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2018/04/13 (Fri.)

OverLay Plus for WALKMAN NW-A40/A30

ウォークマン A30 の保護シートが随分ヘタってきたので新しいのに買い換えました。

ミヤビックス / OverLay Plus for ウォークマン NW-A40 シリーズ / NW-A30 シリーズ OLNWA30/12

OverLay Plus for NW-A30

今まで使っていたのはソニー純正クリアケースについていた保護シート。一年以上にわたってほぼ毎日使っていれば、さすがに細かい擦り傷や部分浮きが出てきます。
買い換え先はいつもの OverLay Brilliant...と思ったんですが、そういえば上位機種のウォークマン NW-ZX300 ではマットガラスを採用していてなかなかいい質感だったよなあ、というのを思い出して、アンチグレア仕様の OverLay Plus を選択。私は昔はアンチグレア派だったんですが、液晶の高精細化に伴ってアンチグレアフィルムでは機種によってモアレやギラつきが気になるようになってしまい、以来 OverLay Brilliant(グレア仕様)または Magic(キズ修復仕様)を買っていました。

OverLay Plus for NW-A30

早速貼ってみました。
少なくとも消灯した状態では、ディスプレイ面のテカリが抑えられて落ち着いた良い雰囲気に見えます。

では、実際に画面を表示させてみましょう。

OverLay Plus for NW-A30

...あ、全然悪くない。
一昔前のアンチグレアフィルムと比べて表面の粒子が細かくなったのか、モアレは感じないしギラつきや黒浮きも気になりません。最近のノート PC でもノングレアパネルは実際にはハーフグレア(グレアとアンチグレアのいいとこ取り)だったりしますが、それに近い質感。ディスプレイ面への映り込みがほぼなくなったため、視認性も良くなりました。

OverLay Plus for NW-A30

これはなかなかイイ感じ。買い換えてないのに、何となく ZX300 を使っているような気になってきます(ぉ。
食わず嫌いせずにもう少し早くアンチグレアフィルムを試しておけば良かったなあ。

あとは擦り傷がつきやすいかどうかが気になっているので、しばらく使いながら様子を見てみようと思います。

ミヤビックス / OverLay Plus for ウォークマン NW-A40 シリーズ / NW-A30 シリーズ OLNWA30/12

B01LZ2SJXZ

投稿者 B : 23:00 | Audio & Visual | WALKMAN | コメント (0) | トラックバック

2018/04/11 (Wed.)

DAZN で改めて F1 バーレーン GP を観る

今シーズンの F1 およびレッドブルエアレース観戦のため DAZN を契約したわけですが、F1 開幕戦の決勝レースは結局青山でのライブビューイングに参加してしまったため、今季予選~決勝を通しで DAZN で観たのは先日のバーレーン GP が初めてでした。もちろんこのために購入した Fire TV を利用して、テレビで観戦。

DAZN

DAZN

DAZN の仕組み自体は一年前から大きく変わっていないので、画質周りの印象は昨年試用したときの感想と大きくは変わらず。スカパー!での放送と比べるとビットレートが低いのか解像感は少し劣るし、フレームレートも 25fps なので若干のパラパラ感はあります。でもまあ許容範囲かな...。スカパー!よりも安い料金で F1 全セッションに加え F2 やレッドブルエアレースまで観戦できることを考えれば不満はありません。
敢えてイマイチな点を挙げるとすれば、スカパー!とは実況・解説とサーキットノイズの音量バランスが異なり、F1 マシンのエンジン音が小さく聞こえること。解説は聞きやすくていいんですが、ただでさえハイブリッド化で迫力がなくなっているエンジン音がさらに小さくなってしまって寂しい。

DAZN

あとこれは DAZN とは関係ない話ですが、今季から F1 公式の国際映像に表示される情報の種類と量、それにデザインがガラッと変わって見やすく、かつ分析に必要な情報がタイムリーに出てくるようになりました。昨年から F1 の商業面を仕切っているリバティ・メディアの方針でしょうが、これはありがたい。

また、今季の DAZN の F1 中継ではオンボード映像やタイムフィードなどの関連情報を表示する「F1 ZONE」という機能が提供開始されたとのことでしたが、Fire TV リモコンのオプションボタンを押してみても何も表示されない。よく確認してみたところ、

DAZN

DAZN 内でバーレーン GP 決勝の番組が二つあって、その片方が F1 ZONE になってるじゃないですか!そういうことか(;´Д`)。完全にテレビのデータ放送みたいな感覚で出したり消したりできるものだと思ってた。

DAZN

F1 ZONE の映像はメインの国際映像のほかオンボード映像(任意にドライバーを選択できるわけではない)、タイムフィード、それと右下にドライバーのプロフィールやコース解説が表示される程度。タイムフィードはありがたいけどそれ以外の情報についてはちょっと浅いかなあ...。メイン画面が小さくなってしまうこともあるし、これなら通常の中継を観たほうが楽しいです。

...が、DAZN は複数端末から同時ログイン・同時視聴が可能なので、例えばテレビ画面で通常中継を観ながら手元のタブレットや PC で F1 ZONE を観る、というハイブリッドな使い方ができます。タイムフィードは観戦上かなり有用な情報なので、観戦自体はテレビでしながらタイムフィードを常時確認するためだけに手元に PC(またはタブレット)で F1 ZONE を流しておくというのは賢い使い方だと思います。スマホ/タブレット向けの Official F1 App を使えばもっとリッチなライブタイミングやチームラジオなどの情報もチェックできますが、課金までするかは微妙...と思ってここ 2 シーズンほどは使っていなかったので、今季は公式アプリ代わりに F1 ZONE でタイムフィードをチェックしようと思います。

DAZN

ちなみに昨今はメジャーリーグの大谷翔平やテニスの大坂なおみが大活躍していますが、DAZN はちょうどいい具合にそれらのカテゴリも網羅してくれているので、普段モータースポーツ以外のスポーツ中継をあまり観ない私も、そういう注目のゲームを配信してくれていると観てしまうわけです。普段チェックしていない(=録画していない)競技の試合も後からフォローできるのは改めて VOD のいいところだということを、大谷を観ながら実感(笑。

そういえばこのエントリーを書いていたところで、インプレス Car Watch に DAZN での F1 観戦についての素晴らしい取材&レビュー記事が掲載されていたので、ぜひご一読を。

2018年のF1シーズン開幕! 好評の新機能「F1 ZONE」を公開したDAZN(ダゾーン)に行ったぞーん - Car Watch

個人的には 1989 年頃からずっと川井チャンが解説する F1 に慣れ親しんできたせいか、あの甲高い声がない F1 中継にはちょっと違和感もあります(笑。
上記記事によるとオーストラリア GP では実況:サッシャ氏、解説:オグタン(小倉茂徳氏)だったようですが、バーレーンでは実況:中島秀之氏(昨年くらいまでスーパー GT やスーパーフォーミュラのテレビ解説を担当。F1 日本グランプリでは鈴鹿サーキット現地での Pit-FM 実況でもおなじみ)、解説:中野信治氏(元 F1 ドライバー)というコンビで、これまた安定感がありました。なんというか、スカパー!の解説はみんなベテランすぎて話が内輪感あるのに対して、DAZN の解説は分かりやすさ重視という印象。初心者向けにも分かりやすそうなのはもちろんですが、長年観ているファンとしてもレースの状況が的確に把握できてありがたい。DAZN の実況解説、これはこれでアリだと思うし、これに慣れたらスカパー!は聞きづらく感じそうな気がします(笑。

地上波放送があったころのフジテレビの F1 中継は、スカパー!が初心者お断りの玄人向け放送、逆に地上波は謎のイケメン推しで女性ファンを獲得しようとするなど(ロズベルグに「音速ディカプリオ」とか渾名をつけてた...)バブル期の放送から何も変わっておらず、ちゃんとファンを獲得して育てようという姿勢が感じられないのがどうかと思っていました。その結果地上波も BS 放送もなくなり、日本の F1 は昔からのファンだけがスカパー!で観るものに...という先細り傾向。それに比べると DAZN の F1 中継は地味めだけど分かりやすく、また同じ契約の中でエアレースやスーパークロスといったカテゴリも観戦できるため、他カテゴリのモータースポーツファンが横移動しやすい。定着しにくい客層を狙うのではなくちゃんと刺さる層をターゲットにしているという意味では、さすが専門配信事業者だなと感じます。カテゴリを問わず国内モータースポーツは先細りの状況ですが、DAZN と各カテゴリのメーカーやプロモーターが手を組めば、もうちょっとは盛り上げられるのではないでしょうか。個人的にはインディとスーパーフォーミュラ、スーパー GT くらいまでは網羅してもらえるとありがたいし、人にも勧めやすくなるのですが。

Amazon / Fire TV (New モデル) 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属

B06XTXMCHR

投稿者 B : 23:59 | Audio & Visual | コメント (0) | トラックバック

2018/03/23 (Fri.)

Echo Dot: Music Unlimited と Bluetooth スピーカと

Echo Dot を買ったら、とりあえずは音楽ストリーミングの再生機器として使いたくなるわけです。

Amazon / Echo Dot (New モデル)

Echo Dot

Clova WAVE は私自身はそれほど積極的に使わなかったけど、私がいないときに家族がそれなりに LINE MUSIC の再生端末として使っていたようです。子どもが家にいるときにテレビをつけっぱなしにするよりは音楽でもかけていたほうがいいだろう、という感じで日常生活の BGM に使っていました。LINE MUSIC の半年間無料が切れてからはやや静かな生活に戻っていたわけですが、Amazon の音楽配信サービスが LINE MUSIC と遜色ないようであればそちらに乗り換えようという腹づもり。

Amazon の音楽配信サービスは三種類あり、概要は以下の通り。

  • Amazon Music: 月額利用料なしの購入型音楽配信サービス
  • Amazon Prime Music: プライム会員向けの定額聴き放題サービス。ライブラリは 100 万曲
  • Amazon Music Unlimited: プライムとは別料金の定額聴き放題サービス。ライブラリは 4,000 万曲
Echo で使うなら実質 Prime Music か Music Unlimited かの二択ということになります。一応キャリア系の d ヒッツ(docomo)やうたパス(au)にも対応しているため、邦楽中心に聴きたいならキャリア系サービスのほうが楽曲の網羅性はありそうです。

私はプライム会員ではないし、スマホや PC で利用せず Echo のみで使うのであれば Music Unlimited は ¥380/月 と格安。ただし 4,000 万曲とはいってもどんなアーティストと楽曲が含まれているかは特に説明がなく、自分に合っているかは試してみないことには判りません。Music Unlimited には他の音楽ストリーミングサービスと同様に一ヶ月間の無料体験期間があるので、その期間を利用してライブラリが気に入るかどうかを確認することができます。

Amazon Music Unlimited

以前、他社が展開していた同名の「Music Unlimited」を使っていた身としては、改めて全く違う系統の Music Unlimited を利用することには複雑な感覚がありますね(´д`)...。
ただ、Music Unlimited Echo プランの契約の仕方が PC やスマホ経由ではなく、Echo に「Alexa、Amazon Music Unlimitedに登録して」と話しかけるだけで完了するというのはなかなかスマートだと感じました。普通に PC から登録するんだと思ってちょっと探してしまいましたが。

とりあえず、ざざっといろいろ試してみた感触としては、「楽曲やアーティスト単位で指定して再生できる割合は体感で半分くらい」という感じ。宇多田ヒカルはあるけど久保田利伸はないとか、洋楽でもややマイナーなアーティストになると網羅してないとか、そんな感じ。一方で映画のサントラは(少なくとも私が試した範囲では)意外と網羅性があるようでした。さすがにないだろと思いつつ冗談で試してみた『孤独のグルメ』のサントラがかかったときは戦慄しました(笑。
感覚的には LINE MUSIC よりはライブラリの充実度が高いように思いますが、こういうのは楽曲の網羅数よりも「自分が聴きたい音楽があるかどうか」だから何とも言えません。どのストリーミングサービスも「聴きたい楽曲が全てある」という状況ではない以上、楽曲やアーティスト指定で聴くよりもジャンルやチャンネル単位で再生して聴き流す BGM 的な使い方が現時点では最適でしょうね。

しかし音楽用スピーカとしては Echo Dot はさすがに貧弱と言わざるを得ません。中域以外はでていないと言って良い、スマホの内蔵スピーカよりは多少マシという程度の音。まあそれが分かっていて、外部スピーカ利用前提のつもりで買ったから不満はないんですが、どのスピーカに繋ごうかな...と試していたときに発見したのが

Echo Dot

Clova WAVE の上に Echo Dot がピッタリはまるサイズということ(ぉ。
Echo Dot は Bluetooth スピーカを外部機器として接続することができ、Clova WAVE は逆に Bluetooth スピーカとして使うことができるので、

Echo Dot

Echo Dot に Clova WAVE をペアリングして WAVE から音を出すことだってできてしまいます(笑。
当然ながら WAVE のほうがスピーカとしてのスペックは高いので、このほうが数段良い音がでます。WAVE の頭脳の部分を全く使わないことに対する罪悪感みたいなものは残りますが(ぉ。

Echo Dot

まあ、外部スピーカを使うなら WAVE よりももう少しちゃんとした Bluetooth スピーカを使った方が満足度は高いですね。WAVE はあくまでモノラルだし。

海外では既にヤマハの MusicCast 機器が Alexa 連携に対応しているようなので、これが早く日本にも来てほしいところです。単に MusicCast 機器が Alexa スキルに対応して音声操作ができるだけなのか、Echo で受けたストリーミングミュージックを MusicCast 機器で鳴らすことまでできるのかは分かりませんが、我が家で最も音が良い環境はリビング(ヤマハ RX-A2050+B&W 704)なので、それが Alexa 連携できるようになるといろいろと捗りそう。

スキルについてはいろいろと実験のしがいがありそうなので、また追って試してみようと思います。

Amazon / Echo Dot (New モデル)

B06ZYTTC4P

投稿者 B : 23:10 | Audio | Audio & Visual | Music | コメント (0) | トラックバック

2018/03/21 (Wed.)

Amazon Echo Dot

私のところにもようやく招待状が届きました。

Amazon / Echo Dot (New モデル) (ホワイト)

Echo Dot

発売から随分時間が経ってしまい、スマートスピーカの話題も一段落した感がありますが、少なくとも Amazon Echo に関してはまだ買えていない人の方が多いようなので、今さらでも多少はネタにして良いかな。
私は先行して発売されていた Clova WAVE を試してはいたものの、Google と Amazon の日本参入以来 Clova WAVE はすっかり存在感がなくなってしまい、また先行体験版の購入特典だった LINE MUSIC の半年無料権が 2 月で切れてしまったこともあって、ここ一ヶ月ほどは置物と化していました。なので Echo が買えたらしばらく試してみてどちらを残すか決めようと思っていたのでした。

Echo Dot

パッケージはコンパクトかつシンプルながら、表面にはエンボス加工や部分コーティングが施されていて妙にお金かかってます。

Echo Dot

買ったのは最もエントリーにあたる Echo Dot。デカいスマートスピーカが何個もあってもしょうがないし、Clova WAVE と違って良い音を出したければ外部スピーカに接続するという手段が執れるし、まずはシンプルなものをということで選択。灰皿くらいの大きさしかないのでその辺に転がしておいても良いですが、WAVE のようにバッテリが入っているわけではないので、かならず電源(microUSB)が必要なのが惜しいところ。

Echo Dot

インターフェースは電源(microUSB)とアナログライン出力のみ。その気になればちゃんとしたアンプにライン接続すればそれなりの音が出せますし、Bluetooth スピーカとも接続できます。Echo シリーズの中では最もシンプルな機種ですが、意外とツブシが利きます。

電源を入れると LED がクルクル回った後「Echo アプリでセットアップしてください」というアナウンス。スマホに Echo アプリをダウンロードして、そこから初期設定を行います。

Echo Dot

Echo アプリのようこそ画面。いきなり中途半端な和英混在メッセージが表示される UI にちょっと引いてしまいました。Kindle や Fire TV が OOBE(初期設定)の UX がかなりスムーズで好感が持てたのに比べると、いかにもまだまだ未完成なデバイスという印象で、少し不安。

Echo Dot

セットアップ画面には日本未発売の Echo Tap のメニューも表示されています。Tap ってあまり話題になっていませんが、そのうち日本でも発売されるんでしょうか。

Fire TV よりは幾分面倒なセットアップを完了すると、普通に使えるようになります。

Echo Dot

Echo アプリからは Alexa との対話履歴を確認し、残しておきたくないログは削除することが可能。ログを読んでみた限りでは日本語の認識精度は Clova より全然良いし、ウェイクワード(Echo の場合は「Alexa」)へのレスポンスについても WAVE では「ビコン」という反応音を聞いた後でないとコマンドを受け付けてくれなかったのが、Echo では「Alexa、音楽をかけて」というようにほぼ繋げるような形で発話してもしっかり認識してくれる。Clova の認識率の低さとレスポンスの悪さに辟易気味だったので、このストレスがないだけでも使おうという気にさせてくれます。

Echo Dot

Echo の売りの一つがサードパーティ製の機能を利用できる「スキル」。日本向けのスキルはまだまだ多くはない状況ですが、これについては今後ぼちぼち使っていくつもり。

Echo Dot

とりあえず今日届いてセットアップし、基本的な機能を触ってみた程度なので、これからいろいろ実験しようかと。Clova WAVE よりは使い物になりそうな感触があるので、どれくらい日常的に役立ってくれるか見極めようと思います。

Amazon / Echo Dot (New モデル)

B06ZYTTC4P

投稿者 B : 23:18 | Audio | Audio & Visual | コメント (0) | トラックバック

2018/03/16 (Fri.)

やっぱり良さげな BenQ HT2550

【西川善司の大画面☆マニア】20万円を切る4K/HDRプロジェクタ登場! BenQ「HT2550」のリアル4K的実力-AV Watch
BenQ / ホームシネマプロジェクター HT2550

B078ZZSWPS

発表以来ずっと気になっていて、何人かの方から「買わないの?買うんでしょ?」的に言われている BenQ の 4K プロジェクタ HT2550。拘らなければ 65inch の 4K テレビが 20 万円そこそこから買えてしまう時代にあって民生用プロジェクタはもはや絶滅危惧種なのか、発売後もなかなかレビュー記事が増えてきませんでした。が、ここにきてようやく AV Watch 西川善司氏の連載『大画面☆マニア』で詳細なレビューが掲載されました。西川氏のプロジェクターレビュー、かなり詳細でありながら自分の環境での実使用に適しているかどうかという観点でも判断材料にしやすくて、私は昔から信頼を置いています。

最も気になっていた「全画素ずらしによるリアル(?)4K」の画質に関しては、少なくとも UHD BD などの映像作品を観る分には(この価格帯として)十分に満足できそう。いっぽうで、製品のコアとなる DLP パネル以外の部分についてはコストを重視した大胆な割り切りのもと企画されているようで、よく言えば一点豪華主義、ネガティブに言えばアンバランスな製品であるとも言えます。ズームもフォーカスも手動、ズーム倍率はさほど高くなく、レンズシフト機能もなし。また映像が光軸に対して上にオフセット投写される仕様と、やや大きめというファンノイズも気になるところ。設置の自由度は決して高くないため、設置環境にズバリ適合すれば非常にお買い得だけど、その条件から外れるとやや扱いづらそうではあります。

そういう意味で言えば、HT2550 よりも 10 万円高くなるけど Optoma の『UHD60』は 1.6x のズームレンズとレンズシフトを搭載し、かつ高輝度 3,000lm のランプ、および 2,716×1,528 の二倍速駆動 DLP による 4K 対応など、HT2550 で物足りない部分を一通りカバーしているんですよね。1.5 倍の価格は悩ましいですが、設置しづらい環境に HT2550 を強引に導入するよりも、ちょっとがんばって UHD60 を買った方が納得感はあるのではないかとも思います。HT2550 も、トライ&バイ(購入前に自宅環境で試せる仕組み)があればもっとハードルが下がるんだろうけどなー。

ともあれ一度実機の映像を見てみないことには判断つかないので、時間を見つけてアバックあたりに行ってこようと思います。

投稿者 B : 21:55 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2018/02/24 (Sat.)

Amazon Fire TV

Amazon の J リーグ開幕セールに乗っかって、Fire TV を購入しました。

Amazon / Fire TV (New モデル) 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属

Fire TV

先日 DAZN for docomo を契約して、今シーズンのモータースポーツは DAZN で観ることに決めましたが、再生デバイスは PS4...でもいいんだけど、もっとシンプルに Fire TV にしようかなあ、と考えていました。そこにちょうど良い具合にセールが始まったので、すかさず購入。本来 ¥8,980 のところがキャンペーンで ¥7,480 になり、さらに DAZN ユーザーであれば 1 ヶ月分の無料コードがもらえるので(キャンペーンサイト上では最大 2 ヶ月と記載されていますが、1 ヶ月分はもともと DAZN の初回契約時についてくる無料分なので注意)実質 ¥6,500 で買えたことになります。まあ我が家のテレビは 4K・HDR に対応していないので、もともと安い Fire TV Stick でも十分なんですが、それはそれ。

Fire TV を発注する際に、いつもの感覚で画面表示をよく見ずにクリックして進めていったところ、途中に Amazon プライムに入会させるダイアログが挟まっていたらしく、プライム契約されてしまいました(;´Д`)ヾ。最近の Amazon はこうやってプライムなりフレッシュなりに契約させようとしてくるのが本当にいやらしい。こういうのが続くから最近はもう Amazon よりもヨドバシ・ドット・コムで買い物をすることが増えているわけです。
契約してしまった Amazon プライムは、とりあえず 1 ヶ月後に更新終了するように設定して、この 1 ヶ月間はできるだけモトを取るように使い倒そうと思います。Fire TV のおかげでプライム・ビデオの見放題も扱いやすくなるし。

Fire TV

テレビに Fire TV を接続して Wi-Fi を接続し、Amazon アカウントを入力するだけでサクッとセットアップ完了。Amazon のハードウェアはセットアップが簡便なのがイイ。

ホーム画面のデザインは Android TV なんかとほぼ同じで、特に迷うこともありません。
「次に観る」のところに、以前 PS4 の Amazon ビデオアプリで観ていたガルパンが表示されているのが、全てがユーザーアカウントベースで動いている Amazon らしい作り。

Fire TV

ホーム画面から探っていくと、例えば『孤独のグルメ』は Amazon ビデオだけから探すのかと思ったら、「シーズン 6 エピソード 1」が二つ表示されているじゃないですか。何かと思ったら、片方はプライム・ビデオのもの、もう一方はプリインストールされている Netflix のものでした。つまりホーム画面から各種 VOD サービスを横串で扱えるということですね。Android TV(最近のバージョンは触ったことがないので、2~3 年前の状況しか知りませんが)では基本的にアプリ(サービス)単位での表示しかできなかったはずなので、これは便利かも。まあ複数の VOD サービスを契約する人は多くないとは思いますが。

Fire TV

DAZN アプリのほうは見た目も使い勝手も PS4 アプリと同じで、特に戸惑うこともなし。もうちょっと違ってもいいんじゃないという気もしますが(笑。

観るだけなら PS4 でもできることは同じですが、スリープからの復帰時間が PS4 よりも Fire TV のほうが短いし消費電力も低いので、日常的に使うなら Fire TV のほうが使いやすい。

Fire TV

ちょっと悩ましいのが機能制限。Fire TV は家族にも使わせようかと思っているんですが、子どもに勝手にコンテンツ購入されると困るので機能制限をつけようと思ったのですが、PIN の入力が面倒。しかもかなりイチイチ PIN を求めてくるので自分自身が使いにくくなってしまって、どうしようかと思っています(しかも入力した PIN がモロに画面表示されるので、子どもと一緒に使っているときに入力できないし)。とりあえずペアレンタルコントロールとコンテンツ購入制限だけつけて、あとは制限なしにして様子を見ることにしました。
あとは根本的に我が家のテレビの HDMI 入力が少ないのがそろそろ辛くなってきたなー。既に HDMI セレクタが 2 台ぶら下がっている状況だし、HDMI 入力が 8 個くらいついているテレビが欲しい(笑。

ともあれ、これで来月の F1 開幕を迎える準備ができました。
Fire TV のキャンペーンは明日 2/25 まで。

Amazon / Fire TV (New モデル) 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属

B06XTXMCHR

投稿者 B : 22:50 | Audio & Visual | Visual | コメント (4) | トラックバック

2018/02/14 (Wed.)

BenQ HT2550 が気になっています

年末の発表時から気になっていた BenQ の低価格 4K プロジェクタ「HT2550」が一昨日発売されました。

20万円を切る4K/HDRプロジェクタ。ベンキュー「HT2550」は「ゲームチェンジャー」 - AV Watch
BenQ "20万円切り"4K/HDR DLPプロジェクター「HT2550」の実力をチェックした (1/3) - PHILE WEB

今年こそプロジェクタを買い換えたい、けど予算的には 20 万円以下で何とか...と思っていたところに突如として発表された HT2550。しかも発表時点での予想価格から少し値下げして、最初から 20 万円を切る価格帯での発売とはかなり攻めています。4K で 20 万円以下というのは現時点では競合が全くありませんからね。

BenQ / ホームシネマプロジェクター HT2550

B078ZZSWPS

しかし引っかかるのが実際のスペック。発表当初は 4K(3,840×2,160)の DLP パネルを搭載したプロジェクタということしか発表されていませんでしたが、実際には 2K(1,920×1,080)パネルを 4 倍速駆動して 4K 表示に対応するという、いわゆる「擬似 4K」であることが発売タイミングになって明らかになりました(TI の DLP デバイスのスペックを調べれば判ることではあったかもしれませんが)。
考えてみれば最新のネイティブ 4K DLP を搭載したプロジェクタがいきなり 20 万円以下で買えるというのはちょっとあり得ない話ではあるんですが、期待が高かっただけに少し残念です。先に発売されているエプソン「EH-TW8300」も 2K パネルの倍速駆動画素ずらしによる擬似 4K 表示に対応していましたが、こちらは 2K プロジェクタとしては素晴らしいけど擬似 はそれなりという評価のようです。HT2550 の場合は 4 倍速で 4K の全ピクセルを描写しているため 4K 表示の精細さは TW8300 よりも期待できますが、そのぶん輝度やコントラストに副作用が出るのではないかとも思います。

まあ、4K 対応プロジェクタと言っても 4K パネルを搭載した製品はまだまだ高価で、最も安いのがソニーの VPL-VW245(実売 50 万円前後)。30 万円台の BenQ 「HT8050」や Optoma「UHD60」は 2,716×1,528 の DLP パネルを倍速駆動して 4K 表示させているということなので、普及価格帯のモデルはまだまだそういう手法に頼らざるを得ないということでしょう。解像感と発色やコントラストが十分両立できていればネイティブ 4K パネルにこだわる必要もないとは思いつつも、プロジェクタはテレビとは違って比較視聴できる場が限られているのが難しい。BenQ も Optoma もヨドバシやビックではほとんど扱いがなく、BenQ の展示はアバックくらいでしかやっていないし、Optoma に至ってはほとんど実機を確認できないに等しい。こればっかりは実機を見ずに購入するのが怖いので、とりあえず秋葉原か横浜のアバックにでも行ってくるかなあ...。

投稿者 B : 23:55 | Audio & Visual | Visual | コメント (0) | トラックバック

2018/02/03 (Sat.)

DAZN for docomo を契約

昨年の F1 シーズン終盤に、来季はスカパー!ではなく DAZN で観戦しようと考えていましたが、F1 開幕に先だって DAZN を契約しました。

というのも、今年はレッドブルエアレースのライブ配信を DAZN が独占で行うことになったから。NHK BS は録画放送で、構成もさることながら能勢雄一さんの解説や辻よしなりさんのリポート含めとても良いんですが、時差があるので先に SNS で結果を目にしてしまうのが辛い。結局昨シーズンは公式のネット配信で観戦していました。それでも昨年までの二週間遅れ放送から、室屋がチャンピオンを獲得したことで当日夜の時差放送にしてきたのは立派だと思いますが。
DAZN のライブ配信権取得に伴って昨年まで無料ライブ中継していた RedBull 公式でのネット配信は日本向けには行われなくなり、予選まで含めてライブ観戦するには今季は DAZN を契約するしか選択肢がなくなってしまいました。海外では引き続き RedBull 公式での無料ネット配信をやっているようなので、日本でライブ中継を見たかったら DAZN に金払え、というやり方はちょっと横暴ではないかと思います。

とはいえ、いずれにせよ F1 のために DAZN を契約するつもりだった私としては、コスト的には影響ありません。docomo ユーザーの特権を行使して、DAZN for docomo(¥980/月)をオンライン契約しました。

DAZN for docomo

メインの視聴端末としては PS4 を使います。DAZN は当初は PS4 アプリが提供されていませんでしたが、昨年 8 月に PS4 に正式対応していたようです。
以前買った BD/TV マルチリモコンを使えば、完全にセットトップボックス感覚で操作できます。

DAZN for docomo

DAZN アプリを起動すると、DAZN 直契約のアカウントか DAZN for docomo の d アカウントかを入力します。
DAZN for docomo の場合は、PC/スマホ/タブレットで DAZN の Web サイトにアクセスして、この次の画面で表示されるシリアルコードを入力すると自動的に認証され使用開始できました。リモコンでチマチマパスワードを入力するよりもラクで良いですね。

DAZN for docomo

UI は現代の SVOD サービスとしてはごく標準的。去年 Android 版とブラウザ版では試してみましたが、やっぱりテレビ画面でリモコン操作するほうがテレビの視聴体験としては馴染みます。

なお、エアレースの中継自体は RedBull 公式の映像を再配信しているだけのようなので、実況も全て英語。まあ日本語解説がなくても十分楽しめるコンテンツではあります。

DAZN for docomo

画質的にはこれ本当に 1080p?720p じゃないの?という解像感。まあ昨年の RedBull 公式配信を PC で観ていたときもこんな感じでしたが(↑の写真はテレビ画面を撮影したものなので、本来の画質が再現しきれていません)。
ただ昨年 F1 を視聴したときに気になっていたパラパラ感が今回はそれほど気になりませんでした。DAZN はフレームレートが 25p での配信と聞いていましたが、これはテレビ側でのフレーム補完で多少見やすくなっているということですかね?

...と思いながら室屋選手を応援していたら、

DAZN for docomo

マジかー!!!!!

まさかの室屋選手の予選アタック中に配信がダウン。
現チャンピオンのシーズン初のアタックにアクセスが集中したのか?と思いましたが、後から巻き戻し再生しても該当部分だけ落ちていたので、配信サーバ側ではなく公式映像→DAZN 間のネットワークにトラブルがあったようです。そういえば昨年は J リーグの中継でもトラブルが多発したようですが、やはり信頼性と安定性に関してはまだまだなんですかね...。

DAZN for docomo

配信は数分で復帰しましたが、室屋のアタック二本目の半分くらいは観れませんでした(泣
画面右上にはデバッグ用らしきコードが表示されていますね...。

DAZN for docomo

他には F1 の昨シーズンのダイジェスト映像が配信されていたので、念のため開幕に先立ってどれくらいの画質で視聴できるかもチェックしてみました。
スカパー!での放送と比べると解像感は若干落ちますが、これならまあ許容範囲かなというレベル。あとは昨年観たときの不満点がどの程度改善されているかと解説陣の顔ぶれですかね。

DAZN for docomo

あと何気なくザッピングしていたら、モトクロスの AMA スーパークロス(全米のモトクロス選手権)が配信されてるじゃないですか!写真撮影をきっかけに少しずつモトクロスにハマっている俺得コンテンツ。これで MXGP(ヨーロッパを中心とした世界選手権)もカバーしてくれれば完璧なんですが。
他にモータースポーツカテゴリとしては、F2(旧 GP2)や GP3 も配信しているようです。テレビ放送に比べていろいろと不満や不安はあるにせよ、コンテンツが集まってくればモータースポーツの視聴プラットフォームとして満足度の高いサービスになってきそうな予感。できればスーパーフォーミュラ、スーパー GT、インディカーあたりも網羅してほしいんですが、国内レースは需要が狭すぎますかね...?

HORI / BD/TV マルチリモコン for PlayStation 4

B01ERA93TM

投稿者 B : 21:00 | Audio & Visual | コメント (0) | トラックバック

2018/01/05 (Fri.)

トリプルコンフォート vs COMPLY:イヤーピース比較

Bluetooth 化した XBA-N3 ですが、先日首からぶら下げている間に片方のイヤーピースを紛失してしまいました。ドライバユニットを紛失したのでなくてまあ良かったわけですが、使わずにぶら下げているときにケーブルが長すぎてプラプラしてしまうのはちょっと気になっていました。その点、イヤホン一体型である WI-1000Xicon はネックバンドの途中からケーブルが分岐するデザインになっていて、後発品だけにそのあたりはよく考えられているなあ...と感心します。

さておき補充のトリプルコンフォートイヤーピースを量販店で買ってきたわけですが、どうせならこの際に COMPLY と聴き比べてみようと思い立ち、COMPLY も一緒に買ってみました。

ソニー / トリプルコンフォートイヤーピース M サイズ EP-TC50Micon
COMPLY / Ts-200 M サイズ (ブラック)

COMPLY Ts-200

COMPLY は AKG N30 で使っている Tsx-500 がイイ感じだったので、XBA-N3 にももしかしたら純正よりイイんじゃない?というのは気になっていました。
ソニー製イヤホンに適合するのは 200 番台。XBA-N3 にはイヤホン側に耳垢ガードを兼ねたフィルタがついているので、イヤーピース側には耳垢ガードがない Ts-200 を選択。とりあえずのお試し用だから 2 個セットで安く上げました。

COMPLY Ts-200

COMPLY は形状別にいろんなバージョンがありますが、一般的なカナル型イヤホンの標準イヤーピースに形状の近い「アジアンフィット(Ts)」系が違和感なく使えるんじゃないかと。
低反発ウレタン製で、耳栓のようにイヤーピースを指先で潰してから耳に挿入し、ジワジワ復元して耳穴にフィットしたら装着完了です。

COMPLY Ts-200

XBA-N3 に装着してトリプルコンフォートイヤーピースと聴き比べてみました。

AKG N30 では標準のイヤーピースとは明らかに音が変わり、標準イヤーピースでは抜けてしまっていた中高域がしっかり鼓膜に届くようになって大満足でしたが、トリコン(トリプルコンフォートイヤーピース)も密閉型のイヤーピースなだけあって、COMPLY とは似た傾向。トリコンのほうが高域がダイレクトに耳に入ってくるのに対して、COMPLY では高音が抑えめになります。BA ドライバらしい高音の解像感を楽しみたければトリコン、全体的な音のまとまり重視なら COMPLY、という感じでしょうか。ここは完全に好みの領域だと思いますが、個人的には XBA-N3 の高域はちょっと押し出しが強いと感じているので COMPLY のほうがやや好みかなあ。器楽系の楽曲メインならトリコンのほうが良いかもしれません。
低音と遮音性に関しては COMPLY のほうが良いかと思いきや、トリコンもかなり健闘していてそれほど差は大きくないと感じます。また COMPLY は装着時に若干圧迫感があるのと、数ヶ月の使用で劣化して密閉性が落ちてくるため定期的な交換が必須なのに対して、トリコンは COMPLY ほどは圧迫感がなく耐久性もあるので、扱いやすさという点ではトリコンに軍配が上がります。

どちらも一長一短で一概にどちらが良いとは断言できませんが、XBA-N3 の音のバランスを整えてくれる COMPLY はけっこう気に入ったので、当面 COMPLY で常用しようと思います。でもこれが劣化したらトリコンに戻してしまうかもしれません(笑。

ソニー / トリプルコンフォートイヤーピース M サイズ EP-TC50M

B01M1D31EC

COMPLY / Ts-200 M サイズ

B01GDJNCBA

投稿者 B : 23:20 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック

2017/12/22 (Fri.)

Acoustune HS1551

Acoustune ブランドのカナル型イヤホンを試す機会があったので、試聴してみました。

Acoustune / HS1551 CU (バーガンディ×ゴールド)

Acoustune HS1551

Acoustune(アコースチューン)というブランドは初めて知りましたが、香港発のポータブル系新興オーディオブランドのようですね。香港とはいっても製品設計は日本で行っているようです。まあ、現代では欧州の老舗オーディオブランドであっても製品開発拠点が中国にあったりするし、深センあたりからは新興オーディオブランドがどんどん出てきて日本でも普通に売られていたりするので、今や抵抗感はありません。
この HS1551 は e イヤホンのレビューでかなり高評価を得ているようですし、既に知る人ぞ知るブランドになりつつあるようです。

Acoustune HS1551

まず目につくのがこのインパクトあるデザイン。「中二病全開」と言いたくなるようなメカメカしさを放っています(笑。
外装はハウジングがアルミ、チャンバー(ドライバユニットが収まっている金色の金属パーツ)が真鍮製になっていて、このハイブリッド構造が音質に影響しているとのこと。

イヤーピースは特段遮音性に配慮したものではありませんが、普段使いには必要十分な遮音性があると感じました。

Acoustune HS1551

真鍮製チャンバーの先端にはローレットが刻まれていますが、別に回転はしません(笑。装着すると耳からネジが出ているように見えるので、なんかフランケン感あるなあ...と思ったけどよく考えたらフランケンシュタインは首からボルトが出ているだけで、耳からは出てなかった。

金属感を前面に出したデザインという点では Campfire Audio とイメージが近いですが、鮮烈な赤×金というここまで自己主張のあるイヤホンはそうそう見かけません。むしろガンメタあたりの落ち着いた色にしてほしい気もします(汗。

Acoustune HS1551

ケーブルは当然 MMCX 準拠。ビニール皮膜のぶっといスパイラルケーブルで正直取り回しは良くありません。が、これがまたリケーブルの必要性を感じないほど音が良いケーブルで、これが最初からついてくるなら十分だと思います。

Acoustune HS1551

革製のキャリングケースが付属。ケーブルタイまで革製のがついていてこだわりを感じますが、使い勝手重視の人向けにベルクロタイプのタイまでついてきます。
ついでに言うと(写真は撮りませんでしたが)外箱がアルミ製のハードキャリングケースを兼ねていて、そういう部分にもコストがかかっています。

Acoustune HS1551

この HS1551 ですが、驚くことにダイナミックドライバ一発構成になっています。マルチ BA+ダイナミックのハイブリッド型全盛のハイレゾ時代にあって、かなり挑戦的な商品性。私はダイナミックドライバの深い響きは好きですが、いくら何でも 5 万円のイヤホンにイマドキダイナミック一発はないんじゃないか、という先入観がありました。

が、音を聴いてみていかにその考えが間違っていたかを痛感。十分すぎるほど量感のある低音に、高音についても(少なくとも可聴域については)BA ドライバにも負けないくらいによく伸びる。真鍮製チャンバーの恩恵かすごく艶を感じる高音で、金管楽器やピアノ、バイオリンの高音はもちろんのこと女性ヴォーカルも実に心地良い。自分の手持ちのイヤホンは(価格帯が違うから当然ですが)どれも勝てないくらいに気持ちの良い音だと感じました。例えば XBA-N3 は全体的には気に入っているけど何かが微妙に不満で、今まではそれが何なのか言語化できていなかったのですが、HS1551 と比べてみて「高音の響きが乾いている」ことが不満だったことが浮き彫りになりました。HS1551 のしっとりと響く高音に比べて、XBA-N3 の BA ドライバが鳴らす高音は少しカサカサしている。その違いが聴いているときの気持ち良さの違いを生んでいるのだと感じます。

HS1551 はモニターライクとはお世辞にも言い難い音で、音楽をかなり脚色する感覚があります。低音はしっかり鳴らすし高域もよく響く。またカナル型とは思えないほど音場感があり、ソースによっては耳の外側の空間で鳴っているのを感じます。分析的に音を聴くのには向かないけど、ホールにいるような気分でゆったりと音に浸れるイヤホンだと思います。
5 万円といったら私が今まで買ったイヤホンのどれよりも高価で、おいそれと買えるものではありませんが、これはちょっと無理してでも買いたくなりました。がんばってお金貯めようかなあ...。

投稿者 B : 23:51 | Audio & Visual | Headphones | コメント (0) | トラックバック