のほうが多そうです。

ケーブル(イヤーハンガー)は EX600 よりも EX800ST のほうが細身でしなやかなので、取り回しが良い感じ。EX600 の付属ケーブルはまだあまり馴染んでこないので、ケーブルだけ EX800ST のものを取り寄せて換装したくなりました。

一般販路では入手できない製品でメーカー保証も限定されるで、万人にお勧めするものではありませんが、EX1000/EX600 を購入検討するなら選択肢に入れ、機会があれば試聴してみる価値はあるヘッドホンだと思います。正直、私も欲しくなりましたが、EX600 に加えて EX800ST も買ってしまうと、値段的には最初から EX1000 買っといたほうが良かったんじゃね?ということになるので、ぐっとガマン(´д`)。

ちなみに宮地楽器さんの blog でこのヘッドホンの開発者インタビュー兼レビューのエントリーが非常に秀逸だったので、参考までに貼っておきます。

SONY渾身の逸品イヤフォン、MDR-EX800ST!スタッフレビュー! | 宮地楽器 RECORDING GEAR | RECLOG

投稿者 B : 22:08 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2010/12/09 (Thu.)

ノイズアイソレーションイヤーピースを取り寄せてみた

MDR-EX600、非常に気に入って使っています。外を歩いている間や地上の電車に乗っている程度であれば、ノイズキャンセリング機能なしでも十分なほど遮音性も高いので、全く常用に足りる感じ。ただ、地下鉄や飛行機に乗るとウォークマンのデジタルノイキャンの効果を実感するのも事実です。

ということで、ウォークマン付属の NC ヘッドホンの遮音性をさらに高めるべく、MDR-EX600 のノイズアイソレーションイヤーピースを取り寄せてみました。

ノイズアイソレーションイヤーピース

通常のハイブリッドイヤーピース「EP-EX10」ならば店頭でも買えるんですが、ノイズアイソレーションイヤーピースはまだ単品販売されていないので、サービスステーション等で保守パーツ注文するしかありません。

ノイズアイソレーションイヤーピースは、形状的にはハイブリッドイヤーピースと互換性があるので、もちろんウォークマンの現行型 NC ヘッドホン(MDR-NC033)にも装着可能です。

ノイズアイソレーションイヤーピース

ノイズアイソレーションイヤーピースだからといって装着感が大きく違うというほどではなく、ハイブリッドイヤーピースに比べて耳へのフィット感が少し高まったようなつけ心地です。

構造的にはハイブリッドイヤーピースにウレタンフォームを詰めただけ、なので当然ですが、音の味付けは大きく変わらず。それでいて、電車やバスなどの走行中のノイズ等が軽減されているように感じます。イヤーピースの隙間から漏れ聞こえてくる、NC でキャンセルしきれなかった分のノイズをちゃんと遮蔽できているのでしょう。

カナルタイプの非ノイズキャンセリングイヤホンとしては、私が今まで使った中では Shure の耳栓型イヤーピース(イヤーピース自体が耳栓と同じようにウレタンフォームを潰して耳に詰める仕組みになっている)が遮音性としては最高でしたが、同時にウレタンフォームに音が吸収されてしまうためか、やや抜けの悪い篭もった音に聞こえてしまうデメリットがありました。
が、このノイズアイソレーションイヤーピースなら、ウレタンフォームの遮音性とハイブリッドイヤーピースの高音質が両立できている気がします。

デジタルノイキャンになって以来、NC の効果はアナログ方式よりも向上して音質に与える影響も軽微になったので、ウォークマン付属の NC ヘッドホンはそのままでも十分に NC 効果と音質を両立できていると思います。そのためノイズアイソレーションイヤーピースの効果は劇的というほどではありませんが、NC の効果にこだわる向きにはオススメしたい手法です。ただイヤーピースの入手性があまり良くないのはちょっと残念なところ。

まあ、繰り返し言っているとおり、個人的にはむしろ上位グレードの NC ヘッドホン(MDR-NC300D のような独立型じゃなくて、ウォークマン内蔵の NC 機能を利用するタイプ)を出してほしいですが・・・。

投稿者 B : 22:34 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック